JP3694079B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、静電写真プロセスにより感光体に画像を形成する画像形成装置にかかり、特に、複数枚の複写済み用紙の所定のページ間に他の複写済み用紙を追加する追加モード、或は所定のページを他のコピー済み用紙に差替える差替えモードを有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
静電複写プロセスが利用されている画像形成装置、たとえば、静電式複写装置は、複写対象物の画像を読取る画像読取部、及び、読取部を介して読取られた画像に基づいて複製像を形成して被転写材上に出力する画像形成部を含んでいる。
【0003】
画像読取部は、複写対象物たとえばシート状の原稿が載置される載置台、この載置台に載置された原稿の画像情報を光の明暗パターンに変換する走査ユニット、および載置台に向かって複数の原稿を1枚ずつ給送するとともに画像形成が終了した原稿を排出して積層する自動原稿送り装置などを有している。
【0004】
画像形成部は、画像読取部により読み取られた (光の明暗パターンに変換された) 画像情報に応じて静電潜像が形成される感光体、この感光体に形成された潜像にトナーを供給することで現像する現像装置、この現像装置により現像された現像剤像すなわち複製像 (トナー像) を保持する被転写材 (記録用紙) を収容する用紙収容部、及び収容されている記録用紙を1枚ずつ感光体側に搬送する用紙搬送機構などにより構成される。
【0005】
上述した複写装置により原稿の画像を複写する場合には、自動原稿送り装置の所定の位置に複写すべき原稿をセットしたのちプリント開始を指示することにより自動原稿送り装置が動作されて、1枚の原稿が載置台の所定の位置に案内される。
【0006】
続いて、画像読取り部の走査ユニットが動作されて、原稿の画像情報が光学的に読み取られ、感光体に案内される。
これにより、原稿の画像情報に対応した潜像が、感光体に形成される。
【0007】
こののち、感光体の回転にともなって搬送された潜像に、現像装置からトナーが供給される。従って、原稿の画像情報は、トナー像に変換される。
一方、記録用紙は、用紙収容部から1枚ずつ取り出され、用紙搬送機構により搬送される。
【0008】
トナー像は、感光体の回転にともなって、記録用紙との接点すなわち転写位置まで搬送され、記録用紙に転写される。
この現像動作および転写動作と平行して、画像情報が、現在、光の明暗パターンに変換されている原稿が自動原稿送り装置を介して自動原稿送り装置の所定の位置 (排出原稿受け) に排出される。このとき、自動原稿送り装置は、セットされている次の原稿を載置台に搬送する。
【0009】
これにより、自動原稿送り装置にセットされた原稿が順に載置台に送られるとともに、載置台に案内された原稿の画像が、順に、記録用紙に複製 (複写) される。なお、トナー像が転写された複写済みの記録用紙は、複写装置の一端に配置された排出部に積み重ねられて排出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来、所定の順序、例えば一連のページ番号順に積み重ねられて排出された所定部数の複写済みの記録用紙の一部のページ番号に対応する記録用紙を他の複写済みの記録用紙に差し替えたり、一連の順序に積み重ねられた複写済み記録用紙の所望する用紙間に、他の複写済み記録用紙を追加する場合、これらの作業は、オペレータの手作業により実行されている。このため、作業を必要とする複写済み記録用紙の部数が多い場合や、差し替える記録用紙、または追加する記録用紙が多い場合には、多くの作業時間を必要とするとともに、オペレータの負担が大きくなる問題が生じる。また、手作業により記録用紙を差替えたり、追加するため、所望する用紙が差し替えられなかったり、用紙間に他の記録済み記録用紙が追加できないような誤りが生じやすい。
【0011】
この発明の目的は、上述したような事情に鑑み成されたものであって、一連の順序で積み重ねられた複写済み記録用紙の所定の用紙間に他の複写済み記録用紙を追加する、または複写済み記録用紙の一部を他の複写済み記録用紙を差し替えることができる画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記問題点に基づきなされたもので、
所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
前記第1用紙保持手段により保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送し、予め規定された枚数に達した時点で、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送するように制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0013】
また、この発明によれば、
所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
前記第1用紙保持手段により保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送し、予め規定された枚数に達した時点で、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送するように制御し、且つ前記第2の記録済み用紙を搬送する場合には、前記像担持体により非画像形成状態で搬送し、また、前記用紙を搬送する場合には、前記像担持体に画像を形成し、この画像を前記用紙に記録した後に搬送するように制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0014】
さらに、この発明によれば
所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙の積み重ね順序を反転させる反転機構を備え、第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
前記第1用紙保持手段の前記反転機構に保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送し、予め規定された枚数に達した時点で、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送するように制御し、且つ前記第2の記録済み用紙を搬送する場合には、前記像担持体により非画像形成状態で搬送し、また、前記用紙を搬送する場合には、前記像担持体に画像を形成し、この画像を前記用紙に記録した後に搬送するように制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0015】
またさらに、この発明によれば、
所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙の積み重ね順序を反転させる反転機構を備え、第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
前記第2用紙保持手段に用紙が保持されていることを検知する用紙検知手段と、
画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
原稿を保持する原稿保持手段と、この原稿保持手段に保持されている原稿を原稿テーブルの所定位置に向けて送出する送出手段と、前記原稿保持手段に原稿が保持されていることを検知する原稿検知手段と、を備えた原稿送出手段と、
非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、また、所定の電位が与えられた状態で原稿画像に対応した画像信号が供給されることにより、用紙に画像を形成する画像形成手段と、
前記第1用紙保持手段の前記反転機構に保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送し、予め規定された枚数に達した時点で、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送するように制御し、且つ前記用紙検知手段により前記第2用紙保持手段に第2の記録済み用紙が保持されていることを検知した場合には、前記像担持体により非画像形成状態で前記第2用紙保持手段から前記第2の記録済み用紙を搬送し、また、前記原稿検知手段により前記原稿保持手段に原稿が保持されていることを検知した場合には、前記送出手段により原稿を原稿テーブルの所定位置に配置させ、前記画像形成手段により原稿の画像に対応した画像を前記第3用紙保持手段から給紙された前記用紙に記録した後に搬送するように制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0016】
さらにまた、この発明によれば、
所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
前記第1用紙保持手段に保持されている第1の記録済み用紙の積み重ね順序を反転させて用紙を保持する反転手段と、
非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
前記反転手段により保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送し、予め規定された枚数に達した時点で、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送するように制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0017】
またさらに、この発明によれば、
所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
前記第1用紙保持手段により保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送して所定の排紙領域に排紙し、予め規定された枚数に達した時点で、次に搬送した第1の記録済み用紙を他の排紙領域に排紙した後、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送して前記所定の排紙領域に排紙するように制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0018】
さらにまた、この発明によれば、
所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
前記第1用紙保持手段により保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送して所定の排紙領域に排紙し、予め規定された枚数に達した時点で、次に搬送した第1の記録済み用紙を他の排紙領域に排紙した後、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送して前記所定の排紙領域に排紙するように制御し、且つ前記第2の記録済み用紙を搬送する場合には、前記像担持体により非画像形成状態で搬送し、また、前記用紙を搬送する場合には、前記像担持体に画像を形成し、この画像を前記用紙に記録した後に搬送するように制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0019】
