JP3694950B2 - 多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路 - Google Patents

多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各気筒内に各燃料噴射弁より直接燃料を噴射する多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図21は直噴エンジン、特に直噴ガソリンエンジン(筒内噴射・火花点火式エンジン)の概略図である。
燃焼室101 はシリンダヘッド102 とピストン103 とにより画成されている。そして、シリンダヘッド102 側には中心部に点火栓104 が配置されると共に、これを囲んで吸気ポート105 及び排気ポート106 が形成され、それぞれに吸気弁107 及び排気弁108 が装着されるようになっている。
【0003】
燃料噴射弁(インジェクタ)109 は、燃焼室101 内に直接燃料を噴射するように備えられ、燃料は燃料タンク110 から低圧燃料ポンプ111 及び高圧燃料ポンプ112 により全気筒共通の燃料ギャラリ113 を経て供給され、その圧力はプレッシャレギュレータ(図示せず)により調整されるようになっている。
図22は燃料噴射弁の構成を示し、コイル201 、ヨーク202 、ステータ203 、プランジャ204 、針弁205 、閉弁付勢ばね206 等から構成されている。
【0004】
ところで、直噴エンジンでは、燃料噴射弁の噴口が直接筒内に臨んでおり、基本的には吸気行程のみの短い期間に燃料を噴射しなければならない。特に、最小噴射量近くとなるアイドル回転時には 0.2〜 0.4msという極めて短い時間に燃料を噴射しなければならない。このため、非常に応答性の高い針弁の開閉を必要とする。
【0005】
そこで、開弁時、電磁力で針弁を吸引するときには、コイルに50〜 200Vの高電圧を印加して電流を速く立ち上げ、吸引力発生の応答を速くして、針弁を速く開弁させる。また、閉弁時、ばね力で針弁を着座させるときには、コイルに負高電圧を印加してコイルの磁束を急速に減少させ、吸引力消滅の応答を速くして、針弁を速く閉弁させる。
【0006】
この方式は、日本機械学会〔No930-42〕機械力学・計測制御講演論文集(Vol.B)〔'93.7.21〜23・東京〕「729. 高速電磁弁の高速化に関する研究」に記載されている。また、特許文献では、開弁時にDC−DCコンバータを用いてコンデンサにチャージした高電圧を印加する方式として、特開平6−299890号、特開昭59−85434号等がある。これらは閉弁時には負高電圧を印加していないが、コイルの電圧印加端子を逆にすればよいので、モータ等で正逆転させるためにコイル電流を双方向に流す手段として一般的に知られているスイッチング素子のHブリッジ構成を用いればよい。
【0007】
図23は上記の手段による従来から用いられている1気筒分の燃料噴射弁駆動回路を示している。
先ず構成を説明する。
1は高電圧を発生する高電圧電源、2は車載バッテリ、3は燃料噴射弁のコイルである。
【0008】
4は開弁用ハイサイド側スイッチング素子であり、高電圧電源1とコイル3の一端との間に設けられて、開弁時に高電圧を印加すべく導通する。
5は開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子であり、車載バッテリ2とコイル3の一端との間に設けられて、開弁後に開弁状態を保持すべく、所定の電流値となるようにオンオフ制御(PWM制御)される。
【0009】
6は開弁用ローサイド側スイッチング素子であり、コイル3の他端と接地との間に設けられて、開弁時及び開弁状態保持時に導通する。
7は閉弁用ハイサイド側スイッチング素子であり、高電圧電源1とコイル3の他端との間に設けられて、閉弁時に負高電圧を印加すべく導通する。
8は閉弁用ローサイド側スイッチング素子であり、コイル3の一端と接地との間に設けられて、閉弁時に導通する。
【0010】
9は電流検出抵抗であり、開弁用ローサイド側スイッチング素子6と接地との間に設けられて、開弁状態保持時のコイル電流を検出する。
ここで、開弁状態保持時には、この電流検出抵抗9にて検出される電流をフィードバックして、電流制御回路(図示せず)により所定の電流値となるようにPWM(パルス幅変調)制御で開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子5をオンオフする。
【0011】
次に作用を図24及び図25を参照して説明する。
