JP3679696B2 - 画像表示光学ユニットにおける照明調整方法、画像表示光学ユニット、画像表示装置および画像表示システム - Google Patents

画像表示光学ユニットにおける照明調整方法、画像表示光学ユニット、画像表示装置および画像表示システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示素子を照明するための反射光学素子を備えた画像表示光学ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶プロジェクター等の画像表示装置に用いられる光学ユニットには、図4に示すような構成のものがある。なお、この構成は、特開平2000−19634号公報にて提案されているものである。
【0003】
照明光源103を射出した照明光は、ダイクロイックミラー104,140を含むミラー群104,105,140,150〜153によってRGBの各色光に分解され、レンズ9を通じて液晶パネル110〜112に導かれる。そして、液晶パネル110〜112によって変調された各色画像光は、色合成プリズム102によって色合成され、投写レンズ106から不図示のスクリーン等に投写されてカラー画像を形成する。
【0004】
光源103から投写レンズ106に至るまでのRGBの各色光の光路長は、互いに略等しくなるように構成されている。また、上記ミラー群はすべて光学筐体101に内包されて固定配置されている。
【0005】
以上の構成において光源103からの照明光を効率よく利用するためには、R、G、Bの各色光の各画像表示素子10,11,12への照射領域を各画像表示素子10,11,12の画面サイズと略一致させることが必要である。
【0006】
このため、従来は、光路内に配置される反射ミラーおよびダイクロイックミラーの角度を調整することによって、画像表示素子に対する照明光の照射領域の位置調整を行うようにしている。例えば、特開平11−281876号公報にて提案されているミラー調整機構などを用いて照明光の照射領域の調整が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の画像表示装置では、反射ミラーあるいはダイクロイックミラーの傾き角度を変更して照明光の照射領域の位置を変化させるため、照射領域に歪み、いわゆる台形歪みが生じてしまう。このため、照明光の照射領域と画像表示素子の画面サイズとの不整合および照明むらが発生し、理想的な照射領域の調整を行うことが難しい。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願第1の発明では、それぞれ曲面により構成された反射面を有する反射光学素子であって、光源からの照明光を反射させる第1反射光学素子と、この第1反射光学素子で反射した照明光を反射させる第2反射光学素子と、この第2反射光学素子で反射した照明光を反射させて画像表示素子に導く第3反射光学素子とを有する画像表示光学ユニットにおいて、第1および第3反射光学素子を、第2反射光学素子に対し、この第2反射光学素子の反射面の法線に直交する方向に移動させて画像表示素子に対する照明光の照射領域の位置を調整するようにしている。
【0010】
第1の発明によれば、第1および第3反射光学素子を移動させて画像表示素子に対する照射領域の位置を調整する際に、照明光の照射領域の形や大きさや明るさが実質的に変化しないため、画像表示素子の画面サイズに対する照射領域の不整合や照明の明るさ変化および照明むらをほとんど生じさせることなく簡単に照明光の画像表示素子に対する照射領域を適正な位置に調整することが可能となる。
【0011】
なお、第1および第3反射光学素子を一体として移動させるようにすることにより、照明光の照射領域の調整を、第1および第3反射光学素子について別々に行う場合に比べて簡単に行うことが可能である。
【0012】
ここで、第1の発明において、少なくとも第2反射光学素子を保持する筐体に第2反射光学素子の反射面の法線に直交する方向に平行な基準ガイド面を形成し、第1および第3反射光学素子を上記基準ガイド面に沿って移動させるようにすれば、照明光の照射領域の位置調整および調整後の第1および第3反射光学素子の筐体に対する固定を容易に行うことが可能となる。
【0014】
