JP3691601B2 - 半導体メモリのセルフリペア装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体メモリの欠陥メモリセルを検出してリペア(Repair)する回路に係り、特に、パッケージング後にテストで検出された欠陥メモリセルのリペアを一括して行う半導体メモリのセルフリペア(self-repair) 回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、半導体メモリの集積度増加に伴って、欠陥メモリセルを冗長(この分野では“スペア”とも呼ばれる)メモリセルに代えるための冗長回路(或いは“リペア回路”という)がチップコストを節減するために一般的に用いられている。欠陥メモリ(又はビット)セルを検出してスペアメモリセルでリペアするためには、よく知られているように、ウェーハテストか或いはパッケージング後のバーンイン(burn-in) テストなどによってメモリセルアレイ内の欠陥メモリセル(或いは欠陥ビットセル)を検出しなければならない。
【0003】
大半の半導体メモリのスペアメモリセルは通常(regular) のメモリセルアレイと分離されており、上記のようなテストなどにより通常のメモリセルアレイ内の欠陥が発見されると、この欠陥メモリセルを通常のメモリセルアレイから分離したスペアメモリセルアレイ内のスペアセルに代替する。このように欠陥メモリセルをスペアメモリセルに代替するために一般的なメモリは、ロー(row) スペアメモリセル、カラム(column)スペアメモリセル、そしてロースペアメモリセルを活性化するロー冗長回路、カラムスペアメモリセルを活性化するカラム冗長回路を備える。即ち、汎用の半導体メモリは、特定ビットセルに欠陥が発生した場合にこれを別途のスペアメモリセル(ビットセル)に代えることにより、与えられた全てのアドレスに該当するビットセルを正常に動作させる冗長(リペア)回路が必須的に用いられている。
【0004】
一般的な半導体メモリに適用されているリペア方法では、ウェーハ上でテストを行って欠陥ビットセルアドレスを検出した後、検出された欠陥アドレスのワードライン又はカラム選択ラインをディスエーブルさせ、一方、スペアセルにおけるスペアワードライン又はスペアカラム選択ラインがエネーブルされるようにヒューズで欠陥アドレスをプログラムする。このような欠陥アドレスのヒューズプログラミングは、欠陥メモリセルのビットに該当するアドレスと関連したヒューズを選択的に切断して、入力されるアドレスとヒューズ切断でプログラムされたアドレスとが一致する場合に、スペアワードライン又はスペアカラム選択ラインをエネーブルさせるものである。欠陥メモリセル(ビットセル)をスペアワードラインとスペアカラム選択ラインのうちいずれかに代替するかは、スペアローメモリセル或いはスペアカラムメモリセルの状態に応じて前もって効率的な方に決定され、ヒューズ切断にはレーザ切断が用いられる。
【0005】
しかし、上記のリペア方法では、ウェーハテストによって欠陥ビットセルのアドレスを検出した後、その欠陥アドレスに対応するヒューズを切断するようにしているため、ヒューズ切断のための時間や装備が別途に必要になる。そして、パッケージ後ではヒューズ切断が不可能なので、パッケージ後に発生する欠陥メモリセルやバーンイン時に発生する欠陥メモリセルのリペアができないという問題が生じている。
【0006】
かかる問題点を解決するために、チップにテストプログラム及びセルフリペア装置を搭載して、チップがパワーアップされると同時に欠陥メモリセル(欠陥ビットセル)を検出する組込みセルフテスト(Built-In Self Test :BIST) の技術と、検出された欠陥ビットアドレスを別途のメモリ、例えばSRAMに記憶して欠陥アドレスが入力されるたびに動作する組込みセルフリペア(Built-In Self Repair :BISR) の技術などを用いることも可能になってきている。このようなBIST、BISRの手法は、米国で発表された“IEEE Journal of solid state circuit, VOL.27, NO.11, November 1992 ”の第1525頁〜第1531頁に詳しく記載されている。
【0007】
しかし、BISTやBISRなどの手法は、チップにテストプログラムのためのマイクロプログラム−ROMが要求されるので別途の工程を必要とし、且つBIST、BISRの回路を設計するための別途のチップ面積を必要とするので、チップエリアオーバヘッド(chip area overhead)が大きくなるという課題がある。
【0008】
上述以外の冗長技術としては米国特許第4,473,895 号に開示されているようなものもある。この技術は、一般的な冗長構成を保持しながらパッケージ後に発生した単一ビット欠陥を除去することを可能とするために、SRAMセルを別途追加し、パッケージ後に電気的ヒューズ切断によって欠陥ビットのアドレスをコーディングしてリペアする。しかし、このような冗長技術でも、ウェーハ上におけるテスト、ヒューズカッティング過程がそのまま残っており、SRAMセルと各SRAMセルに入力されるアドレスのためのブッシング(Bussing) によって別途のチップ面積が増加するという課題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、メモリ素子の集積度が増加するにつれてテスト時間の減少が重要な課題となり、そしてパッケージング後やバーンイン時の欠陥ビットリペアを解決できる技術が必要となっている。そこで本発明の目的は、第一に、パッケージ完了後に行われるメモリセルテストと同時に欠陥メモリセルをリペアするセルフリペア装置を提供することにある。
【0010】
第二に、メモリセルテストによってスペアローの容量を超過するローメモリセルの欠陥を検出した場合に、自動的にスペアカラムでリペアする冗長回路を提供することにある。
【0011】
第三に、ウェーハ上におけるテスト時間及びリペア時間を最小化することができてテストとリペア装備を省略することができるように、パッケージングした半導体メモリの欠陥メモリセルを検出するためのテストとほぼ同時に検出されたメモリセルのリペアを行ない、パッケージングやバーンイン時に発生する欠陥ビットを自動的にリペアするリペア装置を提供することにある。
【0012】
第四に、多数のスペア回路をもつ半導体メモリにおいて、メモリテスト時に検出された欠陥アドレスを自動的にプログラムする装置を提供することにある。
【0013】
第五に、メモリテスト時に検出された欠陥アドレスに応じてスペアメモリセルを選択する多数のスペア回路のうち少なくとも1つを自動的に選択し、前記検出された欠陥アドレスを自動的にプログラムして欠陥メモリセルを自動的にリペアする回路を提供することにある。
【0014】
第六に、多数のスペアロー回路を有する半導体メモリにおいて、メモリテスト時に検出されたロー欠陥アドレスをその多数のスペアロー回路のうち少なくとも1つのスペアロー回路に自動的にプログラムする回路を提供することにある。
【0015】
第七に、多数のスペアカラム回路を有する半導体メモリにおいて、メモリテスト時に検出されたカラム欠陥アドレスをその多数のスペアカラム回路のうち少なくとも1つのスペアカラム回路に自動的にプログラムする回路を提供することにある。
【0016】
第八に、スペアロー回路とスペアカラム回路を有する半導体メモリをテストして欠陥メモリセルを検出したときに、スペアローとスペアカラムのどちらにリペアするかを決定する回路を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、多数のノーマルメモリセルと多数のスペアメモリセルを備える半導体メモリのセルフリペア装置において、ノーマルメモリセルのアドレス信号を順次供給して欠陥メモリセルを検出し、これに応じた欠陥検出情報及び欠陥アドレス信号を発生する欠陥メモリセル検出手段と、電気的切断可能な多数のヒューズを含み、前記欠陥検出情報の入力と前記欠陥アドレス信号の入力に応答して前記多数のヒューズのうち欠陥メモリセルのアドレスに対応したヒューズを切断して欠陥アドレスを自動的にプログラムするプログラム手段と、を備えることを特徴とする。プログラム手段は、所定のレベルにプリチャージされる第1ノードと、該第1ノードに一端が接続された電気的切断可能な多数のヒューズと、プログラム電圧と前記第1ノードとの間に設けられ、欠陥検出情報の入力に応答して前記第1ノードへプログラム電圧を供給するプログラム電圧供給手段と、前記多数のヒューズの他端とプログラム電圧より低い電源電圧との間に設けられ、欠陥アドレス信号の入力に応答して欠陥アドレスに対応する前記ヒューズを切断する多数のプログラム電流パス手段と、から構成されるものとするとよい。
【0018】