またさらに、この発明によれば、
所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙の積み重ね順序を反転させる反転機構を備え、第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
前記第1用紙保持手段の前記反転機構に保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送して所定の排紙領域に排紙し、予め規定された枚数に達した時点で、次に搬送した第1の記録済み用紙を他の排紙領域に排紙した後、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送して前記所定の排紙領域に排紙するように制御し、且つ前記第2の記録済み用紙を搬送する場合には、前記像担持体により非画像形成状態で搬送し、また、前記用紙を搬送する場合には、前記像担持体に画像を形成し、この画像を前記用紙に記録した後に搬送するように制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0020】
さらにまた、この発明によれば、
所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙の積み重ね順序を反転させる反転機構を備え、第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
前記第2用紙保持手段に用紙が保持されていることを検知する用紙検知手段と、
画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
原稿を保持する原稿保持手段と、この原稿保持手段に保持されている原稿を原稿テーブルの所定位置に向けて送出する送出手段と、前記原稿保持手段に原稿が保持されていることを検知する原稿検知手段と、を備えた原稿送出手段と、
非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、また、所定の電位が与えられた状態で原稿画像に対応した画像信号が供給されることにより、用紙に画像を形成する画像形成手段と、
前記第1用紙保持手段の前記反転機構に保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送して所定の排紙領域に排紙し、予め規定された枚数に達した時点で、次に搬送した第1の記録済み用紙を他の排紙領域に排紙した後、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送して前記所定の排紙領域に排紙するように制御し、且つ前記用紙検知手段により前記第2用紙保持手段に第2の記録済み用紙が保持されていることを検知した場合には、前記像担持体により非画像形成状態で前記第2用紙保持手段から前記第2の記録済み用紙を搬送し、また、前記原稿検知手段により前記原稿保持手段に原稿が保持されていることを検知した場合には、前記送出手段により原稿を原稿テーブルの所定位置に配置させ、前記画像形成手段により原稿の画像に対応した画像を前記第3用紙保持手段から給紙された前記用紙に記録した後に搬送するように制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0021】
またさらに、この発明によれば、
所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
前記第1用紙保持手段に保持されている第1の記録済み用紙の積み重ね順序を反転させて用紙を保持する反転手段と、
非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
前記反転手段により保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送して所定の排紙領域に排紙し、予め規定された枚数に達した時点で、次に搬送した第1の記録済み用紙を他の排紙領域に排紙した後、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送して前記所定の排紙領域に排紙するように制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の画像形成装置の実施の形態について詳細に説明する
図1によれば、画像形成装置すなわちアナログ式複写装置は、読み取り手段として機能する画像読取部4と、画像形成手段として機能する画像形成部6と含む、装置本体2を有している。
【0023】
画像読取部4は、装置本体2の上面に配設され、読取対象物すなわち原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載置台11と、原稿載置台11の一端に配置され、原稿Dが載置されるべき位置を示すサイズ板12とを有している。
【0024】
装置本体2の上面には、原稿テーブル11に対して原稿Dを1枚ずつ供給する自動原稿送り装置 (以下、ADFとする) 100が配置されている。このADF100は、原稿載置台11に対して開閉可能に形成され、原稿載置台11に載置された原稿Dを原稿載置台11に密着させる原稿押さえとしても機能する。
【0025】
原稿テーブル11の下方すなわち装置本体2の内側には、原稿テーブル11に載置された原稿Dを照明する露光ランプ13、露光ランプ13からの光を原稿Dに効率よく照射させるための補助反射板14、及び、原稿Dからの反射光を所定の方向に折曲げる第1ミラー15などを含み、原稿載置台11と平行に移動可能に形成された第一キャリッジ16が配置されている。第1キャリッジ16は、原稿載置台11と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト等を介して図示しないパルスモータによって、原稿載置台に沿って平行に移動される。
【0026】
原稿載置台11の側方であって、第1ミラー15により反射された反射光が案内される方向には、原稿載置台11と平行に移動可能な第2のキャリッジ17が配設されている。
【0027】
第2のキャリッジ17には、第1ミラー15により案内される原稿Dからの反射光を順に折曲げる第2ミラー20および第3ミラー21が互いに直角に配置されている。第2のキャリッジ17は、第1キャリッジ16を駆動する歯付きベルトなどにより第1キャリッジ16に従動されるとともに、第1キャリッジ16に比較して1/2の速度で原稿載置台11に沿って平行に移動される。
【0028】
第一キャリッジ16の下方であって、第2キャリッジ17を介して折返された光の光軸を含む面内には、図示しない駆動機構を介して移動可能に形成され、第2キャリッジ17からの反射光に集束性を与えるとともに、自身が移動することにより反射光を所定の倍率で結像させる結像レンズ22、及び、相互に直角に配置され、レンズ22により所定の倍率に対応する集束性が与えられた上記反射光の光路をさらに折り返すとともに、レンズ22が移動されたことによる光路長すなわち原稿テーブル11と後述する感光体ドラムとの間の距離の変動を、自身が移動することにより補正する第4ミラー23および第5ミラー24が配置されている。
【0029】
画像形成部6は、装置本体2のほぼ中央に回転自在に位置された像担持体としての感光体ドラム30を有している。感光体ドラム30の表面には、画像読取部4の第6のミラー25によって導かれた反射光すなわち画像情報が照射される。
【0030】
感光体ドラム30の周囲には、ドラム表面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ31、感光体ドラム30の表面上に形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像器32、後述する用紙カセットから給紙された被転写材すなわちコピー用紙Pに感光体ドラム30に形成されたトナー像を転写するとともにトナー像が転写された用紙Pを感光体ドラム30から分離させるための転写・剥離チャージャ33、感光体ドラム30の表面からコピー用紙Pを剥離する剥離爪34、感光体ドラム30の表面に残留したトナーを清掃する清掃装置35、及び、感光体ドラム30の表面に残った電位を除電する除電器36が順に配置されている。
【0031】
現像器32の近傍には、現像剤としてのトナーを収納しているトナーホッパ37、及び、トナーホッパ37から現像器32へトナーを補給するトナー搬送オーガ38が設けられている。
【0032】
装置本体2内の下部 (ドラム30より下方) には、装置本体2から引出し可能な上段カセット41、中段カセット42および下段カセット43が積層状態で配置されている。これらのカセットの側方には、大容量カセット44が配置されている。
【0033】
上段カセット41、中段カセット42および下段カセット43は、横向きに置かれたA4サイズ (A4R) のコピー用紙、B4サイズのコピー用紙およびA3サイズのコピー用紙を、それぞれ、500枚程度収納可能に形成されている。大容量カセット44は、使用頻度の高いサイズのコピー用紙、例えば、A4サイズのコピー用紙を、約3000枚収納可能に形成されている。
【0034】
大容量カセット44の上部には、各カセット41,42,43および大容量カセット44とは独立に、コピー用紙Pを給送可能な手差しフィーダ45が形成されている。
【0035】
手差しフィーダ45と感光体ドラム30 (後述、タイミングローラ対58) との間には、手差しフィーダ45に挿入された用紙Pを取り込む手差し用ピックアップローラ46、ピックアップローラ46により取り込まれた用紙Pをガイドする手差しガイド47、及び、手差しガイド47を介して感光体ドラム30に向かって案内される用紙Pを搬送する搬送ローラ対48が設けられている。また、手差しフィーダ45の近傍には、挿入される用紙Pの有無を検知する用紙センサ45aが配置されている。
【0036】
各カセット41,42,43および大容量カセット44と感光体ドラム30との間には、各カセット41,42,43および大容量カセット44から感光体ドラム30に向かって用紙Pを案内する搬送路51が形成されている。この搬送路51は、さらに、感光体ドラム30と転写・剥離チャージャ33との間に規定される転写領域を経て、装置本体2の外部まで延出されている。
【0037】
転写領域を通過された用紙Pが進行する方向には、用紙Pを搬送する搬送ベルト52が組み込まれている。搬送ベルト52により用紙Pが搬送される方向であって、感光体ドラム30に対して熱を与えにくい位置には、ローラ表面が互いに圧接されたヒートローラ対を含み、トナー像が転写された用紙Pを加熱することでトナー像を溶融させつつトナー像と用紙Pとを加圧して用紙Pにトナー像を定着させる定着装置53が設けられている。
【0038】
定着装置53に対向した装置本体2の側壁には、定着装置53によりトナー像が定着された用紙Pが排出される排出口54および排紙トレイ55が配置されている。
【0039】
上段カセット41、中段カセット42、下段カセット43の近傍および大容量カセット44の近傍には、それぞれカセットあるいは大容量カセットから用紙を一枚づつ取り出すピックアップローラ56が設けられている。また、搬送路51には、ピックアップローラ56によりいずれかのカセットまたは大容量カセットから取り出されたコピー用紙Pを、感光体ドラム30に向かって搬送するための複数の給紙ローラ対57が設けられている。
