JP3676953B2 - 入れ子式レ−ル - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は第1セクションと中間軸受け手段を伴う少なくとも1つの第2セクションからなり、前記第2セクションは第1セクションに対し長さ方向に引き込められた位置と引き伸ばされた位置の間で調整可能であり、他方第1セクションには少なくとも引き伸ばされた位置で第1セクションに対する第2セクションの自由移動をブロックするためのブロッキング手段が設けられている入れ子式レ−ルに関する。かかる入れ子式レ−ルは実際上公知で例えば米国フラ−トンのヨナタン社により供給されている。
【0002】
【従来の技術】
公知の入れ子式レールは実質的にC型横断面を有する第1セクションでその背部にガイドレールが設けられ、このガイドレールが玉軸受け保持器を介し、同じく実質的にC型横断面を有する第2セクション中に軸受け取り付けられているものからなる。
【0003】
第1セクションは引き込められた位置と延伸位置の間を長さ方向に第2セクションに対して滑動せられる。第1セクションの背部には延伸方向へとのびる末端に隣接し開口が設けられている。第1セクションの背部に対し直角に伸びる軸によりブロッキング手段が設けられ、これは開口中を伸びるリッブを含み、このブロッキング手段は重力の影響下にブロッキング位置へと動かされる。第2セクションの延伸方向へと導く末端に隣接して少なくとも1の突起がもうけられ、これはブロッキング位置にある際はブロツキング手段の移動路中に置かれている。
【0004】
ブロッキング手段はブロツキング突起を幾分上に動かして通過する.こうしてブロッキング手段はブロッキング突起の後に、即ちブロッキング突起と延伸方向に導く第2セクションの末端の間に保留せられる。第1セクションが第2セクションに対してひきこめられる際には、ブロッキング手段は幾分引き上げられ、ブロッキングリップがブロッキング突起の通路から移動せしめられ、次いで通過せられるべきである。この所望の上昇運動は手動で行なわれるが、この公知の入れ子式レールでも同じくC型横断面の第3セクションによりもたらされ、この第3セクションはC型第1セクション内を移動可能で、第3セクションが第1セクション中に引き込め位置の方向に滑りこまされるとブロッキング手段をブロッキング位置からもちあげる。
【0005】
この公知の入れ子式レールほブロッキング手段の製造が比較的高価であり、またその位置決めに労力を要し高くつく欠点を有する。さらにまたこういったブロッキング手段は比較的騒音が大である。特にブロッキング位置への出し入れ中に騒音をだす欠点がある。またこういったブロッキング手段は比較的大きな組み立て空間特に長さを必要とする。さらにまたこういったブロッキング手段は延伸方向に続く第1セクションの末端に隣接して位置せしめられるので、このセクションが比較的長くなくてはならないとの欠点を有する。結局、少なくともその一部は延伸位置にあるとき軸受け保持器の後に伸びていなくてはならない。この公知の入れ子式レールのさらに別の主要欠点はブロッキング手段の操作が重力に基づくものであるから各セクションの背部を垂直面にして用いねばならぬ点である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は上記欠点がなく、利点の保持された入れ子式レールを提供するにある。
【0007】
【発明を解決するための手段】
このため本発明の入れ子式レールは請求項1の特徴をそなえたものである。
本発明に係る入れ子式レールに於いて第1位置での回り継手体は第1セクションと第2セクションの間に収められ、第1セクションは第2セクションに対し自由に動き得る。このように回り継手体は、入れ子式レールが2つのセクションのみからなる場合でも、簡単な方法で、この位置に噛み合わされることがないようになっている。回り継手体を制御する軸受け手段を第1位置から第2のブロッキング位置に移動させることにより、例えば入れ子式レールの位置にかかわりなく、積極的制御が達成せられる。従って公知の入れ子式レールとはことなり、このブロッキング作用は例えば重力によることはない。その結果、作業は常に保証せられる。
【0008】
また回り継手体が使用中に不都合に音を出すことが比較的容易に防止される利点がある。事実回り継手体はブロッキング位置に保留され、第1セクションが第2セクションに対して動くことが防止され、また第1位置では第1セクションと第2セクションの間にしっかりと保持せられる。また本発明にかかる入れ子式レールはブロッキング手段、特に回り継手体および開口あるいはそれと共同作用する縦端縁が比較的に簡単で製造が安価であり、経済的にも技術的にも有利である。
【0009】
さらにまた本発明に係る回り継手体の所望の回転移動が軸受け手段以外の手段例えばリップ、突起あるいは類似のこれらセクションの1つから伸びるもので達成され、例えば最大限に引き伸ばされる長さも、軸受け手段がまだ回り継手体からある距離だけ離れた場所にある位置に固定され、またかかる具体例は倒えばこれらセクションの1つに対して静止する軸受け手段を用いる場合にも好適である。また回り継手体をブロツキング位置から少なくとも回転移動開始させるのに他の型の作業手段を設けることもできる。
【0010】
有利な1具体倒において本発明の入れ子式レールは請求項2の特徴を有する。
延伸位置で軸受け手段を回り継手体のほうに移動させて該継手体を作動させると特に簡単な方法で回り継手体の回転運動の積極的制御が可能である。またかかる具体例では軸受け手段は回転手段を通過する必要がなく、第1セクションと第2セクションの間に完全な空間ができ利用可能で、しかも回り継手体は丈夫なデザインとなしうる。回り継手体を第2位置で軸受け手段により保持することは、回り継手体が不用意にブロツキング位置からはずれない利点を与える。またこれで簡単に第1セクションの第2セクションに対するきわめて良好な保留を与える。この保留は勿論、さらに別の構成による操作バーツで行なうことも可能である。
【0011】
本発明の別の具体例に係る入れ子式レールは請求項3の特徴を有する。
