JP3685832B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、半導体装置の製造方法に関する。本発明は、各種の半導体装置の分野において適用することができる。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
半導体装置の分野では、その微細化・集積化がますます進行している。ところで、このような半導体装置の高集積化を支えてきたフォトリソグラフィ技術は、今曲がり角にさしかかっていると言われている。これは、加工の対象となる半導体集積回路パターンの最小寸法が、従来工業的に広く利用されてきた光リソグラフィ技術で用いられた光の波長と、同程度になってきたことによる。
【0003】
一方、半導体集積回路パターンの最小寸法としては、高集積化の尺度でもあるDRAMで代表されるように、1MDRAMで1.3μm、4MDRAMで0.8μmと微細化し、16MDRAMではすでにg線の波長と同程度の0.5μmが行われている。さらに、64MDRAMでは0.4μm以下の寸法が要求され、i線の波長と同程度になると予想されている。
【0004】
このように微細化トレンドは急で、これを実現するリソグラフィ技術にも技術革新が要求されている。しかしながら、従来の光リソグラフィ技術では、上記した露光波長より短い寸法の加工を工業的に経験したことがないのが実状である。従って、転写用露光光の波長を従来の水銀灯の輝線であるg線、もしくはi線とする限り、さらに微細化を進めるには、なんらかの新たな像形成技術を用いなければならない。一方、従来と同様にパターン寸法より短い転写波長を用いようとすれば、エキシマレーザー等、さらに短い波長の利用を考えなければならない。また、短波長化に比べ、半導体集積回路パターンの最小寸法の微細化の傾向の方が急であるため、世代ごとの短波長化が要求される可能性も高い。
【0005】
従来技術の問題について、図4及び図5を用いて更に具体的に説明すると、次のとおりである。
【0006】
図4を参照する。従来例において、半導体基板1であるシリコンウェハー等の上に、被加工下地である絶縁膜層2として、例えば二酸化珪素(SiO2 )を形成する。配線と電気的接続を行うためのコンタクト孔を形成するため、その上部にリソグラフィ法によりレジスト3をパターン状に形成し、これを用いて開口部4のパターニングを行う。これにより図4の構造を得る。
【0007】
その後、例えばRIE装置を用いて異方性エッチングを行い、コンタクト孔5を形成するものとする(図5)。
【0008】
この場合、コンタクト孔5の径の寸法は、レジスト開口部4の径の寸法に依存する。従って、より微細化のコンタクト孔5を形成するためには、より高度のリソグラフィ技術を用いて、開口部4の径寸法を小さくする必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、より微細化な加工を実現するためには、より高度のリソグラフィ技術を用いればよいわけであるが、かかるリソグラフィ技術の高度化は容易ではない。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、半導体装置の微細な加工が要せられる場合、例えば、加工の対象となる半導体集積回路パターンの最小寸法が、従来の光リソグラフィ技術で用いられてきた光の波長より短くなった場合においても、このような微細な加工を必ずしもより高度なリソグラフィ技術などを用いる必要なく、簡易な構成で形成できる半導体装置の製造方法を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体装置の製造方法においては、上記目的を達成するため、
シリコンの酸化物または窒化物である被加工下地上にパターン状にレジストを形成し、該パターン状のレジストをマスクとして下地の加工を行う工程を有する半導体装置の製造方法において、
CHFまたはC と希釈ガスとから成るガス系を用いて、
RF出力を500W〜1000Wの高出力に制御することにより、前記レジストには堆積物が付着し、前記下地には堆積物が付着しない堆積を行って、レジスト開口部の被加工下地上を除くレジスト側壁にのみ堆積物が成膜された構造を得、
この状態でエッチングを行うことにより被加工下地の加工を行う構成とした。
【0012】
【作用】
本発明によれば、マスクとするパターン状のレジストにのみ堆積物を付着させるので、レジスト側壁に堆積物が形成され、その結果レジストの開口部(レジスト間の開口)が狭くなる。よって、このように開口部の狭くなったレジストをマスクに用いることにより、特に高度なリソグラフィ技術を用いなくても、従来より微細な加工が可能となる。
【0013】
【実施例】
以下本発明の実施例について、具体的に説明する。但し当然のことではあるが、本発明は以下の実施例により限定を受けるものではない。
【0014】
実施例1
この実施例は、本発明を、MOS半導体デバイスに適用できる微細化・集積化したシリコン半導体装置に具体化したものである。
【0015】
本発明では、従来技術より必ずしも高度なリソグラフィ技術を用いる必要なく、微細なコンタクト孔を形成する。
【0016】
すなわち本実施例では、パターニングしたレジスト開口部側壁に堆積膜を形成することにより、従来と同様のリソグラフィ技術により、従来よりも微細な加工を実施するものである。本実施例の工程を示す図1ないし図3を参照する。
【0017】
本実施例では、図1に示すように被加工下地2(ここでは絶縁膜層)上にパターン状にレジスト3を形成し、該パターン状のレジスト3をマスクとして下地の加工を行う際、レジスト3には堆積物6が付着し、下地2(絶縁膜層)には堆積物6が付着しないガス系を用いて、堆積を行う(図2)。
【0018】
本実施例では、被加工下地をシリコンの酸化物または窒化物とすることができ、ここではSiO2 とした。
【0019】
本実施例では、ガス系は少なくとも炭素とフッ素とを構成元素とするガス種(具体的にはCHF3 )を含むものを用いた。
【0020】
本実施例では、堆積時の雰囲気圧力を制御することにより、選択的に付着を行わせるようにした。
【0021】
本実施例では、シリコン酸化物(またはシリコン窒化物でもよい)上にパターン状にレジスト3を形成し、該パターン状のレジストをマスクとして下地シリコン酸化物2(またはシリコン窒化物)の加工を行う工程を有する半導体装置の製造方法において、レジスト3には堆積物が付着し、前記下地シリコン酸化物3(またはシリコン窒化物)には堆積物が付着しない圧力下で少なくとも炭素とフッ素とを構成元素とするガス種を用いて堆積を行った。
【0022】
更に詳細に本実施例を説明すると、次のとおりである。まず図1を参照して説明する。
【0023】
半導体基板1であるここではシリコンウェハー上に、絶縁膜層2として、例えば二酸化珪素(SiO2 )を形成する。その上部に配線と電気的接続を行うためのコンタクト孔を形成するため、リソグラフィ法により、開口部4を有するパターン状のレジスト3を形成する。以上により図1の構造を得る。
【0024】
その後、RIE装置等を用いて、例えば下記の条件にて、レジスト側壁及びレジスト上のみに堆積物6を成膜する。
ガ ス :CHF3 /Ar=20/200sccm
圧 力 :30Pa(225mTorr)
RF出力:200W
【0025】
上記ガス種を用いることにより、下地2である絶縁膜層には堆積物が付着せず、レジスト3にのみ堆積物6が付着して堆積膜となる堆積を実現できた。なお、堆積物は、炭素系ポリマー(その炭素はガス種及び/またはレジストに由来すると考えられる)を主成分とするものと推定される。
【0026】
ここで、圧力は30Paとかなりの低圧にしたが、低圧にした方が、より狭い開口部4においても堆積物がレジスト側壁に付着するので、より微細な加工に適切だからである。
【0027】
ここでは炭素とフッ素とを構成元素として少なくとも有するガス種であるCHF3 を用いて好結果を得るが、その他C2 2 4 等を用いることもできる。
【0028】
前記ガス中のArは希釈ガスであり、このArの量は、堆積を進行させ得るように励起がなされる程度用いればよい。
【0029】
本実施例において、この堆積膜(堆積物6)形成反応時、レジスト開口部4の絶縁膜層2上には堆積は成されず、ここには堆積膜は形成されない。これは、CHF3 の分解物により、絶縁膜層2が若干エッチングされ、その時生じる酸素と堆積物が反応するためと考えられる。
【0030】
このように、レジスト開口部4の絶縁膜層上を除く、レジスト側壁及びレジスト上のみに堆積物6が成膜されて図2の構造を得る。
【0031】
前記堆積物6がレジスト3の側壁に成膜されたことにより、レジスト開口部4の径は小さくなる。この後、例えばRIE装置を用いて、下記の条件にて異方性エッチングを行うことにより、レジストパターニングした当初の開口部4の径より、更に微細な接続孔(コンタクト)孔7を形成することが可能となる(図3参照)。
【0032】
ガ ス :CHF3 /CF4 /Ar=50/20/400sccm
圧 力 :30Pa(225mTorr)
RF出力:1000W
【0033】
実施例2
本実施例では、レジストの側壁にのみ堆積物を付着させるようにした。特にここでは、堆積時の出力を制御することにより、レジストの側壁にのみ堆積物を付着させた。
【0034】
すなわち本実施例は、堆積時の出力を制御することにより、レジストの側壁にのみ堆積物を付着させるフォトリソグラフィ工程を備えた半導体装置の製造方法として、本発明を具体化したものである。
【0035】
ここでは、RF出力を500W(実施例1では200W)とすることにより、レジストの側壁にのみ、堆積物を付着させる構成にした。
【0036】
あるいは、RF出力を1000W程度の高出力にしても、同様のレジスト側壁にのみへの堆積物の成膜を実現できる。
【0037】
実施例3,4
実施例1,2について、二酸化珪素(SiO2 )に代えてシリコンナイトライド(Si3 4 )を絶縁膜層2として形成して、その他は同様に実施した。これにより、実施例1,2と同様の結果を得ることができた。
【発明の効果】
本発明によれば、半導体装置の微細な加工が要せられる場合、例えば、加工の対象となる半導体集積回路パターンの最小寸法が従来の光リソグラフィ技術で用いられてきた光の波長より短くなった場合においても、かかる微細な加工を必ずしもより高度なリソグラフィ技術などを用いる必要なく、簡易な構成で実現することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の工程を順に断面図で示すものである(1)。
【図2】 実施例1の工程を順に断面図で示すものである(2)。
【図3】 実施例1の工程を順に断面図で示すものである(3)。
【図4】 従来例の工程を順に断面図で示すものである(1)。
【図5】 従来例の工程を順に断面図で示すものである(2)。
【符号の説明】
1 半導体基板(シリコンウェーハ)
2 被加工下地(絶縁膜)
3 レジスト
4 レジストの開口部
5 接続孔(コンタクトホール)
6 堆積物
7 接続孔(コンタクトホール)

Claims (1)

  1. シリコンの酸化物または窒化物である被加工下地上にパターン状にレジストを形成し、該パターン状のレジストをマスクとして下地の加工を行う工程を有する半導体装置の製造方法において、
    CHFまたはC と希釈ガスとから成るガス系を用いて、
    RF出力を500W〜1000Wの高出力に制御することにより、前記レジストには堆積物が付着し、前記下地には堆積物が付着しない堆積を行って、レジスト開口部の被加工下地上を除くレジスト側壁にのみ堆積物が成膜された構造を得、
    この状態でエッチングを行うことにより被加工下地の加工を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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