JP3687367B2 - レンズバリア開閉機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラの撮影レンズを保護するためのレンズ鏡胴前面に設けられたレンズバリアの開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラの撮影レンズを保護するための、レンズ鏡胴の前面に設けられた従来の撮影レンズバリア開閉機構を図1、図2により説明する。図1はレンズバリア開閉機構主要部の図で、(a)はその分解斜視図、(b)はカム部の平面図である。図2はバリアが開放状態での正面図である。
【0003】
図1、図2において、図示せざるヘリコイドねじ等よりなるレンズを繰り出し、繰り入れする機構を内蔵する鏡胴6を、直線的に前進・後退させる直進ガイド40の先端にはカム401が設けられている。そして、このカム401のカム溝には、鏡胴6内に組み込まれて撮影レンズを保護するレンズカバーであるレンズバリア2を開閉する回動リング3の回動ピン31が挿入嵌合されている。前記直進ガイド40は、固定の直進ガイドリング4に一体的に設けられていて、従ってこの固定の直進ガイド40により案内される鏡胴6が前進・後退をすることにより、前記回動ピン31が前記カム401のカム溝に沿って動かされ、回動リング3が時計方向・反時計方向に回転されることになる。
【0004】
レンズバリア2は、鏡胴6に固定の前面リング5に植設された図示せざるバリア回転軸にバリア回転軸穴21が挿入嵌合され、更にレンズバリア2のバリア駆動ピン穴22には、回動リング3のバリア駆動ピン32が挿入嵌合されていて、回動リング3が時計方向・反時計方向に回転することにより、レンズバリア2はバリア回転軸穴21を中心にして回転し、開閉作動をするようになっている。従って、前述のように鏡胴6が前進・後退をすることにより、レンズバリア2は開閉することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述のような従来のバリア開閉機構においては、撮影レンズが内蔵された鏡胴6がカメラ本体に沈胴時にはレンズバリア2が閉まり、撮影のために撮影レンズが撮影可能位置まで出た状態においてはレンズバリア2が開くようにするために、直進ガイド40に回動リング3を時計方向・反時計方向に往復回転させるための、カムを溝状とした往復のカム401を設ける必要がある。
【0006】
従って、直進ガイド40に溝状の往復のカム401を設けるために、直進ガイド40の横幅は広くする必要がある。しかし、直進ガイド40の横幅を広くすると、直進ガイド40と鏡胴6との間にデッドスペース61が生じる。或いは、内部の部品配置によっては直進ガイド40を逃げる必要が生じる。しかし、何れの場合も鏡胴6の径を大きくすることになり、結局カメラが大きくなってしまうことになる。
【0007】
本発明は、前記課題を解決するためになされたものである。即ち、カメラを大きくすることなく撮影レンズを保護することが出来るレンズバリア開閉機構を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、下記構成を採ることによって達成される。
【0009】
即ち、撮影レンズを保護するためのレンズ鏡胴の前面に設けられたレンズバリア開閉機構において、バリアを開閉する回動リングの回転を、前記レンズ鏡胴の光軸方向への直進移動を案内する2本の直進ガイドそれぞれに設けたカムにより行い、前記2本の直進ガイドにそれぞれ設けたカムは、一方は前記回動リングの一方向の回転用であり、他方は前記回動リングの逆方向の回転用であることを特徴とするレンズバリア開閉機構。
【0011】
更に、前記2本の直進ガイドにそれぞれ設けたカムは、前記直進ガイドの先端に設けたことを特徴とするレンズバリア開閉機構。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のレンズバリア開閉機構について、その実施の形態を図3、図4により詳細に説明するが、本発明は以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
【0014】
図3は本実施の形態のレンズバリア開閉機構主要部の分解斜視図である。図4は同じくバリア開閉機構主要部の図で、(a)はバリア閉時の上側のカムと回動ピンとの相対位置を示す上側の直進ガイドの平面図、(b)はバリア閉時の前面リング側から見た正面図、(c)はバリア閉時の下側のカムと回動ピンとの相対位置を示す下側の直進ガイドの底面図、(d)はバリア開時の上側のカムと回動ピンとの相対位置を示す上側の直進ガイドの平面図、(e)はバリア開時の前面リング側から見た正面図、(f)はバリア開時の下側のカムと回動ピンとの相対位置を示す下側の直進ガイドの底面図である。
【0015】
図3、図4において、本実施の形態におけるレンズバリア2を回動リング3を回転することにより開閉するレンズバリア開閉機構の構成は、図1、図2により説明した従来のレンズバリア開閉機構とほとんど同じであり、異なるところは直進ガイド40が、上側の直進ガイド41と下側の直進ガイド42とに別れ、従ってカム401が上側のカム411と下側のカム421とに別れ、回動リング3の回転が上下の回動ピン31を前記上側のカム411と下側のカム421とにより回転させるようにした点が異なっていて他は同じである。即ち、回動リング3がレンズ鏡胴6を案内するほぼ対称位置に設置した2本の直進ガイドそれぞれに設けたカムにより回転されるようになっている。尚、直進ガイドは必ずしも2本に限定しなくても良く、2本以上使用することが出来るが、カムを設ける直進ガイドは2本が好ましい。