また、多数のノーマルメモリセルと多数のスペアメモリセルを備える半導体メモリのセルフリペア装置において、ノーマルメモリセルのアドレス信号を順次供給して欠陥メモリセルを検出し、これに応じた欠陥検出情報及び欠陥アドレス信号を発生する欠陥メモリセル検出手段と、電気的切断可能な多数のヒューズを含み、前記欠陥検出情報の入力と前記欠陥アドレス信号の入力に応答して前記多数のヒューズのうち欠陥メモリセルのアドレスに対応したヒューズを切断して欠陥アドレスを自動的にプログラムし、前記欠陥検出情報の抑止後にプログラムした欠陥アドレスが入力されるときに多数のスペアメモリセルのうちその欠陥アドレスに対応したスペアメモリセルに接続されたスペアラインを選択するスペアデコーディング手段と、を備え、ノーマルメモリセルテストと共に欠陥メモリセルのリペア動作を実行することを特徴とする。スペアデコーディング手段は、所定のレベルにプリチャージされる第1ノードと、該第1ノードに一端が接続された電気的切断可能な多数のヒューズと、プログラム電圧と前記第1ノードとの間に設けられ、欠陥検出情報の入力に応答して前記第1ノードへプログラム電圧を供給するプログラム電圧供給手段と、前記多数のヒューズの他端とプログラム電圧より低い電源電圧との間に設けられ、欠陥アドレス信号の入力に応答して欠陥アドレスに対応する前記ヒューズを切断する多数のプログラム電流パス手段と、から構成されるものとするとよい。
【0019】
或いはまた、多数のノーマルメモリセルと多数のスペアメモリセルを備える半導体メモリのセルフリペア装置において、ノーマルメモリセルのアドレス信号を順次供給して欠陥メモリセルを検出し、これに応じた欠陥検出情報を発生する欠陥メモリセル検出手段と、前記欠陥検出情報とスペア選択信号に応答してリペア制御パルスを発生し、該リペア制御パルスに従い電気的切断可能な多数のヒューズのうち欠陥メモリセルのアドレスに対応したヒューズを切断して欠陥アドレスを自動的にヒューズプログラミングする多数のスペアデコーディング手段と、前記欠陥検出情報に応答して前記多数のスペアデコーディング手段のうちの1つを選択する前記スペア選択信号を発生し、そして前記多数のスペアデコーディング手段からそれぞれ出力される前記リペア制御パルスの活性化に応答して前記スペア選択信号をシフトさせ順次活性化する選択手段と、を備えることを特徴とする。各スペアデコーディング手段は、所定のレベルにプリチャージされる第1ノードと、該第1ノードに一端が接続された多数の電気的切断可能なヒューズと、欠陥検出情報及びスペア選択信号に応じてリペア制御パルスを発生するパルス発生手段と、プログラム電圧と前記第1ノードとの間に設けられ、前記リペア制御パルスに応答して前記第1ノードへプログラム電圧を供給するプログラム電圧供給手段と、前記多数のヒューズの他端とプログラム電圧より低い電源電圧との間に設けられ、欠陥アドレス信号の入力に応じて欠陥アドレスに対応する前記ヒューズを切断する多数のプログラム電流パス手段と、から構成されるものとするとよい。この各スペアデコーディング手段の第1ノードは、スペアメモリセルを活性化するスペアメモリセル選択ラインに接続されるものとしておくとよい。選択手段は、各出力端子が多数のスペアデコーディング手段の各スペア選択信号入力端子に接続され、入力されるフラグパルスをラッチパルス及びリペア制御パルスの入力に応答してシフトするシフトレジスタと、欠陥検出情報に応答して前記フラグパルス及びラッチパルスを発生するパルス発生手段と、から構成されるものとすることができる。この場合、シフトレジスタの最終出力端子から出力されるスペア選択信号の活性化時に応答してリペア不能アラーム信号を発生するアラーム信号発生手段を更に備えるとよい。また、欠陥検出情報に応答してシフトレジスタの全出力をリセットするリセットパルス発生手段を更に備えるとよい。
【0020】
更にまた、多数のノーマルメモリセルと多数のスペアメモリセルを備える半導体メモリのセルフリペア装置において、ノーマルメモリセルのアドレス信号を順次供給して欠陥メモリセルを検出し、これに応じた欠陥検出情報及び欠陥アドレス信号を発生する欠陥メモリセル検出手段と、前記欠陥検出情報が連続して発生される場合に応答してスペアローモード選択信号の出力からスペアカラムモード選択信号の出力に変更するリペアモード選択手段と、前記欠陥検出情報、前記スペアローモード選択信号、及びスペアロー選択信号に応答してリペアロー制御パルスを発生し、該リペアロー制御パルスに従い電気的切断可能な多数のヒューズのうち欠陥メモリセルのアドレスに対応したヒューズを切断して欠陥アドレスを自動的にプログラムし、前記欠陥検出情報の抑止後にプログラムした欠陥アドレスが入力されるときにこれに対応したスペアワードラインを選択する多数のスペアローデコーダと、前記欠陥検出情報、前記スペアカラムモード選択信号、及びスペアカラム選択信号に応答してリペアカラム制御パルスを発生し、該リペアカラム制御パルスに従い電気的切断可能な多数のヒューズのうち欠陥メモリセルのアドレスに対応したヒューズを切断して欠陥アドレスを自動的にプログラムし、前記欠陥検出情報の抑止後にプログラムした欠陥アドレスが入力されるときにこれに対応したスペアカラム選択ラインを選択する多数のスペアカラムデコーダと、前記欠陥検出情報に応答して前記多数のスペアローデコーダのいずれか(少なくとも1つ)を選択する前記スペアロー選択信号を発生し、前記多数のスペアローデコーダからそれぞれ出力される前記リペアロー制御パルスの活性化に応答して前記スペアロー選択信号をシフトさせ順次活性化するスペアローデコーダ選択手段と、前記欠陥検出情報に応答して前記多数のスペアカラムデコーダのいずれかを選択する前記スペアカラム選択信号を発生し、前記多数のスペアカラムデコーダからそれぞれ出力される前記リペアカラム制御パルスの活性化に応答して前記スペアカラム選択信号をシフトさせ順次活性化するスペアカラムデコーダ選択手段と、を備えることを特徴とする。リペアモード選択手段は、ローアドレスストローブ信号に同期して発生される制御クロックに従って発生した欠陥検出情報をラッチ及びシフトし、シフトエラーパルスを発生するシフトレジスタと、ローアドレスストローブ信号に同期して発生される制御クロックに従って発生した欠陥検出情報と前記シフトエラーパルスとを比較して連続した欠陥カラムアドレスを検出する検出手段と、該検出手段の出力とスペアローデコーダ選択手段及びスペアカラムデコーダ選択手段の各最終出力とを論理演算してスペアローモード選択信号とスペアカラムモード選択信号を選択的に発生するモード選択信号発生手段と、から構成されるものとするとよい。各スペアローデコーダは、所定のレベルにプリチャージされる第1ノードと、該第1ノードに一端が接続された電気的切断可能な多数のヒューズと、欠陥検出情報とスペアロー選択信号及びスペアローモード選択信号に応答してリペアロー制御パルスを発生するパルス発生手段と、プログラム電圧と前記第1ノードとの間に設けられ、前記リペアロー制御パルスに応答して前記第1ノードへプログラム電圧を供給するプログラム電圧供給手段と、前記多数のヒューズの他端とプログラム電圧より低い電源電圧との間に設けられ、欠陥アドレス信号の入力に応じて欠陥アドレスに対応する前記ヒューズを切断するプログラム電流パス手段と、から構成されるものとするとよい。
【0021】
本発明によれば、半導体メモリのテスト時に欠陥メモリセルが検出されると直ちに、欠陥メモリセル検出手段となる試験装置(Memory tester) からエラーを表すエラーパルスERRをチップに入力し、該当アドレスに対応したヒューズを電気的に切断してリペアを行う。電気的切断可能なヒューズは一定以上の電流が流れると切れるという原理なので、リペア時だけヒューズを切断させるため、メモリのテスト時に限ってチップ動作電源電圧IVccより一層高い電圧である外部電源電圧EVccが供給されるようにする回路を、スペアロー回路或いはスペアカラム回路内に備えている。本発明によるセルフリペア装置は、メモリテストと同時にリペアを自動的に行うために、テスト時にリペアするスペアワードライン又はスペアカラム選択ラインを選択していなければならない。即ち、1つの欠陥メモリセルに対して多数のスペアワードライン或いはスペアカラム選択ラインのうちいずれか1つが選択されてリペアされなければならない。多数のスペアワードライン及びスペアカラム選択ラインのいずれかを選択するために、シフトレジスタを用いたスペアワードライン選択回路及びスペアカラム選択ライン選択回路を有するリペアモード選択器を更に備え、このリペアモード選択器を用いて欠陥メモリセルをスペアワードラインに代替するか或いはスペアカラム選択ラインに代替するかを決定する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態につき説明する。
【0023】
