JP3696468B2 - カードリーダ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カードリーダに関する。さらに詳述すると、本発明は、カードリーダにおけるカードの詐取行為を防止するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカードリーダ101では、図4に示すように、カード挿入口に例えばソレノイドで開閉されるシャッタ102を設けて、カード103以外の異物が挿入されるのを防止すると共にカードリーダ内で詰まったカード103が不正に取り出されて盗まれることがないようにして、カードリーダ101のセキュリティが図られている。このカードリーダ101では、カード103がカード挿入口104より挿入されると、シャッタ102がカード通路から退避して、挿入されたカード103をカードリーダ101内部に取り込み得るように設けられている。また、カード103がシャッタ102より中へ入ってしまうと、シャッタ102が閉じて、不正行為によってカード103が取り出されるのを防いでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカードリーダ101では、図5に示すように、不正者が何らかの細工を施してシャッタ102の開閉位置上でカード103を意図的に詰まらせるような不正行為を働いた場合、シャッタ102は完全には閉じることができず、シャッタとしての機能を果たすことができない。この際、カード103の詰まった位置がカード103を指で摘まんで引き出し難い場所である場合等には、使用者がカード103を取り出すことができないので、係員等を呼ぶためにカードリーダ101から離れてしまうことがある。この隙に、不正者が工具等を使用してカード103を取り出し持ち去る虞がある。
【0004】
このように、シャッタ102を備えた従来のカードリーダ101においても、カード103を詐取する巧妙な手口によって、カード103を取り出され、持ち去られる問題は残っている。
【0005】
そこで本発明は、シャッタが閉まらない場合にもカードの不正な取り出しを阻止できるカードリーダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、カード挿入口にカードリーダ内部へのカードの取り込みを許容する開閉自在のシャッタが設けられ、カードが正規のカードであるときにカードをカードリーダ内部に取り込んで所定の処理を行なうように構成してなるカードリーダにおいて、シャッタからカードの長さの範囲内において、カードの移動を阻止する阻止部を有する阻止機構を設け、シャッタが開位置にあるときにカードの異常停止を検出したときには、阻止機構を動作させて阻止部によりカードの移動を阻止することができるようにしている。
【0007】
したがって、カードを詐取するために何らかの細工が施されてシャッタの開閉位置上でカードが意図的に停止させられる不正行為(以下、単に不正行為という)が起きても、この異常停止が検出され、阻止機構が動作すると、阻止部によりカードの移動が阻止される。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載のカードリーダにおいて、カードの異常停止を検出する異常停止検出手段を備えると共に、阻止部を、カード表面に圧接する圧接部材とし、阻止機構を電気的に制御される駆動源を備えるようにしている。
【0009】
この場合、シャッタの開閉位置上でカードが異常停止すると、これを異常停止検出手段が検出して、電気的に制御される駆動源を備える阻止機構を作動させると、圧接部材である阻止部でカード表面を圧接し、カードの移動を阻止する。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2記載のカードリーダにおいて、圧接部材を、カード表面に圧接する部分がゴム状のパッドまたは先端が尖っている突起部材としている。
【0011】
この場合、異常が検出された際に、阻止機構が動作して、ゴム状のパッドまたは先端が尖っている突起部材がカード表面に押しつけられる。ゴム状のパッドの場合は強い摩擦力により、先端が尖っている突起部材の場合は先端の一部がカードに食い込むことにより、カードの移動が阻止される。
【0012】
また、請求項4に記載の発明は、請求項2または3のいずれかに記載のカードリーダにおいて、シャッタの開位置を検知する検知手段がシャッタに接続されるとともに、異常停止検出手段が、複数のカード検出センサを有し、カードの移動を検出することにより異常検出するもので構成されている。
【0013】
したがって、シャッタの開閉位置上でカードの異常停止が発生した場合、カード挿入口付近のカード検出センサはカードを検出するが、カード搬送方向奥側のカード検出センサではカードを検出することができず、またこの状態が継続する。これら複数のカード検出センサによるカードの検出の有無から、カードの異常停止を検出する。かつ、この状態において、シャッタの開位置を検知する検知手段がシャッタが開いたままの状態であることを検知していれば、不正行為等によりシャッタの開閉位置上でカードが異常停止したと判断する。そこで、阻止機構を動作させて、カードの移動を阻止する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
