JP3697568B2 - 情報配信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は移動端末の位置を認識し、前記移動端末周辺のローカル情報を提供するための情報配信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の情報配信システムとしては、移動端末周辺のローカル情報を提供するトヨタ自動車株式会社が行っているサービスでMONETが知られている。これは携帯電話とカーナビゲーションを組み合わせたものであり、携帯電話を通信手段として使用したものである。これにより携帯電話の通信可能エリア内ならば移動端末がどこにあろうとも、道路交通情報、ニュース、天気予報、観光スポットなどの情報を取得することが可能になる。
【0003】
また、現在位置に対応したローカル情報を移動端末に提供する仕組みとしては、情報提供エリアを複数のブロックに区切り、各ブロック内に含まれる情報を提供する特開平9−54895号公報に記載された情報通知システムがある。これは移動端末の現在位置を認識し、前記現在位置周辺の火災・地震の災害情報及び避難経路を移動端末に提供するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したMONETは、携帯電話の通信可能エリア内であれば移動端末がどこにあっても、道路交通情報、ニュース、天気予報、観光スポットなどの情報取得できるという特徴を持っているため、広域におよぶ情報提供には向いているが、移動端末の位置を検出し、その地域に密着した局所的な情報提供をすることができない。
【0005】
また、特開平9−54895号公報に記載された情報通知システムは、ある移動端末がある領域内に存在することは認識できるが、目的地点からの距離を認識していないため、接近距離により配信する情報を切り替え、接近に合わせてより詳細な情報を移動端末に提供することができない。また配信情報を遠隔地から効果的に登録、更新、消去する運用上の仕組みがない。
【0006】
本発明の目的は、上記問題点を解消し、移動端末の位置を検出し、その地域に密着した局所的な情報を提供することが可能な情報配信システム、目的地点からの距離を認識し、接近距離により配信する情報を切り替え、接近に合わせてより詳細な情報を移動端末に提供することことができる情報配信システム、配信情報を遠隔地から効果的に登録、更新、消去することが可能な情報配信システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、▲1▼配信情報と該配信情報を発信する発信範囲と配信情報に関連付けた任意の位置情報を組みにした複数のデータを管理する管理手段(12)と、通信ネットワーク(3)と接続可能な通信手段(11)を有する情報処理手段(1)と、通信ネットワーク(3)と接続可能な通信手段(21)と受信した配信情報を出力する出力手段(23)と現在位置を検出する位置検出手段(22)を有する移動端末(2)から構成される。
【0008】
移動端末(2)は、位置検出手段(22)により検出した現在位置を示す位置情報を、通信手段(21)により情報処理手段(1)に送信するとともに、情報処理手段(1)から送信された配信情報を出力手段(23)に出力する。
【0009】
情報処理手段(1)は、管理手段(12)で管理している各データから発信範囲と位置情報を抽出し、移動端末(2)から送信された位置情報と抽出した位置情報との間の距離が抽出した発信範囲内に入っている場合に、発信範囲と組みで管理しているデータ中の配信情報を通信ネットワーク(3)を介して移動端末(2)に送信する。そのとき管理手段(12)に、位置情報が同一で発信範囲が異なるデータを複数登録しておくことにより、移動端末(2)の移動に伴って配信する情報を切り換える。
【0010】
▲2▼さらに、移動端末(2)に、推進手段(247)、方向制御手段(245)、方向指示制御手段(246)を制御する制御信号発生手段(24)と、走行速度を検出する速度検出手段(26)と、進行方向を検出する方向検出手段(27)を設ける。情報処理手段(1)から受信した配信情報が経路制御情報である場合、経路制御情報に記述してある情報に基づいて、推進手段(247)、方向制御手段(245)、方向指示制御手段(246)を制御して目的地まで自動的に誘導する。
【0011】
▲3▼さらに、移動端末(2)に、位置検出手段(22)で検出した過去の位置情報を時間情報と組み合わせて一定期間保持し、位置の変化と時間の変化から進行方向を予測する速度/方向予測手段(28)を設け、進むべき方向と速度/方向予測手段で予測した方向が合っているかを確認する。
【0012】
▲4▼また、移動端末(2)に、文字データを音声データに変換し、画像データを文字データに変換する変換手段(29)を設ける。この変換手段(29)により、情報処理手段(1)から送られてきた配信情報に文字データが含まれる場合には、文字データを音声データに変換して出力手段(23)で音声出力するとともに、情報処理手段(1)から送られてきた配信情報に画像データが含まれる場合には、画像データから文字データを抽出し、さらに文字データを音声データに変換して出力手段(23)で音声出力する。