開弁時は、スイッチング素子4,5,6を同時にオンする。すると、高電圧がコイル3に印加され、図24(1)の矢印Aのように電流が流れて、コイル電流は急速に立ち上がる(図25のイ)。その後、高電圧電源1内のコンデンサに充電していた電荷が放電するため、電流は徐々に下がる(図25のロ)。
【0012】
開弁後は、開弁状態を保持するため、スイッチング素子4をオフする。すると、スイッチング素子5,6を通して、車載バッテリ2からの電圧がコイル3に印加され、図24(2)の矢印Bのように電流が流れる。このとき、電流検出抵抗9にて検出される電流が所定値になるようにスイッチング素子5をPWM制御する(図25のハ)。
【0013】
閉弁時は、スイッチング素子5,6をオフし、スイッチング素子7,8をオンする。すると、負高電圧がコイル3に印加され、電流が急速に減少して、図24(3)の矢印Cのように逆方向となり、磁束の減少すなわち消磁が速められる(図25のニ)。消磁が終わると、スイッチング素子7,8をオフし、ばね力にて針弁が閉じて、全ての行程を終了する。
【0014】
図26には図23の燃料噴射弁駆動回路を用いた6気筒エンジンの場合の燃料噴射弁駆動回路を示す。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の燃料噴射弁駆動回路にあっては、1個の燃料噴射弁を駆動するのに5個のスイッチング素子が必要で、4気筒エンジンでは20個、6気筒エンジンでは30個(図26参照)にもなり、非常に多くのスイッチング素子が必要であるため、スイッチング素子の破壊による故障率が高くなる。さらに駆動回路全体の大きさが大きくなり過ぎて、車両のレイアウト上、搭載できない場合もありうる。
【0016】
また、開弁状態を保持するため、電流検出抵抗を用いた電流制御を燃料噴射弁毎に行っているが、各燃料噴射弁毎に電流制御回路が必要となる。さらに、電流検出抵抗は、開弁時の大電流が流れるため、許容電力の大きいものが必要となり、大きさが大きくなってしまう。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、同時に複数の燃料噴射弁が駆動されるのは2本(ないし3本)までであることを考慮し、燃料噴射弁のコイルのハイサイド側のスイッチング素子をグループ化して、スイッチング素子の個数を削減するなどにより、多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路を簡素化することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1に係る発明では、各気筒の燃料噴射弁を同時に駆動されることのないグループに分ける一方、車載バッテリに比べ、高電圧を発生する高電圧電源と、各グループ毎に、高電圧電源と各グループ内の燃料噴射弁のコイルの一端との導通・遮断を制御する開弁用ハイサイド側スイッチング素子と、各グループ毎に、車載バッテリと各グループ内の燃料噴射弁のコイルの一端との導通・遮断を制御する開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子と、各燃料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコイルの他端と接地との導通・遮断を制御する開弁用ローサイド側スイッチング素子と、各グループ毎に、高電圧電源と各グループ内の燃料噴射弁のコイルの他端との導通・遮断を制御する閉弁用ハイサイド側スイッチング素子と、各燃料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコイルの一端と接地との導通・遮断を制御する閉弁用ローサイド側スイッチング素子とを設けて、多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路を構成する。
【0018】
すなわち、ある気筒の燃料噴射弁の開弁時は、同一グループの開弁用ハイサイド側スイッチング素子と、当該気筒の開弁用ローサイド側スイッチング素子とを導通させて、高電圧電源より高電圧をコイルに印加する。
開弁後は、開弁状態を保持するため、同一グループの開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子と、当該気筒の開弁用ローサイド側スイッチング素子とを導通させて、車載バッテリの電圧をコイルに印加する。
【0019】
閉弁時は、同一グループの閉弁用ハイサイド側スイッチング素子と、当該気筒の閉弁用ローサイド側スイッチング素子とを導通させて、高電圧電源より高電圧を逆方向に印加して、負高電圧を印加する。
