JP3700758B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品に付されたラベルコードから当該商品の通常販売価格を読取可能かつ読取通常販売価格を用いて商品登録可能に形成された商品販売データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
単独であるいはデータ通信可能に接続された上位機とともにPOSシステムを形成する例えば電子キャッシュレジスタ型の商品販売データ処理装置は、商品登録機能,会計処理機能等を有する。
【0003】
商品登録機能は、オペレータによってデータ入力手段(スキャナ等)を用いた商品コードが入力されることから開始される。すなわち、制御部が、商品ファイルを参照して入力商品コードに対応する商品データ(商品名,単価等)を取得し、また必要によってキー入力された個数を含む売上データを売上ファイルに記憶(商品登録)する。
【0004】
顧客買上商品の全てについて商品登録が終わると、会計処理機能が実行される。すなわち、1取引終了宣言としての締め操作がキーボード上の締めキーを用いて行われる。必要によって、カードリーダでクレジットカードデータが読取入力され、現金精算の場合には預り金額がキー入力される。かくして、制御部は、合計金額,釣り銭額等の算出を含む会計処理を行う。これに関する会計処理データを含む取引データは、表示器に表示され、レシート用紙に印字されて後にレシートが発行される。ドロワも自動開放される。その後、レシートは釣銭とともに顧客に手渡される。客のチェックアウトとなる。
【0005】
ところで、商品の中には、商品ファイルの当該商品データを設定変更するのでは手間が係りかつ時間遅れが大きいので、販売までに間に合わない場合が生じる。そこで、これら商品については、商品に付されたラベルコードから当該商品の商品コードとともに通常販売価格を直接的に読取可能かつ読取通常販売価格を用いて商品登録可能に形成されている。これら商品は、いわゆるNON−PLU商品といわれている。このNON−PLU商品の中には、通常販売価格が重量によって決められた重量売り商品がある。
【0006】
また、客が当該店舗の会員の場合には、値引して販売する会員優待販売が成されている。つまり、商品の通常販売価格から一定の値引額を差引きしあるいは一定の値引率を掛けた値引額を差引いた会員優遇販売価格で販売されている。
【0007】
ここに、FSP(フリークエンド・ショッパーズ・プログラム)いわゆる常連客プログラムでは、NON−PLU商品でかつ客が会員である場合に、読取通常販売価格から会員に一律または会員ランク別に差別化された値引額(値引率を介した場合も含む。)を差引いた会員優遇販売価格で販売処理可能に構築されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、会員に一律の値引額(例えば、20円)あるいは会員ランク(例えば、ランクH,M,L)に応じた値引額(例えば、30円,20円,10円)が一定である場合、グラム単価が高額(例えば、100円/100g)の重量売り商品を購入しても、低額(例えば、50円/100g)の重量売り商品を購入しても、客の享受可能な単位重量当りの値引額は同じ(例えば、20円)である。
【0009】
ここに、店舗個性化等の営業戦略から購入金額の多少によって会員優待値引額を差別化する方が好ましいとの考え方がある。つまり、総購入金額が多額な常連客を優遇することが営業成績を向上できるとする考え方である。
【0010】
かくして、この差別化を徹底すると、重量売り商品に関して単位重量当りの販売単価の高低についても差別化すべしとの要求が生じるものと、本出願人は推定する。つまり、単位重量当りの通常販売単価(グラム単価)が高額(例えば、100円/100g)である重量売り商品の値引額を高額(例えば、30円)とし、単位重量当りの通常単価が低額(例えば、80円/100g)である重量売り商品の値引額を低額(例えば、20円)とする要請が生じるものと思われる。
【0011】
本発明の目的は、商品の単位重量当通常単価に比例的な値引額として重量売り商品の会員優遇値引処理を行える商品販売データ処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、商品に付されたラベルコードから当該商品の通常販売価格を読取可能かつ読取通常販売価格を用いて商品登録可能に形成された商品販売データ処理装置において、前記ラベルコードから前記通常販売価格を読取った際に当該商品が重量売り商品であるか否かを判別可能であるとともに、重量売り商品であると判別されかつ当該客が会員である場合に、当該商品重量と単位重量当りの会員優遇用の単価である単位重量当会員優待単価とを用いて当該商品の会員優遇販売価格を算出可能に形成された商品販売データ処理装置である。
