JP3696471B2 - 情報電源管理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報電源管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の車内通信システムの概要を示した概念図である。従来の車内通信システムでは、例えばカセットテープデッキまたはコンパクトディスクプレイヤー等のオーディオプレイヤー1やラジオチューナ2等の様々な電装ユニットを所定の共通信号路(バス)3にバス接続するなどして車載LAN(ローカルエリアネットワーク)を構築し、様々な電装ユニット1,2の操作状況等を所定の表示モニタ4に集中的に表示することが行われている。これにより、電装ユニット1,2及び表示モニタ4等は車載LANから見てそれぞれが個別の端末(ECU)として機能する。
【0003】
ここで、各端末1,2,4への電源供給は、所定の電源制御ユニット5によって行われており、この電源制御ユニット5がバッテリ電源6を各端末1,2,4に向けて分配するようになっており、各端末1,2,4の駆動電流の制御等を電源制御ユニット5が司るようになっている。
【0004】
また、各端末1,2,4同士の間での情報伝送は、電源制御ユニット5とは別体に設けられた情報管理ユニット7が司るようになっている。この情報管理ユニット7は、バスマスターマネージャ等の情報通信制御機能を有するものであり、バス3上を流れるデータの同期をとったり割り込み処理を行ったりする機能を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、データをバス3上で通信する際には、稀に様々な異常事態が発生することがある。
【0006】
例えば、ソフトウェア上の異常事態として、外乱ノイズ等の影響等で任意のECUが動作する際のソフトウェアプログラムがハングアップするなどにより信号の送受信が不能となることがある。
【0007】
また、自動車の走行中は常に振動にさらされたり、また湿気等の水の影響を受けたりすることがあるため、これらに起因するハードウェア上の異常事態、例えば自動車の振動や水分の影響によりバス3がグランド側(地落)またはバッテリライン側に対してショートしたり、種々のコネクタの接触が不良となったり、あるいは各端末1,2,4内の種々の部品が振動により内部のプリント配線基板から外れてしまったりするなどのおそれがないとは言い切れない。
【0008】
一般に、車載LAN上での通信不能には、車載LAN全体が通信不能になる場合と、特定の端末1,2,4のみが通信不能になる場合とがある。しかしながら、従来においては、例えば通信に異常を来したノード(端末1,2,4)が例えばローレベルの電圧の信号を出力し続けてバス3全体の電位を下げるように影響を与えている場合は、そのノードのみならずそのバス3につながっている他の全てのノード(端末1,2,4)が通信不能になり、一つのノード(端末1,2,4)の不具合が車内通信システム自体に波及し、通信機能を果たさなくなるという問題が発生する。
【0009】
そこで、この発明の課題は、バスへ影響を与える異常を持つユニットを検知した場合に、その端末の電源を供給元から制限することによりシステム全体へ影響を与えることを防止できる情報電源管理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、自動車内の所定の共通信号路に複数の端末が接続された車載ネットワークにおいて、前記各端末の電源管理を行う情報電源管理装置であって、前記各端末への電源の供給をオンオフ制御する電源制御部と、各端末の通信不能を個別に検出するようにされた情報通信管理部とを備え、前記電源制御部は、前記電源から前記各端末への過電流の検出及び前記電源の電圧低下を検出し、前記過電流が検出され、または前記電源の電圧低下が検出された場合に、前記電源から前記各端末を遮断し、前記情報通信管理部は、全ての他の処理に対して優先的に機能する異常割り込み処理により、前記各端末に確認信号を送信し、当該確認信号に応じて前記各端末から前記共通信号路を通じた返信信号を受信したかどうかを検出することで各端末の通信不能を個別に検出するとともに、前記異常割り込み処理により、前記共通信号路へ所定の信号を送出すると同時に当該共通信号路の電位状態を検出し、当該共通信号路に送出した信号に対して当該共通信号路の電位状態が適正に対応しているか否かを検出することで、前記共通信号路での通信不能を検出し、通信不能が検出された端末について個別に電源供給を停止するように前記電源制御部に指示するようにされ、前記電源制御部と前記情報通信管理部とが、前記共通信号路を介さずに所定の接続端子を通じて互いに接続されたものである。
【0013】
