JP3693130B2 - 制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御装置に関し、例えば、被写体の画像を撮像し、被写体を追尾する場合において、写したくない被写体を写さないように制御する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ビデオカメラを、被写体の動きを追尾するように、パン、チルト機構を用いて駆動し、被写体が常時画面の中央に位置するように制御するビデオカメラの追尾システムが提案されている。本出願人は、特願平8−11654において、環境変化の影響を受けずに被写体の追尾を行う追尾装置および追尾方法を提案している。
【0003】
このようなビデオカメラの追尾システムにおいては、被写体の特徴を抽出して、被写体の位置を検出し、画面の中央に対する被写体の位置のずれ量を求め、このずれ量をなくすようにパンニングモータ、チルティングモータを制御している。このパンニング、チルティングの可動範囲(追尾範囲)は、駆動部の機構のみによって決定される。
【0004】
また、ビデオカメラを手動で操作し、パンニングまたはチルティング駆動をさせるパンチルタシステムにおいても、パンニング、チルティングの可動範囲は、駆動部の機構のみによって決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなビデオカメラの追尾システムにおいては、パンニングおよびチルティング(以下、適宜、パンチルトという)の機構のみによって追尾範囲が決定されるため、被写体と誤認識しやすい物体が追尾範囲内に存在する場合、そのことが事前に分かっていても、システムは追尾する過程で、誤認識しやすい物体が存在する方向を向いてしまう場合がある。その場合、ビデオカメラがその物体の画像を撮影してしまい、誤認識しやすい物体を被写体であると誤認識し、本来追尾すべき被写体を追尾しなくなる場合がある課題があった。
【0006】
また、ビデオカメラのパンチルタシステムにおいては、パンチルトの機構のみによって可動範囲が決定されるため、撮影したくないもの、または撮影してはいけないもの等があり、事前にそれがわかっていても、誤操作により簡単にそれがある方向を向いてしまい、撮影したくないもの、または撮影してはいけないもの等を撮影してしまう場合がある課題があった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、所定の範囲内で任意の方向に駆動可能なビデオカメラにおいて、その駆動範囲を制限することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の制御装置は、所定の被写体の画像を撮像する撮像手段と、撮像手段を任意の方向に駆動する駆動手段と、撮像手段が撮像した画像における被写体の位置を検出する被写体検出手段と、検出手段により検出された被写体の画像における位置と、画像の所定の基準の位置との間のずれの大きさが小さくなるように駆動手段を制御する第1の制御手段と、撮像手段が撮像可能な空間を、撮像手段による撮像を許可する第1の空間と、撮像手段による撮像を禁止する第2の空間に分割する分割手段と、撮像手段が第2の空間を撮像しないように撮像手段を駆動可能な駆動範囲を求め、駆動範囲内で撮像手段が駆動するように制御する第2の制御手段と、駆動手段の駆動方向を手動で指示する指示手段とを備え、指示手段が操作されたとき、駆動手段は、指示手段の指示に従って撮像手段を駆動範囲内で駆動し、第1の空間、第2の空間、および駆動範囲は、駆動手段が第1の制御手段によって制御される場合と、指示手段の指示に従って駆動される場合とで異なることを特徴とする。
【0012】
請求項1に記載の制御装置においては、撮像手段が、所定の被写体の画像を撮像し、駆動手段が、撮像手段を任意の方向に駆動し、被写体検出手段が、撮像手段が撮像した画像における被写体の位置を検出し、第1の制御手段が、検出手段により検出された被写体の画像における位置と、画像の所定の基準の位置との間のずれの大きさが小さくなるように駆動手段を制御し、分割手段が、撮像手段が撮像可能な空間を、撮像手段による撮像を許可する第1の空間と、撮像手段による撮像を禁止する第2の空間に分割し、第2の制御手段が、撮像手段が第2の空間を撮像しないように撮像手段を駆動可能な駆動範囲を求め、駆動範囲内で撮像手段が駆動するように制御し、指示手段が、駆動手段の駆動方向を手動で指示する。