【0013】
かかる発明では、商品に付されたラベルコードから通常販売価格を読取った際に、当該読取商品が重量売り商品であるか否かを判別する。重量売り商品であると判別されかつ当該客が会員である場合に、当該商品重量と単位重量当りの会員優遇用の単価である単位重量当会員優待単価とを用いて、当該商品の会員優遇販売価格を算出する。
【0014】
かくして、重量売り商品でいわゆるグラム単価の高い商品の値引額を高額にかつグラム単価の低い商品の値引額を低額として値引販売処理可能である。すなわち、商品の単位重量当販売単価に比例的な値引額として重量売り商品の会員優遇値引処理を行える。
【0015】
また、請求項2の発明は、前記商品重量が、前記ラベルコードから読取った通常販売価格を単位重量当りの通常販売用の単価である単位重量当通常単価で除することにより算出可能に形成された商品販売データ処理装置である。
【0016】
かかる発明では、ラベルコードから読取った通常販売価格(例えば、450円)を単位重量当通常単価(例えば、100円/100g)で除することにより、商品重量(4.5g)を算出する。
【0017】
したがって、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらにPLU商品の通常販売価格の場合に比較して入力かつコード化記憶が困難なNON―PLU商品の当該重量をコード化記憶しておく必要がないので、ラベルコードの簡素化および作成作業迅速化を図れる。
【0018】
さらに、請求項3の発明は、商品に付されたラベルコードから当該商品の通常販売価格を読取可能かつ読取通常販売価格を用いて商品登録可能に形成された商品販売データ処理装置において、ラベルコード,重量売り商品であるか否かを判別可能な識別符合,単位重量当りの通常販売用の単価である単位重量当通常単価および単位重量当りの会員優遇用の単価である単位重量当会員優待単価を記憶可能な重量売り商品テーブルを設け、前記ラベルコードから前記通常販売価格を読取った際に重量売り商品テーブルに記憶されている識別符合を参照して当該商品が重量売り商品であるか否かを判別する判別手段と,重量売り商品であると判別されかつ当該客が会員である旨の確認入力が成された場合に前記ラベルコードから読取った通常販売価格を重量売り商品テーブルに記憶されている単位重量当通常単価で除して当該商品重量を算出する商品重量算出手段と,算出された商品重量と重量売り商品テーブルに記憶されている単位重量当会員優待単価とを乗して当該商品の会員優遇販売価格を算出する会員優遇販売価格算出手段とを設けた、商品販売データ処理装置である。
【0019】
かかる発明では、判別手段は、ラベルコードから通常販売価格が読取られた際に、重量売り商品テーブルに記憶されている識別符合を参照して、当該商品が重量売り商品であるか否かを判別する。重量売り商品であると判別されかつ当該客が会員である旨の確認入力が成された場合に、商品重量算出手段が、ラベルコードから読取った通常販売価格を重量売り商品テーブルに記憶されている単位重量当通常単価で除して当該商品重量を算出する。また、会員優遇販売価格算出手段が、算出商品重量と重量売り商品テーブルに記憶されている単位重量当会員優待単価とを乗して当該商品の会員優遇販売価格を算出する。
【0020】
したがって、請求項1の発明の場合と同様に商品の単位重量当通常単価に比例的な値引額として重量売り商品の会員優遇値引処理を行えるとともに、通常商品登録操作に加えて会員確認入力をするだけで単位重量当会員優待単価および会員優遇販売価格が算出可能で、PLU商品の通常販売価格の場合に比較して入力かつコード化記憶が困難なNON―PLU商品の当該重量をコード化記憶しておく必要がないから、ラベルコードの簡素化および作成作業迅速化を図れかつ取扱いが簡単である。
【0021】
さらにまた、請求項4の発明は、当該客が前記会員であっても当該商品が前記重量売り商品でないと判別された場合には、当該商品重量の大小に拘わらず当該商品の前記会員優遇販売価格が前記読取通常販売価格から一律の会員優待割引額を差引いた額として算出可能に形成された商品販売データ処理装置である。
【0022】