請求項2に記載の発明は、前記端末に自動車のイグニッションキーのオンオフ切換スイッチが含められ、前記情報通信管理部は、前記イグニッションキーのオンオフ切換スイッチからの信号に基づいて、当該オンオフ切換スイッチがオフの状態に切り換えられたときに、前記各端末の電源をオフにするように前記電源制御部に指示するようにされたものである。
【0014】
請求項3に記載の発明は、前記端末に自動車のイグニッションキーのオンオフ切換スイッチが含められ、前記情報通信管理部は、前記イグニッションキーのオンオフ切換スイッチからの信号に基づいて、当該オンオフ切換スイッチがオフの状態からオンの状態に切り換えられたときに、前記各端末の電源オンのタイミングをそれぞれ若干ずつずらせるように前記電源制御部に指示するようにされたものである。
【0015】
請求項4に記載の発明は、前記情報通信管理部及び前記電源制御部は、単一のパッケージ内に収納されるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
<構成>
図1はこの発明の一の実施の形態に係る情報電源管理装置Ctが所定の共通伝送路(バス)Ntに接続された状態を示す概念図、図2は情報電源管理装置Ctの分解斜視図、図3は情報電源管理装置Ctのブロック図である。この情報電源管理装置Ctは、図1〜図3の如く、テレビジョンモニタ、ナビゲーションシステム、コンパクトディスクプレイヤー、ラジオチューナ等の各端末10a〜10cとともに所定のバスNtに共通にバス接続されており、各端末10a〜10cの情報伝送を管理する情報通信管理部11と、ジャンクションブロック17から各端末10a〜10cに対してバッテリー電源12の供給分配を行う際の分配制御を行う電源制御部13とを単一のケース内に収納して一体的にパッケージ化してなるもので、バスNtへ影響を与える異常を持つ端末10a〜10cを情報通信管理部11で検知した場合に、その端末10a〜10cに供給している電源を電源制御部13により供給元から遮断することにより、車内通信システム全体への影響を防止するようにしたものである。
【0017】
情報通信管理部11は、いわゆるバスマスターマネージャであり、例えば、バスNt上にどのような種類の端末10a〜10cが接続されているのかを各端末10a〜10cから送信される所与の識別コードの情報に基づいて判断し、適宜適切な通信制御を行う等、車載LAN(車載ネットワーク)上の多重通信線としてのバスNtでの通信状態を監視して情報通信制御を行う機能を有しており、プリント配線基板上に搭載されたMPU(マイクロプロセッサユニット:図4)11a等の半導体集積回路(ICチップ)が所定の記憶回路内に予め格納されたソフトウェアプログラムにより動作することで、車載LANに係るバスNtの状態を監視するようになっている。
【0018】
この情報通信管理部11における監視の方法としては、例えば、数秒毎に各ECUに対して所定の通信信号の送受信を行って正常動作の確認を簡易的に行うソフトウェア的状態確認方法がある。これは、複数の端末10a〜10cがバスNtに接続されている場合に、情報電源管理装置Ctから各端末10a〜10cに順次確認信号を与え、これに応じて情報電源管理装置Ct以外の他の端末10a〜10cが所定の返信信号を返信するものであり、返信のあった端末10a〜10cについては正常に通信可能である一方、返信のなかった端末10a〜10cについては何らかの通信上の異常事態が発生している旨を検出できることになる。
【0019】
また、情報通信管理部11における他の監視の方法として、ハードウェア的状態確認方法もある。このハードウェア的状態確認方法としては、例えば図4の如く、情報通信管理部11内に搭載されたMPU11aの出力ポート(OUT)から所定のトランスミッタTxを通じてバスNtに出力した信号について、同時にこの信号をコンデンサC及びレシーバ(受信回路)Rxを通じて入力ポート(IN)にも常に入力するようにしておき、入力ポート(IN)に入力された信号の電圧レベルに基づいて、バスNtの電圧レベルが出力ポート(OUT)からの信号のハイ/ロー状態に対応して変化したかどうかを確認する方法がある。この方法は、CSMA(キャリアセンスマルチプルアクセス:キャリア検出による複数端末10a〜10cからのアクセス)/CD(コリジョンディテクション:衝突回避)方式と呼ばれるものであり、このCSMA方式を情報通信管理部11で採用することにより、バスNtの全体的な異常状態を容易に検出することが可能となっている。尚、この場合においてコンデンサCは省略しても差し支えない。
【0020】
