JP3679764B2 - 原稿給送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿を検知するセンサを複数有する原稿給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機に装着される原稿給送装置には複数のセンサ及び複数のモータを備えられている。そして、近年、原稿トレイや原稿搬送路に設けられるセンサには、発光素子の光が原稿から反射して受光素子に受光されるよう発光素子及び受光素子を配置したセンサや、発光素子から受光素子への光が原稿により遮断されるように発光素子及び受光素子を配置したセンサが用いられるようになってきている。これらの発光素子と受光素子との間に原稿等の紙が介在するタイプのセンサにおいては、紙紛が発光素子又は受光素子に堆積しやすいため、紙紛等の影響により受光素子の受光量が足りないときには発光素子の発光量を高めるよう制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、原稿給送装置に電源が供給されている間は、発光素子の発光量を高めるために高い電流を流し続けることとなり、発光素子の寿命に影響を与える可能性がある。特開2000−289885号公報には、上述の発光素子及び受光素子を用いたセンサを備えた原稿給送装置が示され、原稿トレイに原稿がセットされていないときは、原稿給送装置のセンサを含むロジック系電源とモータを含むパワー系電源のうちパワー系電源をオフ状態にしておくことが示されているが、ロジック系の電源は常時オン状態にある前提となっているため、消費電力の点では優れているが、寿命の問題は未だ解決されていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の問題に鑑み、本発明は、シートを積載するためのトレイと、前記トレイ上のシートの有無を検知する第1の検知手段と、前記トレイから給紙されたシートが搬送される搬送路と、前記搬送路内に設けられ、シートの有無を検知可能な状態と検知不可能状態を電気的に切り替え可能な第2の検知手段と、前記第1の検知手段が検知可能な状態にあるにも関わらず、前記第2の検知手段を検知不可能状態に変える制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記第1の検知手段が原稿有りを検知したことに応じて、前記第2の検知手段を検知可能な状態に変えることを特徴とするシート給送装置である
また、本願発明は、原稿を積載するための原稿トレイと、前記原稿トレイ上の原稿の有無を検知する第1の検知手段と、前記原稿トレイから給紙されたシートが搬送される原稿搬送路と、前記原稿搬送路内に設けられ、原稿の有無を検知可能な状態と検知不可能状態を電気的に切り替え可能な第2の検知手段と、前記第1の検知手段が検知可能な状態にあるにも関わらず、前記第2の検知手段を検知不可能状態に変える制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記第1の検知手段が原稿有りを検知したことに応じて、前記第2の検知手段を検知可能な状態に変えることを特徴とする原稿給送装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の画像形成装置の実施形態について説明する。図1は画像形成装置の構成を示す図である。画像形成装置は、イメージリーダ200およびプリンタ部300からなる画像形成装置本体、折り装置500およびフィニッシャ600から構成される。イメージリーダ200の上部には、原稿給送装置(原稿給送装置)100が装着されている。
【0006】
原稿給送装置100は、原稿トレイ105上にセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス205の上に搬送させる。そして、スキャナユニット206上で原稿を左から右へ移動させることにより、原稿の読み取りを行う。その後、読み取った原稿を排紙トレイ106に排出する。
【0007】
レンズ207を介してイメージセンサ208により読み取られた原稿の画像は、画像処理されてハードディスク413(図3参照)に格納されるとともにプリンタ制御部301を介して露光制御部305に送られる。露光制御部305は、画像信号に応じたレーザー光を出力する。このレーザー光が感光ドラム306に照射されると、感光ドラム306上には静電潜像が形成される。感光ドラム306上の静電潜像は現像器307により現像され、感光ドラム306上の現像剤はカセット308、309、手差し給紙部310および両面搬送パス311のいずれかから給送されたシートに転写部312で転写される。
【0008】
