JP3672205B2 - 皮膚低刺激性経皮吸収貼付剤 - Google Patents
皮膚低刺激性経皮吸収貼付剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3672205B2 JP3672205B2 JP26686796A JP26686796A JP3672205B2 JP 3672205 B2 JP3672205 B2 JP 3672205B2 JP 26686796 A JP26686796 A JP 26686796A JP 26686796 A JP26686796 A JP 26686796A JP 3672205 B2 JP3672205 B2 JP 3672205B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- berberine
- inflammatory
- salt
- action
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、非ステロイド系薬剤の貼付剤に、主作用の増強と共に皮膚保護作用を有する薬剤を含有させた皮膚低刺激性の貼付剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インドメタシンに代表される非ステロイド系消炎鎮痛剤は、初めに経口剤として開発され、すぐれた消炎鎮痛作用を有し、現在治療の場において広く使用されている。しかし、その副作用として、特に消化器系への影響、即ち、胃障害、食欲不振、嘔吐等の様々な症状が報告されている。このため、これらの副作用を軽減する目的で、坐剤等の開発も行われてきたが、直腸粘膜に対する刺激等の副作用が報告されている。近年、これら非ステロイド系消炎鎮痛剤の経皮吸収を期待し、局所部位での使用が一般的に行われるようになった。さらに、これら既存の貼付剤においては、非ステロイド系消炎鎮痛剤の経皮吸収促進、使用感の増強を目的としてl−メントール、ハッカ油、dl−カンフル等のテルペン系化合物或いは精油成分等を配合しているものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、非ステロイド系消炎鎮痛剤の経皮投与剤においては、そう痒、紅潮、発疹、疼痛(ヒリヒリ感)、湿疹、皮膚炎等の局所皮膚での副作用が避け難く、これらの改善が望まれていた。現在、非ステロイド系貼付剤は広く用いられているが、これらの副作用を軽減し、より有用性を高めるものは未だ現われていない。
そこで本発明は、かかる副作用に着目してなされたもので、非ステロイド系消炎鎮痛剤の貼付剤としての特徴・効果を増強すると共に皮膚局所での副作用を防止、軽減し、より安全性・有用性の高い貼付剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、インドメタシン、ケトプロフェン、フルルビプロフェン、フェルビナクから選ばれる一種の非ステロイド系消炎鎮痛剤に、皮膚保護作用を有するベルベリン若しくはその塩、オウバク、又はオウバク末の一種又は二種以上をベルベリン換算で0.01〜1.0重量%を配合したことを特徴とする皮膚低刺激性皮膚吸収貼付剤により本目的を達成する。外用剤中に使用されている非ステロイド系消炎鎮痛剤には現在、l−メントール、ハッカ油、dl−カンフル等のテルペン系化合物或いは精油成分等が配合されている。一方本発明において配合されるベルベリン(塩)、オウバク、オウバク末等は、消炎効果並びに収斂作用を有することから、消炎・創面治癒効果を主な目的として貼付剤に含有され、サリチル酸メチル或いはグリコール類に配合されてきた。しかしながら、これら薬剤には上記作用の他、皮膚刺激の緩和作用、皮膚の保湿作用或いはそう痒除去作用等も認められており、さらに植物エキス、生薬エキスとの配合により、肌荒れの防止・改善、皮膚の紅斑、黒化の防止等の作用も認められている。今回、インドメタシンに代表される非ステロイド系消炎鎮痛剤から選ばれる少なくとも一種の貼付剤に、消炎・創面治癒効果並びに皮膚保護作用を有する上記薬剤を新規に添加したものが、、非ステロイド系消炎鎮痛剤の作用増強に加えて、副作用である皮膚刺激を防止、軽減或いは緩和することを見い出し、本発明を完成させた。
外用剤中に使用されている非ステロイド系消炎鎮痛剤には現在、l−メントール、ハッカ油、dl−カンフル等のテルペン系化合物或いは精油成分等が配合されている。一方本発明において配合されるベルベリン(塩)、オウバク、オウバク末等は、消炎効果並びに収斂作用を有することから、消炎・創面治癒効果を主な目的として貼付剤に含有され、サリチル酸メチル或いはグリコール類に配合されてきた。しかしながら、これら薬剤には上記作用の他、皮膚刺激の緩和作用、皮膚の保湿作用或いはそう痒除去作用等も認められており、さらに植物エキス、生薬エキスとの配合により、肌荒れの防止・改善、皮膚の紅斑、黒化の防止等の作用も認められている。今回、インドメタシンに代表される非ステロイド系消炎鎮痛剤から選ばれる少なくとも一種の貼付剤に、消炎・創面治癒効果並びに皮膚保護作用を有する上記薬剤を新規に添加したものが、、非ステロイド系消炎鎮痛剤の作用増強に加えて、副作用である皮膚刺激を防止、軽減或いは緩和することを見い出し、本発明を完成させた。
