JP3693795B2 - 記憶ディスク装置及びその制御方法 - Google Patents

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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘッドを位置決めするアクチュエータが、粗動アクチュエータと、マイクロアクチュエータで構成された記憶ディスク装置及びその制御方法に関し、特に、粗動アクチュエータに、ヘッドを微小変位するマイクロアクチュエータを設けた記憶ディスク装置及びその制御方法に関する。
【0002】
磁気ディスク装置に対して、記憶容量の増大が求められている。記憶容量の増大のために、磁気ディスクのトラックピッチを小さくする必要がある。トラックピッチを小さくするには、磁気ヘッドを正確にトラックに位置決めする必要がある。
【0003】
【従来の技術】
図11は、従来技術の構成図、図12は、従来技術の説明図、図13は、従来技術の動作フロー図である。
【0004】
一般に、磁気ディスク装置は、磁気ヘッドを移動する手段として、VCM(Voice Coil Motor) のみを搭載するアクチュエータを使用していた。しかし、数千、数万のトラックを高速に移動するためのアクチュエータで、1 トラックの数十分の1 といった精度で位置決めを行うには、限界がある。
【0005】
このため、磁気ディスク装置において、VCMを駆動手段に使用する粗動アクチュエータに、磁気ヘッドを微小変位するマイクロアクチュエータを設けた二重アクチュエータが提案されている。例えば、日本国特許出願公開4ー205864号公報に見られる。
【0006】
図11に示すように、2枚の磁気ディスク90は、スピンドルモータ92により回転される。VCM96は、1ツのアーム95を駆動する。アーム95には、4ツのマイクロアクチュエータ94ー1〜94ー4が設けられている。4つの磁気ヘッド91ー1〜91ー4は、サスペンション93ー1〜93ー4に設けられている。マイクロアクチュエータ94ー1〜94ー4は、サスペンション93ー1〜93ー4を駆動する。
【0007】
このように、ヘッド91ー1〜91ー4を移動するアクチュエータは、VCM96とアーム95で構成される粗動アクチュエータ(第2のアクチュエータ)と、マイクロアクチュエータ94ー1〜94ー4とサスペンション93ー1〜93ー4で構成されるマイクロアクチュエータ(第1のアクチュエータ)とで構成される。制御回路97は、磁気ヘッド91ー1〜91ー4からのサーボ情報により、VCM96とマイクロアクチュエータ94ー1〜94ー4を位置制御する。
【0008】
このようなマイクロアクチュエータには、比較的一次共振周波数の高いピエゾ素子を用いたものが提案されている。しかし、ピエゾ素子は、コストが高い。このため、日本国特許出願平成7年315671号明細書(米国特許出願第728079号)に見られるように、マイクロアクチュエータに、電磁型マイクロアクチュエータを用いることが提案されている。電磁型マイクロアクチュエータは、価格は安価であるが、一次共振周波数は制御系の開ループ特性のゼロクロス周波数よりも低い。
【0009】
この電磁型マイクロアクチュエータを搭載した、二重アクチュエータの制御においては、シーク制御のように粗動アクチュエータ96を高速で移動させる場合には、粗動アクチュエータの移動に伴い、マイクロアクチュエータ94ー1〜94ー4に相対変位が生じ易い。
【0010】
図12は、電磁型マイクロアクチュエータを用いたアクチュエータのブロック線図を示す。図12において、各マイクロアクチュエータ94ー1〜94ー4の質量は十分小さく、各マイクロアクチュエータの機械的特性は、同一と仮定する。Kvは、粗動アクチュエータ96の加速度定数、Km1〜Km4は、各マイクロアクチュエータ94ー1〜94ー4の加速度定数、Uma1〜Uma4は、各マイクロアクチュエータの電流、Y1〜Y4は、各ヘッドの変位である。
【0011】
図12に示すように、粗動アクチュエータ96に加速度が発生すると、その加速度にゲインKrを掛けた加速度が、各マイクロアクチュエータ94ー1〜94ー4に加わる。これにより、位置制御されていないマイクロアクチュエータは、粗動アクチュエータとの相対変位が大きくなる。特に、一次共振周波数の低い電磁型アクチュエータを用いた場合には、その現象が顕著に現れる。