【0015】
図1及び2に、本発明のカードリーダの実施の一形態を示す。このカードリーダ1は、カード挿入口2にカードリーダ1内部へのカード3の取り込みを許容する開閉自在のシャッタ4が設けられ、カード3が正規のカードであるときにカード3をカードリーダ1内部に取り込んで所定の処理を行なうように構成してなるもので、シャッタ4からカード3の長さの範囲内において、カード3の移動を阻止する阻止部5を有する阻止機構6を設け、シャッタ4が開位置にあるときにカード3の異常停止を検出したときには、阻止機構6を動作させて阻止部5によりカード3の移動を阻止することができるように構成されている。
【0016】
阻止部5は、カード3の表面に圧接する圧接部材であり、例えば、先端が尖っている突起部材(以下、ニードル5という。)を用いることができる。ニードル5の材質及び形状は特に限定されることはないが、カード3の移動を十分に阻止するため、硬度及び強度の高い金属材料で先端が鋭く尖っているものが望ましい。ニードル5がカード3に圧接又は突き刺さることでカード3を強引に引き抜けない構成とできる。
【0017】
ニードル5は、シャッタ4の開閉位置から図中矢印Aに示すカード搬送方向に向けてカード3の長さの範囲内に配置、即ち、シャッタ4の開閉位置上でカード3が停止したためにシャッタ4が閉じることができない状態において、ニードル5の先端がカード3に対向する位置に配置されている。また、ニードル5はカード搬送方向に対して垂直となる様に、ケーシング16を介してカードリーダ1の図示しないフレームに取り付けられている。さらに、ニードル5はカード3の磁気ストライプ以外の場所を圧接又は突きさすように配置される。これにより、磁気ストライプの損傷を回避し磁気データを保護することができる。
【0018】
ケーシング16には案内溝18,19が設けられ、一方ニードル5の軸部にはこれらの案内溝18,19に案内される係合ピン13,17が設けられている。係合ピン13が案内溝18に、係合ピン17が案内溝19に各々嵌め込まれ、ニードル5は、カード搬送通路20から退避する位置5a(図1)とカード3を圧接又は突きさす位置5b(図2)との間を滑らかに移動できるように取り付けられる。また、ニードル5は、係合ピン13,17の二箇所でケーシング16に取り付けられることになるので、カード引き抜き方向に力が作用しても傾くことがない。
【0019】
阻止機構6は、電気的に制御される駆動源7を備えており、本実施形態では駆動源7としてソレノイド(以下、ソレノイド7という。)を用いる。ソレノイド7はカードリーダ1のフレームに取り付けられ固定される。阻止機構6は、ソレノイド7のプランジャ8を吸引し、ニードル5をロックするレバー9を回転して、ニードル5のロックを解除するように構成される。
【0020】
レバー9は、支軸10を中心に回転可能にカードリーダ1のフレームに取り付けられ、図1に示すロック位置9aと図2に示す解除位置9bとの間を回転可能であるように構成される。また、レバー9には、係合孔11が設けられ、この係合孔11にプランジャ8に設けられた係合ピン12が嵌め込まれて、レバー9をソレノイド7によるプランジャ8の動きに連動させるように構成される。これにより、ソレノイド7がプランジャ8を突出させているときはレバー9はロック位置9aに位置し、ソレノイド7がプランジャ8を吸引したときは解除位置9bに移動する。また、図1に示すロック位置9aでは、レバー9のストッパ片14がニードル5の係合ピン13と係合して、ニードル5を退避位置5aにてロックする。一方、図2に示す解除位置9bでは、ストッパ片14と係合ピン13との係合が外れて、ニードル5は移動可能となる。
【0021】
ここで、カード3の取り出しを阻止するためには、ニードル5を強い力でカード3に圧接させる必要がある。このために例えば、ばね部材等の付勢力を利用することができる。本実施形態の阻止機構6では、コイルばね15をニードル5の軸周囲に設け、かつ係合ピン17とケーシング16のばね受け面16aとの間に圧縮した状態で配置する。なお、コイルばね15は、ニードル5の先端がカード3に圧接又は突き刺さるのに十分なばね力を持つものを用いる。
【0022】
以上の構成により阻止機構6が作動すると、ソレノイド7がオンとなりプランジャ8が引かれ、レバー9が回転して係合ピン13とストッパ片14の係合が外れ、ニードル5が移動可能となる。これにより、コイルばね15により蓄えられた付勢力が解放され、案内溝18,19に案内されるニードル5がカード3に突き刺ささり、カード3の移動を阻止する。なお、図1は阻止機構6が作動前の待機状態を、図2は阻止機構6が作動した後の状態を示している。
【0023】
また、カードリーダ1にはカード3の異常停止(詰まり)を検出する異常停止検出手段21が備えられている。かかる異常停止検出手段21として、例えば、カード搬送通路20でのカード3の存在を検出する複数のカード検出センサ21を利用することができる。本実施形態では、第一のカード検出センサ21aをニードル5の手前位置に、第二のカード検出センサ21bを第一のカード検出センサ21aよりカード搬送方向奥側でシャッタ4からカード3の長さの範囲内に、第三のカード検出センサ21cを第二のカード検出センサ21bよりカード搬送方向奥側でシャッタ4からカード3の長さ以上離れた位置に、各々配置する。
