JP3697269B2 - 油圧回路装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、パワーショベル等の建設車両に用いるのに最適な油圧回路装置に関し、特にネガティブ制御とロードセンシング制御の両方の利点を備えたものである。
【0002】
図4に示した従来のネガティブ制御の油圧回路装置は、切換弁1を図示の中立位置に保持しているとき、可変吐出ポンプPからの吐出油が絞り2を経由してタンクTに戻される。そして、このときの絞り2の上流側の圧力がレギュレータ3に作用し、ポンプ吐出量を減少させる。
この状態から切換弁1を左右いずれかに切換えると、タンクTへの通路が閉ざされるので、絞り2の上流側の圧力が最小になり、したがって、レギュレータ3に作用する圧力も最小になる。このようにレギュレータ3への作用力が最小になると、可変吐出ポンプPの吐出量は最大になる。
【0003】
ただし、切換弁1が上記のように切換わる過程をつぶさに見ると、図5のような状態を経由することになる。つまり、切換弁1を切換えると、各通路が急激に開閉するのではなく、それらは徐々に開き、また徐々に閉じる。
いま、切換弁1が図5に示す位置から絞りaをさらに絞っていくと、その絞りaの上流側の圧力Pが上昇する。そして、この圧力Pが、アクチュエータA側の負荷圧Pよりも高くなるまで、可変絞りaの下流側の圧力Pがほとんど一定に保たれる。
そして、P>Pとなると、ロードチェック弁4が開いて、ポンプPの吐出油が上記アクチュエータAに流れることになる。このようにしてアクチュエータAに圧油が供給されると、絞りaの下流側の圧力が下がるので、可変吐出ポンプPの吐出量が増大する。
【0004】
また、上記のネガティブ制御の油圧回路装置とは別のロードセンシング制御の油圧制御回路装置として、図6に示すものが従来から知られている。
この図6に示した従来の装置は、可変吐出ポンプPと切換弁1との間に圧力補償弁5を設けるとともに、ロードチェック弁6の上流側の圧力を、この圧力補償弁5の一方のパイロット室5aに導き、上記切換弁1の可変絞りcの下流側の負荷圧を他方のパイロット室5bに導くようにしている。
また、可変絞りcの下流側の負荷圧は、レギュレータ7にも導いているが、このレギュレータ7には、圧力補償弁5の上流側の圧力も導き、これら両者の圧力差に応じて可変吐出ポンプPの吐出量が制御されるようにしている。
いま、切換弁1を左右いずれかに切換えると、そのストロークに応じて可変絞りcの開度が決まる。このように開度が決まると、圧力補償弁5はこの絞りc前後の圧力差が一定になるようにその絞りdの開度を制御し、アクチュエータAの負荷に関係なく一定の流量が供給されるようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図4に示した従来のネガティブ制御の回路装置では、アクチュエータに圧油が流れ始めるときの切換弁1の操作レバーの操作量が、その負荷圧に応じて変化する。つまり、P>Pとなったとき、ロードチェック弁4が開いて、ポンプPの吐出油が上記アクチュエータに供給されるが、ロードチェック弁4が開くタイミングは、負荷の大きさによって変化する。
このことは、オペレータの操作レバーの操作量でアクチュエータの負荷の大きさがわかるという利点につながる。反面、負荷が大きいときには、インチングの制御範囲が狭くなって、操作が難しくなるという別の問題が発生する。
【0006】
また、図6に示した従来のロードセンシング制御の回路装置では、切換弁の操作レバーの操作量が一定であれば、アクチュエータの速度も一定になるという利点がある。しかし、この装置では、切換弁の操作レバーの操作量で、その圧力を制御できないので、例えば、図7に示すようにバケット8の背面を地面に接触させたまま、その表面を水平に掘削するいわゆる水平掘削作業をするときに、操作が難しくなる。
つまり、この作業をするときには、車体を止めたまま、バケット8を車体側に引き寄せるが、そのときには、バケット8を地面に圧接させながら、アーム9を矢印α方向に回動させるとともに、ブーム10をβ方向に上昇させる。
【0007】
このようなとき、ネガティブ制御では、バケット8の背面をある圧力を保って地面に接触させておけば、その背面が常に水平に保たれる。例えば、バケット8の先端つめ部が地面から離れようとすると、当然のこととして、その負荷が軽くなる。こうなれば、ロードチェック弁4前後に圧力差が生じ、アクチュエータAに圧油が供給されるので、バケット8は常に地面に接触する方向に回って、それが水平になるように自動的に位置修正される。そして、バケット8の背面を地面に押しつける力は切換弁の操作量によって調整することができる。
