JP3693226B2 - マイコンのバックアップ装置及び自動車用パワーウインドウ制御装置 - Google Patents

マイコンのバックアップ装置及び自動車用パワーウインドウ制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、マイコンのバックアップ装置及び自動車用パワーウインドウ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、通称マイコンによる電子制御は一般産業機器の広い分野にわたっている。なかでも自動車の総合電子制御、そして移動通信機器の電子制御は飛躍的な進展をみている。反面、マイコン制御が電磁波の影響を受けたり、雨水浸水や水災害による冠水などでマイコン自体が異常を発生し易い環境にある。
例えば、自動車ドアのウインドウシールドガラス(以下、窓ガラスという)をモータを駆動源にして自動開閉するパワーウインドウ装置の場合も例外ではない。そのような環境下でマイコンに異常が発生すると、予測し得ないさまざまな弊害を生じる。
パワーウインドウ装置において、マイコン異常時にそれをバックアップして安全を確保することに目標をおいた以下の技術が提案されている。
【0003】
従来のパワーウインドウ装置のバックアップ装置として、水没や故障によるマイコン動作停止時に、ウォッチドックタイマの動作を停止させて、そのリセット出力をハイインピーダンスにすることで、マイコンにリセットをかけるのを止めさせるようにしたものがある。
水没や故障によるマイコン動作停止時にウォッチドックタイマのリセット出力をハイインピーダンスするのは次の理由からである。
すなわち、水没や故障によるマイコン動作停止時に、マイコンにリセットをかけるのを止めさせなければ、ウォッチドックタイマのリセット出力が周期的にHi/Lowを繰り返すことになるので、手動操作による窓ガラスのアップ/ダウンを可能とするバックアップ回路の駆動条件として使用できないからである。
つまり、バックアップ回路は、ウォッチドックタイマのリセット出力がLowレベルの時即ちマイコンにリセットがかけられた時だけ手動操作による窓ガラスのアップ/ダウンが可能となるので、リセット出力が周期的にHi/Lowを繰り返してしまうと実用レベルでのアップ/ダウン操作はできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のバックアップ装置にあっては、解決すべき次の問題点が残されている。
それは、水没や故障ではなく一時的なマイコン暴走の場合でもウォッチドックタイマのリセット出力がハイインピーダンスになるので、一度でもマイコンが暴走すると、正常動作に復帰させることができず、バックアップ装置によるバックアップ動作即ち手動操作による窓ガラスのアップ/ダウン動作のみとなってしまうという点である。
イグニッションキーをオフにすることで、パワーウィンドウ装置への電源供給を停止する方式では、イグニッションキーのオフ/オン操作によって、マイコンをリセットして正常動作に復帰させることは可能であるが、バッテリ系より直に電源供給する方式では、バッテリを装置から外さなければマイコンをリセットすることができない。
【0005】
したがって、実機搭載後の実用性を配慮すると、マイコンの一時的な暴走による動作停止と水没による動作停止に対応するフェイルセーフ制御は、これらのいずれの状態にあるかを判断して対応することが望ましい。すなわち、水没してマイコンが完全に動作を停止した場合に窓ガラスの開閉動力源であるモータの駆動を停止させるのではなく、車体各ドアの窓ガラス開閉スイッチが、プルアップ(引き上げ;閉じる)のオン状態になっているか、あるいはプルダウン(引き下げ;開く)のオン状態になっていれば、その状態に対応したモータの駆動制御を行うことができるようにする必要がある。
【0006】
