JP3692010B2 - 昇降椅子のロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンダで座部を昇降し、座部の昇降が終わった後はシリンダのラムの回動をブレーキシューでロックして座部の昇降を停止する椅子において、座部の昇降時にはラムのロックを解除、昇降が終わればラムのロックが自動的に行えるようにした昇降椅子のロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シリンダによって昇降する椅子においては、昇降動作を行うラム自体を回転させることで、座部を左右に回転できるようにしており、カット作業などを行うために座部を昇降させる時以外はブレーキシューでラムの回動をロックしなければならない。
【0003】
そのために、座部を昇降させる際には、ブレーキシューによるラムのロックを解除させる操作を行った後に、ラムの昇降手段を操作して座部の昇降を行い、座部の昇降の終了後はラムのロックを行う操作を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
こような機構の昇降椅子においては、座部の昇降に伴うラムの昇降動作を行う場合には、ブレーキシューでラムが締めつけられて昇降できないために、ブレーキシューを緩める、例えば、ペダルを押下する等の操作を必要としていた。
【0005】
そして、昇降が終わった際には押下したペダルを引き上げて、ブレーキシューでラムを締めつけて回転を阻止し、座部がカット作業中に回転するのを阻止していた。
【0006】
このように従来の昇降椅子においては、ラムのロックを解除するために押し下げたペダルを、ロックをするために押し上げる必要があり、そのために靴の上面を使うこととなるので、靴の上面を傷つけてしまう等の問題点があった。
【0007】
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、ロックをするためペダルを押し上げる動作をなくしてラムを昇降させるスイッチと、ブレーキシューによるラムのロックとを1つの動作で可能とし、しかも、ラムの昇降を行うスイッチを動作させずにラムのロックのみを解除することも可能として、操作の単純化と迅速化を図った昇降椅子のロック装置をせんとするにある。
【0008】
本発明の昇降椅子のロック装置は前記した目的を達成せんとするもので、その手段は、先端部が上下動及び左右両方向への回転を可能に支承された操作軸と、該操作軸を上方に押し上げるスプリングと、前記操作軸と直交して操作軸を左右両方向に回転させる回転ペダルと、座部を昇降させるシリンダを駆動して操作軸の左右両方向への回転でそれぞれが動作するラム昇降用の左右各1個のスイッチと、前記シリンダのラムの周囲を囲むように取付けられると共にネジ部分に雄ネジが螺合されたブレーキシューと、該ブレーキシューの前記ネジと前記操作軸とを連結して操作軸の後端が押下された際に前記ネジを回転してブレーキシューによるラムの締めつけを解除する連結手段とを備え、前記回転ペダルの押下時以外は前記スプリングのバネ力によって前記操作軸を上方に押し上げて自動的にラムを締め付けるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る昇降椅子のロック装置の実施の形態を図面と共に説明する。
【0011】
1は椅子基台にして、上面に固定された軸支台1aには軸1bによって上下回動体2が回動自在に軸支されている。
【0012】
この上下回動体2には、軸支台1aで軸支されている場所の左右中心に前方に向けて突出する回転支軸2aが固定されており、この回転支軸2aに対して回転は可能であるが、軸心方向には固定されている操作軸体3が嵌合されている。この操作軸体3には後述する油圧シリンダ6のラム6aを昇降させるための下降スイッチ9a、上昇スイッチ9bを操作するためのT状の腕部3a、3bが形成されている。
【0013】
前記操作軸体3には操作軸4が椅子基台1の後方に露出するように挿着されると共に、操作軸4の後端には左右両方向に突出する状態で回転ペダル4aが固定され、操作軸体3と椅子基台1との間に操作軸4の後端を上方に押し上げるスプリング5が架設されている。
【0014】
また、椅子基台1には油圧シリンダ6が起立した状態で固定され、該シリンダ6のラム6aの上端には座部基台7が取付けられている。このラム6aはシリンダ6に取付けられた油圧回路8により前記下降スイッチ9aを押下した場合には下降し、また、上昇スイッチ9bを押下した場合には上昇するように構成されている。
【0015】
前記ラム6aの上端近くには、該ラム6aの直径と略同内径のブレーキシュー10がラム6aを囲むように取付けられており、ブレーキシュー10には貫通孔10aが形成されている。この貫通孔10aには先端が雄ネジ11aとなっているネジ11が挿通され、該ネジ11の雄ネジ11aは前記ブレーキシュー10のナット12に螺合され、前記ネジ11を回動することでブレーキシュー10の内径が拡開または縮小されるようになっている。
【0016】
前記ネジ11にはアーム13の一端が止着され、該アーム13の他端は連結杆14の上端に回転自在に軸支されている。そして、連結杆14の下端は前記操作軸体3から後方に延びているアーム3cに連結されている。
【0017】