これにより、燃料噴射弁のコイルのハイサイド側のスイッチング素子をグループ化して、スイッチング素子の個数を削減することができる。
【0020】
尚、6気筒エンジンでは、1,3,5気筒と2,4,6気筒との2グループ、又は、1,4気筒と2,5気筒と3,6気筒との3グループに分ければよい。4気筒エンジンでは、1,3気筒と、2,4気筒との2グループに分ければよい。請求項2に係る発明では、各気筒の燃料噴射弁の全てが同時に駆動されることがない場合に、車載バッテリに比べ、高電圧を発生する高電圧電源と、高電圧電源と各燃料噴射弁のコイルの一端との導通・遮断を制御する単一の開弁用ハイサイド側スイッチング素子と、車載バッテリと各燃料噴射弁のコイルの一端との導通・遮断を制御する単一の開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子と、各燃料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコイルの他端と接地との導通・遮断を制御する開弁用ローサイド側スイッチング素子と、高電圧電源と各グループ内の燃料噴射弁のコイルの他端との導通・遮断を制御する単一の閉弁用ハイサイド側スイッチング素子と、各燃料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコイルの一端と接地との導通・遮断を制御する閉弁用ローサイド側スイッチング素子とを設けて、多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路を構成する。
【0021】
これにより、各気筒の燃料噴射弁の全てが同時に駆動されることがない場合に、燃料噴射弁のコイルのハイサイド側のスイッチング素子を全気筒間で共通化して、スイッチング素子の個数をさらに削減することができる。
請求項3に係る発明では、各燃料噴射弁のコイルに流れる電流を検出するコイル電流検出手段と、開弁状態保持時に、検出される電流が所定値となるように開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子をオンオフ制御する電流制御回路とを備えることを特徴とする。
【0022】
請求項4に係る発明では、前記電流検出手段は、開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子と直列に設けた電流検出抵抗であることを特徴とする。
これにより、この電流検出抵抗についてもグループ化でき、電流制御回路のグループ化が可能となる。また、ハイサイド側の電流検出抵抗は開弁保持電流が流れるのみであるので小型化できる。
【0023】
請求項5に係る発明では、請求項4に係る発明の場合に、前記電流制御回路は、前記開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子のオン時に前記電流検出抵抗により検出される電流が所定の上限値以下となるように制御するものであることを特徴とする。
ハイサイド側の電流検出抵抗の場合、開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子をオンオフ制御すると、オフ時には電流検出抵抗に電流が流れないので、オン時に検出した電流に基づいて上限値を規制することで、電流制御を行う。
【0024】
請求項6に係る発明では、前記電流検出手段は、複数の開弁用ローサイド側スイッチング素子と接地との間に共通に設けた電流検出抵抗であることを特徴とする。
これにより、この電流検出抵抗についてもグループ化でき、電流制御回路のグループ化が可能となる。また、ローサイド側の電流検出抵抗は大電流が流れるものの常に電流検出が可能である。
【0025】
請求項7に係る発明では、前記高電圧電源は、50〜 250Vの高電圧を発生するものであることを特徴とする。
この範囲の高電圧を印加することで、非常に応答性の高い針弁の開閉を実現できる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例を示している。
この実施例は、6気筒直噴エンジンの例で、1,3,5気筒の燃料噴射弁は同時に駆動されることがなく、また、2,4,6気筒の燃料噴射弁も同時に駆動されることがないことを前提として、1,3,5気筒の燃料噴射弁と、2,4,6気筒の燃料噴射弁との2グループに分けている。
【0027】
先ず構成を説明する。
1は高電圧(50〜 250V)を発生する高電圧電源、2は車載バッテリ(例えば12V)、3−1〜3−6は1〜6気筒の燃料噴射弁のコイルである。