さらに、本願第の発明では、それぞれ曲面により構成された反射面を有する反射光学素子であって、光源からの照明光を反射させる第1反射光学素子と、この第1反射光学素子で反射した照明光を反射させる第2反射光学素子と、この第2反射光学素子で反射した照明光を反射させて画像表示素子に導く第3反射光学素子とを有する画像表示光学ユニットにおいて、第2反射光学素子を、第1および第3反射光学素子に対し、この第2反射光学素子の反射面の法線に直交する方向に移動させて画像表示素子に対する照明光の照射領域の位置を調整するようにしている。
【0015】
第2の発明によれば、第2反射光学素子を移動させて画像表示素子に対する照射領域の位置を調整する際に、照明光の照射領域の形や大きさや明るさが実質的に変化しないため、画像表示素子の画面サイズに対する照射領域の不整合や照明の明るさ変化および照明むらをほとんど生じさせることなく簡単に照明光の画像表示素子に対する照射領域を適正な位置に調整することが可能となる。
【0016】
ここで、第2の発明において、少なくとも第2反射光学素子を保持する筐体に第2反射光学素子の反射面の法線に直交する方向に平行な基準ガイド面を形成し、この第2反射光学素子を上記基準ガイド面に沿って移動させるようにすれば、照明光の照射領域の位置調整および調整後の第2反射光学素子の筐体に対する固定を容易に行うことが可能となる。
【0017】
なお、上記第1及び第2の発明は、光源と、この光源からの照明光を3つの色光に分解する色分解系と、この色分解系により分解された色光のそれぞれにより照明される3つの画像表示素子と、前記色分解系により分解された色光うち少なくとも1つの色光を画像表示素子に導く反射光学系であるリレー系とを有する画像表示光学ユニットで、上記第1、第2および第3反射光学素子が上記リレー系を構成するものに特に、好適である。
【0018】
また、筐体に、環境温度の変化に伴う筐体と第1および第3反射光学素子との間の変形量差を吸収する形状部を設けることにより、環境温度変化による第1および第3反射光学素子の変形、すなわち画像表示素子に対する照明光の照射領域のずれや明るさ変化等を抑えることが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1には、本発明の第1実施形態である、液晶プロジェクター(画像表示装置)に備えられる画像表示光学ユニットの構成を示している。なお、図示の状態は、光学ユニットにおける光学調整時の状態である。
【0020】
この図において、1はメタルハライドランプや水銀ランプなどの光源ランプであり、2は放物面や楕円体面からなるリフレクターである。
【0021】
3は第1のレンズアレイ31と第2のレンズアレイ32からなるインテグレーターであり、4は複数の偏光分離面41とこの偏光分離面41に対応した複数の反射面42と複数の位相板43とからなる偏光変換素子である。
【0022】
5は青反射ダイクロイックミラー51および赤透過ダイクロイックミラー52からなる色分解系であり、6は偏光変換素子4からの拡散光を液晶表示パネル(画像表示素子:以下、液晶パネルという)10R,10G,10B上に集光するための集光レンズである。本実施形態では、集光レンズ6を凹レンズ61,62と共に用いることにより光路長を圧縮している。また、71,72は平面ミラーである。
【0023】
8はリレー系であり、その内側に第1および第3の凹面反射面(曲面反射面)81a,81bを有するモールドリレーミラー(第1および第3反射光学素子が一体形成されたもの)81と、このモールドリレーミラー81に対向配置され、第2の凹面反射面(曲面反射面)82aを有する対向ミラー(第2反射光学素子)82とからなる反射光学系として構成されている。
【0024】
モールドリレーミラー81は、不透明のポリカーボネイト樹脂により成形された母材部品の2つの凹面部分を鏡面加工し、これら凹面部分にダイクロイック膜を蒸着して作られている。
【0025】
なお、モールドリレーミラー81を、上記凹面部分に偏光分離膜を蒸着して作るようにしてもよい。
【0026】
また、対向ミラー82は、不透明のポリカーボネイト樹脂により成形された母材部品の凹面部分に全反射膜を蒸着して作られており、筐体14に固定されている。
【0027】
9G,9Bは照明光(緑波長域の光および青波長位置の光)を液晶パネル10G,10Bに集光するためのコンデンサーレンズである。なお、液晶パネル10Rは赤色用の液晶パネル、液晶パネル10Gは緑色用の液晶パネル、液晶パネル10Bは青色用の液晶パネルである。
【0028】
