JP3686376B2

JP3686376B2 - Self-supporting mechanism for bags

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Publication number: JP3686376B2
Application number: JP2002010518A
Authority: JP
Inventors: 総一小西
Original assignee: 総一小西
Priority date: 2002-01-18
Filing date: 2002-01-18
Publication date: 2005-08-24
Anticipated expiration: 2022-01-18
Also published as: JP2003210226A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、物品を収納して運搬するカバンを床や椅子に置く際にカバンを支持するために支持フレームを用いてカバンを自立させるカバン用自立保持機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】
物品を収納して運搬する手段の１つであるカバン（鞄）又はバッグ（Ｂａｇ）（以下カバン等という）は、手下げ形式、又は肩からら吊下げる形式のものが一般的であり、カバン等の構造として物品を出し入れする開口をファスナで開閉したり、口金で閉じられた蓋を口金を外して開く、あるいは開口の外周を互に重なり合う１対のコ字状のフレームで形成し、フレームの基部のヒンジ部を中心に両フレームを引き離して開閉する形式のもの、さらに側部にポケットを設けたり、装飾を施したりしたもの等、その形式や形状は多種多様である。
【０００３】
このようなカバン等のうちで開口フレームを有するカバン等は、周知のように旅行カバンや婦人用ハンドバッグに多く採用されており、カバン等を床上又は椅子などに立てたときカバン等自体で自立して置けるようになっているものが多く、これらは一般に厚さが厚くなっている。一方、肩から吊下げるショルダバッグには、ノートパソコンや携帯電話などの普及に伴って、歩きながらでも物品の出し入れができるようにするため肩から吊下げたまま開口を容易に開閉でき、かつ開いた状態を保持できて便利なよう工夫されたものがあり、これらは一般に薄いものが多い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した自立機能を有するカバン等は、一般に厚みが厚く、カバン等の外皮材（殻部材）を形成する素材として金属やプラスチックなどを用いた丈夫で硬いものが使用されており、厚みと外皮材の剛性とによって自立機能が与えられている。従って、厚みを薄くしたり、あるいは柔らかい素材を用いたりすると自立機能が損なわれる。又、ショルダバッグ形式のものは肩から吊り下げて運ぶという条件で使用されるため、必然的に厚みに一定の制限があり、あまり厚くできないし、吊り下げた時に殻部材が硬いと身体に当たって邪魔になるため一般に柔らかい材料が使われる。従って、このようなショルダバッグ形式としたカバン等では肩からカバンを下ろすとカバンが自立できないため、置くときにカバンを倒して置くこととなる。
【０００５】
この発明は、上述した種々の問題点に留意して、その材料自身では自立状態を保持できない程の柔らかい外皮材を用いたカバンの自立性を保持し、カバンを開いた状態で自立したカバンの中から内容物を取出し自在とするためのカバン用自立保持機構を提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決する手段として、カバンの開口に取付けられ、基端を中心に少なくとも一方が回転自在又は移動、回転自在な１対の開口フレームと、上記各開口フレームが連結され、１対の開口フレームを自立状態で保持するための自立保持部材と、開口フレームと自立保持部材を連結し、開口フレームの開き角度を所定範囲内に制限する又は上記角度制限と開口フレームの移動、回転の案内、及びカバン開閉時の開口フレームの外皮材との回転中心の位置ずれに対する連結状態の調整とをする連結調整手段とを備え、開口フレームの少なくとも一方を開いた状態でカバンを自立保持するように柔軟な外皮材を用いたカバン収納体に対し取付けられるようにしたカバン用自立保持機構としたのである。
【０００７】
上記の構成としたこの発明のカバン用自立保持機構は、開口フレームに外皮材を取り付け、かつ自立保持機構を外皮材で覆うことによりカバンを形成するように用いられる。
【０００８】
カバンの自立保持は、カバンを閉じた状態であれ開いた状態であれ自立保持部材が開口フレームをその状態に保つことにより得られるが、自立保持部材の形式としてカバン底部に平板面を形成し、カバンの開閉時のいずれの状態でも平板面が同じ形状のままとする形式と、平板面が２つに折り曲げられカバン厚みの外側隅部を保持端部として自立保持する形式とがある。
【０００９】
前者の形式のカバンでは、カバンに所定の厚みがあるため、カバンを開く際の外皮材の回転中心と開口フレームの回転中心とが位置的にずれることとなる。このため、開口フレームを所定の角度まで回転、又は移動、回転させ、その角度に制限を与え、外皮材に無理な力が作用しないようにするため連結調整手段によって開口フレームと自立保持部材との連結状態を調整する。
【００１０】
上記のように形成されたカバンはその開口フレームを開き内容物を取り出す際に自立保持機構により自立状態が保持されるため、カバンを床上あるいは机に立てて置いたままでカバンが自立し、従ってカバンが倒れないように片手でカバンを押さえる必要がなく、カバンが開口フレームを開いたまま何ら手で押さえることなく自立した状態で両手で内容物を取り出すことができる。又、外皮材が柔らかいため、カバンの手触り感がよく、ソフトな感触の軽いカバンであるが、自立保持機構の自立保持部材により自立性が保持される。
【００１１】
【実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図１Ａは第１実施形態のカバン用自立保持機構の概略構成を示す。図示のカバン用自立保持機構は、カバンに組込まれて使用され、使用時に開口フレームを開いた状態でカバンが自立したまま両手で内容物を取り出すことができるよう自立保持機能をカバンに付与するためのものである。又、この例は、１対の開口フレーム１が互いに対称で、かつ互いに回転、移動が連動する形式のものである。
【００１２】
図示のように、カバン用自立保持機構Ａ₁は、１対の開口フレーム１（１ａ、１ｂ）と、自立保持部材２と、連結調整部材３とを備えている。１対の開口フレーム１ａ、１ｂは、コ字状に形成され、その基端が回転自在、かつ若干上下方向に移動自在に自立保持部材２に対し連結されている。自立保持部材２と開口フレーム１ａ、１ｂ間は連結調整手段３により両者が連結され、角度制限を受け、かつ移動、回転自在とされ、後で説明するように、カバンの外皮材の回転中心を中心とする回転の際に開口フレームの動きを調整する調整部材の役目もする。
【００１３】
１対の開口フレーム１ａ、１ｂは基端が連結軸１ｘにより互いに回転自在に連結され、かつ軸１ｘを自立保持部材２としての脚部２ａに設けた長穴３ａに挿通、支持して開口フレーム１ａ、１ｂを自立保持部材２に連結している。自立保持部材２は、この実施形態では、コ字断面の脚部２ａから成るとしているが、必要であれば左右それぞれの脚部２ａを図示しない共通台板で連結して固定するようにしてもよい。
【００１４】
連結調整手段３は、この例では、開口フレーム１ａ、１ｂと脚部２ａ間を軸３ｘ、３ｘで回転自在に連結する回転アーム３ｂと、前述した脚部２ａに設けられた長穴３ａとから成る。長穴３ａは、開口フレーム１ａ、１ｂが互いに重なった直立状態から所定角度α開いた状態まで回転した時に連結軸１ｘが上昇するに必要な距離長さに設定されている。なお、開口フレーム１ａ、１ｂは、互いに同形状であるが、直立状態では一方が他方の内寸法に沿ってわずかな隙間で重なり合うよう若干寸法が異なっている。１０ｐはカバンの外皮材１１の回転中心である。
【００１５】
上記構成のカバンを使用する場合、カバンを閉じて直立状態としたときは勿論、開口フレーム１ａ、１ｂを所定角度（α）に開いた状態でもカバンの自立状態が保持される。カバンを開閉する際に、開口フレーム１（１ａ、１ｂ）は、連結軸１ｘで互いに連結され、かつ自立保持部材２である脚部２ａに設けた長穴３ａに連結軸１ｘが挿通、嵌合されているため、開口フレーム１の一方が長穴３ａで回転、移動すると、これに連動してもう一方の開口フレーム１も対称に回転し、同一方向に移動する。この場合、連結調整手段３により開口フレーム１が回転、移動について調整されることが前提である。
【００１６】
カバンの外皮材１１は、図に示すカバンとしての形態を保つけれど、カバンを開く際には屈曲して回転中心１０ｐを中心に開くことができ、かつこの開閉を繰り返しても回転中心１０ｐ上に裂目、割れなどの傷が短期間で直ちに生じる程脆弱でない適当な剛性と柔軟性を備えた、例えば所定厚さの動物性の皮、厚手布、合成皮革材などが用いられる。
【００１７】
以上のような構成、作用とした自立保持機構Ａ₁は、その基本的な思想を簡略化して示した図２のような基本構造の機構の１態様として表したものであり、後で説明する他の実施形態も同様である。図２の（ａ）図には基本的な機構として最も単純化した三角形断面のカバンを想定して示している。外皮材１１は、伸縮のない薄く硬い板を仮定する。実際の外皮材１１は、柔らかく伸縮性があるが、硬い板を想定した構成であれば柔軟な外皮材でも機構は成立するからである。
【００１８】
（ａ）図はカバンを閉じた状態を示しており、（ｂ）図はカバンを開いた状態を示す。（ａ）図の状態のカバンを開こうとすると、外皮材１１の回転中心１０ｐを中心として外皮材１１が外側へ開き、このため外皮材１１の頂点は外皮材１１の斜辺長さを半径として円弧状に移動する。このとき、開口フレーム１の一方のフレーム１ａは、その頂点がＯからａ、ｂ、ｃ、ｄ・・・という点から成る円弧状に移動するため、頂点の移動に伴ってその下端の軸１ｘが挿通される点は下端１ｘの位置から少しずつ上昇し、前述した脚２ａに設けられた長穴３ａの長さＸに相当する位置に至るまで上昇する。そしてその時の開口フレーム１ａの開き角度がαであるように長さＸ及び開口フレーム１ａの長さを設定する。
