JP3691322B2

JP3691322B2 - Color correction method

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Publication number: JP3691322B2
Application number: JP2000006963A
Authority: JP
Inventors: 浩和近藤
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1999-01-18
Filing date: 2000-01-14
Publication date: 2005-09-07
Anticipated expiration: 2020-01-14
Also published as: JP2000278547A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、輪転機等を利用するカラー印刷機により印刷本紙を用いてカラー印刷物を作成する前に、校正のためのカラー画像が校正紙上に形成されたカラー印刷プルーフ（カラー印刷校正刷りまたは校正刷りあるいは単にプルーフともいう。）をカラープリンタ等の印刷プルーファ（単にプルーファともいう。）により作成する印刷プルーフ作成システムに適用して好適な色補正方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、製品としての網点画像によるカラー画像が印刷本紙（最終製品となる正式な用紙）に形成されたカラー印刷物をカラー印刷機により作成する前段階で、色等の校正用の校正刷り（プルーフ）を画像出力装置であるカラープリンタ等の印刷用プルーファにより作成している。
【０００３】
印刷用プルーファを使用するのは、印刷機のように製版フイルムや刷版（ＰＳ版）等の作成が不要で短時間に複数回容易に校正紙（記録シート）上にカラー画像が形成されたハードコピー、すなわち校正刷り（プルーフ）を作成することができるからである。
【０００４】
校正紙上にプルーフ用のカラー画像を形成するためには、デバイス［印刷（インク、印刷機、紙等）、写真、イメージセンサ、ＣＲＴ、ＬＥＤ等］依存の画像データ、例えば、ＣＭＹＫ（シアン、マゼンタ、黄、墨）画像データを、予めメーカ等により与えられた標準的な印刷プロファイル（４次元のルックアップテーブル等）により、一旦、デバイス非依存の画像データである測色値データ、例えば、Ｌａｂ画像データやこれと数学的に相互変換可能なＸＹＺ画像データに変換した後、印刷用プルーファプロファイル（以下、単にプルーファプロファイルともいう。）、例えば、プリンタプロファイル（３次元のルックアップテーブル）によりカラープリンタ用のデバイス依存の画像データ、例えば、ＲＧＢ（赤、緑、青）画像データに変換し、このデバイス依存の画像データを用いてカラープリンタ（校正用プリンタともいう。）により校正紙上にカラー画像が形成された校正刷り（プルーフ）を作成するようにしている。
【０００５】
このようにすれば、印刷機に係る印刷物の色をカラープリンタの校正刷り（プルーフ）によりシミュレーションして実際の印刷の前工程で確認することができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、実際上、印刷機による色再現範囲と前記印刷用プルーファの色再現範囲とは異なるため、印刷用プルーファで再現できない範囲は、ガマットマッピング（色再現域のマッピング）により前記印刷プロファイルと前記プルーファプロファイルとをリンクするようにしている。
【０００７】
このようにリンクしたプロファイルを用いて、ターゲットである印刷物に色が対応するプルーフを印刷用プルーファから出力した場合に、部分的に色の一致が十分ではないとき、リンクしたプロファイルの前段でデバイス依存の画像データＣＭＹＫのそれぞれに対して階調調整（トーンカーブの調整）の微調整を行うようにしている。
【０００８】
しかしながら、この微調整作業は、色のずれに対してどこをどのようにどの程度修正すればよいのかということが明確ではないので手間（時間）がかかり、また、微調整によっても修正できない場合があるという問題がある。
【０００９】
この発明は、このような課題を考慮してなされたものであって、プルーファによるプルーフの色をターゲットである印刷物の色に簡単かつ確実により正確に一致させることを可能とする色補正方法を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
この発明は、
印刷条件に依存した入力画像データを印刷プロファイルにより測色値データに変換した後、該測色値データをプルーファプロファイルによりプルーファ条件に依存した画像データに変換し、該画像データによりプルーファからプルーフを出力して印刷色再現をシミュレーションするシステムにおける色再現精度を改善する色補正方法において、
前記印刷プロファイルの作成時に測色した印刷カラーチャートを出力するための印刷条件に依存した画像データを、前記印刷プロファイルおよび前記プルーファプロファイルを介してプルーファ条件に依存した画像データに変換するステップと、
該画像データを前記プルーファに供給し、該プルーファからプルーフカラーチャートを出力するステップと、
該プルーフカラーチャートを測色して前記プルーファでシミュレーションされる印刷色再現プロファイルを作成するステップと、
該印刷色再現プロファイルと前記印刷プロファイルとの差分を前記印刷条件に依存した入力画像データの色空間全体に対して求めるステップと、
求めた差分を使用して前記測色値データを補正するステップと
を備えることを特徴とする（請求項１記載の発明）。
【００１１】
この発明によれば、印刷プロファイルを作成するためのカラーチャートをプルーファからプルーフとして出力する。このプルーフを元の印刷プロファイルと同様に測色してプルーフ条件に依存した画像データと測色値データとの変換関係、すなわち印刷プロファイル（印刷色再現プロファイル）を求める。そして、元の印刷プロファイルと、プルーフから求めた印刷色再現プロファイルとの差分を印刷条件に依存した入力画像データの色空間全体に対して求め、求めた差分を使用して印刷プロファイルから出力される測色データを補正するようにしている。
【００１２】
このように測色データを補正することにより、各色毎のトーンカーブの調整が不要となり、簡単かつ確実にターゲットの印刷物の色にプルーフの色を一致させることができる。
【００１３】
この場合、前記求めた差分を使用して前記測色値データを補正するステップでは、求めた差分を元の印刷プロファイルに加算（符号が逆なので実際には減算となる。）したものを修正後の新たな印刷プロファイル（修正印刷プロファイル）とするようにしている。この修正した印刷プロファイルを使用することにより、記憶手段であるメモリ等を余分に使用することなく、各色毎のトーンカーブの調整等が不要となり、簡単かつ確実にターゲットの印刷物にプルーフの色を一致させることができる（請求項２記載の発明）。
【００１４】
また、前記差分に前記色空間全体での印刷条件に依存した入力画像データの値に依存した重み係数をかけたもの（重み係数をかけた差分）を前記元の印刷プロファイルに加算して修正後の印刷プロファイルとすることにより、より正確に色を一致させることができる可能性が得られる（請求項３記載の発明）。
【００１５】
なお、印刷色再現プロファイルと前記印刷プロファイルとの差分を前記印刷条件に依存した入力画像データの色空間全体に対して求めるのではなく、前記測色値データの色空間である測色値色空間全体に対して求めることで、測色値データを補正するのではなく、求めた差分を使用してプルーファ条件に依存した画像データを補正するようにすることもできる（請求項４記載の発明）。
【００１６】
この場合、求めた差分と前記印刷プロファイルから前記測色値色空間における補正測色値データを求め、該補正測色値データにより前記プルーファプロファイルを修正し、該修正したプルーファプロファイルにより前記プルーファ条件に依存した画像データを補正するようにすることで、印刷プロファイルを修正することなく、プルーファプロファイルの修正のみで、ターゲットの印刷物に一致したプルーフをプルーファから出力することができる（請求項５記載の発明）。
【００１７】
この場合においても、前記差分と前記印刷プロファイルから前記測色値色空間における補正測色値データを求め、該補正測色値データに前記測色値色空間に依存した重み係数をかけた補正測色値データにより前記プルーファプロファイルを修正し、該修正したプルーファプロファイルにより前記プルーファ条件に依存した画像データを補正するようにすることで、より正確に色を一致させることができる可能性が得られる（請求項６記載の発明）。
【００１８】
さらに、この発明では、前記プルーフカラーチャートを測色して求めた測色値データと前記印刷カラーチャートの測色値データの差分を前記印刷条件に依存した入力画像データの色空間全体に対して求め、求めた差分を使用して前記測色値データを補正するようにすることもできる（請求項７記載の発明）。
【００１９】
この発明によれば、印刷色再現プロファイルを作成する必要がない。
【００２０】
この場合においても、差分により印刷プロファイルを修正し、該修正した印刷プロファイルにより前記測色値データを補正するようにすることもできる（請求項８記載の発明）。
【００２１】
また、差分に前記色空間全体での印刷条件に依存した入力画像データの値に依存した重み係数をかけ、該重み係数をかけた差分を前記印刷プロファイルに加算して印刷プロファイルを修正し、該修正した印刷プロファイルにより前記測色値データを補正するようにすることもできる（請求項９記載の発明）。
【００２２】
さらに、前記重み係数を、前記印刷用プルーファの色再現範囲では値１とし、該色再現範囲以外の範囲では値０とすること（請求項１０記載の発明）、あるいは、前記印刷用プルーファの色再現範囲では値１とし、該色再現範囲から離れるに従い値１から値が徐々に小さくなるようにすることにより（請求項１１記載の発明）、さらにより正確に色を一致させることができる可能性が得られる。
【００２３】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【００２４】
図１は、この発明の一実施の形態が適用された印刷プルーフ作成システム１０の概略的な全体構成を示している。
【００２５】
この印刷プルーフ作成システム１０は、基本的には、イーサネット等の通信インタフェースを介して接続される電子集版装置６とカラー画像記録装置８とから構成されている。
【００２６】
電子集版装置６は、電子集版装置本体としてのワークステーション（Ｗ／Ｓ）１２を含み、このＷ／Ｓ１２には、画像入力装置として機能するカラースキャナ２とＣＭＹＫ４版の各フイルム原版を出力するフイルムプリンタ４等が接続されている。
【００２７】