【0013】
▲5▼また、情報配信システムに、配信情報を変更する情報端末(5)をさらに具備させ、情報処理手段(1)に、配信情報、発信範囲、位置情報の他に、データIDとパスワードとセキュリティ属性の組みにしたデータを管理する管理手段と、前記セキュリティ属性によって、対応するデータIDとパスワードの認証を行うセキュリティチェック手段(13)と、配信情報を管理手段(12)に反映する設定手段(14)を設ける。セキュリティチェック手段(13)は、情報端末(5)からデータIDとパスワードを受信すると、セキュリティ属性に従って情報端末(5)からの配信情報変更要求に対処し、配信情報を登録、変更、消去する場合、制御を前記設定手段に移し、設定手段(14)は、情報端末(5)から配信情報を受け取ると、情報端末(5)から与えられたデータIDとパスワードに対応する配信情報を置き換える。これにより、配信情報の登録、変更、消去を行う。
【0014】
▲6▼さらに、情報処理手段(1)に、電話が着呼した場合にユーザ認証を行いFAXまたはDTMFトーンまたは音声により必要な情報を取得する電話応対手段(15)を設け、電話網を介して電話機(6)またはFAX機(7)から配信情報の登録、変更、消去を可能とした。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
(第1の実施例)
まず、図1〜図3を用いて本発明の第1の実施例を説明する。
図1は、本実施例に係る情報配信システムのブロック構成図である。
同図に示すように、本実施例に係る情報配信システムは、センタなどに設けられた情報処理手段1と、カーナビゲーションなどの移動端末2と、パソコンなどの情報端末5とを有しており、情報処理手段1と移動端末2および情報端末5とは通信ネットワーク3を介してつながっている。
【0016】
図2は、本実施例に係る情報処理手段1のブロック構成図である。
同図に示すように、本実施例における情報処理手段1は、通信ネットワーク3と接続される通信手段11と、管理手段12と設定手段14から構成されている。図4は、管理手段12が管理している情報例を示す図である。同図に示すように、管理手段12は、k個(k≧1)の情報の組みが格納されていて、図中、基準位置情報1211〜121kは位置を示す情報で、緯度・経度の座標情報、もしくはある地点からの相対位置情報が記述されており、発信範囲1221〜122kには、それぞれの発信範囲1221〜122kに対する基準位置情報1211〜121kからの距離が一つ以上とその距離が表す内容を意味する記号が記述されている。
【0017】
例えば、発信範囲1221には基準位置情報1211からの距離A、Bの2つ記述され、二つの距離AとBの間に〜記号を入れた場合は、配信情報1231は基準位置情報1211からの距離がA〜Bの範囲内に入った場合に発信する情報となる。配信情報1231〜123kは文字、画像、音声データのいずれか、もしくは組み合わせたデータが登録してある。前記データにはヘッダー情報が付加されており、前記ヘッダー情報を解析することによりデータの種別が判別可能である。
【0018】
情報処理手段1と移動端末2は、移動端末2の通信手段21から通信ネットワーク3を介して情報処理手段1の通信手段に通信開始要求を発信することにより通信を開始し、移動端末2は自己の位置を位置検出手段22により常に検出可能である。
【0019】
なお、通信手段の公知例としては携帯電話やPHS(Personal Handy phone System)があり、NTT(日本電信電話株式会社)等が採用する無線通信技術である。位置検出手段の公知例としてはGPS(Grobal Positioning System)があり、特開平9-54895号公報の「情報通知システム」の発明などに採用されている現在位置の測位技術である。
【0020】
次に、本実施例の動作を説明する。
図3は、本実施例に係る移動端末2のブロック構成図を、図5〜図7は、本実施例における動作の流れを示すフローチャートである。
図3に示すように、移動端末2は、通信手段21と、位置検出手段22と、出力手段23とから構成されている。この構成において、移動端末2は、ユーザから通信開始要求を受け付けると、通信手段21により通信ネットワーク3を介して情報処理手段1の通信手段11に通信開始要求を発信する。
【0021】
図5のフローチャートに示すように、この通信開始要求を受けると、通信手段21が着信応答することにより情報処理手段1と移動端末2の間に通信回線が確立して通信状態となる(ステップS51)。通信状態となると、移動端末2は、位置検出手段22で検出している自己の位置を、移動端末2の通信手段21、通信ネットワーク3、情報処理手段1の通信手段11を介して情報処理手段1に通知する(ステップS52)。
【0022】