かかる発明では、商品が重量売り商品でないと判別された場合には、当該客が会員であったとしてもかつ商品重量の大小に拘わらず、当該商品の会員優遇販売価格は、当該各読取通常販売価格から一律の会員優待割引額を差引いた額として算出される。
【0023】
したがって、請求項1から請求項3までの発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらに重量売り商品でない商品の会員優遇販売価格が読取通常販売価格から一律の会員優待割引額を差引いた額として算出されるので、PLU商品およびNON−PLU商品でかつ重量売り商品でない商品についての値引処理も円滑に行える。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0025】
本商品販売データ処理装置は、図1に示す如く、基本的構造が電子キャッシュレジスタ10とされかつ重量売り商品テーブル19SFJと判別手段(11,12)と商品重量算出手段(11,12)と会員優遇販売価格算出手段(11,12)とを設け、商品に付されたラベルコードから通常販売価格Ktを読取った際に当該商品が重量売り商品であるか否かを判別可能であるとともに、重量売り商品であると判別されかつ当該客が会員である場合に、当該商品重量Wと単位重量当りの会員優遇用の単価である単位重量当会員優待単価Ayとを用いて当該商品の会員優遇販売価格Kyを算出可能に形成されている。
【0026】
図1において、電子キャッシュレジスタ10は、CPU11,ROM12,RAM13,スキャナ(SCN)14,キーボード(KB)15,表示器(IND)16,プリンタ(PRT)17,自動開放型のドロワ(DRW)18,ハードディスク(HDD)19および上位機(ストアコントローラ20)とのデータ通信用のインターフェイス(I/F)を含み、商品登録機能,会計処理機能等を有する。なお、40は会員カード用のリーダライタである。
【0027】
各電子キャッシュレジスタ10とデータ通信可能に接続された上位機であるストアコントローラ20は、CPU21,ROM22,RAM23,キーボード(KB)26,表示器(IND)27,フロッピーディスク装置(FDD)28,ハードディスク装置(HDD)29および各電子キャッシュレジスタ10とのデータ通信回線1用およびホストコンピュータ30とのデータ通信回線4用の各インターフェイス(I/F)を含み、各電子キャッシュレジスタ10を一括管理する。
【0028】
HDD(29)には、顧客ファイル29KF,商品データファイル29SF等が設けられている。この実施形態では、商品データファイル29SFが図2に示すように商品ファイル29SFGと重量売り商品テーブル29SFJとを一体的に形成してある。メモリ小容量化および検索便宜化のためである。また、商品データファイル29SF(29SFG,29SFJ)は、各電子キャッシュレジスタ10側のHDD(19)にダウンロードされかつ当該各電子キャッシュレジスタ10がRAM13に展開して使用するものと形成してある。
【0029】
つまり、電子キャッシュレジスタ10側の商品データファイル19SF(商品ファイル19SFG,重量売り商品テーブル29SFJ)は、商品データファイル29SF(商品データファイル29SFG,重量売り商品テーブル29SFJ)のコピーである。
【0030】
顧客ファイル29KFも各電子キャッシュレジスタ10側のHDD(19)にダウンロードしかつ当該各電子キャッシュレジスタ10でRAM13に展開して使用可能に構築してもよい。もとより、各電子キャッシュレジスタ10がストアコントローラ20内の顧客ファイル29KFおよび商品データファイル29SF(29SFG,29SFJ)を直接的に使用可能に構築することもできる。例えば、問合せ・応答の形式で利用する。
【0031】
さて、電子キャッシュレジスタ10の商品登録機能は、次のようにして行われる。すなわち、スキャナ14やキーボード15を用いて商品コードを入力(図3のST12のNO,ST13のYES)すると、制御部(CPU11,ROM12)が、ストアコントローラ20内の商品データファイル19SFのコピー(19SF)を参照して得た商品データ(商品名,単価等)を用いて商品登録する(ST15,STY16)。この登録商品の売上データ(商品名,単価,数量等)は、売上ファイル(図示省略)に記憶(登録)される。
【0032】
引続き、例えば、預り/現計キーを押下して1取引終了宣言としての締め操作(図4のST27でYES)をすると、合計金額,釣銭額の算出やドロワ18の自動開放等を含む会計処理(機能)を行える(ST28)。売上データは、表示器16に表示され、プリンタ17によってレシート用紙に印字されかつレシートとして発行(ST29)される。