【００１９】
なお、上記所定角度αはカバンを開いたとき、カバンへの品物の出し入れにとって十分な角度となるように、かつ収納された品物が傾いてもカバンの自立を保持できるようそれぞれのカバンの大きさ、外皮材の種類などに応じて最適となる角度として経験的に設定される。そして、長穴３ａより少し上方の軸３ｘが嵌合される任意の点（便宜上３ｘの符号を共用する）は、上記のような開口フレーム１ａの位置Ｏ〜ｄへの移動に伴って、図示のように短い曲線（円弧状に近い曲線）を描く。
【００２０】
従って、開口フレーム１ａが上述したような円弧、及び短い曲線を描くように回転、移動するように設定すると理想的な動きとなる。実際のバッグの代表的な断面形状は四角形の箱形であるから、実際の例に即して表すと（ｃ）図のようになる。しかし、実際の例では外皮材１１は柔軟性のある材料が用いられるため、開口フレーム１ａの動きを何ら規制しないままでは種々不都合が生じる。このため開口フレーム１ａの動きを所定角度α内に規制する部材として実際の例では連結調整手段３を設けている。
【００２１】
連結調整手段３を設ける場合、その形式は種々のものを採用できるが、その一例が第１実施形態のものである。第１実施形態の連結調整手段３は、回転アーム３ｂの形式であるが、この回転アーム３ｂは上述した理想的な動きをするものに対し許容範囲内での若干のずれを伴った動きをする。回転アーム３ｂは、図２の（ｂ）図中で、開口フレーム１ａの位置Ｏとｄにおける任意の点３ｘを直線で結び、その直線の垂直２等分線上で自立保持部材２の脚部２ａと交差する点をもう１つの任意の点３ｘとしてこれと上記開口フレーム１ａ上の任意の点３ｘとを結ぶように設けられている。
【００２２】
回転アーム３ｂは、脚部２ａ上の任意の点３ｘを中心として円弧を描いて移動するから、上述した開口フレーム１ａの理想的な動きとして任意の点３ｘが描く曲線状の動きとは完全な円弧とこれに近い曲線とのわずかな差だけずれを生じるが、実用上は許容される誤差の範囲内となるように回転アーム３ｂの長さを設定すればよい。このようにして設定される回転アーム３ｂは、脚部上の任意の点３ｘを中心として回転するのに対して、カバンの外皮材１１は回転中心１０ｐを中心として回転する。従って、長穴３ａと回転アーム３ｂで形成される連結調整手段３は、単に開口フレーム１ａ、１ｂの開き角度を所定角度αに制限するだけでなく、開口フレーム１ａ、１ｂを自立保持部材２に連結して開口フレーム１ａ、１ｂの開放時の回転と移動を案内しつつ外皮材１１の回転とのずれを調整する役目をしている。なお、上述した図２に基づく基本思想は以下で説明する他の実施形態にも同様に適用される。
【００２３】
図１Ｂの（ａ）図に第２実施形態の自立保持機構Ａ₂を示す。この例では脚部２ａは１枚の垂直板を含むＬ字断面部材から形成され、その両面に軸３ｘを介して回転アーム３ｂが取付けられている。この実施形態は図１Ａの（ａ）図において前述した垂直２等分線（点線）を斜め上方に延長して開口フレーム１（１ａ、１ｂ）を閉じた際の垂直な中心線と交差する点を他の任意の点３ｘとして、この点と開口フレーム１上の任意の点３ｘとの間に回転アーム３ｂを設けた例である。又、脚部２ａは幅が狭いと想定し、その下端に広幅の台板２Ｂが取付けてある。その他の同じ構成部材には同じ符号が付してあるから、重複して説明することは省略する。
【００２４】
この実施形態の自立保持機構Ａ₂の作用も基本的には第１実施形態と同じである。但し、回転アーム３ｂが逆方向に取り付けられているため、ずれの方向も逆向きであり、ずれの大きさも異なり、従ってそのずれを許容範囲内となるように回転アーム３ｂを設ける必要がある。
【００２５】
図１Ｂの（ｂ）図に第３実施形態の自立保持機構Ａ₃を示す。この例では、連結調整手段３として回転アームを有さず、脚部２ａに設けた長穴３ａと３ｅとから成る。脚部２ａは、（ａ）図の脚部２ａより幅が広く、かつ同程度に上下に長い２枚の垂直板から形成されたものを示している。断面をコ字状としてもよい。長穴３ａに連結軸１ｘが嵌合するのは第１、２実施形態と同じであるが、長穴３ｅは図示のように斜め上向きの形状で、開口フレーム１ａ、１ｂに取付けられた軸３ｘが開口フレーム開閉時に移動する経路を案内、規制するように形成されている。なお、図示の長穴３ｅは直線状のものを示しているが、前述した図２の理想的な動きをする曲線状とするのがずれが生じないため最も好ましい。しかし、これに代えて円弧状とすることもできる。又、この実施形態でも脚部２ａの下端に台板２Ｂが設けられている。
【００２６】
図１Ｂの（ｃ）図は第４実施形態の自立保持機構Ａ₄を示す。この例では、脚部２ａはＬ字断面の垂直面の中央に突出部が形成され、その突出部に設けた長穴３ａに挿入、嵌合された連結軸１ｘを介して開口フレーム１ａ、１ｂの基端が回転自在に連結され、又回転アーム３ｂ’が開口フレーム１ａ、１ｂの基端に直角に一体に形成されている。
【００２７】
図１Ｂの（ｄ）図は第５実施形態の自立保持機構Ａ₅を示す。この例では、脚部２ａの形状は第２実施形態と同じであるが、長穴３ａに代えて脚部２ａの上部に長穴３ｄ’が設けられている点、及び連結軸１ｘが回転できるけれど上下方向へ移動できない点が異なる。この例では、開口フレーム１ａ、１ｂは回転するだけで、横移動はできない。
【００２８】
図１Ｃの（ａ）図は、第６実施形態の自立保持機構Ｂを示す。この例は、開口フレーム１ａ、１ｂが左右対称であるが、左右の動きは連動せず、一方がそれぞれ独立に開閉され、左右の開口フレーム１ａ、１ｂは全く同一形状で閉じる際に互いに向い合わせに対向して閉じる形式とされている。脚部２ａ、連結調整手段３などの構成は第１実施形態の片側部分をそれぞれ独立に形成した点で相違するが、他の部分は第１実施形態の構成と同じである。なお、この自立保持機構Ｂは上記Ａ₂〜Ａ₄の各機構についても適用できることは詳細に説明するまでもなく可能である。
【００２９】
図１Ｃの（ｂ）図は、第７実施形態の自立保持機構Ｃを示す。この例も、開口フレーム１ａ、１ｂは左右対称であるが、開口フレーム１の回転中心とカバンの開閉の回転中心とが連結軸１ｘを介して同一点にある点で他の実施形態と大きく異なる。この例では、回転アーム３ｂ’、３ｂ’が開口フレーム１ａ、１ｂの基端にそれぞれ一体に接続、形成されており、このため脚部２ａは設けられておらず、この回転アーム３ｂ’、３ｂ’が自立保持部材としての役目及び連結調整手段としての役目を果たす。
【００３０】
従って、他の実施形態のような自立保持部材２としての脚部２ａ、台板２Ｂや連結調整手段３のような個別の部材を必要とせず、開口フレーム１ａ、１ｂに一体の回転アーム３ｂ’、３ｂ’を外皮材１１に取り付けるだけである。このため、他の実施形態とは構成部材が異なるが、自立保持機能を有する点では他の実施形態と同じである。このような構成の開口フレーム１ａ、１ｂを開くと、図示のように、回転アーム３ｂ’、３ｂ’が回転し、その先端が脚部の役目をするため、開放状態でもカバン全体の自立性を保持することとなる。
【００３１】
図１Ｃの（ｃ）図は第８実施形態の自立保持機構Ｄを示す。この例は開口フレーム１ａ、１ｂが連動せず、構造、作用のいずれも非対称の例である。開口フレーム１ｂは、脚部２ａに固定されているのに対し、開口フレーム１ａは、第１実施形態の機構Ａ₁の半部分と同じである。半部分については、図中に同じ符号を付して示しているから、詳細な説明は省略する。この実施形態は、開口フレーム１ａ、１ｂが必ずしも対称でなくてもよいことを示すためのものである。なお、非対称の他の例については後でさらに説明する。又、Ａ₂〜Ａ₅についても適用できることは説明するまでもない。
【００３２】
次に、カバンに適用される各種のカバン用自立保持機構の詳細を示す。図３の（ａ）図は第１実施形態のカバン用自立保持機構Ａ₁の要部の拡大斜視図である。図示の例は、図１Ａの第１実施形態に対応しており、機構全体については既に説明済みである。この実施形態では回転アーム３ｂを板状部材とし、軸１ｘ、軸３ｘを具体的に示した。（ｂ）図に開口フレーム１ａ、１ｂを閉じた状態を示している。図４にこの実施形態のカバン用自立保持機構を適用したカバンの全体概略斜視図を示す。図示のように、直立状態でもカバンＫは自立性が保持される。
【００３３】
図３の（ｃ）図は第１実施形態の詳細構造の一部変形例である。図示のように、第１実施形態の自立保持部材２の脚部２ａに補助脚部２ａ’が連結して設けられている点が異なっている。補助脚部２ａ’は、図示のように、断面がＬ字状で、その垂直面の中央位置に長穴３ａ’、脚部２ａ’の幅方向の左右両端寄りに上、下２箇所の同一線上に長穴３ｃ、３ｃが設けられ、長穴３ａ’に連結軸１ｘが挿通され、長穴３ｃには軸３ｘ、３ｘ’が挿通されている。長穴３ａ’の長さは長穴３ａの数倍の長さである。
【００３４】
図から分かるように、連結軸１ｘと軸３ｘは、脚部２ａの両側板間に延びる長さとされ、長穴３ａ’、３ｃ内で上下動自在に設けられている。又、軸３ｘ’は脚部２ａの片側の側板と補助脚部２ａ’の垂直板との間を連結する長さとされ、長穴３ｃ内で上下動自在である。この例では補助脚部２ａ’のフランジ面を外皮材底面に固定し、この補助脚部２ａ’に対し脚部２ａが上下動することができる。
【００３５】
この変形例で補助脚部２ａ’を設けたのは、カバン内へ物品を収容した時の膨らみを吸収するためである。又カバン内へ物品を収容すると、外皮材が柔軟なためカバンが横に膨らみカバンの高さが変化する。従って、この高さの変化を補助脚部２ａ’により吸収して対応する。又カバンを持ち上げたとき、外皮材にたるみを作らずに、物品の重量を外皮材や開口フレーム１ａ、１ｂに分散させるのである。従って、外皮材として柔軟性を持つものを使用すれば軽く、扱い易く、ソフトなイメージのカバンが得られる。
【００３６】