回り継手体にもたれての作動バーツ、特に軸受け手段の接触中に、第2位置において回り継手体をかたよらせるためにスプリング手段を用いると、回り継手手段がいずれの場合にもブロッキング位置に押しいれられてそこに保持され、この手段は例えば各セクション同志のおよび/またはブロッキング手段に対する各セクションのがたつきをたやすく防止する利点がある。このように極めて良好な信頼すべき保持が達成せられる。さらにまたスプリング手段は延伸位置に達した時、第2セクション上に第1セクションにより加えられる力の一部を吸収し、それにより損傷や騒音がさらに防止され、また延伸位置がより流暢に確保され固定せられる。このように例えば入れ子式レールに接続される引き出しの内容物も同時に保護せられる。
【0012】
スプリング手段は例えば延伸方向に導かれる軸受け手段の末端上の緩衝素子によりリップあるいは類似物上あるいは回り継手体と1つのセクションの間に作られる。またスプリング手段は例えば回り継手体の軸受け手段に面する末端上に例えばチャンバーを囲む弾性壁の形で其れと一体に配置せられる。こうする利点は原則的に回り継手体に面する軸受け手段末端上の緩衝素子を省略なし得る点である。勿論他のスプリング手段を組み合わすこともできる。
【0013】
第1の好ましい具体例で本発明の入れ子式レールは請求項5の特徴を有する。
かかる入れ子式レールに於いて、回り継手体は各セクションの引き込め方向あるいは延伸方向への変位が防止せられるようにその開口でリップ上に容易に嵌合せられる。開口の軸受け手段に面する傾斜第1壁は回り継手体の締結手段の回りでの回転運動が依然可能である利点を与える。事実、この傾斜壁の頂部末端は底部末端より早く締結手段にもたれて動き、回転運動が自動的に行なわれる。これに関して、頂部面即ち第2位置に達した時軸受け手段で打たれる面は第1面と大体平行しているかあるいは少なくともある角度をなし、所望の回転運動が容易且つ完全に達成されあるいは回り継手体がさらに押し込まれ適当なブロッキングが確実におこなわれることが好ましい。そのための角度は90°より幾分大、例えば93°であることが好ましい。
【0014】
さらなる具体例で本発明の入れ子式レールは請求項6の特徴を有する。
回り継手体の開口を、該継手体が比較的長いリツプ上に懸垂されるように閉鎖すると回り継手体に噛み合わさるべきセクションに対しての該継手体の位置が前記セクションとその上にリツプの設けられているセクションの間の距離に関係するリップの高さにより決定せられるという利点が得られる。これは各セクション間の中間距離に無関係に同じ回り継手体が種々のガイドに用いられることを意味する。
【0015】
さらなる具体例での本発明の入れ子式レールは請求項7の特徴を有する。
かかる具体例で達成せられる利点は回り継手体の第1位置及び第2位置がどちらも決定的に規定され、従って回り継手体の適切な制御が容易に達成されしかも過度の回り継手体の摩滅が防げる点である。
【0016】
さらに有利な具体例での本発明の入れ子式レールは請求項8の特徴を有する。
回り継手体は第2セクションから外方にそのブロッキングパ−ツの少なくとも一部が突出しているので、操作が特に容易であるとの利点がある。事実例えば指でブロッキングパ−ツは第1位置の方向に第2セクションがブロッキング手段を通過するまで押しやることが出来る。ブロッキングパ−ツに幾分ル−フ形をした頂部末端をもうけることにより、ブロッキングパ−ツの比較的小さな移行のみで、回り継手体をさらに押しやるため第2セクション中の開口の縦端縁が傾斜面と噛み合うようにするのに十分であるとの利点が得られる。またこうすると第2セクションの第1セクションから離れた側に第3セクションを、中間第2軸受け手段と共に組み合わせた場合、回り継手体の操作が第3セクション上の停止リップあるいは前記の第2軸受け手段との共同作業で行うことができ、それにより回り継手体の第2位置から第1位置の方への回転移動を開始し得る利点が得られる。かかる具体例では相互に移動する各セクション間に指が挟まれるような事態は容易に回避せられる。
【0017】
本発明はさらに請求項9の特徴を有する少なくとも3つのセクションを有する入れ子式レ−ルにも関する。
【0018】
第1の有利な具体例で、本発明に係る少なくとも3つのセクションを有する入れ子式レ−ルは請求項10の特徴を有する。
【0019】
第2セクションに対して第1セクションをブロッキングするためのブロッキング手段と、第3セクションに対して第1あるいは第2セクションをブロッキングするためのブロッキング手段とに、同じもの、あるいは少なくとも匹敵しうるものを使用すると、ブロッキング手段の上記利点以外に、それらの操作が同じとなり、回り継手体の製造がより有利になる。また操作が任意順に可能となる。
【0020】
別の具体例に於いて、本発明の入れ子式レ−ルは請求項11の特徴を有する。
かかる具体例では隣接する特に第2セクションに対しての第3セクションの保留が共同作業する突起あるいは背部により達成され、この保留は比較的簡単に、ブロッキング手段を手動で操作する必要なしに、1つのパ−ツの弾性変形で克服なしうる利点がある。この保留力は、予め定められた最小圧力より大きい力で関連セクションに向かい引き戻し方向に圧を加えることにより克服される。好ましくは第2軸受け手段は第3セクションが引き戻し位置の方向に第2セクションに対しさらに移動せられるとき、第2セクションと第1セクションの間で回り継手体が作動され、特に第1位置の方向に動かされ、第3セクションにより第2セクションが第1セクションに対し引き戻し位置の方向に動かされる。これにより入れ子式レ−ルの使用がさらに簡単になる。
【0021】
さらに別の具体例で、本発明に係る入れ子式レ−ルは請求項12の特徴を有する。
ブロッキング位置の方に偏らされたスプリング素子は入れ子式レ−ルの引き戻し方向への力によりブロッキング位置から第1位置の方には簡単に移動させることが出来ず、従って入れ子式レ−ルの不用意な引き戻しが制御せられる利点がある。しかもスプリング素子の操作は簡単に出来る。というのはこの素子は原則的に入れ子式レ−ルの先導端上にあるいは少なくともそれに隣接して設けられ、その少なくとも一部はそれを第1位置中に押し入れるのに外部から操作可能であるからである。
【0022】
さらに別の具体例で本発明の入れ子式レ−ルは請求項13の特徴を有する。
スプリング素子を少なくとも実質的に第1位置中に移動させ、それを第1位置内に保つのに加圧手段を用いることにより、第3セクションを第2セクションに対し動かさずとも所望の移動が達成せられる利点がある。これは使用者の指が問題のセクションの間にはさまれることを容易に防止する。また例えば比較的巾の広い引き出しを懸垂するのに2本の本発明の入れ子式レ−ルを用いる場合、引き出しの両側に配置せられる入れ子式レ−ルは引き出しが引き込められるまでにお互い別々に開放せられうる利点がある。これは引き出しの操作を極めて簡単にし、非常に巾の大きな引き出しもそれぞれの使用者により引き込め容易となる。