【0040】
搬送路51の感光体ドラム30の近傍・上流側には、搬送路51を案内されたコピー用紙Pの傾きを補正するとともに、感光体ドラム30上のトナー像の先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム外周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部へ給紙するタイミングローラ対58が配設されている。また、タイミングローラ対58の手前すなわち給紙ローラ57側には、コピー用紙Pの到達を検出するタイミング検知センサ59が設けられている。
【0041】
定着装置53と排出口54との間には、定着装置53によりトナー像が定着されたコピー用紙Pを、後述する用紙反転部64あるいは排出トレイ55のいづれかに案内する排出切換ユニット60が配置されている。
【0042】
排出切換ユニット60は、定着装置53を通過された用紙Pを推進する第1および第2の排出ローラ対61および62、及び、第1および第2の排出ローラ対61および62の間で、定着装置53からのコピー用紙Pを排出口54あるいは後述する用紙反転部64に、選択的に振り分ける振り分けゲート63が配置されている。
【0043】
感光体ドラム30と上段カセット41との間には、定着装置53によりトナー像が定着されたコピー用紙Pを反転して再びタイミングローラ対58へ送る反転機構64が設けられている。
【0044】
反転機構64は、コピー用紙Pを一時的に集積する一時集積部65、定着装置53を通過したコピー用紙Pを反転して一時集積部65に導く反転路66、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ67、一時集積部65に収容されることで表裏が裏返された用紙Pを再びタイミングローラ対58に案内する反転搬送路68、及び、反転搬送路68に案内された用紙Pをタイミングローラ対58に向かって給紙する給紙ローラ69を有している。
【0045】
ADF100は、原稿Dが載置される原稿トレイ101と、原稿の有無を検出するエンプティセンサ102、原稿トレイ101から原稿を一枚づつ取り出すピックアップローラ103、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ104、原稿の先端を整位するアライニングローラ対105、アライニングローラ対105の上流側に設けられ原稿の到達を検出するアライニングセンサ106、及び、原稿載置台11のほぼ全体を覆うように配設された搬送ベルト107などを有している。
【0046】
ADF100には、搬送ベルト107により搬送された原稿Dを反転させる反転ローラ110、反転ローラ110を介して案内される原稿を再び搬送ベルト107へ戻すか、所定の排出位置 (後述、ADF本体カバー上) に排出させるかを切り換えるフラッパ111、フラッパ111が排出側に切り換えられている場合に、反転ローラ110により搬送された原稿Dを排出させる排紙ローラ112、及び、反転ローラ110の近傍での原稿のジャムを検知するジャムセンサ113などが配置されている。
【0047】
ADF100の搬送ベルト107、ピックアップローラ103、給紙ローラ104、アライニングローラ対105、反転ローラ110、フラッパ111および排紙ローラ112などに代表される多くの回転・駆動要素は、本体カバー120により (利用者が) 不用意に触れることのないよう覆われている。
【0048】
本体カバー120の所定の位置には、排出ローラ112により排出された原稿Dがストックされる原稿受け121、及び原稿受け121の原稿Dの有無を検知する排出原稿センサ122が配置されている。
【0049】
また、図1に示すように、アナログ複写装置は、装置本体2の排出口54から排出された複写済みの多数枚のコピー用紙を任意に仕分けして集積するソータ200を備えている。
【0050】
ソータ200は、排出口54に接続されているとともに装置本体2に並んで配置された筐体202を備えている。装置本体2の反対側に位置した筐体202の側面は開口203を有している。また、筐体202内には、垂直方向に沿って昇降可能なトレイユニット204が配設されている。トレイユニット204は、装置本体2から排出されたコピー用紙を集積するための多数のトレイが垂直方向に沿って積層状態に取り付けられている。
【0051】
これらのトレイは、最上部に位置したノンソートトレイ205、およびノンソートトレイの下方に所定の隙間を持って積層された多数のソートトレイ206a、206b、206c…を含んでいる。そして、ノンソートトレイ205およびソートトレイ206a…は、開口203から筐体202の外方へ延出している。
【0052】
また、筐体202内には、排出口54と対向して設けられ排紙ローラ対62によって送られたコピー用紙をノンソートトレイ205上に排出する送りローラ対208、排出口54と送りローラ対208との間に位置したフラッパ210、フラッパ210に隣接して設けられたガイドローラ224、排出口とフラッパとの間に位置しコピー用紙の到達を検出する用紙センサ222が設けられている。
【0053】
フラッパ210は、排紙ローラ62から送られてきたコピー用紙を送りローラ対208に導く示す排出位置と、排紙ローラ62から送られてきたコピー用紙をソートトレイ206a…側へ導く仕分け位置と、の間を回動自在に設けられ、図示しないソレノイドにより両位置間を切り換えられる。
【0054】
筐体202内において、ガイドローラ224の下方には仕分けローラ226が配設され、ガイドローラと仕分けローラとの間には、フラッパ210により下方に向けられたコピー用紙を仕分けローラ226へ導くガイド228と、コピー用紙の到達を検出する用紙センサ230と、が設けられている。
【0055】
上述したソータ200によれば、フラッパ210が仕分け位置に切り換えられた状態において、装置本体10の排出口54から排出されたコピー用紙Pは、フラッパ210、ガイドローラ224およびガイド228により仕分けローラ226へ送られる。そして、コピー用紙Pは、仕分けローラ226により、これらの仕分けローラと対向して位置するソートトレイ206a…上に排出される。従って、トレイユニット204を図示しない昇降モータによって昇降駆動することにより、仕分けローラ226と対向するソートトレイ206a…上に順次コピー用紙Pを排出し、仕分けすることができる。
【0056】
図2には、図1に示した複写装置に対して情報を入力するための操作パネルが示されている。なお、この操作パネルは、原稿テーブル11の近傍に配置されている。
【0057】
図2に示されるように、操作パネル300は、装置本体2およびADF100の動作状態およびさまざまな複写条件等を表示する液晶表示装置301を有している。
【0058】
また、操作パネル300は、一連の所定の順序、例えばページ番号順に複写され、積み重ねられた複写済み用紙の所定の用紙間、すなわちページ間に他の複写済み用紙を追加するページ追加モードを設定するための追加ボタン310、及び複写済み用紙の一部の用紙、すなわち一部のページを他の複写済み用紙に差し替えるページ差替えモードを設定するための差替えボタン311、を有している。
【0059】
液晶表示装置301には、装置2の動作モード、及び動作モードに対応したメッセージ等を表示するメッセージ表示部302、複写倍率を表示する倍率表示部303、ページ追加モード、及びページ差替えモード時に、1部当りの複写済み用紙の枚数、すなわちページ数を表示するページ数表示部304、一連の複写済み用紙の部数を表示する部数表示部305、及びページ追加モード時に何ページ目の後に他の複写済み用紙を追加するか、或はページ差替えモード時に何ページ目を差し替えるかを表示するページエリア表示部306を有する。液晶表示装置301には、詳述しない液晶パネルフォントROMに記憶されている表示データに基づいてさまざまな表示パターンおよびメッセージ等が表示される。
【0060】
操作パネル300にはまた、0〜9の10個の数字に対応する入力信号、例えば、複写枚数、1部当りのページ数、部数等を入力可能に形成された数字キー307、入力された複写枚数をクリアするクリアキー308、複写の開始を指示する複写開始キー、すなわちコピーキー309のさまざまな入力キーが配置されている。
【0061】
図3には、装置本体2の制御に利用される制御系の概略ブロック図が示されている。
図3によれば、装置本体2は、主制御装置としてのCPU77、このCPU77に接続され、装置本体2を動作させるためのプログラムが記憶されているROMおよび図示しない入力部を介して入力されたデータなどが一時的に記憶されるRAMなどを含むメモリ78、及び、後述するADF100との信号の受け渡しに利用される内部バス79などを有している。
【0062】
CPU77には、露光ランプ13を点灯するランプ点灯回路81、第一および第二キャリッジ16および17を移動させる図示しないパルスモータ、感光体ドラム30および現像器32を回転させる図示しない主モータ、及び、給紙ローラなどを回転させる図示しない小型モータなどに代表されるモータを、それぞれ、所定の速度で回転させるためのモータ駆動回路82、帯電チャージャ31および転写・剥離チャージャ33に所定の電圧を提供する高電圧発生回路83、剥離爪34、清掃器35および振り分けゲート63などに利用される図示しないソレノイドなどをオン/オフするメカニカルコントローラ84、搬送路51中に配置され用紙Pの通過/ジャムを検知するために利用される図示しない複数のセンサからのオン/オフ信号が入力される入力回路85、定着装置53の定着温度を制御する温度制御回路86、および、入力装置たとえば操作パネル200などとCPU77との接続を可能にするインタフェース87などが接続されている。
【0063】
ADF100は、ADF100の主制御装置としてのADFCPU130を有している。ADFCPU130は、内部バス79を介して装置本体2のCPU77と接続されている。
【0064】
ADFCPU130には、ピックアップローラ103、給紙ローラ104およびアライニングローラ対105を駆動する図示しない給紙モータ、搬送ベルト107を回転させる図示しない搬送モータ、及び、搬送ローラ107、反転ローラ110および排紙ローラ112を駆動する図示しない排出モータを付勢するモータ駆動回路131、エンプティセンサ102、アライニングセンサ106、ジャムセンサ113および排出原稿センサ122からの検出信号をCPU130に入力するための入力回路132、図示しない給紙モータの回転をアライニングローラ対105に伝達する (アライニングローラ対105をオン/オフする) ための図示しないクラッチあるいはフラッパ111を切り換えるために利用される図示しないソレノイドを駆動するためのメカニカルコントローラ133などが接続されている。
【0065】
次に、この複写装置2に備えられた動作モード、すなわちページ追加モード、及びページ差替えモードについて図面を参照して説明する。
図4の(a)および(b)は、ページ追加モードを説明するための一例を示す図である。
【0066】
ページ追加モードは、一連の所定の順序、例えば、ページ番号順に積み重ねられた複写済み用紙の所定の用紙間、すなわちページ間に他の複写済み用紙を追加する機能である。
【0067】
図4の(a)は、一連のページ番号順に複写され、大きいページ番号の用紙の上に小さいページ番号の用紙を積み重ねるようにして順に積層された5枚、すなわち5ページの複写済み用紙の2ページ目と3ページ目の用紙の間に既に複写された他の複写済み用紙を1枚、すなわち1ページ追加する場合の例を示している。