現像剤が転写されたシートは定着部313に導かれると、現像剤の定着処理が施される。定着部313を通過したシートを、図示しないフラッパにより、一旦、パス315からパス314に導き、シートの後端がパス315を抜けた後、シートをスイッチバックさせてパス316から排出ローラ317に導く。これにより、現像剤が転写された面を下向きの状態(フェイスダウン)にして排出ローラ317によりプリンタ部300から排出することが可能である。これを反転排紙という。
【0009】
このように、フェイスダウンで排出することにより、原稿給送装置100を用いたり、外部コンピューターから出力された画像をプリントする場合など、先頭頁から正しい頁順で画像形成を行うことが可能である。
【0010】
尚、手差し給紙部310からOHPシートなどの硬いシートに画像形成を行う場合、パス315に導くことなく、現像剤が転写された面を上向きの状態(フェイスアップ)のままで排出ローラ317から排出する。
【0011】
また、シートの両面に画像形成を行う場合、シートを定着部313からパス315、パス314に導き、シートの後端がパス315を抜けた直後にシートをスイッチバックさせ、図示しないフラッパにより両面搬送パス311に導く。両面搬送パス311に導かれたシートに対し、再度、転写部312で静電潜像が転写され、定着部313で定着処理が施される。
【0012】
排紙ローラ317から排出されたシートは折り装置500に送り込まれる。折り装置500はシートをZ折りに折りたたむ処理を行う。A3サイズやB4サイズのシートで折り処理の指定がなされている場合、折り装置500で折り処理が行われた後にフィニッシャ600に送り込まれるが、それ以外のサイズのシートはそのままフィニッシャ600に送り込まれる。フィニッシャ600は製本処理、綴じ処理、穴あけなどの処理を行う。また、フィニッシャ600の上部には、インサータ700が設けられており、表紙、合紙等をフィニッシャ600に給送する。
【0013】
図2は画像形成装置の制御部の構成を示すブロック図である。画像形成装置全体を制御する制御部はCPU回路部400を中心に構成されている。CPU回路部400には、CPU401、ROM402、RAM403などが設けられている。
【0014】
CPU回路部400は、ROM402に格納され、CPU401によって実行されるプログラムおよび操作部102の設定にしたがって、原稿給送装置100を制御する原稿給送装置制御部101、イメージリーダ200を制御するイメージリーダ部201、画像信号制御部405、プリンタ部300を制御するプリンタ制御部301、折り装置500を制御する折り装置制御部501、フィニッシャ600を制御するフィニッシャ制御部601および外部インターフェイス(I/F)406の制御を司る。
【0015】
RAM403は制御データを一時的に保存する領域、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。外部I/F406は外部コンピューター407とのインターフェイスであり、外部コンピューター407からのプリントデータを画像に展開して画像信号制御部405に出力する。
【0016】
イメージリーダ制御201は、イメージセンサ208で読み取られた画像を画像信号制御部405に出力し、画像信号制御部405からプリンタ制御部301に出力された画像データは露光制御部305に入力される。
【0017】
図3は画像信号制御部405の構成を示すブロック図である。画像信号制御部405は、画像処理部410、ラインメモリ411、ページメモリ412およびハードディスク413を有する。画像処理部410では、画像の補正処理や操作部102での設定に応じた編集処理を行う。ラインメモリ411では、主走査方向に画像を入れ替える鏡像処理等を行う。ラインメモリ411の画像は、ページメモリ412を介してプリンタ制御部301に出力される。また、ハードディスク413は後述するように印刷するページの順序を入れ替えるときなど必要に応じて用いられ、ページメモリ412の画像が格納される。
【0018】
図4、図5、図6は原稿給送装置100の構成を示す図である。原稿トレイ105に原稿表面を上向きの状態(フェイスアップ)でセットされた原稿束の最上紙面上に揺動モータ83を駆動して給紙ローラ5を降下させる。そして、分離モータ80を駆動する事で給紙ローラ5および分離搬送ローラ8が駆動され、原稿束の最上紙から1枚ずつプラテンガラス205の読み取り位置へ搬送される。
【0019】
原稿トレイ105からプラテンガラス205にかけては、原稿をプラテンガラス205上に誘導するための原稿搬送路(A)(B)(C)が構成されている。この原稿搬送路(A)(B)(C)は、屈曲(下方に湾曲)してプラテンガラス205上の原稿搬送路(D)に接続している。原稿搬送路(A)は、分離部で分離された原稿が分離搬送ローラ8によって下流方向に搬送される搬送路である。原稿搬送路(B)からは反転搬送路(H)(F)(I)が延びている。反転搬送路(H)(F)(I)は、原稿をプラテンガラス205に搬送する前に表裏反転するのに用いられる。反転搬送路(H)(F)(I)で反転された原稿は、スイッチバックして原稿給排路(E)を通りプラテンガラス205に搬送され載置される。