4−Aは第1グループ(1,3,5気筒の燃料噴射弁)の開弁用ハイサイド側スイッチング素子であり、高電圧電源1とグループ内のコイル3−1,3−3,3−5の一端との間に設けられて、開弁時に高電圧を印加すべく導通する。
【0028】
4−Bは第2グループ(2,4,6気筒の燃料噴射弁)の開弁用ハイサイド側スイッチング素子であり、高電圧電源1とグループ内のコイル3−2,3−4,3−6の一端との間に設けられて、開弁時に高電圧を印加すべく導通する。
5−Aは第1グループ(1,3,5気筒の燃料噴射弁)の開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子であり、車載バッテリ2とグループ内のコイル3−1,3−3,3−5の一端との間に設けられて、開弁後に開弁状態を保持すべく、所定の電流値となるようにオンオフ制御(PWM制御)される。
【0029】
5−Bは第2グループ(2,4,6気筒の燃料噴射弁)の開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子であり、車載バッテリ2とグループ内のコイル3−2,3−4,3−6の一端との間に設けられて、開弁後に開弁状態を保持すべく、所定の電流値となるようにオンオフ制御(PWM制御)される。
6−1〜6−6は開弁用ローサイド側スイッチング素子であり、各コイル3−1〜3−6の他端と接地との間に設けられて、開弁時及び開弁状態保持時に導通する。
【0030】
7−Aは第1グループ(1,3,5気筒の燃料噴射弁)の閉弁用ハイサイド側スイッチング素子であり、高電圧電源1とグループ内のコイル3−1,3−3,3−5の他端との間に設けられて、閉弁時に負高電圧を印加すべく導通する。
7−Bは第2グループ(2,4,6気筒の燃料噴射弁)の閉弁用ハイサイド側スイッチング素子であり、高電圧電源1とグループ内のコイル3−2,3−4,3−6の他端との間に設けられて、閉弁時に負高電圧を印加すべく導通する。
【0031】
8−1〜8−6は閉弁用ローサイド側スイッチング素子であり、各コイル3−1〜3−6の一端と接地との間に設けられて、閉弁時に導通する。
9−Aは第1グループ(1,3,5気筒の燃料噴射弁)の電流検出抵抗であり、当該グループの開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子5−Aと直列に設けられて、開弁状態保持時のコイル電流を検出する。
【0032】
9−Bは第2グループ(2,4,6気筒の燃料噴射弁)の電流検出抵抗であり、当該グループの開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子5−Bと直列に設けられて、開弁状態保持時のコイル電流を検出する。
ここで、開弁状態保持時には、電流検出抵抗9−A,9−Bにて検出される電流をフィードバックして、それぞれの電流制御回路(図示せず)により所定の電流値となるようにPWM(パルス幅変調)制御で開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子5−A,5−Bをオンオフする。
【0033】
尚、回路中には、図示のごとく、逆流防止用のダイオードが適宜挿入されている。
次に作用を図2の信号波形図と図3〜図8の状態図とを参照して説明する。
1気筒の燃料噴射弁は、時刻t1(図2)にて、燃料噴射開始する。
1気筒の燃料噴射弁の開弁時は、スイッチング素子4−A,5−A,6−1を同時にオンする。すると、高電圧が1気筒の燃料噴射弁のコイル3−1に印加され、図3の矢印のように電流が流れて、コイル電流は急速に立ち上がる。その後、高電圧電源1内のコンデンサに充電していた電荷が放電するため、電流は徐々に下がる。
【0034】
開弁後は、開弁状態を保持するため、スイッチング素子4−Aをオフする。すると、スイッチング素子5−A,6−1を通して、車載バッテリ2からの電圧がコイル3−1に印加され、図4の矢印のように電流が流れる。このとき、電流検出抵抗9−Aにて検出される電流が所定値になるようにスイッチング素子5−AをPWM制御する。
【0035】
一方、2気筒の燃料噴射弁は、1気筒の燃料噴射開始時期からクランク角 120°後の時刻t2(図2)にて、燃料噴射開始する。
2気筒の燃料噴射弁の開弁時は、スイッチング素子4−B,5−B,6−2を同時にオンする。すると、高電圧が2気筒の燃料噴射弁のコイル3−2に印加され、図5の矢印のように電流が流れて、コイル電流は急速に立ち上がる。その後、高電圧電源1内のコンデンサに充電していた電荷が放電するため、電流は徐々に下がる。このとき、1気筒の燃料噴射弁は開弁保持状態にあるため、スイッチング素子5−A,6−1も同時にオンして、車載バッテリ2からコイル3−1へ電流が流れている。