図1は、半導体メモリのセルフリペア装置について示したブロック図である。この半導体メモリ10では、メモリをテストする試験装置12との間のインタフェース用に3つの信号ラインが接続されている。この3つの信号ラインでそれぞれ伝送される信号は、試験装置12から半導体メモリ10へ供給されるリペアエネーブル信号RE(Repair enable) 及びエラーパルスERR(Error pulse) 、そして、半導体メモリ10から試験装置12へ提供されるリペア失敗信号RF(Repair failure)である。従って半導体メモリ10は、試験装置12と連動して欠陥メモリセルをリペアするためのこれら3つの信号を入出力するための入出力ターミナル(ピン)を付加しておくとよい。
【0024】
リペアエネーブル信号REは、試験装置12を用いて半導体メモリ10をテストするときに欠陥メモリセルのリペアも同時に行うことを知らせる信号である。テスト時にリペアエネーブル信号REが“ロウ”状態を保持するとノーマルなテストだけが行われることになり欠陥メモリセルのリペアは行われないので、欠陥メモリセルをリペアする場合にはリペアエネーブル信号REを“ハイ”状態にしてテストを実施する。そして試験装置12から“ハイ”状態のエラーパルスERRが発生すると、欠陥アドレス該当のワードライン又はカラム選択ラインをスペアワードライン又はスペアカラム選択ラインに代替する。リペア失敗信号RFは、半導体メモリ10内の全てのスペアワードラインとスペアカラム選択ラインがリペアに用いられた場合に発せられる信号であって、これを試験装置12へ送ることにより、リペア失敗信号RFが論理“ハイ”になるまでに全てのメモリセルに対するテストが完了していなければ、リペアできないことを識別可能にしてある。
【0025】
以下の説明においては、上記のように半導体メモリ10と試験装置12との間に3つのインタフェースラインを接続した状態で、半導体メモリ10内のリペアモード選択器18がスペアローモード選択信号PRSELを論理“ハイ”に活性化出力して多数のスペアロー回路(Spare Row Circuit:SRC) 14a〜14nが動作可能な状態におかれており、そして、スペアロー選択器20とスペアカラム選択器22はリペアエネーブル信号REの活性化に応答して最初にスペアロー選択信号SROW1とスペアカラム選択信号SCOL1を“ハイ”の状態に活性化出力するという状況の下で説明する。尚、この例のスペアロー回路は通常のスペアローデコーダである。
【0026】
試験装置12がノーマルメモリセルの欠陥検出動作を開始すると、リペアエネーブル信号REは論理“ハイ”に活性化されて多数のSRC14a〜14n、多数のスペアカラム回路(Spare Column Circuit :SCC) 16a〜16n、リペアモード選択器18、スペアロー選択器20、スペアカラム選択器22へ供給される。このような状態で半導体メモリ10内のノーマルメモリセルの欠陥が検出されると、試験装置12からエラーパルスERRが論理“ハイ”に活性化出力される。このとき、多数のSRC14a〜14nのうち、リペアモード選択器18から“ハイ”状態で出力されるスペアローモード選択信号PRSEL及びスペアロー選択器20から“ハイ”状態で出力されるスペアロー選択信号SROW1を入力するSRC14aのみが、リペアエネーブル信号REとエラーパルスERRに応じて、試験装置12から供給される欠陥アドレス信号に対応した欠陥アドレスのヒューズプログラミングを自動的に行う。
【0027】
この最初のヒューズプログラムが行われるとSRC14aは、ローリペアシフトクロックPRS1(リペアロー制御パルス)をスペアロー選択器20へ供給する。スペアロー選択器20はそのローリペアシフトクロックPRS1の入力に応答してスペアロー選択信号SROWi(iは自然数)をシフトさせ、2番目のSRC14bへ供給するスペアロー選択信号SROW2を活性化させる。従って、次の欠陥メモリセルが検出された場合にはSRC14bにより、その欠陥アドレスに対するヒューズプログラミングが自動的に実行される。
【0028】
このようにして欠陥アドレスに対応のヒューズプログラミングが完了した後に半導体メモリ10がアクティブモードで動作すると、リペアエネーブル信号REが“ロウ”状態にディスエーブルとなることにより、欠陥アドレス信号の半導体メモリ10への入力でSRC14a〜14nが作動して欠陥アドレス該当のスペアローワードラインが活性化されリペアされる。
【0029】
もし、リペアモード選択器18からスペアローモード選択信号PRSELが非活性化且つスペアカラムモード選択信号PCSELが活性化で出力されるのであれば、試験装置12による欠陥メモリセル検出で、その欠陥アドレスはSCC16a〜16nにより自動的にプログラムされてスペアカラム選択ラインでリペアされる。例えば、スペアカラム選択器22から出力される多数のSCOL1〜SCOLnのうちスペアカラム選択信号SCOL1のみが活性化されたとすれば、SCC16aだけがリペアエネーブル信号REとエラーパルスERRに応じて、試験装置12から供給される欠陥アドレス信号に対応した欠陥アドレスのヒューズプログラミングを自動的に行う。ヒューズプログラミングが行われたSCC16aからはカラムリペアシフトクロックPCS1(リペアカラム制御パルス)がスペアカラム選択器22へ供給され、これに応じるスペアカラム選択器22はスペアカラム選択信号SCOLiをシフトさせ、2番目のSRC16bへ供給するスペアカラム選択信号SCOL2を活性化する。従って、次に検出された欠陥メモリセルのアドレスは、SCC16bのヒューズプログラミングで自動的に記憶される。このようにして欠陥アドレス対応のヒューズプログラミングが完了した状態で半導体メモリ10がアクティブモードで動作すると、リペアエネーブル信号REが論理“ロウ”にディスエーブルされることにより、欠陥アドレス信号の半導体メモリ10への入力でSCC16a〜16nが作動し欠陥アドレス該当のスペアカラム選択ラインが活性化されリペアされる。
【0030】
上記のように動作する多数のSRC14a〜14nと多数のSCC16a〜16nのそれぞれは、一定量以上の電流が流れると切断される多数の電気的ヒューズと、欠陥検出情報及び欠陥アドレス信号の入力によって多数の電気的ヒューズのうち欠陥アドレスに対応するヒューズのみを選択的に切断して欠陥アドレスをヒューズプログラミングする手段と、を含む。その詳細構成は図2に示す回路図のようなものである。これは電気的切断ヒューズを使用してウェーハテスト時でも同時に欠陥メモリセルのローリペアが可能となるように構成された回路を示す。
【0031】
図示の回路は、一端が内部ノードN1に共通に接続された多数の電気的ヒューズF1〜F4nと、ソースが接地電圧Vssに共通に接続され、多数の電気的ヒューズF1〜F4nの各他端にドレインがそれぞれ接続され、代替可能な領域のデコードされたローアドレス信号DRA1,DRA1B〜DRAi,DRAiBを各ゲートにそれぞれ入力する多数のNMOSトランジスタNMOS1〜NMOS4nと、内部電源電圧IVccと内部ノードN1との間にチャネルが接続され、プリチャージ制御信号PPREの“ロウ”活性化に応じて内部ノードN1を内部電源電圧IVccでプリチャージする第1PMOSトランジスタPMOS1と、欠陥検出情報の入力に応じて、プリチャージされてスペアワードラインへ接続された内部ノードN1にプログラム電圧を供給するプログラム電圧供給部と、から構成される。
【0032】
プログラム電圧供給部は、試験装置12から出力されるリペアエネーブル信号RE、エラーパルス信号ERR、多数のスペアローのうち1つのみがリペアされるように指定するスペアロー選択信号SROWi、検出された欠陥メモリセルをスペアロー回路で代替するかどうかを知らせるスペアローモード選択信号PRSELからなる欠陥検出情報を論理演算し、これに応じてスペアローシフトクロックPRSiを活性化するNANDゲート28と、外部電源電圧EVccと内部ノードN1との間に接続され、スペアローシフトクロックPRSiに応じて内部ノードN1へ外部電源電圧EVccつまりプログラム電圧を供給する第2PMOSトランジスタPMOS2と、で構成されている。
【0033】
このように構成されたスペアロー回路(或いはスペアローデコーダ)は、欠陥メモリセルの欠陥アドレスプログラミングのために一定量以上の電流が流れると切断される電気的ヒューズと、この電気的ヒューズを切断する回路とが追加される特徴的な構成をもつ。多数の電気的ヒューズF1〜F4nは電気的に切断されるものであって、これは図3のような構成をもつ。
【0034】
図3に示すのは電気的切断ヒューズの一例であり、これは、2つの金属端子M間に瓶の首状のビットラインポリBLP(ポリシリコン)を接続した構成をもつ。瓶の首状としたビットラインポリBLPの抵抗容量によって切断電圧が異なってくるので、メモリセルテスト時の外部電源電圧EVccのレベルに応じて抵抗の大きさを決定しておけばよい。尚、MCはメタルコンタクトを意味する。