【0020】
片面原稿モードの場合は、原稿搬送路(B)(C)(D)と原稿が搬送され、両面モードの場合は、原稿搬送路(B)から原稿反転路(H)(F)(I)と搬送された後に、(E)(D)と搬送される。そして、原稿トレイ105上にセットされた原稿の裏面が読み取り可能な状態となる。原稿搬送路(B)の後、搬送路(C)へ導かれるか搬送路(H)に導かれるかは、プリ反転フラッパソレノイド88を駆動する事でプリ反転フラッパ22を切り替える。更に、反転搬送路(F)からは原稿反転路(G)が分岐され原稿搬送路(B)と合流できるようになっている。搬送路(E)(F)(G)(C)を利用すれば、プラテンガラス205上にある原稿をスイッチバックさせて表裏反転し、再びプラテンガラス205に戻すことができる。
【0021】
両面原稿モードで、裏面読み取り後に原稿の表裏を反転して表面を読み取る場合には、上記搬送路(E)(F)(G)(C)を導かれる。搬送路(F)の後、搬送路(I)へ導かれるか搬送路(G)に導かれるかは、反転フラッパソレノイド87を駆動する事で反転フラッパ21を切り替える。プラテンガラス205上の原稿は画像読み取りが終了した後、プラテンガラス205上の原稿搬送路(D)、原稿排紙路(J)を通して排紙トレイ106に排出される。プラテンガラス205上の搬送路(D)から原稿排紙路(J)へ導くには、原稿をプラテンガラス205からすくい上げなくてはならない。そこで、排紙フラッパソレノイド89を駆動する事で排紙フラッパ23を下方に下げる。
【0022】
原稿給送装置100の右側には、開閉式の手差し原稿トレイ14が設けられている。手差し原稿トレイ14にセットされた原稿(1枚原稿)は、手差し搬送路(K)を通してプラテンガラス205に給送出来るようになっている。プラテンガラス205上の原稿は画像読み取りが終了した後、プラテンガラス205上の原稿搬送路(D)、原稿排紙路(J)を通して排紙トレイ106に排出される。
【0023】
図7は原稿給送装置100の回路構成を示すブロック図である。原稿給送装置100は、CPU90とRAM91と、制御シーケンスソフトの格納されたROM92と、画像形成装置300とのデータ通信を制御するための通信用IC93を備えている。原稿給送装置100は通信用IC93を介して、画像形成装置からのデータに基づいて全ての動作が行われ、原稿給送装置100の状態を常時送信している。そして、CPU90の入出力ポートには、各種負荷のドライブ回路およびセンサ信号が接続されている。
【0024】
本実施形態では、分離モータ80(DCブラシモータ)はドライバ(不図示)とコントローラ(不図示)によって駆動制御されている。コントローラには、CPU90からモータ回転数の基準となる基準クロック、オン/オフ信号などが入力されている。
【0025】
反転モータ81(ステッピングモータ)とベルトモータ82(ステッピングモータ)は、ステッピングモータドライバ(不図示)によって定電流駆動される。各々のドライバには、CPU90から相励磁信号と、モータ電流制御信号が入力されている。
【0026】
揺動モータ83は(ステッピングモータ)は、ドライバ(不図示)によって定電圧駆動されている。排紙モータ84(DCブラシモータ)は、ドライバ(不図示)とFGサーボ用のコントローラ(不図示)とにより駆動制御される。
【0027】
ストッパソレイノイド85、分離クラッチ86、反転フラッパソレノイド87、プリ反転フラッパソレノイド88、排紙フラッパソレノイド89は各々ドライバ(不図示)によって駆動される構成となっている。各ドライバは全て、CPU90の入出力ポートに接続された信号によって、その動作を制御されるものである。
【0028】
さらに、分離センサ30、斜行検知センサ31、レジスト前センサ32、レジスト後センサ33、反転センサ34、排紙センサ36、原稿セットセンサ37、原稿後端検知センサ38、最終紙検知センサ39、手差し原稿セットセンサ40、給紙ローラホームセンサ42、原稿幅検知センサ44、カバー開閉検知センサ45、DF開閉検知センサ46等の各種センサは、CPU90の入力ポートに接続されており、装置内における、原稿の挙動および可動負荷の挙動をモニターするために用いられている。図4に示すように、原稿セットセンサ37は原稿トレイ105に設けられ、原稿トレイ105に原稿が載置されたか否かを検知する。手差し原稿セットセンサ40は手差し原稿トレイ14に設けられ、手差し原稿トレイ14に原稿が載置されたか否かを検知する。また、分離センサ30、斜行検知センサ31、レジスト前センサ32、レジスト後センサ33、反転センサ34、排紙センサ36は原稿搬送路内に設けられている。