【0024】
このようにカード検出センサ21が配置される場合、正常な場合であれば、カード3の搬送に伴って、カード検出センサ21a,21b,21cがカード3を順次検出する。しかし、第一のカード検出センサ21aがカード3を検出したが、その検出後から所定時間以上経過しても、第二のカード検出センサ21bではカード3を検出できない場合や、第一及び第二のカード検出センサ21a,21bがカード3を検出したが、その検出後から所定時間以上経過しても、第三のカード検出センサ21cではカード3を検出できない場合には、カード3が異常停止したと考えられる。したがって、カード検出センサ21a,21b,21cを使用してカード3の異常停止を検出することができる。なお、設置するカード検出センサ21の数や位置は上述のものに限定されるものではないことはもちろんである。
【0025】
また、シャッタ4には、シャッタ4の開位置を検知する検知センサ22が接続されている。カード検出センサ21によりカード3の異常停止が検出されても、シャッタ4が閉じた状態であれば、カード3の詐取を意図する不正者はカード3を取り出せない。しかし、シャッタ4が開いている状態であれば、不正者がカード3を取り出すことが可能となる。そこで、カード検出センサ21によりカード3の異常停止が検出された場合であって、かつ検知センサ22によってシャッタ4が開いたままの状態であることが検知されたときに、不正行為等によりシャッタ4の開閉位置上でカード3が異常停止したと判断し、阻止機構6を作動させてカード3の不正な取り出しを阻止する。
【0026】
以上のように構成されたカードリーダ1によれば、次のようにしてカードの不正略取を防ぎ得る。
【0027】
カード3がカード挿入口2に挿入されると、シャッタ4が開かれ、搬送ローラ23が回転して、カード3がカードリーダ1内部に取り込まれる。ここで、カード検出センサ21a,21b,21cが順次、カード搬送通路20内にカード3が存在していることを検出できれば、正常と判断されて阻止機構6は作動しない。そして、カード3が所定位置まで取り込まれると、シャッタ4が閉じられ、カード3に対して所定の処理が行なわれる。
【0028】
一方、カード検出センサ21によりカード3の異常停止が検出され、しかも検知センサ22によってシャッタ4が開いたままの状態であることが検知された場合には、阻止機構6を作動させて、カード3の不正な取り出しを阻止する。即ち、阻止機構6のソレノイド7がオンとなりプランジャ8が引かれ、レバー9が回転してロック位置9aから解除位置9bに移動する。これにより、係合ピン13とストッパ片14の係合が外れ、ニードル5が移動可能となる。この結果、コイルばね15により蓄えられた付勢力が解放されて、案内溝18,19に案内されるニードル5を退避位置5aから圧接位置5bに移動させる。そして、ニードル5は先端を鋭く尖ったものに形成されているのでカード3に突き刺ささり、カード3を固定し移動を阻止する。このため、カード3を強引に引き抜くことが不可能になる。即ち、カード3の使用者が係員を呼びに行くためカードリーダ1から離れたとしても、カード3をカードリーダ1から引抜く事ができないので、不正者によるカード3の略取を防止することができる。
【0029】
なお、ニードル5を圧接位置5bから退避位置5aに戻すには、手動でニードル5をコイルばね15のばね力に抗して退避位置5aに移動させる。そしてレバー9をロック位置9aに移動させて、係合ピン13にストッパ片14を係合させる。これにより、ニードル5がコイルばね15のばね力を蓄積した状態で退避位置5aにてロックされ、図1に示す待機状態となる。
【0030】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
【0031】
例えば、上記実施形態では、カード3の磁気ストライプを損傷しないように磁気ストライプ以外の場所をニードル5で圧接するようにしたが、これとは逆に、カード3にニードル5を圧接する位置を、カード3の磁気ストライプ上の位置としても良い。この場合、ニードル5がカード3に圧接することで磁気ストライプに記録されているデータを破壊することができる。また、カード3が異常停止しただけではニードル5を動作させず、カード検出センサ21を利用して非制御的なカード3の動きを検知してからニードル5を動作させるようにしても良い。
【0032】
また、阻止部5の圧接部材は先端を尖らせたニードル5に限らず、例えば図3に示すように、カード3の移動を十分に阻止し得るゴム状のパッド24で構成することもできる。ばね部材15のばね力及びパッド24のカード表面に圧接する面積を大きくすることにより、強い摩擦力を生じカード3の移動を十分に阻止し得る。この場合、圧接の際のカード3の損傷を回避することができる。
【0033】
また、上記実施形態では、不正行為によるカード3の取り出しを阻止するために、阻止部5を強い力でカード3に圧接するべく、コイルばね15の付勢力を利用したが、例えばソレノイド等のアクチュエータで、阻止部5をカード3に圧接するものとしても良い。
【0034】