【0036】
開弁後は、開弁状態を保持するため、スイッチング素子4−Bをオフする。すると、スイッチング素子5−B,6−2を通して、車載バッテリ2からの電圧がコイル3−2に印加され、図6の矢印のように電流が流れる。このとき、電流検出抵抗9−Bにて検出される電流が所定値になるようにスイッチング素子5−BをPWM制御する。このとき、1気筒の燃料噴射弁も開弁保持状態にあるため、車載バッテリ2からコイル3−1へも電流が流れている。
【0037】
1気筒の燃料噴射弁の閉弁時(時刻t1E)は、スイッチング素子5−A,6−1をオフし、スイッチング素子7−A,8−1をオンする。すると、負高電圧がコイル3−1に印加され、電流が急速に減少して、図7の矢印のように逆方向となり、磁束の減少すなわち消磁が速められる。消磁が終わると、スイッチング素子7−A,8−1をオフし、ばね力にて針弁が閉じて、燃料噴射を終了する。
【0038】
2気筒の燃料噴射弁の閉弁時(時刻t2E)は、スイッチング素子5−B,6−2をオフし、スイッチング素子7−B,8−2をオンする。すると、負高電圧がコイル3−2に印加され、電流が急速に減少して、図8の矢印のように逆方向となり、磁束の減少すなわち消磁が速められる。消磁が終わると、スイッチング素子7−B,8−2をオフし、ばね力にて針弁が閉じて、燃料噴射を終了する。このときには、既に3気筒の燃料噴射弁が開弁し、開弁保持状態に入って、スイッチング素子5−A,6−3がオンし、車載バッテリ2からコイル3−3へ電流が流れている。
【0039】
本実施例では、以上のように、同時に3本以上の燃料噴射弁が駆動されないことに着目して、コイルのハイサイド側スイッチング素子4−AとA−B、5Aと5B、7Aと7Bを交互にスイッチングすることにより、従来6系統あったハイサイド側スイッチング素子群を2系統に減少させることができる。従って、6気筒でのスイッチング素子の総数を30個→18個に減少させることができるため、スイッチング素子の破壊による故障率が低くなる。さらに駆動回路全体の大きさを小さくすることができるので、車両のレイアウト上、搭載できる場所の自由度が高くなる。
【0040】
また、本実施例では、コイルのハイサイド側に電流検出抵抗9−A,9−Bを設けているが、この場合の電流制御方法について説明する。
図9(1)に示すように、開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子(例えば5−A)がオン状態で矢印のように電流が流れている場合は、電流検出抵抗(例えば9−A)に電流が流れるが、図9(2)に示すように、開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子(例えば5−A)がオフ状態で矢印のように電流が流れている場合には、電流検出抵抗(例えば9−A)に電流が流れないので、電流を検出できない。
【0041】
そこで、電流制御回路により、電流の上限値のみを制御し、下限値はスイッチング素子のオフ時間を管理することにより電流制御する。
図10はその場合の電流制御回路の構成を示している。
この電流制御回路は、電流増幅器10、第1コンパレータ11、第2コンパレータ12、充放電回路13、第3コンパレータ14等から構成されている。
【0042】
電流増幅器10は、電流検出用抵抗(9−A)の両端の電位差より、コイル電流に対応した信号を出力する。
第1コンパレータ11は、電流増幅器10からのコイル電流と、予め定めた電流上限値とを比較し、コイル電流が上限値以下のときはHレベルの信号を出力し、コイル電流が上限値を超えるとLレベルの信号を出力する。
【0043】
第2コンパレータ12は、燃料噴射信号を受けて、噴射期間中、Hレベルの信号を出力する。
充放電回路13は、抵抗R1 とコンデンサC1 との直列回路からなり、それらの接続点に、第1コンパレータ11の出力端子と第2コンパレータ12の出力端子とが接続されている。
【0044】
第3コンパレータ14は、充放電回路13におけるコンデンサC1 の端子電圧と、オフ時間決定基準値として予め定めた基準電圧とを比較し、コンデンサC1 の端子電圧が基準電圧以下のときはLレベルの信号を出力し、コンデンサC1 の端子電圧が基準電圧を超えるとHレベルの信号を出力する。
ここで、第3コンパレータ14の出力端子は、開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子(5−A)に接続され、第3コンパレータ13の出力がHレベルのときに開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子(5−A)をオンするようになっている。