図6のフローチャート(情報処理手段1の処理)に示すように、情報処理手段1は、管理手段12で管理する一番目の情報の基準位置情報1211を基点に発信範囲1221で示されたエリアに、前記通知された移動端末2の位置が含まれるか否かを確認し(ステップS61)、含まれる場合には(ステップS61:Y)、一番目の配信情報1231を発信すべき情報として記憶する(ステップS62)。情報処理手段1は、この処理をk番目(以後)の情報まで繰り返す。情報処理手段1は、k番目の情報まで処理を行ったら(ステップS63:Y)、前記処理により発信すべき情報として記憶した配信情報を通信手段11、通信ネットワーク3、通信手段21を介して移動端末2に送信する(ステップS64)。
【0023】
図7のフローチャート(移動端末2の処理)に示すように、移動端末2は、情報処理手段1より送られてきた前記配信情報を受信すると(ステップS71:N)、出力手段23に該配信情報を出力する(ステップS72)。移動端末2は、情報処理手段1から全ての配信情報を受け取ると、自移動端末の位置を情報処理手段1に伝えて前述した処理を繰り返し行う。
【0024】
例えば、情報処理手段1の管理手段12に格納されている図4の情報例において、基準位置情報1211と基準位置情報1212にはある商店の同一座標を、発信範囲1221には0〜5km、発信範囲1222には5〜10kmと入力しておき、配信情報1231には前記商店の詳細情報を、発信範囲1232には前記商店の概略情報を入力しておく。
【0025】
これにより、移動端末2が、基準位置情報1211(基準位置情報1212と同し)から5〜10km以内に接近すると、前記配信情報1232に入力されている商店の概略情報が移動端末2に出力され、5km以内に接近すると前記配信情報1231に入力されている商店の詳細情報が移動端末2に出力するようなサービスを提供することができる。これにより従来技術と比べて、地域に密着した情報をより効果的に配信することが可能となる。
【0026】
なお、本実施例では、移動端末2から情報処理手段1に対してユーザから通信開始要求を出すことにより、通信を開始する手法について記述したが、ユーザの代わりにある条件下で自動的に通信開始要求を発信する方法や、ラジオやテレビ放送のように情報処理手段1から常時信号を発信しておき、移動端末2がその信号を受信することにより通信を開始する方法であっても良い。
【0027】
また、本実施例では、基準位置情報1211〜121kを緯度・経度の座標情報、もしくはある地点からの相対位置情報としたが、ある一点の位置情報でなく範囲を示す情報であっても良い。
【0028】
また、本実施例では、図3に示す如く、通信手段21を移動端末2に含めた形で記述したが、移動端末2として携帯電話もしくはPHSを使用する場合、通信手段21を移動端末2本体から分離し、個人毎に使用する携帯電話もしくはPHSを変更することによって、特別な課金管理手段を設けることなく、個人毎の利用状況や課金管理を行う方法も、本実施例の変形例として容易に考えることができる。
【0029】
本実施例によれば、全国的に同一の情報を発信している従来技術と比べて、移動端末の周辺情報をより効果的にユーザに対して提供することが可能となる。またブロック単位に情報提供エリアを区切る従来方式は情報提供エリア内ならば同一の情報しか提供できないのに対して、本実施例によれば、目的の商店や施設に近づけば近づくほど詳細な情報を提供することができる。
【0030】
(第2の実施例)
次に、本発明の第2の実施例を説明する。
本実施例において、情報配信システム全体の構成および情報処理手段1の構成は上述した第1の実施例と同様の図1および図2の構成を有しているが、移動端末2の構成が異なる。
【0031】
図8は、本実施例における移動端末2のブロック構成図である。
本実施例における移動端末2は、同図に示すように、第1の実施例の通信手段21、位置検出手段22、出力手段23の構成の他に、制御信号発生手段24、書式整形手段25、速度検出手段26、方向検出手段27、および前記制御信号発生手段24により制御される方向制御手段245、方向指示制御手段246、推進手段247を有している。方向制御手段245は車両のハンドルなど進行方向を制御する手段であり、方向指示制御手段246はウインカーなどの方向指示器などを制御する手段であり、推進手段247はエンジン系など車両推進機構に相当している。
【0032】
図9は、本実施例において、管理手段12で管理する情報である配信情報1231〜123nの詳細を示す図である。
本実施例において、配信情報1231〜123nは、図9(a)に示す如き、任意の地点から目的とする地点までの経路をn個の地点81〜8n(n≧1)に分けた経路情報8と、図9(b)に示す如き、該経路の各地点8X(1≦X<n)において、当該地点8Xから別の地点8Yに移動するための基準速度8X2Y(m≧1,1≦Y<m)と、基準加速度8X3Yと、該基準速度または基準加速度で走行した場合に向かう基準方向8X4Yと、該基準方向に向って走行した場合の基準距離8X5Yとを、組みにしたm個のデータからなる。なお、地点毎に上記mの値は相違しても構わない。
【0033】
