JP3694972B2 - 車両用コンソールボックス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両のフロア上に取付けられ、物入れ用に供される車両用コンソールボックスの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両用のコンソールボックスには単なる容器体として構成されているものの他に蓋付きのものがある。例えば、実開昭58―44240号公報には運転席と助手席の間に設置されるコンソールボックスについて、容器体の上部の開口部にリンクを介して前後方向に移動できる開閉蓋を備えたものが示されている。このコンソールボックスは、開閉蓋をアームレストとしても使用できるように工夫したものである。
【0003】
このようにアームレストとしても使用できるような工夫をコンソールボックスに施したものとしては、上記公報に示されているものの他にも例えば図9に示すようなものもある。即ち、両座席S間のフロアにおいてコンソールボックスの容器体101,102が下段と上段の二段に構成されている。下段の容器体101の上部の一端に上段の容器体102の底側が回動可能に枢着され、上段の容器体102が下段の容器体101の開閉蓋を兼ねている。上段の容器体102の上部の開口部にはアームレストとして機能できる開閉蓋103がヒンジにより取付けられている。このように容器体101,102を二段構成にすることによりアームレストとしての高さが確保でき、コンソールボックスの容積も増え、物入れとしての機能も拡大することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のコンソールボックスにおいて、リンクを介して開閉蓋が前後に動くものでは、座席の前後方向の位置調整に対して開閉蓋の位置をある程度追随させることができ、着座者にとってアームレストとして使用しやすい位置に開閉蓋を位置させることができるが、開閉蓋を動かした場合にはリンクや容器体の内容物が見えて都合が悪く、かつ外観上も車両用のコンソールボックスとしては適合性が良くない。
【0005】
また、容器体101,102を二段構成にしたコンソールボックスにおいては、前後方向の調整ができないため、座席の前後方向の位置調整に対して開閉蓋103の位置を調整することはできず、着座者にとってアームレストとして使用しやすい位置に開閉蓋103を位置させることができない。
【0006】
本発明は上記した従来の問題点を解消するためになされたもので、その課題は、収納容積が大きく、上部を使用しやすい位置に水平移動させることができ、内容物が不用意に見えてしまうことのない車両用コンソールボックスを得ることであり、そのコンソールボックスの水平移動できる範囲をより拡大することであり、また外観の向上を達成することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために請求項1の発明は、車両のフロア上に設置される上部の開放した有底の第1の容器体の上部に開閉蓋を回動可能に枢着し、この開閉蓋上に第1の容器体と同様の構成の蓋付きの上部容器体を多段に積層して容器体の階層構造とし、この階層構造の上部容器体を当該容器体の載っている開閉蓋に対して前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能に装着し、上部容器体を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能にする機構を、前後方向へ移動させる部材の内部の対向側に形成した対向するスリットと、各開閉蓋上の対向位置にそれぞれ設けられ、各スリットに相対摺動可能に嵌合する拡縮可能なリングバネとで構成し、各スリットには何箇所かにリングバネが拡開状態で嵌まり込むレスト部を設ける手段を採用する。
【0008】
前記課題を達成するために請求項2の発明は、車両のフロア上に設置される上部の開放した有底の第1の容器体の上部に開閉蓋を回動可能に枢着し、この開閉蓋上に上部の開放した有底の上部容器体を積層状に取付け、この上部容器体の上部に開閉蓋を回動可能に枢着し、この開閉蓋上に該開閉蓋に対してスライド蓋を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能に装着し、スライド蓋を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能にする機構を、前後方向へ移動させる部材の内部の対向側に形成した対向するスリットと、各開閉蓋上の対向位置にそれぞれ設けられ、各スリットに相対摺動可能に嵌合する拡縮可能なリングバネとで構成し、各スリットには何箇所かにリングバネが拡開状態で嵌まり込むレスト部を設ける手段を採用する。
【0009】
前記課題を達成するために請求項3の発明は、車両のフロア上に設置される上部の開放した有底の第1の容器体の上部に開閉蓋を回動可能に枢着し、この開閉蓋上に上部の開放した有底の上部容器体を上記開閉蓋に対して前後方向への移動とともに特定の位置での移動の規制を可能に装着し、この上部容器体の上部に開閉蓋を開閉可能に設け、スライド蓋を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能にする機構を、前後方向へ移動させる部材の内部の対向側に形成した対向するスリットと、各開閉蓋上の対向位置にそれぞれ設けられ、各スリットに相対摺動可能に嵌合する拡縮可能なリングバネとで構成し、各スリットには何箇所かにリングバネが拡開状態で嵌まり込むレスト部を設ける手段を採用する。
【0010】
前記課題を達成するために請求項4の発明は、車両のフロア上に設置される上部の開放した有底の第1の容器体の上部に開閉蓋を回動可能に枢着し、この開閉蓋上に上部の開放した有底の上部容器体を上記開閉蓋に対して前後方向への移動とともに特定の位置での移動の規制を可能に装着し、この上部容器体の上部に開閉蓋を一端側において回動可能に枢着し、この開閉蓋上に該開閉蓋に対してスライド蓋を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能に装着し、上部容器体又はスライド蓋を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能にする機構を、前後方向へ移動させる部材の内部の対向側に形成した対向するスリットと、各開閉蓋上の対向位置にそれぞれ設けられ、各スリットに相対摺動可能に嵌合する拡縮可能なリングバネとで構成し、各スリットには何箇所かにリングバネが拡開状態で嵌まり込むレスト部を設ける手段を採用する。
【0011】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.