【0029】
図8は、原稿給送装置100のセンサ回路構成を示す図である。分離センサ30、斜行検知センサ31、レジスト前センサ32、レジスト後センサ33、反転センサ34、排紙センサ36、原稿セットセンサ37、原稿後端検知センサ38、最終紙検知センサ39、手差し原稿セットセンサ40、給紙ローラホームセンサ42、原稿幅検知センサ44、カバー開閉検知センサ45、DF開閉検知センサ46等の各種センサは、図8に示される回路によって構成されている。各センサはLED301(発光素子)及びフォトトランジスタ302(受光素子)を有している。CPU90の出力ポートに接続されたセンサON/OFF信号の出力により、トランジスタ303のON/OFFが制御され、発光素子が発光するか否かを切り替え可能に構成されており、ON/OFF信号の出力がOFFの場合、LED301(発光素子)が発光しておらず、このときCPU90はセンサからの入力信号を無視する。
【0030】
但し、原稿セットセンサ37と手差し原稿セットセンサ40に対しては常時ON信号を出力し、常時発光素子は発光している。CPU90は原稿セットセンサ37と手差し原稿セットセンサ40にはON信号を出力しているにも関わらず、少なくとも分離センサ30、斜行検知センサ31、レジスト前センサ32、レジスト後センサ33、反転センサ34、排紙センサ36に対してON/OFF信号をOFFさせて、検知不可能状態にする。そして、原稿セットセンサ37又は手差し原稿セットセンサ40のセンサ出力信号から原稿がセットされたと判断されたならば、CPU90は少なくとも分離センサ30、斜行検知センサ31、レジスト前センサ32、レジスト後センサ33、反転センサ34、排紙センサ36のON/OFF信号をONさせて、上記以外の全てのセンサを検知不可能状態から検知可能な状態に切り替える。動作が開始されず原稿がセットされたままの状態の間も、ON/OFF信号をONし続ける。
【0031】
尚、原稿給送装置100の電源オン時には、原稿給送装置100内の駆動部(分離モータ80、反転モータ81、ベルトモータ82、揺動モータ83は、排紙モータ84、ストッパソレイノイド85、分離クラッチ86、反転フラッパソレノイド87、プリ反転フラッパソレノイド88、排紙フラッパソレノイド89)の初期化を行うが、上記ON/OFF信号をONに切り替えるときは、原稿給送装置100内の駆動部の初期化は行わないので、騒音を防止し、短時間で動作可能になる。原稿トレイ105、ないしは、手差し原稿トレイ14にセットされた原稿の画像読み取り動作が開始した後、各々のトレイ上にセットされた全ての原稿が排紙トレイ106に排出されたことに応じて、少なくとも分離センサ30、斜行検知センサ31、レジスト前センサ32、レジスト後センサ33、反転センサ34、排紙センサ36のON/OFF信号をOFFさせて、センサ発光素子の発光を止める(検知不可能状態にする)。
【0032】
また、トレイ上に原稿がセットされた後、画像読み取り動作が行われないまま、原稿セットセンサ37、ないしは、手差し原稿セットセンサ40がOFFして紙を検知しない状態となったことに応じて、少なくとも分離センサ30、斜行検知センサ31、レジスト前センサ32、レジスト後センサ33、反転センサ34、排紙センサ36のON/OFF信号をOFFしてセンサ発光素子の発光を止める(検知不可能状態にする)。
【0033】
上述のように、少なくとも分離センサ30、斜行検知センサ31、レジスト前センサ32、レジスト後センサ33、反転センサ34、排紙センサ36のON/OFF信号をOFFしてセンサ発光素子の発光を止める(検知不可能状態にする)ことにより、センサの寿命を延ばすことができ、消費電力を低下させることができる。尚、上述のON/OFF信号を可変のアナログ値に置き換えて、上記OFFにする条件のときには上記ONに相当するときのアナログ値よりも低い値にすることにより、センサ発光素子の発光量を低下させ、センサの寿命を延ばし、消費電力を低下させることもできる。
【0034】
また、原稿給送装置100から搬送された原稿ではなく、プラテンガラス205上にセットされた原稿画像をイメージリーダ200が読み取る(ブックモード)場合、読み取り終了後に、プラテンガラス205上の原稿が取り除かれたか否かを原稿給送装置100の開閉で判断することもある。原稿給送装置100に原稿がセットされておらず、開閉検知センサ46が開閉状態を検知不可能な状態では、上記判断が出来なくなってしまう為、開閉検知センサ46は、原稿セットセンサ37と同様に常時、センサ発光素子を発光させておき開閉状態を検知可能としておく。検知した原稿給送装置の開閉状態は、通信用IC93を介して、常時、画像形成装置300へ通知される。
【0035】