したがって、本発明の目的は、マイコンの一時的な暴走による動作停止の場合と水没や故障による完全動作停止の場合のそれぞれにおいて、マイコンの制御対象に対して最適なバックアップができるマイコンのバックアップ装置及び自動車用パワーウインドウ制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項記載の発明によるマイコンのバックアップ装置は、マイコンが行う制御をそれに代わって行うバックアップ手段と、前記マイコンの外部に設けられ、外部よりイネーブル/ディスエーブル設定が可能であり、前記マイコンから出力されるパルス信号を監視してそのパルス信号の周波数が所定範囲外になった場合に前記マイコンに定期的にリセットをかける外部マイコン監視手段と、前記マイコン本体内にプログラムとして組み込まれ、前記マイコンから出力されるパルス信号をマイコン本体内で監視し、そのパルス信号が予め設定した時間を超えて出力されなくなった場合に前記外部マイコン監視手段をディスエーブルにする信号を出力し、その外部マイコン監視手段をディスエーブルにしている間に前記バックアップ手段を継続動作させる内部マイコン監視手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、外部マイコン監視手段は、マイコンから出力されるパルス信号を監視し、その周波数が一時的に所定の周波数範囲外になった場合にマイコンに定期的にリセットをかける。マイコン本体内に設けられた内部マイコン監視手段は、マイコンから出力されるパルス信号をマイコン本体内で監視し、そのパルス信号が所定時間を超えて出力されなくなった場合に、外部マイコン監視手段をディスエーブルにする信号を出力する。そして、外部マイコン監視手段をディスエーブルにしている間、バックアップ手段を動作させる。これにより、例えばマイコンが制御対象に対して制御を行っている最中に完全に動作を停止した場合、バックアップ手段がマイコンに代わって制御対象を制御するので、水没したり故障したりしてマイコンが完全に動作を停止してもマイコンの制御対象を正常に制御できる。
したがって、マイコンの一時的な暴走による動作停止の場合と水没や故障による完全動作停止の場合のそれぞれにおいて、マイコンの制御対象に対して最適なバックアップが可能となる。
【0014】
また、上記目的を達成するため、請求項記載の発明による自動車用パワーウインドウ制御装置は、操作スイッチの操作状態に応じて窓ガラスをプルアップまたはプルダウンし、起動とともに外部にパルス信号を出力するマイコンと、このマイコンが行う制御をそれに代わって行うバックアップ手段と、前記マイコンの外部に設けられ、外部からイネーブル/ディスエーブル設定が可能であり、前記マイコンから出力されるパルス信号を監視してそのパルス信号の周波数が所定範囲外になった場合に前記マイコンに定期的にリセットをかける外部マイコン監視手段と、前記マイコン本体内にプログラムとして組み込まれ、前記マイコンから出力されるパルス信号をマイコン本体内で監視し、そのパルス信号が予め設定された時間を超えて出力されなくなった場合に前記外部マイコン監視手段をディスエーブルにする信号を出力し、その外部マイコン監視手段をディスエーブルにしている間に前記バックアップ手段を継続動作させる内部マイコン監視手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、外部マイコン監視手段は、マイコンから出力されるパルス信号を監視し、その周波数が一時的に所定の周波数範囲外になった場合にマイコンに定期的にリセットをかける。マイコン本体内に設けられた内部マイコン監視手段は、マイコンから出力されるパルス信号をマイコン本体内で監視し、そのパルス信号が所定時間を超えて出力されなくなった場合に、外部マイコン監視手段をディスエーブルにする信号を出力する。そして、外部マイコン監視手段をディスエーブルにしている間、バックアップ手段を動作させる。これにより、例えばマイコンが制御対象に対して制御を行っている最中に完全に動作を停止した場合、バックアップ手段がマイコンに代わって制御対象を制御するので、水没したり故障したりしてマイコンが完全に動作を停止してもモータを正常に制御できる。
したがって、マイコンの一時的な暴走による動作停止の場合と水没や故障による完全動作停止の場合のそれぞれにおいて、マイコンの制御対象に対して最適なバックアップが可能となる。
【0016】