図５に第２実施形態の自立保持機構Ａ₂の要部拡大斜視図（ａ）及びその一部変形例（ｂ）を示す。なお、開口フレーム１ａ、１ｂの全体形状は第１実施形態と同じであるから図示省略する。（ａ）図の自立保持機構は、第１実施形態と基本原理は同じであるが次の点で異なる。この実施形態では、自立保持部材２の脚部２ａがＬ字断面の垂直板とされ、連結調整手段３の回転アーム３ｂが脚部２ａの垂直板の頂部に回転自在に連結されている点が異なる。
【００３７】
この実施形態では、上述したように、回転アーム３ｂが脚部２ａの垂直板の頂部に連結されているが、カバンを開く際の開口フレーム１ａ、１ｂの回転、移動の動作はずれの方向が逆となるが第１実施形態と殆ど同じである。脚部２ａの幅は台板２Ｂより狭いため、自立性は台板２Ｂが受持つこととなる。
【００３８】
図５の（ｂ）図の自立保持機構は、（ａ）図の例の一部変形例であり、第１実施形態の変形例と同様に、脚部２ａが補助脚部２ａ”を介して台板２Ｂに設置されている。補助脚部２ａ”を設けた理由は第１実施形態の変形例（図３の（ｃ）図）の場合と同じである。
【００３９】
図６は第３実施形態の自立保持機構Ａ₃の要部拡大斜視図（ａ）及びその一部変形例（ｂ）を示す。（ａ）図の自立保持機構も基本原理は第１実施形態と同じであるが、構成部材は若干異なる。脚部２ａは、第１実施形態と同様にコ字断面部材で形成されているが、その垂直側板が高く形成され、この垂直側板の中央下方寄りに上下方向の長穴３ａと、上端よりに斜め方向に長穴３ｅとが設けられ、長穴３ａには連結軸１ｘが、長穴３ｅには軸３ｘが挿通嵌合されている。
【００４０】
長穴３ａは、第１実施形態と同じであるが、長穴３ｅは第１実施形態の回転アーム３ｂに代わって開口フレーム１ａ、１ｂの回転、移動について案内、調整するためのものである。長穴３ｅの形状は、直線状のものを示している。カバンとしての開閉動作については、第１実施形態とほぼ同じである。
【００４１】
図６の（ｂ）図は、（ａ）図の例に対し、第１実施形態の変形例と同様に、補助脚部２ａ' を介して脚部２ａを台板２Ｂに設置している点が異なる。作用も第１実施形態の変形例と同じである。
【００４２】
図７は第４実施形態の自立保持機構Ａ₄の要部拡大斜視図（ａ）及びその一部変形例を示す。（ａ）図の自立保持機構は基本原理が第１実施形態と同じであるが、構成部材は若干異なる。自立保持部材２は、図示のようにＬ字状断面で中央に山形部を設けた脚部２ａとして形成され、脚部２ａの山形側板に上下方向の長穴３ａが設けられ、この長穴３ａに連結軸１ｘを介して開口フレーム１ａ、１ｂの基端が回転自在に取り付けられている。
【００４３】
又、開口フレーム１ａ、１ｂの基端にはそれぞれのフレームに対しＬ字状端部を形成する連結アーム３ｂ’が一体に設けられており、この連結アーム３ｂ’の他端が軸３ｘを介して脚部２ａの両端に回転自在に取付けられている。連結アーム３ｂ’のＬ字状端部には図示しない長穴が形成されており、この長穴は開口フレーム１ａ、１ｂが開閉される際に連結軸１ｘと軸３ｘ間の距離がわずかに変化するため、この軸間距離の変化を吸収するために設けられている。従って、この実施形態では連結調整部材３は、連結アーム３ｂ’と長穴３ａと、連結アーム３ｂ’のＬ字状端部の長穴とにより構成されている。
【００４４】
この実施形態の自立保持機構の作用も、基本的に第１実施形態と同じである。この実施形態の場合、カバンの回転中心に連結アーム３ｂ’の回転中心３ｘが重なるようにすれば回転による誤差は０になるが、両回転中心がずれる程それぞれの回転によるずれが大きくなり、構造上、軸の遊びでは回転中心を重ねることができないのでこれを吸収するため外皮材には柔軟性が要求される。なお、Ｌ字状端部に代えてその長穴はアームの他端あるいは自立保持脚部の軸３ｘ部に設けてもよい。
【００４５】
（ｂ）図の一部変形例では、（ａ）図の実施形態の自立保持機構に対して補助脚部２ａ’が設けられている点が異なる。図示のように、補助脚部２ａ’は、外観形状がＴ字状の脚部２ａの垂直板２ａ”を抱えるように保持して脚部２ａが上下方向に移動自在となるように形成されている。補助脚部２ａ’の作用は第１実施形態の変形例と同じである。（ａ）図の実施形態の自立保持機構と同じ部分は説明を省略する。
【００４６】
図８の（ａ）、（ｂ）図の第５実施形態の自立保持機構Ａ₅は特殊例である。この例の自立保持機構Ａ₅は、構造上第２実施形態の機構Ａ₂に大部分共通するが、連結軸１ｘが脚部２ａに対し回転自在に、かつ上下動はしないように設けられている点で他の例とは大きく異なる。この例では開口フレーム１ａ、１ｂは、連結軸１ｘを中心に互いに連動して回転し、開閉されるが、開口フレーム１ａ、１ｂが上下方向の移動はしない。又、回転アーム３ｂは、脚部２ａの長穴３ｄ’に嵌合している軸３ｘに対し回転自在であるから、開口アームの１方が回転し回転アーム３ｂを介して軸３ｘが上下動することにより開口アームの他方が連動して回転する。この自立保持機構Ａ₅が自立保持機能を有することは言うまでもない。
【００４７】
図８の（ｃ）図は自立保持機構Ａ₅に対し、補助脚部２ａ”が設けられている点で第５実施形態の一部変形例である。その他の点は自立保持機構Ａ₅と同じであり、補助脚部２ａ”の作用は第１実施形態の変形例と同じである。
【００４８】
図９に自立保持部材２の補助部材２’について示す。（ａ）図、（ｂ）図のいずれの例も、カバンの外皮材１１の外側から自立保持機能を強化するために付設されるものであり、特に図４の実施形態では、外皮材１１の内側に設けられる自立保持部材２の脚部２ａの幅をカバンの幅が小さいため小さくせざるを得ず、従って台板２Ｂの幅も同程度に小さくする必要がある場合、自立保持機能が低下する。そこでこの自立保持機能を補助的に強化しようというものである。
【００４９】
（ａ）図の補助部材２’は、２つの張出板２１、２１から成り、不使用時には鎖線で示すようにカバン内底部に平行状に引込まれて軸２３ｘにより台板２Ｂ又は自立装置の脚部２ａに取付けられている。２１ａ、２１ａは歯部、２１ｂは端部パッド、２２は連結板である。この補助部材２’の使用時には張出板２１、２１のいずれか一方を回転させて引き出すと、もう一方の張出板２１が端部の歯部２１ａ、２１ａで噛合しているため、もう一方の張出板２１も回転して引き出され、互いに直線状になり、カバンの長手方向と直角に張り出される。張出板２１、２１が張出されることにより自立保持機能が強化される。
【００５０】
（ｂ）図の補助部材２’は、１つの張出板２１から成り、その長さ中央位置を軸２３ｘによりカバン内底部又は台板に回転自在に付設される。２１ｂは端部パッドである。この例では張出板２１の片端を引き出せば他端は必然的に反対側へ引き出され、機能としては（ａ）図と同じものが与えられる。
【００５１】
図１０は図２の原理図に示した機構を非対称とした機構の原理図を示す。図示のように、開口フレーム１（１ａ、１ｂ）は閉じた状態では三角形の頂点を通る垂線が中央より少し左側へ寄った非対称の三角形を成すように構成されている。連結調整手段３の長穴３ａは垂直に設けられ、この長穴３ａ内に軸１ｘにより連結された開口フレーム１（１ａ、１ｂ）の下端が昇降自在とされている。外皮材１１に対する条件は図２の場合と同様である。
【００５２】
この実施形態の機構も、実際の例では一般的な四角形状の箱形に近いカバンに適用されることは図２の場合と同様であり、その適用し得る例としてＡ₁〜Ａ₅及びＢの各機構が適用できることは詳しく説明するまでもない。なお、長穴３ａは図示のように垂直状ではなく所定角度傾斜状に設けることもできる。
【００５３】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、この発明のカバン用自立保持機構は１対の開口フレームと、これを自立保持する自立保持部材と、両部材を連結する連結調整手段とを備えたから、柔らかい外皮材を用いたカバンを閉じた時は勿論、所定角度に開いた状態でも自立状態を保持でき、カバンを片手で押さえておく必要がないから両手で内容物を簡単に取り出すことができる。外皮材が柔らかいため、軽くて手触りがよくソフトな感触のカバンの自立保持性が得られ、新たな構造、デザインのカバンの創造に大きく寄与できるという画期的な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１Ａ】第１実施形態のカバン用自立保持機構の概略構成図
【図１Ｂ】第２〜第５実施形態のカバン用自立保持機構の概略構成図
【図１Ｃ】第６〜第８実施形態のカバン用自立保持機構の概略構成図
【図２】自立保持機構の原理的な構成の説明図
【図３】第１実施形態及び変形例のカバン用自立保持機構の要部拡大斜視図
【図４】同上のカバンへの適用例の外観斜視図
【図５】第２実施形態及び変形例のカバン用自立保持機構の要部拡大斜視図
【図６】第３実施形態及び変形例のカバン用自立保持機構の要部拡大斜視図
【図７】第４実施形態及び変形例のカバン用自立保持機構の要部拡大斜視図
【図８】第５実施形態及び変形例のカバン用自立保持機構の要部拡大斜視図
【図９】自立保持部材の補助部材（ａ）、（ｂ）の拡大斜視図
【図１０】非対称な自立保持機構の原理的な構成の説明図
【符号の説明】
１、１ａ、１ｂ開口フレーム
１ｘ連結軸
２自立保持部材
２ａ脚部
２Ｂ共通台板
３連結調整手段
３ａ長穴
３ｂ回転アーム
３ｘ軸
１０ｐ回転中心
１１外皮材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a self-supporting holding mechanism for a bag that uses a support frame to support the bag when the bag for storing and transporting articles is placed on a floor or a chair.
[0002]
[Prior art]