そして、情報通信管理部11では、上記のソフトウェア的状態確認方法とハードウェア的状態確認方法の両面から、情報電源管理装置Ctが一極的にバスNtの通信状態を常に監視し、通信不能な端末10a〜10cを検出した場合には、その端末10a〜10cについて識別可能に予め付与された識別コードの情報を電源制御部13に送信するようになっている。尚、この情報通信管理部11でのソフトウェア的状態確認方法とハードウェア的状態確認方法の処理は、全ての他の処理に対して優先的に機能するようになっており、以後、これらの優先的な処理を異常割り込み処理と称することにする。
【0021】
電源制御部13は、所定のプリント配線基板上に、一般的な電源検知機能付きのヒューズ、リレー及びMOSFET等のパワースイッチング素子としての受動部品等が搭載された電源供給切替回路が形成されており、下ケース16内に収納されたジャンクションブロック17を通じてバッテリー電源12の各端末10a〜10cに対する供給分配を行う際に、過電流の検出やバッテリー電源12の電圧低下等を検出する従前の機能を全て保有している。具体的に、過電流の検出においては、過電流の際にヒューズが切断されたり、あるいは図示しない電流検知回路により過電流を検出した際に所定のパワースイッチング素子が回路を切断したりするようになっている。また、バッテリー電源12の電圧低下については、例えばバッテリー電源12から供給された電源電圧の低下を所定の基準電圧と比較する方法を採用する。尚、バッテリー電源12の電圧低下については、バッテリー電源12の重量を検出して電解液の比重の変化を検出することで電源電圧の低下を検出することも可能である。この場合は、バッテリー電源12の重量検出センサを端末10a〜10cのひとつとしてバスNtに接続しておき、自動車の走行前などの振動が少ない状態において情報通信管理部11が重量検出センサで検出された重量検出値を受信した後、所定の基準重量と比較して、この基準重量よりもバッテリー電源12が軽くなった場合に電源制御部13に所定の端末に対する電源遮断の指示を出力したり省電力のために電源電圧の低下を指示するようにしてもよい(省電力モードへの移行:図6中のステップS10参照)。あるいは、電源制御部13内において、重量検出センサから出力された電圧レベルを所定のスレッシュ回路で定義されたスレッシュレベルと比較するようにしておき、重量検出センサから出力された電圧レベルがスレッシュ回路のスレッシュレベルより下回った場合に電源遮断したり電源電圧を低下させるようにしてもよい(省電力モードへの移行:同じく図6中のステップS10参照)。
【0022】
そして、電源制御部13は、情報通信管理部11から通信不能な端末10a〜10cについての識別コードが与えられた場合に、この識別コードに対応する端末10a〜10cに対する電源供給を、パワースイッチング素子のオフ切換えによって停止するようになっている。
【0023】
尚、この電源制御部13は、図2の如く、規格化された所定のスロット方式の接続端子18a,18bにより情報通信管理部11に接続される。また、電源制御部13とジャンクションブロック17との間も、規格化された所定のスロット方式の接続端子19により互いに接続される。
【0024】
ここで、情報通信管理部11と電源制御部13とが別々の基板として構成されているのは、パワー系の電源制御部13に流れる電流レベルが10〜数十アンペアであるのに対して、コントロール系の情報通信管理部11に流される電流レベルは極低レベルであり、コントロール系の情報通信管理部11上の通信信号が電源制御部13上の高レベルの電流によって干渉されるのを防止するためである。また、この情報通信管理部11と電源制御部13との接続端子の規格を所定のスロット方式等の一定の規格とすることで、情報通信管理部11と電源制御部13のそれぞれについて別仕様のものに交換可能とし、これにより個別に汎用性を持たせつつも様々な機能のバリエーションに柔軟に対応できるようになっている。具体的には、情報通信管理部11においては、搭載される要素部品は一定の設計で決定されてソフトウェアプログラムのみを変更することで様々な機能のバリエーションに対応できるようにしているのに対して、電源制御部13については、実際に搭載される自動車の車種や車格等に応じてその端末10a〜10cに対応して各要素部品が限定的に選択されて回路構成されるようになっている。
【0025】
尚、ジャンクションブロック17は既存のものが使用され、所定のプリント配線基板上において電源制御部13のパワースイッチング素子での切換え制御に基づき各端末10a〜10cへの電源供給分配を行う配線パターンが形成されている。
【0026】
尚、図2中の符号20は上ケース、符号21は各端末10a〜10cに対して電源を供給する際の電源用ハーネス、符号22は電源用ハーネス21をジャンクションブロック17の下面に形成された図示しない電源供給用端子に接続するためのコネクタをそれぞれ示している。また、図3中の符号23はバスNtと情報通信管理部11とを結線する通信用ハーネスを示している。