【0068】
小さいページ番号の用紙が上になるように積み重ねられた複写済み用紙は、所定の用紙カセット、例えば大容量カセット(以下、LCCと称する)44にセットされる。
【0069】
一方、追加するページに相当する1枚の複写済み用紙は、手差しフィーダ45にセットされる。
なお、他の複写済み用紙が追加される一連の複写済み用紙の部数が、この例のように1部の場合、用紙が排紙されるトレイは、ソータ200のノンソートトレイ205が選択される。
【0070】
LCC44にセットされた5枚の用紙は、CPU77の制御に基づいて、反転機構64の一時集積部65に集積順序が反転されて集積される。この時、LCC44にセットされた用紙は、その最上部の用紙、すなわち1ページ目に相当する用紙から順に反転機構64を介して一時集積部65に集積される。このため、一時集積部65に集積された用紙は、ページ番号が大きい用紙を上にして積み重ねられている。これは、ノンソートトレイ205に用紙を排紙したときに、排紙順が逆になることを防ぐためである。また、LCC44から一時集積部65に用紙を搬送する間は、画像形成部6は、作動されない。なお、感光体ドラム30に原稿画像に対応した静電潜像、およびトナー像が形成されないように制御されていれば、画像形成部が作動していてもよい。つまり、ページ追加モードが設定されている場合、LCC44から一時集積部65に搬送される複写済み用紙に原稿画像に対応する画像は形成されない。
【0071】
次に、画像形成部6を介してノンソートトレイ205に向けて用紙を給紙する給紙場所が一時集積部65に設定され、一時集積部65に集積されていた用紙は、最上部の用紙、すなわちページ番号の最も大きい用紙から順に1枚ずつノンソートトレイ205に排紙される。なお、この時も上述したように、画像形成部を通過する際に、用紙に画像は形成されない。
【0072】
そして、追加ページの直前のページ、すなわち3ページ目までノンソートトレイ205に排紙された後、給紙場所が手差しフィーダ45にセットされ、手差しフィーダ45から追加ページに相当する用紙が供給される。この時、供給された用紙は、画像を形成することなくノンソートトレイ205に排紙される。つまり、ページ追加モードに設定され、追加するページに相当する用紙が複写済みの場合、すなわち手差しフィーダ45に追加する複写済みの用紙がセットされている場合には、この用紙は、画像を形成されることなく画像形成部6を通過され、ノンソートトレイ205に排紙される。そして、ノンソートトレイ205に排紙された3ページ目の用紙の上に追加ページに相当する用紙が積み重ねられる。
【0073】
続いて、再び給紙場所が一時集積部65にセットされ、一時集積部65に集積されている用紙の最上部に相当する用紙、すなわち2ページ目に相当する用紙から順にノンソートトレイ205に排紙される。そして、一時集積部65に集積されていた用紙がすべて排紙される。
【0074】
ノンソートトレイ205に排紙された用紙は、小さいページ番号の用紙が上になるように積み重ねられ、2ページ目と3ページ目の用紙の間には、追加ページに相当する用紙が追加されている。
【0075】
図4の(b)は、一連のページ番号順に複写され、小さいページ番号の用紙が上になるように積み重ねられた5ページの複写済み用紙が2部準備され、5ページ×2部の各部の複写済み用紙に対して2ページ目と3ページ目の用紙の間に他の複写済み用紙を1枚、すなわち1ページ追加する場合の例を示している。
【0076】
この場合、追加するページに相当する用紙は、予め複写された複写済み用紙ではなく、原稿であるため、画像形成部6を作動させて原稿画像を所定の用紙に複写した後、所定のページ間に追加される。
【0077】
すなわち、5ページ×2部の複写済み用紙は、ページ番号の小さい用紙が上になるように積み重ねられた5枚の複写済み用紙が2部重ねられた状態に積層されている。この5ページ×2部の複写済み用紙は、LCC44にセットされる。
【0078】
そして、これらの複写済み用紙は、上述したように、画像を形成することなく反転機構64の一時集積部65に集積順序、すなわちページ番号が反転するように集積される。
【0079】
一方、追加ページに相当する原稿は、ADF100に載置される。
一連の複写済み用紙が複数部、すなわち2部以上ある場合には、搬送された用紙が各部毎にソータ200のソートトレイ206a…に排紙されるように設定される。この実施の形態では、一連の複写済み用紙は、2部あるので、一方はソートトレイの1ビン206aに排紙され、他方は、ソートトレイの2ビン206bに排紙される。
【0080】
そして、用紙を排紙口54側に供給する給紙場所が一時集積部にセットされ、一時集積部65に集積されている最上部の複写済み用紙、すなわち5ページ目に相当する用紙から順に1枚ずつ取り出され、画像形成部6において画像を形成することなく排紙口54側に向けて搬送される。
【0081】
排紙口54まで搬送された用紙は、ソータ200の仕分けローラ226により1ビン206aに排紙される。
そして、追加ページの直前、すなわち3ページ目まで1ビン206aに排紙された後、ADF100に載置されている原稿が原稿テーブル11にセットされる。そして、原稿サイズに対応する給紙カセットに給紙場所が設定され、その給紙カセットから画像が形成されていない未複写の用紙が供給され、画像形成部6において原稿画像に対応した画像が形成された後、1ビン206aに排紙される。従って、複写済みの3ページ目の用紙の上に、原稿画像が複写された用紙が積み重ねられる。
【0082】
続いて、給紙場所が再び一時集積部65にセットされ、一時集積部65に集積されている最上部の用紙、すなわち2ページ目に相当する用紙から順に1ビン206aに排紙される。
【0083】
一連の複写済み用紙の1部数がすべて排紙された後、つまり1部数の1ページ目に相当する用紙まで1ビン206aに排紙された後、ソータユニット204が移動され、排紙トレイが2ビン206bに設定される。
【0084】
そして、一時集積部65の最上部の用紙から順に1枚づつ取り出され、画像形成部6において画像が複写されることなく、2ビン206bに排紙される。以下同様に、追加ページの直前、すなわち3ページ目まで2ビン206bに排紙された後、原稿テーブル11にセットされている原稿の原稿サイズに対応する給紙カセットに給紙場所が設定され、その給紙カセットから画像が形成されていない未複写の用紙が供給され、画像形成部6において原稿画像に対応した画像が形成された後、2ビン206bに排紙される。
【0085】
続いて、給紙場所が再び一時集積部65にセットされ、一時集積部65に集積されている最上部の用紙、すなわち2ページ目に相当する用紙から順に2ビン206bに排紙される。そして、1ページに相当する複写済み用紙が2ビン206bに排紙されると、第2部目の一連の複写済み用紙がすべて排紙されたことになる。
【0086】
第1及び第2ビン206a及び206bに排紙された用紙は、それぞれ小さいページ番号に相当する用紙が上になるように積み重ねられ、2ページ目と3ページ目の用紙の間には、追加ページに相当する用紙が追加されている。
【0087】
なお、この実施の形態では、追加ページに相当する原稿が1ページの場合について説明したが、ADF100の代わりに循環式の自動原稿送り装置を利用することによって、複数ページの原稿に対応した追加ページを複数部数追加することが可能である。
【0088】
次に、ページ差替えモードについて説明する。
図5の(a)および(b)は、ページ差替えモードを説明するための一例を示す図である。
【0089】
ページ差替えモードは、一連の所定の順序、例えばページ番号順に積み重ねられた複写済み用紙の一部のページに相当する用紙を他の複写済み用紙に差し替える機能である。
【0090】
図5の(a)は、一連のページ番号順に複写され、小さいページ番号の用紙が上になるように積み重ねられた5ページの複写済み用紙が2部数準備され、5ページ×2部数の各部数の複写済み用紙に対して2ページ目の用紙の間に他の複写済み用紙1枚、すなわち1ページに差し替える場合の例を示している。
【0091】
この場合、差し替えるページに相当する用紙は、予め複写された複写済み用紙であって、手差しフィーダ45に2部数セットされる。
5ページ×2部数の複写済み用紙は、ページ番号の小さい用紙が上になるように積み重ねられた5枚の複写済み用紙が2部重ねられた状態に積層されている。この5ページ×2部数の複写済み用紙は、LCC44にセットされる。
【0092】
そして、この一連の5ページ×2部数の複写済み用紙は、上述したように、画像を形成することなく反転機構64の一時集積部65に集積順序、すなわち大きいページ番号の用紙が上になるように集積される。
【0093】
一連の複写済み用紙が複数部、すなわち2部以上ある場合には、搬送された用紙が各部毎にソータ200のソートトレイ206a…に排紙されるように設定される。この実施の形態では、一連の複写済み用紙は、2部あるので、一方は1ビン206aに排紙され、他方は、2ビン206bに排紙される。
【0094】
そして、用紙を排紙口54側に供給する給紙場所が一時集積部にセットされ、一時集積部65に集積されている最上部の複写済み用紙、すなわち1部数目の5ページ目に相当する用紙から順に1枚ずつ取り出され、画像形成部6において画像を形成することなく排紙口54側に向けて搬送される。
【0095】
排紙口54まで搬送された用紙は、ソータ200の仕分けローラ226により1ビン206aに排紙される。
そして、差替えページの直前、すなわち3ページ目に相当する複写済み用紙が1ビン206aに排紙された後、3ビン206cが排紙トレイとなるようにソータユニット204が移動される。続いて、一時集積部65に集積されている最上部の用紙、すなわち差替えページに相当する2ページ目の用紙が3ビン206cに排紙される。
【0096】
差替えページに相当する用紙が排紙された後、再び1ビン206aが排紙トレイとなるようにソータユニット204が移動される。
そして、ADF100に原稿が載置されず、手差しフィーダ45に用紙が挿入されていることを検知して、給紙場所が手差しフィーダ45にセットされる。続いて、手差しフィーダ45から予め複写された複写済みの用紙が装置本体2内に取り込まれ、画像形成部6において画像が複写されることなく1ビン206aに排紙される。従って、複写済みの3ページ目の用紙の上に、新たに差し替えられた複写済み用紙が積み重ねられる。
【0097】
続いて、給紙場所が再び一時集積部65にセットされ、一時集積部65に集積されている最上部の用紙、すなわち1ページ目に相当する用紙が1ビン206aに排紙される。
【0098】
1部目の一連の複写済み用紙がすべて排紙された後、ソータユニット204が移動され、排紙トレイが2ビン206bに設定される。
そして、一時集積部65の最上部の用紙から順に1枚づつ取り出され、画像形成部6において画像が複写されることなく、2ビン206bに排紙される。以下同様に、差替えページの直前、すなわち3ページ目まで2ビン206bに排紙された後、ソータユニット204が移動され、排紙トレイが3ビン206cに設定される。
【0099】
続いて、3ビン206cに差替えページに相当する2ページ目の用紙が排紙される。
この後、再びソータユニット204が移動され、排紙トレイが2ビン205bに設定される。
【0100】