Bags (bags) or bags (hereinafter referred to as bags, etc.), which is one of the means for storing and transporting articles, are generally hand-hung or hung from the shoulder. Opening and closing the opening for putting in and out the article with a fastener, opening the lid closed with the base by removing the base, or forming a pair of U-shaped frames with the outer periphery overlapping each other, the frame There are a wide variety of types and shapes, such as a type that opens and closes both frames apart from each other around the hinge part of the base part, a pocket that is provided with side pockets, and a decoration.
[0003]
Of these bags, bags having an open frame are widely used in travel bags and ladies' handbags, as is well known, and when bags are placed on the floor or chairs, they stand on their own. Many of these are designed to be placed, and these are generally thicker. On the other hand, the shoulder bag suspended from the shoulder can be opened and closed easily while being suspended from the shoulder so that articles can be taken in and out while walking with the spread of laptop computers and mobile phones. Some have been devised so that they can be kept in a convenient state, and these are generally thin.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the bag having the above-mentioned self-supporting function is generally thick, and a strong and hard material using metal or plastic is used as a material for forming a shell material (shell member) such as a bag. A self-supporting function is given by the rigidity of the skin material. Accordingly, when the thickness is reduced or a soft material is used, the self-supporting function is impaired. Also, since the shoulder bag type is used under the condition that it is suspended from the shoulder, the thickness is inevitably limited, and it cannot be made too thick. In general, soft materials are used. Therefore, in such a shoulder bag type bag or the like, when the bag is lowered from the shoulder, the bag cannot stand on its own.
[0005]
The present invention keeps the above-mentioned various problems in mind, maintains the independence of the bag using a soft outer skin material that cannot hold the self-supporting state of the material itself, It is an object of the present invention to provide a self-supporting mechanism for a bag that allows contents to be taken out from inside.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a means for solving the above problems, the present invention provides a bag. of A pair of opening frames which are attached to the opening and at least one of which is rotatable or movable around the base end and which is rotatable. And , Each of the above Opening Frames are connected and a pair of opening frames The A self-supporting holding member for holding in a self-supporting state; Opening frame and self-supporting Connecting the members and limiting the opening angle of the opening frame within a predetermined range or moving the opening frame and guiding the rotation, And when the bag is opened and closed Connection adjusting means for adjusting the opening frame. Of Hold the bag on its own with at least one open Using a flexible skin material This is a self-supporting mechanism for bags that can be attached to the bag storage body.
[0007]
The self-supporting holding mechanism for a bag of the present invention having the above-described configuration is used so as to form a bag by attaching a skin material to the opening frame and covering the self-supporting holding mechanism with the skin material.
[0008]
The self-supporting holding of the bag is obtained by keeping the open frame in the open frame by the self-supporting holding member regardless of whether the bag is closed or opened, but as a form of the self-supporting holding member, a flat plate surface is formed on the bottom of the bag, There are a type in which the flat plate surface remains the same in any state when the bag is opened and closed, and a type in which the flat plate surface is folded in two and is held independently with the outer corner of the bag thickness as a holding end.
[0009]
In the former type of bag, since the bag has a predetermined thickness, the rotation center of the outer shell material and the rotation center of the opening frame are shifted in position when the bag is opened. For this reason, the opening frame is rotated, moved, or rotated to a predetermined angle, the angle is limited, and the connection adjusting means prevents the opening frame and the self-supporting holding member from being subjected to excessive force on the outer skin material. Adjust the connection state.