また、阻止機構6の駆動源は別個独立にソレノイド7を設けずに、カードリーダ1で使用されている他のアクチュエータを共通に使用する事も可能である。例えば、異常発生時の切換え機構を設けて、IC接点用ソレノイド、シャッタ用ソレノイド、搬送用モータ等のいずれかを駆動源として利用しても良い。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載のカードリーダでは、シャッタからカードの長さの範囲内において、カードの移動を阻止する阻止部を有する阻止機構を設け、シャッタが開位置にあるときにカードの異常停止を検出したときには、阻止機構を動作させて阻止部によりカードの移動を阻止することができるようにしているので、不正行為等によってシャッタの開閉位置上でカードが異常停止した場合には、カードの移動を阻止するようにすることができる。これにより、カードを盗用する目的でカードが詰まる(異常停止する)ように何らかの細工がカードリーダに施されたとしても、使用者が係員を呼びにカードリーダから離れた隙に、カードリーダに詰まったカードが盗まれるのを防止できるので、カードリーダのセキュリティーを向上することができる。
【0036】
さらに、請求項2記載のカードリーダでは、カードの異常停止を検出する異常停止検出手段を備えると共に、阻止部は、カード表面に圧接する圧接部材であり、阻止機構は電気的に制御される駆動源を備えているので、不正行為等によってシャッタの開閉位置上でカードが異常停止した場合には、異常停止検出手段により、かかる異常停止が検出され、電気的に制御される駆動源を備える阻止機構の動作により、圧接部材である阻止部がカード表面を圧接して、カードの移動を阻止することができる。
【0037】
また、請求項3に記載のカードリーダのように、圧接部材は、カード表面に圧接する部分がゴム状のパッドまたは先端が尖っている突起部材としても良い。ゴム状のパッドを用いることにより強い摩擦力でカードの移動を阻止し、かつカードの損傷を回避することができる。また、先端が尖っている突起部材を用いれば当該先端の一部がカードに食い込むことにより、強引にカードを引抜くことができず、カードの移動を阻止することができる。また、突起部材により意図的にカードの磁気ストライプを圧接するようにすれば、磁気データを破壊できるのでデータの悪用を回避することができる。
【0038】
そして、請求項4に記載のカードリーダでは、シャッタには、シャッタの開位置を検知する検知手段が接続されるとともに、異常停止検出手段は、複数のカード検出センサを有し、カードの移動を検出することにより異常検出をしているので、カードを詐取するためにシャッタの開閉位置上でカードを意図的に停止させる不正行為があった場合でも、シャッタの開閉位置上でのカードの異常停止が検出でき、阻止機構を動作させて、カードの不正な取り出しを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカードリーダの実施形態の一例を示し、阻止機構が待機の状態を示す概略側面図である。
【図2】同カードリーダにおいて阻止機構を動作させた後の状態を示す概略側面図である。
【図3】圧接部材の他の一例としてゴム状のパッドを用いた阻止部を示す概略図である。
【図4】従来のカードリーダの概略側面図である。
【図5】従来のカードリーダにおいてシャッタ開閉位置上でカードが異常停止した状態を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 カードリーダ
2 カード挿入口
3 カード
4 シャッタ
5 ニードル(阻止部、圧接部材、突起部材)
6 阻止機構
7 ソレノイド(駆動源)
21 カード検出センサ(異常停止検出手段)
22 検知手段
24 ゴム状のパッド

Claims (4)

  1. カード挿入口にカードリーダ内部へのカードの取り込みを許容する開閉自在のシャッタが設けられ、上記カードが正規のカードであるときに上記カードをカードリーダ内部に取り込んで所定の処理を行なうように構成してなるカードリーダにおいて、上記シャッタから上記カードの長さの範囲内において、上記カードの移動を阻止する阻止部を有する阻止機構を設け、上記シャッタが開位置にあるときにカードの異常停止を検出したときには、上記阻止機構を動作させて上記阻止部により上記カードの移動を阻止することができるようにしたことを特徴とするカードリーダ。
  2. カードの異常停止を検出する異常停止検出手段を備えると共に、前記阻止部は、カード表面に圧接する圧接部材であり、上記阻止機構は電気的に制御される駆動源を備えることを特徴とする請求項1記載のカードリーダ。
  3. 前記圧接部材は、カード表面に圧接する部分がゴム状のパッドまたは先端が尖っている突起部材であることを特徴とする請求項2記載のカードリーダ。
  4. 前記シャッタには、シャッタの開位置を検知する検知手段が接続されるとともに、前記異常停止検出手段は、複数のカード検出センサを有し、カードの移動を検出することにより異常検出するものであることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載のカードリーダ。
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