この実施の形態の昇降椅子のロック装置は、図1に示す回転ペダル4aが操作されず押下されていない状態においては、操作軸体3がスプリング5で押し上げられているために操作軸体3のアーム3cで押し上げられ、この動きがアーム13でネジ11に伝達されてネジ11が回転するので、ナット12との締めつけが行われてブレーキシュー10がラム6aを締めつけ、該ラム6aの回転を阻止している。
【0018】
そして、椅子を上昇させるために、図3において回転ペダル4aの右側を足で押し下げると、操作軸4、操作軸体3が回転支軸2aを中心として時計方向に回動し、この動きが操作軸体3のアーム3cによって連結杆14を押し上げ、アーム13が図1においてネジ11を反時計方向に回動させる。
【0019】
このネジ11の回動がブレーキシュー10によるラム6aの締めつけを緩めてラム6aの昇降と回転の阻止を解除することになる。また、回転支軸2aの回動によって上昇スイッチ9bが押されるので油圧回路8が動作してシリンダ6内に油を供給し、従って、ラム6aを上昇させる。そして、その上昇が所定の位置に到達して回転ペダル4aから足を離せばスプリング5のバネ力によって操作軸4が押し上げられ、これに伴ってペダル4aは中立位置に戻るり、ラム6aの回動が阻止されると共に上昇スイッチ9bが切れてラム6aの上昇は停止される。
【0020】
また、回転ペダル4aの左側を踏んだ場合には、前記と同様に操作軸4の後端側の下降でラム6aのロックは解除されると同時に、操作軸4が前記と反対に動作して下降スイッチ9aが閉じ、ラム6aの下降が行われ、ペダル4aから足あ離せば前記したと同様にペダル4aは中立位置に戻り、ラム6aのロックが行われる。
【0021】
このようにして、1つの回転ペダル4aの右側を踏むか、左側を踏むかによってブレーキシュー10がラム6aのロックの解除を行って座部の回転がフリーな状態となり、かつ、ラム6aが上昇または下降し、座部が任意の高さまで昇降した際に回転ペダル6aから足を離せば、ラム6aの昇降が止まると共に、ラム6aのブレーキシュー10によるロックが行われる。
【0022】
さらに、回転ペダル4aの中心、すなわち、操作軸4との接合部を押し下げた場合には、操作軸4が回動するとはないので腕部3a、3bが上昇スイッチ9a、下降スイッチ9bを押すことがなく、操作軸4の先端側の下降傾きによる前述のラム6aのロックのみが解除される。
【0023】
従って、カット作業などの途中で座部の向きを変える必要が生じた場合には、前記のように回転ペダル4aの中心を踏むことで、ラム6aのロックを外して自由に座部の向きを変えることが可能となり、回転ペダル4aから足を離せばラム6aの回転がロックされて、座部の向きが変わる恐れをなくすことができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は前記したように、回転ペダルを踏む前と、回転ペダルを踏んでラムの昇降を行った後では、ラムの回転をロックするための操作を行わなくてもラムの回転は自動的にロックされ、妄りに座部に腰掛けている客の向きが変わることはない。
【0025】
そして、回転ペダルを踏んでラムの昇降で座部を昇降させる場合には、ラムの昇降と回転のロックを解除するための操作を行わなくても、自動的にラムの昇降と回転はロックが解除されてラムの昇降と回転が可能となる。
【0026】
従って、座部を昇降させる場合にラムの回転ロック装置を特別に操作する必要がなくなり、操作が単純化されて操作ミスなどが自然に防止され、操作しやすいと共に、操作ミスなどでの故障を未然に防止できる。
【0027】
しかも、回転ペダルの中心部、即ち操作軸との結合部を踏んだ場合には、ラムの回転ロックのみを外すことができるので、カット作業などで客の向きを変えるような場合にも回転ロックを外すことができるなどの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態をペダルが踏まれる前の状態で一部を切断して示す側面図である。
【図2】同上をペダルが踏まれた状態で一部を切断して示す側面図である。
【図3】一部を切断して示す図1の平面図である。
【符号の説明】
3 操作軸体
3a,3b 腕部
3c アーム
4 操作軸
4a 回転ペダル
6 シリンダ
6a ラム
9a 下降スイッチ
9b 上昇スイッチ
10 ブレーキシュー
11 ネジ
14 連結杆

Claims (1)

  1. 先端部が上下動及び左右両方向への回転を可能に支承された操作軸と、該操作軸を上方に押し上げるスプリングと、前記操作軸と直交して操作軸を左右両方向に回転させる回転ペダルと、座部を昇降させるシリンダを駆動して操作軸の左右両方向への回転でそれぞれが動作するラム昇降用の左右各1個のスイッチと、前記シリンダのラムの周囲を囲むように取付けられると共にネジ部分に雄ネジが螺合されたブレーキシューと、該ブレーキシューの前記ネジと前記操作軸とを連結して操作軸の後端が押下された際に前記ネジを回転してブレーキシューによるラムの締めつけを解除する連結手段とを備え、前記回転ペダルの押下時以外は前記スプリングのバネ力によって前記操作軸を上方に押し上げて自動的にラムを締め付けるようにしたことを特徴とする昇降椅子のロック装置。
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