【0012】
この現象は、シーク後に直ちに別のヘッドに切り換える時に、問題となる。即ち、シークにより、あるヘッドをあるトラックに位置決めした後、他のヘッドに切り換える時に、他のヘッドのマイクロアクチュエータは、シークによる加速度により振動する。又、マイクロアクチュエータの粗動アクチュエータからの相対変位が大きくなる。このため、その振動及びその相対変位を整定するための時間が必要となる。
【0013】
この問題を防止する方法として、前述の日本国特許出願公開平成4年第205864号公報では、各ヘッドが、同時に位置信号(サーボ信号)を検出できる構成にし、各マイクロアクチュエータを位置制御する。
【0014】
N個のマイクロアクチュエータを搭載した例により、この技術を図13により説明する。
【0015】
(S1)各サンプル毎に、ポインターiを「1」に初期化する。
【0016】
(S2)ポインターiが、「N+1」以上かを調べる。
【0017】
(S3)ポインターiが、「N+1」以上でない時は、i番目のヘッドの位置を読み取る。そして、i番目のマイクロアクチュエータの駆動値を計算する。
【0018】
(S4)i番目のマイクロアクチュエータを駆動する。ポインターiを「i+1」に更新した後、ステップS2に戻る。
【0019】
(S5)ポインターiが、「N+1」以上であるときは、制御対象ヘッドの位置を使用し、粗動アクチュエータの駆動値を計算する。そして、粗動アクチュエータを駆動する。そして、終了する。
【0020】
このように、従来は、各サンプル毎に、各ヘッドの位置を検出して、各マイクロアクチュエータの駆動値を計算し、各マイクロアクチュエータを駆動する。これにより、シーク時の各アクチュエータの振動及び相対変位の発生を防止していた。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では、次の問題があった。
【0022】
第1に、現在の磁気ディスク装置におけるデータ面サーボ方式では、位置検出回路は1つである。複数のヘッドから1つを選択して、1つのヘッドが読み取った位置信号を位置検出回路に与えている。しかし、従来技術では、マイクロアクチュエータの個数分の位置検出回路が必要となり、コストが高くなる。
【0023】
第2に、従来技術では、各サンプル毎に、全てのマイクロアクチュエータの駆動値を計算する必要がある。このため、高速のプロセッサを必要とし、コストが高くなる。
【0024】
本発明の目的は、1つの位置検出回路により、シーク時のマイクロアクチュエータの振動及び相対変位の発生を防止するための記憶ディスク装置及びその制御方法を提供するにある。
【0025】
本発明の他の目的は、各マイクロアクチュエ─タの駆動値を計算しなくても、シーク時のマイクロアクチュエ─タの振動及び相対変位の発生を防止するための記憶ディスク装置及びその制御方法を提供することにある。
【0026】
本発明の更に他の目的は、コストを安くして、シーク時のマイクロアクチュエータの振動及び相対変位の発生を防止するための記憶ディスク装置及びその制御方法を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の原理図である。
【0028】
本発明は、サーボ情報を有する記憶ディスクと、記憶ディスクの情報を読み取る複数のヘッドと、ヘッドを支持し、ヘッドを精密位置決めする複数の第1のアクチュエータ14ー1〜14ー4と、複数の第1のアクチュエータ14ー1〜14ー4を搭載し、ヘッドを粗動位置決めする第2のアクチュエータ16と、第1のアクチュエータ14ー1〜14ー4と第2のアクチュエータ16とを、1のヘッドにより読み取られたサーボ情報に従って制御する制御手段2とを有する。
【0029】
この制御手段2は、第2のアクチュエータ16を前記記憶ディスクの情報を読み取るため選択された1の前記ヘッドが読み取ったサーボ情報に応じた第1の駆動値で、シーク制御する時に、前記記憶ディスクの情報を読み取るため選択された1の前記ヘッドが読み取ったサーボ情報に応じた第2の駆動値を、1の前記ヘッドを位置決めする1の前記第1のアクチュエータ14−1に供給するとともに、他の前記ヘッドを位置決めする他の第1のアクチュエータ14−2〜14−4に供給する。