しかし、ロードセンシング制御では、アクチュエータへの供給流量が、操作レバーのストロークに応じて決まるので、バケット8の背面を地面に水平に接触させるためには、操作レバーを常に微少操作していなければならない。もし、操作レバーを大きく動かし過ぎると、アクチュエータが必要以上に動いてしまって、バケット8の先端が地面に食い込み過ぎたり、あるいは地面が固過ぎてその先端が食い込めないときには車体が持ち上げられたりしてしまう。
この発明の目的は、ネガティブ制御とロードセンシング制御の両方の利点を備えた油圧回路装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、レギュレータに作用する圧力に応じて吐出量を変化させる可変吐出ポンプと、この可変吐出ポンプとアクチュエータとの間に設け、切換え過程で開度を変化させる可変絞り機能を備えた切換弁と、この切換弁と可変吐出ポンプとの間に設け、切換弁の可変絞り前後の差圧に応じて動作する圧力補償弁とを備え、上記可変絞りの下流側の圧力と圧力補償弁の上流側の圧力との差に応じてレギュレータが動作して、可変吐出ポンプの吐出量を制御する構成にした油圧回路装置を前提にする。
上記の装置を前提にしつつ、第1の発明は、上記切換弁のパイロット室にパイロット圧を出力する比例弁と、切換弁のスプールの両側に設けたスプリングと、上記アクチュエータの負荷圧に応じて動作する圧力検出ピストンとを備え、上記圧力検出ピストンの移動量に応じて、スプリングの弾性力を調節可能にするとともに、この調節されたスプリングの弾性力を切換弁のスプールに直接作用させることによって、パイロット圧により切換弁のスプールに作用する推力を減殺させる構成にしたことを特徴とする。
第2の発明は、上記装置を前提にしつつ、上記切換弁のパイロット室にパイロット圧を出力する比例弁と、切換弁のスプールの両側に設けたスプリングと、スプリングの一端に固定したプッシュプレートと、上記アクチュエータの負荷圧に応じて動作する圧力検出ピストンとを備え、上記プッシュプレートに、圧力検出ピストンの移動量に応じた推力を作用させるとともに、このプッシュプレートを切換弁のスプールに直接作用させることによって、パイロット圧により切換弁のスプールに作用する推力を減殺させる構成にしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
上記第1の発明は、上記のように構成したので、アクチュエータの負荷が軽いと、切換弁のスプールにスプリングの減殺力が作用しないので、比例弁の操作量に見合った流量がアクチュエータに供給され、従来のロードセンシング制御と同じように機能することになる。
これに対して、負荷が大きいと、スプリングの減殺力が切換弁のスプールに作用するので、比例弁を大きく操作しても、切換弁の開度は、見かけ上は、その操作量が少ないときと同じ開度になる。そして、比例弁の操作量を一定に保っているときに、アクチュエータの負荷が軽くなると、スプリングの減殺力も小さくなるので、そのときの操作量に見合った流量がアクチュエータに供給されることになる。
また、比例弁から出力されるパイロット圧が、スプリングの最大減殺力を超えると、それ以後は、負荷が軽いときのロードセンシング制御のときのパイロット圧とアクチュエータへの供給流量との制御特性に対して、上記最大減殺力分だけ平行移動した制御特性がえられる。
【0010】
【発明の効果】
この発明の装置によれば、通常のロードセンシング制御機能を発揮するので、インチングの制御範囲が狭くなるようなことはない。
また、比例弁から出力されるパイロット圧が、減殺力と相殺される範囲で、その比例弁の操作量を一定に保っていれば、負荷が軽くなったときに自動的に切換弁が切換わって、アクチュエータに圧油が供給される。したがって、例えば、パワーショベルでいわゆる水平掘削をする時には、そのバケットの背面を地面に接触させたまま、比例弁の操作量を上記の範囲内で一定に保っていれば、実質的にはネガティブ制御と同じ結果を達成できる。
【0011】
【実施例】
図1の第1実施例は、可変吐出ポンプPと切換弁11との間に、圧力補償弁12を接続している。
上記切換弁11は、図示の中立位置にあるとき、アクチュエータAへの流路を閉じるとともに、その負荷検出ポート13をタンクTに連通させる。そして、切換弁11を中立位置から左右いずれかに切換えると、この負荷検出ポート13がアクチュエータAの高圧側に連通するとともに、可変吐出ポンプPの吐出量を制御するレギュレータ14にも接続される。
このようにした切換弁11のスプール両端は、比例弁15に連通させたパイロット室11a、11bに臨ませている。そして、この比例弁15は、その操作レバー15aの操作量に比例したパイロット圧を出力する。
なお、上記レギュレータ14は、圧力補償弁12よりも上流側の圧力と、アクチュエータAの負荷圧との両者の圧力を検出して、可変吐出ポンプPの吐出量を制御するようにしている。そして、複数のシャトル弁24を介して図示の回路以外のアクチュエータの最高負荷圧を選択して、それをレギュレータ14に作用させるようにしている。