一方、カラー画像記録装置８は、後述する印刷プロファイルおよびプリンタプロファイルが格納され、主に色変換手段として機能するホストコンピュータ（Ｈ／Ｃ）１４と、校正用画像出力装置（校正刷り出力装置あるいは印刷用プルーファまたは単にプルーファともいう。）として機能するプリンタ１６とから構成されている。
【００２８】
Ｗ／Ｓ１２とホストコンピュータ１４とは、それぞれ、図示していない表示装置であるディスプレイと、ＣＰＵ・メモリ（記憶手段）等を有する本体部と、入力装置であるキーボードやマウスを備えている。
【００２９】
Ｗ／Ｓ１２に接続されているカラースキャナ２は、文字や写真が挿入される範囲である罫が書き込まれた版下台紙（図示していない）上の原稿画像を読み取るとともに、他の原稿画像から絵柄、文字、図形等のカラー画像を読み取り、４色（ＣＭＹＫ）色分解後の画像データ（デバイス依存の画像データ）をＷ／Ｓ１２に送る。
【００３０】
Ｗ／Ｓ１２は、カラースキャナ２により読み込んだ版下台紙画像をディスプレイ上に表示させる。ユーザは、この版下台紙画像上に、キーボードやマウスを利用して前記画像データに基づく画像を電子的に集版し、１ページ分の電子集版画像、いわゆる面付けパターンを作成する。
【００３１】
面付けパターンを表すデータがフイルムプリンタ４に供給される。フイルムプリンタ４は、その面付けパターンデータに対応した高画質のＣＭＹＫ各版の印刷用フイルム原版を出力する。
【００３２】
通常、この印刷用フイルム原版から刷版が作成され、作成された刷版が輪転機、すなわち、印刷機７に装着されてインクが塗布される。そして、刷版に塗布されたインクが印刷本紙Ｐａに転移されて画像ＩＭが形成されたカラー印刷物Ｐｍが完成する。
【００３３】
この場合、印刷機７を利用してカラー印刷物Ｐｍを作製する作業は、きわめて大がかりな作業であり、コストも高い。このため、印刷機７による実際の印刷の前にカラー印刷物Ｐｍの仕上がりを確認することを目的として、カラー印刷用プルーファとしてのカラー画像記録装置８が用いられる。
【００３４】
そこで、Ｗ／Ｓ１２を用いて編集・集版された画像は、位置情報、色情報（濃度情報を含む）等を含む１ページ分の画像情報を記述する記述言語データ（記述言語による画像データ）であるＰＤＬ（Page Description Language ）データとしてホストコンピュータ１４に供給される。
【００３５】
ホストコンピュータ１４は、色変換処理等を行い、色変換処理等が行われた画像データがプリンタ（印刷用プルーファ本体あるいはプルーファともいう。）１６に供給される。
【００３６】
プリンタ１６は、供給された画像データに基づきハードコピーＨＣを出力する。この実施の形態において、ハードコピーＨＣは、受像シートＲＳ上に画像ＩＭが形成されたものである。
【００３７】
図２は、ホストコンピュータ１４の主機能の概略的な構成を示している。このホストコンピュータ１４は、色変換手段２０として機能する。すなわち、ホストコンピュータ１４は、Ｗ／Ｓ１２から供給されたＰＤＬデータを図示しないラスタイメージプロセッサ（ＲＩＰ）により解読してビットマップ展開し、各走査画像データであるＣＭＹＫ各画像データ（デバイス依存の画像データ）に展開する。
【００３８】
このＣＭＹＫ各画像データは、それぞれ、色変換用のＬＵＴ（ルックアップテーブル）である印刷プロファイル２６とプリンタプロファイル３６が設定される色変換手段２０に供給される。
【００３９】
色変換手段２０は、入力するデバイス依存の画像データ、この場合、印刷条件に依存した画像データである、例えば、それぞれが網％データであるＣＭＹＫ各色の画像データＩｉｎ＝Ｉｉｎ（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｋ）をデバイス依存の画像データであるプルーファ条件に依存した画像データ［この実施の形態では、プリンタ条件に依存した画像データ、例えば、ＲＧＢ各色の画像データ（以下、単に、ＲＧＢ画像データともいう。）Ｉｏｕｔ＝Ｉｏｕｔ（Ｒ，Ｇ，Ｂ）］に変換した後、プリンタ１６に出力する。
【００４０】
この場合、色変換手段２０を構成する標準的な印刷プロファイル２６は、供給されるＣＭＹＫ各色の画像データＩｉｎ（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｋ）を、デバイス非依存の画像データである測色値データとしてのＸＹＺ測色値データＩｃｖ＝Ｉｃｖ（Ｘ，Ｙ，Ｚ）に変換する。
【００４１】
もちろん、印刷プロファイル２６は、画像データＩｉｎをＸＹＺ測色値データＩｃｖに変換するのではなく、これと数学的に相互変換可能なＬａｂ測色値データＩｃｖ＝Ｉｃｖ（Ｌ，ａ，ｂ）に変換する印刷プロファイルとすることもできる。
【００４２】
印刷プロファイル２６により変換されたＸＹＺ測色値データＩｃｖが、色変換手段２０を構成するプリンタ用色変換手段としてのプリンタプロファイル３６によりデバイス非依存の画像データからデバイス依存の画像データであるＲＧＢ画像データＩｏｕｔ＝Ｉｏｕｔ（Ｒ，Ｇ，Ｂ）に変換される。
【００４３】
なお、印刷プロファイル２６の前段に、ＣＭＹＫ各色の画像データＩｉｎをＣＭＹＫ各色毎に階調変換を行う１次元変換の４個のルックアップテーブル（ＬＵＴ）を挿入してもよく、さらに、印刷プロファイル２６の後段に標準の印刷本紙ではなく、所望の印刷本紙を使用しようとするときにその紙色（地色）の差を補正するための１次元のＬＵＴを各測色値ＸＹＺ毎に挿入してもよい。
【００４４】
色変換手段２０を構成するプリンタプロファイル３６により変換されたＲＧＢ画像データＩｏｕｔが、図１に示すように、ホストコンピュータ１４からプリンタ１６に供給されることで、プリンタ１６から受像シートＲＳ上に画像ＩＭが形成されたプルーフ（校正刷り）としてのハードコピーＨＣが出力される。
【００４５】
この実施の形態において、プリンタ１６としては、例えば、ＲＧＢ画像データＩｏｕｔに対応して発光され、ＲＧＢ各画像データＩｏｕｔに応じて強度変調されたＲＧＢの各レーザ光により図示していない感光材料上を走査して潜像を露光記録し、潜像が露光記録された感光材料に水が塗布された後、受像シートＲＳと合わされ、熱現像転写して顕像を受像シートＲＳ上に形成するものが使用されている。
【００４６】
次に、色変換手段２０に設定される標準的な印刷プロファイル（以下、原印刷プロファイルあるいは元の印刷プロファイルともいう。）２６の作成方法、およびこの元の印刷プロファイル２６を修正する修正方法の手順について図３の工程図（第１の実施例）を参照して説明する。
【００４７】
元の印刷プロファイル２６を修正するためには、プリンタプロファイル３６が校正されていることが必要であるが、この校正されたプリンタプロファイル３６は、以下のように作成される。プリンタ１６に供給されるＲＧＢ画像データＩｏｕｔのＲＧＢ各色毎に、値を０値から最大値（例えば、２５５）まで所定の刻みで変化させ、図１に示すように、ＲＧＢ各色の組み合わせにかかる色パッチ４０を受像シートＲＳ上に形成してカラーチャートＣｐｆを作成する。
【００４８】
カラーチャートＣｐｆに形成された各色パッチ４０を測色計４２により測定してＸＹＺ測色値データを求め、ＲＧＢ画像データとＸＹＺ測色値データ（またはＬａｂ測色値データ）との変換テーブルを作成する。この変換テーブルを逆変換し必要に応じて補間処理をすることで、ＸＹＺ測色値データ（図２例では、測色値データＩｃｖ）をＲＧＢ画像データＩｏｕｔに変換するためのＬＵＴを求めることができる。このＬＵＴがプリンタプロファイル３６として設定される（ステップＳ１）。
【００４９】
次に、元の印刷プロファイル２６の作成方法を説明する。元の印刷プロファイル２６は、ＣＭＹＫの網％データをある刻みで変化させたときの測色値テーブルである。例えば、ＣＭＹＫの網％データで１０％刻みの測色値のテーブルを作成しようとする場合、網％値を０、１０、…、１００％と変化させたＣＭＹＫの４色について１１⁴＝１４６４１色分の測色値を求める必要がある。しかし、実際には、この中、特徴的な数百色だけのフイルムをフイルムプリンタ４により作成した後、刷版を作成し、該刷版を用い印刷機７により標準的な印刷本紙Ｐａ上に標準的なインキを使用して色パッチ４４が形成されたカラーチャートＣｐａとして印刷形成し（図１参照）、各色パッチ４４を測色計４２により測色して前記１０％刻みの測色値テーブル、すなわち標準的な元の印刷プロファイル２６［図２において、ＣＭＹＫ印刷用画像データＩｉｎ（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｋ）を測色値データＩｃｖ（Ｘ，Ｙ，Ｚ）に変換するための非線形な４次元（４次元３次元変換）のＬＵＴ］を作成する（ステップＳ２）。
【００５０】
この元の印刷プロファイル２６を用い、これに印刷用画像データＩｉｎ＝Ｉｉｎ（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｋ）を構成する各網％データＣ，Ｍ，Ｙ，Ｋを入力することにより、ＸＹＺ測色値データＩｃｖ＝Ｉｃｖ（Ｘ，Ｙ，Ｚ）に変換することができる。
【００５１】
このように元の印刷プロファイル２６は、変換精度のよいものを作成するためにきわめて大掛かりな測色を必要とする。このため、通常、メーカから、標準的な元の印刷プロファイル２６が提供される。「標準的な」とは、例えば、紙の種類としてはアート紙、コート紙、マット紙、上質紙等、またインキとしては、市場占有率の高い２〜３種類のインキ、さらに印刷機としては、同様に市場占有率の高い印刷機７を常温で用いた場合等を意味する。
【００５２】
次に、元の印刷プロファイル２６を作成するために、印刷したカラーチャートＣｐａと同様のカラーチャートＣｐａ′をプリンタ１６から出力させる（ステップＳ３）。
【００５３】
この場合、印刷したカラーチャートＣｐａを作成したときのＣＭＹＫ各網％データを、ホストコンピュータ１４により走査画像データであるＣＭＹＫ画像データ（換言すれば、元の印刷プロファイル２６の作成時に測色したカラーチャートＣｐａを出力するためのデバイス依存の画像データ）に一意に変換し、変換したＣＭＹＫ画像データを元の印刷プロファイル２６およびプリンタプロファイル３６を通じてプルーファ用デバイス依存の画像データであるＲＧＢ画像データＩｏｕｔに変換する。そして、このＲＧＢ画像データＩｏｕｔに基づきプリンタ１６から、印刷でのカラーチャートＣｐａの色パッチ４４と同一配列の色パッチ４４′が形成されたカラーチャートＣｐａ′を出力する。
【００５４】
このカラーチャートＣｐａ′を構成する色パッチ４４′を元の印刷プロファイル２６と同様に測色して測色値ＸＹＺを得る（ステップＳ４）。
【００５５】
これにより、この色パッチ４４′を有するカラーチャートＣｐａ′から、印刷用プルーファとしてのプリンタ１６のＣＭＹＫ画像データと測色値の変換関係を求め、プリンタ１６で再現される印刷色再現プロファイル２６′が求められる（ステップＳ５）。
【００５６】