【0030】
位置制御されている第1のアクチュエータ14ー1は、第2のアクチュエータ16との相対位置が、直流的にゼロになるように、制御されている。シーク時でも、トラック追従時でも、第1のアクチュエータ14ー1は、第2のアクチュエータ16との相対変位が大きくずれることはない。
【0031】
この位置決め制御に利用している第1のアクチュエータ14ー1の駆動値を、他の第1のアクチュエータ14ー2〜14ー4に供給すれば、他の第1のアクチュエータ14ー2〜14ー4も、位置制御されている第1のアクチュエータ14ー1と同一の動作をする。このため、他の第1のアクチュエータ14ー2〜14ー4の振動を防止できる。又、他の第1のアクチュエータの第2のアクチュエータからの相対変位の発生を防止できる。
【0032】
対象となる1つの第1のアクチュエータのみ位置制御を行うため、1つの位置検出回路で済む。又、サンプル毎の駆動値の計算も1回で済む。このため、構成を安価にして、シーク時の第1のアクチュエータの振動及び相対変位の発生を防止できる。
【0033】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明の一実施の形態の磁気ディスク装置のブロック図、図3は、図2の磁気ディスク装置の構成図、図4は、図3のアクチュエータの構成図、図5は、図2の構成の処理フロー図である。
【0034】
図2及び図3に示すように、磁気ディスク装置は、磁気ディスク10と、磁気ディスク10を回転するスピンドルモータ11とを有する。スピンドルモータ11に、複数枚の磁気ディスク10が搭載されている。
【0035】
磁気ディスク10の各トラックは、サーボ情報が記録されたサーボ領域と、データを記憶するためのデータ領域とを有する。VCM16は、1つのアーム15を駆動する。図3に示すように、VCM16は、VCMコイル16ー2と、磁石16ー1とから成る。
【0036】
アーム15は、回転軸15ー1を中心に回転する。アーム15には、4つのマイクロアクチュエータ14(14ー1〜14ー4)が設けられている。4つの磁気ヘッド12(12ー1〜12ー4)は、サスペンション13(13ー1〜13ー4)に設けられている。マイクロアクチュエータ14ー1〜14ー4は、サスペンション13ー1〜13ー4を駆動する。
【0037】
図4に示すように、サスペンション13は、アーム15に回転軸14cにより支持されている。アーム15には、マイクロアクチュエータ14の磁石14aが設けられている。サスペンション13には、マイクロアクチュエータ14のコイル14bが設けられている。
【0038】
このように、ヘッド12ー1〜12ー4を移動するアクチュエータは、VCM16とアーム15で構成される粗動アクチュエータ(第2のアクチュエータ)と、マイクロアクチュエータ14ー1〜14ー4とサスペンション13ー1〜13ー4で構成されるマイクロアクチュエータ(第1のアクチュエータ)とで構成される。このマイクロアクチュエータは、電磁型アクチュエータで構成されており、一次共振周波数が比較的低い。
【0039】
図2に戻り、切り換え器20は、磁気ヘッド12ー1〜12ー4の読み取り信号を切り換える。リード/ライト回路21は、磁気ヘッド12ー1〜12ー4の出力からリード信号を復調し、磁気ヘッド12ー1〜12ー4にライト信号を供給する。リード/ライト回路21には、磁気ヘッドからのサーボ情報により磁気ヘッドの位置を検出する位置検出回路を有する。この位置検出回路は、データ面サーボ方式のため、1つ設けられる。
【0040】
マイクロコントローラ(MCU)22は、プロセッサで構成され、後述するアクチュエータの制御等を行う。リード・オンリー・メモリ(ROM)23は、MCU22が実行するプログラム等を格納する。ハードディスクコントローラ(HDC)24は、上位装置とのインタフェースを行う。ランダムアクセスメモリ(RAM)25は、上位へのデータ及び上位からのデータを格納する。
【0041】
スピンドルモータ駆動回路26は、MCU22の指示に従い、スピンドルモータ11を駆動する。ボイスコイルモータ駆動回路27は、MCU22の指示に従い、ボイスコイルモータ16を駆動する。
【0042】
