JP3671654B2 - 文書処理装置および記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は文書処理装置および記録媒体に関し、特に、文書に対して所定の処理を施した後、表示装置へ表示出力する文書処理装置およびそのような処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
弱視者等が文書を読む手助けをするために、書籍等に印刷された文書を拡大して表示する拡大読書装置がある。
【0003】
図12は、従来の拡大読書装置の構成例を示している。
この図において、原稿(書籍)1は、載置台2上に置かれる。支柱3は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ4を載置台2に固定する。撮像部5は、原稿1の所定の領域を撮像して、CRTディスプレイ4に得られた画像信号を供給する。調節つまみ6は、例えば、撮像部5のズーム機能を調節したり、画面の色調節やコントラストの調節を行う場合に操作される。
【0004】
このような拡大読書装置においては、利用者が、手動で原稿1の位置を移動させて読みたい部分を探すとともに、撮像部5のズーム機能を利用して、所定の倍率で原稿を拡大して表示させるように構成されている。
【0005】
一方、画像信号をデジタル化してから処理する拡大読書装置も提案されるようになってきた。
例えば、特開平7−234919号公報には、撮像装置から得られた画像信号をディジタル化した後に種々の処理を施し、原稿を読みやすく表示する拡大読書装置が提案されている。
【0006】
この発明では、例えば、日本語の活字の間隔が一定であることを利用して、画像を文字単位で切り出し、拡大処理、色変換処理等の画像処理を施した後、1 文字ずつ再合成している。このようにすることで、例えば、縦書きの文書を横書きに変換することにより読みやすい文字配置を実現することができる。
【0007】
また、場合によっては文字認識装置を用いて文字を認識させ、フォントに変換してから表示することにより、文字を拡大した時の画像の劣化を防ぐとともに、文字を容易に変形することが可能となる。更に、1行の文字数を変えたり、必要な行のみを表示することにより読みやすい文書を作成することもできる。
【0008】
以上に説明したように従来の拡大読書装置は画像信号をアナログ的に処理するものとデジタル的に処理するものとに大別される。
最初に説明した、撮像装置を固定し、原稿を手動で移動するアナログ的な拡大読書装置は、機構的には簡便であるが、読みながら原稿を手動で動かさなければならないので煩雑であり、また、拡大して文字を写すためにちょっとした原稿の移動でも映像範囲が大きくずれてしまうため使いにくいという問題点があった。
【0009】
即ち、実際の利用形態としては、図13に示すように、読んでいる1行が撮像範囲に収まるとは限らないため、目を動かしながら、手も動かさなければならないため、操作が煩雑であるという問題点があった。
【0010】
一方、画像をデジタルとして扱う拡大読書装置では、原稿の操作方法は従来と同様であるが、文字ピッチにあわせて文字を切り出し、再合成を行うため、読み手にとって読みやすい状態( 例えば、縦書き文書を横書き文書に変換した状態) で文書を表示することが可能である。
【0011】
また図14に示すように1行が撮像範囲に入りきらない場合には、CRT上に表示された着目行以外の上下の行は脈絡のない無意味な行となるため、表示する際には着目行以外を表示しないようにすることも可能であった。即ち、図14(A)に示す原文の撮像範囲10を、通常であれば図14(B)に示すように全て表示するところを、図14(C)に示すように、着目行11のみを表示することも可能であった。
【0012】
このような操作によって、文書の読みやすさは向上するが、着目行の指定等の画面操作が増えるという問題点があった。
また、前に述べたように、撮像された文字をそのまま表示するのではなく、画像認識により対応する文字コードに変換することで、文字の拡大や変形を行っても画像の劣化が少ないデジタルフォントを使うことができるため、読み手にとって読みやすい文書を提供することができる。
【0013】
しかし、文字認識の精度は100%ではないため、文書の状態にもよるが、誤認が発生する場合があった。そして、このような誤認が発生した場合には、意味が理解できなくなるという問題点もあった。
【0014】
以上に述べたように、画像をディジタル化して処理する方法によれば、文字の再合成処理を容易に実行することが可能となるので、元の文書に対して種々の処理を施して、読みやすい文書を提供することが可能となる。
【0015】