次に、ＣＭＹＫ全空間（Ｃが０〜２５５、Ｍが０〜２５５、Ｙが０〜２５５、Ｋが０〜２５５の全組み合わせ）において、該ＣＭＹＫ全空間の画像データ値を入力して得られる、ターゲットとしての元の印刷プロファイル２６の出力測色値Ｔ０（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｋ）＝Ｘ０，Ｙ０，Ｚ０と、印刷色再現プロファイル２６′の出力測色値Ｔ１（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｋ）＝Ｘ１，Ｙ１，Ｚ１との差分Δ（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｋ）＝Ｔ１（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｋ）−Ｔ０（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｋ）＝（Ｘ１−Ｘ０，Ｙ１−Ｙ０，Ｚ１−Ｚ０）を求める（ステップＳ６）。
【００５７】
次に、印刷機７の色再現範囲とプリンタ１６の色再現範囲を考慮し、修正後の印刷プロファイル２６Ａとしては、前記差分Δに所定の重み（重み係数）ｗをかけたものを（ステップＳ７）、元の印刷プロファイル２６に加算（実際には符号が逆となるので減算）し、その加算結果を修正後の印刷プロファイル（修正印刷プロファイル）２６Ａとする（ステップＳ８）。
【００５８】
この場合、重みｗは、図４の模式図中、実線で示すように、例えば、プリンタ１６の色再現範囲内では値１をとり、プリンタ１６の色再現範囲外では値０をとる重みｗ１（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｋ）、あるいは、一点鎖線で示すように、プリンタ１６の色再現範囲から離れるに従い値が値１から値０まで徐々に小さくなる値をとる重みｗ２（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｋ）とすることができる。この図４において、横軸ＣＭＹＫの値が値０％は、プリンタ１６の受像シートＲＳの紙の値に対応し、横軸ＣＭＹＫの値が値１００％は、印刷機７のインキの値に対応する。
【００５９】
このように設定した重みｗ＝ｗ１，ｗ２をかけた修正後の印刷プロファイル２６Ａの出力測色値をＴ２（Ｃ，Ｍ，Ｙ，Ｋ）とおき、修正後の印刷プロファイル２６Ａの全体の出力測色値をＴｏｕｔとおいた場合、例えば、重みｗがｗ＝ｗ１での、該出力測色値Ｔｏｕｔを、次の（１）式、（２）式で求めることができる。
【００６０】
Ｔｏｕｔ＝Ｔ２＝Ｔ０−１×Δ （プリンタプロファイルの再現範囲内）…（１）
Ｔｏｕｔ＝Ｔ０（プリンタプロファイルの再現範囲外）…（２）
このように上述した実施の形態によれば、図５の模式図に示すように、印刷機７により印刷されたカラーチャートＣｐａの各色パッチ４４を測色計４２により測色して、ＣＭＹＫ画像データを測色値データに変換する出力測色値Ｔ０となるターゲットとしての元の印刷プロファイル２６を作成する。
【００６１】
次に、この元の印刷プロファイル２６と、出力ＲＧＢ値がＰ０となるプリンタプロファイル３６とを利用して、印刷されたカラーチャートＣｐａを作成したときのＣＭＹＫ画像データによりプリンタ１６からプルーフとしてのカラーチャートＣｐａ′を出力する。
【００６２】
次に、このカラーチャートＣｐａ′を測色して、プリンタ１６により印刷されたカラーチャートＣｐａが再現されたときの出力測色値がＴ１となる印刷色再現プロファイル２６′を作成する。
【００６３】
次に、印刷機７とプリンタ１６の色再現範囲を考慮して、重みｗ＝ｗ１，ｗ２を設定し、上述した（１）式、（２）式により示した出力測色値がＴｏｕｔとなる修正後の印刷プロファイル２６Ａを作成する。
【００６４】
この修正後の印刷プロファイル２６Ａとプリンタプロファイル３６とをホストコンピュータ１４の修正後の色変換手段２０Ａ（図２参照）として設定することにより、プリンタ１６の出力であるハードコピーＨＣの画像が、ターゲットのカラー印刷物Ｐｍ上の画像ＩＭに対して、色相の異なる複数の色で異なる色のずれ方をしている場合であっても、この修正後の色変換手段２０Ａを用いることにより容易に修正された色合わせが可能となる。
【００６５】
以上が第１の実施例の説明であるが、以降に説明する第２の実施例および第３の実施例の理解を容易化するために、第１の実施例について、図６のブロック図に基づき、ＸＹＺ測色値ではなくＬａｂ測色値として再度説明する（なお、図６のブロック図中、二重四角で囲ったブロックは「処理（ハードウエア又はソフトウエアによる処理）」を表し、一重四角で囲ったブロックはそれぞれ記憶手段としての「プロファイル」あるいは「テーブル」を表している）。
【００６６】
図６において、印刷条件に依存した入力画像データＩｉｎであるチャート印刷データＩｃｈに基づき印刷機７（図１参照）により印刷処理（ステップＳ１１）をして各色パッチ４４が形成された印刷物としてのカラーチャート（印刷カラーチャート）Ｃｐａを作成する。ここで、チャート印刷データＩｃｈの数、換言すれば、色パッチ４４の数は、上述したように数百個である。
【００６７】
次に、印刷カラーチャートＣｐａ中の各色パッチ４４を測色計４２により測色して印刷カラーチャートＬａｂ測色データＬａｂ１を得る（ステップＳ１２）。
【００６８】
次に、測色した印刷カラーチャートＬａｂ測色データＬａｂ１と印刷カラーチャートＣｐａを出力するためのチャート印刷データＩｃｈとを対応し、かつ補間処理により印刷色空間全体での印刷条件に依存した入力画像データＩｉｎに対応する出力測色値データＩｃｖとの対応関係である元の印刷プロファイル２６を作成する（ステップＳ１３：上記ステップＳ２の処理に対応する。）。
【００６９】
次いで、元の印刷プロファイル２６の作成時に測色した印刷カラーチャートＣｐａを出力するための印刷条件に依存した画像データであるチャート印刷データＩｃｈを、その印刷プロファイル２６およびプリンタプロファイル（プルーファプロファイル）３６を介してプルーファ条件に依存した画像データＩｏｕｔに変換し、該画像データＩｏｕｔをプルーファであるプリンタ１６に供給し、該プリンタ１６からプルーフカラーチャートＣｐａ′を出力する（上記ステップＳ３の処理に対応する。）。
【００７０】
次いで、該プルーフカラーチャートＣｐａ′を構成する各色パッチ４４′を測色計４２により測色し（ステップＳ１４：上記ステップＳ４の処理に対応する。）、測色したプルーフカラーチャートＬａｂ測色データＬａｂ２と入力画像データＩｉｎであるチャート印刷データＩｃｈとからプルーファであるプリンタ１６でシミュレーションされる印刷色空間全体での印刷色再現プロファイル２６′をステップＳ１３と同一のプロファイル作成処理により作成する（ステップＳ１５：上記ステップＳ５の処理に対応する。）。
【００７１】
次に、印刷条件に依存した入力画像データＩｉｎ全体に対して印刷色再現プロファイル２６′と印刷プロファイル２６とを通した場合のＬａｂ測色値データＩｃｖ＝Ｌａｂ３とＬａｂ測色値データＬａｂ４とから差分Δ（Ｌａｂ３−Ｌａｂ４＝ΔＬΔａΔｂ）を印刷条件に依存した入力画像データＩｉｎの印刷色空間全体に対して求める（ステップＳ１６：上記ステップＳ６の処理に対応する。）。
【００７２】
このようにして求めた、ＣＭＹＫ画像データＩｉｎをＬａｂ測色値データＩｃｖの差分（差分データ）Δ＝ΔＬΔａΔｂに変換する（ＣＭＹＫ→ΔＬΔａΔｂ）印刷色空間の差分テーブル５１と、元の印刷プロファイル２６とを加算器５２で加算する構成の修正印刷プロファイル２６Ａ′とすることにより、入力画像データＩｉｎの印刷色空間全体に対して、補正されたＬａｂ測色値データＩｃｖ′を得ることの可能な印刷プロファイル２６Ａ′を得ることができる。
【００７３】
この場合、印刷色空間の差分テーブル５１は、上述した重み係数ｗ１あるいは重み係数ｗ２をかけて用いることができる。
【００７４】
すなわち、図７に変形例として示すように、印刷色空間の差分テーブル５１と加算器５２との間に重み係数ｗのかけ算器６０を挿入し、重み係数ｗを記憶するテーブル（重み係数テーブル）６２を入力画像データＩｉｎとかけ算器６０に挿入することができる。重み係数テーブル６２は、入力画像データＩｉｎの値に対応して図４に示した重み係数ｗ１あるいはｗ２を出力して、一方の入力に差分Δが供給されるかけ算器６０の他方の入力に供給する。
【００７５】
印刷色空間の差分テーブル５１と元の印刷プロファイル２６と加算器５２とからなる印刷プロファイル２６Ａ′、あるいは印刷色空間の差分テーブル５１と元の印刷プロファイル２６と重み係数テーブル６２とかけ算器６０と加算器５２とからなる印刷プロファイル２６Ａ′は、ＣＭＹＫ入力画像データＩｉｎを補正後の測色値データＩｃｖ′に変換することのできる１つの修正後の印刷プロファイル２６Ａに統合することができる。
【００７６】
この統合された修正後の印刷プロファイル２６Ａとプリンタプロファイル３６とを用いることにより印刷色空間全体の入力画像データＩｉｎを補正後のプリンタ条件に依存したＲＧＢ画像データＩｏｕｔに変換することができる。
【００７７】
図８は、第２の実施例の説明に供されるブロック図を示している。この図８例では、図６例と比較して差分生成処理（ステップＳ１７）の前の処理までは、上記の図６例と同一である。
【００７８】
この図８例（第２の実施例）において、ステップＳ１７の差分生成処理では、ステップＳ１６の差分生成処理のように印刷色空間全体で対応する差分Δを求めるのではなく、測色値空間全体で対応する差分Δ（Ｌａｂ測色値データＩｃｖに対応する差分Δ）を求めるようにしている。
【００７９】
このようにして求めた、Ｌａｂ測色値データＩｃｖを差分データΔ＝ΔＬΔａΔｂに変換する（Ｌａｂ→ΔＬΔａΔｂ）測色値色空間の差分テーブル５３と、差分データΔＬΔａΔｂと印刷プロファイル２６で得られたＬａｂ測色値データＩｃｖとを加算する加算器５４と、元のプリンタプロファイル３６とからなる修正プリンタプロファイル３６Ａ′を作成する。
【００８０】
このプリンタプロファイル３６Ａ′によれば、Ｌａｂ測色値データＩｃｖの測色値色空間全体に対して得られる補正されたＬａｂ測色値データＩｃｖ′′からプリンタ依存の画像データＩｏｕｔを得ることができる。
【００８１】
この場合においても、図９の変形例として示すように、重み係数テーブル６６とかけ算器６４を挿入する構成とし、測色値色空間の差分テーブル５３に対して、上述した重み係数ｗ１あるいは重み係数ｗ２をかけて用いることができる。なお、この場合の重み係数ｗ＝ｗ１、ｗ２の横軸はＣＭＹＫ軸ではなく測色値である例えばＬａｂ軸（図４参照）となる。
【００８２】
この場合においても、測色値色空間の差分テーブル５３と加算器５４とプリンタプロファイル３６、あるいは測色値色空間の差分テーブル５３と加算器５４とプリンタプロファイル３６と重み係数テーブル６６とかけ算器６４は、印刷プロファイル２６から出力されるＬａｂ測色値データＩｃｖを補正後のプリンタ条件に依存した画像データＩｏｕｔに変換することのできる１つの修正後のプリンタプロファイル３６Ａに統合することができる。