また、移動端末2の制御信号発生手段24と、制御信号発生手段24に制御される方向制御手段245、方向指示制御手段246、推進手段247は有線または無線により接続され、方向制御手段245、方向指示制御手段246、推進手段247は、制御信号発生手段24から出力する制御信号を使って方向と速度を調節できるものである。
【0034】
次に、本実施例の動作を説明する。
図10〜図12は、本実施例における移動端末2の動作を説明するためのフローチャートである。
図10から明らかなように、移動端末2が情報処理手段1から配信情報を受信し、それが経路情報でない場合は(ステップS71:N)、前述した第1の実施例と同じである。
【0035】
情報処理手段1から送られてきた配信情報が経路情報8の場合(ステップS71:Y)、移動端末2は、図11に示すように、経路情報8を書式整形手段25に与え、出力手段23が経路情報8を元に目的地までの経路図を出力できるように書式整形手段25で書式整形し(ステップS81)、経路図と自動誘導システムを作動させるための選択手段(操作メニューや操作ボタンなど)を出力手段23に出力する(ステップS82)。
【0036】
これとともに、移動端末2は、経路情報8を制御信号発生手段24に与える。制御信号発生手段24は、位置検出手段22により検出した自己の現在位置と、方向制御手段245から得た現在の進行方向と、速度検出手段26から得た現在の走行速度より、経路情報8の中の最初に最接近する地点8Xがどの地点になるのかを特定し(ステップS83)、前記特定した地点8Xを書式整形手段25に渡し、書式整形手段25は8Xを出力手段23に出力する(ステップS84)。前記出力手段23に出力した8Xは、移動端末2の移動に伴い、制御信号発生手段24が再計算して新たな地点8Xを出力手段23に出力する(ステップS84)。
【0037】
移動端末2を前記出力手段23で出力した地点8Xに移動し(ステップS85)、前記出力手段23に出力した選択手段を使い自動誘導システムを動作させる要求を発行すると(ステップS86:Y)、制御信号発生手段24は速度検出手段26から現在速度を取得する(図12のステップS91)。現在位置を81とした場合、経路情報8に記録されている現在地点81から基準速度8121を取得し(ステップS92:図9参照)、前記現在速度と一致するか否かを確認する(ステップS93)。
【0038】
基準速度8121と前記現在速度が一致しない場合には(ステップS93:N)、ステップS92に戻り、今度は基準速度8122を取得し、一致するか否かを確認する(ステップS93)。一般には、この処理を基準速度と前記現在速度一致するまで繰り返す。確認の結果、例えば、基準速度8122が前記現在速度と一致したとすると、該基準速度8122に対応する基準加速度8132と基準方向8142を取得し(ステップS94)、取得した基準加速度8132と基準方向8142に従って、方向制御手段245、方向指示制御手段246、推進手段247を制御して次の地点に向かう(ステップS95)。次の地点に到達し、その地点が目的地でなければ(ステップS96:N)、上記と同じ処理を行い、さらに次の地点に向かう。以上の処理を目的地に達するまで繰り返すことにより、最終的に目的地に到達する(ステップS96:Y)。目的地に到達したら通信回線を切断する(ステップS97)。
【0039】
本実施例によれば、例えば、ある施設に駐車場があり、その施設の前に到達した場合に経路情報が移動端末を載せた車に送信されてくる。そのとき、運転手が自動誘導システムを動作させる(図11のステップS86:Y)ことにより、自動的に空いている駐車場に車を移動し停車させることができる。
【0040】
(第3の実施例)
次に、本発明の第3の実施例を説明する。
本実施例において、情報配信システム全体の構成および情報処理手段1の構成は上述した第1および第2の実施例と同様の図1および図2の構成を有しているが、移動端末2の構成が異なる。
【0041】
図13は、本実施例における移動端末2のブロック構成図である。
本実施例における移動端末2は、同図に示すように、第2の実施例の通信手段21、位置検出手段22、出力手段23、制御信号発生手段24、書式整形手段25、速度検出手段26、方向検出手段27、および前記制御信号発生手段24により制御される方向制御手段245、方向指示制御手段246、推進手段247の他に速度/方向予測手段28を有している。
【0042】
本実施例において新たに付加された速度/方向予測手段28は、位置検出手段22から定期的に位置情報を取得し、該取得した位置情報と取得時刻を組みにした過去データを、予め決められたデータ数分保持している。速度/方向予測手段28は、前記保持した過去データと現在の位置情報と時刻から実際に進行している方向を算出するものである。
【0043】
次に、本実施例の動作を説明する。
自動誘導システムを動作させるところまでは上述した第2の実施例と同じである。