[0010]
The bag formed as described above is held in a self-supporting state by the self-supporting holding mechanism when the opening frame is opened and the contents are taken out. It is not necessary to hold the bag with one hand so that it does not fall down, and the contents can be taken out with both hands while holding the opening frame and holding it with no hands. In addition, since the outer skin material is soft, the hand feeling of the bag is good and the bag is light and soft, but the self-supporting property is maintained by the self-supporting member of the self-supporting holding mechanism.
[0011]
Embodiment
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1A shows a schematic configuration of the bag self-supporting holding mechanism of the first embodiment. The illustrated self-supporting mechanism for a bag is used by being incorporated in a bag, and in order to give the bag a self-supporting function so that the contents can be taken out with both hands while the bag is self-supported with the opening frame open. belongs to. In this example, the pair of opening frames 1 are symmetrical to each other, and the rotation and movement are interlocked with each other.
[0012]
As shown in the figure, the bag self-supporting mechanism A ₁ Includes a pair of opening frames 1 (1a, 1b), a self-supporting holding member 2, and a connection adjusting member 3. The pair of opening frames 1a and 1b are formed in a U shape, and their base ends are connected to the self-supporting holding member 2 so as to be rotatable and slightly movable in the vertical direction. Between the self-supporting holding member 2 and the opening frames 1a and 1b, both of them are connected by a connection adjusting means 3, subjected to angle restriction, and movable and rotatable. As will be described later, the center of rotation of the outer shell material of the bag is determined. It also serves as an adjustment member that adjusts the movement of the opening frame during rotation about the center.
[0013]
The pair of opening frames 1a and 1b are connected to each other by connecting shafts 1x so as to be freely rotatable, and the shafts 1x are inserted into and supported by the elongated holes 3a provided in the legs 2a as the self-supporting holding members 2. 1 a and 1 b are connected to the self-supporting holding member 2. In this embodiment, the self-supporting holding member 2 is composed of a leg portion 2a having a U-shaped cross section. However, if necessary, the left and right leg portions 2a may be connected and fixed by a common base plate (not shown). Good.
[0014]
In this example, the connection adjusting means 3 includes a rotating arm 3b that rotatably connects the opening frames 1a and 1b and the leg 2a with axes 3x and 3x, and a long hole 3a provided in the leg 2a described above. Become. The long hole 3a is set to a distance length necessary for the connecting shaft 1x to rise when the opening frame 1a, 1b is rotated from an upright state where the opening frames 1a, 1b overlap each other to a state where the opening frame 1a, 1b is opened by a predetermined angle α. The opening frames 1a and 1b have the same shape as each other, but are slightly different in size so that one overlaps with a slight gap along the other inner dimension in the upright state. 10p is the center of rotation of the outer shell material 11 of the bag.
[0015]
When the bag having the above-described configuration is used, not only when the bag is closed and brought into an upright state, but also when the opening frames 1a and 1b are opened at a predetermined angle (α), the bag is maintained in an independent state. When opening and closing the bag, the opening frame 1 (1a, 1b) is connected to each other by the connecting shaft 1x, and the connecting shaft 1x is inserted and fitted into the elongated hole 3a provided in the leg 2a which is the self-supporting holding member 2. Therefore, when one of the opening frames 1 rotates and moves in the elongated hole 3a, the other opening frame 1 also rotates symmetrically and moves in the same direction. In this case, it is assumed that the opening frame 1 is adjusted for rotation and movement by the connection adjusting means 3.
[0016]
Although the bag skin 11 maintains the shape of the bag shown in the figure, it can be bent and opened around the center of rotation 10p when the bag is opened, and even if this opening and closing is repeated, it remains on the center of rotation 10p. For example, animal skins, thick cloths, synthetic leather materials, etc. having a predetermined thickness are used, which have appropriate rigidity and flexibility that are not so fragile that scratches such as fissures and cracks immediately occur in a short period of time.
[0017]
Self-supporting holding mechanism A having the above-described configuration and action ₁ Is expressed as one mode of the mechanism of the basic structure as shown in FIG. 2 in which the basic idea is simplified, and other embodiments described later are also the same. In FIG. 2A, the basic mechanism is shown assuming the most simplified triangular cross-section bag. The skin material 11 is assumed to be a thin and hard plate that does not stretch. This is because the actual skin material 11 is soft and stretchable, but the mechanism can be established even with a flexible skin material as long as it is configured to be a hard plate.
[0018]
(A) The figure has shown the state which closed the bag, (b) The figure shows the state which opened the bag. (A) When the bag in the state shown in the figure is opened, the outer skin material 11 opens outwardly with the rotation center 10p of the outer skin material 11 as the center, so that the apex of the outer skin material 11 has the oblique side length of the outer skin material 11 as the radius. Move in an arc. At this time, one frame 1a of the opening frame 1 has its apex moved from O to an arc shape composed of points a, b, c, d... The point where is inserted gradually rises from the position of the lower end 1x and rises to a position corresponding to the length X of the elongated hole 3a provided in the leg 2a described above. Then, the length X and the length of the opening frame 1a are set so that the opening angle of the opening frame 1a at that time is α.
[0019]
The predetermined angle α is such that when the bag is opened, the angle is sufficient for putting the item into and out of the bag, and so that the bag can maintain its independence even when the stored item is tilted. It is set empirically as the optimum angle according to the type of outer skin material. An arbitrary point where the shaft 3x slightly above the elongated hole 3a is fitted (for convenience, the symbol of 3x is shared) is illustrated in accordance with the movement of the opening frame 1a to the positions O to d as described above. Draw a short curve (a curve close to an arc) like
[0020]
Accordingly, when the opening frame 1a is set to rotate and move so as to draw the arc and the short curve as described above, an ideal movement is obtained. Since a typical cross-sectional shape of an actual bag is a rectangular box shape, it is as shown in FIG. However, since a flexible material is used for the outer skin material 11 in an actual example, various inconveniences occur without restricting the movement of the opening frame 1a. For this reason, in the actual example, the connection adjusting means 3 is provided as a member for restricting the movement of the opening frame 1a within the predetermined angle α.
[0021]
When the connection adjusting means 3 is provided, various types can be adopted, but one example is that of the first embodiment. The connection adjusting means 3 of the first embodiment is in the form of a rotating arm 3b. The rotating arm 3b moves with a slight deviation within an allowable range with respect to the ideal movement described above. . The rotating arm 3b connects the arbitrary points 3x at the positions O and d of the opening frame 1a with a straight line in FIG. 2B, and the leg 2a of the self-supporting holding member 2 on the perpendicular bisector of the straight line. A point intersecting with the second frame is set as another arbitrary point 3x and is connected to the arbitrary point 3x on the opening frame 1a.
[0022]
Since the rotary arm 3b moves while drawing an arc around an arbitrary point 3x on the leg 2a, the above-described curved movement drawn by the arbitrary point 3x as an ideal movement of the opening frame 1a is completely complete. A slight difference between the arc and a curve close to this occurs, but the length of the rotating arm 3b may be set so as to be within an allowable error range in practice. The rotating arm 3b set in this way rotates around an arbitrary point 3x on the leg portion, whereas the outer skin 11 of the bag rotates around the rotation center 10p. Therefore, the connection adjusting means 3 formed by the elongated hole 3a and the rotating arm 3b not only restricts the opening angle of the opening frames 1a and 1b to the predetermined angle α, but also makes the opening frames 1a and 1b a self-supporting holding member 2. It is connected to guide the rotation and movement of the opening frames 1a and 1b when opened, and adjusts the deviation from the rotation of the outer skin material 11. The basic idea based on FIG. 2 described above is similarly applied to other embodiments described below.
[0023]
The self-supporting holding mechanism A of the second embodiment is shown in FIG. ₂ Indicates. In this example, the leg portion 2a is formed of an L-shaped cross-section member including a single vertical plate, and a rotary arm 3b is attached to both surfaces via a shaft 3x. In this embodiment, the vertical bisector (dotted line) described above in FIG. 1A is extended obliquely upward and intersects the vertical center line when the opening frame 1 (1a, 1b) is closed. Is an arbitrary point 3x, and a rotating arm 3b is provided between this point and an arbitrary point 3x on the opening frame 1. The leg 2a is assumed to be narrow, and a wide base plate 2B is attached to the lower end thereof. Since the same code | symbol is attached | subjected to the other same structural member, it abbreviate | omits description redundantly.
[0024]
Self-supporting holding mechanism A of this embodiment ₂ Is basically the same as that of the first embodiment. However, since the rotation arm 3b is attached in the opposite direction, the direction of the deviation is also opposite, and the magnitude of the deviation is different. Therefore, it is necessary to provide the rotation arm 3b so that the deviation is within an allowable range.
[0025]
The self-supporting holding mechanism A of the third embodiment is shown in FIG. _Three Indicates. In this example, the connection adjusting means 3 does not have a rotating arm, but includes long holes 3a and 3e provided in the leg 2a. The leg portion 2a is formed of two vertical plates that are wider than the leg portion 2a in FIG. The cross section may be U-shaped. The connecting shaft 1x is fitted in the elongated hole 3a in the same manner as in the first and second embodiments, but the elongated hole 3e has an obliquely upward shape as shown, and the shaft 3x attached to the opening frames 1a and 1b. Is configured to guide and regulate the path of movement when the opening frame is opened and closed. In addition, although the illustrated elongate hole 3e shows a linear thing, it is most preferable to make it into the curve shape which carries out the ideal motion of FIG. However, it may be arcuate instead. Also in this embodiment, a base plate 2B is provided at the lower end of the leg 2a.
[0026]
FIG. 1C shows a self-supporting holding mechanism A according to the fourth embodiment. _Four Indicates. In this example, the leg portion 2a is formed with a protrusion at the center of the vertical surface of the L-shaped cross section, and the opening frames 1a and 1b are connected via a connecting shaft 1x inserted and fitted into a long hole 3a provided in the protrusion. The base ends of the frame are rotatably connected, and the rotary arm 3b 'is integrally formed at right angles to the base ends of the opening frames 1a and 1b.
[0027]
FIG. 1 (d) shows a self-supporting holding mechanism A of the fifth embodiment. _Five Indicates. In this example, the shape of the leg portion 2a is the same as that of the second embodiment, but the long hole 3d 'is provided in the upper part of the leg portion 2a instead of the long hole 3a, and the connecting shaft 1x can rotate. However, it is different in that it cannot move up and down. In this example, the opening frames 1a and 1b only rotate and cannot move laterally.
[0028]
FIG. 1C shows a self-supporting holding mechanism B of the sixth embodiment. In this example, the opening frames 1a and 1b are bilaterally symmetric, but the left and right movements are not interlocked, one of them is opened and closed independently, and the left and right opening frames 1a and 1b face each other when they are closed in exactly the same shape. It is a form to close opposite. The structure of the leg 2a, the connection adjusting means 3 and the like is different in that the one side part of the first embodiment is formed independently, but the other part is the same as the structure of the first embodiment. In addition, this self-supporting holding mechanism B is A ₂ ~ A _Four It is possible to apply to each of the mechanisms without needing to be described in detail.
[0029]
FIG. 1B shows a self-supporting holding mechanism C of the seventh embodiment. In this example as well, the opening frames 1a and 1b are symmetric, but are greatly different from the other embodiments in that the rotation center of the opening frame 1 and the rotation center of the opening and closing of the bag are at the same point via the connecting shaft 1x. . In this example, the rotating arms 3b ′ and 3b ′ are integrally connected and formed at the base ends of the opening frames 1a and 1b, respectively. Therefore, the leg portion 2a is not provided, and the rotating arms 3b ′ and 3b are not provided. 'Serves as a self-supporting holding member and as a coupling adjustment means.
[0030]
Accordingly, there is no need for individual members such as the leg 2a, the base plate 2B and the connection adjusting means 3 as the self-supporting holding member 2 as in the other embodiments, and the rotating arm 3b ′ integrated with the opening frames 1a and 1b. 3 b ′ is simply attached to the outer skin material 11. For this reason, although a structural member differs from other embodiments, it is the same as other embodiments in that it has a self-supporting function. When the opening frames 1a and 1b having such a configuration are opened, the rotating arms 3b 'and 3b' rotate as shown in the figure, and the tips serve as legs. Will be held.
[0031]
FIG. 1C shows a self-supporting holding mechanism D of the eighth embodiment. In this example, the opening frames 1a and 1b are not interlocked, and both the structure and the operation are asymmetric. The opening frame 1b is fixed to the leg 2a, whereas the opening frame 1a is the mechanism A of the first embodiment. ₁ Is the same as half of About the half part, since the same code | symbol is attached | subjected and shown in the figure, detailed description is abbreviate | omitted. This embodiment is intended to show that the opening frames 1a and 1b are not necessarily symmetrical. Other examples of asymmetry will be further described later. A ₂ ~ A _Five Needless to say, this can also be applied.
[0032]
Next, details of various self-supporting mechanisms for bags applied to the bag will be described. FIG. 3A is a self-supporting mechanism A for a bag according to the first embodiment. ₁ It is an expansion perspective view of the principal part. The example shown corresponds to the first embodiment of FIG. 1A, and the entire mechanism has already been described. In this embodiment, the rotary arm 3b is a plate-like member, and the shaft 1x and the shaft 3x are specifically shown. (B) The state which closed the opening frames 1a and 1b is shown in the figure. FIG. 4 shows an overall schematic perspective view of a bag to which the bag self-supporting holding mechanism of this embodiment is applied. As shown in the figure, the bag K maintains its independence even in an upright state.
[0033]
FIG. 3C is a partial modification of the detailed structure of the first embodiment. As shown in the figure, the difference is that an auxiliary leg 2a ′ is provided to be connected to the leg 2a of the self-supporting holding member 2 of the first embodiment. As shown in the figure, the auxiliary leg portion 2a 'has an L-shaped cross section, and has a long hole 3a' at the center of the vertical surface, and the same two upper and lower portions near the left and right ends in the width direction. Long holes 3c and 3c are provided on the line, the connecting shaft 1x is inserted through the long hole 3a ', and the shafts 3x and 3x' are inserted through the long hole 3c. The length of the long hole 3a 'is several times longer than that of the long hole 3a.
[0034]
As can be seen from the figure, the connecting shaft 1x and the shaft 3x have a length extending between both side plates of the leg portion 2a, and are provided so as to be movable up and down within the elongated holes 3a ′ and 3c. The shaft 3x ′ has a length connecting the side plate on one side of the leg portion 2a and the vertical plate of the auxiliary leg portion 2a ′, and can move up and down within the elongated hole 3c. In this example, the flange surface of the auxiliary leg 2a ′ is fixed to the bottom surface of the outer skin material, and the leg 2a can move up and down with respect to the auxiliary leg 2a ′.
[0035]
The reason why the auxiliary leg 2a ′ is provided in this modification is to absorb the swelling when the article is accommodated in the bag. Further, when the article is accommodated in the bag, since the outer skin material is flexible, the bag swells sideways and the height of the bag changes. Therefore, this change in height is absorbed by the auxiliary leg 2a ′. Further, when the bag is lifted, the weight of the article is dispersed in the outer skin material and the opening frames 1a and 1b without making any slack in the outer skin material. Therefore, if a material having flexibility is used as the outer skin material, a light, easy to handle and soft image bag can be obtained.
[0036]
FIG. 5 shows the self-supporting holding mechanism A of the second embodiment. ₂ The principal part expansion perspective view (a) of this and its partial modification (b) are shown. The overall shape of the opening frames 1a and 1b is the same as that of the first embodiment, and is not shown. (A) The self-supporting holding mechanism shown in the figure has the same basic principle as that of the first embodiment, but differs in the following points. In this embodiment, the leg 2a of the self-supporting holding member 2 is an L-shaped vertical plate, and the rotating arm 3b of the connection adjusting means 3 is rotatably connected to the top of the vertical plate of the leg 2a. Different.
[0037]
In this embodiment, as described above, the rotating arm 3b is connected to the top of the vertical plate of the leg 2a. However, the opening and closing operations of the opening frames 1a and 1b when opening the bag are reversed. However, it is almost the same as the first embodiment. Since the width of the leg 2a is narrower than the base plate 2B, the base plate 2B takes charge of the self-supporting property.
[0038]
The self-supporting holding mechanism of FIG. 5B is a partial modification of the example of FIG. 5A, and the leg 2a is interposed via the auxiliary leg 2a ″ as in the modification of the first embodiment. The auxiliary leg 2a ″ is installed on the base plate 2B. The reason for providing the auxiliary leg 2a ″ is the same as that of the modification of the first embodiment (FIG. 3C).
[0039]
FIG. 6 shows the self-supporting holding mechanism A of the third embodiment. _Three The principal part expansion perspective view (a) of this and its partial modification (b) are shown. (A) Although the basic principle of the self-supporting holding mechanism in the figure is the same as that of the first embodiment, the constituent members are slightly different. The leg portion 2a is formed of a U-shaped cross-section member as in the first embodiment, but its vertical side plate is formed high, and a vertical hole 3a is formed closer to the lower center of the vertical side plate than the upper end. An elongated hole 3e is provided in an oblique direction, and the connecting shaft 1x is inserted into the elongated hole 3a, and the shaft 3x is inserted into the elongated hole 3e.