【００８３】
元の印刷プロファイル２６と統合されたプリンタプロファイル３６Ａとを用いることにより印刷色空間全体の入力画像データＩｉｎを補正後のプリンタ条件に依存したＲＧＢ画像データＩｏｕｔに変換することができる。
【００８４】
図１０は、第３の実施例の説明に供されるブロック図を示している。上述した第１および第２の実施例では、差分Δを求める際に、印刷色再現プロファイル２６′を作成して求めるようにしているが、この第３の実施例では差分Δを印刷色再現プロファイル２６′を作成しないで、換言すれば、印刷色再現プロファイル２６′を使用しないで求めるようにしている。
【００８５】
すなわち、この図１０例（第３の実施例）では、ステップＳ１２で求めた印刷カラーチャートＬａｂ測色データＬａｂ１とステップＳ１４で求めたプルーフカラーチャートＬａｂ測色データＬａｂ２とから直接印刷色空間全体での差分Δを求めるようにしている。
【００８６】
このようにして求めたＣＭＹＫ画像データＩｉｎを測色値データΔＬΔａΔｂに変換する（ＣＭＹＫ→ΔＬΔａΔｂ）印刷色空間の差分テーブル５５と印刷プロファイル２６とを合成器５６で合成する構成の修正印刷プロファイル２６Ａ′′とすることにより、入力画像データＩｉｎの印刷色空間全体に対して、補正された測色値データＩｃｖ′′′を得ることのできる印刷プロファイル２６Ａ′′を得ることができる。
【００８７】
この場合においても、図１１の変形例に示すように、重み係数テーブル７０とかけ算器６８を挿入する構成とし、印刷色空間の差分テーブル５５に対して、上述した重み係数ｗ１あるいは重み係数ｗ２をかけて用いることができる。
【００８８】
図１０および図１１に示すように、印刷色空間の差分テーブル５５と元の印刷プロファイル２６と合成器５６、あるいは印刷色空間の差分テーブル５５と元の印刷プロファイル２６と合成器５６と重み係数テーブル７０とかけ算器６８とからなる印刷プロファイル２６Ａ′′は、それぞれ１つの修正後の印刷プロファイル２６Ａに統合することができる。
【００８９】
この統合された修正後の印刷プロファイル２６Ａとプリンタプロファイル３６とにより印刷色空間全体の入力画像データＩｉｎを補正後のプリンタ条件に依存した画像データＩｏｕｔ（ＲＧＢ）に変換することができる。
【００９０】
なお、この図１１例では、印刷色再現プロファイル２６′を作成しないことからプロファイル作成処理（ステップＳ１５）が不要とされ、たとえば、プロファイル作成処理（ステップＳ１３、Ｓ１５）のアルゴリズムが数百の入力データに対応するアルゴリズムであった場合であっても、その数百の入力データ数に限定されることなく、カラーチャートＣｐａ、Ｃｐａ′の色パッチ４４の数を多くした場合、その多い数全体でのパッチ４４に対応する差分Δにより印刷色空間の差分テーブル５５を作成することができるようになるので、結果として、印刷物Ｐｍにより色の近似した（印刷物Ｐｍのシミュレーションにおける印刷色再現精度のよい）ハードコピーＨＣを作成することが可能になるという効果が達成される。
【００９１】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、プルーファ出力であるプルーフがターゲットである印刷物の色に、簡単かつ確実により正確に一致させることができるという効果が達成される。
【００９２】
具体的には、たとえば、印刷されたカラーチャートに対応するカラーチャートを印刷用プルーファからプルーフとして出力する。そして、このプルーフを測色して印刷用プルーファとしてのデバイス依存の画像データと測色値データとの変換関係、すなわちプルーフの印刷プロファイル（印刷色再現プロファイルともいう。）を求める。さらに、該印刷色再現プロファイルと元の印刷プロファイルとの差分を印刷色空間で求め、求めた差分を元の印刷プロファイルに加算（符号が逆なので実際には減算となる。）したものを修正後の新たな印刷プロファイル（修正印刷プロファイル）にしている。
【００９３】
このため、この修正後の印刷プロファイルを用いることにより、プルーファの出力であるプルーフの色がターゲットである印刷物の色に対して、色相が近い複数の色で異なる色のずれ方をしている場合に、従来の各色毎のトーンカーブの調整では修正することが困難であったターゲットである印刷物の色に、前記プルーフの色を容易かつ確実に一致させることができるという効果が達成される。
【００９４】
また、この発明では、上記差分を求める際、印刷色空間ではなく測色値色空間で求め、求めた差分の元のプルーファプロファイルに加算（符号が逆なので実際には減算となる。）したものを修正後の新たなプルーファプロファイル（修正プルーファプロファイル）にしている。
【００９５】
このため、この修正後のプルーファプロファイルを用いることにより、プルーファの出力であるプルーフの色がターゲットである印刷物の色に対して、色相が近い複数の色で異なる色のずれ方をしている場合に、従来の各色毎のトーンカーブの調整では修正することが困難であったターゲットである印刷物の色に、前記プルーフの色を容易かつ確実に一致させることができるという効果が達成される。
【００９６】
さらに、この発明では、印刷プロファイルを作成するための印刷されたカラーチャートに対応するカラーチャートを印刷用プルーファからプルーフとして出力する。そして、このプルーフと前記印刷されたカラーチャートを測色して印刷色空間での測色値の差分を求め、求めた差分を元の印刷プロファイルに加算（符号が逆なので実際には減算となる。）したものを修正後の新たな印刷プロファイル（修正印刷プロファイル）にしている。
【００９７】
この構成によっても、プルーファの出力であるプルーフの色がターゲットである印刷物の色に対して、色相が近い複数の色で異なる色のずれ方をしている場合に、従来の各色毎のトーンカーブの調整では修正することが困難であったターゲットである印刷物の色に、前記プルーフの色を容易かつ確実に一致させることができるという効果が達成される。
【００９８】
以上のように、本発明に係る色補正方法は、印刷機により作成される印刷物の色を、実際の印刷処理の前にプリンタ等のプルーファにより色再現精度よくシミュレーションする際に用いて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施の形態が適用された印刷プルーフ作成システムを含む構成を示すブロック図である。
【図２】色変換手段の構成を示すブロック図である。
【図３】この発明の実施の形態の動作説明に供される工程図である。
【図４】色再現範囲の差により重みを変化させることを説明するための線図である。
【図５】この発明の実施の形態の構成を模式的に説明するための線図である。
【図６】第１の実施例の構成説明に供されるブロック図である。
【図７】第１の実施例の変形例の構成説明に供されるブロック図である。
【図８】第２の実施例の構成説明に供されるブロック図である。
【図９】第２の実施例の変形例の構成説明に供されるブロック図である。
【図１０】第３の実施例の構成説明に供されるブロック図である。
【図１１】第３の実施例の変形例の構成説明に供されるブロック図である。
【符号の説明】
２…カラースキャナ４…フイルムプリンタ
６…電子集版装置７…印刷機
８…カラー画像記録装置１０…印刷プルーフ作成システム
１２…ワークステーション１４…ホストコンピュータ
１６…プリンタ（印刷用プルーファ）２０…色変換手段
２０Ａ…修正後の色変換手段２６…元の印刷プロファイル
２６′…プリンタにより再現される印刷色再現プロファイル
２６Ａ、２６Ａ′、２６Ａ′′…修正後の印刷プロファイル
３６…プリンタプロファイル
３６Ａ、３６′…修正後のプリンタプロファイル
４４、４４′…色パッチ
Ｃｐｆ…カラーチャート（プリンタプロファイル作成用）
Ｃｐａ…印刷されたカラーチャート
Ｃｐａ′…プリンタにより再現されたカラーチャート
ＩＭ…画像ＨＣ…ハードコピー
Ｐａ…印刷本紙Ｐｍ…カラー印刷物
ＲＳ…シート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a color printing proof (color printing proof or proof) in which a color image for proofreading is formed on a proofing paper before producing a color printed matter using a printing paper by a color printing machine using a rotary press or the like. The present invention relates to a color correction method that is suitable for application to a printing proof creation system that creates a printing proofer (also simply referred to as a proof) or a printing proofer (also simply referred to as a proofer) such as a color printer.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, proofs for proofing colors etc. in the stage before creating a color print with a color printing machine in which a color image based on a halftone dot image as a product is formed on a printing paper (formal paper that will be the final product) Proof) is created by a printing proofer such as a color printer which is an image output device.
[0003]
The printing proofer is used because a color image is easily formed on a proof paper (recording sheet) in a short time without the need to make a plate-making film or printing plate (PS plate) as in a printing machine. This is because a hard copy, that is, a proof can be created.