そして、給紙場所が手差しフィーダ45にセットされ、手差しフィーダ45から複写済み用紙が画像を形成されることなく2ビン205bに排紙される。
続いて、給紙場所が再び一時集積部65にセットされ、一時集積部65に集積されている最上部の用紙、すなわち1ページ目に相当する用紙が2ビン206bに排紙される。
【0101】
第1及び2ビン206a及び206bに排紙された用紙は、それぞれ小さいページ番号に相当する用紙が上になるように積み重ねられ、2ページ目の用紙が、新たに差替えページに相当する複写済み用紙に差し替えられている。また、一連の複写済み用紙の2ページ目に相当する用紙は、不要な用紙として3ビン206cに排紙される。
【0102】
図5の(b)は、一連のページ番号順に複写され、小さいページ番号の用紙が上になるように積み重ねられた5ページの複写済み用紙が2部数準備され、5ページ×2部数の各部数の複写済み用紙に対して4ページ目の用紙の間に他の複写済み用紙1枚、すなわち1ページに差し替える場合の例を示している。
【0103】
この場合、差し替えるページに相当する用紙は、予め複写された複写済み用紙ではなく、原稿であるため、画像形成部6を作動させて原稿画像を所定の用紙に複写した後、所定のページに相当する用紙と差し替えられる。
【0104】
5ページ×2部数の複写済み用紙は、ページ番号の小さい用紙が上になるように積み重ねられた5枚の複写済み用紙が2部重ねられた状態に積層されている。この5ページ×2部数の複写済み用紙は、LCC44にセットされる。
【0105】
そして、これらの複写済み用紙は、上述したように、画像を形成することなく反転機構64の一時集積部65に集積順序、すなわちページ番号が反転するように集積される。
【0106】
一方、差替えページに相当する原稿は、ADF100に載置される。
そして、給紙場所が一時集積部にセットされ、一時集積部65に集積されている最上部の複写済み用紙、すなわち1部数目の5ページ目に相当する用紙から順に1枚ずつ取り出され、画像形成部6において画像を形成することなく排紙口54側に向けて搬送される。
【0107】
排紙口54まで搬送された用紙は、ソータ200の仕分けローラ226により1ビン206aに排紙される。
そして、差替えページの直前、すなわち5ページ目に相当する複写済み用紙が1ビン206aに排紙された後、3ビン206cが排紙トレイとなるようにソータユニット204が移動される。続いて、一時集積部65に集積されている最上部の用紙、すなわち差替えページに相当する4ページ目の用紙が3ビン206cに排紙される。差替えページに相当する用紙が排紙された後、再び1ビン206aが排紙トレイとなるようにソータユニット204が移動される。
【0108】
次に、ADF100に載置されている原稿が原稿テーブル11にセットされる。そして、原稿サイズに対応する給紙カセットに給紙場所が設定され、その給紙カセットから画像が形成されていない未複写の用紙が供給され、画像形成部6において原稿画像に対応した画像が形成された後、1ビン206aに排紙される。従って、差替えページに相当する原稿画像が複写された用紙は、4ページ目に相当する用紙として差し替えられ、1ビン206aに排紙された5ページ目に相当する一連の複写済み用紙の上に積み重ねられる。
【0109】
続いて、給紙場所が再び一時集積部65にセットされ、一時集積部65に集積されている最上部の用紙、すなわち3ページ目に相当する用紙から順に1ビン206aに排紙される。
【0110】
1部目の一連の複写済み用紙がすべて排紙された後、ソータユニット204が移動され、排紙トレイが2ビン206bに設定される。
そして、一時集積部65の最上部の用紙から順に1枚づつ取り出され、画像形成部6において画像が複写されることなく、2ビン206bに排紙される。以下同様に、差替えページの直前、すなわち5ページ目まで2ビン206bに排紙された後、ソータユニット204が移動され、排紙トレイが3ビン206cに設定される。そして、3ビン206cに差替えページに相当する4ページ目の用紙が排紙される。この後、再びソータユニット204が移動され、排紙トレイが2ビン205bに設定される。
【0111】
次に、ADF100に載置されている原稿が原稿テーブル11にセットされる。そして、原稿サイズに対応する給紙カセットに給紙場所が設定され、その給紙カセットから画像が形成されていない未複写の用紙が供給され、画像形成部6において原稿画像に対応した画像が形成された後、2ビン206bに排紙される。
【0112】
続いて、給紙場所が再び一時集積部65にセットされ、一時集積部65に集積されている最上部の用紙、すなわち3ページ目に相当する用紙が2ビン206bに排紙される。
【0113】
第1及び2ビン206a及び206bに排紙された用紙は、それぞれ小さいページ番号に相当する用紙が上になるように積み重ねられ、4ページ目に相当する用紙が新たに複写された用紙に差し替えられている。そして、一連の複写済み用紙の4ページ目に相当する用紙は、不要な用紙として3ビン206cに排紙される。
【0114】
次に、この複写装置2の動作の特徴について図面を参照して説明する。
まず、原稿テーブル11に載置された原稿画像を通常に複写する通常モードについて図1乃至図3を参照して説明する。
【0115】
通常モードでは、複写すべき原稿DがADF100の原稿トレイ101にセットされたのち、操作パネル300の複写開始キー309がオンされることで、ADFCPU130によりエンプティセンサ102がオンであることが確認されるとともに、ADFCPU130の指示に対応するモータ駆動回路131からの給紙モータへの駆動電流の供給にともなってピックアップローラ103が駆動され、原稿トレイ101にセットされた原稿Dの最下部の原稿が給紙ローラ104に案内される。
【0116】
給紙ローラ104に案内された原稿Dは、給紙ローラ104により、さらに、アライニングローラ対105に向かって搬送される。ここで、原稿Dの先端がアライニングセンサ106を通過されることによりメカニカルコントローラ133を介して図示しないクラッチがオンされ、アライニングローラ対105が停止される。これにより、ピックアップローラ103を介して原稿トレイから取り出された原稿Dが一時的に停止されることで、原稿Dにおける原稿搬送方向に対する傾きが補正されるとともに、画像形成のタイミングの基準となる原稿Dの先端位置が特定される。
【0117】
続いて、ADFCPU130の制御によるモータ駆動回路131からの図示しない搬送モータへの駆動電流により搬送モータが回転され、搬送ベルト107が回転される。搬送ベルト107が回転されたのち所定のタイミング (たとえば、搬送ベルト107の回転が所定の回転に達した時点) で、メカニカルコントローラ133を介して図示しないクラッチがオフされ、アライニングローラ対105から搬送ベルト107へ原稿Dが給送される。こののち、搬送モータにより搬送ベルト107が所定時間回転されることで、原稿Dが装置本体2の原稿テーブル11上に搬送される。なお、搬送ベルト107は、原稿Dの後端がアライニングセンサ106を通過されてから一定時間 (アライニングセンサ106と指示板12との間隔により予め決められている) 経過後に停止される。
【0118】
一方、アライニングセンサ106により原稿Dの先端が検知された時点で、内部バス79を介して、ADFCPU130から (装置本体2の) CPU77に対し、原稿Dが搬送されていることが報知される。これにより、装置本体2では、CPU77からの指示に応じて、画像読取部4および画像形成部6の各部が、画像形成のための準備段階に移行される。
【0119】
搬送ベルト107が停止されることにより、 (複写用) 原稿搬送の終了がADFCPU130によりチェックされると、複写可能信号が、内部バス79を介してADFCPU130からCPU77に出力される。
【0120】
これにより、CPU77の指示に対応するモータ駆動回路82の制御により図示しない主モータが回転され、感光体ドラム30が所定の速度で回転される。同時に、 (CPU77の指示に対応する) 高電圧発生回路83により、帯電チャージャ31および転写・剥離チャージャ33から感光体ドラム30に所定の電位が与えられる。
【0121】
続いて、 (CPU77の指示に対応する) ランプ点灯回路81により第一キャリッジ16の照明ランプ13が所定の明るさで点灯され、モータ駆動回路82の制御によるパルスモータの回転により、原稿テーブル11上の原稿Dに沿って、第一キャリッジ16が、所定の速度で移動される。
【0122】
原稿テーブル11に載置された原稿Dに記録されている画像情報は、露光ランプ13および反射板14を介して照明されることにより生じる反射光として、第一キャリッジ16の第1ミラー15、第二キャリッジ17の第2ミラー20および第3ミラー21、結像レンズ22、第4ミラー23および第5ミラー24、及び、露光ミラー25を順に通過 (または反射) されて、感光体ドラム30に案内される。
【0123】
感光体ドラム30に案内された原稿Dからの反射光すなわち画像情報は、感光体ドラム30により、画像情報に対応した静電潜像に変換される。感光体ドラム30上の静電潜像は、現像装置32により供給されるトナーによりトナー像として現像されたのち、転写・剥離装置33を介して、所定のカセットからタイミングローラ58まで給送されている用紙Pに、タイミングローラ58により用紙Pの先端と感光体ドラム30上のトナー像の位置とが整合された状態で、用紙Pに転写される。
【0124】
トナー像が転写された用紙Pは、剥離爪34および転写・剥離装置33により感光体ドラム30から剥離され、搬送装置52を介して定着装置53に搬送されて、定着装置53によりトナー像すなわちトナーが固着されて、排出口54側または反転部64に案内される。排出口54側に案内された用紙Pは、排出光に接続されているソータ200の所定のソートトレイに排紙される。
【0125】
トナー像を用紙に引き渡した感光体ドラム30は、清掃装置35および除電器36により表面に残った電荷およびトナーが除去されたのち、再び、次の画像形成に利用される。
【0126】
なお、複写枚数が2以上の場合、あるいは次の原稿が原稿テーブル11上に供給された場合には、CPU77の制御により、上記一連の複写工程が繰り返される。
【0127】
一方、ここまでの複写工程における所定の工程、たとえば、用紙Pの後端がタイミングローラ58を通過された時点で、入力回路85を介してCPU77に、用紙Pの通過が報知される。
【0128】
用紙Pの通過がCPU77に報知された時点で、CPU77により、入力装置としての操作パネル300により入力されている複写部数が1であるか否かおよび入力されている複写部数に対応する複写が繰り返されたか否かがチェックされる。ここで、現在原稿テーブル11上に位置されている原稿Dに関する複写が終了したことが確認された場合には、内部バス79を介して、CPU77からADFCPU130に、次の原稿Dの給送 (原稿入れ換え) が要求される。
【0129】
装置本体2のCPU77によりADF100に原稿入れ換えが要求されると、ADFCPU130の制御によるモータ駆動回路131からの図示しない搬送モータへの駆動電流により搬送モータが回転され、再び、搬送ベルト107が回転される。これにより、現在原稿テーブル11にセットされている第一の原稿が反転ローラ110に向かって搬送される。
【0130】
