JP3687946B2 - ベランダ床材用カバー材及びベランダ床材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明はベランダ用等の床材用カバー及び床材に関する。
【0002】
【従来の技術】
「図4」は従来の施工状態の断面図であり、例えば、溝20等の障害物の手前に、予め切断しないベランダ床材13を敷設した後、上記床材と溝との間隙に、切断した床材19,19’を嵌め込んで施工を完成した。このように従来のベランダ床材は先端を切断しなければならないので、施工が手間取り能率が低かった。
また風がきついと床材がまくれ上がり、ベランダ床材の管理が煩雑であった。
【0003】
また特開平10−115076号公報の床材も公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、切断せずに施工でき、強風でもまくれ上がらないベランダ用床材に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、平行な上板と下板の、下板の一端が上板の一端よりも延びており、当該延びた下板と上板の一端は傾斜板で閉鎖され、他端は開放され、上板と下板の間隙には天板と脚を有する床材が嵌合可能であるベランダ床材用カバー材、及び平行な上板と下板の、下板の一端が上板の一端よりも延びており、当該延びた下板と上板の一端は傾斜板で閉鎖され、他端は開放されたベランダ床材用カバー材が設置され、該カバー材の上板と下板の間隙には、天板と脚を有するベランダ床材が嵌合されていることを特徴とする床材、をその要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
「図1」は本願発明ベランダ床材用カバー材であり、上板1と下板2が平行で、上板1の一端よりも下板の一端が長く延びており、上板端3と下板端4は傾斜板5で連結されて閉鎖されており、傾斜板の角度αは80度以下が好適で更に好適には10〜60度である。
一方上板、下板の他端は開放6されている。また上板と下板の間隙7は公知の天板と脚を有するベランダ床材を嵌合できる高さである。
下板の開放された他端に小突起8が形成され、ベランダ床のはずれを防止
している。
【0007】
また下板は出来るだけガタツキを防止するためにも厚くないのが望ましく、望ましくは1.5mm以下である。カバー材は断面と直角の方向Aに樹脂押し出しまたは鉄板等で形成され、一定の長さを有する。このようにしてカバー材9が得られる。カバー材の重量は望ましくは500g/m以上で、さらに望ましくは900〜10000g/mである。またカバー材の上板または下板に適宜織布又は不織布等の補強材を介在させてもよい。
【0008】
「図2」は本願ベランダ床材断面図であり、平行な上板1と下板2の両先端3,4に傾斜板5が結合しているカバー9の、上板、下板、傾斜板とで囲まれた空間10に天板11と脚12を有するベランダ床材13が嵌合ベランダ床材の全部または一部がカバー材上下板に被覆され、脚は小突起8で滑り防止となり、カバー材から外れない。ベランダ床材13は脚12が公知の方法例えば脚に固定された棒状体の孔への嵌合手段14等で連結されている。
カバー材9の高さは15〜40mmで、ベランダ床材を余裕を持って嵌合できる。
【0009】
前部傾斜板と下板は、好ましくは角度80度以下で傾斜している。この傾斜角であるので、例えば風速40m以下の強風が吹いてもベランダ床材の先端が風であおられてまくれることはない。
床材先端のカバー材9の傾斜板5傾斜角αが80度以下であると、強風Wが吹くと風の流方向に対し垂直に下向きの力Pが発生し、床材を下向きに押さえつけて、風が吹いても、床材のまくれ上がりを防止する。更に上記床材が相互連結されていると、強風での対策がさらに良いものになる。
【0010】
床材先端は切断しなくても良く、脚と天板を有するベランダ床材をカバー材内に嵌合した状態で床面に敷設して本願床材15を得る。
【0011】
「図3」は本願床材平面図で、例えば面下方の室内部分(図示せず)と、間仕切り材18,溝16で囲まれた溝際空間において、天板と脚を有するベランダ床材が、先端17,17’を切断することなく並べられ、その先端はカバー材9中に嵌合されている。カバー材先端は溝際にあり、並べられたベランダ床材先端をカバー材内に嵌合することにより、本願発明床材15の施工は完成する。
【0012】
(発明の作用)カバー材先端が斜面なので、ベランダ用床材をこのカバー材に嵌合すると、風が通った時に下向きの力が働くので、風でまくれ上がらない。
【0013】
【実施例】
上板と下板が平行で、上板が150mm、下板が150mm巾で厚さが1.0mm、下板端が上板端より延びており、上板端と下板端を傾斜角度45度の傾斜板で結合遮蔽した高さ20mmのポリ塩化ビニル製で重さ1300g/mの押し出しカバー材を得た。このカバー材に天板と脚を有するベランダ床材を切断することなく嵌合し、このカバー材先端を溝際に配置し、残りの施工部分に通常の方法でベランダ床材を敷き並べて施工した。敷設された床材は美観に優れ、ベランダ床材先端に切断することなくカバー材を嵌合するだけでよいので施工が簡単であった。また風速35mの風にもまくれ上がらなかった。
【0014】
【発明の効果】
ベランダ床材を切断しなくても施工は簡単であった。
風速40m程度の風でも、床材はまくれ上がることはなかった。
カバー材の傾斜板がスロープになっているので、歩行時につまずかなかった。
カバー材に取り付けられた小突起により、ベランダ床材は外れなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明カバー材の斜視図である。
【図2】 本発明床材の断面図である。
【図3】 本発明床材の平面図である。
【図4】 従来施工状態の断面図である。
【符号の説明】
1 上板
2 下板
5 傾斜板
9 カバー材
15 本発明床材
Claims (5)
- 平行な上板と下板の、下板の一端が上板の一端よりも延びており、当該延びた下板と上板の一端は傾斜板で閉鎖され、他端は開放され、上板と下板の間隙には天板と脚を有する床材が嵌合可能であるベランダ床材用カバー材。
- 下板の開放された側端部近傍に小突起が設けられた請求項1の床材用カバー材。
- 平行な上板と下板の、下板の一端が上板の一端よりも延びており、当該延びた下板と上板の一端は傾斜板で閉鎖され、他端は開放されたベランダ床材用カバー材が設置され、該カバー材の上板と下板の間隙には、天板と脚を有するベランダ床材が嵌合されていることを特徴とする床材。
- ベランダ床材が切断されることなくカバー材中に嵌合される請求項3の床材。
- ベランダ床材が互いに連結された請求項3の床材。
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