[0004]
In order to form a proof color image on a calibration paper, image data dependent on the device [printing (ink, printing machine, paper, etc.), photograph, image sensor, CRT, LED, etc.], for example, CMYK (cyan, magenta) , Yellow, black) image data is temporarily measured by a standard print profile (such as a four-dimensional look-up table) given by a manufacturer or the like. After conversion to image data and XYZ image data mathematically interconvertible with this, a printing proofer profile (hereinafter also simply referred to as a proofer profile), for example, a printer profile (three-dimensional lookup table) Device-dependent image data for color printers, for example, RGB (red, green, blue) image data And, and so as to create a (also referred to as a calibration for the printer.) Color printer using image data of the device-dependent by proof which the color image is formed on paper calibration (proof).
[0005]
In this way, it is possible to confirm the color of the printed matter related to the printing press by a proof printing (proof) of the color printer in the pre-printing process.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, since the color reproduction range by the printing machine is different from the color reproduction range of the printing proofer, the range that cannot be reproduced by the printing proofer is determined by gamut mapping (color reproduction area mapping). Link with the user profile.
[0007]
When a proof corresponding to the color of the target printed material is output from the printing proofer using the linked profile in this way, if the color match is not sufficient, it depends on the device before the linked profile. The tone adjustment (tone curve adjustment) is finely adjusted for each of the image data CMYK.
[0008]
However, this fine adjustment work is time-consuming because it is not clear where and how much correction should be made with respect to the color shift, and it may not be possible to correct even by fine adjustment. There is a problem that there is.
[0009]
The present invention has been made in view of such problems, and provides a color correction method that makes it possible to easily and surely match the color of the proof by the proofer with the color of the target printed matter. The purpose is to do.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
This invention
After the input image data that depends on the printing conditions is converted to colorimetric value data by the print profile, the colorimetric value data is converted to image data that depends on the proofer conditions by the proofer profile, and the proofing is performed from the proofer by the image data. In a color correction method for improving color reproduction accuracy in a system that outputs and simulates print color reproduction,
Converting image data dependent on printing conditions for outputting a printing color chart measured at the time of creating the printing profile into image data depending on proofer conditions via the printing profile and the proofer profile;
Supplying the image data to the proofer and outputting a proof color chart from the proofer;
Measuring the proof color chart to create a print color reproduction profile simulated by the proofer;
Obtaining a difference between the print color reproduction profile and the print profile for the entire color space of the input image data depending on the printing conditions;
Correcting the colorimetric value data using the obtained difference; and
(Invention of Claim 1).
[0011]
According to the present invention, a color chart for creating a printing profile is output from a proofer as a proof. The proof is color-measured in the same manner as the original print profile to obtain a conversion relationship between the image data and the colorimetric value data depending on the proof condition, that is, a print profile (print color reproduction profile). Then, the difference between the original print profile and the print color reproduction profile obtained from the proof is obtained for the entire color space of the input image data depending on the printing conditions, and the obtained difference is used to output from the print profile. The colorimetric data is corrected.
[0012]
By correcting the colorimetric data in this way, it is not necessary to adjust the tone curve for each color, and the proof color can be easily and reliably matched with the color of the target printed matter.
[0013]
In this case, in the step of correcting the colorimetric value data using the obtained difference, the obtained difference is added to the original print profile (subtracted because the sign is reversed). The new print profile (modified print profile) is used. By using this modified printing profile, it is no longer necessary to adjust the tone curve for each color without using extra memory, etc., and the color of the proof matches the target print easily and reliably. (Invention of claim 2).
[0014]
In addition, a value obtained by multiplying the difference by a weighting factor depending on the value of the input image data depending on the printing condition in the entire color space (difference multiplied by the weighting factor) is added to the original print profile and corrected. By using the print profile, it is possible to match colors more accurately (the invention according to claim 3).
[0015]
The difference between the print color reproduction profile and the print profile is not obtained for the entire color space of the input image data depending on the print conditions, but is a colorimetric value color space that is a color space of the colorimetric value data. By calculating for the whole, it is also possible to correct the image data depending on the proofer condition by using the obtained difference instead of correcting the colorimetric value data (the invention according to claim 4). .
[0016]
In this case, corrected colorimetric value data in the colorimetric value color space is obtained from the obtained difference and the print profile, the proofer profile is corrected by the corrected colorimetric value data, and the proofer profile is corrected by the corrected proofer profile. By correcting the image data depending on the conditions, it is possible to output from the proofer a proof that matches the target printed matter by only correcting the proofer profile without correcting the print profile. Described invention).
[0017]
Even in this case, corrected colorimetric value data in the colorimetric value color space is obtained from the difference and the print profile, and the corrected colorimetric value data is multiplied by a weighting factor depending on the colorimetric value color space. By correcting the proofer profile with color value data and correcting the image data depending on the proofer condition with the corrected proofer profile, there is a possibility that colors can be matched more accurately. (Invention of claim 6).
[0018]
Furthermore, in the present invention, the difference between the colorimetric value data obtained by measuring the proof color chart and the colorimetric value data of the print color chart is calculated for the entire color space of the input image data depending on the printing conditions. It is also possible to correct the colorimetric value data using the obtained difference (the invention according to claim 7).
[0019]
According to the present invention, it is not necessary to create a print color reproduction profile.
[0020]
In this case as well, the print profile can be corrected by the difference, and the colorimetric value data can be corrected by the corrected print profile.
[0021]
Further, the weighting coefficient depending on the value of the input image data depending on the printing condition in the entire color space is applied to the difference, the difference multiplied by the weighting coefficient is added to the printing profile, the printing profile is corrected, It is also possible to correct the colorimetric value data by using a corrected printing profile.
[0022]
Further, the weighting factor is set to a value of 1 in the color reproduction range of the printing proofer, and is set to a value of 0 in a range other than the color reproduction range (or the color of the printing proofer). By setting the value to 1 in the reproduction range and gradually decreasing from the value 1 as the distance from the color reproduction range is increased (the invention according to claim 11), there is a possibility that colors can be matched more accurately. Is obtained.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0024]
FIG. 1 shows a schematic overall configuration of a print proof creation system 10 to which an embodiment of the present invention is applied.
[0025]
The print proof creation system 10 basically includes an electronic plate collecting device 6 and a color image recording device 8 connected via a communication interface such as Ethernet.
[0026]
The electronic plate collecting apparatus 6 includes a workstation (W / S) 12 as the main body of the electronic plate collecting apparatus, and the W / S 12 outputs the color scanner 2 functioning as an image input device and each of the CMYK 4 plate originals. A film printer 4 is connected.
[0027]
On the other hand, the color image recording device 8 stores a print profile and a printer profile, which will be described later, and a host computer (H / C) 14 mainly functioning as a color conversion means, and a proof image output device (a proof print output device or a print). And a printer 16 functioning as a proofer or simply a proofer.
[0028]
Each of the W / S 12 and the host computer 14 includes a display which is a display device (not shown), a main body having a CPU / memory (storage means), and a keyboard and a mouse which are input devices.
[0029]
The color scanner 2 connected to the W / S 12 reads a document image on a stencil sheet (not shown) on which a ruled line in which characters and photographs are inserted is read and from other document images. A color image such as a picture, a character, or a graphic is read, and image data (device-dependent image data) after four-color (CMYK) color separation is sent to the W / S 12.
[0030]
The W / S 12 displays the stencil board image read by the color scanner 2 on the display. The user electronically collects an image based on the image data on the block mount image using a keyboard and a mouse, and creates an electronic plate-collected image for one page, a so-called imposition pattern.
[0031]
Data representing the imposition pattern is supplied to the film printer 4. The film printer 4 outputs a high-quality CMYK plate for printing, corresponding to the imposition pattern data.
[0032]
Usually, a printing plate is produced from this printing film original plate, and the produced printing plate is mounted on a rotary press, that is, a printing machine 7 and applied with ink. Then, the ink applied to the printing plate is transferred to the printing paper Pa to complete the color printed matter Pm on which the image IM is formed.
[0033]
In this case, the work for producing the color printed matter Pm using the printing machine 7 is a very large work and the cost is high. For this reason, a color image recording device 8 as a proofer for color printing is used for the purpose of confirming the finish of the color printed matter Pm before actual printing by the printing press 7.
[0034]
Therefore, an image edited / collected using W / S 12 has description language data (image data in a description language) describing image information for one page including position information, color information (including density information), and the like. Is supplied to the host computer 14 as PDL (Page Description Language) data.
[0035]
The host computer 14 performs color conversion processing and the like, and the image data subjected to the color conversion processing and the like is supplied to a printer 16 (also referred to as a printing proofer body or a proofer).
[0036]
The printer 16 outputs a hard copy HC based on the supplied image data. In this embodiment, the hard copy HC is obtained by forming the image IM on the image receiving sheet RS.
[0037]
FIG. 2 shows a schematic configuration of main functions of the host computer 14. This host computer 14 functions as the color conversion means 20. That is, the host computer 14 decodes the PDL data supplied from the W / S 12 by a raster image processor (RIP) (not shown) and develops a bitmap, and CMYK image data (device-dependent image data) as each scanned image data. ).
[0038]
Each CMYK image data is supplied to the color conversion means 20 in which a print profile 26 and a printer profile 36, which are color conversion LUTs (look-up tables), are set.
[0039]
The color conversion means 20 is input device-dependent image data, in this case, image data depending on printing conditions, for example, CMYK color image data Iin = Iin (C, M, Y, each of which is half-net data. , K) is image data depending on the proofer condition which is device-dependent image data [in this embodiment, image data depending on the printer condition, for example, image data of each color of RGB (hereinafter, also simply referred to as RGB image data). .) Iout = Iout (R, G, B)], and then output to the printer 16.
[0040]
In this case, the standard print profile 26 constituting the color conversion means 20 uses the supplied CMYK color image data Iin (C, M, Y, K) as colorimetric value data which is device-independent image data. As XYZ colorimetric value data Icv = Icv (X, Y, Z).
[0041]
Of course, the print profile 26 does not convert the image data Iin into the XYZ colorimetric value data Icv, but converts it into Lab colorimetric value data Icv = Icv (L, a, b) that can be mathematically converted to this. It can also be a print profile.
[0042]
The XYZ colorimetric value data Icv converted by the print profile 26 is converted from device-independent image data to device-dependent image data by a printer profile 36 as a printer color conversion unit constituting the color conversion unit 20. Iout = Iout (R, G, B).