上記内部マイコン監視手段は、マイコンから出力されるパルス信号が、マイコンが一時的に暴走してから正常に復帰するまでの時間を超えて出力されなくなった場合に外部マイコン監視手段をディスエーブルにする信号を出力する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明による自動車用パワーウインドウ制御装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。
この図において、この実施の形態の自動車用パワーウインドウ制御装置1は、自動車ドアの各窓ガラスを開閉操作するための手動式および自動式の両操作スイッチ11、15からなるスイッチユニット10を備えている。前述のように、少なくとも運転席ドア用のスイッチユニット10は、手動式と自動式の両操作スイッチ11、15を備えている。
【0018】
すなわち、運転者または同乗者によってスイッチ操作が行われると、窓ガラス開閉動力源の直流モータMが正転方向または逆転方向に起動し、その回転力がガラス昇降機構であるアクチュエータ(図示せず)に伝動される。ガラス昇降機構はアクチュエータの作動を受けて、窓ガラスをプルアップ動作して閉じ、またはプルダウン動作して開くための装置である。
手動式操作スイッチ11は、これを手動で操作し続けている間だけ直流モータMが起動し、窓ガラスを途中位置まで開閉したり、あるいは全閉/全開方向へプルアップ/プルダウン動作を続行するときの操作用である。この手動操作スイッチ11は、アース接地されて常にニュートラル位置に保持された可動接点12と、この可動接点12に手動による選択的な切替操作で接続させるプルアップ用とプルダウン用の各固定接点13、14からなっている。
【0019】
自動操作スイッチ15は、これを一度スイッチ操作すると、窓ガラスが下限の全開位置または上限の全閉位置で停止するまで、プルアップ/プルダウン動作させるための操作用である。この自動操作スイッチ15もまたアース接地されて常にニュートラル位置に保持された可動接点16と、この可動接点16に手動による選択的な切替操作で接触させるプルアップ用とプルダウン用の各固定接点17、18からなっている。
また、本制御装置1は、スイッチユニット10と直流モータMとの間にマイコン本体20、このマイコン本体20の動作が正常/異常かを監視するマイコン監視手段としてのウォッチドックタイマ(外部ウォッチドックタイマという)30、そして切替リレー回路40などを互いに電気的に接続して備えている。
【0020】
マイコン本体20は、CPU、メモリおよびI/Oポートなどからなり、定電圧源5V(ボルト)に接続されている。CPUは制御部や演算部からなり、その制御部に入力端子21、22、23からスイッチユニット10の手動または自動操作スイッチ11、15を切替操作したスイッチ信号が入力される。また、制御部は、外部ウォッチドックタイマ30にパルス信号を入力するパルス出力端子24と、外部ウォッチドックタイマ30の状態(イネーブル/ディスエーブル)を設定するB信号を入力するB信号出力端子28とを有し、また外部ウォッチドックタイマ30から制御部にリセット信号が入力されるリセット端子25を有している。さらに制御部は、制御信号をプルアップ用とプルダウン用のそれぞれリレー駆動用トランジスタTr1、Tr2の各ベースに入力する出力端子26、27を有している。
【0021】
また、マイコン本体20のCPUには、制御部や演算部とは別に独立して動作するソフト的なマイコン監視手段であるウォッチドックタイマ(内部ウォッチドックタイマという)70が設けられており、この内部ウォッチドックタイマ70は、マイコン本体20のCPUの制御部から出力されるパルス信号をマイコン本体内で監視し、そのパルス信号が出力されている間はB信号をHiレベルにして外部ウォッチドックタイマ30を例えばイネーブルにする(即ち動作状態にする)。また、前記パルス信号が予め設定した時間(マイコン本体20が予期しない暴走などしたり、あるいはマイコン本体10の電源電圧が低下するなどしてパルス信号が一時的にHiレベルか、またはLowレベルとなる時間を超える時間)以上出力されなくなると、B信号をHiレベルからLowレベルにして外部ウォッチドックタイマ30を例えばディスエーブルにする(即ち非動作状態にする)。