【0045】
次に作用を図11の信号波形図を参照して説明する。
時刻t1にてコイル電流が上限値を一瞬超えると、第1コンパレータ11の出力が反転してLレベルとなり、充放電回路13のコンデンサC1 が急速放電する結果、第3コンパレータ14の出力が反転してLレベルとなることで、スイッチング素子(5−A)がオフし、コイル電流が減少していく。
【0046】
コイル電流の減少により、第1コンパレータ11の出力が再反転してHレベルとなると、充放電回路13における抵抗R1 とコンデンサC1 との組合わせによる充電により、コンデンサC1 の端子電圧が徐々に上昇する。そして、オフ時間決定基準値に達すると、時刻t2にて第3コンパレータ14が再反転してHレベルとなることで、スイッチング素子(5−A)がオンし、コイル電流が上昇していく。
【0047】
以上の手法により、ハイサイド側2系統のみに電流検出抵抗9−A,9−Bを設けただけで、6個の燃料噴射弁の電流を制御できるので、大きさの大きい電流検出抵抗の数を減らし、かつ電流制御回路を2系統のみに減少させることができるので、スイッチング素子の減少効果に加えて回路の大きさを小さくでき、信頼性を向上できる。
【0048】
図12には電流検出抵抗の他の配置例を示し、ローサイド側2系統のみに電流検出抵抗9−A,9−Bを設けた場合である。
電流検出抵抗9−Aは、第1グループ(1,3,5気筒の燃料噴射弁)内の開弁用ローサイド側スイッチング素子6−1,6−3,6−5と接地との間に共通に設けている。
【0049】
電流検出抵抗9−Bは、第2グループ(2,4,6気筒の燃料噴射弁)内の開弁用ローサイド側スイッチング素子6−2,6−4,6−6と接地との間に共通に設けている。
この場合には、常に電流を検出しながら、電流をPWM制御することが可能である。
【0050】
以上の説明では、6気筒エンジンで、噴射期間がクランク角で 240°以内(最大噴射量が 120〜 240°)の場合を示したが、最大噴射量が少なく噴射期間がクランク角で 120°以内の場合には、複数の燃料噴射弁が同時に噴射する重なり期間を生じないので、ハイサイド側のスイッチング素子は1系統にてまかなえる(6気筒1グループ)。
【0051】
図13は6気筒1グループの場合の燃料噴射弁駆動回路を示している。この場合には、スイッチング素子4,5,7で全ての気筒の燃料噴射弁を駆動することになる。
一方、最大噴射量が多く、噴射期間がクランク角 240°以上の場合には、3本の燃料噴射弁が同時に噴射する期間が生じるので、逆にハイサイド側のスイッチング素子は3系統になる(6気筒3グループ)。
【0052】
図14は6気筒3グループの場合の燃料噴射弁駆動回路を示している。この場合には、スイッチング素子4−A,5−A,7−Aで1,4気筒の燃料噴射弁、スイッチング素子4−B,5−B,7−Bで2,5気筒の燃料噴射弁、スイッチング素子4−C,5−C,7−Cで3,6気筒の燃料噴射弁を駆動することになる。
【0053】
また、以上の説明では、全て6気筒エンジンの場合を示したが、次に4気筒エンジンの場合について説明する。
4気筒エンジンの場合、最大噴射量が多くて、噴射期間がクランク角 180°以上の場合には、2本の燃料噴射弁が同時に噴射する期間が生じるので、ハイサイド側のスイッチング素子は2系統になる(4気筒2グループ)。
【0054】
図15は4気筒2グループの場合の燃料噴射弁駆動回路を示している。この場合には、スイッチング素子4−A,5−A,7−Aで1,3気筒の燃料噴射弁、スイッチング素子4−B,5−B,7−Bで2,4気筒の燃料噴射弁を駆動することになる。よって、スイッチング素子の総数を20個→14個に減少させることができる。
【0055】
一方、最大噴射量が少なくて、噴射期間がクランク角で 180°以内の場合は、複数の燃料噴射弁が同時に噴射する重なり期間を生じないので、ハイサイド側のスイッチング素子は1系統にてまかなえる(4気筒1グループ)。
図16は4気筒1グループの場合の燃料噴射弁駆動回路を示している。この場合には、スイッチング素子4,5,7で全ての気筒の燃料噴射弁を駆動することになる。よって、スイッチング素子の総数を20個→11個に減少させることができる。
【0056】