[0043]
In addition, four look-up tables (LUTs) for one-dimensional conversion for converting the gradation of the image data Iin for each color of CMYK for each color of CMYK may be inserted before the print profile 26. Further, the print profile 26 Insert a one-dimensional LUT for each colorimetric value XYZ to correct the difference in paper color (ground color) when you want to use the desired print book instead of the standard print book at the subsequent stage. Also good.
[0044]
As shown in FIG. 1, the RGB image data Iout converted by the printer profile 36 constituting the color conversion means 20 is supplied from the host computer 14 to the printer 16 so that the image IM is transferred from the printer 16 onto the image receiving sheet RS. A hard copy HC is output as a proof (proof print) on which is formed.
[0045]
In this embodiment, as the printer 16, for example, light is emitted corresponding to the RGB image data Iout, and on the photosensitive material (not shown) by each RGB laser light that is intensity-modulated according to the RGB image data Iout. A latent image is exposed and recorded by scanning, and water is applied to the photosensitive material on which the latent image is exposed and recorded, and then combined with the image receiving sheet RS, and heat developed and transferred to form a visible image on the image receiving sheet RS. It is used.
[0046]
Next, a procedure for creating a standard print profile (hereinafter also referred to as an original print profile or an original print profile) 26 set in the color conversion unit 20 and a correction method for correcting the original print profile 26 are described. Will be described with reference to the process diagram of FIG. 3 (first embodiment).
[0047]
In order to correct the original print profile 26, the printer profile 36 needs to be calibrated. The calibrated printer profile 36 is created as follows. For each RGB color of the RGB image data Iout supplied to the printer 16, the value is changed in a predetermined increment from 0 value to the maximum value (for example, 255), and as shown in FIG. A patch 40 is formed on the image receiving sheet RS to create a color chart Cpf.
[0048]
Each color patch 40 formed on the color chart Cpf is measured by a colorimeter 42 to obtain XYZ colorimetric value data, and a conversion table of RGB image data and XYZ colorimetric value data (or Lab colorimetric value data) is created. To do. This conversion table is inversely converted and subjected to interpolation processing as necessary, thereby obtaining an LUT for converting XYZ colorimetric value data (colorimetric value data Icv in FIG. 2) into RGB image data Iout. it can. This LUT is set as the printer profile 36 (step S1).
[0049]
Next, a method for creating the original print profile 26 will be described. The original print profile 26 is a colorimetric value table when the CMYK halftone data is changed at a certain step. For example, when creating a table of colorimetric values in 10% increments with CMYK halftone data, 11 for four CMYK colors with halftone values changed to 0, 10,..., 100%. ^Four = It is necessary to obtain colorimetric values for 14641 colors. In practice, however, a film having only a few hundred colors is created by the film printer 4, and then a printing plate is created. The printing plate 7 is used on the standard printing paper Pa using the printing plate. A standard ink is used to print and form a color chart Cpa on which color patches 44 are formed (see FIG. 1), and each color patch 44 is measured by the colorimeter 42 and the colorimetric value table in 10% increments. That is, a standard original print profile 26 [in FIG. 2, non-linear for converting CMYK print image data Iin (C, M, Y, K) into colorimetric value data Icv (X, Y, Z)] A four-dimensional (four-dimensional three-dimensional conversion) LUT] is created (step S2).
[0050]
By using the original print profile 26 and inputting the halftone data C, M, Y, K constituting the print image data Iin = Iin (C, M, Y, K), the XYZ colorimetry is performed. Value data Icv = Icv (X, Y, Z) can be converted.
[0051]
As described above, the original print profile 26 requires extremely large color measurement in order to create a document with high conversion accuracy. For this reason, a standard original print profile 26 is usually provided by the manufacturer. “Standard” means, for example, art paper, coated paper, matte paper, high-quality paper, etc. as the paper type, as well as 2-3 types of ink with a high market share, and as a printing machine Similarly, it means a case where a printing machine 7 having a high market share is used at room temperature.
[0052]
Next, in order to create the original print profile 26, the printer 16 outputs a color chart Cpa ′ similar to the printed color chart Cpa (step S3).
[0053]
In this case, the CMYK halftone data when the printed color chart Cpa is created is converted into CMYK image data (in other words, the color chart measured when the original print profile 26 is created) by the host computer 14. Device-dependent image data for outputting Cpa), and the converted CMYK image data is converted into RGB image data Iout, which is device-dependent image data for the proofer, through the original print profile 26 and printer profile 36. . Based on the RGB image data Iout, the printer 16 outputs a color chart Cpa ′ in which a color patch 44 ′ having the same arrangement as the color patch 44 of the color chart Cpa in printing is formed.
[0054]
The color patches 44 'constituting the color chart Cpa' are measured in the same manner as the original print profile 26 to obtain colorimetric values XYZ (step S4).
[0055]
As a result, the conversion relationship between the CMYK image data of the printer 16 as the printing proofer and the colorimetric values is obtained from the color chart Cpa ′ having the color patch 44 ′, and the print color reproduction profile 26 ′ reproduced by the printer 16 is obtained. It is obtained (step S5).
[0056]
Next, in the entire CMYK space (C is 0 to 255, M is 0 to 255, Y is 0 to 255, and K is 0 to 255), the image data values of the CMYK all space are input. , Output colorimetric values T0 (C, M, Y, K) of the original print profile 26 as a target, and output colorimetric values T1 (C, M, Y) of the print color reproduction profile 26 '. , K) = difference Δ (C, M, Y, K) from X1, Y1, Z1 = T1 (C, M, Y, K) −T0 (C, M, Y, K) = (X1−X0, Y1-Y0, Z1-Z0) are obtained (step S6).
[0057]
Next, considering the color reproduction range of the printer 7 and the color reproduction range of the printer 16, the corrected print profile 26A is obtained by multiplying the difference Δ by a predetermined weight (weight coefficient) w (step S7). ), And is added to the original print profile 26 (subtracted because the sign is actually reversed), and the addition result is set as a corrected print profile (corrected print profile) 26A (step S8).
[0058]
In this case, as indicated by a solid line in the schematic diagram of FIG. 4, the weight w is, for example, a weight w1 that takes a value 1 within the color reproduction range of the printer 16 and takes a value 0 outside the color reproduction range of the printer 16 ( C, M, Y, K) or a weight w2 (C, M, Y) that takes a value that gradually decreases from a value 1 to a value 0 as the distance from the color reproduction range of the printer 16 increases, as indicated by a one-dot chain line. , K). In FIG. 4, the horizontal axis CMYK value of 0% corresponds to the paper value of the image receiving sheet RS of the printer 16, and the horizontal axis CMYK value of 100% corresponds to the ink value of the printing machine 7. To do.
[0059]
The output colorimetric value of the corrected print profile 26A multiplied by the weights w = w1 and w2 set in this way is set as T2 (C, M, Y, K), and the overall output measurement of the corrected print profile 26A is set. When the color value is Tout, for example, the output colorimetric value Tout when the weight w is w = w1 can be obtained by the following equations (1) and (2).
[0060]
Tout = T2 = T0-1 × Δ (within the reproduction range of the printer profile) (1)
Tout = T0 (outside printer profile reproduction range) (2)
As described above, according to the embodiment described above, as shown in the schematic diagram of FIG. 5, each color patch 44 of the color chart Cpa printed by the printing machine 7 is measured by the colorimeter 42 to obtain CMYK image data. The original print profile 26 is created as a target to be the output colorimetric value T0 for converting the colorimetric value data into colorimetric value data.
[0061]
Next, using this original print profile 26 and the printer profile 36 with an output RGB value of P0, a color chart as a proof from the printer 16 using the CMYK image data when the printed color chart Cpa is created. Cpa 'is output.
[0062]
Next, the color chart Cpa 'is color-measured to create a print color reproduction profile 26' having an output colorimetric value T1 when the color chart Cpa printed by the printer 16 is reproduced.
[0063]
Next, in consideration of the color reproduction range of the printing machine 7 and the printer 16, the weights w = w1 and w2 are set, and the output colorimetric value indicated by the above-described equations (1) and (2) becomes Tout. A corrected print profile 26A is created.
[0064]
By setting the corrected print profile 26A and the printer profile 36 as the corrected color conversion means 20A (see FIG. 2) of the host computer 14, the image of the hard copy HC that is the output of the printer 16 becomes the target. Even if the image IM on the color printed material Pm has a different color shift with a plurality of colors having different hues, it is easily corrected by using the corrected color conversion means 20A. Color matching is possible.
[0065]
The above is the description of the first embodiment. In order to facilitate understanding of the second and third embodiments described below, the first embodiment is illustrated in the block diagram of FIG. Based on this, it will be described again as Lab colorimetric values instead of XYZ colorimetric values (in the block diagram of FIG. 6, the blocks enclosed by double squares represent “processing (processing by hardware or software)”, which is a single layer. Each block enclosed by a square represents a “profile” or “table” as storage means).
[0066]
In FIG. 6, a color as a printed matter in which each color patch 44 is formed by performing printing processing (step S <b> 11) by the printing machine 7 (see FIG. 1) based on the chart printing data Ich that is input image data Iin depending on the printing conditions. A chart (print color chart) Cpa is created. Here, the number of chart print data Ich, in other words, the number of color patches 44 is several hundred as described above.
[0067]
Next, each color patch 44 in the printing color chart Cpa is measured by the colorimeter 42 to obtain the printing color chart Lab colorimetric data Lab1 (step S12).
[0068]
Next, an input image that corresponds to the print color chart Lab colorimetric data Lab1 subjected to color measurement and the chart print data Ich for outputting the print color chart Cpa and depends on the print conditions in the entire print color space by interpolation processing. The original print profile 26 having a correspondence relationship with the output colorimetric value data Icv corresponding to the data Iin is created (step S13: corresponding to the process of step S2 above).
[0069]
Next, the chart print data Ich, which is image data depending on the printing conditions for outputting the print color chart Cpa colorimetrically measured when the original print profile 26 is created, is printed with the print profile 26 and the printer profile (proofer profile) 36. Is converted into image data Iout depending on the proofer condition, the image data Iout is supplied to the printer 16 as a proofer, and a proof color chart Cpa ′ is output from the printer 16 (corresponding to the processing in step S3 above). .)
[0070]
Next, each color patch 44 'constituting the proof color chart Cpa' is measured by the colorimeter 42 (step S14: corresponding to the process of step S4), and the measured proof color chart Lab colorimetric data Lab2 is measured. And a print color reproduction profile 26 'in the entire print color space simulated by the printer 16 as a proofer from the chart print data Ich as the input image data Iin are created by the same profile creation process as in step S13 (step S15: This corresponds to the process in step S5).
