JP3700655B2 - 密閉型鉛蓄電池 - Google Patents
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
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- Secondary Cells (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、密閉型鉛蓄電池の出入力端子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の密閉型鉛蓄電池の斜視図を図４に示す。
【０００３】
図４に示したように、蓋に設けた出入力端子２０は鉛合金製の座部（ナット）とを一体にしたものであり、前記ボルトの頭部と座部の下部周辺は、蓋の上面に設けられた鉛合金製のブッシングの内部に埋め込まれている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
従来の構造では、前記出入力端子２０にＯ型のリング状ワッシャーを一端に備えたリード線を接続する際には前記ワッシャーをはめ込みこれをナットによって固定していた。
【０００５】
しかしながら、出入力端子のボルトは銅合金製でありこれにワッシャーをはめ込んでナットでしめつけると、ボルト部分の強度が低いためボルトが折れてしまうことがあった。
【０００６】
本発明は、これらの課題を解決するものであり、出入力端子部分の強度に優れた密閉型鉛蓄電池を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明の密閉型鉛蓄電池は、蓋に設けた出入力端子が、銅製のボルトとこのボルトの下部に配された銅合金製の座部とからなり、前記ボルトの頭部と座部の下部周辺を、蓋の上面に設けられた鉛合金製のブッシング内に埋設したものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明の電池では出入力端子を構成するボルト部分を鋼製にしているため、従来の銅合金製よりもボルト部分の強度を高めることができる。
【０００９】
さらに、出入力端子をリード線と接続する場合には、リード線の一端に備えられたＯ型のリング状ワッシャーを、ボルトの下部にあり内部抵抗の小さい銅合金製の座部の上面に接触させるため、通電時の電気抵抗を小さくして電池から大きな電流を取出すことができる。
【００１０】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【００１１】
図１は本発明の密閉型電池の側面断面図である。
【００１２】
図１に示したように、極板上部に耳部１１を備えた正極板１２と負極板１３とを微細ガラス繊維を主成分とするセパレータ１４を介して交互に並べた極板群１５が、ポリプロピレン樹脂からなるモノブロック型電槽１の各セル室３内に収納されている。
【００１３】
極板群１５は、同極性極板の耳部相互がストラップ５により接続されており、ストラップ５の上面の一端には正極端子６または負極端子７が備えられている。
【００１４】
次に出入力端子部分の構造を図２、図３を用いて説明する。
【００１５】
図２、図３に示したように出入力端子２０は、鋼製のボルト２１とそのボルトの下部に配された銅合金製の座部２２とからなり、ボルト頭部と座部の下部周辺は鉛合金製のブッシング２３内に埋設されるとともに座部２２の周囲には接着剤２４が充填されている。
【００１６】
出入力端子２０を備えたブッシング２３は蓋９と一体に成型されており、ブッシング２３は極板群上部のストラップ５に備えられた極柱２５と接続されている。
【００１７】
そして、電池を機器に接続するに際してＯ型のリング状ワッシャーを一端に備えたリード線を出入力端子２０に接続するには、前記ワッシャーを前記銅合金製座部２２に接触固定させている。
【００１８】
ここでの出入力端子では、従来の銅製のボルトに変わって鋼製のボルトを用いているので端子の強度を向上させることができるとともに、リード線との接触時にはリード線の一端を内部抵抗の小さい銅合金製の座部と接触させるので通電時の電気抵抗を小さくすることができ、結果として電池から大きな電流を取り出すことができる。
【００１９】
【発明の効果】
以上のように本発明の密閉型電池では、出入力端子を鋼製のボルトと銅合金製の座部とにより構成しているので、ボルト部分の強度を高めることができるとともに、リード線の一端を銅合金製の座部に接続することにより通電時の電気抵抗を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の密閉型鉛蓄電池の側面断面図
【図２】同電池の出入力端子部の拡大図
【図３】同電池の出入力端子部の右側面図
【図４】従来の密閉型鉛電池の斜視図
【符号の説明】
１ 電槽
５ ストラップ
９ 蓋
１１ 耳部
１５ 極板群
２０ 出入力端子
２１ ボルト
２２ 座部
２３ ブッシング
２４ 接着剤
２５ 極柱
【発明の属する技術分野】
本発明は、密閉型鉛蓄電池の出入力端子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の密閉型鉛蓄電池の斜視図を図４に示す。
【０００３】
図４に示したように、蓋に設けた出入力端子２０は鉛合金製の座部（ナット）とを一体にしたものであり、前記ボルトの頭部と座部の下部周辺は、蓋の上面に設けられた鉛合金製のブッシングの内部に埋め込まれている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
従来の構造では、前記出入力端子２０にＯ型のリング状ワッシャーを一端に備えたリード線を接続する際には前記ワッシャーをはめ込みこれをナットによって固定していた。
【０００５】
しかしながら、出入力端子のボルトは銅合金製でありこれにワッシャーをはめ込んでナットでしめつけると、ボルト部分の強度が低いためボルトが折れてしまうことがあった。
【０００６】
本発明は、これらの課題を解決するものであり、出入力端子部分の強度に優れた密閉型鉛蓄電池を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明の密閉型鉛蓄電池は、蓋に設けた出入力端子が、銅製のボルトとこのボルトの下部に配された銅合金製の座部とからなり、前記ボルトの頭部と座部の下部周辺を、蓋の上面に設けられた鉛合金製のブッシング内に埋設したものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】