【0027】
<動作>
上記構成の情報電源管理装置の動作を図5及び図6のフローチャートに沿って説明する。
【0028】
まず、ステップS01においてバスNtの初期設定を行った後、ステップS02において通信管理部11の管理の下に、各端末10a〜10c間での通信処理がなされる。この際、通信管理部11は、ステップS03において異常割り込み処理(即ち後述のステップS04〜S18の処理)があったか否かを検出し、異常割り込み処理が無い状態であれば、ステップS02に戻って各端末10a〜10cへの確認信号の送信を一定時間毎に繰り返す。一方、ステップS03において通信管理部11が既に異常割り込み処理を検出していた場合は、図6中のステップS04に進む。
【0029】
ステップS04では、まず電源制御部13によって過電流があったかどうかを検出し、過電流があった旨が検出された場合は、ステップS05において過電流の検出された端末10a〜10cについて電源制御部13が電源の遮断を行う。この際、ステップS06において、自動車のインストゥルメント・パネル内に設置されたメータ内インジケータ(図示せず)等の所定の表示ディスプレイ等に警告情報を表示することが望ましい。ここでは、ステップS05において端末10a〜10cの電源遮断を行っているため、当該端末10a〜10cについてジャンクションブロック17を通じたバッテリー電源12の供給分配が停止され、これによりステップS07のように、異常ノード(端末10a〜10c)のバスNt上での一時的な排除が達成される。その後、異常ノード(端末10a〜10c)を復帰させた後、上述のステップS01からの処理を再度実行する。
【0030】
また、上述のステップS04において過電流が検出されなかった場合は、ステップS08に進む。このステップS08では、電源制御部13において、例えばバッテリー電源12から供給される電源電圧が所定の基準値を下回っているか否かを検出し、バッテリー電源12に異常がないかどうかを検出する。そして、バッテリー電源12から供給される電源電圧が所定の基準値を下回っていた場合は、バッテリー電源12に異常があるものとして、ステップS09においてインストゥルメント・パネル内に設置されたメータ内インジケータ(図示せず)等の所定の表示ディスプレイ等に警告情報を表示するとともに、ステップS10において電源制御部13によって所定の端末に対する電源供給を遮断するなどの所定の省電力モードに切り換える。尚、ステップS08においては、所定の重量検出センサでバッテリー電源12の重量を検出し、バッテリー電源12の重量が基準重量より軽くなった場合に、ステップS09及びステップS10の処理を行うようにしてもよい。その後、上述のステップS02からの処理を再度実行する。
【0031】
さらに、上述のステップS08において、バッテリー電源12に異常がないと判断した場合は、ステップS11に進む。このステップS11では、バスNtの全体に亘って、所定の一定時間以上の長時間に異常事態が発生していないかどうかを検出する。具体的には、例えば図4に示したようなハードウェア的状態確認方法によってバスNtの全体的な異常状態を検出する。そして、バスNtの全体に異常事態が発生している旨を検出した場合は、ステップS12に進んで、インストゥルメント・パネル内に設置されたメータ内インジケータ(図示せず)等の所定の表示ディスプレイ等に警告情報を表示するとともに、ステップS13で、電源制御部13によって全ての端末10a〜10c(全ノード)に対する電源供給分配を停止し、システム全体の電源を入れ直す処理(パワーオンリセット)を行う。その後、上述のステップS01からの処理を再度実行する。
【0032】
そして、上述のステップS11において、バスNtの全体としての異常が発生していないと判断できた場合や、ステップS13でのパワーオンリセットによっても通信状態が回復していない旨をステップS03,S04,S08,S11において判断した場合は、ステップS14からステップS17の処理に進み、電源制御部13での制御に基づいて端末10a〜10c一つ一つを順番に電源を入れながら、上述のソフトウェア的状態確認方法によりバスNtの状態を確認することによって、どの端末10a〜10c(ノード)がバスNtに影響を与えているのかを認識し、その端末10a〜10cの電源を遮断した状態で再度他の全ての端末10a〜10cを立ち上げ直してシステムの存続を図る。具体的に、まずステップS14においては、既にステップS11で全体的なバスNtの異常がない旨が検出されている状態であり、それにも拘わらずステップS03での異常割り込み処理があった状態であるため、各端末10a〜10c毎に何らかの通信異常状態が存在するかどうかを確認する。