JP3671296B2 - 吊下式面状遮蔽体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロアーやホール等の建物の大広間を拡縮自在に間仕切るために、或いは、窓や出入口等の建物の開口部を開閉するために、移動可能に吊り下げて使用される吊下式面状遮蔽体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の面状遮蔽体は、大広間の天井や開口部の上枠に取り付けたガイドレールを走行するランナーに上縁を連結し、開閉移動して使用される。大広間や広い開口部に複数枚の面状遮蔽体を並べて吊り下げる場合、大広間や開口部を広く開放することが出来るようにするため、その面状遮蔽体の枚数に応じた複数本のガイドレールを平行に並べて取り付け、その各ガイドレール毎に1枚の面状遮蔽体を吊るし、それらを移動して大広間や開口部を開放するときはガイドレールの片端に重ね合わせになって片付けられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのように複数枚の面状遮蔽体を並べて大広間や開口部に設置する場合、それらを移動して大広間を仕切り、或いは、開口部を閉じるとき、その閉じ合わされて重なり合う面状遮蔽体の側縁と側縁の間に隙間が出来ないようにするには、平行に並べるガイドレールとガイドレールの間隔が重なり合う面状遮蔽体の側縁と側縁の厚みの合計寸法の半分になるように、ガイドレールの位置合わせを正確に行わなければならない。しかし、面状遮蔽体には、カーテンのようにガイドレールの太さに比して著しく薄手のものもある。そのように薄手の面状遮蔽体を複数枚並べて吊るす場合には、ガイドレールの太さと面状遮蔽体の厚みとの差に応じた隙間が、閉じ合わされて重なり合う面状遮蔽体の側縁と側縁の間に必然的に生じ、その間に隙間なく大広間を間仕切り、或いは、開口部を閉じることは出来ず、又、複数枚の面状遮蔽体を面一に揃えることは出来ない。
【0004】
【発明の目的】
そこで本発明は、カーテンのようにガイドレールの太さに比して著しく薄手の面状遮蔽体を複数枚並べて吊るす場合でも、隣合う面状遮蔽体と面状遮蔽体の間に隙間が出来ないようにし、又、その複数枚の面状遮蔽体の間が同一面上(面一)に揃うようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る吊下式面状遮蔽体装置は、2本のガイドレール51・52を、それらのランナー61・62が触れて走行するランナー走行面を外向きにし、平行に向かい合わせて接合し、複数枚の面状遮蔽体10・11・12・13のそれぞれを、各面状遮蔽体の上縁70の一端を前記2本の中の何れか1本のガイドレール51を走行するランナー61に連結し、その各面状遮蔽体の上縁70の他端を前記2本の中の他の1本のガイドレール52を走行するランナー62に連結して、それら2本のガイドレール51・52に、それらの複数枚の面状遮蔽体10・11・12・13を移動可能に、且つ、開いた際に隣合う面状遮蔽体10と11,11と12,12と13………がガイドレールの長さ方向に斜めになって重なり合うように吊り下げたことを第1の特徴とする。
【0006】
本発明に係る吊下式面状遮蔽体装置の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、面状遮蔽体10が、可撓性面状体72の上縁70に支桿40を取り付けて構成され、その支桿40から可撓性面状体72が吊り降ろされている点にある。
【0007】
本発明に係る吊下式面状遮蔽体装置の第3の特徴は、上記第1および第2の何れかの特徴に加えて、2本のガイドレール51・52の間に平板体63が挟み込まれており、その平板体63を介してそれら2本のガイドレール51・52が接合されている点にある。
【0008】
【発明の実施の形態】
ガイドレール51・52には、背面23の両縁から側面24・24に続いていてC字形乃至コ字形断面を成し、両側面24・24の間がランナー走行溝25になっており、ランナー走行溝25を挟んで向き合う溝縁26・27にランナーが引っ掛かって走行するチャネル型レールが主として使用される。
【0009】
図1と図2は、2本のチャネル型レール51・52の背面同士(23・23)を向かい合わせにし、平板体63を介して接合されたガイドレールを示し、ランナー走行溝25を前後方向(面状遮蔽体の表裏方向)に向けて使用することも出来(図1)、又、ランナー走行溝25を上下方向(垂直方向)に向けて使用することも出来る(図2)。
【0010】
図3と図4と図5は、2本のチャネル型レール51・52の側面同士(24・24)を向かい合わせにし、平板体を介して接合されたガイドレールを示し、ランナー走行溝25を前後方向(面状遮蔽体の表裏方向)に向けて使用することも出来(図3)、又、ランナー走行溝25を上下方向(垂直方向)に向けて使用することも出来る(図4)。
【0011】
図3と図4に示す2本のチャネル型レール51・52は、ランナー走行溝25・25を同じ方向に向けられているが、それらのランナー走行溝25・25を、図1と図2に図示するガイドレールのように表裏逆向きにし、且つ、2本のチャネル型レール51・52を、図3に図示するガイドレールのように上下に重なる垂直方向に向けて使用すると、幅Wが狭くてガイドレールが嵩張らず、複数枚の面状遮蔽体10・11・12・13の上縁70が揃って水平に並んで均衡がとれるので好都合である(図5)。この場合、チャネル型レール51・52の間に挟み込んだ平板体63は、上下にL字状に折り曲げ、チャネル型レール51・52の背面23・23にビス止め固定する。