【0022】
外部ウォッチドックタイマ30は、入力端子31、33および出力端子32を有しており、それらの端子でマイコン本体20の制御部との間で信号が入出力可能となっている。この場合の外部ウォッチドックタイマ30は、マイコン本体20の内部ウォッチドックタイマ70のB信号出力端子28から出力されるB信号を受け取り、そのB信号のレベルがHi/Lowであるかによって、イネーブル/ディスエーブルの制御がされる。そして、イネーブルの時には出力端子32がリセット信号を出力可能となり、ディスエーブルの時には出力端子32のインピーダンスがHiとなる。すなわち、マイコン本体20のCPUの制御部からパルス信号が出力されなくなり、それが予め設定した時間を超えると、マイコン本体20の内部ウォッチドックタイマ70のB信号出力端子28からのB信号のレベルによって、外部ウォッチドックタイマ30がディスエーブルになり、その出力端子32がHiインピーダンス(水没によるリークで電圧レベルが低下しやすいレベル)となる。
【0023】
また、外部ウォッチドックタイマ30は、マイコン本体20の制御部のパルス出力端子24から出力されるパルス信号を受け取り、その周波数の適否を監視する。
一般にウォッチドックタイマは、特定条件時にシステム全体またはその一部を停止させる機能を有するものとして用いられる。ここでは、外部ウォッチドックタイマ30は、半導体ICによる制御回路などからなっていて、マイコン本体10からの出力パルスが所定の周波数範囲に入っているか否かを検出可能となっている。その検出信号に基づいて、外部ウォッチドックタイマ30はマイコン本体10が正常か異常かを判断する。そして、異常と判断した場合には定期的に出力端子32のインピーダンスをHi/Lowにしてリセット信号を出力する。
なお、内部ウォッチドックタイマ70から出力されるB信号が外部ウォッチドグタイマ30をディスエーブルにしている間、出力端子32がHiインピーダンスとなり、水没状態となった場合、リークで電圧レベルが低下しやすくなる。
【0024】
切替リレー回路40は、プルアップ用とプルダウン用の各切替リレー40A、40Bを有している。プルアップ用の切替リレー40Aは、リレーコイル41と、可動接点42および二つの固定接点43、44からなっている。同じくプルダウン用切替リレー40Bは、リレーコイル45と、可動接点46および二つの固定接点47、48からなっている。リレーコイル41、45の一端は例えば定電圧源5Vに接続されている。
プルアップ用の切替リレー40Aの固定接点43と、プルダウン用の切替リレー40Bの固定接点47とは互いに接続され、イグニッションスイッチ50を介して車載電源のバッテリ(図示せず)に接続されている。また、もう一方のプルアップ側とプルダウン側の両固定接点44、48は互いに接続され、アース接地されている。
【0025】
ここで、上記リレー駆動トランジスタTr1、Tr2はいずれもNPN型であり、それらの各コレクタが対応するプルアップ用とプルダウン用の各リレーコイル41、45に接続されている。すなわち、リレー駆動トランジスタTr1、Tr2はそれらのベースにマイコン本体20の制御部の出力端子26、27から制御信号が入力されると、オン状態にバイアスされる。そうしたスイッチング作用により、切替リレー回路40のプルアップ用とプルダウン用の各切替リレー40A、40Bのいずれかが作動する。切替リレー40A、40Bの一方が作動すると、電源バッテリから負荷の直流モータMに通電オンとなり、直流モータMの正逆いずれかの方向への回転起動によって、窓ガラスをプルアップ/プルダウン動作させる。
【0026】
一方、バックアップ回路60は、その主体となるバックアップ用のPNP型トランジスタTr3を有している。このバックアップトランジスタTr3のベースは、抵抗R1を介してウォッチドックタイマ30の出力端子32に接続されている。したがって、外部ウォッチドックタイマ30の出力端子32からの信号は、マイコン本体20のリセット入力端子25に対してはリセット信号として出力され、同時にバックアップトランジスタTr3のベースに対してはセット信号として出力可能となっている。