【0035】
次に、メモリセルの欠陥を検出するためのテストと同時に検出された欠陥メモリセルを自動的にリペアする動作過程を説明する。テスト時にリペアも行われるように、試験装置12から出力されるリペアエネーブル信号REは“ハイ”に活性化される。そして、メモリセルテストによって欠陥メモリセルが検出されると、試験装置12から出力されるエラーパルスERRが論理“ハイ”に活性化されて半導体メモリ10内の各ブロックへ供給される。この際、スペアローとスペアカラムのうちスペアローでリペアする場合、リペアモード選択器18からスペアローモード選択信号PRSELが“ハイ”に活性化出力され、リペアを行うように指定されたスペアロー選択器20からのスペアロー選択信号SROWiが“ハイ”となる。
【0036】
このような動作によって欠陥検出情報の全ての信号RE,ERR,SROWi,PRSELが論理“ハイ”になると、外部電源電圧EVccによって動作するNANDゲート28は、論理“ロウ”のローリペアシフトクロックPRSiとして用いられる信号を第2PMOSトランジスタPMOS2のゲートへ供給する。つまり、4入力NANDゲート28に入力される全ての制御信号が論理“ハイ”に活性化されると第2PMOSトランジスタPMOS2がオンし、内部ノードN1のレベルは外部電源電圧EVccのレベルへ上昇する。
【0037】
一方このとき、多数のNMOSトランジスタNMOS1〜NMOS4nのゲートに入力されるデコードされたローアドレス信号DRA1,DRA1B〜DRAi,DRAiBのうち、欠陥メモリセルに該当するアドレス信号が論理“ハイ”で入力されることにより、欠陥アドレスに対応するNMOSトランジスタのみがターンオンする。例えば、ローアドレスRA1〜RAiが全て“0”のときに選択されるメモリセルが欠陥である場合、多数のNMOSトランジスタNMOS1〜NMOS4nのうち、プリデコードにより論理“ハイ”に活性化されたデコードローアドレスDRA1B,DRA2B,…,DRAiBをゲートへ入力するNMOSトランジスタNMOS2,NMOS4,…,NMOS4nのみがターンオンする。すると、PMOSトランジスタPMOS2がオンしているので、外部電源電圧EVccから接地電圧Vssへの電流パスがターンオンしたNMOSトランジスタのチャネルを通じて形成されることになり、欠陥アドレスに対応する電気的ヒューズが自動的に切断される。尚、この場合、外部電源電圧EVccから内部電源電圧IVccへの電流パスを遮断するために、第1PMOSトランジスタPMOS1のゲートへ供給されるプリチャージ制御信号PPREの“ハイ”のレベルは外部電源電圧EVccのレベルとなるようにしておく。
【0038】
このような動作によって、メモリセルの不良有無をチェックするメモリセルテストで欠陥メモリセルが検出されると同時に、その欠陥アドレスに該当するヒューズが自動的に切断されて欠陥アドレスがプログラムされる。欠陥アドレスに対応するヒューズが自動的にプログラムされて半導体メモリ10がアクティブ動作するときになると、試験装置12が分離されてインタフェースラインのリペアエネーブル信号REが“ロウ”入力される。従って、NANDゲート28の出力が“ハイ”に非活性化され、第2PMOSトランジスタPMOS2はターンオフする。そして、スペアロー回路(スペアローデコーダ)の動作によりスペアワードラインが選択されることになるが、その過程は次のようになる。
【0039】
メモリ装置10がプリチャージモードへ移行すると、内部ノードN1は第1PMOSトランジスタPMOS1のオンにより内部電源電圧IVccのレベルにプリチャージされる。この状態で、リペアされた欠陥アドレス信号とは違うアドレス信号、即ちノーマルセルのビットを指定するためのアドレス信号が入力されると、並列接続された多数のNMOSトランジスタNMOS1〜NMOS4nのうちの切断されていないヒューズに接続されたNMOSトランジスタがターンオンすることにより、内部ノードN1が“ロウ”とされ、スペアワードラインドライバ(図示せず)をエネーブルさせるロー冗長エネーブル信号PRREが“ロウ”になる。従って、スペアワードラインドライバはエネーブルされず、スペアワードラインが選択されることはない。
【0040】
一方、多数のヒューズF1〜F4nのうちの切断されたヒューズに対応する欠陥アドレス信号が入力されると、該入力アドレスに対応するヒューズが全て切断された状態にあるので、内部ノードN1は第1PMOSトランジスタPMOS1によってプリチャージされた“ハイ”状態を維持する。これによってロー冗長エネーブル信号PRREが“ハイ”になり、ノーマルメモリセルアレイの欠陥メモリセルをもつノーマルワードラインがディスエーブルされると共にこれに対応したスペアワードラインがエネーブルされる。
【0041】
図2のように構成されたスペアロー回路14が図1のように多数ある場合、欠陥メモリセルの検出時に多数のスペアロー回路の中から1つが選択されて当該スペアロー回路内のヒューズが切断されることにより、欠陥アドレスに対応したヒューズプログラミングが実施さる。そして、試験装置12から出力されるエラーパルスERRの“ハイ”に応じて、欠陥メモリセルに該当するプリデコードされたローアドレスをゲートに入力するNMOSトランジスタのドレインに接続されたヒューズが切断された後、その次のメモリセルの動作をテストする前に他のスペアロー回路が選択される。このとき、一度選択されてリペアに用いられたスペアロー回路はテストが完了するまで再選択されないようになっている。このようなスペアロー回路の選択は、図1に示したスペアロー選択器20の動作によって実行されるが、その構成を図4に示す。即ち図4はスペアロー選択器の詳細図であり、これは多数のスペアローデコーダのうちの1つを選択するための回路である。
【0042】
図4に示すのは、多数のフリップフロップ34〜38nを縦列接続して構成したNステージのシフトレジスタによって、N個のスペアロー回路を選択するためのN個のスペアロー選択信号SROWiを発生する構成例である。シフトレジスタを構成する多数のフリップフロップ34〜38nの各出力ノードから発生するスペアロー選択信号SROWiは、試験装置12のテスト進行につれて1つずつ順に“ハイ”活性化される。そして、“ハイ”に活性化されたスペアロー選択信号SROWiを受けたスペアロー回路が欠陥アドレスをヒューズプログラミングしてスペアローリペアの動作を行う。図5には、この回路の動作を説明するための動作タイミング図を示してある。
【0043】
試験装置12から出力されるリペアエネーブル信号REが図5のように“ハイ”に活性化されると、リセットパルス発生器RPG、フラグパルス発生器FPG、及びローラッチパルス発生器RLPGへそれぞれ供給される。
【0044】
リセットパルス発生器RPGは、リペアエネーブル信号REの“ハイ”に応答して図5のような“ハイ”状態のリセットパルスSRPを発生し、多数のNMOSトランジスタNMOS5〜NMOS7nのゲートに供給する。これらNMOSトランジスタNMOS5〜NMOS7nの各ソースは接地電圧Vssへつながれており、各ドレインはそれぞれ多数のフリップフロップ34〜38nの出力端子と図1に示した多数のスペアロー回路14a〜14nの入力端子との間を接続するラインに接続されている。従って、リセットパルス発生器RPGからリセットパルスSRPが発生するとNMOSトランジスタNMOS5〜NMOS7nがターンオンすることにより、全てのフリップフロップ34〜38nの出力が“ロウ”にリセットされる。即ち、全てのスペアロー選択信号SROWiが“ロウ”になっていずれのスペアロー回路も選択されていない状態になる。
【0045】
フラグパルス発生器FPGは、リペアエネーブル信号REの“ハイ”に応答して図5のような“ハイ”状態のフラグパルスSFPを発生する。このフラグパルスSFPはシフトレジスタの最初のフリップフロップ34の遅延端子Dに供給される“ハイ”情報であり、ローリペアシフトクロックPRS(図4及び図6)の発生ごとに次段へ1ずつシフトされ、多数のスペアロー選択信号SROWiのうちの1つの状態を論理“ハイ”に活性化する情報として用いられる。
【0046】
ローラッチパルス発生器RLPGは、リペアエネーブル信号REの“ハイ”に応答して図5のような周期を有する“ハイ”状態のローラッチパルスRLPを発生する。
【0047】
これら3つのパルスはリペアエネーブル信号REの立ち上がりエッジを基にして発生されるが、各パルスの遅延及び幅は後述する図7〜図10でより詳しく説明する。
【0048】