【0023】
とくに有利な具体例で本発明に係る入れ子式レ−ルはまた請求項14の特徴を有する。
分離型のかかる入れ子式レ−ルはそれでもって懸垂せられる引き出し等の素子を第3セクションと共に簡単に取り外しうる利点を与える。
【0024】
さらに別の具体例で本発明に係る入れ子式レ−ルは請求項15の特徴を有する。かかる入れ子式レ−ルでは第3セクションを隣接セクションに対して引き戻す時第1セクションに対する第2セクションのブロッキング手段が操作され、入れ子式レ−ル全体が引き戻し位置に移動せられるとの利点がある。これは第1セクションに対し第2セクションを開放するのにキャビネット中で比較的遠くにまで到達させる必要性がない。このように本発明の少なくとも3部からなる入れ子式レ−ルの操作は極めて簡単である。
【0025】
本発明にかかる入れ子式レ−ルのさらに有利なべつの具体例が他の請求項に記載されている。
本発明を詳述するため本発明にかかる入れ子式レールの多数の具体例を添付図を参照し以下詳細に記述する。これらの図において、同一あるいは対応するバーツには同一あるいは対応する参照番号を付してある。本顕明細書に於いては本発明にかかる入れ子式レールは引き出しガイドとして例示されている.しかしながら本発明にかかる入れ子式ガイドの他の種々の適用が可能であることが理解されよう。
【0026】
図1一3にはキャビネット部分と解さるべき第1セクション2と、中間部分と解さるべき2セクション3からなる。本発明にかかる引き出しガイド1が示されている。中間部分3なる語は倒えば後段により詳細に述べられている図5に示された3パーツあるいは多パーツ引き出しガイドを考慮して選ばれており、この図5では少なくとも引き出し部分と解さるべき第3セクション4が設けられている。この明細書に於いて各作動パーツは主として軸受け手段のパーツとして示されている。これは又例えばブロッキング手段の移動路中にのびる突起あるいはリップ等のように別のデザインとし得ることも理解されよう。
【0027】
図1一3に示された引き出しガイド1において、玉軸受け保持器5が例えばwo98/03099及びオランダ特許第1003665 号に記載されているよう、それ自体衆知の方法でキャビネット部分2と中間部分3の間に設けられている。従ってこの2つの部分2、3は引き出しガイドの長さ方向にそれぞれが相手に対して滑動し得る。この具体例ではキャビネット部分2は多数の締結手段6を有し、それでもって例えばキャビネット壁上に据え付けられ、また中間部分3は例えば2つのブラヶット7を有し、それでもって引き出し等が中間部分3上に据え付けられる。かかる引き出しガイド1の構造自体は公知である。
【0028】
図1および3に示されている状態では、引き出しガイド1は完全に引き出され、後述の如くブロッキング手段8により封鎖せられる。この通行止めで例えば2つのかかる入れ子式レール1から吊るされている引き出しが不用意に引き戻し位置の方に移動されない利点がもたらされる。実際面で延伸方向Pに先導となる第1末端11付近でキャビネット部分2は内側上方に、即ち中間部分の方向に、曲げられたリップ12を有す。このリツプ12の上に、回り継手体13が設けられ、これは図2に示されている第1位置と図3に示されている第2位置の間を移動するよう滑動せしめられる。この回り継手体13は図6に詳細に示されているようにボデイーパーツ14とフートパーツ15からなり、それらの間に開口16が存在せしめられている。
【0029】
この開口16の両側に伸びているのは背部17でこれでもってボデイーパーツ14をフートパーツ15に接続している。ボデイーパーツ14は開口16につながる底面18を有する。反対側でこのボデイーパーツは開口16から離れているほうの未端20付近にブロッキングパーツ19を有する。このブロッキングパーツ19は末端20につながる第1乗り上げ面21とブロッキングパーツ19の反対側に位置する第2乗り上げ面22を有する。これら乗り上げ面21、22は相互に、また延伸方向Pに対して傾斜している。これら乗り上げ面21、22の役割については後段に詳述する。
【0030】
フートパーツ15は開口16及び底面18につながる接触面23と、その反対側に位置する上表面24を有する。開口16はフートパーツ15の境界を部分的に形成し、接触面23および上表両24に連接する第1壁25を有する。接触面23と第1壁25の間の角度αは約90°、好ましくはそれより幾分大、例えば93°である。底面18と接触面23の間に含まれる角度βは例えば0〜40°の如く急角度で、図示せる具体例では約17°である。上表面24は大体底面18に対して平行している。ブロッキングパーツ19の頂部26は大体、上表面24の位置する面Vと同じ高さあるいは少なくともそれより上にならない。
【0031】
第1壁25の高さDはキャビネット部分2および中間部分3の内側間の垂直距離よりも小である。この事実は回り継手体13の底面18がキャビネット部分2の内側に接触しても中間部分3が自由にこの回り継手体13を越えて移動しうることを意味する。閉口16は第1壁25の反対側に位置する第2壁27を有し、この第2壁27と底面18との間の角度φは好ましくは少なくとも90°である。底面18から遠い側の上末端近傍で開口16は延伸方向Pに計測して、同方向に測定したリップ12の厚みに少なくとも対応する長さCと、延伸方向Pに直角に計測して、同方向に測定したリップ12の巾に少なくとも対応する巾を有する。従って回り継手体13は、その未端20がキャビネット部分2の第1末端11の方に指向され、底面18がキャビネット部分2に面して、開口16と共にリップ12の上を滑り得る。
【0032】
フートパーツ15は第1壁25に平行した末端面28を有す。ブロッキングパーツ19には末端面28に平行し且つ第1乗り上げ面21に連続している第1ブロッキング面29の設けられた末端20があり、この第1ブロッキング面29は使用時には延伸方肉Pに対し直角方向に伸びる。ブロッキングバーツ19の反対側には第1ブロッキング面29に平行して第2ブロッキング面30が設けられ、これは第2乗り上げ面22につずいている。底面18に対面する側では、隣接面32が比較的小半径の彎曲中間面31を介して第2ブロツキング面30に接続し、この隣接面32は第1壁25の頂部末端まで伸び、それと約90°の角度γをなしている。換言すれば一方での面Vと他方での第2ブロッキング面30、中間面31および隣接面32の間に、幾分ボール型の凹み33が設けられている。その目的は後段に詳細に述べる。