【0033】
ここに、重量売り商品テーブル19SFJは、図2に示す如く、商品コード(例えば、“0212345000000”),重量売り商品であるか否かを判別可能な識別符合(例えば、ステータス…0:通常,1:重量),単位重量当りの通常販売用の単価である単位重量当通常単価At(例えば、100円/100g)および単位重量当りの会員優遇用の単価である単位重量当会員優待単価Ak(例えば、80円/100g)を記憶させる手段である。
【0034】
この商品コード(例えば、“0212345000000”)は、商品コード(例えば、“0212345000000”),商品名[例えば、“豚肉パック”],単価[例えば、“450円”]および会員割引[例えば、“20円”]を記憶させる商品ファイル19SFGと共通使用される。
【0035】
判別手段(CPU11,ROM12)は、ラベルコードから通常販売価格Kt(単価…例えば、“450円”)を読取った際に、重量売り商品テーブル19SFJに記憶されている識別符合(ステータス)を参照して当該商品が重量売り商品であるか否かを判別(図3のST18)する。
【0036】
商品重量算出手段(CPU11,ROM12)は、重量売り商品であると判別(図3のST18でYES)されかつ当該客が会員である旨の確認入力(ST10のYES,ST11,ST17のYES)が成された場合にラベルコードから読取った通常販売価格Kt(“450円”)を重量売り商品テーブル19SFJに記憶されかつST20,ST21で取得された単位重量当通常単価At(例えば、“100円/100g”)で除して当該商品重量W[4.5g=Kt(450)/At(100)]を算出(ST23)する。
【0037】
確認入力は、会員カード挿入による自動入力(ST10のYES,ST11,ST17のYES)方式としてあるが、オペレータの例えばキー入力による手動入力方式に形成してもよい。
【0038】
なお、ラベルコードの記憶容量が大きくあるいは入力・記憶時間が長く取れる場合等においては、商品重量を当該ラベルコードの一部にコード化記憶させておき商品重量をレベルコードの読取と同時的に読取可能に形成することもできる。しかし、この実施形態の場合のように算出方式に形成しておくと、PLU商品の通常販売価格Kt等の場合に比較して入力かつ記憶が困難なNON―PLU商品の当該重量Wをコード化記憶しておく必要がないので、ラベルコードの簡素化および作成作業迅速化を図れる。
【0039】
会員優遇販売価格算出手段(CPU11,ROM12)は、算出された商品重量W(4.5g)と重量売り商品テーブル19SFJに記憶されかつST20,ST22で取得された単位重量当会員優待単価Ay(例えば、“80円/100g”)とを乗して当該商品の会員優遇販売価格Ky(=360円=W(4.5)×Ay(80))を算出(ST24)する。
【0040】
また、値引額算出手段(CPU11,ROM12)は、通常販売価格Kt(“450円”)から会員優遇販売価格Ky(360円)を差引いて値引額△(90円=450−360)を算出(ST25)する。
【0041】
会員優遇値引処理制御手段(CPU11,ROM12)は、これら通常販売価格Kt(“450円”),会員優遇販売価格Ky(360円)および値引額△(90円)を用いて会員優遇値引処理(ST26)をする。すなわち、商品の単位重量当通常単価Atに比例的な値引額△として重量売り商品の会員優遇値引処理(ST26)を行える。
【0042】
なお、当該客が会員であっても(ST10でYES,ST11,ST17のYES)、当該商品が重量売り商品でないと判別された場合(ST18のNO)には、当該商品重量Wの大小に拘わらず当該商品の会員優遇販売価格Kyが読取通常販売価格Kt(450円)から一律の会員優待割引額(20円)を差引きした額(430円=450−20)として算出されかつ当該金額を用いた会員値引処理(ST19)がなされる。したがって、PLU商品およびNON−PLU商品でかつ重量売り商品でない商品についての値引処理も円滑に行える。
【0043】
かかる実施形態の商品販売データ処理装置(10)では、会員カードをリーダライタ40に挿入(図3のST10でYES)すると、ストアコントローラ20の顧客ファイル29KFを参照してそのカード有効性が確認される(ST11)。確認の旨はRAM13に記憶される。
【0044】