反転ローラ110に向かって搬送された原稿Dは、フラッパ111および排紙ローラ112により本体カバー120の原稿受け121に排出される。同時に、所定のタイミング (たとえば、ジャムセンサ113により第一の原稿の先端部が検知された時点) で、CPU130の制御によりピックアップローラ103が駆動され、原稿トレイ101にセットされている原稿Dから第二の原稿が給紙ローラ104に案内される。以下、第一の原稿と同様にして、原稿テーブル11に、第二の原稿がセットされ、第2の原稿に関する複写工程が開始される。
【0131】
なお、原稿Dが両面原稿で、かつ、操作パネル300により両面複写モードが設定されている場合には、メカニカルコントローラ133による指示に応じて切り換えられているフラッパ111および引き続いて回転されている反転ローラ110により、第一の原稿が搬送ベルト107に戻され、第二の原稿の給送に先だって、第一の原稿の背面の画像情報が複写されることはいうまでもない。
【0132】
上述した原稿給送動作および画像形成動作が繰り返され、原稿トレイ101にセットされた全ての原稿Dが原稿受け121に排出されると、ジャムセンサ113、アライニングセンサ106およびエンプティセンサ102の全ての出力がオフに変化される。このセンサからの検知信号が全てオフになったことが入力回路132を介してADFCPU130に報知されることで、CPU130 (本体側のCPU77であってもよい) に内蔵されているカウンタが動作され、全ての原稿Dが排出されてから原稿Dが原稿受け121上に位置されている時間が計数される。
【0133】
次に、この複写装置に備えられた特徴的な機能としてのページ追加モード及びページ差替えモードの動作について説明する。
図6は、ページ追加モード及びページ差替えモードを設定するためのフローチャートである。
【0134】
ページ追加モードを設定する場合、オペレータにより図2に示した操作パネル300に配置された追加ボタン310がオンされる。また、この時、ページ追加モードを実行する、所定の順序、例えばページ番号順に複写され、積み重ねられた所定部数の一連の複写済み用紙が、所定の給紙カセット、たとえばLCC44に収納される。
【0135】
スタンバイされていた複写装置本体2のCPU77は、図6に示すように、ST1において追加ボタン310がオンされたことを検知する。そして、CPU77は、所定の文字データをメモリ78内のROMから呼び出し、インターフェース87を介して、図8に示すようなメッセージを操作パネル300の液晶表示装置301に表示させるように制御する。
【0136】
液晶表示装置301は、上述したように、メッセージ表示部302、倍率表示部303、ページ数表示部304、部数表示部305、及びページエリア表示部306を有している。
【0137】
CPU77は、メッセージ表示部302に、まず、図8の(a)に示すようなメッセージを表示させ、ページ追加モードについての説明を必要とする場合には、説明文に対応する文字データをROMから呼び出し、メッセージ表示部302に表示させる。
【0138】
説明を必要としない場合には、CPU77は、図8の(b)に示すようなメッセージをメッセージ表示部302に表示させる。
このメッセージに基づいて、オペレータが入力キー307を利用して1部当りのページ数を入力すると、CPU77は、図8の(c)に示すようにページ数表示部304にページ数を表示させるとともに、メッセージ表示部302に次の指示内容に相当するメッセージを表示させる。
【0139】
このメッセージに基づいて、オペレータが入力キー307を利用して部数を入力すると、CPU77は、図8の(d)に示すように、部数表示部305に部数を表示させるとともに、メッセージ表示部302に次の指示内容に相当するメッセージを表示させる。
【0140】
このメッセージに基づいて、オペレータが入力キー307を利用して追加するページの直前のページ番号を入力すると、CPU77は、図8の(e)に示すように、ページエリア表示部306にページ番号を表示させるとともに、次の指示内容に相当するメッセージをメッセージ表示部302に表示させる。
【0141】
そして、CPU77は、図6に示したST2において必要事項、すなわち1部当りのページ数、部数、及び追加ページの直前のページ番号がすべて入力されたかを検知する。
【0142】
操作パネル300の入力キー307を利用して入力された必要事項は、ST3において、インターフェース87を介してCPU77に転送された後、メモリ78内のRAMに書き込まれる。
【0143】
次に、オペレータは、図8の(e)に示したようなメッセージに基づいてコピーボタン309をオンする。
CPU77は、図6に示したST4において、コピーボタン309がオンされたか否かを検知する。コピーボタン309がオンされた場合には、CPU77は、コピー処理に移行する。
【0144】
なお、ST4において、コピーボタン309がオンされずに所定の時間が経過した場合には、CPU77は、スタンバイ状態に初期化される。
図7は、コピー処理の流れをページ追加モード及びページ差替えモードについて示したフローチャートである。
【0145】
図7に示したように、ST1において、追加ボタン310、または差替えボタン311がオンされずに、コピーボタン309がオンされた場合には、CPU77は、ST5において上述したような通常モードで通常コピー処理を実行するように装置本体2を制御する。
【0146】
ST1において、追加ボタン310がオンされ、かつコピーボタン309がオンされた場合、CPU77は、ST6においてLCC44に収納されていた一連の複写済み用紙を一時集積部65に集積するように制御する。
【0147】
そして、CPU77は、ST7において、RAMに書き込まれたページ数(PAGE)、部数(BUSU)、及び追加ページの直前のページ番号(TUIKA)、または差替えページのページ番号(SASHI)等の入力データを呼び出す。図8に示した実施の形態では、PAGE=5,BUSU=2,TUIKA=2である。コピー処理において、コピー枚数の初期値は、ページ数データ、すなわち5に設定される。このコピー枚数は、一時集積部に収納されている用紙が1枚ずつ搬送されて排紙される毎にカウントダウンされ、また、コピー枚数が0になった時点で部数データがカウントダウンされる。
【0148】
次に、CPU77は、STAにおいて、コピー枚数が追加ページの直前のページ番号に一致するか、すなわちコピー枚数=TUIKAか否か、STBにおいて、コピー枚数が差し替えページのページ番号に一致するか、すなわちコピー枚数=SASHIか否か、及びSTCにおいて、一時集積部に収納されている用紙がすべて排紙されたか、すなわちコピー枚数=0か否か、を判別した後、ST8において、給紙場所を一時集積部に設定する。
【0149】
そして、CPU77は、一時集積部から集積されている用紙を1枚ずつ排紙させる。なお、BUSU=1の時は、CPU77は、排紙トレイとしてソータ200のノンソートトレイを選択する。また、BUSU≧2の時は、CPU77は、排紙トレイとしてソートトレイを使用するように制御し、各部数毎にソートトレイのビンを割り当てる。この実施の形態では、BUSU=2であるから、CPU77は、1部数目を1ビンに排紙させ、2部数目を2ビンに排紙させるように設定する。
【0150】
そして、CPU77は、1枚の用紙が一時集積部から1ビンに排紙される毎にコピー枚数をカウントダウンする。
上述したような工程が繰り返されて、一時集積部に集積されている用紙が排紙される。
【0151】
そして、STAにおいて、コピー枚数=TUIKA(=2)、すなわち追加ページの直前のページ番号までコピー枚数がカウントダウンされると、直前のページ番号に相当する用紙を排紙した後、ST9において、ADFがオンであるか否かが検知される。すなわち、CPU77は、追加ページが原稿であるか、複写済み用紙であるか否かをADFのエンプティセンサ102による出力信号に基づいて検知する。つまり、ADFのエンプティセンサがオンであれば、追加ページが原稿であることを認識する。
【0152】
続いて、CPU77は、ADFを作動させ、ADFに載置されている原稿を原稿テーブルに配置するようにADFCPUに指示する。原稿テーブルに配置された原稿のサイズ、および複写倍率に基づいて複写される用紙のサイズを決定する。そして、CPU77は、ST10において、決定されたサイズの用紙が収納されている所定のカセットを給紙場所に設定する。さらに、CPU77は、ST11において、所定のカセットから用紙を給紙させ、画像形成部を作動させて原稿画像に対応する画像を用紙に複写させた後、1ビンに排紙させる。すなわち、CPU77は、未複写の用紙に画像を載せて排紙させるように制御する。
【0153】
一方、ADFのエンプティセンサがオフの場合、すなわち追加ページが複写済み用紙の場合には、CPU77は、手差しフィーダの用紙センサ45aがオン、すなわち手差しフィーダに追加する複写済み用紙が挿入されていることを検知した後、ST12において、給紙場所を手差しフィーダに設定する。
【0154】
そして、ST23において、手差しフィーダから複写済み用紙を給紙させ、画像を複写することなく画像形成部を通過させ、1ビンに排紙させる。すなわち、CPU77は、複写済み用紙に画像を載せることなく排紙させるように制御する。
【0155】
次に、CPU77は、STCにおいてコピー枚数≠0の場合には、ST8において給紙場所を一時集積部に設定し、1ビンに複写済み用紙を排紙させる。
STCにおいて、コピー枚数=0となった場合には、CPU77は、ST14においてBUSUデータをカウントダウンし、さらに、ST15においてソータを1段下方に移動させて2ビンを排紙トレイとするように制御する。
【0156】
そして、CPU77は、ST16においてBUSU=0となるまで上述した制御を繰り返す。
ページ差替えモードを設定する場合、オペレータにより図2に示した操作パネル300に配置された差替えボタン311がオンされる。また、この時、ページ差替えモードを実行する、所定部数の一連の複写済み用紙が、所定の給紙カセット、たとえばLCC44に収納される。
【0157】
スタンバイされていた複写装置本体2のCPU77は、図6に示すように、ST1において差替えボタン311がオンされたことを検知する。そして、CPU77は、所定の文字データをメモリ78内のROMから呼び出し、インターフェース87を介して、図8に示すようなメッセージを操作パネル300の液晶表示装置301に表示させるように制御する。
【0158】
CPU77は、メッセージ表示部302に、まず、図9の(a)に示すようなメッセージを表示させ、ページ差替えモードについての説明を必要とする場合には、説明文に対応する文字データをROMから呼び出し、メッセージ表示部302に表示させる。
【0159】
説明を必要としない場合には、CPU77は、図9の(b)に示すようなメッセージをメッセージ表示部302に表示させる。
このメッセージに基づいて、オペレータが入力キー307を利用して1部当りのページ数を入力すると、CPU77は、図9の(c)に示すようにページ数表示部304にページ数を表示させるとともに、メッセージ表示部302に次の指示内容に相当するメッセージを表示させる。
【0160】
このメッセージに基づいて、オペレータが入力キー307を利用して部数を入力すると、CPU77は、図9の(d)に示すように、部数表示部305に部数を表示させるとともに、メッセージ表示部302に次の指示内容に相当するメッセージを表示させる。
【0161】
このメッセージに基づいて、オペレータが入力キー307を利用して差し替えるページのページ番号を入力すると、CPU77は、図9の(e)に示すように、ページエリア表示部306にページ番号を表示させるとともに、次の指示内容に相当するメッセージをメッセージ表示部302に表示させる。