【0033】
玉軸受保持器5の延伸方向に先導する末端には緩衝素子34が設けられ、これにはその前側が弾性壁パーツ36で境界付けられているチャンバー35が設けられている。かかる緩衝素子34は例えばEUO488471で公知である.図4は図3に匹敵する図で、セクション2、3の間におかれる別の具体例にかかる回り継手体13の断面図である。この具体例で開口16は面18、23から離れた側で密閉壁24aにより少なくとも部分的に閉ざされ、この密閉壁24aは例えばフートパーツ15をボデイパーツ14に接続している。回り継手体13が開口16と共にリップ12上を滑動し、このリッブ12の高さH1が開口16の深さH2より大である時、回り継手体13はリッブ12の自由端12aを圧迫する密閉壁24aを有し、他方回り継手体13の面18、28はいずれの場合もそれからリップ12が作られるセクション2から離れて位置している。
【0034】
リップ12の高さH1が開口16の深さに等しいかあるいはそれより小である場合、前記自由端12aの密閉壁24aは回り継手体13の回転運動の少なくとも一部の間は離れており、面18、23の少なくとも一方はそれからリップ12が作られるセクション2に接触する。かかる具体例に於いて達成せられる利点は、回り継手体13が種々の高さのリツプで、またセクション2、3の内側間の距離が種々のものに対してもその時の要件にわせる必要なくそのまま利用し得る点である。結局回り継手体13の位置はセクション3の対面内側に対するリップ12の自由端12aの位置により実質的に決定せられる。この(W一H1)距離を大体等しく選択することにより、Wのサイズに関係なく同じ回り継手体13がいずれの場合にも利用せられる。前記具体例のさらなる利点ほ特に回り継手体13のフートパーツ15の位置が何れの場合にも関連した作動パーツの移動路中で正確に位置せられ得る点である。特に軸受手段がそれ自体で使用せられる場合これは有利である。というのはそうすると軸受手段が回り継手体とセクション2、3の一方との間に固着することが防止せられるからである。
【0035】
使用中図2に示される如く、回り継手体13は2つのセクション2、3の間に完全に囲まれている。中間部分3がキャビネツト部分2に対して延伸方向Pに移動せられると、緩衝素子34は壁パーツ36により傾斜せる末端面28にもたれて末端位置付近に移動せられる。この状態でブロッキングパーツ19は中間部分3中の窓37の下に正確に位置せしめられ、この窓はブロッキングパーツ19が窓中に受け入れられそれで窓が完全に満たされるような形ならびに寸法となっている。
【0036】
中間部分3がさらに延伸方向Pに移動されると、回り継手体13は先ず第1壁25の頂部末端でリツプ12に押しつけられ、次に力Fが末端面28の底縁38に加わり、回り継手体13は第1壁25の頂部末端39を中心に大体角度βだけ回転する。それによりブロッキングパーツ19は窓37中に移動し、隣接面32は中間部分3の内側のほうにあるいは多分それにもたれて移動する。窓37の先導端40は第1ブロッキング面29付近に、あるいはそれにもたれて位置し、後端41は第2ブロッキング面30付近にあるいはそれにもたれて位置する。
【0037】
力Fが少なくとも弾性壁パーツ36により生じ、該パーツ36の弾性変形が生じる。中間部分3が解放されるとき、中間部分は先導端縁40が第1ブロッキング面29によりかかるまで幾分後退し、中間部分3は延伸方向Pとは反対方向にキャビネット部分2に対してそれ以上には移動しえない。この状態で壁バーツ35はさらに幾分変形状態で末端壁28に押しつけられ、その結果、力F’が依然生じ続ける。このように回り継手体は図3に示される状態に積極的に押しやられ、それにより完全なブロッキングが確実となる。これは極めて簡単な方法で各セクションの比較的小さな動きも防止され、不快音が避けられる利点を与える。これはまた回り継手体が図2に示された位置、即ち入れ子式ガイドの各セクションが実質的に水平に保たれる位置、に不用意に戻ることを防止する。
【0038】
中間部分の材料の厚み及びブロッキングパ−ツ19の寸法はブロッキング位置で乗り上げ面21、22が中間部分のキャビネット部分2から遠い側面に少なくとも部分的に伸びるように選択せられる。こうすると回り継手体13が簡単に図2に示された第1位置に戻りうる利点が与えられる。結局そのためにブロッキングパ−ツ19の頂部26は、第1乗り上げ面21が少なくとも部分的に窓37の内側に移動するまで、例えば指で押し下げられる。窓37の先導縦末端40は次いで第1乗り上げ面21によりかかって移動され、他方中間部分3の引き戻し位置へのさらなる移動で、回り継手体13は図2に示されている様完全に2つのセクション間に収容せられる迄さらに回転する。回り継手体13のかかる移動中に玉軸受け保持器5を立ちのかせる別の可能性も存する。
【0039】
事実上、ブロッキング位置からの回り継手体13の回転移動の前記第1段部分はべつの方法で開始することが出来る。例えばキャビネット部分2から離れて対面する中間部分3の外側上を、補助具を第1乗り上げ面21にもたれさせそれを内包に押しやるように滑動させることによっても実施せられる。こうすると使用者の指が窓で傷つく危険性が回避せられる。また回り継手体13にリップあるいは類似の補助具を好ましくは末端20付近にもうけ、入れ子式レ−ルを完全に延ばした状態で、このリップがキャビネット部分2の第1末端11から一部分外に延びているようにすることも出来る。この状態でかかるリップは中間部分3から幾分外側に伸ばされ、それにより回り継手体13を第1位置の方向に幾分回転させることが出来る。多くの改変が本発明範囲内で可能である。また、玉軸受け保持器あるいは類似の軸受け手段の一つにくぼみ、うね、リブ等がもうけられ、移動中それが、乗り上げ面21、22のいずれかを打ち、それを作動せしめることができる。
【0040】
図5は本発明の特に有利な具体例にかかる入れ子式レールで、キャビネット部分2、中間部分3および引き出し部分4に、中間の玉軸受保持器5Aおよび5Bのもうけられたものからなる。かかる3パーツ入れ子式ガイドは、それ自体前記の文献にみられる如く公知である。本具体例においては、キャビネット部分2の第1末端11付近に図1〜3に示したようなブロッキング手段8がもうけられている。また、同じようなブロッキング手段8Aが引き出し部分4の延伸方向後方の末端50付近にもうけられている。