そして、ステップS15において、各端末10a〜10c(ノード)毎に順番に電源を入れ、そのときのバスNtを通じての各端末10a〜10cに確認信号を送信し、各端末10a〜10cから確認信号に応答して返信(レスポンス)があるか否かを情報通信管理部11側で検出する。そして、一部のノードのみに異常が発生している場合であって、且つ確認信号に対する返信(レスポンス)があった場合は、その端末10a〜10cは通信自体が可能であるもののソフトウェア的な何らかのエラーが発生している状態であると推測できるため、ステップS16において情報通信管理部11から各端末10a〜10cの動作を初期化させるための信号を送信し、各端末10a〜10cのソフトリセットを指示する。その後、上述のステップS02からの処理を繰り返す。一方、ステップS15において、確認信号に対する返信(レスポンス)がなかったと判断した場合は、もはやその端末10a〜10cは全く通信できないじょぅたいであるものと推測できるため、ステップS17に進み、対象となる端末10a〜10c(ノード)に対して電源制御部13が電源供給分配を強制的に停止してパワーオンリセットを行った後、再びその端末10a〜10cを起動させて、上述のステップS02からの処理を繰り返す。
【0033】
また、上述のステップS14において、各端末10a〜10c(ノード)に異常が見られなかった場合は、ステップS18に進んで、対象となる端末10a〜10c(ノード)に個別のエラー発生履歴等のダイアグノーシス情報が記録されている場合には、このダイアグノーシス情報を情報通信管理部11から読み出せばよい。その後、再びステップS02からの処理を繰り返せばよい。
【0034】
そして、上述したステップS14において、一定時間に一定の端末10a〜10c(ノード)が繰り返し通信異常となっている場合には、電源制御部13は、当該端末10a〜10c(ノード)に対する電源供給を完全に遮断するようにする。
【0035】
尚、ステップS04〜ステップS18の処理は、全て異常割り込み処理によって実行されるものである。これにより、一部の端末10a〜10cの通信異常により車載LANの全体が通信不能になるという事態を可及的に早急に防止できる。
【0036】
このように、通信異常が発生している端末10a〜10c(ノード)については、このままの状態で電源を分配しても正常な通信を期待できないことから、当該端末10a〜10cに対して元からの電源遮断により消費電流を最小限に抑えることが可能となり、自動車の走行時等における電源効率を向上することが可能となる。
【0037】
また、製造工程側からみると、情報通信管理部11と電源制御部13とをワンパッケージング化することによって、これらを別々に設置する場合に比べて部品点数を削減でき、これによって生産効率の向上が期待される。さらに、仮に複数の車載LANが車両内に存在していても、この車載LANに情報電源管理装置Ctを接続しさえしておけば、例えば製造途中のようないかなる場合であっても、どのような端末10a〜10cが搭載されたかを極めて容易に確認することができる。
【0038】
さらに、上記実施の形態では、情報通信管理部11で電源制御部13を管理することで、上記のような異常時の各端末10a〜10c毎の電源オフ制御するようにしていたが、情報通信管理部11で電源制御部13を管理することにより、異常時の電源遮断制御だけでなく併せて様々な利点を得ることができる。
【0039】
具体的には、端末10a〜10cとして自動車のイグニッションキーのオンオフ切換スイッチ25が含められ、イグニッションキーをオフにしてエンジンを停止させて自動車を駐車するような場合に、その旨を情報通信管理部11がイグニッションキーのオンオフ切換スイッチ25からの信号に基づいて検出し、情報電源管理装置Ct以外の全ての端末10a〜10c(ノード)の電源をオフにするように情報通信管理部11が電源制御部13に指示するようにする。これにより、自動車の駐車時の暗電流を最小にすることができる。
【0040】
また、イグニッションキーの挿入時や、ドアロックの解除時等において、これらの任意の各イベントをイグニッションキー検知センサまたはドアロックスイッチからの信号に基づいて情報通信管理部11が認識した後、これらに機能的に対応する端末10a〜10c(例えばオーディオ装置またはドアロックモータ等)のそれぞれの電源投入時のトリガ管理が可能となり、適切な電源オンオフ管理を行うことができる。特に、従来のように電源制御部(図7中の電源制御ユニット5)と情報通信管理部(図7中の情報管理ユニット7)とを切り離していた場合は、各端末10a〜10cをスリープ状態にした時のウェイクアップトリガを入力するための起動イベント検知回路を各端末10a〜10c側で個別に設置しておく必要があったのに対して、この実施の形態のように、電源制御部13の各端末10a〜10cの電源制御を情報通信管理部11側で実行する場合に、各端末10a〜10cをスリープ状態にした時のウェイクアップトリガを入力するための起動イベント検知回路を、情報電源管理装置Ctの情報通信管理部11及び電源制御部13に一元的に集約できる。したがって、起動イベント検知回路を分散設置した従来例に比べて、各端末10a〜10cのスリープ時の全体的な消費電力量を大幅に低減できる。