【0012】
図6は、2本のチャネル型レール51・52の背面23と側面24を向かい合わせにし、平板体(図示せず)を介して接合されたガイドレールを示す。図7は、ウエブ31の両縁でフランジ32が交るI形乃至H形断面、或いは、ウエブ31の片縁でフランジ32が交る逆T形断面を成し、フランジ32の両縁33・33にランナー61・62が引っ掛かって走行する2本のランナー露出型レール51・52のウエブ31とウエブ31の間に平板体(63)を挟み込んで接合したガイドレールを示す。
【0013】
面状遮蔽体10は、平板な硬板体の表裏を表装して扉や襖のように、又は、格子状に組み立てられた枠体の表裏を表装して障子のように、或いは、布帛やフイルム等の可撓性面状体72の上縁70を硬質支桿40に固定して垂れ幕やカーテンのように、或いは又、硬質支桿(72)から吊り降ろした連結紐に多数のスラット(羽根板)を取り付けてブラインドや簾のように構成することも出来る。垂れ幕、カーテン、ブラインド、簾のように可撓な面状遮蔽体(10)では、ローマンシエードカーテンやベネシァンブラインドのように昇降コードによってたくし上げて開閉し得るように構成することも出来る。
【0014】
面状遮蔽体10の上縁70の一端は2本のガイドレールの中の一方のガイドレール51を走行するランナー61に、その他端は他方のガイドレール52を走行するランナー62に連結する。尚、順次並べて吊り下げされた複数枚の面状遮蔽体10・11・12・13の中の端側の面状遮蔽体(10・13)は、2本の中の何れか一方のガイドレール51(52)を走行する2個のランナー(60・61)に連結してもよい(図3)。
【0015】
【発明の効果】
本発明によると、複数枚の面状遮蔽体10・11・12・13は、それらをガイドレールの長さ方向に順次並べ、その全ての上縁70の先端部を2本の中の1本のガイドレール(51)を走行するランナー(61)に連結し、その全ての上縁70の後端部を2本の中の他の1本のガイドレール(52)を走行するランナー(56)に連結して大広間の天井や開口部の上枠に吊るして開閉・移動して使用され、その大広間や開口部を開放するためにガイドレールの片側に引き寄せるときは、恰も1枚の面状遮蔽体が吊り下げられているかのように、複数枚の面状遮蔽体10・11・12・13が表裏方向に重なり合い、大広間や開口部を広く開放することが出来る。このため、3枚以上の面状遮蔽体を吊り下げるときでも、その枚数に応じた3本以上のガイドレールを必要とせず、面状遮蔽体の枚数に無関係にガイドレールの本数は2本で済み、その取付施工が楽になり、配列したガイドレールや重なり合う面状遮蔽体の数に比例して室内が狭められることもなくなる。そして、面状遮蔽体が、カーテンのようにガイドレールの太さに比して著しく薄手のものであっても、ガイドレールの長さ方向に斜めになって重なり合うので、隣合う面状遮蔽体と面状遮蔽体の間に隙間が出来難く、複数枚の面状遮蔽体の間が同一面上(面一)に揃い、整然とした外観を呈することになる。又、平板体63を介して2本のガイドレール51・52を接合するときは、恰も1本の桿状部材に2筋のランナー走行溝を付けたかのように、2本のガイドレールがコンパクトに一体化され、開口部の上枠や天井に取り付け易く、本発明の実施が簡便になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吊下式面状遮蔽体装置の要部斜視図である。
【図2】本発明に係る吊下式面状遮蔽体装置の要部斜視図である。
【図3】本発明に係る吊下式面状遮蔽体装置の要部斜視図である。
【図4】本発明に係る吊下式面状遮蔽体装置の要部斜視図である。
【図5】本発明に係る吊下式面状遮蔽体装置の要部斜視図である。
【図6】本発明に係る吊下式面状遮蔽体装置の要部斜視図である。
【図7】本発明に係る吊下式面状遮蔽体装置の要部斜視図である。
【符号の説明】
10・11・12・13 面状遮蔽体
23 背面
24 側面
25 ランナー走行溝
26・27 溝縁
31 ウエブ
32 フランジ
33 フランジの縁
40 支桿
51・52 ガイドレール
60・61・62 ランナー
63 平板体
70 上縁
72 可撓性面状体

Claims (3)

  1. 2本のガイドレール(51・52)を、それらのランナー(61・62)が触れて走行するランナー走行面を外向きにし、平行に向かい合わせて接合し、複数枚の面状遮蔽体(10・11・12・13)のそれぞれを、各面状遮蔽体の上縁(70)の一端を前記2本の中の何れか1本のガイドレール(51)を走行するランナー(61)に連結し、その各面状遮蔽体の上縁(70)の他端を前記2本の中の他の1本のガイドレール(52)を走行するランナー(62)に連結して、それら2本のガイドレール(51・52)に、それらの複数枚の面状遮蔽体(10・11・12・13)を移動可能に、且つ、開いた際に隣合う面状遮蔽体がガイドレールの長さ方向に斜めになって重なり合うように吊り下げたことを特徴とする吊下式面状遮蔽体装置。
  2. 前掲請求項1に記載の面状遮蔽体(10)が、可撓性面状体(72)の上縁(70)に支桿(40)を取り付けて構成され、その支桿(40)から可撓性面状体(72)が吊り降ろされていることを特徴とする前掲請求項1に記載の吊下式面状遮蔽体装置。
  3. 前掲請求項1に記載の2本のガイドレール(51・52)の間に平板体(63)が挟み込まれており、その平板体(63)を介してそれら2本のガイドレール(51・52)が接合されている前掲請求項1に記載の吊下式面状遮蔽体装置。
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