【0041】
このため、引き出し部分4にはリップ12Aがもうけられ、これは中間部分3の方に伸び、それに回り継手体13Aが嵌合され、底面18Aが引き出し部分4に面し、末端20Aは引き出し部分4の末端50の方に向けられている。延伸方向Pに見ると、中間部分3に第2の窓37Aが窓37から離れた位置にもうけられ、引き出し部分4が図5の如く中間部分3に対し完全に引き伸ばされた位置に移動せしめられた時、この第2の窓に回り継手体13Aのブロッキングパーツ19Aが収容せられる。また回り継手13Aは前述の方法で玉軸受保持器5A上の緩衝素子34Aによりブロッキング位置中へ押し入れられ保持される。
【0042】
引き出しガイドが図5の完全に延長されブロックされた位置から、完全にあるいは部分的に引き込められた位置へ移動せられる時の手順は下記の通りである。上述の方法で、第2ブロッキング手段8Aの回り継手体13Aは指あるいは補助具でもって少なくともわずかに窓37Aから押し下げられ、その第1乗り上げ面21Aが窓37Aの関連せる縦端縁に向かい移動され、その時、引き出し部分4は中間部分3に比例し、引き込められた位置の方向に移動せられる。この際玉軸受保持器5Aは第1ブロッキング手段8の方向に一緒に移動せられる。
【0043】
引き出しガイド4がさらに引き込められるとき、引きもどし方向に導く玉軸受保持器5Aの末端あるいは少なくともその上にもうけられている緩衝素子34Aは回り継手体13の第1乗り上げ面21に向かい移動し、該回り継手体13が第1位置の方に少なくとも幾分押しやられるようになる。かくして、中間部分3はキャビネット部分2に関し解放され、さらに引きもどし位置へと移動せしめられる。このように入れ子式レールの操作が非常に簡単になり、また各セクションの引きもどし手順が少なくとも部分的に固定せられる。実際上は、回り継手体13、13Aも別の方法で操作可能である。例えば締結リップ、ストップリップ、突起等が関連するブロッキング手段を打ち、上記効果を達成するようにすることもできる。
【0044】
図7は、本発明の別の具体例にかかる回り継手体113でフートパーツ115に通路151を有するものを示しており、この通路151は、末端面128と通路151の間に可撓性壁パーツ136ができるように、開口116の隣に伸びている。この通路151と可撓性壁パーツ136は一緒になって、図6に関連して述べたチャンバー35と壁パーツ36の作用と同じあるいは少なくとも匹敵しうる作用を有している。即ちこれにより達成せられる利点は、原則的に、上述の如き緩衝素子34は省略され、例えば回り継手体113を作動させるのに該継手体と共に移動するセクションの内方に曲げられたリップあるいは玉軸受保持器5の前端を加圧面として使用することが出来る点である。そのために、玉軸受保持器の前端を幾分変形してあるいは変形せずに高くした加圧面を得ることができる。勿論、回り継手体113は玉軸受保持器に緩衝素子がある場合に用いることも出来る。通路151は比較的小さな通路としてあるいは、接触面に対面する側を閉ざして、リップ12が収容されないような没汁とすることが好ましい。こうして、回り継手体の組み立てのまちがいが簡単な方法で回避せられる。
【0045】
図8は本発明のさらに別の具体例にかかる回り継手体213を示す。この具体例の回り継手体213では、弾性的に変形可能な可撓性脚部252が末端220に隣接してもうけられ、該脚部は底面218から開口216の反対方向に伸びている。図8は回り継手体213が脚部252により押されてブロッキング位置にあるものを示している。回り継手体が第1位置の方に押される場合、脚部252は底面218に大体平行に伸びるように押しやられる。関連せる窓37、37Aがブロッキングパーツ219の上にくると、脚部252により回り継手体213は上方へ押し上げられ、ブロッキングパーツが上述の如く窓中に突出するようになる。この具体例でも玉軸受保持器の緩衝素子34は原則的に不要となる利点が得られる。
脚部252は関連セクション2、4の内側から支持されうる。
【0046】
図9、10は例えば引き出し部分304を中間部分303に対しブロックするために配置されたブロッキング手段308の別の具体例を示すものである。このブロッキング手段308は締結パーツ356、締結パーツに対し傾斜している第1パーツ359および傾斜第1パーツ359に対し折り曲げられている末端を有するリーフスプリング355からなる。適当な方法、例えばポップリベットによりこの締結パーツ356は引き出し部分304の中間部分303に面する側に取り付けられる。傾斜第1パーツ359は中間部分303の方向で滑動方向Pに傾斜し、その末端は引き出し部分304の方向に折り曲げられている。図9は引き出し部分304が完全に引き出された状態で、停止面357が中間部分303の隣接末端358にしっかりと押しつけられている状態を示している。
【0047】
滑動片360が引き出し部分304内にその長さ方向に滑動するように設けられており、この滑動片360は実質的に平坦な中心部分361とその両側に傾斜し外方に伸びる端縁パーツ362を有する。このように滑動片360は幾分U型になっている。端縁パーツ362の自由端は引き出し部304の縦溝中に閉じ込められ、この縦溝363は引き出し部分304と中間部分303の間に含まれる玉軸受保持器5のための玉軌道364の結果として形成される。これは滑動片360が移動方向Pに直角の方向に動くことを防止する。
【0048】
滑動片360の中心部分361はリーフスプリング355の傾斜第1パーツ359に向かい中間部分303の方向に締結パーツ356上を滑動せられる。滑動片360が次いで中間部分303の方に押さえられると、リーフスプリングの傾斜第1パーツ359は引き出し部分304の内側に向かって移動せしめられ、中間部分303がリーフスプリング355上を引きもどし方向へと移動す。滑動片360はリーフスプリング355により押しもどされず、リーフスプリング355が押し下げられた位置に保たれるよう、引き出し部分304中にとめられる。こうすることによる利点は、リーフスプリングが図9に示した状態の時、中間部分に対しての引き出し部分の確実な保持が得られ、引き出し部分を開放するためリーフスプリング355を手の指で触れる必要はない。こうして指が引き出し部分と中間部分の間で傷つくことが防止せられる。
【0049】