【0012】
また、上記切換弁11のスプール両側には、アクチュエータAの負荷圧が作用する圧力検出ピストン16、17を設けるとともに、このピストン16、17の先端にスプリング18、19を設け、このスプリング先端に固定したプッシュプレート20、21を、上記スプールに接触するようにしている。ただし、このプッシュプレート20、21でスプールを中立位置を超えてまで押さないようにするために、ストッパー22、23を設けている。
上記圧力補償弁12は、その一方のパイロット室12aを、切換弁11の可変絞りaの上流側に接続し、他方のパイロット室12bをその可変絞りaの下流側に接続している。
そして、この圧力補償弁12は、従来と同様に可変絞りaの前後の差圧が一定になるように、その開度を制御するものである。
【0013】
なお、図中符号25はリリーフ弁で、このリリーフ弁25は、パイロットピストン25aを設け、比例弁15の制御圧が、このパイロットピストン25aに作用して、その設定圧を制御するようにしている。つまり、操作レバー15aの操作量が少ないとき、低い設定圧を保ち、ある一定以上の操作量になったとき、最高設定圧を保つようにしている。
このようにリリーフ弁25の設定圧を操作レバー15aの操作量に応じて変化させるようにしたのは、次の理由からである。すなわち、切換弁11を図示の中立位置に保っているときにも、ポンプPの吐出量をゼロにしないが、それは、吐出量をゼロにしてしまうと、切換弁11を切換えた瞬間に十分な流量を確保できないからである。そこで、操作レバー15aが中立位置に近いところにあるとき、リリーフ弁25の設定圧を低くして、ポンプPの吐出量をブリードオフし、スタンバイ流量を確保できるようにしている。
また、切換弁11をその切換え位置から中立位置に切換えると、それにともなってポンプPの吐出量も少なくなるが、切換弁11の切換えに対して、ポンプPの吐出量減少に応答遅れが生じる。この応答遅れのために、一時的に回路圧が上昇するが、もしこのときリリーフ弁25が最高圧に設定されていれば、回路圧もその最高圧まで上昇してしまう。そこで、このときにもリリーフ弁の設定圧を低く保って、エネルギーロスを少なくできるようにしている。
【0014】
次に、この第1実施例の作用を説明する。
比例弁15の操作レバー15aを倒して、その操作量に比例したパイロット圧を出力すると、そのパイロット圧は切換弁11のいずれかのパイロット室11aあるいは11bに作用する。いま一方のパイロット室11aにパイロット圧が作用したとすると、切換弁11は図面右方向に移動しようとする。しかし、このときのアクチュエータA側の負荷圧は、他方のパイロット室11b側に位置する圧力検出ピストン17に作用するので、そのスプリング19のバネ力がスプールに作用し、スプールの右方向への移動を規制する減殺力が発揮される。
【0015】
したがって、アクチュエータAの負荷が軽く、上記減殺力がパイロット圧に対して十分に小さければ、その減殺力がほとんど作用しないので、パイロット圧が発生したとき、切換弁11のスプールが移動して、その可変絞りaを開く。このときのパイロット圧とアクチュエータへの供給流量との制御特性は、図2の特性線xで示すとおりとなる。
また、負荷が大きくなると、スプリング19のたわみ量も大きくなるので、パイロット圧に対する減殺力も大きくなる。したがって、比例弁15の操作レバー15aを操作して切換弁11が切換わっても、上記減殺力によってスプールが押し戻されることになる。そのために、操作レバー15aの負荷が軽いときと同じように操作したとしても、可変絞りaの開度は、見かけ上、操作レバー15aの操作量が少ないときと同じになる。このときのパイロット圧とアクチュエータへの供給流量との制御特性は、図2の特性線yで示すとおりとなる。そして、特性線xとyとの差が減殺力による平行移動分であり、負荷の大きさに応じてその平行移動量が決まることになる。
【0016】
さらに、図7に示すように、水平掘削をするときには、例えば、操作レバー15aを操作してパイロット室11aに作用させて切換弁11を切換え、バケット8の背面を地面に接触させたとする。このようにしてバケット8が地面に接触すると、それ以上バケット8が移動しないので、負荷圧だけが上昇する。この上昇した負荷圧が、圧力検出ピストン17に作用するので、スプリング19のバネ力がスプールの移動方向に対して反力として作用する。したがって、この反力作用で、スプールが押し戻され、可変絞りaが閉じられる。つまり、可変絞りaが閉じられるまで負荷圧が上昇することになる。
【0017】