しかしながら、文書の最終的な表示形態については、前述の2者の間で決定的な差異は存在しなかった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一部の弱視者は、その視野角が狭く、場合によっては数文字程度しか一度に認識できないことがある。このような人が文書を読んでいく場合、従来の拡大読書装置では、途中で文字を見失ってしまう場合があるという問題点があった。
【0017】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、例えば、弱視者のように視野角が狭いユーザにとっても読みやすい文書を表示することが可能な文書処理装置を提供することを目的とする。
【0018】
また、本発明は、弱視者のように視野角が狭いユーザにとっても読みやすい文書を表示することが可能な文書処理を行うプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、文書に対して所定の処理を施した後、表示装置へ表示出力する文書処理装置において、文書が入力される入力手段と、前記入力手段から入力された文書を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている文書を、前記表示装置に出力する際の表示形式を設定する表示形式設定手段と、前記文書が縦書きであるか、または、横書きであるかを弁別する書式弁別手段と、前記書式弁別手段によって、横書きであると弁別された場合には、各行間の連接関係を示す補助記号を付加し、また、縦書きであると弁別された場合には、各列間の連接関係を示す補助記号を付加する補助記号付加手段と、前記補助記号付加手段によって補助記号が付加された文書を、前記表示装置に対して出力する出力手段と、を備えることを特徴とする文書処理装置。
【0020】
ここで、入力手段からは文書が入力される。記憶手段は、入力手段から入力された文書を記憶する。表示形式設定手段は、記憶手段に記憶されている文書を、表示装置に出力する際の表示形式を設定する。書式弁別手段は、入力された文書が縦書きであるか、または、横書きであるかを弁別する。補助記号付加手段は、書式弁別手段によって、横書きであると弁別された場合には、各行間の連接関係を示す補助記号を付加し、また、縦書きであると弁別された場合には、各列間の連接関係を示す補助記号を付加する。出力手段は、補助記号付加手段によって補助記号が付加された文書を、表示装置に対して出力する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態の構成例を示すブロック図である。この図において、入力手段20からは、処理対象となる原稿を撮像してディジタル化した画像データdが入力される。記憶手段21は、入力手段から入力された画像データを記憶する。
【0022】
書式弁別手段22は、原稿に記録されている文書が、横書きであるか、または、縦書きであるかを弁別して、その弁別結果を領域画像抽出手段23と表示形式設定手段25とに供給する。領域画像抽出手段23は、書式弁別手段22の弁別結果に応じて、画像データから文字を含む領域画像を抽出する。
【0023】
画像処理手段24は、領域画像抽出手段23によって抽出された領域画像に対して所定の画像処理を施すことにより、文字を拡大または変形したり、コントラストの変更処理などを施す。
【0024】
表示形式設定手段25は、画像処理が施された各領域画像が、所定の文字間隔および行間隔(または、列間隔)となるように再配置して、再配置文書を作成する。
【0025】
補助記号付加手段26は、表示形式設定手段25によって作成された再配置文書に対して、各文字間および各行間(または、各列間)の連接関係を示す補助記号(詳細は後述する)を付加して出力用文書を生成し、出力手段27に供給する。
【0026】
出力手段27は、補助記号付加手段26によって補助記号が付加されて生成された出力文書を、表示装置28に対して出力する。
表示装置28は、例えば、プリンタやCRTディスプレイなどによって構成されており、出力手段27から出力された文書を、印刷用紙やCRT等に表示出力する。
【0027】
図2は、図1に示す表示形式設定手段25の詳細な構成例を示すブロック図である。
この図において、文字間隔設定手段25aは、書式弁別手段22の弁別結果に基づいて、画像処理手段24から供給された領域画像を配置する際の文字間隔を設定する。行・列間隔設定手段25bは、文字間隔設定手段25aによって文字間隔が設定された領域画像の行または列間の間隔を設定する。
【0028】
領域画像再配置手段25cは、文字間隔設定手段25aおよび行・列間隔設定手段25bによって設定された間隔で領域画像を配置して再配置文書を作成し、図1に示す補助記号付加手段26に供給する。
【0029】
図3は、図1に示す補助記号付加手段26の詳細な構成例を示すブロック図である。この図において、文字間連接補助記号付加手段26aは、書式弁別手段22の弁別結果に応じて、各文字の連接関係を示す、例えば、矢印などの記号を再配置文書に対して付加する。