【0016】
図4において、回動リング3のレンズバリア2の開方向の回転は、図4(a),(b),(c)に示すごとく、下側の直進ガイド42が矢印D方向の移動、従ってレンズ鏡胴の繰り出しが行われると、下側のカム421により回動ピン31が矢印C方向に動かされる。この動きは回動リング3の時計方向の回転である。同時に上側の直進ガイド41も矢印A方向に移動するので、回動ピン31は上側のカム411に沿って矢印B方向に移動する。即ち、回動リング3の時計方向の回転を可能にする。従って、レンズバリア2のバリア駆動ピン穴22に挿入嵌合されている回動リング3に植設されたバリア駆動ピン32の時計方向の回転移動により、レンズバリア2は前面リング5に植設されたバリア回転軸51に挿入嵌合されたバリア回転軸穴21を中心として矢印E方向に回転し、レンズバリア2が開いて図4(e)の状態となる。
【0017】
そしてこの時、回動リング3のクリックばね33の先端331は、鏡胴6の係止部62をクリックばね33が弾性変形して乗り越え、図4(b)の状態から図4(e)の状態へとなる。従って、レンズバリア2の開の状態はそのまま安定的に維持されることになり、バリアの信頼性を向上する。
【0018】
次に、レンズバリア2が開の状態から閉の状態に変わるときは、図4(d),(e),(f)に示すごとく、上側の直進ガイド41が矢印A′方向の移動、従ってレンズ鏡胴の繰り入れが行われると、上側のカム411により回動ピン31が矢印B′方向に動かされる。この動きは回動リング3の反時計方向の回転である。同時に下側の直進ガイド42も矢印D′方向に移動するので、回動ピン31は下側のカム421に沿って矢印C′方向に移動する。即ち、回動リング3の反時計方向の回転を可能にする。従って、レンズバリア2のバリア駆動ピン穴22に挿入嵌合されている回動リング3に植設されたバリア駆動ピン32の反時計方向の回転移動により、レンズバリア2は前面リング5に植設されたバリア回転軸51に挿入嵌合されたバリア回転軸穴21を中心として矢印E′方向に回転し、レンズバリア2が閉じて図4(b)の状態となる。
【0019】
そしてこの時、回動リング3のクリックばね33の先端331は、鏡胴6の係止部62をクリックばね33が弾性変形して乗り越え、図4(e)の状態から図4(b)の状態へとなる。従って、レンズバリア2の閉の状態はそのまま安定的に維持されることになり、バリアの信頼性を向上する。
【0020】
又、このように直進ガイド40を、上側の直進ガイド41と下側の直進ガイド42とに分け、下側の直進ガイド42に設けた下側のカム421は回動リング3の時計方向の回転用であり、上側の直進ガイド41に設けた上側のカム411は回動リング3の反時計方向の回転用としたので、直進ガイドの横幅を狭く構成でき、図2で示したようなデッドスペースを小さくすることが出来た。従って、鏡胴径を大きくすることなくカメラの小型化を達成できた。
【0021】
そして、直進ガイドそれぞれに設けた前述のカムは、直進ガイドの先端に設けることが、バリア開閉機構のすぐ近くで開閉機構を作動させることになるので、よけいな部品が要らず、従ってカメラを小さくし、バリア開閉機構の複雑化を防止するので好ましい。又、直進ガイドの1本は、直進する部材の鏡胴に対して嵌合隙間を小さくして必要限度一杯に高精度仕上げとし、他の1本は嵌合隙間を大きくとるようにすることは、部品加工精度から来るコストの上昇を防止する上からも好ましい。
【0022】
【発明の効果】
本発明により、カメラを大きくすることなく信頼性を維持して撮影レンズを保護することが出来るレンズバリア開閉機構が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のレンズバリア開閉機構の主要部を説明する図である。
【図2】従来のレンズバリア開閉機構のバリアが開放状態での鏡胴正面図である。
【図3】本実施の形態のレンズバリア開閉機構主要部の分解斜視図である。
【図4】本実施の形態のレンズバリア開閉機構主要部を説明する図である。
【符号の説明】
1 レンズバリア開閉機構
2 レンズバリア
21 バリア回転軸穴
22 バリア駆動ピン穴
3 回動リング
31 回動ピン
4 直進ガイドリング
40 直進ガイド
401 カム
41 上側の直進ガイド
411 上側のカム
42 下側の直進ガイド
421 下側のカム
5 前面リング
6 鏡胴

Claims (2)

  1. 撮影レンズを保護するためのレンズ鏡胴の前面に設けられたレンズバリア開閉機構において、
    バリアを開閉する回動リングの回転を、前記レンズ鏡胴の光軸方向への直進移動を案内する2本の直進ガイドそれぞれに設けたカムにより行い、
    前記2本の直進ガイドにそれぞれ設けたカムは、一方は前記回動リングの一方向の回転用であり、他方は前記回動リングの逆方向の回転用であることを特徴とするレンズバリア開閉機構。
  2. 前記2本の直進ガイドにそれぞれ設けたカムは、前記直進ガイドの先端に設けたことを特徴とする請求項1に記載のレンズバリア開閉機構。
JP32039598A 1998-11-11 1998-11-11 レンズバリア開閉機構 Expired - Fee Related JP3687367B2 (ja)

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