11は色合成プリズムであり、その内部には、互いに異なる波長域の光を反射して他を透過させる2つのダイクロイック膜が形成されている。この色合成プリズム11は、基本的には3CCDカメラ用のいわゆる3Pプリズムと同様のプリズム構成を投影用に用いたものである。但し、本実施形態では、加工性を考慮して4つのプリズムを結合して色合成プリズム11を構成している。
【0029】
12は正の屈折力を有し、色合成プリズム11から射出した色合成画像を拡大して不図示のスクリーン等に投写する投写レンズである。
【0030】
13は色合成プリズム11および投写レンズ12を固定保持するベースマウント部材である。
【0031】
以上の各構成要素は、筐体14に固定保持されている。筐体14は、不飽和ポリエステルにガラスを添加した材料を使用した成形品である。この筐体14には開口部142が形成されており、この開口部142の周囲部分にはモールドリレーミラー81が開口部142を塞ぐように固定されている。
【0032】
より詳しく説明すると、モールドリレーミラー81は、筐体14における上記開口部142の周囲に形成されたフランジ形状部分の端面である基準ガイド面14a,14bに当接し、モールドリレーミラー81のフランジ形状部分と筐体14の上記フランジ形状部分とがクリップバネ84a,84bで挟み込まれることによって、筐体14に仮止めされている。
【0033】
筐体14の基準ガイド面14a,14bは、対向ミラー82の反射面の法線82Lに対して直交する方向に平行な面として構成されている。また、筐体14における上記開口部142の近傍には、切り欠き部(環境温度の変化に伴う変形量差を吸収する形状部)14c,14dが設けられている。
【0034】
以上のように構成される光学ユニットにおいて、光源ランプ1(およびリフレクタ2)から射出した白色照明光は、平面ミラー71で反射して、偏光変換素子4を通じて色分解系に入射する。
【0035】
青反射ダイクロイックミラー51に入射した照明光のうち、青色光成分はこの青反射ダイクロイックミラー51にて反射し、他の色光成分は青反射ダイクロイックミラー51を透過する。青反射ダイクロイックミラー51にて反射した青色光成分は、平面ミラー72で反射してコンデンサーレンズ9Bで集光され、青色用液晶パネル10Bを照明する。
【0036】
また、青反射ダイクロイックミラー51を透過した色光成分は、赤透過ダイクロイックミラー52に入射する。赤透過ダイクロイックミラー52に入射した色光成分のうち緑色光成分は、この赤透過ダイクロイックミラー52にて反射し、コンデンサーレンズ9Gで集光されて緑色用液晶パネル10Gを照明する。
【0037】
さらに、赤透過ダイクロイックミラー52を透過した赤色光成分は、モールドミラーリレー81の第1の凹面反射面81aで反射し、対向ミラー82の第2の凹面反射面82aで反射し、さらにモールドミラーリレー81の第3の凹面反射面81bで反射して赤色用液晶パネル10Rを照明する。
【0038】
そして、各液晶パネル10B,10G,10Rにて変調されこれら液晶パネル10B,10G,10Rを透過した各色画像光成分は、色合成プリズム11内で合成され、投写レンズ12を通じて色合成画像光として射出される。
【0039】
ここで、モールドリレーミラー81は、筐体14と別体の部品であり、ユニットの組立て後における光学調整時にその位置を調整することによって、照明光のうち赤色光成分の赤色用液晶パネル10Rに対する照射領域の位置が調整される。
【0040】
次に、モールドリレーミラー81の位置調整(赤色用液晶パネル10Rに対する赤色光成分の照射領域の位置調整)について説明する。
【0041】
図2には、位置調整時におけるモールドリレーミラー81を図1のA方向から見た状態を示しており、モールドリレーミラー81は調整用工具15に保持されている。
【0042】
調整用工具15に保持されたモールドリレーミラー81は、筐体14に対してクリップバネ84a,84bで仮止めされる。この状態で、モールドリレーミラー81は筐体14の基準ガイド面14a,14bに対して摺動可能な程度の面圧で当接している。
【0043】
なお、調整用工具15は図2中上下方向(Y方向)に2分割された構成となっており、両分割部分に形成された位置決め突起15a,15bがモールドリレーミラー81に形成された溝81c,81dに嵌合した状態で、両分割部分がバネ15c,15dによって互いに接近する方向に付勢されることにより、モールドリレーミラー81を挟み込保持する。
【0044】