本実施例において、制御信号発生手段24は、経路情報8に記録されている現在の地点8Xの基準加速度8X3Yと基準方向8X4Yに従って、方向制御手段245、方向指示制御手段246、推進手段247を制御し次の地点に向かう。これとともに、本実施例の特徴である速度/方向予測手段28により、実際に進行している方向を算出し、前記基準方向とのずれがないか確認する。
【0044】
速度/方向予測手段28は、基準方向とのずれが一定の基準値を超えた場合、制御信号発生手段24に誤った方向に進んでいることを通知する。これとともに、制御信号発生手段24は、前記与えられた経路情報8の中の最初に最接近する地点がどの地点になるのかを、上記第2の実施例で説明した方法により再度特定する。最初に再接近する地点を特定した後の動作は、上記第2の実施例で説明したのと同様である。
これにより、本来進むべき方向と実際に進んでいる方向にずれが生じた場合には、リカバリーすることができる。
【0045】
第2および第3の実施例によれば、移動端末の周辺にある商店、施設まで、もしくは施設の駐車場まで自動的に車を誘導することが可能となる。
【0046】
(第4の実施例)
次に、本発明の第4の実施例を説明する。
本実施例において、情報配信システム全体の構成および情報処理手段1の構成は上述した第1〜第3の実施例と同様の図1および図2の構成を有しているが、移動端末2の構成が異なり、図3,図8,あるいは図13の構成に変換手段29を付加したものである。
【0047】
図14は、本実施例における移動端末2のブロック構成図の一例である。
本実施例における移動端末2は、同図に示すように、第1の実施例の構成(通信手段21、位置検出手段22、出力手段23からなる)に、変換手段29を付加したものであるが、第2の実施例の構成(通信手段21、位置検出手段22、出力手段23、制御信号発生手段24、書式整形手段25、速度検出手段26、方向検出手段27、および前記制御信号発生手段24により制御される方向制御手段245、方向指示制御手段246、推進手段247)に変換手段29を付加したものでも、第3の実施例の構成(通信手段21、位置検出手段22、出力手段23、制御信号発生手段24、書式整形手段25、速度検出手段26、方向検出手段27、速度/方向予測手段28、および前記制御信号発生手段24により制御される方向制御手段245、方向指示制御手段246、推進手段247)に変換手段29を付加したものであってもよい。
【0048】
本実施例の動作を説明すると、移動端末2が情報処理手段1から配信情報を受信するところまでは第1の実施例と同じである。
本実施例において、情報処理手段1から移動端末2に送られてきた配信情報のヘッダーを解析した結果、配信情報の中に文字データが含まれていると判定された場合には、変換手段29を用いて配信情報の中の文字データを音声データに変換する。該変換された音声データを出力手段23にて音声出力する。
【0049】
また、配信情報の中に画像データが含まれる場合には、変換手段29で画像データからOCR(Optical Character Reader)を使って文字データのみを抽出する。該抽出した文字データを音声データに変換して出力手段23にて音声出力する。
【0050】
第4の実施例によれば、音声にて情報を伝えるため、走行中に視線をそらさずにユーザは情報を音声として聞くことが可能となり、事故防止などに効果的である。
【0051】
(第5の実施例)
次に、本発明の第5の実施例を説明する。
本実施例において、情報配信システム全体の構成および移動端末2の構成は上述した第1〜第4の実施例のいずれかと同じであり、情報処理手段1だけが異なっている。
【0052】
図15は、本実施例における情報処理手段1のブロック構成図の一例である。
本実施例における情報処理手段1は、同図に示すように、第1の実施例で説明した図2に示す通信手段11、管理手段12、設定手段14からなる構成に、新たにセキュリティチェック手段13を付加したものである。
【0053】
図16は、本実施例の管理手段12が管理している情報例を示す図であり、基準位置情報1211〜121k、発信範囲1221〜122k、配信情報1231〜123kの他に、データID1241〜124k、パスワード1251〜125k、セキュリティ情報1261〜126kから構成されている。基準位置情報、発信範囲、配信情報は図4で説明したのと同じである。セキュリティ情報には、情報端末(クライアント端末)5から配信情報の設定変更を許可するか否かの情報が格納されており、これにより配信情報の登録、変更、消去の可否を制御可能としている。
【0054】
次に、本実施例の動作を説明する。
図17〜図19は、第5の実施例の動作を説明するためのフローチャートである。
情報端末5は、通信ネットワーク3経由で、情報処理手段1の通信手段11に接続し(図17のステップS101)、移動端末2の通信手段21にデータID1241とパスワード1251を送信する(ステップS102)。
【0055】