各マイクロアクチュエータ駆動回路28ー1〜28ー4は、MCU22の指示に従い、マイクロアクチュエータ14ー1〜14ー4を駆動する。駆動回路28ー1〜28ー4は、D/Aコンバータとアンプとで構成されている。
【0043】
図5に従い、動作を説明する。尚、マイクロアクチュエータの個数をNとする。
【0044】
(S10)各サンプル毎に、MCU22は、リード/ライト回路21の位置検出回路から、位置決め対象の磁気ヘッドの位置を読む。尚、切り替え器20は、位置制御対象の磁気ヘッドを選択しているため、リード/ライト回路21の位置検出回路は、そのヘッドの位置を、ヘッドが読み取ったサーボ情報から検出する。そして、MCU22は、ヘッドの位置に基づき、そのヘッドに対応するマイクロアクチュエータ14ー1〜14ー4の駆動値を計算する。
【0045】
(S11)MCU22は、ポインターiを「1」に初期化する。
【0046】
(S12)MCU22は、ポインターiが、「N+1」以上かを調べる。
【0047】
(S13)ポインターiが、「N+1」以上でない時は、MCU22は、i番目のマイクロアクチュエータ駆動回路に計算した駆動値を出力して、i番目のマイクロアクチュエータを共通の駆動値で駆動する。MCU22は、ポインターiを「i+1」に更新した後、ステップS12に戻る。
【0048】
(S14)ポインターiが、「N+1」以上であるときは、MCU22は、制御対象ヘッドの位置を使用し、粗動アクチュエータ16の駆動値を計算する。そして、MCU22は、VCM駆動回路27に駆動値を出力して、粗動アクチュエータ16を駆動する。そして、終了する。
【0049】
このように、MCU22は、制御対象の磁気ヘッドの位置を検出して、マイクロアクチュエータの駆動値を計算する。そして、各マイクロアクチュエータをこの駆動値で駆動する。
【0050】
位置制御されているマイクロアクチュエータ14ー1は、粗動アクチュエータ16との相対位置が、直流的にゼロになるように、制御されている。シーク時でも、トラック追従時でも、マイクロアクチュエータ14ー1は、粗動アクチュエータ16との相対変位が大きくずれることはない。
【0051】
この位置決め制御に利用しているマイクロアクチュエータ14ー1の駆動値を、他のマイクロアクチュエータ14ー2〜14ー4に供給すれば、他のマイクロアクチュエータ14ー2〜14ー4も、位置制御されているマイクロアクチュエータ14ー1と同一の動作をする。このため、他のマイクロアクチュエータ14ー2〜14ー4の振動を防止できる。これとともに、粗動アクチュエータ16からの相対位置ずれを防止できる。
【0052】
位置制御は、対象となる1つのマイクロアクチュエータのみのため、1つの位置検出回路で済む。又、サンプル毎の駆動値の計算も1回で済む。このため、構成を安価にして、シーク時のマイクロアクチュエータの振動を防止できる。
【0053】
しかも、比較的一次共振周波数が低く、粗動アクチュエータの移動に伴う反作用の影響を受けやすい電磁型アクチュエータを用いても、シーク時のマイクロアクチュエータの振動及び相対位置ずれを防止できる。
【0054】
この例では、1つの磁気ヘッドに対し、1つのマイクロアクチュエータを設けているが、2つの磁気ヘッドに対し、1つのマイクロアクチュエータを設けても良い。
【0055】
又、粗動アクチュエータの動作に影響を受ける時は、目標トラックに追従している時よりも、シーク動作時である。このため、シーク動作の時にのみ上述した複数のマイクロアクチュエータを共通の駆動値で駆動しても良い。
【0056】
更に、1、2トラック移動等の短距離シークの場合には、粗動アクチュエータの加速度は、それ程大きくない。このため、短距離シークの場合には、マイクロアクチュエータは、粗動アクチュエータの動作に影響を受けないと考えられる。そこで、短距離シークの場合には、上述した他のマイクロアクチュエータの駆動をしないようにしても良い。
【0057】
図6は、本発明の第2の実施の形態のブロック線図である。
【0058】
マイクロアクチュエータのゲインには、個体差があるため、マイクロアクチュエータに同じ駆動値を供給しても、それに伴う変位量又は発生する加速度は異なる。同一の装置内における全てのマイクロアクチュエータのゲインの差が小さい時には、上述したように、全てのマイクロアクチュエータに、同一の駆動値を供給すれば良い。