[0040]
The elongated hole 3a is the same as that of the first embodiment, but the elongated hole 3e is for guiding and adjusting the rotation and movement of the opening frames 1a and 1b in place of the rotating arm 3b of the first embodiment. The shape of the long hole 3e is a linear shape. The opening / closing operation as a bag is almost the same as in the first embodiment.
[0041]
6 (b) is similar to the modification of the first embodiment in that the leg 2a is installed on the base plate 2B via the auxiliary leg 2a ′. Is different. The operation is also the same as that of the modification of the first embodiment.
[0042]
FIG. 7 shows a self-supporting holding mechanism A according to the fourth embodiment. _Four The principal part expansion perspective view (a) of this and its partial modification are shown. (A) Although the basic principle of the self-supporting holding mechanism in the figure is the same as that of the first embodiment, the constituent members are slightly different. As shown in the figure, the self-supporting holding member 2 is formed as a leg 2a having an L-shaped cross section and a chevron at the center, and a vertical hole 3a is provided on the chevron side plate of the leg 2a. The base ends of the opening frames 1a and 1b are rotatably attached to each other via a connecting shaft 1x.
[0043]
Further, the base ends of the opening frames 1a and 1b are integrally provided with a connecting arm 3b 'forming an L-shaped end with respect to each frame, and the other end of the connecting arm 3b' is connected via a shaft 3x. The leg 2a is rotatably attached to both ends. A long hole (not shown) is formed in the L-shaped end of the connecting arm 3b ', and the distance between the connecting shaft 1x and the shaft 3x slightly changes when the opening frames 1a and 1b are opened and closed. Therefore, it is provided to absorb the change in the inter-axis distance. Accordingly, in this embodiment, the connection adjusting member 3 is constituted by the connection arm 3b ′, the long hole 3a, and the long hole at the L-shaped end of the connection arm 3b ′.
[0044]
The operation of the self-supporting holding mechanism of this embodiment is basically the same as that of the first embodiment. In the case of this embodiment, if the rotation center 3x of the connecting arm 3b 'overlaps with the rotation center of the bag, the error due to rotation becomes zero, but the deviation due to each rotation increases as the two rotation centers shift. In addition, since the center of rotation cannot be overlapped by the play of the shaft, the outer shell material is required to be flexible in order to absorb this. Instead of the L-shaped end portion, the elongated hole may be provided at the other end of the arm or the shaft 3x portion of the self-supporting holding leg portion.
[0045]
(B) The partially modified example of the figure is different in that an auxiliary leg 2a ′ is provided with respect to the self-supporting holding mechanism of the embodiment of (a). As shown in the figure, the auxiliary leg 2a ′ is formed so that the leg 2a is movable in the vertical direction while holding the vertical plate 2a ″ of the leg 2a whose appearance is T-shaped. The operation of the auxiliary leg 2a ′ is the same as that of the modification of the first embodiment, and the description of the same part as the self-supporting holding mechanism of the embodiment of FIG.
[0046]
Self-supporting holding mechanism A according to the fifth embodiment shown in FIGS. _Five Is a special case. Self-supporting holding mechanism A in this example _Five Is the mechanism A of the second embodiment in structure. ₂ The connection shaft 1x is largely different from the other examples in that the connection shaft 1x is provided so as to be rotatable with respect to the leg 2a and not to move up and down. In this example, the opening frames 1a and 1b rotate in conjunction with each other around the connecting shaft 1x and are opened and closed, but the opening frames 1a and 1b do not move in the vertical direction. Further, since the rotary arm 3b is rotatable with respect to the shaft 3x fitted in the elongated hole 3d 'of the leg 2a, one of the opening arms rotates and the shaft 3x moves up and down via the rotary arm 3b. By doing so, the other of the opening arms rotates in conjunction. This self-supporting mechanism A _Five Needless to say, has a self-supporting function.
[0047]
FIG. 8C shows the self-supporting holding mechanism A. _Five On the other hand, this is a partial modification of the fifth embodiment in that an auxiliary leg 2a ″ is provided. _Five The operation of the auxiliary leg 2a "is the same as that of the modification of the first embodiment.
[0048]
FIG. 9 shows the auxiliary member 2 ′ of the self-supporting holding member 2. Each of the examples in FIGS. (A) and (b) is attached to enhance the self-supporting function from the outside of the outer shell material 11 of the bag. In particular, in the embodiment of FIG. When the width of the leg portion 2a of the self-supporting holding member 2 provided inside is inevitably small because the width of the bag is small, the self-supporting holding function is lowered when the width of the base plate 2B needs to be reduced to the same extent. To do. Therefore, this self-supporting function is supplementarily strengthened.
[0049]
(A) The auxiliary member 2 'shown in the figure is composed of two projecting plates 21 and 21. When not in use, the auxiliary member 2' is drawn parallel to the bottom of the bag as shown by a chain line, and is attached to the base plate 2B or the self-supporting device by a shaft 23x. It is attached to the leg 2a. 21a and 21a are teeth, 21b is an end pad, and 22 is a connecting plate. When the auxiliary member 2 'is used, if one of the overhanging plates 21 and 21 is rotated and pulled out, the other overhanging plate 21 is engaged with the tooth portions 21a and 21a at the end, so that the other The overhanging plate 21 is also rotated and pulled out to be linear with each other and overhang perpendicular to the longitudinal direction of the bag. The self-supporting function is reinforced by the extension plates 21 and 21 being extended.
[0050]
(B) The auxiliary member 2 'shown in the figure is composed of one overhanging plate 21, and the center position of the auxiliary member 2' is attached to the inner bottom portion of the bag or the base plate by a shaft 23x. 21b is an end pad. In this example, if one end of the overhanging plate 21 is pulled out, the other end is inevitably pulled out to the opposite side, and the same functions as in FIG.
[0051]
FIG. 10 shows a principle diagram of a mechanism in which the mechanism shown in the principle diagram of FIG. 2 is asymmetric. As illustrated, in the closed state, the opening frame 1 (1a, 1b) is configured to form an asymmetric triangle in which a perpendicular passing through the apex of the triangle is slightly to the left of the center. The long hole 3a of the connection adjusting means 3 is provided vertically, and the lower end of the opening frame 1 (1a, 1b) connected to the long hole 3a by the shaft 1x can be raised and lowered. The conditions for the skin material 11 are the same as in the case of FIG.
[0052]
The mechanism of this embodiment is also applied to a bag close to a general rectangular box shape in an actual example, as in the case of FIG. ₁ ~ A _Five It goes without saying that each of the mechanisms B and B can be applied. In addition, the long hole 3a can also be provided in the predetermined angle inclination shape instead of perpendicular | vertical shape like illustration.
[0053]
【The invention's effect】
As described above in detail, the self-supporting holding mechanism for a bag according to the present invention has a pair of opening frames. And Since it is equipped with a self-supporting holding member for self-supporting it and a connection adjusting means for connecting both members, it can hold a self-supporting state even when it is opened at a predetermined angle as well as when a bag made of a soft skin material is closed. Because it is not necessary to hold the bag with one hand, the contents can be easily taken out with both hands. Since the outer skin material is soft, it is easy to hold the bag with a light, soft and soft feel, and it has the epoch-making effect that it can greatly contribute to the creation of a bag with a new structure and design.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a schematic configuration diagram of a bag self-supporting holding mechanism according to a first embodiment.
FIG. 1B is a schematic configuration diagram of a bag self-supporting holding mechanism according to second to fifth embodiments.
FIG. 1C is a schematic configuration diagram of a bag self-supporting holding mechanism according to sixth to eighth embodiments.
FIG. 2 is an explanatory diagram of the basic configuration of the self-supporting holding mechanism
FIG. 3 is an enlarged perspective view of a main part of a self-supporting holding mechanism for a bag according to a first embodiment and a modified example.
FIG. 4 is an external perspective view of an example of application to a bag.
FIG. 5 is an enlarged perspective view of a main part of a self-supporting holding mechanism for a bag according to a second embodiment and a modified example.
FIG. 6 is an enlarged perspective view of a main part of a self-supporting holding mechanism for a bag according to a third embodiment and a modified example.
FIG. 7 is an enlarged perspective view of a main part of a self-supporting holding mechanism for a bag according to a fourth embodiment and a modified example.