【0162】
そして、CPU77は、図6に示したST2において必要事項、すなわち1部当りのページ数、部数、及び差替えページのページ番号がすべて入力されたか否かを検知する。
【0163】
操作パネル300の入力キー307を利用して入力された必要事項は、ST3において、インターフェース87を介してCPU77に転送された後、メモリ78内のRAMに書き込まれる。
【0164】
次に、オペレータは、図8の(e)に示したようなメッセージに基づいてコピーボタン309をオンする。
CPU77は、図6に示したST4において、コピーボタン309がオンされたか否かを検知する。コピーボタン309がオンされた場合には、CPU77は、コピー処理に移行する。
【0165】
なお、ST4において、コピーボタン309がオンされずに所定の時間が経過した場合には、CPU77は、スタンバイ状態に初期化される。
図7に示したように、ST1において、差替えボタン311がオンされ、かつコピーボタン309がオンされた場合、CPU77は、ページ追加モードと同様に、ST6においてLCC44に収納されていた一連の複写済み用紙を一時集積部65に集積するように制御する。
【0166】
そして、CPU77は、ST7において、RAMに書き込まれたページ数(PAGE)、部数(BUSU)、及び差替えページのページ番号(SASHI)の入力データを呼び出す。図8に示した実施の形態では、PAGE=5,BUSU=2,SASHI=4である。
【0167】
次に、CPU77は、追加モードと同様に、STA、STB、及びSTCにおいて、それぞれ判別した後、ST8において、給紙場所を一時集積部に設定し、一時集積部から集積されている用紙を1枚ずつ排紙させる。
【0168】
この実施の形態では、BUSU=2であるから、CPU77は、1部数目を1ビンに排紙させ、2部数目を2ビンに排紙させ、さらに差替えにより不要となった用紙を3ビンに排紙させるように設定する。
【0169】
そして、CPU77は、1枚の用紙が一時集積部から1ビンに排紙される毎にコピー枚数をカウントダウンする。
上述したような工程が繰り返されて、一時集積部に集積されている用紙が排紙される。
【0170】
そして、STBにおいて、コピー枚数=SASHI(=4)、すなわち差替えページに相当するページ番号までコピー枚数がカウントダウンされると、CPU77は、ST17において、ソータユニットをBUSU+1に相当するビン、すなわち3ビンに移動させ、一時集積部に集積されている4ページ目に相当する複写済み用紙を3ビンに排紙させるように制御する。
【0171】
次に、CPU77は、差替えページに相当する用紙が排紙されたことを確認した後、ST18において、ソータユニットをBUSUに相当するビン、すなわち1ビンに移動させるように制御する。
【0172】
次に、ST19において、ADFがオンであるか否かが検知される。すなわち、CPU77は、差替えページが原稿であるか、複写済み用紙であるか否かをADFのエンプティセンサ102による出力信号に基づいて検知する。つまり、ADFのエンプティセンサがオンであれば、差替えページが原稿であることを認識する。
【0173】
続いて、CPU77は、ADFを作動させ、ADFに載置されている原稿を原稿テーブルに配置するようにADFCPUに指示する。原稿テーブルに配置された原稿のサイズ、および複写倍率に基づいて複写される用紙のサイズを決定する。そして、CPU77は、ST20において、決定されたサイズの用紙が収納されている所定のカセットを給紙場所に設定する。さらに、CPU77は、ST21において、所定のカセットから用紙を給紙させ、画像形成部を作動させて原稿画像に対応する画像を用紙に複写させた後、1ビンに排紙させる。すなわち、CPU77は、未複写の用紙に画像を載せて排紙させるように制御する。
【0174】
一方、ADFのエンプティセンサがオフの場合、すなわち差替えページが複写済み用紙の場合には、CPU77は、手差しフィーダの用紙センサ45aがオン、すなわち手差しフィーダに差し替える複写済み用紙が挿入されていることを検知した後、ST22において、給紙場所を手差しフィーダに設定する。
【0175】
そして、ST23において、手差しフィーダから複写済み用紙を給紙させ、画像を複写することなく画像形成部を通過させ、1ビンに排紙させる。すなわち、CPU77は、複写済み用紙に画像を載せることなく排紙させるように制御する。
【0176】
次に、CPU77は、STCにおいてコピー枚数≠0の場合には、ST8において給紙場所を一時集積部に設定し、1ビンに複写済み用紙を排紙させる。
STCにおいて、コピー枚数=0となった場合には、CPU77は、ST14においてBUSUデータをカウントダウンし、さらに、ST15においてソータを1段下方に移動させて2ビンを排紙トレイとするように制御する。
【0177】
そして、CPU77は、ST16においてBUSU=0となるまで上述した制御を繰り返す。
以上説明したように、オペレータの手作業では困難であったページの追加、およびページの差替えが、この画像形成装置を利用することにより、自動的に実行できる。このため、オペレータの負担が軽減できる。また、オペレータの手作業による作業ミスが防止できる。
【0178】
なお、この発明は、上述した実施の形態に限らず、種々変更可能である。例えば、ページ差替えモード、およびページ追加モードを続けて設定することにより、両機能を同時に実行することが可能である。
【0179】
また、ページ追加モードおよびページ差替えモードにおいて、追加可能なページ数、及び差替え可能なページ数は、複数部数、且つ複数ページ数であってもよい。
【0180】
さらに、上述した実施の形態では、片面のコピーのみを扱っているが、両面コピーであっても可能である。また、両面コピーと片面コピーとを混合することも可能である。
【0181】
またさらに、一連の複写済み用紙を収納するカセットとしてLCCを使用した場合について説明したが、他のカセットであってもよい。また、追加ページおよび差し替えページに相当する複写済み用紙を収納する場所は、手差しフィーダに限られない。
【0182】
さらにまた、差替えモードと同様の処理を行なって新たな差替えページを挿入しなければ、ページ削除モードも実現可能である。
なお、この発明は、上述したアナログ複写装置に限られず、ディジタル複写機などの他の画像形成装置に適用することも可能である。
【0183】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、一連の順序で積み重ねられた複写済み記録用紙の所定の用紙間に他の複写済み記録用紙を追加する、または複写済み記録用紙の一部を他の複写済み記録用紙を差し替えることができる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の画像形成装置の一例としてのアナログ方式の複写装置を概略的に示す断面図である。
【図2】図2は、図1に示されている複写装置に備えられる操作パネルの一例を概略的に示す一部平面図である。
【図3】図3は、図1に示されている複写装置の制御系の一例を示すブロック図である。
【図4】図4は、この発明の画像形成装置に備えられるページ追加モードを説明するための図である。
【図5】図5は、この発明の画像形成装置に備えられるページ差替えモードを説明するための図である。
【図6】図6は、この発明の画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】図7は、ページ追加モード及びページ差替えモードの動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】図8は、ページ追加モード時に、図2に示した液晶表示装置に表示されるメッセージの表示例を示す図である。
【図9】図9は、ページ差替えモード時に、図2に示した液晶表示装置に表示されるメッセージの表示例を示す図である。
【符号の説明】
2…複写装置 4…画像読取部
6…画像形成部 10…自動原稿送り装置
11…原稿テーブル 13…露光ランプ
14…反射板 15…第1ミラー
16…第一キャリッジ 17…第二キャリッジ
20…第2ミラー 21…第3ミラー
22…レンズ 23…第4ミラー
24…第5ミラー 25…露光ミラー
30…感光体ドラム 31…帯電チャージャ
32…現像装置 33…転写・剥離チャージャ
34…剥離爪 35…清掃装置
36…除電器 41…上段カセット
42…中段カセット 43…下段カセット
44…大容量フィーダ 45…手差しフィーダ
45a…用紙センサ 46…ピックアップローラ
47…手差しガイド 48…搬送ローラ
51…搬送路 52…搬送ベルト
53…定着装置 54…排出口
55…排紙トレイ 56…ピックアップローラ
57…給紙ローラ 58…タイミングローラ
60…排出切換ユニット 61…排出ローラ
62…排出ローラ 63…振り分けゲート
64…用紙反転部 65…一時集積部
66…反転路 67…ピックアップローラ
68…反転搬送路 69…給紙ローラ
77…CPU 78…メモリ
79…内部バス 85…入力回路
87…インタフェース 100…ADF
102…エンプティセンサ130…ADFCPU
200…ソータ 205…ノンソートトレイ
206…ソートトレイ 300…操作パネル
301…液晶表示装置 302…メッセージ表示部
303…倍率表示部 304…ページ数表示部
305…部数表示部 306…ページエリア表示部
307…入力キー 309…複写開始キー

Claims (10)

  1. 所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
    前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
    画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
    非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
    前記第1用紙保持手段により保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送し、予め規定された枚数に達した時点で、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
    前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
    画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
    非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
    前記第1用紙保持手段により保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送し、予め規定された枚数に達した時点で、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送するように制御し、且つ前記第2の記録済み用紙を搬送する場合には、前記像担持体により非画像形成状態で搬送し、また、前記用紙を搬送する場合には、前記像担持体に画像を形成し、この画像を前記用紙に記録した後に搬送するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙の積み重ね順序を反転させる反転機構を備え、第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