【0059】
しかし、各マイクロアクチュエータの個体差が無視できない場合には、同一の駆動値で駆動すると、変位量が異なることになる。このため、図6に示すように、各マイクロアクチュエータのゲインの絶対値Kmi又は相対値Km1/Kmi〜Km4/Kmiを事前に測定しておく。そして、MCU22は、ゲインの比Km1/Kmi〜Km4/Kmiに応じた駆動値を計算し、全てのマイクロアクチュエータ14ー1〜14ー4に供給する。このゲイン比は、制御を行っているマイクロアクチュエータiに応じて、変更する。
【0060】
図7は、本発明の第3の実施の形態のアクチュエータのブロック線図、図8は、本発明の第3の実施の形態の制御系のブロック線図である。
【0061】
この例では、各マイクロアクチュエータの変位を検出できるように構成する。例えば、マイクロアクチュエータの端子間の電圧や容量の変化により、マイクロアクチュエータの位置又は速度又は加速度のいずれかが検出できる。又、マイクロアクチュエータに、変位センサー又は速度センサー又は加速度センサーを取り付ける。
【0062】
このようにすると、図7に示すように、各マイクロアクチュエータ14ー1〜14ー4の変位Ym1〜Ym4を観測できる。この観測値を用いて、マイクロアクチュエータの粗動アクチュエータからの変位がゼロになるように制御することができる。
【0063】
図8に示すように、MCU22には、対象とするヘッドの位置と、各マイクロアクチュエータの観測変位とを入力できるようにしておく。そして、対象ヘッドのマイクロアクチュエータにのみ、目標位置との位置決め制御を行う。そして、残りのマイクロアクチュエータは、粗動アクチュエータとの相対変位がゼロとなるように、観測変位を用いて制御する。
【0064】
このようにすると、各マイクロアクチュエータの駆動値を計算する必要があるが、各マイクロアクチュエータを個々に制御できる。そして、そのマイクロアクチュエータの変位を検出する機構も、従来のサーボ情報によるものに比し、簡易な機構で構成できる。
【0065】
図9は、本発明の第4の実施の形態のブロック線図である。
【0066】
各ヘッド毎に、トラックの揺れ、即ち偏心が全く同一であるとは限らない。トラック幅が小さくなり、位置決め情報を磁気ディスク上に記録するモータやディスクの揺れが無視できない場合には、偏心によるトラックの揺れが生じる。
【0067】
複数のマイクロアクチュエータを搭載した磁気ディスク装置では、ヘッド切り換え時に、切り換えられたヘッドが偏心に追従していないと、偏心に追従する時間だけ待つ必要が生じる。
【0068】
そこで、図9に示すように、ヘッド毎に異なる偏心補正制御を行う必要がある。電磁型マイクロアクチュエータ14ー1〜14ー4では、各マイクロアクチュエータ14ー1〜14ー4に、異なる偏心補正用の電流F1(t)〜F4(t)を流す。
【0069】
即ち、位置決め対象となるヘッドのマイクロアクチュエータ14ー1に、偏心補正用駆動値F1(t)を供給する他に、残りのマイクロアクチュエータ14ー2〜14ー4に、各ヘッド毎の偏心補正用駆動値F2(t)〜F4(t)を供給する。
【0070】
偏心補正駆動値F1(t)〜F4(t)は、正弦波などの波形を示す。このようにしておけば、位置制御に利用していないヘッド、即ち位置を検出しないヘッドにおいても、各ヘッドは偏心の軌跡にほぼ追従する。従って、どの時点で、ヘッドを切り換えても、目標位置とのオフセットを一定に保つことができる。
【0071】
アーム毎に、マイクロアクチュエータが取り付けられている場合には、1つのアームに2つの磁気ヘッドが設けられる。従って、1つのマイクロアクチュエータで、2つのヘッドを制御できる。しかし、2つのヘッドの偏心補正波形は、異なる。
【0072】
このような場合には、一方のヘッドが、位置決め制御に利用されている時は、そのヘッドの偏心補正値を、他のヘッドにも供給する。又、両ヘッドとも位置決め制御に利用されていない場合には、両方のヘッドの偏心補正波形の平均値を両ヘッドに供給する。
【0073】
このようにすると、ヘッド切り換え時の偏心による位置ずれを小さく抑えることができる。
【0074】