図1から図6はこの実施の形態1の車両用コンソールボックスを示したものである。この車両用コンソールボックスは、図5,図6に示すように車両の運転側の座席1の横のフロアFに設置され、アームレストとして必要な高さが複数個の容器体を積み重ねた階層構造によって得られている。従って、各容器体の高さを小さくすれば積層数が増え、容器体の高さを大きくすれば積層数は減少することになる。図1に示すものでは各容器体の内容積等、車両に対する適合性の良い大きさとして二段構成にしたものを示している。
【0012】
図1の(イ)(ロ)において車両のフロアF上に設置される最下段の第1の容器体2は、上部の開放した有底の角型容器としてプラスチックで成形されている。この第1の容器体2の上部の開口部3には平板状のプラスチック製の開閉蓋4が後部側(図1の(イ)(ロ)における右側)において回動可能のヒンジ部材5により開閉可能に枢着されている。開閉蓋4の前端部(図1の(イ)(ロ)における左端部)には、第1の容器体2の前部に形成された掛止部6に係脱可能に掛止めうる弾性体よりなる閉止保持具7が取付けられている。開閉蓋4の上面の前後方向の中間部には間隔をおいて突出部8が向き合って突出している。この突出部8の互いに向き合う面には図2に示すような前後に間隔をおいて二本の保持ピン9が植設されている。各二本の保持ピン9には板バネで構成され端面形状がほぼ菱型をしたリングバネ10が対向する二つの入隅部を保持ピン9に保持される状態に装着されている。保持ピン9の先端はそれぞれ前後に曲げられ、リングバネ10の抜止めが図られている。
【0013】
上記した開閉蓋4上に基本的には第1の容器体2と同様の構成の上部容器体11が前後方向への移動を可能に積み上げられている。上部容器体11も上部の開放した有底のプラスチック製の容器で、その上部の開口部12には第1の容器体2の開閉蓋4と同じ構成の開閉蓋13がヒンジ部材5を介して開閉可能に枢着されている。この上部容器体11の周側壁は下部の開放した中空の二重構造となっていて、その両側の内壁には対向する位置に前後方向に長く延びるスリット14が形成されている。この各スリット14の幅は縮小状態のリングバネ10が相対摺動できる寸法に形成され、その前後の端と中間部とさらにそれらの間の数箇所に拡張状態のリングバネ10が嵌合する菱形のレスト部15が形成されている。
【0014】
リングバネ10とスリット14とは上部容器体11を開閉蓋4に対して前後方向への移動とともに特定の位置での移動の規制を可能にする機構であり、上部容器体11の両側のスリット14に第1の容器体2の開閉蓋4に装着した左右の各リングバネ10を嵌装することにより開閉蓋4上に上部容器体11が装着されている。この上部容器体11の開閉蓋13にもスライド蓋16が、上記したリングバネ10とスリット14とによる前後方向への移動とともに特定の位置での移動の規制を可能にする機構により図2,図3に示すように装着されている。但し、スライド蓋16のスリット14はスライド蓋16の背面の左右に形成された内壁構造17に形成され、この内壁構造17の前後の下端には開閉蓋13の上面に当る支持部18が設けられている。スライド蓋16の上面はアームレストや物置台として使えるように平坦に構成され、外観上も整った意匠が施されている。
【0015】
上記構成の車両用コンソールボックスは、運転席と助手席との間のフロアに設置される。そして、第1の容器体2に整合状態に上部容器体11とスライド蓋16とを積層させた状態から、例えば図5,図6に示すように種々の形態を採ることができる。まず、上部容器体11のみを前側又は後ろ側へ水平移動させることができる。この時、第1の容器体2も上部容器体11もその開口部3,12は開閉蓋4,13で閉止されていて内容物は見えない。上部容器体11の移動分だけの開閉蓋4が呈出するので、この部分を飲み物容器の置き台として使うことができる。さらに、この状態から上部容器体11のスライド蓋16を前側又は後ろ側へ水平移動させることができる。この時も、第1の容器体2も上部容器体11もその開口部3,12は共に開閉蓋4,13で閉止されていて内容物は見えない。
【0016】
上部容器体11とスライド蓋16とをいずれも前方へ移動調整すれば、スライド蓋16の上面は大きく前方へせり出すことになり、移動量の調節により図5に示すように運転席の着座位置やその座席1の位置に合ったアームレストとして使い易い位置に上面を位置させることができる。また、上部容器体11とスライド蓋16とをいずれも後方へ移動調整すれば、スライド蓋16の上面は大きく後方へせり出すことになり、移動量の調節により図6に示すように後部の座席1Aの人のテーブルとして使い易い位置に上面を位置させることができる。
【0017】