    前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
    画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
    非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
    前記第1用紙保持手段の前記反転機構に保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送し、予め規定された枚数に達した時点で、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送するように制御し、且つ前記第2の記録済み用紙を搬送する場合には、前記像担持体により非画像形成状態で搬送し、また、前記用紙を搬送する場合には、前記像担持体に画像を形成し、この画像を前記用紙に記録した後に搬送するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙の積み重ね順序を反転させる反転機構を備え、第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
    前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
    前記第2用紙保持手段に用紙が保持されていることを検知する用紙検知手段と、
    画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
    原稿を保持する原稿保持手段と、この原稿保持手段に保持されている原稿を原稿テーブルの所定位置に向けて送出する送出手段と、前記原稿保持手段に原稿が保持されていることを検知する原稿検知手段と、を備えた原稿送出手段と、
    非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、また、所定の電位が与えられた状態で原稿画像に対応した画像信号が供給されることにより、用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記第1用紙保持手段の前記反転機構に保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送し、予め規定された枚数に達した時点で、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送するように制御し、且つ前記用紙検知手段により前記第2用紙保持手段に第2の記録済み用紙が保持されていることを検知した場合には、前記像担持体により非画像形成状態で前記第2用紙保持手段から前記第2の記録済み用紙を搬送し、また、前記原稿検知手段により前記原稿保持手段に原稿が保持されていることを検知した場合には、前記送出手段により原稿を原稿テーブルの所定位置に配置させ、前記画像形成手段により原稿の画像に対応した画像を前記第3用紙保持手段から給紙された前記用紙に記録した後に搬送するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
    前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
    画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
    前記第1用紙保持手段に保持されている第1の記録済み用紙の積み重ね順序を反転させて用紙を保持する反転手段と、
    非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
    前記反転手段により保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送し、予め規定された枚数に達した時点で、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
    前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
    画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
    非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
    前記第1用紙保持手段により保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送して所定の排紙領域に排紙し、予め規定された枚数に達した時点で、次に搬送した第1の記録済み用紙を他の排紙領域に排紙した後、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送して前記所定の排紙領域に排紙するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
    前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
    画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
    非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
    前記第1用紙保持手段により保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送して所定の排紙領域に排紙し、予め規定された枚数に達した時点で、次に搬送した第1の記録済み用紙を他の排紙領域に排紙した後、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送して前記所定の排紙領域に排紙するように制御し、且つ前記第2の記録済み用紙を搬送する場合には、前記像担持体により非画像形成状態で搬送し、また、前記用紙を搬送する場合には、前記像担持体に画像を形成し、この画像を前記用紙に記録した後に搬送するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙の積み重ね順序を反転させる反転機構を備え、第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
    前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
    画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
    非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
    前記第1用紙保持手段の前記反転機構に保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送して所定の排紙領域に排紙し、予め規定された枚数に達した時点で、次に搬送した第1の記録済み用紙を他の排紙領域に排紙した後、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送して前記所定の排紙領域に排紙するように制御し、且つ前記第2の記録済み用紙を搬送する場合には、前記像担持体により非画像形成状態で搬送し、また、前記用紙を搬送する場合には、前記像担持体に画像を形成し、この画像を前記用紙に記録した後に搬送するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙の積み重ね順序を反転させる反転機構を備え、第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
    前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
    前記第2用紙保持手段に用紙が保持されていることを検知する用紙検知手段と、
    画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
    原稿を保持する原稿保持手段と、この原稿保持手段に保持されている原稿を原稿テーブルの所定位置に向けて送出する送出手段と、前記原稿保持手段に原稿が保持されていることを検知する原稿検知手段と、を備えた原稿送出手段と、
    非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、また、所定の電位が与えられた状態で原稿画像に対応した画像信号が供給されることにより、用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記第1用紙保持手段の前記反転機構に保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送して所定の排紙領域に排紙し、予め規定された枚数に達した時点で、次に搬送した第1の記録済み用紙を他の排紙領域に排紙した後、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送して前記所定の排紙領域に排紙するように制御し、且つ前記用紙検知手段により前記第2用紙保持手段に第2の記録済み用紙が保持されていることを検知した場合には、前記像担持体により非画像形成状態で前記第2用紙保持手段から前記第2の記録済み用紙を搬送し、また、前記原稿検知手段により前記原稿保持手段に原稿が保持されていることを検知した場合には、前記送出手段により原稿を原稿テーブルの所定位置に配置させ、前記画像形成手段により原稿の画像に対応した画像を前記第3用紙保持手段から給紙された前記用紙に記録した後に搬送するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 所定の順序にしたがって積み重ねられ、所定の画像パターンが記録された第1の記録済み用紙を保持する第1用紙保持手段と、
    前記第1の記録済み用紙とは異なる画像パターンが記録された第2の記録済み用紙を保持する第2用紙保持手段と、
    画像パターンが形成されていない用紙を保持する第3用紙保持手段と、
    前記第1用紙保持手段に保持されている第1の記録済み用紙の積み重ね順序を反転させて用紙を保持する反転手段と、
    非画像形成状態で用紙を搬送可能に形成され、所定の電位が与えられた状態で画像信号が供給されることで像が形成される像担持体と、
    前記反転手段により保持されている第1の記録済み用紙を所定枚数搬送して所定の排紙領域に排紙し、予め規定された枚数に達した時点で、次に搬送した第1の記録済み用紙を他の排紙領域に排紙した後、前記第2用紙保持手段により保持されている第2の記録済み用紙及び前記第3用紙保持手段により保持されている用紙のいずれか一方の用紙を搬送して前記所定の排紙領域に排紙するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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