マイクロアクチュエータの可動範囲が狭い場合には、ディスクの偏心が大きい時に、偏心に追従できない場合もある。特に、磁気ディスクの回転中心が大きくずれた場合や、磁気ディスクのサーボ情報を別の場所で記録した後、磁気ディスクを装置に取り付けた場合に生じる。この場合には、マイクロアクチュエータのみでは、偏心に追従できない。
【0075】
このような時に、マイクロアクチュエータは、回転周波数の1倍の成分には、振幅が大きいため、追従できないが、回転周波数の2倍以上の成分は振幅が小さいため、追従できる。
【0076】
従って、図9で説明したマイクロアクチュエータの偏心補正は、回転周波数の2倍以上の成分の周波数成分を対象とする。回転周波数成分の1倍の成分は、粗動アクチュエータにより、追従させる。
【0077】
図10は、本発明の第5の実施の形態のブロック図である。図10において、図2で示したものと、同一のものは、同一の記号で示してある。
【0078】
マイクロアクチュエータ駆動回路28ー1〜28ー4には、温度センサ29が設けられている。複数のマイクロアクチュエータを同時に駆動する場合には、消費電力が大きくなる。このため、各マイクロアクチュエータやマイクロアクチュエータ駆動回路の発熱が生じる。
【0079】
このため、マイクロアクチュエータ駆動回路の温度を温度センサ29により検出する。そして、MCU22は、検出温度が予定値より大きくなった場合に、マイクロアクチュエータの制御を停止し、検出温度が予定値以下に下がるまで待つ。
【0080】
温度センサ29は、マイクロアクチュエータ駆動回路又はその駆動用ICに内蔵することができる。又、MCU22は、定期的に温度を検出しても良いし、温度センサが一定温度以上にてった時に、温度センサがMCU22に対して割り込みを発生させるようにしても良い。
【0081】
上述の実施の態様の他に、本発明は、次のような変形が可能である。
【0082】
(1) 記憶ディスク装置を磁気ディスク装置により説明したが、他の記憶ディスク装置にも適用できる。
【0083】
(2) 又、マイクロアクチュエータも、他の形態のものを適用できる。
【0084】
以上、本発明の実施の形態により説明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果を奏する。
【0086】
(1) 位置制御していないマイクロアクチュエータに、位置制御をしているマイクロアクチュエータの駆動値を供給しているため、1つの位置検出回路により、全てのマイクロアクチュエータの振動及び粗動アクチュエータとの相対変位を防止することができる。
【0087】
(2) 又、各サンプル毎に、位置の検出と駆動値の計算が1回のため、高速のコントローラを必要としない。このため、安価な構成で、全てのマイクロアクチュエータの振動及び粗動アクチュエータとの相対変位を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のブロック図である。
【図3】図2の磁気ディスク装置の構成図である。
【図4】図2のアクチュエータの構成図である。
【図5】図2の構成の処理フロー図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のブロック線図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のアクチュエータのブロック線図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の制御系のブロック線図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態のブロック線図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態のブロック図である。
【図11】従来技術の構成図である。
【図12】従来技術の説明図である。
【図13】従来技術の動作フロー図である。
【符号の説明】
2 制御回路
10 磁気ディスク
11 スピンドルモータ
12ー1〜12ー4 磁気ヘッド
13ー1〜13ー4 サスペンション
14ー1〜14ー4 マイクロアクチュエータ
15 アーム
16 VCM
20 ヘッド切り換え器
21 リード/ライト回路
22 マイクロコントローラ
28−1〜28−4 マイクロアクチュエータ駆動回路

Claims (6)