【0027】
このバックアップトランジスタTr3のベースおよびエミッタ間には、バイアス抵抗R2が接続されている。バックアップトランジスタTr3のコレクタは、抵抗R3とR4、そしてダイオードD1とD2をそれぞれ介して手動操作スイッチ11のプルアップ用とプルダウン用の二つの固定接点13、14に接続されている。なお、ダイオードD1、D2を設けた理由は、整流作用と相まって、スイッチユニット10側から外乱信号が入ることにより、バックアップ回路60が誤作動するのを防止するためである。
さらに、バックアップトランジスタTr3のコレクタは、上記抵抗R3、R4を介してプルアップ用とプルダウン用のリレー駆動トランジスタTr1、Tr2の各ベースに接続されている。それにより、バイアスを加えたときのバックアップトランジスタTr3のコレクタ電流をリレー駆動用トランジスタTr1、Tr2のベースに供給可能となる。
【0028】
次に、以上の構成による本発明の自動車用パワーウインドウ制御装置1の動作および作用について説明する。
(イ)マイコン本体20の動作
図2はマイコン本体20の動作を示すフローチャートである。
前提条件として、正常作動時には、マイコン本体20は、制御部のパルス出力端子24から設定された周波数領域のパルス信号を出力する。このパルス信号は、マイコン本体20内で内部ウォッチドックタイマ70に取り込まれるとともに、入力端子31を介して外部ウォッチドックタイマ30に取り込まれる。
【0029】
マイコン本体20が正常に動作している状態で、まずステップS1において、手動操作スイッチ11の可動接点12と自動操作スイッチ15の可動接点16の両方がオフ状態か否かを判断する。両方共にオフであれば(Yes)、プルアップ用とプルダウン用の切替リレー40A、40Bは共にオフ状態(即ちプルアップ用の切替リレー40Aの可動接点42が固定接点44に接続されており、プルダウン用の切替リレー40Bの可動接点46が固定接点48に接続されている)であるから、モータMの両端電位V1、V2はいずれもLowレベルになってモータMは起動せず、窓ガラスは不動のままである(ステップS2)。
これに対して、ステップS1で可動接点12又は可動接点16のいずれかがオン状態のとき(No)にはステップS3に移行する。このステップS3では、可動接点12がプルアップ用とプルダウン用の固定接点13、14のいずれに、又は可動接点16がプルップ用とプルダウン用の固定接点17、18のいずれに接続されているかを判定する。
【0030】
この判定において、手動操作スイッチ11の可動接点12がプルアップ用の固定接点13に接続されていると判断した場合(Yes)、プルアップ用のリレー駆動用トランジスタTr1にベースバイアスを印加してオン状態にし、プルアップ用の切替リレー40Aの可動接点42を固定接点43側に切り替える(ステップS4)。これにより、モータMの一方電位V1がHiレベルで、他方電位V2がLowレベルとなることから、モータMがプルアップ方向へ回転起動する。この結果、窓ガラスがプルアップ動作して閉じる(ステップS5)。この動作は、可動接点12がプルアップ用の固定接点13に接続されている間継続して行われ、窓ガラスが完全に閉じ切った時点で停止する。
【0031】
これに対して、手動操作スイッチ11の可動接点12がプルダウン用の固定接点14に接続されていると判断した場合(No)、プルダウン用のリレー駆動用トランジスタTr2にベースバイアスを印加してオン状態にし、プルダウン用の切替リレー40Bの可動接点46を固定接点47側に切り替える(ステップS6)。これにより、モータMの一方電位V2がHiレベルで、他方電位V1がLowレベルとなることから、モータMがプルダウン方向へ回転起動する。この結果、窓ガラスがプルダウン動作して開く(ステップS7)。この動作は、可動接点12がプルダウン用の固定接点14に接続されている間継続して行われ、窓ガラスが完全に開き切った時点で停止する。
【0032】
一方、自動操作スイッチ15の可動接点16がプルアップ用の固定接点17に接続されていると判断した場合(Yes)には、窓ガラスが完全に閉じ切るまで、プルアップ用のリレー駆動用トランジスタTr1をオン状態にする。