本発明の電池では出入力端子を構成するボルト部分を鋼製にしているため、従来の銅合金製よりもボルト部分の強度を高めることができる。
【０００９】
さらに、出入力端子をリード線と接続する場合には、リード線の一端に備えられたＯ型のリング状ワッシャーを、ボルトの下部にあり内部抵抗の小さい銅合金製の座部の上面に接触させるため、通電時の電気抵抗を小さくして電池から大きな電流を取出すことができる。
【００１０】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【００１１】
図１は本発明の密閉型電池の側面断面図である。
【００１２】
図１に示したように、極板上部に耳部１１を備えた正極板１２と負極板１３とを微細ガラス繊維を主成分とするセパレータ１４を介して交互に並べた極板群１５が、ポリプロピレン樹脂からなるモノブロック型電槽１の各セル室３内に収納されている。
【００１３】
極板群１５は、同極性極板の耳部相互がストラップ５により接続されており、ストラップ５の上面の一端には正極端子６または負極端子７が備えられている。
【００１４】
次に出入力端子部分の構造を図２、図３を用いて説明する。
【００１５】
図２、図３に示したように出入力端子２０は、鋼製のボルト２１とそのボルトの下部に配された銅合金製の座部２２とからなり、ボルト頭部と座部の下部周辺は鉛合金製のブッシング２３内に埋設されるとともに座部２２の周囲には接着剤２４が充填されている。
【００１６】
出入力端子２０を備えたブッシング２３は蓋９と一体に成型されており、ブッシング２３は極板群上部のストラップ５に備えられた極柱２５と接続されている。
【００１７】
そして、電池を機器に接続するに際してＯ型のリング状ワッシャーを一端に備えたリード線を出入力端子２０に接続するには、前記ワッシャーを前記銅合金製座部２２に接触固定させている。
【００１８】
ここでの出入力端子では、従来の銅製のボルトに変わって鋼製のボルトを用いているので端子の強度を向上させることができるとともに、リード線との接触時にはリード線の一端を内部抵抗の小さい銅合金製の座部と接触させるので通電時の電気抵抗を小さくすることができ、結果として電池から大きな電流を取り出すことができる。
【００１９】
【発明の効果】
以上のように本発明の密閉型電池では、出入力端子を鋼製のボルトと銅合金製の座部とにより構成しているので、ボルト部分の強度を高めることができるとともに、リード線の一端を銅合金製の座部に接続することにより通電時の電気抵抗を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の密閉型鉛蓄電池の側面断面図
【図２】同電池の出入力端子部の拡大図
【図３】同電池の出入力端子部の右側面図
【図４】従来の密閉型鉛電池の斜視図
【符号の説明】
１ 電槽
５ ストラップ
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１１ 耳部
１５ 極板群
２０ 出入力端子
２１ ボルト
２２ 座部
２３ ブッシング
２４ 接着剤
２５ 極柱
Claims (1)
- 極板群をセル室内に収容した電槽と、この電槽の開口部を覆う蓋と、蓋に設けた出入力端子を備え、この出入力端子は鋼製のボルトとこのボルトの下部に配された銅合金製の座部とからなり、前記ボルトの頭部と座部の下部周辺を、蓋の上面に設けられ前記極板群と接続された鉛合金製のブッシングの内部に埋設した密閉型鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002032099A JP3700655B2 (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | 密閉型鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002032099A JP3700655B2 (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | 密閉型鉛蓄電池 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22856393A Division JP3303462B2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 密閉型鉛蓄電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002289169A JP2002289169A (ja) | 2002-10-04 |
| JP3700655B2 true JP3700655B2 (ja) | 2005-09-28 |
Family
ID=19192510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002032099A Expired - Lifetime JP3700655B2 (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | 密閉型鉛蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3700655B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP3815561B2 (ja) * | 2001-11-29 | 2006-08-30 | 株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション | 蓄電池 |
| KR100965255B1 (ko) | 2008-11-11 | 2010-06-22 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 유기발광 표시장치 |
-
2002
- 2002-02-08 JP JP2002032099A patent/JP3700655B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JP2002289169A (ja) | 2002-10-04 |
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