【0030】
行・列間連接補助記号付加手段26bは、書式弁別手段22の弁別結果に応じて、行または列間の連接関係を示す、例えば、下線などの記号を再配置文書に付加し、図2に示す出力手段27に供給する。
【0031】
次に、以上の実施の形態の動作について具体例を挙げて説明する。
いま、図4に示すような文書が撮像された後、ディジタル化されて得られた画像データが入力手段20から入力されたとする。
【0032】
すると、入力された画像データは、記憶手段21に記憶される。書式弁別手段22は、記憶手段21に記憶されている画像データに対して所定の画像処理を施すことにより、文書が横書きであるか、または、縦書きであるかを判定する。なお、書式弁別手段22が書式を自動的に判定するのではなく、例えば、図示せぬキーボードなどの入力装置などから入力された情報に応じて、書式弁別手段22が書式を弁別するようにしてもよい。
【0033】
領域画像抽出手段23は、書式弁別手段22の弁別結果に応じて、記憶手段21に記憶されている画像データから、所定の領域画像を抽出する。図5は、図4に示す文書から、文字単位で領域画像を抽出した場合の様子を示す図である。なお、この図に示す矩形“■”は抽出される領域画像(各文字を含む領域の画像)を示している。
【0034】
なお、以上の例では、各文字単位で領域画像を抽出するようにしたが、例えば、行または列単位、あるいは、パラグラフ単位で抽出するようにしてもよい。また、領域の抽出処理は、全て自動的に実行するのではなく、例えば、半自動的に実行したり、完全に手動操作で領域を設定するようにしてもよい。
【0035】
画像処理手段24は、領域画像抽出手段23によって抽出された領域画像に対して、画像の拡大あるいは変形処理、コントラストの変更処理、文字の反転処理、または、表示色の変更処理などを施して、表示形式設定手段25に対して供給する。いまの例では、領域画像(各文字を含む領域の画像)を所定の割合で拡大する処理を行う。
【0036】
表示形式設定手段25の文字間隔設定手段25aは、書式弁別手段22の弁別結果と表示する文字の大きさとに基づいて、画像処理手段24によって画像処理が施された領域画像を配置する際の文字の間隔を設定する。行・列間隔設定手段25bは、書式弁別手段22の弁別結果と表示する文字の大きさとに基づいて、文字間隔設定手段25aによって設定された文字間隔で配置された領域画像の行または列間隔を設定する。領域画像再配置手段25cは、文字間隔設定手段25aおよび行・列間隔設定手段25bの設定内容に応じて領域画像を配置する。
【0037】
例えば、文字と文字の間隔を1文字分の長さに設定し、また、行間隔を1文字の2倍に設定し、更に、1行の文字数を16文字に設定した場合には、図5に示す各領域画像は、図6に示すように配置されることになる。また、図7は、図6に示す領域画像の内容を実際に表示したものである。
【0038】
なお、全ての領域画像が1ページに収まりきらない場合には、領域画像再配置手段25cは、改ページなどの処理を行う。また、文字間隔設定手段25aおよび行・列間隔設定手段25bの設定内容は、各ユーザの好みに応じて、手動で設定するようにしてもよい。
【0039】
ところで、弱視者の認識可能な視野は、例えば、図8(A)の楕円で囲繞された領域程度(この例では、4文字程度の領域)である。一般に弱視者は、視野内の文字の並びから行(または列)を推定しているので、図8(B)に示すように、文字の間隔が開いてくると、空白の部分が増加するため、文字を追っている内に視線が他の行に移動してしまうといった事態が生ずる場合があった。
【0040】
補助記号付加手段26の文字間連接補助記号付加手段26aは、このような事態を防ぐために、図8(C)に示すように、各文字の連接関係の認知を補助する記号(文字間連接補助記号)を付加する。この例では、各文字の連接関係(横方向に連接された関係)を示すための補助記号として、文字に下線が施されている。
【0041】
なお、このような補助記号としては、図8(D)に示すような文字の中央部に付加した実線や、図8(E)に示すような文字の下部に付加した破線や、図8(F)に示すような文字間に配置された矢印等を用いることができる。これらの例では補助記号を黒色として表示するようにしたが、文字を読むのに邪魔にならず、また補助記号が表示されていることが分かるように、黒色以外の色をつけるようにしてもよい。これらの補助記号は、文書が要素単位に切り出され、行あるいは列の境目が明確であるために付加することが可能となるものである。
【0042】
このような、文字間連接補助記号が付加された文書は、行・列間連接補助記号付加手段26bに供給され、そこで、行または列間の連接を示す行・列間連接補助記号が付加される。
【0043】