ローラッチパルス発生器RLPGから図5のように発生するローラッチパルスRLPは、NORゲート30の一入力として提供される。このNORゲート30の他の入力はローリペアシフトクロックPRSで、出力はインバータ32を介してシフトレジスタの最初のフリップフロップ34のクロック端子CLKへ印加される。従って、試験装置12からリペアエネーブル信号REが“ハイ”活性化出力されると、まず最初に、一番目のフリップフロップ34が図5のように発生するフラグパルスSFPをローラッチパルスRLPに従ってラッチすることにより、スペアロー選択信号SROW1が“ハイ”に活性化される。
【0049】
スペアロー選択信号SROW1によって図2のスペアロー回路14aが動作してリペアを行うことになるとローリペアシフトクロックPRS1が発生し、このローリペアシフトクロックPRS1は“ロウ”アクティブなので、これに応じてローリペアシフトクロックPRSが遷移する(図6参照)ことにより、フリップフロップ34が出力しているフラグパルスSFPは次段のフリップフロップ36へシフトされる。このようなシフト動作がローリペアシフトクロックPRSiの活性化ごとに次段へ進んでいく。つまり、多数のスペアロー選択信号SROW1〜SROWnは、スペアローリペアが行われたことを知らせるローリペアシフトクロックPRSがシフトレジスタのクロックとして入力され、これに応じてフラグパルスSFPがシフトされていくことにより、順次発生する。そして、スペアロー選択信号SROWiのシフトが進んで最終のフリップフロップ38nの出力が“ハイ”に変化すると、該フリップフロップ38nの出力端子に接続されたラッチ回路がそれをラッチし、ローリペア失敗信号PRRFを“ハイ”状態で発生する。
【0050】
このローリペア失敗信号PRRFを発生するラッチ回路は、転送ゲートとインバータを用いて構成される。フリップフロップ38nと“ロウ”の初期状態とされる内部ノードN2との間に転送ゲートTGが接続され、該転送ゲートTGのPMOSトランジスタのゲートを内部ノードN2で制御すると共に転送ゲートTGのNMOSトランジスタのゲートを内部ノードN2に接続したインバータ32aにより制御している。従って転送ゲートTGは、内部ノードN2が初期状態にあればフリップフロップ38nの出力を内部ノードN2へ転送することができる。内部ノードN2には対向並列接続の2つのインバータからなるラッチ39が接続されており、そしてラッチ39の出力ノードN3にインバー32cが接続されている。
【0051】
このような構成をもつラッチ回路は、最終フリップフロップ38nの出力が“ハイ”になるとこれを受けてローリペア失敗信号PRRFを“ハイ”出力するので、これにより全てのスペアロー回路14a〜14nが選択されてリペアに使用されたことを知ることができる。即ち、ローリペア失敗信号PRRFが“ハイ”出力されると、それ以上ローリペアができないことを意味する。そして、ローリペア失敗信号PRRFが一旦“ハイ”出力されると、内部ノードN2の論理“ハイ”により転送ゲートTGが閉じるので、ラッチ39によりその状態が維持されることになる。またこのとき、全てのスペアロー選択信号SROWiが論理“ロウ”になって更なるスペアローリペアは無くなる。
【0052】
図4のようなスペアロー選択器20の構成によって、多数の欠陥メモリセルのロー性欠陥のために設けられた多数のスペアロー回路14a〜14nを順次選択し、欠陥アドレスを自動的にプログラムしてリペアできることが分かる。
【0053】
図6の回路はローリペアシフトクロックRPSを発生する回路で、多数のスペアロー回路14a〜14nからそれぞれ発生するローリペアシフトクロックPRSi(PRS1,PRS2,…,PRSn)をNAND演算するNANDゲート40と、このNANDゲート40の出力を遅延する遅延器42と、から構成されている。これにより、いずれかのスペアロー回路内のNANDゲート28の出力が論理“ロウ”になると、図4のシフトレジスタのシフトクロックを供給可能であることが分かる。
【0054】
図7は、リセットパルス発生器RPGの回路図である。このリセットパルス発生器RPGは、リペアエネーブル信号REの“ハイ”遷移を遅延する遅延器44と、遅延器44の出力及びリペアエネーブル信号REを論理演算するNANDゲート46と、NANDゲート46に直列接続されたインバータ48と、から構成される。この回路に対し図5のように“ハイ”に活性化されるリペアエネーブル信号REが入力されると、NANDゲート46は遅延器44の遅延時間TD1だけ“ロウ”の信号をインバータ48へ供給する。その後リペアエネーブル信号REの“ハイ”活性化状態が時間TD1以上持続するとNANDゲート46は“ハイ”の信号を出力し、これにより図5のようなリセットパルスSRPが発生する。このようなリセットパルスSRPの周期TD1は、NMOSトランジスタNMOS5〜NMOS7nが充分にオンするように設定ていおく。
【0055】
図8は、フラグパルス発生器FPGの回路図である。このフラグパルス発生器FPGは、リペアエネーブル信号REを遅延するための直列接続された2つの遅延器50,52と、遅延器50の出力及び遅延器52の出力を論理演算してフラグパルスSFPを発生するNANDゲート54及びインバータ56と、から構成されている。このフラグパルス発生器FPGに対し図5及び図9のように“ハイ”に活性化されるリペアエネーブル信号REが入力されると、遅延器50に設定された遅延時間TD2及び遅延器52に設定された遅延時間TD3に従って、NANDゲート54は遅延器52の遅延時間に対応する周期だけ論理“ロウ”の信号を発生する。このNANDゲート54の出力がインバータ56によって反転されることにより、図5及び図9のように時間TD3だけ“ハイ”状態を有するフラグパルスSFPが発生され、これがシフトレジスタによってシフトされて多数のスペアロー回路のうち1つを選択する信号として用いられる。遅延器50の遅延時間TD2は、図7に示した遅延器44の遅延時間TD1よりも長く設定され、必ずリセットパルスSRPが発生してから充分な時間を保った後にフラグパルスSFPが発生するようになっている。
【0056】
図10は、ラッチパルス発生器RLPGの回路図で、その全体的構成は図8のフラグパルス発生回路FPGの構成と同様になっている。但し、遅延器58に設定された遅延時間TD4は図8の遅延器50の遅延時間より長く設定され、必ずフラグパルスSFPが発生してから充分な時間を保った後にローラッチパルスRLPやカラムラッチパルスCLPが発生するようになっている。
【0057】
図7、図8、図10に示された各パルス発生器はリペアエネーブル信号REの活性化に応答して動作するものであって、これら同様の構成の回路が後述の図15に示す回路でも用いられる。
【0058】
図11に示すのは、スペアカラム回路、SCC16a〜SCC16nの回路図であり、これは電気的切断ヒューズを使用してウェーハテストでも同時に欠陥メモリセルのカラムリペアが可能となるように構成された回路である。図示のように、多数のカラムヒューズ回路(Column fuse circuit:CAF)88〜92nが備えられている。各CAF88〜92nは電気的に切断可能なカラムアドレスプログラム用のヒューズを持っており、これらCAF88〜92n内のヒューズは、カラムアドレスプログラム電圧供給部から供給されるプログラム電圧によって電気的に切断される。
【0059】
カラムアドレスプログラム電圧供給部は、試験装置12から出力されるリペアエネーブル信号RE及びエラーパルスERR、そして、多数のスペアカラム選択ラインの中からいずれかをリペア用に指定するスペアカラム選択信号SCOLi、欠陥メモリセルをスペアカラム回路に代替するかどうかを知らせるスペアカラムモード選択信号PCSELの欠陥検出情報を論理演算し、スペアカラムシフトクロックPCSiを活性化するNANDゲート66と、そのスペアカラムシフトクロックPCSiに応答してCAF88〜92nへ外部電源電圧EVccつまりプログラム電圧を供給する第3PMOSトランジスタPMOS3と、を備える。このカラムアドレスプログラム電圧供給部の動作によってCAF88〜92n内のヒューズを自動的に切断する構成を除いたその他のカラム冗長回路の部分は、米国特許第4,829,480 号に開示のものと同様である。
【0060】
図12は、CAF88〜92nの詳細回路図である。各CAF88〜92nは、一端がノードCに接続され、デコードされた1つのカラムアドレス信号CAj,CAjB(jは自然数)に対応するヒューズF5,F6と、カラムアドレス信号CAj及び相補カラムアドレス信号CAjBの各入力ノードと各ヒューズF5,F6の他端との間に接続された各転送ゲートTG2,TG3と、から構成されている。転送ゲートTG2,TG3のNMOSトランジスタのゲートは図11の内部ノードBに接続され、PMOSトランジスタのゲートはノードAに接続されている。
【0061】
図11〜図13を参照してSCC(スペアカラム回路)の動作を説明する。図13は、SCC16a〜16nの動作を説明するための動作タイミング図である。