上部容器体11やスライド蓋16の前後方向の移動は、上部容器体11やスライド蓋16にその方向への押圧力を加えることにより容易に行なうことができる。即ち、レスト部15にリングバネ10が嵌合しその位置でロック状態にあった上部容器体11やスライド蓋16に力が加えられると、図4に示すようにリングバネ10が縮小しながらスリット14内を摺動し、次のレスト部15に嵌合してその位置で止まる。このように前後方向の段階的な移動位置に上部容器体11やスライド蓋16を保持することができる。スライド蓋16を前後に移動させその上面に荷重がかかっても、図3に示すようにリングバネ10部分と内壁構造17の前後の下部に設けられた支持部18により荷重が支えられるのでスライド蓋16の安定性は損なわれない。第1の容器体2や上部容器体11への物品の出し入れは、それぞれの開閉蓋4,13をヒンジ部材5において回動させて開口部3,12を開放させて行なえばよい。
【0018】
このように、この実施の形態1の車両用コンソールボックスは、収納容積が十分に採れるうえ、上面を広い範囲に前後に移動でき、使用しやすい位置に自由に調節することができ使いやすいものとなる。そのうえ、リングバネ10等の機構部が呈出しないので外観も良好で車両に対する適合性の点でも優れている。
【0019】
発明の実施の形態2.
図7,図8に示すこの実施の形態2の車両用コンソールボックスは実施の形態1で示した車両用コンソールボックスの上部容器体11又はスライド蓋16のいずれか一方を前後方向に移動できるようにし、他方については開閉蓋4,13と一体化し、蓋として構成したもので、これ以外の基本的な構成は実施の形態1と同じである。従って、実施の形態1と同じ部分は同一の符号を用いそれらの説明は省略する。
【0020】
図7に示す車両用コンソールボックスは、スライド蓋16がリングバネ10とスリット14とによる機構で上部容器体11の開閉蓋13に前後方向へ移動できるように構成されている。上部容器体11自体は第1の容器体2の開閉蓋4上に固定された構成である。この構成の車両用コンソールボックスでは、上面の前後方向への位置の調整範囲が実施の形態1より狭くなるが、収納容積や外観などについては実施の形態1と同様の利点を奏す。
【0021】
また、図8に示す車両用コンソールボックスは、上部容器体11がリングバネ10とスリット14とによる機構で第1の容器体2の開閉蓋4上に前後方向へ移動できるように構成されている。上部容器体11のスライド蓋16自体は上部容器体11の開閉蓋13上に固定された構成である。この構成の車両用コンソールボックスも、上面の前後方向への位置の調整範囲が実施の形態1より狭くなるが、収納容積や外観などについては実施の形態1と同様の利点を奏す。これ以外の機能は実施の形態1と同じであるのでその説明は省略する。
【0022】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば収納容積が大きくとれ、上部をアームレストとして使用しやすい位置に前後動させても内容物が見えてしまうことのない車両用コンソールボックスが得られる。また、上部容器体を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能にする手段が外部に呈出せず、外観が向上する。
【0023】
請求項2の発明によれば収納容積が大きくとれ、上部をアームレストとして使用しやすい位置に前後動させても内容物が見えてしまうことのない車両用コンソールボックスが得られる。また、スライド蓋を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能にする手段が外部に呈出せず、外観が向上する。
【0024】
請求項3の発明によれば収納容積が大きくとれ、上部をアームレストとして使用しやすい位置に前後動させても内容物が見えてしまうことのない車両用コンソールボックスが得られる。また、上部容器体を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能にする手段が外部に呈出せず、外観が向上する。
【0025】
請求項4の発明によれば収納容積が大きくとれ、上部をアームレストとして使用しやすい位置に前後動させても内容物が見えてしまうことのない車両用コンソールボックスが得られるとともに、上部が水平移動できる範囲が拡大し使い易さが向上する。また、スライド蓋を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能にする手段が外部に呈出せず、外観が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す車両用コンソールボックスを示し、(イ)は分解斜視図、(ロ)はコンソールボックスの側面図である。
【図2】 図1におけるA矢印部の構成を示す分解斜視図である。