この状態で光源ランプ1を発光させ、液晶パネル10Rに対する赤色光成分の照射領域を確認しながら、調整用工具15をモールドリレーミラー81とともにX−X方向およびY−Y方向に移動させる。この際、上記仮止めによってモールドリレーミラー81における対向ミラー82の法線82Lの方向への移動が阻止され、かつモールドリレーミラー81が筐体14の基準ガイド面14a,14bによって摺動ガイドされることにより、モールドリレーミラー81のX−X方向およびY−Y方向の位置調整を簡単に行うことができる。ここで、X−X方向およびY−Y方向は、法線82Lに直交する方向で、かつ、互いに直交する方向である。
【0045】
ここで、モールドリレーミラー81がX−X方向およびY−Y方向に移動すると、赤色光成分の光軸の傾きや光路長はほとんど変化せずに光軸の位置がX−X方向およびY−Y方向にシフトする。このため、モールドリレーミラー81のX−X方向およびY−Y方向の位置調整によって、赤色用液晶パネル10Rに対する赤色光成分の照射領域の形状(形および大きさ)や明るさに関する変化を実質的に生じさせることなく、つまりは照射領域に台形歪み等を生じさせたり全体の明るさ変化や照明むらを生じさせたりすることなく、照射領域の位置をシフトさせることができる。
【0046】
なお、「照明光の照射領域の形状および明るさに関する変化が実質的に生じない」とは、照明光の照射領域に画像表示上ないし液晶パネルの照明上問題となるような程度の形状や明るさに関する変化を生じさせないという意味である。
【0047】
したがって、モールドリレーミラー81を適切な位置、例えば赤色光成分の照射領域の中心が液晶パネル10Rの画像表示領域の中心に一致する位置に合わせたにもかかわらず、画像表示領域の一部が照明されなかったり画像表示領域上で十分な明るさが得られなかったり明るさむらが生じたりすることを防止することができる。
【0048】
なお、本発明においては、第1および第3反射光学素子を別体構成としてもよいが、本実施形態のようにこれらを一体とすることにより、第1および第3反射光学素子の位置調整(照明光の照射領域調整)を別々に行う場合に比べて簡単に行うことができる。
【0049】
こうしてモールドリレーミラー81の位置調整を行った後、モールドリレーミラー81を筐体14の基準ガイド面14a,14bに当接させたまま筐体14に対して一般的な手段、手法で固定する。すなわち、ビス止め、接着(UV硬化型、エポキシ系、シアノボンドなど)、熱溶着、クリップバネ、板バネ、ピアノ線を用いたバネ加圧保持等の手段・手法を単独あるいは複数適用して固定保持する。
【0050】
これにより、モールドリレーミラー81は、その反射面側とは反対側の表面が筐体14の外側に露出するように、すなわち筐体14の一部を構成するように筐体14に固定される。
【0051】
次に、この光学ユニットの環境温度に変化が生じた場合について説明する。前述したように、本実施形態の筐体14には、耐熱性が要求されるとともに成形を行う関係から不飽和ポリエステル(UP)が用いられ、モールドリレーミラー81の母材には凹面反射面81a,81bを形成する関係からポリカーボネイト(PC)等が使用されている。
【0052】
そして、光学ユニットの内部温度は使用時に高温となり、筐体14とモールドリレーミラー81の母材との熱膨張係数の差により、筐体14の変形量がモールドリレーミラー81の変形量より大きい場合はモールドリレーミラー81にそれ自体の熱変形量以上の変形をもたらすことになる。
【0053】
この点、本実施形態の筐体14には切り欠き部14c,14dが設けられており、筐体14のモールドリレーミラー81に対する変形量の大きな分は、筐体14における上記切り欠き部14c,14dの近傍部分が、対向ミラー82の法線82Lに直交する方向に変形することによって吸収される。したがって、モールドリレーミラー81の第1の凹面反射面81aと第3の凹面反射面81bには筐体14の変形による変形が及ばず、環境温度にかかわらず液晶パネル10Rに対する照明を適切に維持することができる。
【0054】
(第2実施形態)
図3には、本発明の第2実施形態である、液晶プロジェクター(画像表示装置)に備えられる画像表示光学ユニットの構成を示している。なお、図示の状態は、光学ユニットにおける光学調整時の状態である。また、本実施形態において、第1実施形態と共通する構成要素については第1実施形態と同符号を付して説明に代える。
【0055】
108はリレー系であり、第1の凹面反射面181aと第3の凹面反射面181bとを有するモールドリレーミラー181と、第2の反射面182aを有する対向ミラー182とからなる反射光学系として構成されている。
【0056】