【0062】
図13に示すように、リペアエネーブル信号RE、エラーパルスERR、スペアカラム選択信号SCOLi、及びリペアモード選択器18からのカラムモード選択信号PCSELが全て“ハイ”になると、NANDゲート66の出力は“ロウ”に活性化される。このNANDゲート66から出力される“ロウ”の信号はカラムリペアシフトクロックPCSiであって、第3PMOSトランジスタPMOS3のゲートに入力されると共にインバータ68へ入力される。これにより第3PMOSトランジスタPMOS3が、ヒューズプログラム電圧=外部電源電圧EVccをドレインに接続されたCAF88〜92nの各ノードCへ図13のように供給する。一方、インバータ68の出力“ハイ”がNMOSトランジスタ72のゲートへ供給されるので、エラーパルスERRによってリペアモード選択器18がスペアカラムノード選択信号PCSELを“ハイ”の状態に活性化した状態で欠陥検出情報があれば、NMOSトランジスタ72がターンオンすることになる。NMOSトランジスタ72がターンオンすると、該トランジスタのドレインに接続された電気的ヒューズのメインヒューズ70に外部電源電圧EVccによる高電流が流れ切断される。このメインヒューズ70も図3のような構成をもつ。メインヒューズ70が切断されると図13に示すように、内部ノードBは論理“ハイ”、内部ノードAは論理“ロウ”になり、図12のように構成されたCAF88〜92nの転送ゲートTG2,TG3がターンオンする。
【0063】
この状態で欠陥メモリセル該当のデコードされたカラムアドレス信号CA1,CA1B,…, CAj,CAjBが入力されると、図12のように構成されたCAF88〜92n内のヒューズF5,F6のうち欠陥カラムアドレスに対応するヒューズが切断される。例えば、カラムアドレス信号CA1,CA2,…, CAjが欠陥アドレスである場合には、CAF88〜92n内のヒューズF6が切断される。即ち、この場合の欠陥カラムアドレスの相補アドレス信号CA1B,CA2B,…, CAjBは論理“ロウ”のレベルで入力されるので、ノードCの外部電源電圧EVccによる高電流がヒューズF6及び転送ゲートTG3を介して“ロウ”レベルのカラムアドレス信号側へ流れるためである。このようにして、メモリセルの不良有無をチェックするメモリセルテストと同時に欠陥メモリセルのカラムアドレスが検出されると、その欠陥カラムアドレスに該当するヒューズが自動的に切断されて欠陥アドレスがプログラムされる。
【0064】
この場合、テスト時にカラムアドレス信号CA1,CA1B,…, CAj,CAjBの“ハイ”レベルが内部電源電圧IVccのレベルであれば、内部ノードCへ供給される外部電源電圧EVccとの電圧差による電流が当該“ハイ”レベルのデコードカラムアドレス信号CA1,CA1B,…,CAj,CAjBが入力されるアドレスターミナル側へ流れることになる。従って、テスト時及びリペアモードの場合、カラムアドレス信号CA1,CA1B,…,CAj,CAjBの“ハイ”を外部供給電圧EVccのレベルとしなければならない。これは、図14に示すリペアカラムアドレス発生器によって実行される。この回路はスペアカラム回路に含めるようにしておいてよい。
【0065】
図14を参照すると、カラムアドレスバッファから2つのパス(信号経路)が形成されていることが分かる。ノーマルアクティブ動作時つまりリペアエネーブル信号REが“ロウ”である場合は、カラムアドレスバッファから出力されるカラムアドレス信号CAj(又はCAjB)は転送ゲートTG4を介してCAF88〜92n内の転送ゲートTG2,TG3へ供給される。一方、リペアエネーブル信号REが“ハイ”で供給されるリペアモード時には、カラムアドレスバッファの出力はレベルシフタ98によって内部電源電圧IVccのレベルから外部供給電圧EVccのレベルに変換され、転送ゲートTG5へ入力される。転送ゲートTG5は、試験装置12から図13のように出力されるエラーパルスERRに応じてインバータ104,106からなるラッチへ転送を行う。このようにエラーパルスERRによってカラムアドレス信号CAj,CAjBをラッチ回路へ伝送する理由は、無効アドレス(Invalid address) が入力されるのを防止するためである。ラッチ104,106に入ったカラムアドレスは反転ラッチされ、その反転したカラムアドレス信号CAj(又はCAjB)が転送ゲートTG6へ入力される。転送ゲートTG6は、リペアエネーブル信号REの“ハイ”に従って転送を行いCAF88〜92nへカラムアドレス信号を供給する。尚、各インバータは外部電源電圧EVccを動作電源とする。
【0066】
従って、図12及び図14に示す回路構成によって図11のSCC16a〜16nは、試験装置12からエラーパルスERRが図13のように発生するときに、欠陥メモリセルに該当のカラムアドレス信号CAj,CAjBに従って対応するヒューズを切断し、欠陥メモリセルのカラムアドレスをヒューズプログラミングする。
【0067】
上記動作によって欠陥メモリセルのカラムアドレスがプログラミングされた状態でチップがアクティブ動作する際には、リペアエネーブル信号REが“ロウ”なので、NANDゲート66は“ハイ”を出力して第3PMOSトランジスタPMOS3をターンオフとし、インバータ68の出力が“ロウ”になるのでNMOSトランジスタ72はターンオフとなる。このとき、メインヒューズ70が切断されていなければ、即ちカラムリペアを行わないSCCの場合、NMOSトランジスタ72のドレインノードがメインヒューズ70によって“ハイ”を維持するので、ノードAとノードBはそれぞれ“ハイ”と“ロウ”のレベルとなる。従って、NANDゲート94にドレインの接続されたプルダウントランジスタPDNがターンオンし、NANDゲート94は“ハイ”、インバータ96は論理“ロウ”をそれぞれ出力することになり、そのスペアカラム冗長エネーブル信号PCREの“ロウ”に従いスペアカラム選択ラインを活性化する信号が“ロウ”状態に維持されてスペアカラムはエネーブルされない。
【0068】
一方、メインヒューズ70が切断され、CAF88〜92nのアドレスプログラミングヒューズF5,F6が欠陥カラムアドレスに対応して切断されている場合、NMOSトランジスタ72のドレインノードのレベルは“ロウ”状態に遷移する。このときにNMOSトランジスタ72のドレインノードのレベルが“ロウ”に遷移するのは、デコードされたローアドレスDRAi,DRAjの情報によって活性化されるリセット信号RESETが論理“ハイ”になるためである。従って、内部ノードBは論理“ハイ”、内部ノードAは論理“ロウ”になってカラムアドレス信号CAj,CAjBがNANDゲート94の入力として伝達される。これにより、ヒューズ切断でコーディングされたカラムアドレスと入力カラムアドレス信号とが一致する場合にはNANDゲート94の全入力が論理“ロウ”になり、スペアカラム冗長エネーブル信号PCREの論理“ハイ”でスペアカラム選択ラインはエネーブルされ且つノーマルカラム選択ラインはディスエーブルされる。
【0069】
図11〜図14のような回路構成からなるスペアカラム回路(スペアカラムデコーダ)が図1のように多数個ある場合、欠陥メモリセルの検出時に多数のスペアカラム回路のうちの1つが選択されて当該スペアカラム回路内のヒューズが切断され、欠陥アドレスに対応するヒューズプログラミングが実施される。そして、試験装置12から出力されるエラーパルスERRが論理“ハイ”で入力されて欠陥メモリセル該当の欠陥アドレス、即ちデコードされたカラムアドレスを入力するヒューズの切断が完了した後、次のメモリセルの不良有無のテストを始める前には他のスペアカラム回路が選択されなければならない。また、一度選択されてリペアに用いられたスペアカラム回路は、テストが完了するまで再選択されてはならない。このようなスペアカラム回路の選択制御は、図1に示したスペアカラム選択器22の動作によって実行され、その構成を図15に示す。即ち、図15はスペアカラム選択器22の回路図であり、これは多数のスペアカラムデコーダのうち1つを選択するための回路である。
【0070】
この図15に示すスペアカラム選択器の構成及びその動作は図4に示したスペアロー選択器とほぼ同じであるが、図4との混同を避けるためにその参照符号だけは変えて表記してある。例えば図15中のカラムラッチパルス発生器CLPGは図10同様の構成を有し、リペアカラムシフトクロックPCSは図4中のローリペアシフトクロックPRSと同様の機能をもつもので、図11のNANDゲート66から出力されるリペアカラムシフトクロックPCSiをの図16のような構成によって論理演算して発生するものである。
【0071】