また、自動操作スイッチ15の可動接点16がプルダウン用の固定接点18に接続されていると判断した場合(No)は、窓ガラスが完全に開き切るまで、プルダウン用のリレー駆動用トランジスタTr2をオン状態にする。
【0033】
(ロ)マイコン本体20の内部ウォッチドックタイマ70の動作
図3はマイコン本体20の内部ウォッチドックタイマ70の動作を示すフローチャートである。
内部ウォッチドックタイマ70は、マイコン本体20のCPUの制御部から出力されるパルス信号を監視し、そのパルス信号が出力されているか否かを判定する(ステップS10)。この判定において、パルス信号が出力されていると判断すると、B信号をHiレベルにして外部ウォッチドックタイマ30を例えばイネーブルにする(ステップS11)。これに対して、パルス信号が出力されていないと判断すると、出力されていない時間が予め設定した時間を超えたか否かを判定する(ステップS12)。この判定において、パルス信号が所定時間を超えて出力されていないと判断すると、水没又は故障状態であると判断して、B信号をHiレベルからLowレベルにして外部ウォッチドックタイマ30を例えばディスエーブルにする(ステップS13)。その後、処理を終了する。
ステップS12の判定において、パルス信号が所定時間以内に再び出力されたと判断すると、ステップS11に移行し、B信号をHiレベルにして外部ウォッチドックタイマ30を例えばイネーブルにする。
【0034】
(ハ)マイコン本体20の外部ウォッチドックタイマ30の動作
図4はマイコン本体20の外部ウォッチドックタイマ30の動作を示すフローチャートである。
外部ウォッチドックタイマ30は、まず、マイコン本体20の内部ウォッチドックタイマ70より出力されるB信号がHiレベルか否かを判定する(ステップS20)。この判定において、B信号がHiレベルでないと判断すると、水没又は故障が生じたものとして、出力端子32をハイインピーダンスにして(ステップS21)処理を終了する。
【0035】
これに対して、B信号がHiレベルであると判断すると、水没又は故障が生じていないとして、パルス信号の取り込みを行い(ステップS22)、その周波数が所定の周波数範囲内にあるか否かを判定する(ステップS23)。この判定において、パルス信号が所定の周波数範囲内にないと判断すると、マイコン本体20で一時的な暴走が生じたものとして、フラグFを「1」に設定した(ステップS24)後、リセット信号出力処理を行う(ステップS25)。このリセット信号出力処理においては、リセット信号を出力端子32からマイコン本体20に定期的に出力する。
これに対して、パルス信号が所定の周波数範囲内にあると判断すると、フラグFの値が「1」か否かを判定する。この判定において、フラグFの値が「1」でなければ何も処理しないでステップS20に戻り、フラグFの値が「1」であればリセット信号出力処理を停止する(ステップS27)。これにより、リセット信号が出力されなくなる。
リセット信号出力処理を停止した後、フラグFの値を「0」に設定して(ステップS28)、ステップS20に戻る。
【0036】
上記ステップS21で外部ウォッチドックタイマ30の出力端子32がハイインピーダンスになり、水没によるリークで電圧レベルが低下すると、バックアップ回路60のバックアップトランジスタTr3にベースバイアスが印加される。
これにより、バックアップトランジスタTr3がオン状態になり、このバックアップトランジスタTr3のコレクタからは、コレクタ電流がリレー駆動トランジスタTr1、Tr2の各ベースにHiレベルで供給され、これらリレー駆動トランジスタTr1、Tr2がそれぞれオン状態になる。その結果、プルアップ用とプルダウン用の二つの切替リレー40A、40Bが共に強制的にオン状態に動作する。
【0037】
そして、このとき手動操作スイッチ11の可動接点12がプルアップ用の固定接点13に接続されるか、または接続されていれば、バックアップトランジスタTr3のコレクタからプルダウン用のリレー駆動用トランジスタTr2に流れるコレクタ電流がLowレベルとなり、プルダウン用の切替リレー40Bが強制的にオフになる。これにより、モータMの一方電位V1がHiレベルで、他方電位V2がLowレベルとなることから、モータMがプルアップ方向へ回転起動する。それによって、窓ガラスがプルアップ動作して閉じる。
【0038】
これに対して、手動操作スイッチ11の可動接点12がプルダウン用の固定接点14に接続されるか、または既に接続されていれば、バックアップトランジスタTr3のコレクタからプルアップ用のリレー駆動用トランジスタTr1に流れるコレクタ電流がLowレベルとなり、プルアップ用の切替リレー40Aが強制的にオフになる。これにより、モータMの一方電位V2がHiレベルで、他方電位V1がLowレベルとなることから、モータMがプルダウン方向へ回転起動する。それによって、窓ガラスがプルダウン動作して開く。
【0039】
このように、この実施の形態では、マイコン本体20から出力されるパルス信号を外部ウォッチドックタイマ30で監視し、マイコン本体20からのパルス信号の周波数が一時的に所定の周波数範囲から外れると、マイコン本体20が一時的に暴走したものと判断して、外部ウォッチドックタイマ30の出力端子32から「リセット信号」を出力してマイコン本体20にリセットをかける。
また、マイコン本体20から出力されるパルス信号を、マイコン本体20内にプログラムとして組み込んだ内部ウォッチドックタイマ70で監視して、パルス信号が所定時間を超えて出力されなくなると、水没又は故障によりマイコン本体20の動作が完全に停止したものとして、外部ウォッチドックタイマ30をディスエーブルにしてその出力端子32をハイインピーダンスにする。これにより、水没時のリークでバックアップ回路60のバックアップトランジスタTr3がオン状態になり、スイッチユニット10による窓ガラスの開閉操作が有効になる。
すなわち、外部ウォッチドックタイマ30の出力端子32がハイインピーダンスになっている間はバックアップ回路60が継続して動作するので、その間に手動操作スイッチ11による窓ガラスの開閉操作が可能となる。
したがって、マイコンの一時的な暴走による動作停止の場合と水没や故障による完全動作停止の場合のそれぞれにおいて、マイコンの制御対象に対して最適なバックアップが可能となる。
【0040】
なお、上記実施の形態では、自動車用パワーウインドウ制御装置におけるマイコン本体20の暴走をバックアップするものであったが、自動車用パワーウインドウ制御装置に限らず、マイコンを使用した装置であればどのようなものにも適用できることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、2記載の発明によれば、外部マイコン監視手段により、マイコンから出力されるパルス信号を監視して、その周波数が一時的に所定の周波数範囲外になった場合にマイコンに定期的にリセットをかけ、マイコン本体内に設けた内部マイコン監視手段により、マイコンから出力されるパルス信号をマイコン本体内で監視して、そのパルス信号が所定時間を超えて出力されなくなった場合には外部マイコン監視手段をディスエーブルにして、その間にバックアップ手段を動作させるので、マイコンの一時的な暴走による動作停止の場合と水没や故障による完全動作停止の場合のそれぞれにおいて、マイコンの制御対象に対して最適なバックアップが可能となる。
【0044】
請求項3、4記載の発明によれば、外部マイコン監視手段により、マイコンから出力されるパルス信号を監視して、その周波数が一時的に所定の周波数範囲外になった場合にマイコンに定期的にリセットをかけ、マイコン本体内に設けた内部マイコン監視手段により、マイコンから出力されるパルス信号をマイコン本体内で監視して、そのパルス信号が所定時間を超えて出力されなくなった場合には、外部マイコン監視手段をディスエーブルにして、その間にバックアップ手段を動作させるので、マイコンの一時的な暴走による動作停止の場合と水没や故障による完全動作停止の場合のそれぞれにおいて、マイコンの制御対象に対して最適なバックアップが可能となる。この結果、信頼性の高い自動車用パワーウインドウ制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用パワーウインドウ制御装置の実施の形態の構成を示す回路図である。
【図2】本実施の形態の自動車用パワーウインドウ制御装置の動作フローチャートである。
【図3】本実施の形態の自動車用パワーウインドウ制御装置の動作フローチャートである。
【図4】本実施の形態の自動車用パワーウインドウ制御装置の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 自動車用パワーウインドウ制御装置
10 スイッチユニット
11 手動操作スイッチ
15 自動操作スイッチ
12、16 可動接点
13 プルアップ用の固定接点
14 プルダウン用の固定接点
20 マイコン本体
21、22、23 スイッチ信号入力端子
24 パルス出力端子
25 リセット入力端子
26 プルアップ出力端子
27 プルダウン出力端子
30 外部ウォッチドックタイマ(外部マイコン監視手段)
31 マイコンパルス入力端子
32 判断信号出力端子
40 切替リレー回路
40A プルアップ用切替リレー
40B プルダウン用切替リレー
60 バックアップ回路(バックアップ手段)
70 内部ウォッチドックタイマ(内部マイコン監視手段)
Tr3 PNP型バックアップ用のトランジスタ
Tr1 プルアップ用のリレー駆動トランジスタ
Tr2 プルダウン用のリレー駆動トランジスタ
D1 プルアップ用のダイオード
D2 プルダウン用のダイオード

Claims (4)

  1. マイコンが行う制御をそれに代わって行うバックアップ手段と、
    前記マイコンの外部に設けられ、外部よりイネーブル/ディスエーブル設定が可能であり、前記マイコンから出力されるパルス信号を監視してそのパルス信号の周波数が所定範囲外になった場合に前記マイコンに定期的にリセットをかける外部マイコン監視手段と、
    前記マイコン本体内にプログラムとして組み込まれ、前記マイコンから出力されるパルス信号をマイコン本体内で監視し、そのパルス信号が予め設定した時間を超えて出力されなくなった場合に前記外部マイコン監視手段をディスエーブルにする信号を出力し、その外部マイコン監視手段をディスエーブルにしている間に前記バックアップ手段を継続動作させる内部マイコン監視手段と、
    を備えたことを特徴とするマイコンのバックアップ装置。
  2. 前記内部マイコン監視手段は、前記マイコンから出力されるパルス信号が、前記マイコンが一時的に暴走してから正常に復帰するまでの時間を超えて出力されなくなった場合に前記外部マイコン監視手段をディスエーブルにする信号を出力することを特徴とする請求項記載のマイコンのバックアップ装置。
  3. 操作スイッチの操作状態に応じて窓ガラスをプルアップまたはプルダウンし、起動とともに外部にパルス信号を出力するマイコンと、
    このマイコンが行う制御をそれに代わって行うバックアップ手段と、
    前記マイコンの外部に設けられ、外部からイネーブル/ディスエーブル設定が可能であり、前記マイコンから出力されるパルス信号を監視してそのパルス信号の周波数が所定範囲外になった場合に前記マイコンに定期的にリセットをかける外部マイコン監視手段と、
    前記マイコン本体内にプログラムとして組み込まれ、前記マイコンから出力されるパルス信号をマイコン本体内で監視し、そのパルス信号が予め設定された時間を超えて出力されなくなった場合に前記外部マイコン監視手段をディスエーブルにする信号を出力し、その外部マイコン監視手段をディスエーブルにしている間に前記バックアップ手段を継続動作させる内部マイコン監視手段と、
    を備えたことを特徴とする自動車用パワーウインドウ制御装置。
  4. 前記内部マイコン監視手段は、前記マイコンから出力されるパルス信号が、前記マイコンが一時的に暴走してから正常に復帰するまでの時間を超えて出力されなくなった場合に前記外部マイコン監視手段をディスエーブルにする信号を出力することを特徴とする請求項記載の自動車用パワーウインドウ制御装置。
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