即ち、図9に示すように、弱視者の視野は、一度に数文字程度しかとらえることができないため、行から行へ移動する距離が視野範囲に比較して非常に長い距離となる。そのため、行から行への視線の移動がうまく行かず、次の行に視線が移らずに同じ行に戻ったり、または、異なる行に視線が移動してしまうことがある。また、行の途中に句読点が配置されて段落が変わる場合があるが、弱視者にとっては文字が行方向に続くのか、または、改行して次の行に続くのかが判然としないため、読みにくい場合があった。
【0044】
そこで、行・列間連接補助記号付加部26bは、図10に示すような、行または列間における視線の移動を補助する、行・列間連接補助記号を文書に対して付加して、図1に示す出力手段27に供給する。
【0045】
なお、行・列間連接補助記号として、例えば、図11に示すように、各行(または各列)の先頭に番号を順次付加するようにしてもよい。
以上の例では、行・列間連接補助記号は、黒色で表示するようにしたが、文字を読むのに邪魔にならず、また補助記号があることが分かるように黒以外の色で表示するようにしてもよい。なお、これらの補助記号は、文書が要素単位に切り出され、行あるいは列の境目が明確であるために付加することが可能となるものである。
【0046】
このようにして、文字間連接補助記号と行・列間連接補助記号が付加されて生成された出力用文書は、出力手段27に供給される。
出力手段27は、供給された出力用文書を、表示装置28に対して出力する。その結果、表示装置28は、供給された出力用文書を、記録用紙やCRTなどに表示出力する。
【0047】
以上の実施の形態によれば、弱視者などのように認識可能な視野が狭いユーザに対しても、理解しやすい形態で文書を表示することが可能となる。
なお、以上の実施の形態では横書き文書に対する処理を例に挙げて説明したが、縦書き文書に対する処理も、領域画像を配置する方向、文字方向、および、列の移動方向を変更するだけで同様に実現することができる。
【0048】
また、ここでは文字の移動方向、行あるいは列の移動方向の指示のために黒の補助線や番号による指示を用いたが、これ以外にも、色を利用するなど、読み手にとって好ましい方法で指示する方法は種々考えられる。
【0049】
また、画像データをスキャナなどから入力し、処理の結果得られた文書をプリントやCRTディスプレイに表示するようにしてもよい。
更に、画像データではなく、キーボードなどから入力された文書や、記録装置に記録されている文書などを、入力手段20から入力して同様に処理することも可能である。
【0050】
また、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、文書処理装置が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述されており、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。
【0051】
市場に流通させる場合には、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory) やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、ネットワークを介して接続されたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコンピュータに転送することもできる。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メインメモリにロードして実行するようにすればよい。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、入力手段からは、文書が入力され、記憶手段は、入力手段から入力された文書を記憶し、表示形式設定手段は、記憶手段に記憶されている文書を、表示装置に出力する際の表示形式を設定し、書式弁別手段は、入力された文書が縦書きであるか、または、横書きであるかを弁別し、補助記号付加手段は、書式弁別手段によって、横書きであると弁別された場合には、各行間の連接関係を示す補助記号を付加し、また、縦書きであると弁別された場合には、各列間の連接関係を示す補助記号を付加し、出力手段は、補助記号付加手段によって補助記号が付加された文書を、表示装置に対して出力するようにしたので、視野角が狭くて文字を目で追っていくのが困難なユーザに対しても、行・列内で文字がどの方向に続くのかを理解可能な文書を提供することができる。
【0053】