ここで、オペレータ(キャッシャ)がスキャナ14を用いて商品(“豚肉パック”)に付されたラベルコードの読取入力(ST12のYES)を行うと、制御部(11,12)が当該ラベルコード内に記憶されている商品コード(例えば、“0212345000000”)および通常販売価格Kt(例えば、“450円”)を読取記憶(ST14)するとともに、商品登録(ST16)する。
【0045】
なお、スキャナ14を用いて読込んだデータが通常販売価格Kt(例えば、“450円”)を含まない商品コード(“0212345000000”)のみである場合(PLU商品の場合)には、制御部(11,12)が、図2の商品ファイル19SFGを参照して当該読取商品コード(“0212345000000”)に対応する単価(“450円”)を読取りRAM13に一時記憶する(ST13のYES,ST15)。
【0046】
判別手段(11,12)は、ラベルコードから通常販売価格Ktが読取られた際に、図2の重量売り商品テーブル19SFJに記憶されている識別符合(ステータス(“1”)を参照して、当該商品が重量売り商品であると判別(ST18のYES)する。
【0047】
この判別手段(11,12)で当該商品が重量売り商品であると判別されかつ当該客が会員である旨の確認入力が成された場合(ST11,ST17のYES)に、商品重量算出手段(11,12)が、ラベルコードから読取った通常販売価格Kt(450円)を重量売り商品テーブル19SFJに記憶されている単位重量当通常単価At(100円/100g)で除して当該商品重量W(4.5g)を算出する(図4のST20〜ST23)。
【0048】
引続き、会員優遇販売価格算出手段(11,12)が、算出商品重量Wと重量売り商品テーブル19SFJに記憶されている単位重量当会員優待単価Ay(80円/100g)とを乗して当該商品の会員優遇販売価格Ky(360円)を算出する(ST24)。
【0049】
したがって、商品の単位重量当通常単価Atに比例的な値引額として重量売り商品の会員優遇値引処理(ST26)を行えるとともに、通常商品登録操作(図3のST12でYES,ST13でYES)に加えて会員確認入力(図3のST10でYES,ST11)をするだけで単位重量当会員優待単価Ayおよび会員優遇販売価格Kyが算出可能で、PLU商品の通常販売価格Atの場合に比較して入力かつ記憶が困難なNON―PLU商品の当該重量Wをコード化記憶しておく必要がないから、ラベルコードの簡素化および作成作業迅速化を図れかつ取扱いが簡単である。
【0050】
なお、値引額算出手段(11,12)によって値引額△(90円)も算出(図4のST25)される。レシートへの印字(ST29)のためである。
【0051】
締め操作(図4のST27のYES)で、会計処理(ST28)がなされ、レシートが印字・発行される(ST29)。また、ストアコントローラ20側の顧客ファイル29KFが更新(ST30)される。今回購入金額等の履歴が累積記憶される。
【0052】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ラベルコードから通常販売価格を読取った際に当該商品が重量売り商品であると判別しかつ当該客が会員である場合に、当該商品重量と単位重量当会員優待単価とを用いて当該商品の会員優遇販売価格を算出可能に形成された商品販売データ処理装置であるから、商品の単位重量当通常単価に比例的な値引額として重量売り商品の会員優遇値引処理を行える。
【0053】
また、請求項2の発明によれば、商品重量がラベルコードから読取った通常販売価格を単位重量当通常単価で除することにより算出可能に形成されているので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらにPLU商品の通常販売価格の場合に比較して入力かつコード化記憶が困難なNON―PLU商品の当該重量をコード化記憶しておく必要がないので、ラベルコードの簡素化および作成作業迅速化を図れる。
【0054】
さらに、請求項3の発明によれば、重量売り商品テーブル,判別手段,商品重量算出手段および会員優遇販売価格算出手段を設け、重量売り商品であると判別されかつ当該客が会員である場合に、当該商品重量と単位重量当会員優待単価とを用いて当該商品の会員優遇販売価格を算出可能に形成された商品販売データ処理装置であるから、請求項1の発明の場合と同様に商品の単位重量当通常単価に比例的な値引額として重量売り商品の会員優遇値引処理を行えるとともに、通常商品登録操作に加えて会員確認入力をするだけで単位重量当会員優待単価および会員優遇販売価格が算出可能で、PLU商品の通常販売価格の場合に比較して入力かつコード化記憶が困難なNON―PLU商品の当該重量をコード化記憶しておく必要がないから、ラベルコードの簡素化および作成作業迅速化を図れかつ取扱いが簡単である。