また、図17には6気筒1グループ(図13)の場合の電流検出抵抗の他の配置例、図18には6気筒3グループ(図14)の場合の電流検出抵抗の他の配置例、図19には4気筒2グループ(図15)の場合の電流検出抵抗の他の配置例、 20には4気筒1グループ(図16)の場合の電流検出抵抗の他の配置例を示している。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、各気筒の燃料噴射弁を同時に駆動されることのないグループに分けて、燃料噴射弁のコイルのハイサイド側のスイッチング素子をグループ化したことにより、スイッチング素子の総数を減少でき、スイッチング素子の破壊による故障率を低減できると共に、駆動回路全体の大きさを小さくすることができるので、車両のレイアウト上、搭載できる場所の自由度が高くなるという効果が得られる。
【0058】
請求項2に係る発明によれば、各気筒の燃料噴射弁の全てが同時に駆動されることがない場合に、燃料噴射弁のコイルのハイサイド側のスイッチング素子を全気筒間で共通化して、スイッチング素子の個数をさらに削減できるという効果が得られる。
請求項3に係る発明によれば、開弁状態保持のために電流制御を行うが、開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子の削減に伴って、電流制御回路を削減できるという効果が得られる。
【0059】
請求項4に係る発明によれば、電流検出抵抗をハイサイド側に設けて、この電流検出抵抗についてもグループ化できると共に、ハイサイド側の電流検出抵抗は開弁保持電流が流れるのみであるので小型化できるという効果が得られる。
請求項5に係る発明によれば、ハイサイド側の電流検出抵抗の場合、開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子のオフ時には電流検出ができないが、オン時に検出した電流に基づいて上限値を規制することで、十分な電流制御が可能となるという効果が得られる。
【0060】
請求項6に係る発明によれば、電流検出抵抗をローサイド側に設けて、この電流検出抵抗についてもグループ化できると共に、ローサイド側の電流検出抵抗は大電流が流れるものの常に電流検出が可能であるので電流制御が容易となるという効果が得られる。
請求項7に係る発明によれば、50〜 250Vの高電圧を印加することで、非常に応答性の高い針弁の開閉を実現できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す6気筒2グループの場合の燃料噴射弁駆動回路の構成図
【図2】 同上の燃料噴射弁駆動回路の信号波形図
【図3】 同上の燃料噴射弁駆動回路の状態図(1)
【図4】 同上の燃料噴射弁駆動回路の状態図(2)
【図5】 同上の燃料噴射弁駆動回路の状態図(3)
【図6】 同上の燃料噴射弁駆動回路の状態図(4)
【図7】 同上の燃料噴射弁駆動回路の状態図(5)
【図8】 同上の燃料噴射弁駆動回路の状態図(6)
【図9】 電流検出抵抗に流れる電流の説明図
【図10】 電流制御回路の構成例を示す図
【図11】 同上の電流制御回路の信号波形図
【図12】 電流検出抵抗の他の配置例を示す燃料噴射弁駆動回路の構成図
【図13】 6気筒1グループの場合の燃料噴射弁駆動回路の構成図
【図14】 6気筒3グループの場合の燃料噴射弁駆動回路の構成図
【図15】 4気筒2グループの場合の燃料噴射弁駆動回路の構成図
【図16】 4気筒1グループの場合の燃料噴射弁駆動回路の構成図
【図17】 6気筒1グループの場合の他の配置例の構成図
【図18】 6気筒3グループの場合の他の配置例の構成図
【図19】 4気筒2グループの場合の他の配置例の構成図
【図20】 4気筒1グループの場合の他の配置例の構成図
【図21】 直噴エンジンの概略図
【図22】 燃料噴射弁の断面図
【図23】 従来の燃料噴射弁駆動回路(1気筒分)の構成図
【図24】 従来の燃料噴射弁駆動回路の作動説明図
【図25】 従来の燃料噴射弁駆動回路の信号波形図
【図26】 従来の燃料噴射弁駆動回路(6気筒分)の構成図
【符号の説明】
1 高電圧電源
2 車載バッテリ
3−1〜3−6 燃料噴射弁のコイル
4,4−A,4−B,4−C 開弁用ハイサイド側 スイッチング素子
5,5−A,5−B,5−C 開弁状態保持用ハイサイド側 スイッチング素子
6−1〜6−6 開弁用ローサイド側スイッチング素子
5,5−A,5−B,5−C 開弁状態保持用ハイサイド側 スイッチング素子
7,7−A,7−B,7−C 閉弁用ハイサイド側 スイッチング素子
8−1〜8−6 閉弁用ローサイド側スイッチング素子
9,9−A,9−B,9−C 電流検出抵抗

Claims (7)

  1. 各気筒内に各燃料噴射弁より直接燃料を噴射する多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路であって、