又、引き出し部304があらかじめ動かされている必要なしに引き出し部分304が中間部分303に対しての移動方向に開放せられる。これは例えば引き出しのどちら側でも、引き出し部分304が上記方法で、引き出し部分から吊り下げられた引き出しが引きもどされる前に開放されることを意味する。これは、相対的に広い引き出しの場合に、少なくとも共に操作せられるべき引き出しガイド間に比較的大きな距離がある場合に特に有利である。所望により、滑動片380には、特にその中心パーツ361上に摩擦増大手段、例えば横断リブをもうけ、その滑動を単純化することができる。中間部分303には、引き出しガイドが完全に引き込められた状態にされた時、滑動片360を出発位置に押しもどすための手段をもうけることができる。こうするとリーフスプリング355が再度使用できるようになる。
【0050】
図9、10に示されたようなブロッキング装置は、上述のタイプの3パーツあるいは多パーツ入れ子式ガイドを用いる追加的ブロッキングに図1〜8の如きブロッキング手段が適用される場合に特に有用である。結局、中間部分303に対して引き出し部分304を開放した後、それにより意識的制御で引きもどし操作が積極的に開始され、その後、入れ子式レールの引きもどし操作中、追加的ブロッキング手段が自動的に作動せられる。図9、図10に示されたような滑動片360はかかるブロッキングシステムを有する他の入れ子式ガイドにも適用可能である。
【0051】
図11および13は例えば引き出し部分403と中間部分404あるいはキャビネット部分402の間に保持される本発明の入れ子式ガイドに用いられるブロッキング手段408の別の具体例を示す。この場合、キャビネット部分あるいは中間部分402あるいは404は各々内側に曲げられたリップ412を有し、その上に開口416の手段によりブロッキングボディー413が嵌合される。このブロッキングボディー413は開口416を収容する締結パーツ415を有し、この締結パーツ415は比較的薄いブリッジ片417を介しブロッキングパーツ419に接続されている。ブロッキングパーツ419は中心部470を有し、これは使用時に中間部分404の中心部と大体平行して伸び、該中間部分404からリップ412が曲げられている。
【0052】
図11および13に示されている具体例では、中心部470の両側にウイング471が伸び中間部分404の方向外方に傾斜している。図12の具体例では、ウイング471はされに外方に曲がった支持ウイング475を有し、これが引き出し部分403中に玉軌道464の結果として作られた引き出し部分403の縦溝463に収容される。ブロッキングボディー408A、408Bは例えばプラスチックの如き幾分可撓性の材料から作られ、ウイング471及び支持ウイング475は幾分弾性的に変形可能である。ブロッキングパーツ419のトップ側、これは使用中引き出し部分403に面するが、には中央部470に平行し且つ延伸方向Pに直角に伸びる脊面472がもうけられている。
【0053】
この脊面472は第1ブロッキングパーツをなし、頂部426と、その両側に乗り上げ面421を有する。延伸方向Pに見て、リップ412には中間部分404の隣接末端450に隣接してブロッキングパーツ419が前記末端450の方に向けてもうけられている。延伸方向に見て前端からある距離を置いて、引き出し部分403には内方に伸びる、即ち中間部分404の方に伸びるくぼみ473がもうけられており、このくぼみは例えばその長さ方向が延伸方向Pに直角に伸びた幾分細長い形をしている。
【0054】
くぼみ473の内部はブロッキングパーツ419がゆがめられない場合、脊面472の移動路中に伸びている。これは引き出し部分403が中間部分404に対し引き伸ばされる際に、くぼみ473が脊面472を打つことを意味する。引き出し部分403がさらに延伸方向に動かされると、脊面472は中間部分404の中心部の方向に幾分押しやられる。図11および13に示された具体例では、これでウイング471の弾性変形が生じるし、また図12の具体例でも中心部470の幾分かの変形が生じ、ブロッキングボディー413の一部分の弾性変形をともない、くぼみ473は脊面472上を移動しうるようになっている。延伸方向に見て、くぼみ473の先導側で、脊面472は元の位置へと押しもどされ、引き出し部分403が簡単な方法で中間部分404に対して引き出された位置にブロックされるようになる。
【0055】
図12に示した具体例は脊面472の上側426と引き出し部分403の対面側間の距離が中間部分404と引き出し部分403の間の距離に関係なく明瞭に固定されている利点がある。従って、いずれの場合にも同じ押す力あるいは引く力がブロッキング手段408を通すのに必要とされるだけである。
【0056】
この点で、例えば中間玉軸受保持器5A(図示なし)が目的に適した位置にもうけられた突起あるいはリップ等のブロッキング手段を打っているので、これが最大限に伸ばされた位置に関与するものであることが好ましい。このようにブロックされ、完全に伸ばされた位置から、引き出し部分403に延伸方向Pとは反対の引き込み方向へ力を加え、くぼみ473での変形した材料474が再び脊面472を移動路から押し出し、脊面472がくぼみ473を通り越し、ブロッキングパーツ419がはねもどるようにして、引き出し部分403が中間部分404に対し引きもどされうる。このようなブロッキング手段408は3パーツあるいは多パーツ入れ子式ガイドを用いる場合に特に有利であり、また他の部分をブロッキングするため図1〜8に関連して述べたブロッキング手段が利用せられる。結局、引き出し部分403を中間部分303に対し開放した後、かかる引き出しガイドは次いで自動的に関連ブロッキングを開放しながらさらに引きもどされうる。事実、図11、13に示されているようなブロッキング手段408も他の入れ子式ガイドに適用されうる。
【0057】
図14は分離タイプのさらに別の具体例にかかる本発明のブロッキング手段508を示し、ここでは図9、10に関して述べたように滑り片560が用いられている。この具体例ではリーフスプリングが締結パーツ556により引き出し部分504の内側に設けられ、このリーフスプリングは第1パーツ559を有し、これは引きもどし方向に、中間部分503の方に傾斜し、締結パーツ556から離れている末端でブロッキングパーツ519に接続している。ブロッキングパーツ519から、第2の傾斜部559Aが引きもどし方向に引き出し部分504の最後端550の方向に伸びている。
【0058】