他の実施形態として、原稿セットセンサ37のみでなく、原稿トレイ105上に設けられた原稿後端検知センサ38や最終原稿検知センサ39も常時、原稿の有無を検知可能な構成にしておき、いずれかのセンサが原稿の有りを検知した時点でON/OFF信号をONして全てのセンサを検知可能な状態に切り替える構成でも良い。また、全てのセンサが原稿の無しを検知した時点でON/OFF信号をOFFして他のセンサを検知不可能な状態に切り替えても良い。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、シートを積載するためのトレイと、前記トレイ上のシートの有無を検知する第1の検知手段と、前記トレイから給紙されたシートが搬送される搬送路と、前記搬送路内に設けられ、シートの有無を検知可能な状態と検知不可能状態を電気的に切り替え可能な第2の検知手段、第1の検知手段が検知可能な状態にあるにも関わらず、第2の検知手段を検知不可能状態に変える制御手段と、を有し、前記第1の検知手段がシート有りを検知したことに応じて前記制御手段が前記第2の検知手段を検知可能な状態に変えるので、第2の検知手段の寿命を延ばすことが可能となる。
【0037】
また、請求項記載の発明によれば、原稿を積載するための原稿トレイと、前記原稿トレイ上の原稿の有無を検知する第1の検知手段と、前記原稿トレイから給紙されたシートが搬送される原稿搬送路と、前記原稿搬送路内に設けられ、原稿の有無を検知可能な状態と検知不可能状態を電気的に切り替え可能な第2の検知手段、第1の検知手段が検知可能な状態にあるにも関わらず、第2の検知手段を検知不可能状態に変えると、を有し、前記第1の検知手段が原稿有りを検知したことに応じて前記制御手段が前記第2の検知手段を検知可能な状態に変えるので、第2の検知手段の寿命を延ばすことが可能となる。
【0038】
また、請求項記載の発明によれば、第2の検知手段が検知不可能状態にあってもトレイに原稿が載置されたか否かを検知できる。また、請求項記載の発明によれば、搬送路内に設けられた第2の検知手段は必要に応じて検知不可能状態にすることができる。また、請求項5記載の発明によれば、原稿が原稿トレイに載置されたことにより第2の検知手段を検知不可能状態から検知可能に切り替えることにより、第2の検知手段の寿命を延ばすことができる。また、請求項6記載の発明によれば、原稿トレイに原稿が載置された後にその原稿が取り除かれたときに第2の検知手段を検知可能状態から検知不可能状態に切り替えることにより、第2の検知手段の寿命を延ばすことができる。また、請求項7記載の発明によれば、全ての原稿の画像読取の後に第2の検知手段を検知可能状態から検知不可能状態に切り替えることにより、第2の検知手段の寿命を延ばすことができる。また、請求項8記載の発明によれば、第2の検知手段の発光素子の発光を止めることにより、第2の検知手段の発光素子の寿命を延ばすことができる。また、請求項9記載の発明によれば、第2の検知手段の発光素子の発光量を低下させることにより、第2の検知手段の発光素子の寿命を延ばすことができる。また、請求項10記載の発明によれば、原稿給送装置の開閉を常に監視することができる。また、請求項11記載の発明によれば、簡易低廉な構成の原稿給送装置を提供することができる。また、請求項12記載の発明によれば、簡易低廉な構成の原稿給送装置を提供することができる。また、請求項13の発明によれば、駆動部の初期化を行わずに第2の検知手段を検知可能な状態に変える制御を制御部が行うために、駆動部の初期化による騒音を防止し、短時間で動作可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の構成を示す図である。
【図2】画像形成装置の制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】画像信号制御部405の構成を示すブロック図である。
【図4】原稿給送装置のセンサ構成を示す図である。
【図5】原稿給送装置の搬送路構成を示す図である。
【図6】原稿給送装置の駆動系構成を示す図である。
【図7】原稿給送装置のブロック図である。
【図8】原稿給送装置のセンサ回路図である。
【符号の説明】
37 原稿セットセンサ
38 原稿後端検知センサ
39 最終原稿検知センサ
40 手差し原稿センサ
105 原稿トレイ

Claims (14)

  1. シートを積載するためのトレイと、
    前記トレイ上のシートの有無を検知する第1の検知手段と、
    前記トレイから給紙されたシートが搬送される搬送路と、
    前記搬送路内に設けられ、シートの有無を検知可能な状態と検知不可能状態を電気的に切り替え可能な第2の検知手段と、