移動端末2の通信手段21は、情報端末5からデータID1241とパスワード1251を受信すると、情報処理手段1のセキュリティチェック手段13で前記受信したデータID1241とパスワード1251が正しいか否かを認証する(ステップS103)。正しくない場合は(ステップS103:N)、ステップS102に戻って次のデータID1242とパスワード1252が正しいか否かを認証する(ステップS103)。これを正しいデータIDとパスワードが見つかるまで繰り返す。正しいデータIDとパスワードが見つかったら(ステップS103:Y)、次に、対応するセキュリティ情報が情報端末5からの設定変更が許可されているか確認する(ステップS104)。
【0056】
セキュリティ情報が情報端末5からの配信情報の設定変更を許可しない設定になっている場合には(ステップS104:N)、情報処理手段1の通信手段11は対応するエラー発生理由を情報端末5に送信し(図19のステップS121)、必要に応じて通信回線を切断する(ステップS122)。なお、フローチャートでは省略されているが、ステップS103で、全てのデータIDとパスワードに対してステップS103の認証で正しくないと判定された場合も、図19のステップS121,ステップS122の処理が行われる。
【0057】
データIDとパスワードが一致し(ステップS103:Y)、セキュリティ情報が情報端末5からの配信情報の設定変更を許可する設定になっている場合には(ステップS104:Y)、通信手段11は情報端末5に配信情報の送信許可を通知する(図18のステップS111)。
【0058】
配信情報の登録または変更する場合は、情報端末5は前記送信許可を受信すると配信情報を通信手段11に送信する(ステップS112)。通信手段11は情報端末5から前記配信情報を受信すると、設定手段14に前記配信情報を渡すとともに、配信情報1231に登録または変更することを通知する(ステップS113:N)。設定手段14は前記配信情報を受け取ると、前記配信情報を管理手段12の配信情報1231として登録または変更する(ステップS115)。
【0059】
一方、配信情報を消去する場合は(ステップS113:Y)、情報端末5から通信手段11に消去命令を送り配信情報がないことを示すデータを作成する(ステップS113:Y,ステップS114)。前記内容が含まれていないことを示すデータを登録または変更することにより配信情報を消去する(ステップS115)。ステップS115における登録処理,変更処理,あるいは消去処理後、通信回線を切断する(ステップS116)。
【0060】
例えば、ある配信情報の発信範囲が、予め規定されている値を超えており影響範囲の大きな配信情報は情報端末から変更することを不可とし、発信範囲が規定値以内で影響範囲の小さな配信情報は情報端末から変更することを可能にすることができる。また、配信情報の重要度に応じてセキュリティ情報の設定を決めるようにしても良い。
【0061】
なお、本実施例ではセキュリティ情報に情報端末5から設定変更を許可するかの情報が格納されているものとして説明したが、前記セキュリティ情報に情報端末5を識別するネットワークIDを付加しても良い。これにより、設定変更を許可するネットワークを制限することができ、その結果、それに接続されている情報端末による設定変更の許可を制限すること可能になる。
【0062】
(第6の実施例)
第6の実施例は、電話機またはFAX機から配信情報を登録,変更,削除可能とした実施例である。
図20は、本実施例における情報配信システム全体の構成例を、図21は、本実施例における情報処理手段1のブロック構成図を示す図である。
図20に示すように、本実施例においては、電話機6またはFAX機7のいずれかまたは両方が電話網4を介して情報処理手段1に接続されている。
【0063】
また、図21に示すように、本実施例における情報処理手段1には、上述した各実施例における情報処理手段1の構成に、電話応対手段15が追加されている。電話応対手段15は、電話網4を経由して電話機6またはFAX機7から着呼すると音声ガイダンスで応答し、DTMF(Dual Tone Multipule Frequency)信号で送信先や処理方法を指定させ、電話機6またはFAX機7から送られる音声データまたはFAXデータを指定の宛先に送信するもので、特開平05−048643号公報「FAXメール装置」、特開平10−013544号公報「音声メール装置」などに開示された技術を適用できる。
【0064】
本実施例では、電話機6から、図16に示した管理手段2が管理している配信情報1231の情報を登録、変更、消去する場合の例を説明する(本処理は、電話機を用いる点および音声を用いる点を除けば、概略的に前述の第5の実施例と同様であるため、図17〜図19を参照されたい)。
【0065】
電話機6から配信情報を登録、変更、消去する場合は、電話機6は、電話網4を経由して情報処理手段1の電話応対手段15に対して発呼する。電話応対手段15は、着呼するとオフフックして電話機6と通話状態にし、音声ガイダンスによりデータIDとパスワードの入力を促す。
【0066】
電話応対手段15は、DTMF信号により電話機6からデータID1241とパスワード1251を受け取ると、セキュリティチェック手段13で前記受信したデータID1241とパスワード1251が正しいか認証するとともに、対応するセキュリティ情報1261が電話機6からの設定変更が許可されているか確認する。