その動作は、図4の回路の動作説明と図17の動作タイミング図を参照することにより容易に理解することができる。即ち、まずリセットパルスSRPの発生によってスペアカラム選択信号SCOLiを全て“ロウ”状態にリセットする。そして、“ハイ”のフラグパルスSFPがカラムラッチパルス信号CLPに従い入力されてスペアカラム選択信号SCOL1が活性化し、以後、リペアカラムシフトクロックPCSによってシフトが行われることでスペアカラム選択信号SCOLiが1つずつ順次活性化されていく。最終のスペアカラム選択信号SCOLnが論理“ハイ”になると、図示を省略した図4同様のラッチ回路によってカラムリペア失敗信号PCRFが活性化され、図1のNANDゲート24へ供給される。
【0072】
図1に示したNANDゲート24は、カラムリペア失敗信号PCRFとローリペア失敗信号PRRFの両者が論理“ハイ”になるまでにセルアレイの全てのビットに対するテストが完了しなければ、これ以上代替するスペアワードラインやスペアカラム選択ラインがないことを表すリペア失敗信号RFを試験装置12へ出力してリペア不可能を知らせる。
【0073】
上述したようにこの実施形態のセルフリペア装置は、メモリセルテスト中に特定ビットの欠陥が検出された場合、これをスペアワードラインで代替するかスペアカラム選択ラインで代替するかを即座に判断するリペアモード選択器18を備えている。このようなリペアモード選択器18は、基本的にローラインつまりワードラインを優先的にリペアするが、カラムで連続的に2つの欠陥ビットがあった場合にはスペアカラムへ代替するように動作する。その構成は図18に示すようになっている。即ち、図18はリペアモード選択器18の回路図であり、これは図1に示したリペアモード選択器の一例である。
【0074】
この回路は、ローアドレスストローブ信号RASB(=バーRAS)に同期して発生するクロックPRによって試験装置12から発生したエラーパルスERRをラッチ及びシフトしてシフトエラーパルスERRFを発生するシフトレジスタと、エラーパルスERRとシフトエラーパルスERRFとを比較して欠陥カラムアドレスの連続状態を検出する検出器と、該検出器の出力とカラムリペア失敗信号PCRF及びローリペア失敗信号PPRFとを論理演算し、スペアローモード選択信号PRSELとスペアカラムモード選択信号PCSELを選択的に発生するモード選択信号発生器と、から構成される。図18において、インバータ122、転送ゲートTG7,TG8、インバータ124,126からなるラッチ及びインバータ128,130からなるラッチの構成がシフトレジスタに相当し、NANDゲート132が検出器に相当し、NORゲート136,140及びインバータ134,138,142がモード選択信号発生器に相当する。
【0075】
図19はリペアモード選択器18の動作を説明するためのタイミング図である。図示のようにローアドレスが変化する状態で試験装置12からエラーパルスERRが発生すると、該エラーパルスERRはローアドレスストローブ信号RASBに同期したクロックPRに従いインバータ124,126からなるラッチに貯蔵される。次いで、同じカラムアドレスのメモリセルから連続的に欠陥が検出されてエラーパルスERRが連続的に発生するとき、先にインバータ124,126からなるラッチに貯蔵されたエラーパルスERRは、転送ゲートTG8を介してインバータ128,130からなる次のラッチにシフトされ、シフトエラーパルスERRFとして貯蔵されている。従って、エラーパルスERR及びシフトエラーパルスERRFを入力するNANDゲート132の出力は論理“ロウ”になり、これに従ってインバータ142から出力されるスペアカラムモード選択信号PCSELが論理“ハイ”に活性化される。即ち、連続してカラム方向に2以上のビット欠陥がある場合にはスペアカラム選択ラインによって代替し、カラム方向に連続した2以上のビット欠陥でなければスペアワードラインによって代替するようにしている。本実施形態の回路の場合、カラム方向にテストを行うようにすることで、リペア時モードのテストパターンをマーチパターン(March Pattern) にする。
【0076】
このように構成されたリペアモード選択器18は、ローメモリセルの欠陥を優先的にリペアするが、スペアワードラインが全て用いられると、即ちローリペア失敗信号PRRFが論理“ハイ”になると、選択対象のスペアロー回路の無い満杯状態を示すので、スペアカラムモード選択信号PCSELを“ハイ”としてカラムリペア動作を実行すべくスペアカラム選択ラインによるリペアを行う。但し、カラムで連続欠陥があった場合には、スペアローモード選択信号PRSELが論理“ハイ”でも論理“ロウ”でもカラムリペアを行う。また、スペアカラムデコーダが全て用いられた場合、即ちカラムリペア失敗信号PCRFが“ハイ”の場合であっても、スペアローモード選択信号PRSELが“ロウ”を維持していれば、欠陥がカラムによるものであってもローによって引き続きリペアを実施する。このように、メモリテストによって検出された欠陥メモリセルのロー或いはカラム状態に従ってリペアローモード、リペアカラムモードが自動的に実行される。
【0077】
【発明の効果】
本発明によれば、パッケージング後のバーンインテストで検出されるメモリセルのビット性欠陥に適応してスペアロー回路、スペアカラム回路内のヒューズを電気的に自動プログラムし、スペアメモリセルのスペアロー或いはスペアカラムで即時リペアすることが可能になる。従って、冗長を迅速に行えるうえに歩留りの向上を図ることができ、更に、スペアロー或いはスペアカラムによるリペアモードを自動的に最適選択し、冗長効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体メモリのセルフリペア装置のブロック図。
【図2】図1に示すスペアロー回路(SRC)14の回路図。
【図3】電気的切断ヒューズの構造例を示す平面図。
【図4】図1に示すスペアロー選択器20の回路図。
【図5】図4の回路の動作タイミングを説明する信号波形図。
【図6】図4に示すローリペアシフトクロックPRSを発生する回路の回路図。
【図7】 図4に示すリセットパルス発生器RPGの回路図。
【図8】図4に示すフラグパルス発生器FPGの回路図。
【図9】図8の回路の動作タイミングを説明する信号波形図。
【図10】図4に示すローラッチパルス発生器RLPGの回路図。
【図11】図1に示すスペアカラム回路(SCC)16の回路図。
【図12】図11に示すカラムアドレスヒューズ回路(CAF)の回路図。
【図13】 図11の回路の動作タイミングを説明する信号波形図。
【図14】リペアカラムアドレス発生器の回路図。
【図15】図1に示すスペアカラム選択器22の回路。
【図16】図15に示すカラムリペアシフトクロックPCSを発生する回路の回路図。
【図17】図15の回路の動作タイミングを説明する信号波形図。
【図18】 図1に示すリペアモード選択器18の回路図。
【図19】図18に示す回路の動作タイミングを説明する信号波形図。
【符号の説明】
12 試験装置
14 スペアロー回路(SRC)
16 スペアカラム回路(SCC)
18 リペアモード選択器
20 スペアロー選択器
22 スペアカラム選択器
PRSEL スペアローモード選択信号
PCSEL スペアカラムモード選択信号
PRRF ローリペア失敗信号(リペア不能アラーム)
PCRF カラムリペア失敗信号(リペア不能アラーム)
PRSi ローリペアシフトクロック(リペア制御パルス)
PCSi カラムリペアシフトクロック(リペア制御パルス)
SROW スペアロー選択信号(スペア選択信号)
SCOL スペアカラム選択信号(スペア選択信号)
RF リペア失敗信号(リペア不能アラーム)
RE リペアエネーブル信号
ERR エラーパルス

Claims (14)

  1. 多数のノーマルメモリセルと多数のスペアメモリセルを備える半導体メモリのセルフリペア装置において、
    ノーマルメモリセルのアドレス信号を順次供給して欠陥メモリセルを検出し、これに応じた欠陥検出情報及び欠陥アドレス信号を発生する欠陥メモリセル検出手段と、
    電気的切断可能な多数のヒューズを含み、前記欠陥検出情報の入力と前記欠陥アドレス信号の入力に応答して前記多数のヒューズのうち欠陥メモリセルのアドレスに対応したヒューズを切断して欠陥アドレスを自動的にプログラムするプログラム手段と、を備え、
    前記プログラム手段は、
    所定のレベルにプリチャージされる第1ノードと、
    該第1ノードに一端が接続された電気的切断可能な多数のヒューズと、
    プログラム電圧と前記第1ノードとの間に設けられ、前記欠陥検出情報の入力に応答して前記第1ノードへプログラム電圧を供給するプログラム電圧供給手段と、
    前記多数のヒューズの他端とプログラム電圧より低い電源電圧との間に設けられ、前記欠陥アドレス信号の入力に応答して欠陥アドレスに対応する前記ヒューズを切断する多数のプログラム電流パス手段と、