【0041】
さらに、自動車の電源オンのときに、各端末10a〜10c(ノード)の電源オンのタイミングをそれぞれ若干ずつずらせることで、電源がオンする際の各端末10a〜10cへの突入電流を緩和することが可能となる。
【0042】
これらの機能は、全て、情報通信管理部11内に予め格納されたソフトウェアプログラムによって動作するものである。
【0043】
また、上記実施の形態では、情報電源管理装置Ctが他の端末10a〜10cとは別個にバスNtに接続されるように説明したが、いずれかの端末10a〜10cに内蔵されていても差し支えない。
【0044】
さらにまた、上記実施の形態では、インストゥルメント・パネル内に設置されたメータ内インジケータ(図示せず)等の所定の表示ディスプレイ等に警告情報を表示するようにしていたが、この他、例えばナビゲーションシステム等のディスプレイ上に表示したり、あるいは音声合成ユニットを駆使して音声による警告を行っても差し支えない。
【0045】
また、上記実施の形態では、所定のバスNtにバス接続された場合の車載LANについて説明したが、例えばスター型接続に接続されていてもよい。
【0046】
あるいは、例えばIEEE1394等のデイジーチェーン型の接続形態については、リセット時には対象ノードとその先のノードとの通信が不可能となるため、そのときの一時的または恒久的な通信不能に関する情報や、通信要求を持つ端末10a〜10c(ノード)等へのステータス告知等を行い、通信路が確保できないときの所定の処理、例えば送信の一時中断、再送信、接続形態の変更等を行うようにすればよい。
【0047】
さらに、各端末10a〜10c(ノード)がリング型の接続形態で接続されている場合、特にシングルループ型の接続形態の場合は、一箇所のエラーが車載LANの全体をダウンさせることになるため、各端末10a〜10c(ノード)の個々の管理よりはネットワーク全体としてのエラー管理が必要となる。即ち、図6のフローチャートにおけるステップS14〜ステップS17については適用できないことになる。ただし、ダブルループ型の接続形態の場合は、既存のループバックなどの対応を行うことで、各端末10a〜10c(ノード)毎に個々にエラーを管理することが可能となる。
【0048】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、情報通信管理部によって、各端末に確認信号を送信し、当該確認信号に応じて各端末から共通信号路を通じた返信信号を受信したかどうかを検出することで各端末の通信不能を個別に検出するとともに、共通信号路を通じて各端末に個別に信号を送出すると同時に、当該共通信号路の電位状態を検出し、当該共通信号路に送出した信号に対して当該共通信号路の電位状態が適正に対応しているか否かを検出することで、各端末の通信不能を個別に検出し、通信不能が検出された端末について個別に電源供給を停止するように電源制御部に指示して各端末の電源のオンオフを制御するようにしているので、通信異常が発生している端末に対して元から電源遮断することで異常状態のバス全体への影響を容易に防止できるとともに、通信不能となった端末の電源供給を停止することで消費電流を最小限に抑えることが可能となり、自動車の走行時等における電源効率を向上することが可能となる。特に、情報通信管理部で電源制御部を管理することで、上記のような異常時の各端末毎の電源オフ制御しているので、請求項2や請求項3のように、端末として自動車のイグニッションキーのオンオフ切換スイッチを含めておくことが容易に可能となる。また、情報通信管理部で実行される通信不能の検出が異常割り込み処理によって実行されるので、一部の端末の通信異常により共通信号路の全体が通信不能になるという事態を可及的に早急に防止できる。
【0049】
請求項2に記載の発明によれば、情報通信管理部で電源制御部を管理することで、上記のような異常時の各端末毎の電源オフ制御するしているので、端末として自動車のイグニッションキーのオンオフ切換スイッチを含めておき、情報通信管理部において、イグニッションキーのオンオフ切換スイッチからの信号に基づいて、当該オンオフ切換スイッチがオフの状態に切り換えられたときに、各端末の電源をオフにするように電源制御部に指示するので、自動車の駐車時の暗電流を最小にすることができ、省電力化の要請に十分に対応することができる。