【0067】
データIDとパスワードが一致しないか、セキュリティ情報1261が電話機6からの設定変更を許可しない設定になっている場合には、電話応対手段15は電話機6に対応するエラー発生理由を音声ガイダンスで応答し必要に応じて回線を切断する。
【0068】
データIDとパスワードが一致し、セキュリティ情報1261が電話機6からの設定変更を許可する設定になっている場合には、電話応対手段15は音声ガイダンスを流し登録内容のデータを音声またはDTMF信号のどちらで入力するか選択させる。DTMF信号で電話機6から電話応対手段15に音声ガイダンスで入力することを通知すると、電話応対手段15は、DTMF信号により入力の終了が通知されるか所定の時間が経過するまで音声を録音し配信情報データを作成する。電話応対手段15は、設定手段14に前記作成した配信情報データを渡すとともに、配信情報1231に登録することを通知する。
【0069】
設定手段14は、前記配信情報データを受け取ると管理手段12の配信情報1231として登録する。消去する場合は、電話機6から電話応対手段15にDTMF信号で消去命令を送ると、電話応対手段15は、音声データを作成する代わりに内容が含まれていないことを示す配信情報データを作成する。前記内容が含まれていないことを示すデータを登録または変更することにより配信情報を消去する。DTMF信号で電話機6から電話応対手段15にDTMF信号で入力することを通知すると、電話応対手段15はDTMF信号により入力の終了が通知されるか所定の時間が経過するまでDTMF信号を取得する。
【0070】
電話応対手段15は、取得したDTMF信号を予め決められたアルゴリズムにより文字データに変換し配信情報データを作成する。以降は音声で配信情報を登録、変更、消去する場合と同じである。FAX機7からFAXデータを配信情報として登録する場合も、データがFAXデータであること以外は、前記音声データまたはDTMFデータを登録、変更、消去する場合と同じ処理である。
【0071】
第5および第6の実施例によれば、いつでも配信情報の内容を登録、変更、消去することが可能となるため、認証されたユーザは自由に配信情報を変更することができるようになり、特に外部から電話機やFAXなどにより登録、変更、消去することも可能となるためその実用性は大きい。これにより、タイムサービスのように時間限定のセール情報などを発信することも可能となる。
【0072】
【発明の効果】
本発明によれば、移動端末の位置を検出し、その地域に密着した局所的な情報を提供することが可能な情報配信システム、目的地点からの距離を認識し、接近距離により配信する情報を切り替え、接近に合わせてより詳細な情報を移動端末に提供することことができる情報配信システム、および配信情報を遠隔地から効果的に登録、更新、消去することが可能な情報配信システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る情報配信システムのブロック構成図である。
【図2】第1の実施例に係る情報処理手段1のブロック構成図である。
【図3】第1の実施例に係る移動端末2のブロック構成図である。
【図4】管理手段12が管理している情報例を示す図である。
【図5】第1の実施例における動作の流れを示すフローチャートである(その1)。
【図6】第1の実施例における動作の流れを示すフローチャートである(その2)。
【図7】第1の実施例における動作の流れを示すフローチャートである(その3)。
【図8】第2の実施例における移動端末2のブロック構成図である。
【図9】第2の実施例において、管理手段12で管理する情報である配信情報1231〜123nの詳細を示す図である。
【図10】第2の実施例における移動端末2の動作を説明するためのフローチャートである(その1)。
【図11】第2の実施例における移動端末2の動作を説明するためのフローチャートである(その2)。
【図12】第2の実施例における移動端末2の動作を説明するためのフローチャートである(その3)。
【図13】第3の実施例における移動端末2のブロック構成図である。
【図14】第4の実施例における移動端末2のブロック構成図の一例である。
【図15】第5の実施例における情報処理手段1のブロック構成図の一例である。
【図16】第5の実施例の管理手段12が管理している情報例を示す図であり、
【図17】第5の実施例の動作を説明するためのフローチャートである(その1)。
【図18】第5の実施例の動作を説明するためのフローチャートである(その2)。
【図19】第5の実施例の動作を説明するためのフローチャートである(その3)。
【図20】第6の実施例における情報配信システム全体の構成例を示す図である。
【図21】第6の実施例における情報処理手段1のブロック構成図を示す図である。
【符号の説明】
1…情報処理手段
11…通信手段
12…管理手段
13…セキュリティチェック手段
14…設定手段
2…移動端末
21…通信手段
22…位置検出手段
23…出力手段