【0005】
すなわち本発明は、例えばポリアクリル酸或いはその塩にグリセリン、D−ソルビトール液、カルボキシビニルポリマー或いはゼラチン等を加え、水に難溶或いは可溶なアルミニウム化合物等の架橋剤を加えて練合する。得られたゲル基剤中にベルベリン(塩)、オウバク或いはオウバク末の一種類或いは二種以上の配合剤及び非ステロイド系消炎鎮痛剤の一種を加え膏体を製する。本膏体を支持体上に展延・塗布し、貼付剤を完成するものである。
尚、その他必要に応じて上記以外の粘着剤、増粘剤、結合剤、湿潤剤、可溶化剤、界面活性剤、安定化剤、pH調製剤、着香剤、防腐剤等を添加することもできる。
【0006】
本発明において、非ステロイド系消炎鎮痛剤は基剤全量の0.1〜1.5重量%であり、可溶化剤としてはクロタミトン、N−メチル−2−ピロリドン等の0.5〜5.0重量%を配合できる。さらに軟質流動パラフィン、ポリブテン、スクワラン等の油成分、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の界面活性剤の0.1〜5.0重量%を配合できる。
【0007】
本貼付剤に配合される皮膚保護剤としてはベルベリン(塩)オウバク、或いはオウバク末の一種又は二種以上のものをベルベリン換算で0.01〜1.0重量%を配合することができる。
【0008】
本貼付剤に配合される架橋剤としては、乾燥水酸化アルミニウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウム等の水溶性あるいは水に難溶なアルミニウム化合物の一種或いは二種以上を0.05〜2.0重量%配合できる。
【0009】
本発明において、更に必要に応じてヒドキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、メチルビニルエーテル・無水マレイン酸共重合体、軽質無水ケイ酸等の基剤、粘着剤、粘稠剤を配合することができる。さらにl−メントール、ハッカ油、カンフル等のテルペン系化合物、植物精油・香料等及びp−ハイドロキシ安息香酸エステル等の防腐剤も配合することができる。
【0010】
貼付剤におけるpH調製剤としてリン酸、酒石酸、乳酸、クエン酸、ポリアクリル酸等の有機酸あるいはその塩の一種又は二種以上、水酸化ナトリウム、ジメチルアミン、ジエチルアミン、エタノールアミン、ジイソプロパノールアミン等の無機、有機塩基性物質の一種又は二種以上を配合することができる。
【0011】
さらに本発明の組成物中には有用性の改善、副作用の防止、軽減或いは緩和を目的としてこれらに甘草、オウゴン、キョウニン、トウニン、サンショウ、ユリ又はこれらのエキス、グリチルレチン酸並びにその塩等が配合できる。
また、有効成分の安定性を向上させる目的で、亜硫酸ナトリウム、酢酸トコフェロール、dl−α−トコフェロール、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン等の安定化剤等も配合できる。
【0012】
本発明の貼付剤は、布、不職布等の適当な支持体上に塗布又は展延し、更に剥離可能な剥離紙、プラスチックフィルム及びシート等を膏体面上に貼合わせることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を実施例を挙げて具体的に説明する。
(実施例)
表1に示す成分からなる貼付剤(実施例1〜6)を調製し、モルモットを用いた試験方法で皮膚における損傷の改善作用を検討した。また実施例2,4,5,6の貼付剤からオウバク、オウバク末又はベルベリン(塩)を除いたものをそれぞれ比較例1,2,3,4とし、実施例1からオウバク末を除いたものを比較例5した。
尚、薬剤の抗炎症作用の試験方法として、カラゲニン足跡浮腫抑制作用を用いた。更に、抗炎症作用並びに皮膚の改善状態が併せて明確に判定できる方法として、長波光線(U.V.A.)による紫外線照射試験法を用いた。
【0014】
【表1】
【0015】
(カラゲニン足跡浮腫抑制作用)
ウイスター系雄性ラットの右後肢にマジックペンで一定マークを付け、足容積をラット後肢浮腫測定計により測定し、起炎剤として1%カラゲニン生理食塩水溶液0.1mlを同足跡皮下に注射した。起炎剤注入5時間後に再び同足の容積を測定し、下記の計算方式(数式1,数式2)に従い浮腫率を算出し、無処置対照群に対する浮腫抑制率を求めた。薬剤は注射後4時間前に2.5cm×4.0cmを右後肢に貼付した。また薬剤は全ての起炎剤注射直前に剥離し、温水に浸したガーゼを用いて除去した。本試験結果を表2に示す。
【0016】