モールドリレーミラー181は、不透明のポリカーボネイト樹脂により成形された母材部品の2つの凹面部分を鏡面加工し、これら凹面部分にダイクロイック膜を蒸着して作られている。このモールドリレーミラー181は、筐体114における開口部142の周囲のフランジ形状部分に形成された位置決め穴114a,114bに対して位置決めピン181a,181bを嵌合させることによって筐体114に固定されている。
【0057】
これにより、モールドリレーミラー181は、その反射面側とは反対側の表面が筐体114の外側に露出するように、すなわち筐体114の一部を構成するように筐体114に固定される。
【0058】
なお、モールドリレーミラー181を、上記凹面部分に偏光分離膜を蒸着して作るようにしてもよい。
【0059】
また、対向ミラー182は、不透明のポリカーボネイト樹脂により成形された母材部品の凹面部分に全反射膜を蒸着して作られている。
【0060】
この対向ミラー182は、筐体114の内部に形成された基準ガイド面114eに当接し、クリップバネ184a,184bによって筐体114に仮止めされている。
【0061】
筐体14の基準ガイド面114eは、対向ミラー182の反射面の法線182Lに対して直交する方向に平行な面として構成されている。また、筐体114における上記開口部142の近傍には、切り欠き部(環境温度の変化に伴う変形量差を吸収する形状部)114c,114dが設けられている。
【0062】
以上のように構成される光学ユニットにおいて、光源ランプ1(およびリフレクタ2)から射出した白色照明光は、平面ミラー71で反射して、偏光変換素子4を通じて色分解系に入射する。
【0063】
青反射ダイクロイックミラー51に入射した照明光のうち、青色光成分はこの青反射ダイクロイックミラー51にて反射し、他の色光成分は青反射ダイクロイックミラー51を透過する。青反射ダイクロイックミラー51にて反射した青色光成分は、平面ミラー72で反射してコンデンサーレンズ9Bで集光され、青色用液晶パネル10Bを照明する。
【0064】
また、青反射ダイクロイックミラー51を透過した色光成分は、赤透過ダイクロイックミラー52に入射する。赤透過ダイクロイックミラー52に入射した色光成分のうち緑色光成分は、この赤透過ダイクロイックミラー52にて反射し、コンデンサーレンズ9Gで集光されて緑色用液晶パネル10Gを照明する。
【0065】
さらに、赤透過ダイクロイックミラー52を透過した赤色光成分は、モールドミラーリレー181の第1の凹面反射面181aで反射し、対向ミラー182の第2の凹面反射面182aで反射し、さらにモールドミラーリレー181の第3の凹面反射面181bで反射して赤色用液晶パネル10Rを照明する。
【0066】
そして、各液晶パネル10B,10G,10Rにて変調されこれら液晶パネル10B,10G,10Rを透過した各色画像光成分は、色合成プリズム11内で合成され、投写レンズ12を通じて色合成画像光として射出される。
【0067】
ここで、光学ユニットの組立て後の光学調整時において、対向ミラー182の位置を調整することによって、照明光のうち赤色光成分の赤色用液晶パネル10Rに対する照射領域の位置が調整される。
【0068】
次に、対向ミラー182の位置調整(赤色用液晶パネル10Rに対する赤色光成分の照射領域の位置調整)について説明する。
【0069】
不図示の調整用工具に保持された対向ミラー182は、筐体114に対してクリップバネ184a,184bで仮止めされる。この状態で、対向ミラー182は筐体114の基準ガイド面114eに対して摺動可能な程度の面圧で当接している。
【0070】
この状態で光源ランプ1を発光させ、液晶パネル10Rに対する赤色光成分の照射領域を確認しながら、調整用工具を対向ミラー182とともにX−X方向およびY−Y方向に移動させる。この際、上記仮止めによって対向ミラー182における法線182Lの方向への移動が阻止され、かつ対向ミラー182が筐体114の基準ガイド面114eによって摺動ガイドされることにより、対向ミラー182のX−X方向およびY−Y方向の位置調整を簡単に行うことができる。ここで、X−X方向およびY−Y方向は、法線182Lに直交する方向で、かつ、互いに直交する方向である。
【0071】
ここで、対向ミラー182がX−X方向およびY−Y方向に移動すると、赤色光成分の光軸の傾きや光路長はほとんど変化せずに光軸の位置がX−X方向およびY−Y方向にシフトする。このため、対向ミラー182のX−X方向およびY−Y方向の位置調整によって、赤色用液晶パネル10Rに対する赤色光成分の照射領域の形状(形および大きさ)や明るさに関する変化を実質的に生じさせることなく、つまりは照射領域に台形歪み等を生じさせたり全体の明るさ変化や照明むらを生じさせたりすることなく、照射領域の位置をシフトさせることができる。