    前記第1の検知手段が検知可能な状態にあるにも関わらず、前記第2の検知手段を検知不可能状態に変える制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第1の検知手段がシート有りを検知したことに応じて、前記第2の検知手段を検知可能な状態に変えることを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記トレイより給紙され、前記搬送路を搬送されたシートを積載する排紙トレイを備え、
    前記第2の検知手段が検知可能な状態に変えられた後、前記制御手段は、前記トレイ上に載置された全てのシートが前記排紙トレイに排出されたことに応じて、前記第2の検知手段をシートの有無が検知不可能な状態に変えることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  3. 前記第2の検知手段は、発光素子と受光素子を含み、
    前記制御手段は、シートの有無を検知不可能な状態に変えるとき、前記発光素子の発光を止めることを特徴とする請求項1または2に記載のシート給送装置。
  4. 前記第2の検知手段は、発光素子と受光素子を含み、
    前記制御手段は、シートの有無を検知不可能な状態に変えるとき、前記発光素子の発光量を低下させることを特徴とする請求項1または2記載のシート給送装置。
  5. 原稿を積載するための原稿トレイと、
    前記原稿トレイ上の原稿の有無を検知する第1の検知手段と、
    前記原稿トレイから給紙されたシートが搬送される原稿搬送路と、
    前記原稿搬送路内に設けられ、原稿の有無を検知可能な状態と検知不可能状態 を電気的に切り替え可能な第2の検知手段と、
    前記第1の検知手段が検知可能な状態にあるにも関わらず、前記第2の検知手段を検知不可能状態に変える制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第1の検知手段が原稿有りを検知したことに応じて、前記第2の検知手段を検知可能な状態に変えることを特徴とする原稿給送装置。
  6. 前記原稿トレイより給紙され、画像読取が行われた原稿を積載する排紙トレイを備え、
    前記第2の検知手段が検知可能な状態に変えられた後、前記制御手段は、画像読取動作開始前に前記第1の検知手段が原稿無しを検知したことに応じて、前記第2の検知手段を原稿の有無が検知不可能な状態に変えることを特徴とする請求項5記載の原稿給送装置。
  7. 前記原稿トレイより給紙され、画像読取が行われた原稿を積載する排紙トレイを備え、
    前記第2の検知手段が検知可能な状態に変えられた後、前記制御手段は、前記原稿トレイ上に載置された全ての原稿が前記排紙トレイに排出されたことに応じて、前記第2の検知手段を原稿の有無が検知不可能な状態に変えることを特徴とする請求項5記載の原稿給送装置。
  8. 前記第2の検知手段は、発光素子と受光素子を含み、
    前記制御手段は、原稿の有無を検知不可能な状態に変えるとき、前記発光素子の発光を止めることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の原稿給送装置。
  9. 前記第2の検知手段は、発光素子と受光素子を含み、
    前記制御手段は、原稿の有無を検知不可能な状態に変えるとき、前記発光素子の発光量を低下させることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の原稿給送装置。
  10. 原稿給送装置の開閉状態を検知する第3の検知手段を備え、
    前記第3の検知手段は、前記第1の検知手段による原稿の検知に関わらず、常に開閉状態を検知し、検知結果を画像形成装置へ通知することを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載の原稿給送装置。
  11. 前記第1の検知手段は、発光素子と受光素子を含むことを特徴とする請求項5乃至10のいずれか1項に記載の原稿給送装置。
  12. 前記発光素子はLED、前記受光素子はフォトトランジスタであることを特徴とする請求項11記載の原稿給送装置。
  13. 前記搬送路内を搬送されるシートを搬送するためのローラと、
    前記制御部によって制御され、前記ローラを駆動する駆動部と、を有し、
    前記第1の検知手段が検知可能な状態において、前記制御部は、前記駆動部の初期化を行わずに前記第2の検知手段を検知不可能状態から検知可能な状態に変えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  14. 前記制御部は電源投入時に前記駆動部の初期化を行うことを特徴とする請求項13に記載のシート給送装置。
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