FIG. 8 is an enlarged perspective view of an essential part of a self-supporting holding mechanism for a bag according to a fifth embodiment and a modified example.
FIG. 9 is an enlarged perspective view of auxiliary members (a) and (b) of the self-supporting holding member.
FIG. 10 is an explanatory view of the principle configuration of an asymmetric self-supporting holding mechanism.
[Explanation of symbols]
1, 1a, 1b Opening frame
1x connecting shaft
2 Self-supporting holding member
2a Leg
2B common base plate
3 connection adjustment means
3a long hole
3b Rotating arm
3x axis
10p center of rotation
11 Skin material

Claims

カバンの開口に取付けられ、基端を中心に少なくとも一方が回転自在又は移動、回転自在な１対の開口フレームと、上記各開口フレームが連結され、１対の開口フレームを自立状態で保持するための自立保持部材と、開口フレームと自立保持部材を連結し、開口フレームの開き角度を所定範囲内に制限する又は上記角度制限と開口フレームの移動、回転の案内、及びカバン開閉時の開口フレームの外皮材との回転中心の位置ずれに対する連結状態の調整とをする連結調整手段とを備え、開口フレームの少なくとも一方を開いた状態でカバンを自立保持するように柔軟な外皮材を用いたカバン収納体に対し取付けられるようにしたカバン用自立保持機構。Attached to the opening of the bag, at least one of rotatable or move around a base end, a pair and the opening frame of the rotatable, each opening frame is connected, holding a pair of opening frame in self-supporting A self-supporting holding member, an opening frame and a self-supporting holding member, and restricting an opening angle of the opening frame within a predetermined range, or opening of the angle limit and movement of the opening frame, guidance for rotation, and opening and closing of the bag and a coupling adjusting means for the adjustment of the connection state with respect to the position deviation of the rotation center of the outer skin material of the frame, use a flexible outer skin material so as to self hold the bag in a state in which at least one of the open aperture frame A self-supporting holding mechanism for bags that can be attached to the bag storage body.

前記１対の開口フレームを互いに対称とし、自立保持部材を各開口フレームに連結される脚部から形成し、自立保持部材に設けた長穴に嵌合した連結軸を介して１対の開口フレームが連動するよう連結して開口フレームを移動、回転自在とし、連結調整手段が自立保持部材の脚部の長穴及び連結軸と、開口フレーム及び脚部間に回転自在に連結された回転アームとから成ることを特徴とする請求項１に記載のカバン用自立保持機構。The 1 and pair to each other symmetrically opening frame of the self-supporting retaining member is formed from a leg portion connected to each opening frame, a pair of through the connecting shaft fitted to the long hole provided in the self-supporting retaining member linked to the opening frame is interlocked move the aperture frame, rotatably and with coupling adjusting means and the long hole and the connecting shaft of the legs of the self-supporting retaining members, rotatably linked rotated between open frame and legs The self-supporting holding mechanism for a bag according to claim 1, comprising an arm.

前記１対の開口フレームを互いに対称とし、自立保持部材を各開口フレームに連結される脚部から形成し、自立保持部材に設けた長穴に嵌合した連結軸を介して１対の開口フレームが連動するよう連結して開口フレームを移動、回転自在とし、連結調整手段が、自立保持部材の脚部の長穴及び連結軸と、自立保持部材の脚部に設けられたもう１つの長穴及びこの長穴に嵌合する軸とから成り、上記長穴及びもう１つの長穴を開口フレーム開閉時に開口フレームに取付けられた上記連結軸及び軸が移動する経路を案内、規制するように形成したことを特徴とする請求項１に記載のカバン用自立保持機構。 The pair of opening frames are symmetrical to each other, the self-supporting holding members are formed from legs connected to the respective opening frames, and the pair of opening frames are connected via a connecting shaft that is fitted in an elongated hole provided in the self-supporting holding member. There move linked to open frame to interlock, and rotatably coupling adjustment means includes a long hole and the connecting shaft of the legs of the self holding member, another length provided on the legs of the self-standing holding member Ri consists an axis holes and fitted into the elongated hole, the guide path in which the elongated hole and the other one of said coupling shaft and the shaft attached to the opening frame long holes when the opening frame opening is moved so as to regulate The self-supporting holding mechanism for a bag according to claim 1 , wherein the self-supporting mechanism is for a bag.

前記１対の開口フレームを互いに対称とし、自立保持部材を各開口フレームに連結される脚部から形成し、自立保持部材に設けた長穴に嵌合した連結軸を介して１対の開口フレームが連動するよう連結して開口フレームを移動、回転自在とし、連結調整手段が、自立保持部材の脚部の長穴及び連結軸と、開口フレームと一体に形成され自立保持部材に回転自在に連結された回転アームとから成ることを特徴とする請求項１に記載のカバン用自立保持機構。 The pair of opening frames are symmetrical to each other, the self-supporting holding members are formed from legs connected to the respective opening frames, and the pair of opening frames are connected via a connecting shaft that is fitted in an elongated hole provided in the self-supporting holding member. There move linked to open frame to interlock, rotatable with, and coupling adjustment means, the elongated hole and the coupling shaft of the legs of the self-supporting retaining member, it is formed in the opening frame and integrally rotatably self holding member The self-supporting holding mechanism for a bag according to claim 1 , comprising a rotating arm connected to the bag.

前記一対の開口フレームを互いに対称とし、自立保持部材を各開口フレームに連結される脚部から形成し、自立保持部材に連結軸を介して連結して開口フレームを回転自在とし、連結調整手段が自立保持部材の脚部の長穴及び軸と、開口フレーム及び脚部間に回転自在に連結された回転アームとから成り、回転アームを上記脚部に設けた長穴に軸を介して１対の開口フレームが連動するように連結したことを特徴とする請求項１に記載のカバン用自立保持機構。Wherein the pair of symmetrical openings frames together, a freestanding retaining member is formed from a leg portion connected to each opening frame, and rotatable aperture frame linked via a connecting shaft to the self holding member, coupling adjusting means 1 but through the elongated hole and the shaft of the legs of the self-supporting retaining member consists of a rotating arm rotatably connected between the opening frame and legs, the axial rotation arm the slot provided in the leg portion The self-supporting holding mechanism for a bag according to claim 1, wherein the pair of opening frames are connected so as to be interlocked.

前記１対の開口フレームを互いに対称とし、自立保持部材を各開口フレームに連結される脚部から形成し、連結調整手段が自立保持部材の脚部の長穴及び連結軸と、開口フレーム及び脚部間に回転自在に連結された連結アームとから成り、上記連結調整手段を１対の開口フレームのそれぞれに設け、これにより上記１対の開口フレームをそれぞれ独立に移動、回転自在としたことを特徴とする請求項１に記載のカバン用自立保持機構。 The pair of opening frames are symmetrical to each other, the self-supporting holding member is formed from a leg portion connected to each opening frame, and the connection adjusting means is a long hole and a connecting shaft of the leg portion of the self-supporting holding member, and the opening frame and the leg. It consists of a rotatably linked coupling arm between parts, provided in each of the opening frame of a pair of the connecting adjustment means, thereby moving the opening frame of the upper Symbol pair independently and freely rotatable The self-supporting holding mechanism for a bag according to claim 1 .

前記１対の開口フレームを互いに対称とし、連結軸を介して各開口フレームの基端を互いに回転自在に連結し、自立保持部材及び連結調整手段として各開口フレームの基端に回転アームを一体に形成し、開口フレームの回転中心とカバンの回転中心を同一点に設けたことを特徴とする請求項１に記載のカバン用自立保持機構。The pair of opening frames are symmetrical to each other, and the base ends of the opening frames are connected to each other via a connecting shaft so as to be freely rotatable. 2. The self-supporting holding mechanism for a bag according to claim 1, wherein the center of rotation of the opening frame and the center of rotation of the bag are provided at the same point.

前記１対の開口フレームを互いに非対称とし、自立保持部材を各開口フレームに連結される脚部から形成し、開口フレームの閉時にカバン厚さ中央より所定寸法偏位して位置するように１対の開口フレームを自立保持部材に連結し、連結調整手段を１対の開口フレームの一方に連結し、その開口フレームの一方を非対称な角度に開閉自在としたことを特徴とする請求項１に記載のカバン用自立保持機構。Wherein the pair non symmetrical opening frame, as a self-supporting retaining member is formed from a leg portion connected to each opening frame, positioned to a predetermined size displaced from the center bag thickness closing the opening frame 1 linked to self holding member an opening frame of the pair, the coupling adjusting means connected to one of a pair of opening frame, in claim 1, characterized in that a freely open and close one of the opening frame asymmetrically angle The self-supporting mechanism for bags as described.