[0071]
Next, the difference between Lab colorimetric value data Icv = Lab3 and Lab colorimetric value data Lab4 when the print color reproduction profile 26 'and the print profile 26 are passed through the entire input image data Iin depending on the printing conditions. Δ (Lab3−Lab4 = ΔLΔaΔb) is obtained for the entire print color space of the input image data Iin depending on the printing conditions (step S16: corresponding to the processing of step S6).
[0072]
The CMYK image data Iin thus obtained is converted into a difference (difference data) Δ = ΔLΔaΔb of Lab colorimetric value data Icv (CMYK → ΔLΔaΔb), the difference table 51 of the print color space, the original print profile 26, and Is added to the adder 52 to obtain a corrected print profile 26A ', whereby a corrected Lab colorimetric value data Icv' can be obtained for the entire print color space of the input image data Iin. 26A 'can be obtained.
[0073]
In this case, the difference table 51 of the print color space can be used by applying the above-described weighting factor w1 or weighting factor w2.
[0074]
That is, as shown in FIG. 7 as a modification, a table (weight coefficient table) in which a multiplier 60 for the weight coefficient w is inserted between the difference table 51 in the print color space and the adder 52 and the weight coefficient w is stored. 62 can be inserted into the input image data Iin and the multiplier 60. The weighting coefficient table 62 outputs the weighting coefficient w1 or w2 shown in FIG. 4 corresponding to the value of the input image data Iin, and supplies it to the other input of the multiplier 60 in which the difference Δ is supplied to one input. To do.
[0075]
The print color space difference table 51 and the original print profile 26 and the adder 52, or the print color space difference table 51, the original print profile 26, the weighting factor table 62, and the multiplier 60 are added. The printing profile 26A ′ composed of the device 52 can be integrated into one corrected printing profile 26A that can convert the CMYK input image data Iin into the corrected colorimetric value data Icv ′.
[0076]
By using the integrated corrected print profile 26A and printer profile 36, the input image data Iin of the entire print color space can be converted into RGB image data Iout depending on the corrected printer conditions.
[0077]
FIG. 8 is a block diagram for explaining the second embodiment. The example in FIG. 8 is the same as the example in FIG. 6 up to the process before the difference generation process (step S17) as compared with the example in FIG.
[0078]
In the example of FIG. 8 (second embodiment), in the difference generation process in step S17, the corresponding difference Δ in the entire print color space is not obtained as in the difference generation process in step S16, but the entire colorimetric value space. The corresponding difference Δ (the difference Δ corresponding to the Lab colorimetric value data Icv) is obtained.
[0079]
The Lab colorimetric value data Icv thus obtained is converted into differential data Δ = ΔLΔaΔb (Lab → ΔLΔaΔb), the colorimetric color space difference table 53, and the Lab data obtained from the difference data ΔLΔaΔb and the printing profile 26. A modified printer profile 36A ′ composed of an adder 54 for adding the colorimetric value data Icv and the original printer profile 36 is created.
[0080]
According to the printer profile 36A ′, printer-dependent image data Iout can be obtained from the corrected Lab colorimetric value data Icv ″ obtained for the entire colorimetric value color space of the Lab colorimetric value data Icv. .
[0081]
Also in this case, as shown as a modification of FIG. 9, the weighting coefficient table 66 and the multiplier 64 are inserted, and the above-described weighting coefficient w1 or weighting coefficient is added to the colorimetric value color space difference table 53. Can be used over w2. In this case, the horizontal axis of the weighting factors w = w1 and w2 is not the CMYK axis but the Lab axis (see FIG. 4) which is a colorimetric value.
[0082]
Also in this case, the colorimetric value color space difference table 53, adder 54 and printer profile 36, or the colorimetric value color space difference table 53, adder 54, printer profile 36, weight coefficient table 66, and multiplier 64 are used. The Lab colorimetric value data Icv output from the print profile 26 can be integrated into one corrected printer profile 36A that can be converted into image data Iout depending on the corrected printer conditions.
[0083]
By using the original print profile 26 and the integrated printer profile 36A, it is possible to convert the input image data Iin of the entire print color space into RGB image data Iout depending on the corrected printer conditions.
[0084]
FIG. 10 shows a block diagram for explaining the third embodiment. In the first and second embodiments described above, when the difference Δ is obtained, the print color reproduction profile 26 ′ is created and obtained. In this third embodiment, the difference Δ is obtained as the print color reproduction profile. 26 'is not created, in other words, the print color reproduction profile 26' is not used.
[0085]
That is, in the example of FIG. 10 (third embodiment), the entire print color space is directly obtained from the print color chart Lab colorimetric data Lab1 obtained in step S12 and the proof color chart Lab colorimetry data Lab2 obtained in step S14. The difference Δ is obtained.
[0086]
The CMYK image data Iin obtained in this way is converted into colorimetric value data ΔLΔaΔb (CMYK → ΔLΔaΔb). The modified print profile 26A ′ having a configuration in which the difference table 55 of the print color space and the print profile 26 are combined by the combiner 56. Thus, a print profile 26A ″ that can obtain corrected colorimetric value data Icv ″ for the entire print color space of the input image data Iin can be obtained.
[0087]
Also in this case, as shown in the modification of FIG. 11, the weighting coefficient table 70 and the multiplier 68 are inserted, and the weighting coefficient w1 or the weighting coefficient w2 described above is added to the difference table 55 in the print color space. Can be used.
[0088]
10 and 11, the print color space difference table 55 and the original print profile 26 and the combiner 56, or the print color space difference table 55, the original print profile 26, the combiner 56, and the weighting factor table. Each of the print profiles 26A ″ including 70 and the multiplier 68 can be integrated into one corrected print profile 26A.
[0089]
The integrated corrected print profile 26A and printer profile 36 can convert the input image data Iin of the entire print color space into image data Iout (RGB) depending on the corrected printer conditions.
[0090]
In the example of FIG. 11, since the print color reproduction profile 26 'is not created, the profile creation process (step S15) is not required. For example, the algorithm of the profile creation process (steps S13 and S15) uses several hundred input data. Even if the algorithm corresponds to the above, the number of input data is not limited to several hundreds of input data, but when the number of color patches 44 of the color charts Cpa and Cpa ′ is increased, Since the difference table 55 of the printing color space can be created by the difference Δ corresponding to the patch 44, as a result, the color approximated by the printed matter Pm (the printing color reproduction accuracy in the simulation of the printed matter Pm is good). The effect that the copy HC can be created is achieved.
[0091]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to achieve the effect that the proof as the proofer output can easily and surely match the color of the printed matter as the target.
[0092]
Specifically, for example, a color chart corresponding to a printed color chart is output as a proof from a printing proofer. Then, this proof is color-measured to obtain a conversion relationship between device-dependent image data as a printing proofer and colorimetric value data, that is, a proof print profile (also referred to as a print color reproduction profile). Further, the difference between the print color reproduction profile and the original print profile is obtained in the print color space, and the obtained difference is added to the original print profile (subtracting because the sign is reversed). The new print profile (modified print profile).
[0093]
For this reason, by using this modified print profile, the proof color that is the output of the proofer is different from the color of the target printed matter in a plurality of colors that are close in hue. In addition, it is possible to achieve the effect that the color of the proof can be easily and surely matched with the color of the printed matter which is the target that has been difficult to be corrected by the conventional adjustment of the tone curve for each color.
[0094]
In the present invention, when the difference is obtained, it is obtained not in the print color space but in the colorimetric value color space and added to the original proofer profile of the obtained difference (because the sign is reversed, it is actually subtracted). A new proofer profile after correction (modified proofer profile) is used.
[0095]
For this reason, by using this corrected proofer profile, the proof color that is the output of the proofer is different from the color of the printed matter that is the target in different colors with different colors. In this case, it is possible to easily and surely match the color of the proof with the color of the target printed matter, which has been difficult to correct by adjusting the tone curve for each color.
[0096]
Further, according to the present invention, a color chart corresponding to the printed color chart for creating a print profile is output as a proof from the printing proofer. Then, the color of the proof and the printed color chart are measured to obtain a difference between colorimetric values in the print color space, and the obtained difference is added to the original print profile (the sign is reversed, so the subtraction is actually performed). .) Is used as a new print profile after correction (corrected print profile).
[0097]
Even with this configuration, when the color of the proof, which is the output of the proofer, is different from the color of the printed matter that is the target, the tone curve for each of the conventional colors is different. Thus, the effect that the color of the proof can be easily and surely matched with the color of the target printed matter, which has been difficult to be corrected by the adjustment of (5), is achieved.
[0098]
As described above, the color correction method according to the present invention is suitable for use in simulating the color of a printed matter created by a printing machine with a color reproduction accuracy with a proofer such as a printer before actual printing processing. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration including a print proof creation system to which an embodiment of the present invention is applied.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of color conversion means.
FIG. 3 is a process diagram used for explaining the operation of the embodiment of the invention.
FIG. 4 is a diagram for explaining changing a weight according to a difference in a color reproduction range.
FIG. 5 is a diagram for schematically explaining the configuration of the embodiment of the present invention;
FIG. 6 is a block diagram for explaining the configuration of the first embodiment;
FIG. 7 is a block diagram for explaining a configuration of a modified example of the first embodiment;
FIG. 8 is a block diagram for explaining a configuration of a second embodiment;
FIG. 9 is a block diagram for explaining a configuration of a modified example of the second embodiment;
FIG. 10 is a block diagram for explaining a configuration of a third embodiment;
FIG. 11 is a block diagram for explaining a configuration of a modified example of the third embodiment.