この状態で、バケット8の先端のつめ部分が浮き上がるようになると、地面に対するバケット8の押しつけ力が小さくなるので、それだけ負荷が軽くなる。このように負荷が軽くなれば、スプリング19のバネ力も小さくなるので、切換弁11が切換わり、その可変絞りaを開く。したがって、そのときに可変絞りaの開度に見合った流量がバケットシリンダに供給され、バケット背面が再び地面に接触することになる。バケット8が地面に接触すれば負荷圧が高くなるので、圧力検出ピストン17が再び移動し、スプリング19がたわむ。これによって切換弁11の可変絞りaが閉じられ、バケット8は一定の圧力のもとで、地面に接触することになる。
【0018】
水平掘削のようにバケット8の背面を地面に接触させながら比例弁15の操作レバー15aを一定に保っていれば、アクチュエータの負荷変化に応じて切換弁11のスプールが移動し、バケット8の背面を操作レバー15aの操作量に応じた力で常に地面に接触させることができ、従来のネガティブ制御と同じ結果がえられる。
また、アクチュエータ側の負荷に打ち勝って切換弁11が切換われば、その後は図2の特性線yに沿って制御されるので、そのインチングの制御範囲が狭くなるようなこともなくなる。
【0019】
図3は第2実施例を示したものである。ここでは、切換弁11両側の圧力検出ピストン16、17と、スプリング18、19と、プッシュプレート20、21との配置、およびスプリング18、19のスプリング荷重を安定させる内側部分31、32にスプリング18、19を当接させている点以外は第1実施例と同じである。
すなわち、切換弁11の両側に設けた圧力検出ピストン16、17と平行にスプリング18、19を設け、これら圧力検出ピストン16、17とスプリング18、19とを切換弁11側に設けたプッシュプレート20、21に取り付けている。
そして、スプリング18、19の他端を、スプールを収納している切換弁11の内側部分31、32に当接させている。このように、スプリング18、19を内側部分31、32に当接させることで、そのスプリング荷重を安定させている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の回路図である。
【図2】パイロット圧とアクチュエータへの供給流量との関係を示したグラフである。
【図3】第2実施例の回路図である。
【図4】従来のネガティブ制御の装置の回路図である。
【図5】図4の切換弁の切換え過程の状況を記号で示した図である。
【図6】従来のロードセンシング制御の装置の回路図である。
【図7】パワーショベルの側面図である。
【符号】
P 可変吐出ポンプ
A アクチュエータ
11 切換弁
12 圧力補償弁
15 比例弁
16、17 圧力検出ピストン
18、19 スプリング
20、21 プッシュプレート

Claims (2)

  1. レギュレータに作用する圧力に応じて吐出量を変化させる可変吐出ポンプと、この可変吐出ポンプとアクチュエータとの間に設け、切換え過程で開度を変化させる可変絞り機能を備えた切換弁と、この切換弁と可変吐出ポンプとの間に設け、切換弁の可変絞り前後の差圧に応じて動作する圧力補償弁とを備え、上記可変絞りの下流側の圧力と圧力補償弁の上流側の圧力との差に応じてレギュレータが動作して、可変吐出ポンプの吐出量を制御する構成にした油圧回路装置において、上記切換弁のパイロット室にパイロット圧を出力する比例弁と、切換弁のスプールの両側に設けたスプリングと、上記アクチュエータの負荷圧に応じて動作する圧力検出ピストンとを備え、上記圧力検出ピストンの移動量に応じて、スプリングの弾性力を調節可能にするとともに、この調節されたスプリングの弾性力を切換弁のスプールに直接作用させることによって、パイロット圧により切換弁のスプールに作用する推力を減殺させる構成にしたことを特徴とする油圧回路装置。
  2. レギュレータに作用する圧力に応じて吐出量を変化させる可変吐出ポンプと、この可変吐出ポンプとアクチュエータとの間に設け、切換え過程で開度を変化させる可変絞り機能を備えた切換弁と、この切換弁と可変吐出ポンプとの間に設け、切換弁の可変絞り前後の差圧に応じて動作する圧力補償弁とを備え、上記可変絞りの下流側の圧力と圧力補償弁の上流側の圧力との差に応じてレギュレータが動作して、可変吐出ポンプの吐出量を制御する構成にした油圧回路装置において、上記切換弁のパイロット室にパイロット圧を出力する比例弁と、切換弁のスプールの両側に設けたスプリングと、スプリングの一端に固定したプッシュプレートと、上記アクチュエータの負荷圧に応じて動作する圧力検出ピストンとを備え、上記プッシュプレートに、圧力検出ピストンの移動量に応じた推力を作用させるとともに、このプッシュプレートを切換弁のスプールに直接作用させることによって、パイロット圧により切換弁のスプールに作用する推力を減殺させる構成にしたことを特徴とする油圧回路装置。
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