    を含むことを特徴とするセルフリペア装置。
  2. 前記多数のヒューズは、瓶の首状のポリシリコンで形成されて高電流が流れることにより切断される電気的ヒューズである請求項記載のセルフリペア装置。
  3. 多数のノーマルメモリセルと多数のスペアメモリセルを備える半導体メモリのセルフリペア装置において、
    ノーマルメモリセルのアドレス信号を順次供給して欠陥メモリセルを検出し、これに応じた欠陥検出情報及び欠陥アドレス信号を発生する欠陥メモリセル検出手段と、
    電気的切断可能な多数のヒューズを含み、前記欠陥検出情報の入力と前記欠陥アドレス信号の入力に応答して前記多数のヒューズのうち欠陥メモリセルのアドレスに対応したヒューズを切断して欠陥アドレスを自動的にプログラムし、前記欠陥検出情報の抑止後にプログラムした欠陥アドレスが入力されるときに多数のスペアメモリセルのうちその欠陥アドレスに対応したスペアメモリセルに接続されたスペアラインを選択するスペアデコーディング手段と、を備え、
    前記スペアデコーディング手段は、
    所定のレベルにプリチャージされる第1ノードと、
    該第1ノードに一端が接続された電気的切断可能な多数のヒューズと、
    プログラム電圧と前記第1ノードとの間に設けられ、前記欠陥検出情報の入力に応答して前記第1ノードへプログラム電圧を供給するプログラム電圧供給手段と、
    前記多数のヒューズの他端とプログラム電圧より低い電源電圧との間に設けられ、
    前記欠陥アドレス信号の入力に応答して欠陥アドレスに対応する前記ヒューズを切断する多数のプログラム電流パス手段と、
    を含み、
    ノーマルメモリセルテストと共に欠陥メモリセルのリペア動作を実行することを特徴とするセルフリペア装置。
  4. 前記多数のヒューズは、瓶の首状のポリシリコンで形成されて高電流が流れることにより切断される電気的ヒューズである請求項記載のセルフリペア装置。
  5. 多数のノーマルメモリセルと多数のスペアメモリセルを備える半導体メモリのセルフリペア装置において、
    ノーマルメモリセルのアドレス信号を順次供給して欠陥メモリセルを検出し、これに応じた欠陥検出情報を発生する欠陥メモリセル検出手段と、
    前記欠陥検出情報とスペア選択信号に応答してリペア制御パルスを発生し、該リペア制御パルスに従い電気的切断可能な多数のヒューズのうち欠陥メモリセルのアドレスに対応したヒューズを切断して欠陥アドレスを自動的にヒューズプログラミングする多数のスペアデコーディング手段と、
    前記欠陥検出情報に応答して前記多数のスペアデコーディング手段のうちの1つを選択する前記スペア選択信号を発生し、そして前記多数のスペアデコーディング手段からそれぞれ出力される前記リペア制御パルスの活性化に応答して前記スペア選択信号をシフトさせ順次活性化する選択手段と、を備え、
    各スペアデコーディング手段は、
    所定のレベルにプリチャージされる第1ノードと、
    該第1ノードに一端が接続された多数の電気的切断可能なヒューズと、
    前記欠陥検出情報及びスペア選択信号に応じてリペア制御パルスを発生するパルス発生手段と、
    プログラム電圧と前記第1ノードとの間に設けられ、前記リペア制御パルスに応答して前記第1ノードへプログラム電圧を供給するプログラム電圧供給手段と、
    前記多数のヒューズの他端とプログラム電圧より低い電源電圧との間に設けられ、欠陥アドレス信号の入力に応じて欠陥アドレスに対応する前記ヒューズを切断する多数のプログラム電流パス手段と、
    を含むことを特徴とするセルフリペア装置。
  6. 前記多数のヒューズは、瓶の首状のポリシリコンで形成されて高電流が流れることにより切断される電気的ヒューズである請求項記載のセルフリペア装置。
  7. 各スペアデコーディング手段の第1ノードは、スペアメモリセルを活性化するスペアメモリセル選択ラインに接続される請求項記載のセルフリペア装置。
  8. 前記選択手段は、
    各出力端子が前記多数のスペアデコーディング手段の各スペア選択信号入力端子に接続され、入力されるフラグパルスをラッチパルス及びリペア制御パルスの入力に応答してシフトするシフトレジスタと、
    前記欠陥検出情報に応答して前記フラグパルス及びラッチパルスを発生するパルス発生手段と、
    を含む請求項記載のセルフリペア装置。
  9. 前記シフトレジスタの最終出力端子から出力されるスペア選択信号の活性化時に応答してリペア不能アラーム信号を発生するアラーム信号発生手段を更に備える請求項記載のセルフリペア装置。
  10. 前記欠陥検出情報に応答して前記シフトレジスタの全出力をリセットするリセットパルス発生手段を更に備える請求項又は請求項記載のセルフリペア装置。
  11. 多数のノーマルメモリセルと多数のスペアメモリセルを備える半導体メモリのセルフリペア装置において、
    ノーマルメモリセルのアドレス信号を順次供給して欠陥メモリセルを検出し、これに応じた欠陥検出情報及び欠陥アドレス信号を発生する欠陥メモリセル検出手段と、
    前記欠陥検出情報が連続して発生される場合に応答してスペアローモード選択信号の出力からスペアカラムモード選択信号の出力に変更するリペアモード選択手段と、
    前記欠陥検出情報、前記スペアローモード選択信号、及びスペアロー選択信号に応答してリペアロー制御パルスを発生し、該リペアロー制御パルスに従い電気的切断可能な多数のヒューズのうち欠陥メモリセルのアドレスに対応したヒューズを切断して欠陥アドレスを自動的にプログラムし、前記欠陥検出情報の抑止後にプログラムした欠陥アドレスが入力されるときにこれに対応したスペアワードラインを選択する多数のスペアローデコーダと、
    前記欠陥検出情報、前記スペアカラムモード選択信号、及びスペアカラム選択信号に応答してリペアカラム制御パルスを発生し、該リペアカラム制御パルスに従い電気的切断可能な多数のヒューズのうち欠陥メモリセルのアドレスに対応したヒューズを切断して欠陥アドレスを自動的にプログラムし、前記欠陥検出情報の抑止後にプログラムした欠陥アドレスが入力されるときにこれに対応したスペアカラム選択ラインを選択する多数のスペアカラムデコーダと、
    前記欠陥検出情報に応答して前記多数のスペアローデコーダのいずれかを選択する前記スペアロー選択信号を発生し、前記多数のスペアローデコーダからそれぞれ出力される前記リペアロー制御パルスの活性化に応答して前記スペアロー選択信号をシフトさせ順次活性化するスペアローデコーダ選択手段と、
    前記欠陥検出情報に応答して前記多数のスペアカラムデコーダのいずれかを選択する前記スペアカラム選択信号を発生し、前記多数のスペアカラムデコーダからそれぞれ出力される前記リペアカラム制御パルスの活性化に応答して前記スペアカラム選択信号をシフトさせ順次活性化するスペアカラムデコーダ選択手段と、
    を備えることを特徴とするセルフリペア装置。
  12. 前記リペアモード選択手段は、
    ローアドレスストローブ信号に同期して発生される制御クロックに従って発生した欠陥検出情報をラッチ及びシフトし、シフトエラーパルスを発生するシフトレジスタと、
    ローアドレスストローブ信号に同期して発生される制御クロックに従って発生した欠陥検出情報と前記シフトエラーパルスとを比較して連続した欠陥カラムアドレスを検出する検出手段と、
    該検出手段の出力と前記スペアローデコーダ選択手段及びスペアカラムデコーダ選択手段の各最終出力とを論理演算してスペアローモード選択信号とスペアカラムモード選択信号を選択的に発生するモード選択信号発生手段と、
    を含む請求項11記載のセルフリペア装置。
  13. 各スペアローデコーダは、
    所定のレベルにプリチャージされる第1ノードと、
    該第1ノードに一端が接続された電気的切断可能な多数のヒューズと、
    欠陥検出情報とスペアロー選択信号及びスペアローモード選択信号に応答してリペアロー制御パルスを発生するパルス発生手段と、
    プログラム電圧と前記第1ノードとの間に設けられ、前記リペアロー制御パルスに応答して前記第1ノードへプログラム電圧を供給するプログラム電圧供給手段と、
    前記多数のヒューズの他端とプログラム電圧より低い電源電圧との間に設けられ、欠陥アドレス信号の入力に応じて欠陥アドレスに対応する前記ヒューズを切断するプログラム電流パス手段と、
    を含む請求項11記載のセルフリペア装置。
  14. 前記多数のヒューズは、瓶の首状のポリシリコンで形成されて高電流が流れることにより切断される電気的ヒューズである請求項12又は請求項13記載のセルフリペア装置。
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