【0055】
さらにまた、請求項4の発明によれば、当該客が会員でも重量売り商品でない場合には、当該商品の会員優遇販売価格が読取通常販売価格から一律の会員優待割引額を差引きした額として算出可能に形成されているので、請求項1から請求項3までの発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらに会員優遇販売価格が読取通常販売価格から一律の会員優待割引額を差引いた額として算出されるので、PLU商品およびNON−PLU商品でかつ重量売り商品でない商品についての値引処理も円滑に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、重量売り商品テーブル等を説明するための図である。
【図3】同じく、電子キャッシュレジスタ側の動作を説明するためのフローチャート(1)である。
【図4】同じく、電子キャッシュレジスタ側の動作を説明するためのフローチャート(2)である。
【符号の説明】
10 電子キャッシュレジスタ(商品販売データ処理装置)
11 CPU(判別手段,商品重量算出手段,会員優遇販売価格算出手段)
12 ROM(判別手段,商品重量算出手段,会員優遇販売価格算出手段)
13 RAM
14 スキャナ
15 キーボード
16 表示器
17 プリンタ
19 ハードディスク装置
19SF コピーされた商品データファイル
19SFG コピーされた商品ファイル
19SFJ コピーされた重量売り商品テーブル
20 ストアコントローラ
29SF コピーされた商品データファイル
29SFG 商品ファイル
29SFJ 重量売り商品テーブル
40 リーダライタ

Claims (4)

  1. 商品に付されたラベルコードから当該商品の通常販売価格を読取可能かつ読取通常販売価格を用いて商品登録可能に形成された商品販売データ処理装置において、
    前記ラベルコードから前記通常販売価格を読取った際に当該商品が重量売り商品であるか否かを判別可能であるとともに、重量売り商品であると判別されかつ当該客が会員である場合に、当該商品重量と単位重量当りの会員優遇用の単価である単位重量当会員優待単価とを用いて当該商品の会員優遇販売価格を算出可能に形成されている商品販売データ処理装置。
  2. 前記商品重量が、前記ラベルコードから読取った通常販売価格を単位重量当りの通常販売用の単価である単位重量当通常単価で除することにより算出可能に形成されている請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 商品に付されたラベルコードから当該商品の通常販売価格を読取可能かつ読取通常販売価格を用いて商品登録可能に形成された商品販売データ処理装置において、
    ラベルコード,重量売り商品であるか否かを判別可能な識別符合,単位重量当りの通常販売用の単価である単位重量当通常単価および単位重量当りの会員優遇用の単価である単位重量当会員優待単価を記憶可能な重量売り商品テーブルを設け、
    前記ラベルコードから前記通常販売価格を読取った際に重量売り商品テーブルに記憶されている識別符合を参照して当該商品が重量売り商品であるか否かを判別する判別手段と,重量売り商品であると判別されかつ当該客が会員である旨の確認入力が成された場合に前記ラベルコードから読取った通常販売価格を重量売り商品テーブルに記憶されている単位重量当通常単価で除して当該商品重量を算出する商品重量算出手段と,算出された商品重量と重量売り商品テーブルに記憶されている単位重量当会員優待単価とを乗して当該商品の会員優遇販売価格を算出する会員優遇販売価格算出手段とを設けた、商品販売データ処理装置。
  4. 当該客が前記会員であっても当該商品が前記重量売り商品でないと判別された場合には、当該商品重量の大小に拘わらず当該商品の前記会員優遇販売価格が前記読取通常販売価格から一律の会員優待割引額を差引いた額として算出可能に形成されている請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された商品販売データ処理装置。
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