なお、指示手段が操作されたとき、駆動手段は、指示手段の指示に従って撮像手段を駆動範囲内で駆動し、第1の空間、第2の空間、および駆動範囲は、駆動手段が第1の制御手段によって制御される場合と、指示手段の指示に従って駆動される場合とで異なる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の制御装置を適用した自動追尾システムの一実施例の構成を示すブロック図である。レンズブロック1(撮像手段)は、レンズ2、ズームレンズ3、アイリス4、および撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)5より構成され、パンニングモータ11(駆動手段)、チルティングモータ12(駆動手段)により、パン、チルトが行われるようになされている。被写体を含む視野からの撮像光は、レンズ2、ズームレンズ3、およびアイリス4を介して取り込まれ、CCD5上に結像される。CCD5は、その受光量に対応した信号を出力するようになされている。また、アイリス4は、いわゆるオートアイリス(AE)機構を構成しており、CCD5で受光された光量を適切な値に調整するようになされている。
【0017】
CCD5上に結像した画像に対応する信号は、信号分離(S/H(Sample Hold))/自動利得調整(AGC(Automatic Gain Control))回路(以下、AGC回路と略記する)6に供給され、サンプルホールドされ、所定のゲインを持つように利得制御された後、信号処理回路7に供給される。信号処理回路7は、AGC回路6より供給された信号に対して、所定のカメラ信号処理を行い、画像信号(映像信号)として外部に出力するようになされている。例えば、AGC回路6より供給された信号をディジタル信号に変換し、CCD6の各画素に対応する輝度信号、色差信号、およびクロマ信号を生成し、アナログ信号に変換した後、図示せぬモニタに供給する。これにより、モニタには、レンズブロック1によって撮像された画像が表示される。
【0018】
また、被写体認識ブロック8(被写体検出手段)は、信号処理回路7で生成された画像信号(輝度信号と色差信号)を入力し、これらの信号に基づいて、画面内での被写体の位置を判定し、その画面上での座標に対応する座標データを出力するようになされている。レンズブロック位置検出器13は、レンズブロック1の位置を検出し、その位置に対応するデータを出力する。ズームレンズ位置検出器14(画角検出手段)は、ズームレンズ3の位置を検出し、その位置に対応するデータを出力するようになされている。
【0019】
モータ制御ブロック9(第1の制御手段、第2の制御手段、画角検出手段、調整手段)は、被写体認識ブロック8からの被写体の画面内での位置に対応する座標データ、レンズブロック位置検出器13からのその位置に対応するデータ、ズームレンズ位置検出器14からのその位置に対応するデータを入力し、これらのデータに基づいて、パンニングモータ11、チルティングモータ12を制御するようになされている。また、所定のデータを記憶するRAM10を備え、入力部15(分離手段)より入力された各種制御データを記憶するようになされている。操作部16(指示手段)は、後述するように、レンズブロック1を手動操作するとき使用される。
【0020】
パンニングモータ11は、モータ制御ブロック9からの制御信号に従って、レンズブロック1をパン方向に駆動するようになされている。チルティングモータ12は、モータ制御ブロック9からの制御信号に従って、レンズブロック1をチルティング方向に駆動するようになされている。
【0021】
図2は、レンズブロック1が駆動可能な可動範囲(領域)と、物体22、および被写体21の位置関係を示している。以下では、簡単のため、パン方向の駆動だけを考え、ここでは、レンズブロック1はパンニングモータ11によってのみ駆動されるものとするが、チルト方向の駆動についても、基本的にはパン方向の駆動の場合と同様である。また、物体22を適宜、誤認識物体22または撮影したくない物体22ということにする。
【0022】
図2に示すように、可動範囲は、レンズブロック1を駆動したとき、その光軸(一点鎖線)が移動する範囲である。この場合、可動範囲内に、被写体21と誤認識しやすい物体(撮影したくない物体)22が存在し、レンズブロック1がその方向(この場合、左方向)に向くと、物体22を撮影してしまい、誤認識が発生し、本来の追尾すべき被写体21を追尾しなくなる。物体22は、この場合、被写体21の色と似ているため、被写体21と誤認識してしまうような物体である。
【0023】
そこで、図3に示すように、レンズブロック1が、左を向かないように、可動範囲に制限を設ける。これにより、レンズブロック1は誤認識物体22を画角に収めることがなくなり、誤認識が発生しなくなる。