[Explanation of symbols]
2 ... Color scanner 4 ... Film printer
6 ... Electronic plate collector 7 ... Printer
8. Color image recording device 10. Print proof creation system
12 ... workstation 14 ... host computer
16 ... Printer (printing proofer) 20 ... Color conversion means
20A: Color conversion means after correction 26: Original print profile
26 '... Print color reproduction profile reproduced by printer
26A, 26A ′, 26A ″... Print profile after correction
36 ... Printer Profile
36A, 36 '... Printer profile after correction
44, 44 '... color patch
Cpf Color chart (for printer profile creation)
Cpa ... printed color chart
Cpa '... Color chart reproduced by the printer
IM ... Image HC ... Hard copy
Pa ... Main printing paper Pm ... Color printed matter
RS ... Sheet

Claims

印刷条件に依存した入力画像データを印刷プロファイルにより測色値データに変換した後、該測色値データをプルーファプロファイルによりプルーファ条件に依存した画像データに変換し、該画像データによりプルーファからプルーフを出力して印刷色再現をシミュレーションするシステムにおける色再現精度を改善する色補正方法において、
前記印刷プロファイルの作成時に測色した印刷カラーチャートを出力するための印刷条件に依存した画像データを、前記印刷プロファイルおよび前記プルーファプロファイルを介してプルーファ条件に依存した画像データに変換するステップと、
該画像データを前記プルーファに供給し、該プルーファからプルーフカラーチャートを出力するステップと、
該プルーフカラーチャートを測色して前記プルーファでシミュレーションされる印刷色再現プロファイルを作成するステップと、
該印刷色再現プロファイルと前記印刷プロファイルとの差分を前記印刷条件に依存した入力画像データの色空間全体に対して求めるステップと、
求めた差分を使用して前記測色値データを補正するステップと
を備えることを特徴とする色補正方法。After the input image data that depends on the printing conditions is converted to colorimetric value data by the print profile, the colorimetric value data is converted to image data that depends on the proofer conditions by the proofer profile, and the proofing is performed from the proofer by the image data. In a color correction method for improving color reproduction accuracy in a system that outputs and simulates print color reproduction,
Converting image data dependent on printing conditions for outputting a printing color chart measured at the time of creating the printing profile into image data depending on proofer conditions via the printing profile and the proofer profile;
Supplying the image data to the proofer and outputting a proof color chart from the proofer;
Measuring the proof color chart to create a print color reproduction profile simulated by the proofer;
Obtaining a difference between the print color reproduction profile and the print profile for the entire color space of the input image data depending on the printing conditions;
And a step of correcting the colorimetric value data using the obtained difference.

請求項１記載の色補正方法において、
前記求めた差分を使用して前記測色値データを補正するステップでは、
前記求めた差分を前記印刷プロファイルに加算して印刷プロファイルを修正し、該修正した印刷プロファイルにより前記測色値データを補正するステップ
とすることを特徴とする色補正方法。The color correction method according to claim 1,
In the step of correcting the colorimetric value data using the obtained difference,
A color correction method comprising: correcting the print profile by adding the obtained difference to the print profile, and correcting the colorimetric value data by the corrected print profile.

請求項１記載の色補正方法において、
前記求めた差分を使用して前記測色値データを補正するステップでは、
前記求めた差分に前記色空間全体での印刷条件に依存した入力画像データの値に依存した重み係数をかけ、該重み係数をかけた差分を前記印刷プロファイルに加算して印刷プロファイルを修正し、該修正した印刷プロファイルにより前記測色値データを補正するステップ
とすることを特徴とする色補正方法。The color correction method according to claim 1,
In the step of correcting the colorimetric value data using the obtained difference,
Multiplying the obtained difference by a weighting factor depending on the value of the input image data depending on the printing conditions in the entire color space, and adding the difference multiplied by the weighting factor to the printing profile to correct the printing profile; A color correction method comprising the step of correcting the colorimetric value data with the corrected print profile.

印刷条件に依存した入力画像データを印刷プロファイルにより測色値データに変換した後、該測色値データをプルーファプロファイルによりプルーファ条件に依存した画像データに変換し、該画像データによりプルーファからプルーフを出力して印刷色再現をシミュレーションするシステムにおける色再現精度を改善する色補正方法において、
前記印刷プロファイルの作成時に測色した印刷カラーチャートを出力するための印刷条件に依存した画像データを、前記印刷プロファイルおよび前記プルーファプロファイルを介してプルーファ条件に依存した画像データに変換するステップと、
該画像データを前記プルーファに供給し、該プルーファからプルーフカラーチャートを出力するステップと、
該プルーフカラーチャートを測色して前記プルーファでシミュレーションされる印刷色再現プロファイルを作成するステップと、
該印刷色再現プロファイルと前記印刷プロファイルとの差分を前記測色値データの色空間である測色値色空間全体に対して求めるステップと、
求めた差分を使用して前記プルーファ条件に依存した画像データを補正するステップと
を備えることを特徴とする色補正方法。After the input image data that depends on the printing conditions is converted to colorimetric value data by the print profile, the colorimetric value data is converted to image data that depends on the proofer conditions by the proofer profile, and the proofing is performed from the proofer by the image data. In a color correction method for improving color reproduction accuracy in a system that outputs and simulates print color reproduction,
Converting image data dependent on printing conditions for outputting a printing color chart measured at the time of creating the printing profile into image data depending on proofer conditions via the printing profile and the proofer profile;
Supplying the image data to the proofer and outputting a proof color chart from the proofer;
Measuring the proof color chart to create a print color reproduction profile simulated by the proofer;
Obtaining a difference between the print color reproduction profile and the print profile for the entire colorimetric value color space which is a color space of the colorimetric value data;
And a step of correcting the image data depending on the proofer condition using the obtained difference.

請求項４記載の色補正方法において、
前記求めた差分を使用して前記プルーファ条件に依存した画像データを補正するステップでは、
前記求めた差分と前記印刷プロファイルから前記測色値色空間における補正測色値データを求め、該補正測色値データにより前記プルーファプロファイルを修正し、該修正したプルーファプロファイルにより前記プルーファ条件に依存した画像データを補正するステップ
とすることを特徴とする色補正方法。The color correction method according to claim 4.
In the step of correcting the image data depending on the proofer condition using the obtained difference,
Corrected colorimetric value data in the colorimetric value color space is obtained from the obtained difference and the print profile, the proofer profile is corrected by the corrected colorimetric value data, and the proofer condition is set by the corrected proofer profile. A color correction method comprising the step of correcting dependent image data.

請求項４記載の色補正方法において、
前記求めた差分を使用して前記プルーファ条件に依存した画像データを補正するステップでは、
前記求めた差分と前記印刷プロファイルから前記測色値色空間における補正測色値データを求め、該補正測色値データに前記測色値色空間に依存した重み係数をかけた補正測色値データにより前記プルーファプロファイルを修正し、該修正したプルーファプロファイルにより前記プルーファ条件に依存した画像データを補正するステップ
とすることを特徴とする色補正方法。The color correction method according to claim 4.
In the step of correcting the image data depending on the proofer condition using the obtained difference,
Corrected calorimetric value data in the colorimetric value color space is obtained from the obtained difference and the print profile, and corrected colorimetric value data obtained by multiplying the corrected calorimetric value data by a weighting factor depending on the colorimetric value color space. A color correction method comprising: correcting the proofer profile by the step of correcting image data depending on the proofer condition by the corrected proofer profile.

印刷条件に依存した入力画像データを印刷プロファイルにより測色値データに変換した後、該測色値データをプルーファプロファイルによりプルーファ条件に依存した画像データに変換し、該画像データによりプルーファからプルーフを出力して印刷色再現をシミュレーションするシステムにおける色再現精度を改善する色補正方法において、
前記印刷プロファイルの作成時に測色した印刷カラーチャートを出力するための印刷条件に依存した画像データを、前記印刷プロファイルおよび前記プルーファプロファイルを介してプルーファ条件に依存した画像データに変換するステップと、
該画像データを前記プルーファに供給し、該プルーファからプルーフカラーチャートを出力するステップと、
該プルーフカラーチャートを測色して測色値データを求めるステップと、
前記印刷カラーチャートの測色値データと前記プルーフカラーチャートの測色値データの差分を前記印刷条件に依存した入力画像データの色空間全体に対して求めるステップと、
求めた差分を使用して前記測色値データを補正するステップと
を備えることを特徴とする色補正方法。After the input image data that depends on the printing conditions is converted to colorimetric value data by the print profile, the colorimetric value data is converted to image data that depends on the proofer conditions by the proofer profile, and the proofing is performed from the proofer by the image data. In a color correction method for improving color reproduction accuracy in a system that outputs and simulates print color reproduction,
Converting image data dependent on printing conditions for outputting a printing color chart measured at the time of creating the printing profile into image data depending on proofer conditions via the printing profile and the proofer profile;
Supplying the image data to the proofer and outputting a proof color chart from the proofer;
Measuring the proof color chart to obtain colorimetric value data; and
Obtaining a difference between the colorimetric value data of the print color chart and the colorimetric value data of the proof color chart for the entire color space of the input image data depending on the printing conditions;
And a step of correcting the colorimetric value data using the obtained difference.

請求項７記載の色補正方法において、
前記求めた差分を使用して前記測色値データを補正するステップでは、
前記求めた差分を前記印刷プロファイルに加算して印刷プロファイルを修正し、該修正した印刷プロファイルにより前記測色値データを補正する
ことを特徴とする色補正方法。The color correction method according to claim 7.
In the step of correcting the colorimetric value data using the obtained difference,
A color correction method comprising: correcting the print profile by adding the obtained difference to the print profile, and correcting the colorimetric value data using the corrected print profile.

請求項７記載の色補正方法において、
前記求めた差分に前記色空間全体での印刷条件に依存した入力画像データの値に依存した重み係数をかけ、該重み係数をかけた差分を前記印刷プロファイルに加算して印刷プロファイルを修正し、該修正した印刷プロファイルにより前記測色値データを補正する
ことを特徴とする色補正方法。The color correction method according to claim 7.
Multiplying the obtained difference by a weighting factor depending on the value of the input image data depending on the printing conditions in the entire color space, and adding the difference multiplied by the weighting factor to the printing profile to correct the printing profile; A color correction method, wherein the colorimetric value data is corrected by the corrected print profile.

請求項３、６、９のいずれか１項に記載の色補正方法において、
前記重み係数は、前記印刷用プルーファの色再現範囲では値１とし、該色再現範囲以外の範囲では値０とする
ことを特徴とする色補正方法。The color correction method according to any one of claims 3, 6, and 9,
The color correction method according to claim 1, wherein the weighting factor is a value 1 in a color reproduction range of the printing proofer and a value 0 in a range other than the color reproduction range.

請求項３、６、９のいずれか１項に記載の色補正方法において、
前記重み係数は、前記印刷用プルーファの色再現範囲では値１とし、該色再現範囲から離れるに従い値１から値が徐々に小さくなるようにする
ことを特徴とする色補正方法。The color correction method according to any one of claims 3, 6, and 9,
The color correction method according to claim 1, wherein the weighting factor is set to a value of 1 in the color reproduction range of the printing proofer, and gradually decreases from the value of 1 as the distance from the color reproduction range increases.