ブロッキングパーツ519には開口557がもうけられている。この開口にリップ512が少なくとも部分的に受け入れられ、このリップは中間部分503の前端近くで引き出し部504の方向に伸びている。図14に示されているこの状態で、引き出し部分504は引きもどし方向にもまた延伸方向にも、中間部分503に対しブロックされている。
【0059】
上述の通り、指であるいは好ましくは活動片560でリーフスプリング555を引き出し部分504の内側に向かい少なくとも実質的に平坦に押すことにより、開口557はリップ512からはずれ、引き出し部分504が中間部分503に関し引きもどし方向ならびに引き出し方向に開放せられることになる。これは、引き出し部分504が完全に分離されあるいは引きもどし位置に押しもどされうることを意味する。もし引き出し部分504が完全に分離されてしまうと、それは容易に再度位置なおしされることが出来、引き出し部分の引きもどしの間、リップ512は第2傾斜パーツ559Aを打ち、さらに押されるとリーフスプリング555が平らになり、リップ512が再び開口557中に受け入れられあるいはこの開口を通過する。リップ512が引きもどし方向に開口557を通過したあと、引き出しガイドは再び完全に上記の如く引きもどされうる。
【0060】
本発明は明細書ならびに添付図に示された具体例に限定されるものではなく、その多くの改変が本発明範囲内で可能である。
例えば各セクションはそれらとは別に設計し組み合わせることが出来、さらに回り継手パーツの回転方向を別に選び、例えば各セクションの並置中央部に平行した面内に、例えば関連玉軸受保持器の玉軌道の1つの中を通りあるいはそれにそって選ぶことも出来る。さらに、スライドベアリングのように他の軸受手段を用いることも出来る。本発明に係る引き出しガイドは例えばキャビネット、ドロウァー、コンピューターラック、自動車の車庫、ディスプレーラック等あらゆる型の種々のものに利用され、この入れ子式レールは任意の所望位置に用いることが可能である。本発明にかかるブロッキング手段のブロッキング作用は重さとは無関係である。また本発明にかかるブロッキング手段は特に回り継手体は関連セクションに別方法でもうけることが出来、別方法で隣接セクションと例えばその端縁の後ろ或いはその上に作られるリップ、突起あるいは他の停止手段の後ろあるいはその中にかみ合わせることが出来る。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1具体例にかかる組み立てられた入れ子式レールの正面図である。
【図2】少なくとも部分的に引き込められた状態での図1の入れ子式レールの上平面断面図。
【図3】ブロックされ延伸された状態での図1、図2の引き出しガイドの上平面断面図。
【図4】本発明のさらに別の具体例での引き出しガイドの上平面断面図。
【図5】さらに別の具体例での本発明の入れ子式レールでブロックされ延伸された状態での上平面断面図。
【図6】本発明にかかる入れ子式レールで使用される共同作動するバッファーブロックを有する回り継手体の上平面断面図。
【図7】さらに別の具体例での本発明に係る回り継手体。
【図8】さらに別の具体例での回り継手体の上平面断面図。
【図9】本発明にかかる別のブロッキング装置の上平面断面図。
【図10】図9の入れ子式レールの側面図。
【図11】本発明の別の具体例でのブロッキング手段の正面図。
【図12】本発明のさらに別の具体例でのブロッキング手段の正面図。
【図13】図11にかかるブロック手段を有する入れ子式レールの一部の部分断面上平面図。
【図14】切断封鎖システムを有する本発明のさらに別の具体例にかかる入れ子式レールを示す。
Claims (16)
- 入れ子式レール(1)であって、第1セクション(2)と中間軸受け手段(5)を伴う少なくとも1つの第2セクション(3)とを含み、前記第2セクション(3)は第1セクション(2)に対して長さ方向に引き込められた位置と引き伸ばされた位置との間で調整可能であり、第1セクション(2)には、第1セクション(2)に対する第2セクション(3)の自由移動をブロックするためのブロッキング手段(8)が設けられ、前記ブロッキング手段(8)が少なくとも1つの作動パーツ(34)によって制御可能な回り継手体(13,113,213)を含み、該回り継手体(13,113,213)は、第1位置では第1セクション(2)と第2セクション(3)との間に含まれており、ブロッキングのための第2位置では、そのブロッキングパーツ(19)が少なくとも部分的に開口(37)を通り第2セクション(3)中へとあるいはその端縁後方に伸びる入れ子式レール(1)において、
前記または各作動パーツ(34)は、第1セクション(2)と第2セクション(3)との間に少なくとも部分的に延び、少なくとも引き伸ばされた位置において前記各セクション(2,3)相互の移動をブロックするための前記第2位置に、前記回り継手体(13,113,213)を移動させるために設けられることを特徴とする入れ子式レール。 - 回り継手体(13,113,213)が第1セクション(2)上に、好ましくは前記軸受け手段(5)の移動路の第1の末端(11)に隣接して設けられ、該軸受け手段が少なくとも1つの作動パーツ(34)を有し、各セクション(2,3)が引き伸ばされた位置にある時、前記軸受け手段(5)は回り継手体(13,113,213)に接触しまた好ましくはその接触面(28,128)によりかかり、また使用中、回り継手体(13,113,213)にもたれての前記軸受け手段(5)の動きが、回り継手体を前記軸受け手段(5)の移動方向とある角度をなす回転軸の回りで第2位置の方に回転せしめ、この回り継手体(13,113,213)が好ましくは前記軸受け手段(5)によりこの第2位置に保持せられることを特徴とする請求項1記載の入れ子式レール。
- 少なくとも1つの作動パーツ(34)および/または回り継手体(13,113,213)が、少なくとも、関連する作動パーツが回り継手体(13,113,213)、特にその接触面(28,128)と接触する時に、回り継手体を第2位置にかたよらせるためのスプリング手段(36,136)を含むことを特徴とする請求項1または2記載の入れ子式レール。
- スプリング手段(36,136)が、少なくとも1つの作動パーツ(34)上および/または接触面(28,128)に隣接して設けられた少なくとも1つのスプリング素子、特に弾性壁パーツ(36,136)を含み、回り継手体(13,113,213)の第2位置でこのスプリング素子は弾性的に幾分変形され、第2位置の方にある力が回り継手体に加えられることを特徴とする請求項3記載の入れ子式レール。