特に、1 行の途中で文書が終わる場合や、行を超えて文章が続く場合に、次にどちらの方向に目を移していけばよいかがわかるため、弱視者にとっても読みやすい文書を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す表示形式設定手段の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示す補助記号付加手段の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図4】図1に示す実施の形態に読み込まれる文書の一例を示す図である。
【図5】図4に示す文書から、文字単位で領域画像を抽出した場合の様子を示す図である。
【図6】文字と文字の間隔を1文字分の長さに設定し、また、行間隔を1文字の長さの2倍に設定し、更に、1行の文字数を16文字に設定した場合における図5に示す各領域画像の配置例である。
【図7】図6に示す領域画像の内容を実際に表示したものである。
【図8】図8(A),(B)は、弱視者の視野の一例であり、また、図8(C)〜(F)は、文字間連接補助記号の一例を示す図である。
【図9】弱視者の視野の一例を示す図である。
【図10】行・列間連接補助記号の一例を示す図である。
【図11】行・列間連接補助記号の他の一例を示す図である。
【図12】従来の拡大読書装置の構成例を示す図である。
【図13】図12に示す拡大読書装置の撮像領域を示す図である。
【図14】図14(A)は、従来の拡大読書装置の撮像領域を示す図であり、図14(B)は、撮像された画像を通常に表示した場合の表示例であり、また、図14(C)は、着目行のみを表示した場合の表示例である。
【符号の説明】
20 入力手段
21 記憶手段
22 書式弁別手段
23 領域画像抽出手段
24 画像処理手段
25 表示形式設定手段
26 補助記号付加手段
27 出力手段
28 表示装置
Claims (5)
- 文書に対して所定の処理を施した後、表示装置へ表示出力する文書処理装置において、
文書が入力される入力手段と、
前記入力手段から入力された文書を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている文書を、前記表示装置に出力する際の表示形式を設定する表示形式設定手段と、
前記文書が縦書きであるか、または、横書きであるかを弁別する書式弁別手段と、
前記書式弁別手段によって、横書きであると弁別された場合には、各行間の連接関係を示す補助記号を付加し、また、縦書きであると弁別された場合には、各列間の連接関係を示す補助記号を付加する補助記号付加手段と、
前記補助記号付加手段によって補助記号が付加された文書を、前記表示装置に対して出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする文書処理装置。 - 前記補助記号付加手段は、前記書式弁別手段の弁別結果を参照して、前記文書を構成する各文字の連接関係を示す補助記号を更に付加することを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
- 前記入力手段は、処理の対象となる文書が記録された原稿を撮像して得られた画像データを入力し、
前記記憶手段は、前記画像データを記憶し、
前記記憶手段に記憶された画像データから、所定数の文字を含む領域画像を抽出する領域画像抽出手段を更に有し、
前記表示形式設定手段、前記書式弁別手段、補助記号付加手段、および、出力手段は、前記領域画像抽出手段によって抽出された領域画像に対してそれぞれ処理を行うことを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。 - 前記領域画像抽出手段によって抽出された領域画像に対して所定の画像処理を施す画像処理手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
- 文書に対して所定の処理を施した後、表示装置へ表示出力する文書処理を行うプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
コンピュータを、
文書が入力される入力手段、
前記入力手段から入力された文書を記憶する記憶手段、
前記記憶手段に記憶されている文書を、前記表示装置に出力する際の表示形式を設定する表示形式設定手段、
前記文書が縦書きであるか、または、横書きであるかを弁別する弁別手段、
前記書式弁別手段によって、横書きであると弁別された場合には、各行間の連接関係を示す補助記号を付加し、また、縦書きであると弁別された場合には、各列間の連接関係を示す補助記号を付加する補助記号付加手段、
前記補助記号付加手段によって補助記号が付加された文書を、前記表示装置に対して出力する出力手段、
として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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