【0072】
なお、「照明光の照射領域の形状および明るさに関する変化が実質的に生じない」とは、第1実施形態で説明した意味と同じ意味である。
【0073】
したがって、対向ミラー182を適切な位置、例えば赤色光成分の照射領域の中心が液晶パネル10Rの画像表示領域の中心に一致する位置に合わせたにもかかわらず、画像表示領域の一部が照明されなかったり画像表示領域上で十分な明るさが得られなかったり明るさむらが生じたりすることを防止することができる。
【0074】
こうして対向ミラー182の位置調整を行った後、対向ミラー182を筐体114の基準ガイド面114eに当接させたまま筐体114に対して一般的な手段、手法で固定する。すなわち、ビス止め、接着(UV硬化型、エポキシ系、シアノボンドなど)、熱溶着、クリップバネ、板バネ、ピアノ線を用いたバネ加圧保持等の手段・手法を単独あるいは複数適用して固定保持する。
【0075】
次に、この光学ユニットの環境温度に変化が生じた場合について説明する。前述したように、本実施形態の筐体114には、耐熱性が要求されるとともに成形を行う関係から不飽和ポリエステル(UP)が用いられ、モールドリレーミラー181の母材には凹面反射面181a,181bを形成する関係からポリカーボネイト(PC)等が使用されている。
【0076】
そして、光学ユニットの内部温度は使用時に高温となり、筐体114とモールドリレーミラー181の母材との熱膨張係数の差により、筐体114の変形量がモールドリレーミラー181の変形量より大きい場合はモールドリレーミラー181にそれ自体の熱変形量以上の変形をもたらすことになる。
【0077】
この点、本実施形態の筐体114には切り欠き部114c,114dが設けられており、筐体114のモールドリレーミラー181に対する変形量の大きな分は、筐体114における上記切り欠き部114c,114dの近傍部分が、対向ミラー182の法線182Lに直交する方向に変形することによって吸収される。したがって、モールドリレーミラー181の第1の凹面反射面181aと第3の凹面反射面181bには筐体114の変形による変形が及ばず、環境温度にかかわらず液晶パネル10Rに対する照明を適切に維持することができる。
【0078】
なお、上記各実施形態の光学ユニットは、不図示の液晶プロジェクターの筐体内に収納される。このプロジェクターは、電源系、ランプバラスト、画像・音声入出力回路、画像処理回路、液晶駆動回路、音声処理回路、スピーカー、操作スイッチ等を有して構成されており、テレビ・ビデオ・コンピュータ等の画像供給装置からの画像情報を投写スクリーンに拡大投影する表示装置として用いられる。
【0079】
また、上記各実施形態では、画像表示素子として液晶パネルを用いた場合について説明したが、液晶パネル以外の画像表示素子を用いることも可能である。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本願第1の発明によれば、第1および第3反射光学素子を移動させて画像表示素子に対する照射領域の位置を調整する際に、照明光の照射領域の形や大きさや明るさが実質的に変化しないので、画像表示素子の画面サイズに対する照射領域の不整合や照明の明るさ変化および照明むらをほとんど生じさせることなく簡単に照明光の画像表示素子に対する照射領域を適正な位置に調整することができる。
【0081】
なお、第1および第3反射光学素子を一体として移動させるようにすることにより、照明光の照射領域の調整を、第1および第3反射光学素子について別々に行う場合に比べて簡単に行うことができる。
【0082】
また、第1の発明において、筐体に第2反射光学素子の反射面の法線に直交する方向に平行な面として形成された基準ガイド面に沿って第1および第3反射光学素子を移動させるようにすれば、照明光の照射領域の位置調整および調整後の第1および第3反射光学素子の筐体に対する固定を容易に行うことができる。
【0083】
また、本願第2の発明によれば、第2反射光学素子を移動させて画像表示素子に対する照射領域の位置を調整する際に、照明光の照射領域の形や大きさや明るさが実質的に変化しないので、画像表示素子の画面サイズに対する照射領域の不整合や照明の明るさ変化および照明むらをほとんど生じさせることなく簡単に照明光の画像表示素子に対する照射領域を適正な位置に調整することができる。
【0084】
なお、第2の発明において、筐体に第2反射光学素子の反射面の法線に直交する方向に平行な面として形成された基準ガイド面に沿って第2反射光学素子を移動させるようにすれば、照明光の照射領域の位置調整および調整後の第2反射光学素子の筐体に対する固定を容易に行うことができる。
【0085】
また、上記第1及び第2の発明において、筐体に、環境温度の変化に伴う筐体と第1および第3反射光学素子との間の変形量差を吸収する形状部を設けることにより、環境温度変化による第1および第3反射光学素子の変形、すなわち画像表示素子に対する照明光の照射領域のずれや明るさ変化等を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である、液晶プロジェクターに用いられる画像表示光学ユニットの構成図である。
【図2】上記第1実施形態の光学ユニットにおけるモールドリレーミラーを調整用工具に保持させた状態を示す図である。
【図3】本発明の第2実施形態である、液晶プロジェクターに用いられる画像表示光学ユニットの構成図である。
【図4】従来の液晶プロジェクターの構成図である。
【符号の説明】
1 光源ランプ
2 リフレクター
3 インテグレーター
4 偏光変換素子
5 色分解系
6 集光レンズ
71,72 平面ミラー
8 リレー系
81,181 モールドリレーミラー
82,182 対向ミラー
9G,9B コンデンサーレンズ
10R,10G,10B 液晶パネル
11 色合成プリズム
12 投写レンズ
13 ベースマウント部材
14,114 筐体
14a,14b,114e 基準ガイド面
14c,14d,114c,114d 切り欠き部

Claims (17)

  1. それぞれ曲面により構成された反射面を有する反射光学素子であって、光源からの照明光を反射させる第1反射光学素子と、この第1反射光学素子で反射した照明光を反射させる第2反射光学素子と、この第2反射光学素子で反射した照明光を反射させて画像表示素子に導く第3反射光学素子とを有する画像表示光学ユニットにおける照明調整方法であって、
    前記第1および第3反射光学素子を、前記第2反射光学素子に対し、この第2反射光学素子の反射面の法線に直交する方向に移動させて前記画像表示素子に対する照明光の照射領域の位置を調整することを特徴とする画像表示光学ユニットにおける照明調整方法。
  2. 前記第1および第3反射光学素子を一体的に構成し、
    これら第1および第3反射光学素子を一体移動させることを特徴とする請求項に記載の画像表示光学ユニットにおける照明調整方法。
  3. 少なくとも前記第2反射光学素子を保持する筐体に前記第2反射光学素子の反射面の法線に直交する方向に平行な基準ガイド面を形成し、
    前記第1および第3反射光学素子を前記基準ガイド面に沿って移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示光学ユニットにおける照明調整方法。
  4. 前記第1および第3反射光学素子を、これら第1および第3反射光学素子が前記基準ガイド面に当接するよう前記筐体に仮止めした状態で、これら第1および第3反射光学素子を前記基準ガイド面に沿って移動させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像表示光学ユニットにおける照明調整方法。
  5. 前記第1および第3反射光学素子における反射面とは反対側の表面を前記筐体の外側に露出させた状態で、これら前記第1および第3反射光学素子を移動させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像表示光学ユニットにおける照明調整方法。
  6. それぞれ曲面により構成された反射面を有する反射光学素子であって、光源からの照明光を反射させる第1反射光学素子と、この第1反射光学素子で反射した照明光を反射させる第2反射光学素子と、この第2反射光学素子で反射した照明光を反射させて画像表示素子に導く第3反射光学素子とを有する画像表示光学ユニットにおける照明調整方法であって、
    前記第2反射光学素子を、前記第1および第3反射光学素子に対し、この第2反射光学素子の反射面の法線に直交する方向に移動させて前記画像表示素子に対する照明光の照射領域の位置を調整することを特徴とする画像表示光学ユニットにおける照明調整方法。
  7. 少なくとも前記第2反射光学素子を保持する筐体に前記第2反射光学素子の反射面の法線に直交する方向に平行な基準ガイド面を形成し、
    前記第2反射光学素子を前記基準ガイド面に沿って移動させることを特徴とする請求項に記載の画像表示光学ユニットにおける照明調整方法。
  8. 前記第2反射光学素子を、この前記第2反射光学素子が前記基準ガイド面に当接するよう前記筐体に仮止めした状態で、前記第2反射光学素子を前記基準ガイド面に沿って移動させることを特徴とする請求項に記載の画像表示光学ユニットにおける照明調整方法。
  9. 前記画像表示光学ユニットが、光源と、この光源からの照明光を3つの色光に分解する色分解系と、この色分解系により分解された色光のそれぞれにより照明される3つの画像表示素子と、前記色分解系により分解された色光うち少なくとも1つの色光を画像表示素子に導く反射光学系であるリレー系とを有し、
    前記第1、第2および第3反射光学素子が、前記リレー系を構成することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の画像表示光学ユニットにおける照明調整方法。
  10. それぞれ曲面により構成された反射面を有する反射光学素子であって、光源からの照明光を反射させる第1反射光学素子と、この第1反射光学素子で反射した照明光を反射させる第2反射光学素子と、この第2反射光学素子で反射した照明光を反射させて画像表示素子に導く第3反射光学素子と、少なくとも前記第2反射光学素子を保 持する筐体とを有する画像表示光学ユニットであって、
    前記筐体に、照明光の前記画像表示素子に対する照射領域の位置調整時において前記第1および第3反射光学素子を前記第2反射光学素子に対してこの第2反射光学素子の反射面の法線に直交する方向に移動ガイドするための基準ガイド面が形成され、
    この基準ガイド面上に前記第1および第3反射光学素子が固定されていることを特徴とする画像表示光学ユニット。
  11. それぞれ曲面により構成された反射面を有する反射光学素子であって、光源からの照明光を反射させる第1反射光学素子と、この第1反射光学素子で反射した照明光を反射させる第2反射光学素子と、この第2反射光学素子で反射した照明光を反射させて画像表示素子に導く第3反射光学素子と、少なくとも前記第2反射光学素子を保持する筐体とを有する画像表示光学ユニットであって、
    前記筐体に、照明光の前記画像表示素子に対する照射領域の位置調整時において前記第2反射光学素子を前記第1および第3反射光学素子に対してこの第2反射光学素子の反射面の法線に直交する方向に移動ガイドするための基準ガイド面が形成され、
    この基準ガイド面上に前記第2反射光学素子が固定されていることを特徴とする画像表示光学ユニット。
  12. 前記第1および第3反射光学素子が一体的に構成されていることを特徴とする請求項10又は11に記載の画像表示光学ユニット。
  13. 前記第1および第3反射光学素子が、これら第1および第3反射光学素子における反射面とは反対側の表面が前記筐体の外側に露出するように前記筐体に固定されていることを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載の画像表示光学ユニット。
  14. 前記筐体に、環境温度の変化に伴う前記筐体と前記第1および第3反射光学素子との間の変形量差を吸収する形状部を設けたことを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載の画像表示光学ユニット。
  15. 光源と、この光源からの照明光を3つの色光に分解する色分解系と、この色分解系により分解された色光のそれぞれにより照明される3つの画像表示素子と、前記色分解系により分解された色光うち少なくとも1つの色光を画像表示素子に導く反射光学系であるリレー系とを有し、
    前記第1、第2および第3反射光学素子が、前記リレー系を構成することを特徴とする請求項10から14のいずれかに記載の画像表示光学ユニット。
  16. 請求項10から15のいずれかに記載の画像表示光学ユニットを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  17. 請求項16に記載の画像表示装置と、この画像表示装置に画像情報を供給する画像供給装置とを有することを特徴とする画像表示システム。
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