【数1】
【0017】
【数2】
【0018】
【表2】
【0019】
(紫外線照射法)
ブラウンタケイ系雄性モルモットの背部を試験前に除毛し、損傷等がないこと及び皮膚状態が正常であることを確認し、10匹を選択した。
これらに2.5cm×2.5cmの正方形の窓を六箇所有する遮光アルミホイルを背部に貼付し、紫外線ランプ(東芝製FL20 S.Eランプ)を15cmの距離から6分間照射する。この操作を1日1回、3日間連続して行った。
【0020】
(薬剤の投与)
薬剤及び基剤の投与は2回目の紫外線照射直後からとし、照射部位に実施例及び比較例の貼付剤を2.5cm×2.5cmに裁断したものを貼付した。投与時間は一日1回、6時間とし、これを20日間行った。無処置部位は紫外線照射後無処置とした。また背部の発毛が著しいため、投与前に毎回除毛を行った。
【0021】
(判定方法)
投与後に、経時的に皮膚の改善状態を肉眼的に観察し、表3に記載した判定基準に従いスコアを求めた。上記スコアに属するモルモットの匹数を判定後、スコアに匹数を掛け、さらにこれら全てを加算し、全数の10匹で除した値を改善強度とし、表4に示した。例えばスコア4が5匹とスコア3が5匹の場合の改善強度は、(4×5+3×5)/10で3.5とした。尚、比較例5は無処置の結果と同一であるため、省略した。
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】
一般にオウバク、オウバク末は生薬であることから、ベルベリン(塩)の含有量は、採取の時期(季節)あるいは場所等により大きく変化することが知られている。日本薬局方におけるオウバク及びオウバク末のベルベリン(塩)含有量は、1.2%以上であり、極めて広い規格幅を有している(上限に設定はないが約9%までとされている)。今回の実施例等に用いたオウバク末はベルベリン(塩)換算で約1.5〜4.5重量%の幅を有するものである。従って表1の実施例1乃至6のベルベリン(塩)の換算含量としては、実施例1:0.015〜0.045、実施例2:0.075〜0.225、実施例3:0.15〜0.45、実施例4:0.045〜0.135、実施例5:1.0、実施例6:0.075〜0.225重量%となる。
【0025】
またオウバク末中のベルベリン(塩)を3%として換算し、ベルベリン(塩)としての含有量0.01、0.02、0.03、0.05、1.0、1.5%と変化させ、先の紫外線照射法にて検討を行ったところ、ベルベリン(塩)として0.02%を含有するパップ剤から軽微な皮膚の改善効果が認められ、0.03%で十分な効果が確認された、これらの値に含量の幅を考慮するとベルベリン(塩)としては約0.01%から効果が得られるものと考えられる。
【0026】
肌が敏感な成人男子2名を選択し、実施例2及び比較例1につき1日2回で7日連続で左右上腕の内側に貼付し、皮膚の状態を観察した。その結果オウバク末含有の実施例2では発赤は認められないが、比較例1では軽度の発赤が見られた。
【0027】
【発明の効果】
以上詳細に説明したごとく、本発明の貼付剤は非ステロイド系消炎鎮痛作用を増強し、なおかつ、皮膚保護作用を有する薬剤を新たに添加することにより皮膚局所での副作用を防止し、軽減或いは緩和し、安全性・有用性に優れたものである。
尚、本発明は、非ステロイド系消炎鎮痛剤から選ばれる少なくとも一種からなる外用剤のあらゆる剤形にも応用できるものであり、液剤、軟膏剤、貼付剤等に広く利用することができる。
Claims (1)
- インドメタシン、ケトプロフェン、フルルビプロフェン、フェルビナクから選ばれる一種の非ステロイド系消炎鎮痛剤に、皮膚保護作用を有するベルベリン若しくはその塩、オウバク、又はオウバク末の一種又は二種以上をベルベリン換算で0.01〜1.0重量%を配合したことを特徴とする皮膚低刺激性皮膚吸収貼付剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26686796A JP3672205B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 皮膚低刺激性経皮吸収貼付剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26686796A JP3672205B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 皮膚低刺激性経皮吸収貼付剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10114646A JPH10114646A (ja) | 1998-05-06 |