24…制御信号発生手段
245…方向制御手段
246…方向指示制御手段
247…推進手段
25…書式整形手段
26…速度検出手段
27…方向検出手段
28…速度/方向予測手段
29…変換手段
3…通信ネットワーク
4…電話網
5…情報端末(クライアント端末)
6…電話機
7…FAX機

Claims (6)

  1. 配信情報と該配信情報に関連付けた任意の基準となる位置を示す基準位置情報と該基準位置情報が示す基準となる位置からの2つの異なる距離によって決まる当該発信情報を発信する発信範囲とを組みにしたデータを複数管理する管理手段と、前記配信情報を発信するために通信ネットワークと接続可能な通信手段を有する情報処理手段と、
    前記通信ネットワークと接続可能な通信手段と該通信手段で受信した配信情報を出力する出力手段と自己の現在位置を検出する位置検出手段を有する移動端末を具備する情報配信システムであって、
    前記移動端末は、前記位置検出手段により検出した現在位置を示す位置情報を、前記移動端末の通信手段により、前記通信ネットワークを介して前記情報処理手段に送信するとともに、前記情報処理手段から送信された配信情報を前記出力手段に出力するものであり、
    前記情報処理手段は、前記管理手段で管理している各データから発信範囲と基準位置情報を抽出し、前記移動端末から送信された位置情報と前記抽出した基準位置情報との間の距離が前記抽出した発信範囲内に入っている場合に、前記発信範囲と組みで管理しているデータ中の配信情報を前記通信ネットワークを介して前記移動端末に送信するとともに、
    前記管理手段に、基準位置情報が同一で発信範囲が異なるデータを複数登録しておくことにより、前記移動端末の移動に伴って配信する情報を切り換えるようにしたものであることを特徴とする情報配信システム。
  2. 請求項1に記載の情報配信システムにおいて、
    前記移動端末は、さらに、前記移動端末に有線または無線により接続されている推進手段、方向制御手段、方向指示制御手段を制御するための制御信号発生手段と、走行速度を検出する速度検出手段と、進行方向を検出する方向検出手段を有し、前記情報処理手段から受信した配信情報が任意の位置から目的地までの経路制御情報である場合に、前記経路制御情報に記述してある情報に基づいて前記推進手段、前記方向制御手段、および前記方向指示制御手段を制御して目的地まで自動的に誘導することを特徴とする情報配信システム。
  3. 請求項2記載の情報配信システムにおいて、
    前記移動端末は、さらに、前記位置検出手段で検出した過去の位置情報を時間情報と組み合わせて一定期間保持し、位置の変化と時間の変化から進行方向を予測する速度/方向予測手段を有し、進むべき方向と前記速度/方向予測手段で予測した方向が合っているかを確認することを特徴とする情報配信システム。
  4. 請求項1に記載の情報配信システムにおいて、
    前記移動端末は、さらに、文字データを音声データに変換し、画像データを文字データに変換する変換手段を有し、前記情報処理手段から送られてきた配信情報に文字データが含まれる場合には、該文字データを音声データに変換して前記出力手段で音声出力するとともに、前記情報処理手段から送られてきた配信情報に画像データが含まれる場合には、
    該画像データから文字データを抽出し、さらに文字データを音声データに変換して前記出力手段で音声出力することを特徴とする情報配信システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報配信システムにおいて、
    さらに、前記配信情報を前記通信ネットワークを介して変更する情報端末を具備するとともに、
    前記情報処理手段は、前記配信情報、前記発信範囲、前記基準位置情報の他に、データIDとパスワードとセキュリティ属性の組みにしたデータを一つまたは複数まとめて管理する管理手段と、該管理手段の前記セキュリティ属性によって、対応するデータIDとパスワードの認証を行うセキュリティチェック手段と、前記配信情報を前記管理手段に反映する設定手段を有し、
    前記セキュリティチェック手段は、前記情報端末からデータIDとパスワードを受信すると、前記管理手段で管理しているセキュリティ属性に従って情報端末からの配信情報変更要求に対処し、前記配信情報を登録、変更、消去する場合、制御を前記設定手段に移し、
    前記設定手段は、前記情報端末から配信情報を受け取ると、前記情報端末から与えられた前記データIDとパスワードに対応する配信情報を置き換えることを特徴とする情報配信システム。
  6. 請求項5に記載の情報配信システムにおいて、
    前記情報処理手段は、さらに、電話が着呼した場合にユーザ認証を行いFAXまたはDTMFトーンまたは音声により必要な情報を取得する電話応対手段を有し、前記配信情報を電話網を介して電話機またはFAX機から登録、変更、消去可能としたことを特徴とする情報配信システム。
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