- 回り継手体(13,113,213)が開口(16,116,216)を有し、それによって回り継手体が第1セクション(2)上のリップ(12)あるいは類似の締結手段に嵌合され、この開口(16,116,216)の前記軸受け手段(5)側に位置する第1壁(25)は傾斜しており、回り継手体(13,113,213)の第1位置ではこの第1壁(25)は実質的に締結手段(12)から離れており、それとで第1の角度をなし、また第2位置ではこの第1壁(25)は締結手段(12)の方に移動しあるいは少なくともそれとで第1の角度よりも小さい第2の角度をなすことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の入れ子式レール。
- 開口(16)には少なくとも部分的に密閉された中間壁あるいは末端壁(24A)が設けられ、使用中、前記リップ(12)あるいは類似物は両側にこの開口(16)の外に伸びることはできず、比較的長いリップ(12)を用いる場合、回り継手体(13)はその中間壁あるいは末端壁(24A)によりリップ(12)からの支持をうけることを特徴とする請求項5記載の入れ子式レール。
- 回り継手体が第1位置で少なくとも部分的に第1セクション(2)によりかかり得る底面(18)を有し、開口(16)の第1壁(25)は前記底面(18)と第1の角度をなし、また接触面(23)が設けられ、この接触面は第1壁(25)と約90°、好ましくは90°よりも幾分大きな角度(α)を、また底面(18)とは前記の第1の角度に大体等しい角度(β)をなしており、その配置は第1位置から第2位置へ回転する間に、底面(18)が第1セクション(2)から開放され、接触面(23)が第1セクション(2)と接触し、回り継手体の角度を制限し、第1壁(25)が締結手段(12)に実質的によりかかって移動するような配置となっていることを特徴とする請求項5または6記載の入れ子式レール。
- ブロッキングパーツ(19)の高さは、第2位置で回り継手体(13)の少なくとも一部が第1セクション(2)から離れて対面する第2セクション(3)の面よりも上方に伸びるような高さであり、ブロッキングパーツ(19)には好ましくは頂部から伸び且つ各セクションの移動方向でそれぞれ反対方向に傾斜している2つの上表面(21,22)を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の入れ子式レール。
- 引き込められた位置と引き伸ばされた位置との間で長さ方向に第1および/または第2セクション(2,3)に対して滑動しうる第3セクション(4)には、中間第2軸受け手段(5A)が設けられており、また 第2ブロッキング手段(8A)が少なくとも引き伸ばされた位置で前記各セクション(3,4)をブロックするために第2および第3セクション(3,4)の間に設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の入れ子式レール。
- 第2ブロッキング手段(8A)が、請求項1〜8のいずれか1項に記載のブロッキング手段として設計され設けられていることを特徴とする請求項9記載の入れ子式レール。
- 第2ブロッキング手段(408A,408B)が第3セクションの延伸方向において隣接セクションの先導端(450)近くに設けられた第2ブロッキングボディー(413)を有し、この第2ブロッキングボディー(413)は関連する隣接セクション(403)によってばね支持される少なくとも1つのリップ(471,475)を含み、この第2ブロッキングボディー(413)上には第1の突起あるいは背部(472)が設けられ、第3セクション(403)の第2ブロッキングボディー(413)に面する側には第2の突起あるいは背部(473)が設けられ、第1および第2突起は互いの移動路中に位置せしめられており、また第1突起(472)あるいは背部は少なくとも1つの弾性リップ(471,475)の弾性変形により第2突起(473)あるいは背部の移動路から一時的にはずれておしやられ、完全に伸びた位置で第2突起(473)あるいは背部が第1突起(472)あるいは背部の後ろに保持されることを特徴とする請求項9記載の入れ子式レール。
- 第2ブロッキング手段(308,508)が第3レール(304,504)の末端に隣接し隣接セクション(303,503)の方にかたよって設けられているスプリング素子を含み、このスプリング素子は隣接セクションに対する第3セクション(304,504)の相対移動中に、関連する隣接セクション間の第1位置に収容され、また引き伸ばされた位置に達すると少なくとも部分的に第3セクションから第2位置へと追いやられ、スプリング素子(308,508)の一部を隣接セクション(303,503)の縁によりかかって接触させ、前記引き伸ばされた位置に保持させることを特徴とする請求項9記載の入れ子式レール。
- 加圧手段(360,560)が設けられ、該加圧手段は第3セクションが完全に伸びた位置にあるとき、スプリング素子(308,508)を少なくとも実質的に第1位置に導き、そこに一時的に固定させるためのスプリング素子(308,508)上に置かれ、それによって隣接セクション(303,503)が少なくとも部分的にスプリング素子を通過することができ、加圧手段(360,560)が第3セクション(304,504)内でスプリング素子(308,508)の一部の上を滑動するよう設計せられることを特徴とする請求項12記載の入れ子式レール。
- 第2ブロッキング手段(8A,308,508)が保持位置から押し出され、関連する第3セクションが引き伸ばされた位置をこえてさらに移動せられ、第3セクションが隣接セクションから完全に分離されて分離型の入れ子式レールを形成することを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の入れ子式レール。
- 回り継手体のブロッキングパーツが、第2セクションと第3セクションとの間に伸びるパーツ(360,560)中をブロッキングのための第2位置から第1位置の方向に移動可能で、第2セクションがブロッキング手段を通過し、回り継手体がさらに第1位置の方に押しやられることを特徴とする請求項8〜14のいずれか1項に記載の入れ子式レール。
- 請求項1〜15いずれか1項に記載の入れ子式レールに用いられる回り継手体。
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