【0050】
請求項3に記載の発明によれば、端末として自動車のイグニッションキーのオンオフ切換スイッチを含めておき、情報通信管理部において、イグニッションキーのオンオフ切換スイッチからの信号に基づいて、当該オンオフ切換スイッチがオフの状態からオンの状態に切り換えられたときに、各端末の電源オンのタイミングをそれぞれ若干ずつずらせるように電源制御部に指示するので、電源がオンする際に各端末が同時に起動するのを防止でき、各端末の起動時の突入電流による全体的な過電流の突入を緩和することが可能となる。
【0051】
請求項4に記載の発明によれば、情報通信管理部及び電源制御部を所定の接続端子を通じて互いに接続するとともに、単一のパッケージ内に収納しているので、製造工程において情報通信管理部と電源制御部とを別々に設置する場合に比べて部品点数を削減でき、これによって生産効率を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る情報電源管理装置の全体的な概要を示す概念図である。
【図2】情報電源管理装置の分解斜視図である。
【図3】情報電源管理装置のブロック図である。
【図4】情報通信管理部におけるハードウェア的状態確認方法の原理を示すブロック図である。
【図5】情報電源管理装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】情報電源管理装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】従来の情報電源管理装置の全体的な概要を示す概念図である。
【符号の説明】
10a〜10c 端末
11 情報通信管理部
12 バッテリー電源
13 電源制御部
16 下ケース
17 ジャンクションブロック
20 上ケース

Claims (4)

  1. 自動車内の所定の共通信号路に複数の端末が接続された車載ネットワークにおいて、前記各端末の電源管理を行う情報電源管理装置であって、
    前記各端末への電源の供給をオンオフ制御する電源制御部と、
    各端末の通信不能を個別に検出するようにされた情報通信管理部と
    を備え、
    前記電源制御部は、前記電源から前記各端末への過電流の検出及び前記電源の電圧低下を検出し、前記過電流が検出され、または前記電源の電圧低下が検出された場合に、前記電源から前記各端末を遮断し、
    前記情報通信管理部は、全ての他の処理に対して優先的に機能する異常割り込み処理により、前記各端末に確認信号を送信し、当該確認信号に応じて前記各端末から前記共通信号路を通じた返信信号を受信したかどうかを検出することで各端末の通信不能を個別に検出するとともに、前記異常割り込み処理により、前記共通信号路へ所定の信号を送出すると同時に当該共通信号路の電位状態を検出し、当該共通信号路に送出した信号に対して当該共通信号路の電位状態が適正に対応しているか否かを検出することで、前記共通信号路での通信不能を検出し、通信不能が検出された端末について個別に電源供給を停止するように前記電源制御部に指示するようにされ
    前記電源制御部と前記情報通信管理部とが、前記共通信号路を介さずに所定の接続端子を通じて互いに接続された情報電源管理装置。
  2. 請求項1に記載の情報電源管理装置であって、
    前記端末に自動車のイグニッションキーのオンオフ切換スイッチが含められ、
    前記情報通信管理部は、前記イグニッションキーのオンオフ切換スイッチからの信号に基づいて、当該オンオフ切換スイッチがオフの状態に切り換えられたときに、前記各端末の電源をオフにするように前記電源制御部に指示するようにされた情報電源管理装置。
  3. 請求項1ないし請求項2のいずれかに記載の情報電源管理装置であって、
    前記端末に自動車のイグニッションキーのオンオフ切換スイッチが含められ、
    前記情報通信管理部は、前記イグニッションキーのオンオフ切換スイッチからの信号に基づいて、当該オンオフ切換スイッチがオフの状態からオンの状態に切り換えられたときに、前記各端末の電源オンのタイミングをそれぞれ若干ずつずらせるように前記電源制御部に指示するようにされた情報電源管理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情報電源管理装置であって、
    前記情報通信管理部及び前記電源制御部は、単一のパッケージ内に収納される情報電源管理装置。
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