    各気筒の燃料噴射弁を同時に駆動されることのないグループに分ける一方、
    車載バッテリに比べ、高電圧を発生する高電圧電源と、
    各グループ毎に、高電圧電源と各グループ内の燃料噴射弁のコイルの一端との導通・遮断を制御する開弁用ハイサイド側スイッチング素子と、
    各グループ毎に、車載バッテリと各グループ内の燃料噴射弁のコイルの一端との導通・遮断を制御する開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子と、
    各燃料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコイルの他端と接地との導通・遮断を制御する開弁用ローサイド側スイッチング素子と、
    各グループ毎に、高電圧電源と各グループ内の燃料噴射弁のコイルの他端との導通・遮断を制御する閉弁用ハイサイド側スイッチング素子と、
    各燃料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコイルの一端と接地との導通・遮断を制御する閉弁用ローサイド側スイッチング素子と、
    を設けてなる多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路。
  2. 各気筒内に各燃料噴射弁より直接燃料を噴射する多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路であって、各気筒の燃料噴射弁の全てが同時に駆動されることがない場合に、
    車載バッテリに比べ、高電圧を発生する高電圧電源と、
    高電圧電源と各燃料噴射弁のコイルの一端との導通・遮断を制御する単一の開弁用ハイサイド側スイッチング素子と、
    車載バッテリと各燃料噴射弁のコイルの一端との導通・遮断を制御する単一の開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子と、
    各燃料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコイルの他端と接地との導通・遮断を制御する開弁用ローサイド側スイッチング素子と、
    高電圧電源と各グループ内の燃料噴射弁のコイルの他端との導通・遮断を制御する単一の閉弁用ハイサイド側スイッチング素子と、
    各燃料噴射弁毎に、各燃料噴射弁のコイルの一端と接地との導通・遮断を制御する閉弁用ローサイド側スイッチング素子と、
    を設けてなる多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路。
  3. 各燃料噴射弁のコイルに流れる電流を検出するコイル電流検出手段と、開弁状態保持時に、検出される電流が所定値となるように開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子をオンオフ制御する電流制御回路とを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路。
  4. 前記電流検出手段は、開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子と直列に設けた電流検出抵抗であることを特徴とする請求項3記載の多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路。
  5. 前記電流制御回路は、前記開弁状態保持用ハイサイド側スイッチング素子のオン時に前記電流検出抵抗により検出される電流が所定の上限値以下となるように制御するものであることを特徴とする請求項4記載の多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路。
  6. 前記電流検出手段は、複数の開弁用ローサイド側スイッチング素子と接地との間に共通に設けた電流検出抵抗であることを特徴とする請求項3記載の多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路。
  7. 前記高電圧電源は、50〜 250Vの高電圧を発生するものであることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の多気筒直噴エンジンの燃料噴射弁駆動回路。
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