【0024】
即ち、図3に示すように、可動範囲を駆動許可範囲(領域)と駆動禁止範囲(領域)に分割する。そして、レンズブロック1の光軸が駆動許可範囲の範囲内で駆動するようにモータ制御ブロック9を制御する。これにより、被写体21は、レンズブロック1によって撮影することができるが、撮影したくない物体22は、レンズブロック1によって撮影することができなくなる。
【0025】
ただし、何らかの要因、例えば、外部から強制的にレンズブロック1の向きを変えられたといった要因で、レンズブロック1の向きが駆動禁止範囲に入ってしまった場合、駆動許可範囲に戻る方向への駆動のみ許可し、その他の方向への駆動を許可しないようにする。これにより、最悪の場合でも、レンズブロック1はそのままの向きを維持し、いずれかの方向に駆動されたときには、レンズブロック1の向きが駆動許可範囲に近づくようになる。
【0026】
図4は、レンズブロック1の駆動方向を表している。ここでは、実線で表された駆動許可範囲をθ2で表し、点線で表された駆動禁止範囲をθ3で表している。また、太い点線で表された矢印は、レンズブロック1が駆動可能な駆動方向を表している。例えば、駆動禁止範囲θ3内にレンズブロック1の光軸がある場合、レンズブロック1は、この場合、右方向のみへの駆動が許可され、駆動許可領域θ2内にレンズブロック1の光軸がある場合、レンズブロック1は、左右いずれの方向への駆動も許可される。
【0027】
また、画角が変化すると、レンズブロック1自体の可動範囲が画角に応じて変化するようにする。例えば、図4に示すように、ズームレンズ3が駆動され、ワイド(広角)になった場合、誤認識物体22が画角(α1×2)内に入らないようにしてレンズブロック1を駆動させることができる駆動許可範囲は、角度θ2で表される。一方、図5に示すように、ズームレンズ3が駆動され、テレ(望遠)になった場合、誤認識物体22が画角(α2×2)内に入らないようにしてレンズブロック1を駆動させることができる範囲は、角度θ12で表される範囲である。
【0028】
角度θ2と角度θ12とを比較すると、角度θ12の方が角度θ2より画角(α1×2)と画角(α2×2)の差に対応する分だけ大きくなっている。即ち、ズームがテレになると、ワイドのときに比較して、レンズブロック1の駆動範囲が左方向に広がる。逆に、ワイドになると、駆動範囲は右方向に狭くなる。
【0029】
このように、画角に対応して駆動許可範囲を変化させることにより、ズームレンズ3が駆動されてワイドになり、誤認識物体22が画角に入るようになったり、ズーム5が駆動されてテレになり、誤認識物体22が画角に入らないにもかかわらず、一方向(この場合、右方向)にしか駆動させることができない範囲が発生するといったことを防止することができる。
【0030】
次に、誤認識物体22が画角(α1×2)内に入らないレンズブロック1の駆動範囲を、レンズブロック1が回動する中心点Cを通る線分ABと、レンズブロック1の光軸とのなす角度で表す。図4に示すように、ズームがワイドの場合、レンズブロック1によって捉えられる画像は、角度θ0以上の範囲であり、角度θ0に画角の1/2の角度α1を加えた角度θ1が、レンズブロック1が左方向に最大限駆動された場合に、線分ABとレンズブロック1の光軸とのなす角度である。即ち、次式(1)で表されるような関係がある。
【0031】
θ1=θ0+α1 ・・・(式1)
【0032】
従って、レンズブロック1の光軸と線分ABとのなす角度をβで表すと、次式(2)で表されるような関係があるとき、レンズブロック1は、誤認識物体22をその画角に収めることなく、被写体21を正常に追尾することができる。
【0033】
β>θ1 ・・・(式2)
【0034】
ここで、角度θ0を求める方法について説明する。まず、操作部16を操作して、パンニングモータ11およびチルティングモータ12を駆動し、図6に示すように、誤認識物体22の右端が画面の中心に位置するように、レンズブロック1を駆動させる。その間、レンズブロック位置検出器13は、レンズブロック1の向き(例えば、線分ABとレンズブロック1の光軸とのなす角度)を検出する処理を繰り返し行う。誤認識物体22の右側が画面の中心に位置した状態で、入力部15を操作すると、その時点でのレンズブロック1の向き(例えば、線分ABとレンズブロック1の光軸とのなす角度)が、モータ制御ブロック9のRAM10に記憶される。
【0035】
このようにして、まず、角度θ0を求める。これは、図5に示すように、ズームがテレである場合においても同様である。即ち、角度θ0は、ワイドであるかテレであるかに関係なく所定の値をとる。
【0036】
次に、図7のフローチャートを参照して、追尾装置の動作について説明する。最初、ステップS1において、モータ制御ブロック9により、自動追尾を行っているか、または手動操作による駆動方向の指令(方向指令)がなされたかが判定される。これは、操作部16から、所定の操作に対応する信号が供給されているか否かによって行うことができる。即ち、ユーザが手動操作によりレンズブロック1を駆動させようとすると、操作部16からユーザの操作に対応する制御信号が、モータ制御ブロック9に供給される。
【0037】
操作部16からの制御信号が供給されていない場合、自動追尾を行っていると判定され、ステップS2に進み、制限付き自動追尾を行う。ステップS2の動作の詳細な説明は、図8のフローチャートを参照して後述する。その後、処理を終了する。一方、自動追尾ではない、即ち、操作部16が手動操作され、駆動方向の指令がなされたと判定された場合、ステップS3に進み、入力部15が操作され、駆動範囲に所定の制限が設けられたか否かが判定される。即ち、ユーザは、操作部16を用いてレンズブロック1の手動操作を行う場合、レンズブロック1の駆動範囲に制限を加えるか否かを選択することができる。
【0038】
駆動範囲に所定の制限が設けられたと判定された場合、ステップS4に進み、制限付きの方向駆動(この場合、レンズブロック1を駆動許可範囲内で左右に駆動させること)を行う。ステップS4における処理については、図8を参照して後述する。一方、駆動方向に制限が設けられていないと判定された場合、ステップS5に進み、制限なし方向駆動(この場合、レンズブロック1を可動範囲内で左右に駆動させること)が実行される。ステップS4またはステップS5の処理が終了すると、全ての処理を終了する。
【0039】
次に、図8のフローチャートを参照して、制限付き自動追尾の動作について説明する。最初に、ステップS11において、モータ制御ブロック9は、ズームレンズ位置検出器14から供給される現在のズームレンズ3の位置に対応するデータに基づいて、それに対応するレンズブロック1の画角を求める。例えば、図4における画角(α1×2)、図5における画角(α2×2)を求める。
【0040】
次に、ステップS12において、ステップS11において求めた画角に基づいて、駆動禁止範囲を求める。図4の場合、駆動禁止範囲は、図6を参照して説明したようにして求めた角度θ0に、ステップS11で求めた画角の1/2の角度α1を加えた角度θ1として求められる。この角度θ1は、レンズブロック1が左方向に駆動可能な最小の角度である。従って、角度0乃至角度θ1が駆動禁止範囲である。
【0041】
ステップS13においては、レンズブロック1の現在位置が駆動禁止範囲内であるか否かが判定される。即ち、次式(3)で表されるように、光軸(一点鎖線)と線分ABとのなす角度βが駆動禁止範囲内(0度乃至角度θ1)にあるか否かが判定される。
【0042】
β≦θ1 ・・・(式3)
【0043】
光軸と線分ABとのなす角度βが駆動禁止範囲内(0度乃至角度θ1)にあると判定された場合、ステップS14に進み、モータ制御ブロック9が被写体認識ブロック8からの画像信号に基づいて行う被写体の追尾動作が、駆動禁止範囲から出る方向への追尾であるか否かが判定される(ステップS14における処理の詳細については図10を参照して後述する)。駆動禁止範囲から出る方向への追尾ではないと判定された場合、ステップS15に進み、レンズブロック1の駆動を停止させる。これにより、レンズブロック1の光軸方向が、現在より駆動許可範囲から遠ざかることがないようにすることができる。
【0044】
一方、ステップS13において、光軸と線分ABとのなす角度βが駆動禁止範囲内(0度乃至角度θ1)にないと判定された場合、および、ステップS14において、モータ制御ブロック9が被写体認識ブロック8からの画像信号に基づいて行う被写体の追尾動作が、駆動禁止範囲から出る方向への追尾であると判定された場合、ステップS16に進み、モータ制御ブロック9は、レンズブロック1を制御し、通常の追尾駆動を行う。
【0045】
即ち、モータ制御ブロック9は、被写体認識ブロック8より供給される画像信号に基づいて、パンニングモータ11、チルティングモータ12を駆動し、被写体21を追尾する。その際、レンズブロック位置検出器13より供給されるレンズブロック1の位置を表すデータ、およびズームレンズ位置検出器14より供給されるズームレンズ3の位置に関するデータに基づいて、画角およびレンズブロック1の光軸の向きを求め、レンズブロック1が駆動禁止範囲内に入らないように制御する。
【0046】
例えば、図9に示すように、レンズブロック1が撮影可能な画像空間上に、駆動禁止領域を設定し、レンズブロック1が、その領域を撮影しないように駆動される場合を考える。ここでは、レンズブロック1がパン方向への駆動を行う場合について説明するが、チルト方向への駆動の場合もパン方向への駆動の場合と基本的に同様である。従って、チルト方向への駆動についての説明はここでは省略する。この場合、画像空間内に駆動禁止領域が複数個設定されている。
【0047】
次に、図10のフローチャートを参照して、図8のステップS14における処理の詳細について説明する。最初、ステップS21において、モータ制御ブロック9は、図11に示すように、制限領域(駆動禁止領域)の端点Pn(この場合、nは、1,2,3)を求める。ここで、図11に示した矩形は、レンズブロック1が撮像可能な画像空間を表しており、その中の網掛けの部分は駆動禁止領域を表している。水平および垂直に引かれた線分の交点は、レンズブロック1の光軸方向を表している。
【0048】
また、その下部に示した線分は、光軸方向のチルトの高さで画像空間をパン方向に切り出したものを表しており、矢印で示した部分が駆動禁止領域に対応している。このとき、レンズブロック1は、これらの線分に沿ってパン方向またはチルト方向に駆動することができる。
【0049】
次に、ステップS22に進み、図11に示した駆動禁止領域の端点Pnと現在位置Pとの距離Lnを求める。これは、端点Pnから現在位置Pを減算し、その絶対値をとることにより求めることができる。即ち、この場合、次のようにして、L1乃至L3が求められる。
【0050】
L1=|P1−P|
L2=|P2−P|
L3=|P3−P|
【0051】
次に、ステップS23において、ステップS22において求めた距離Lnのうち、最小のもの(Ln(min)(=Lk(この場合、kは1乃至3のいずれか))を求める。例えば、図11に示した例の場合、レンズブロック1の中心座標であるPと端点P1との間の距離L1の値が最小であるので、kは1となる。
【0052】
ステップS24においては、ステップS23において求めた、レンズブロック1の中心座標と最小距離Lk(この場合、k=1)の位置にある端点Pn(min)(=Pk(この場合、k=1))に向かう方向を駆動許可方向とする。この場合、端点P1に向かう方向を駆動許可方向とする。
【0053】
そして、ステップS25において、モータ制御ブロック9が、パンニングモータ11を制御して、レンズブロック1を駆動しようとしている駆動方向が、ステップS24において求められた駆動許可方向であるか否かが判定される。駆動方向が、ステップS24において求められた駆動許可方向ではないと判定された場合、図11の例では、右方向であると判定された場合、図8のステップS15に進み、ステップS15以降の処理が実行され、レンズブロック1は停止する。一方、駆動方向が、ステップS24において求められた駆動許可方向であると判定された場合、図11の例では、左方向であると判定された場合、図8のステップS16に進み、ステップS16以降の処理が実行され、レンズブロック1は、左方向に駆動される。
【0054】
上述したように、被写体認識ブロック8からの出力データに基づいて、モータ制御ブロック9がパンニングモータ11およびチルティングモータ12を駆動し、被写体21を追尾している最中に、操作部16が操作され、レンズブロック1を所定の方向に駆動させる駆動指令(方向駆動指令(方向指令))がなされると、モータ制御ブロック9は、操作部16からの方向駆動指令を優先し、パンニングモータ11およびチルティングモータ12を駆動する。
【0055】
このように、操作部16を手動で操作し、レンズブロック1を駆動させる場合においても、図8および図10のフローチャートを参照して上述したように、自動追尾の場合と基本的に同様の方法で駆動禁止範囲内をレンズブロック1が撮影しないように制御することができる。なお、操作部16を手動で操作し、レンズブロック1を駆動させる場合の駆動禁止領域は、自動追尾を行う場合における駆動禁止領域と必ずしも同一である必要はなく、それとは異なる領域を設定するようにすることもできる。
【0056】
従って、例えば、ある物体が、自動追尾の対象である所定の被写体と誤認識しやすい物体であるために、自動追尾では撮影したくないものであっても、ユーザが操作部16を操作してレンズブロック1を駆動する場合には撮影したいものであるような場合にも対応することが可能となる。
【0057】
即ち、モータ制御ブロック9は、ユーザにより操作部16が操作され、操作部16から供給される指令に基づいて、パンニングモータ11およびチルティングモータ12を駆動する。これにより、レンズブロック1は、ユーザによる操作部16の操作に対応してパンニングまたはチルティング駆動する。従って、この場合、被写体認識ブロック8から供給される画像信号は使用しない。あるいは、操作部16により手動操作がなされた場合、被写体認識ブロック8の動作を停止させるようにしてもよい。
【0058】
操作部16の操作に従って、レンズブロック1が所定の方向に駆動する間、レンズブロック位置検出器13は、レンズブロック1の位置を所定の時間間隔で常時検出し、レンズブロック1の位置に対応するデータ(例えば、図4の例では、レンズブロック1の光軸と線分ABとのなす角度)をモータ制御ブロック9に供給する。これにより、モータ制御ブロック9は、上述した場合と同様にして、レンズブロック1の光軸が駆動禁止領域内にあるか否かを判定する。これは、図8に示したフローチャートのステップS13における処理に該当する。
【0059】
次に、ユーザにより操作部16が操作され、指示されたレンズブロック1の駆動方向が、駆動禁止領域から抜け出す方向への操作であるか否かが判定される。これは、図8のステップ14における処理に対応する。ここでの処理の詳細は、図10を参照して上述した場合と基本的に同様であるが、図10のステップS25においては、ユーザにより操作部16が操作され、指示された駆動方向が、ステップS24において求められた駆動許可方向であるか否かが判定される。
【0060】
操作部16が操作され、指示された駆動方向が、ステップS24において求められた駆動許可方向ではないと判定された場合、図8のステップ15に進み、レンズブロック1を停止させる。一方、操作部16が操作され、指示された駆動方向が、ステップS24において求められた駆動許可方向であると判定された場合、図8のステップS16に進み、通常の駆動が行われる。この場合、操作部16の操作に従って、レンズブロック1が駆動される。
【0061】
例えば、ユーザが操作を誤って、レンズブロック1の光軸が、駆動禁止領域に向くような操作を行った場合、レンズブロック1の駆動が停止する。従って、ユーザが操作を間違えた場合でも、駆動禁止領域内にある撮影したくない物体22を撮影することがないようにすることができる。
【0062】
また、何らかの要因により、レンズブロック1の光軸が駆動禁止領域内を向いていた場合でも、ユーザによる操作部16の操作により指示された駆動方向が、レンズブロック1の光軸が駆動禁止領域から出る方向である場合にだけモータ制御ブロック9によりパンニングモータ11およびチルティングモータ12が駆動され、レンズブロック1が指示された駆動方向にパンニングまたはチルティング駆動されるので、最悪の場合でもレンズブロック1はそのままの向きを維持し、レンズブロック1がパンニングまたはチルティング駆動する場合には、レンズブロック1が駆動許可領域に近づくようにパンニングまたはチルティング駆動することになる。
【0063】
また、自動追尾の場合と同様に、画角が変化すると、レンズブロック1自体の可動範囲も画角に応じて変化するようにする。例えば、ズームがワイドになり、撮影したくない物体22が画角に入るようになったり、ズームがテレになり、撮影したくない物体22が画角に入らないにもかかわらず、一方向への駆動しか許可されない範囲が発生するといったことを防止することができる。
【0064】
例えば、図5において、角度θ11で表される範囲は、ズームがワイドのとき、駆動禁止範囲であるが、ズームがテレのとき、駆動許可範囲であり、レンズブロック1は、左右いずれの方向へも駆動させることができる。即ち、ズームがテレになると、ワイドのときよりレンズブロック1の駆動範囲が左に広がることになる。逆に、ワイドになると、駆動範囲は右に狭くなる。従って、画角に応じて、駆動禁止範囲や駆動許可範囲を変化させるようにすることにより、画角に拘らず、撮影したくない物体22が画角に入らない最大の駆動範囲内でレンズブロック1が駆動されるようにすることができる。
【0065】
また、ステップS5において、操作部16の操作に従って、制限なしに方向駆動される場合、自動追尾においては、駆動禁止領域内にあるために撮影することができない物体であっても、一時的にレンズブロック1をその方向に駆動することができ、その物体を撮影することができる。
【0066】
図12は、本発明の制御装置を応用したパンチルタシステムの一実施例の構成を示すブロック図である。このパンチルタシステムは、図1に示した追尾システムにおいて、被写体認識ブロック8を除いた構成となっている。その他の構成は、図1に示した追尾システムの場合と同様であるので、その詳細な説明は省略する。また、その動作は、図1の追尾システムにおいて、操作部16が手動操作され、制限付きで方向駆動された場合の処理(図7のステップS4における処理)と同様であるので、その説明は省略する。
【0067】
このように、図12に示したパンチルタシステムは、操作部16をユーザが手動で操作し、駆動方向を指示すると、その方向にパンニングまたはチルティング駆動されるが、レンズブロック1が駆動禁止領域内の画像を撮像しないように制御されているので、操作部16を誤操作した場合でも、撮影したくない物体22を撮影しないようにすることができる。
【0068】
なお、上記実施例においては、画像空間を1つまたは2つの駆動禁止領域と、1つの駆動許可領域に分割する場合について説明したが、画像空間を複数の駆動禁止領域と複数の駆動許可領域に分割することもできる。
【0069】
【発明の効果】
請求項1に記載の制御装置によれば、撮像装置が撮像可能な空間を、撮像装置による撮像を許可する第1の空間と、撮像装置による撮像を禁止する第2の空間に分割し、撮像装置が第2の空間を撮像しないように撮像装置を駆動可能な駆動範囲を求め、駆動範囲内で撮像装置が駆動するように制御するようにしたので、被写体と誤認識しやすい物体がある場合、その物体を撮影しないように予め駆動範囲を制限することができ、誤認識を事前に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置を応用した追尾システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】レンズブロック1の可動範囲を示す図である。
【図3】レンズブロック1の駆動許可範囲および駆動禁止範囲を示す図である。
【図4】ズームがワイドの場合のレンズブロック1の駆動方向を示す図である。
【図5】ズームがテレの場合の駆動禁止範囲と駆動許可範囲の変化を示す図である。
【図6】図4における角度θ0を求める方法を説明するための図である。
【図7】図1の追尾システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】図7のステップS2およびS4の詳細な処理手順を説明するフローチャートである。
【図9】レンズブロック1の撮像可能な画像空間における駆動禁止領域を示す図である。
【図10】図8のステップS14における詳細な処理手順を説明するフローチャートである。
【図11】駆動禁止領域から脱出する方法を説明するための図である。
【図12】本発明の制御装置を応用したパンチルトシステムの一実施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 レンズブロック(撮像手段),2 レンズ,3 ズームレンズ,4 アイリス,5 CCD,6 AGC回路,7 信号処理回路,8 被写体認識ブロック(被写体検出手段),9 モータ制御ブロック(第1の制御手段、第2の制御手段、画角検出手段、調整手段),10 RAM,11 パンニングモータ(駆動手段),12 チルティングモータ(駆動手段),13 レンズブロック位置検出器,14 ズームレンズ位置検出器(画角検出手段),15 入力部(分割手段),16 操作部(指示手段),21 被写体,22 物体
Claims (1)
- 所定の被写体の画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段を任意の方向に駆動する駆動手段と、
前記撮像手段が撮像した前記画像における前記被写体の位置を検出する被写体検出手段と、
前記検出手段により検出された前記被写体の前記画像における位置と、前記画像の所定の基準の位置との間のずれの大きさが小さくなるように前記駆動手段を制御する第1の制御手段と、
前記撮像手段が撮像可能な空間を、前記撮像手段による撮像を許可する第1の空間と、
前記撮像手段による撮像を禁止する第2の空間に分割する分割手段と、
前記撮像手段が前記第2の空間を撮像しないように前記撮像手段を駆動可能な駆動範囲を求め、前記駆動範囲内で前記撮像手段が駆動するように制御する第2の制御手段と、
前記駆動手段の駆動方向を手動で指示する指示手段と
を備え、
前記指示手段が操作されたとき、前記駆動手段は、前記指示手段の指示に従って前記撮像手段を前記駆動範囲内で駆動し、
前記第1の空間、前記第2の空間、および前記駆動範囲は、前記駆動手段が前記第1の制御手段によって制御される場合と、前記指示手段の指示に従って駆動される場合とで異なる
ことを特徴とする制御装置。
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