  1. サーボ情報を有する記憶ディスクと、
    前記記憶ディスクの情報を読み取る複数のヘッドと、
    前記ヘッドを支持し、前記ヘッドを精密位置決めする複数の第1のアクチュエータと、
    前記複数の第1のアクチュエータを搭載し、前記ヘッドを粗動位置決めする第2のアクチュエータと、
    前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとを、前記1のヘッドにより前記記憶ディスクから読み取られたサーボ情報に従って制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記第2のアクチュエータを前記記憶ディスクの情報を読み取るため選択された1の前記ヘッドが読み取ったサーボ情報に応じた第1の駆動値で、シーク制御する時に、前記記憶ディスクの情報を読み取るため選択された1の前記ヘッドが読み取ったサーボ情報に応じた第2の駆動値を、1の前記ヘッドを位置決めする1の前記第1のアクチュエータに供給するとともに、他のヘッドを位置決めする他の前記第1のアクチュエータに供給することを
    特徴とする記憶ディスク装置。
  2. 請求項1の記憶ディスク装置において、
    前記制御手段は、
    1の前記第1のアクチュエータに供給する第2の駆動値から、1の前記第1のアクチュエータに対する他の第1のアクチュエータのゲイン比に比例した第2の駆動値を前記他の第1のアクチュエータに供給することを
    特徴とする記憶ディスク装置。
  3. 請求項の記憶ディスク装置において、
    前記制御手段は、
    前記シーク制御のシーク距離が所定距離より短い時は、前記第2の駆動値の前記他の第1のアクチュエータへの供給を停止し、
    前記シーク制御のシーク距離が所定距離より長い時は、前記第2の駆動値を前記他の第1のアクチュエータに供給することを
    特徴とする記憶ディスク装置。
  4. サーボ情報を有する記憶ディスクと、
    前記記憶ディスクの情報を読み取る複数のヘッドと、
    前記ヘッドを支持し、前記ヘッドを精密位置決めする複数の第1のアクチュエータと、
    前記複数の第1のアクチュエータを搭載し、前記ヘッドを粗動位置決めする第2のアクチュエータと、
    前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータとを、前記1のヘッドにより前記記憶ディスクから読み取られたサーボ情報に従って制御する制御手段とを有する記憶ディスク装置の制御方法において、
    前記制御手段は、
    前記記憶ディスクの情報を読み取るため選択された1の前記ヘッドが読み取ったサーボ情報に応じて、第2の駆動値を算出する第1のステップと、
    前記第2のアクチュエータをシーク制御する時に、前記第2の駆動値を、1の前記ヘッドを位置決めする1の前記第1のアクチュエータに供給するとともに、他の前記ヘッドを位置決めする他の第1のアクチュエータに供給する第2のステップと、
    前記第2のアクチュエータを前記記憶ディスクの情報を読み取るため選択された1の前記ヘッドが読み取ったサーボ情報に応じた第1の駆動値で、シーク制御する第3のステップとを有することを
    特徴とする記憶ディスク装置の制御方法。
  5. 請求項の記憶ディスク装置の制御方法において、
    前記第2のステップは、
    1の前記第1のアクチュエータに供給する第2の駆動値から、1の前記第1のアクチュエータに対する他の第1のアクチュエータのゲイン比に比例した第2の駆動値を前記他の第1のアクチュエータに供給するステップであることを
    特徴とする記憶ディスク装置の制御方法。
  6. 請求項の記憶ディスク装置の制御方法において、
    前記第2のステップは、
    前記シーク制御のシーク距離が所定距離より短い時は、前記第2の駆動値の前記他の第1のアクチュエータへの供給を停止し、
    前記シーク制御のシーク距離が所定距離より長い時は、前記第2の駆動値を前記他の第1のアクチュエータに供給するステップであることを
    特徴とする記憶ディスク装置の制御方法。
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