【図3】 実施の形態1の車両用コンソールボックスのスライド蓋部分の断面図である。
【図4】 実施の形態1の車両用コンソールボックスのリングバネとスリットとの関係を示す説明図である。
【図5】 実施の形態1の車両用コンソールボックスの使用形態を示す説明図である。
【図6】 実施の形態1の車両用コンソールボックスの他の使用形態を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態2の車両用コンソールボックスを示す側面図である。
【図8】 この発明の実施の形態2の他の車両用コンソールボックスを示す側面図である。
【図9】 従来の車両用コンソールボックスを示す斜視図である。
【符号の説明】
2 第1の容器体
3 開口部
4 開閉蓋
10 リングバネ
11 上部容器体
12 開口部
13 開閉蓋
14 スリット
15レスト部
16スライド蓋
Claims (4)
- 車両のフロア上に設置される上部の開放した有底の第1の容器体の上部に開閉蓋を一端側において回動可能に枢着し、この開閉蓋上に上記第1の容器体と同様の構成の蓋付きの上部容器体を多段に積層し、この多段の上記上部容器体を当該容器体の載っている開閉蓋に対して前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能に装着し、
前記上部容器体を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能にする手段を、前後方向へ移動させる部材の内部の対向側に形成した対向するスリットと、各開閉蓋上の対向位置にそれぞれ設けられ、上記各スリットに相対摺動可能に嵌合する拡縮可能なリングバネとで構成し、上記各スリットには何箇所かに上記リングバネが拡開状態で嵌まり込むレスト部を設けたことを特徴とする車両用コンソールボックス。 - 車両のフロア上に設置される上部の開放した有底の第1の容器体の上部に開閉蓋を一端側において回動可能に枢着し、この開閉蓋上に上部の開放した有底の上部容器体を積層状に取付け、この上部容器体の上部に開閉蓋を一端側において回動可能に枢着し、この開閉蓋上に該開閉蓋に対してスライド蓋を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能に装着し、
前記スライド蓋を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能にする手段を、前後方向へ移動させる部材の内部の対向側に形成した対向するスリットと、各開閉蓋上の対向位置にそれぞれ設けられ、上記各スリットに相対摺動可能に嵌合する拡縮可能なリングバネとで構成し、上記各スリットには何箇所かに上記リングバネが拡開状態で嵌まり込むレスト部を設けたことを特徴とする車両用コンソールボックス。 - 車両のフロア上に設置される上部の開放した有底の第1の容器体の上部に開閉蓋を一端側において回動可能に枢着し、この開閉蓋上に上部の開放した有底の上部容器体を上記開閉蓋に対して前後方向への移動とともに特定の位置での移動の規制を可能に装着し、この上部容器体の上部に開閉蓋を開閉可能に装着し、
前記上部容器体を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能にする手段を、前後方向へ移動させる部材の内部の対向側に形成した対向するスリットと、各開閉蓋上の対向位置にそれぞれ設けられ、上記各スリットに相対摺動可能に嵌合する拡縮可能なリングバネとで構成し、上記各スリットには何箇所かに上記リングバネが拡開状態で嵌まり込むレスト部を設けたことを特徴とする車両用コンソールボックス。 - 車両のフロア上に設置される上部の開放した有底の第1の容器体の上部に開閉蓋を一端側において回動可能に枢着し、この開閉蓋上に上部の開放した有底の上部容器体を上記開閉蓋に対して前後方向への移動とともに特定の位置での移動の規制を可能に装着し、この上部容器体の上部に開閉蓋を一端側において回動可能に枢着し、この開閉蓋上に該開閉蓋に対してスライド蓋を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能に装着し、
前記上部容器体又はスライド蓋を前後方向への移動とともに特定の位置での移動規制を可能にする手段を、前後方向へ移動させる部材の内部の対向側に形成した対向するスリットと、各開閉蓋上の対向位置にそれぞれ設けられ、上記各スリットに相対摺動可能に嵌合する拡縮可能なリングバネとで構成し、上記各スリットには何箇所かに上記リングバネが拡開状態で嵌まり込むレスト部を設けたことを特徴とする車両用コンソールボックス。
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