JP3672205B2 true JP3672205B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=17436763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26686796A Expired - Fee Related JP3672205B2 (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 皮膚低刺激性経皮吸収貼付剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3672205B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001005381A1 (fr) * | 1999-07-15 | 2001-01-25 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Preparations a absorption percutanee |
KR100552649B1 (ko) * | 2003-11-17 | 2006-02-20 | 아이큐어 주식회사 | 펠비낙 함유 소염진통용 플라스터 |
JP4921739B2 (ja) * | 2005-08-10 | 2012-04-25 | 久光製薬株式会社 | 皮膚刺激を低減した貼付剤 |
-
1996
- 1996-10-08 JP JP26686796A patent/JP3672205B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10114646A (ja) | 1998-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4774179B2 (ja) | 外用貼付剤 | |
JP3238409B2 (ja) | 外用貼付剤 | |
ES2365203T3 (es) | Preparación que contiene loxoprofeno para uso externo. | |
CA2727155C (en) | Dermatological preparation comprising oxybuprocaine and a non-steroidal anti-inflammatory | |
JP4596751B2 (ja) | 消炎鎮痛貼付剤 | |
JP2569396B2 (ja) | 経皮投与型薬物用貼付剤 | |
JP4677063B2 (ja) | オランダカラシエキス配合外用製剤 | |
JPH0331686B2 (ja) | ||
JPS61275212A (ja) | ケトプロフエン含有パツプ剤 | |
JP3668728B2 (ja) | 外用貼付剤及び外用貼付剤中の薬物のエステル化抑制方法 | |
JP3672205B2 (ja) | 皮膚低刺激性経皮吸収貼付剤 | |
JPH04193826A (ja) | ジクロフェナクナトリウム含有の経皮吸収型消炎・鎮痛貼布剤 | |
CA2394471C (en) | External preparation for treating pruritus | |
JP4786196B2 (ja) | ゲル組成物及びその製造方法 | |
JPS6323968B2 (ja) | ||
JP2887549B2 (ja) | 使用性の改善された消炎鎮痛用皮膚外用貼付剤 | |
JP3612731B2 (ja) | 消炎鎮痛外用剤 | |
AU779624B2 (en) | Remedies for external use for allergic skin diseases | |
JP3540246B2 (ja) | 外用消炎鎮痛用貼付剤 | |
JP2003113077A (ja) | 貼付剤 | |
JP2852816B2 (ja) | 溶解剤および該溶解剤を含有する外用製剤 | |
JPH10316560A (ja) | 貼付剤 | |
JPH0276816A (ja) | 外用剤 | |
JP2793278B2 (ja) | 生薬貼付製剤 | |
JP3203056B2 (ja) | メシル酸ベタヒスチンの経皮吸収製剤用組成物および経皮吸収製剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050119 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20050120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050311 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050323 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050415 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |