JP3671161B2 - 扉錠 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、扉をその内側からロックするときに使用する扉錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば部屋などの扉の内側には、所謂サムターンが取り付けられており、かかるサムターンを回動操作して当該扉をロックする扉錠は、従来から種々あるが、この中でも、扉の閉じ込みを防止したもの、即ち、扉錠を操作したまま部屋から出てうっかり扉を閉めてしまったために扉が施錠されてしまうことを防止したものがある。
例えば、実開平1−89566に開示の扉錠は、把手操作に連動するラッチハブの第2係合片がラッチボルトのコ字形状部を介して係合し、把手の回転によりラッチボルトが筐体内に没入移動する(把手が操作されないときは、ラッチボルトは筐体内から突出している)ようになっているが、表示ハブが施錠位置にあるときは、ラッチボルトのコ字形状部の突片に対し、サムターンの回転に連動する上記表示ハブの当接部が突き当たり、これにより当該ラッチボルトの、筐体内への上記没入移動を阻止すると同時に、把手の回転を阻止するようになっており、施錠位置では、常にラッチボルトは筐体内から突出している状態が保持され、したがって、上述のような扉の閉じ込みを防止できる。
また、特開平9−165958に開示のドア錠においては、レバーハンドル操作に連動するラッチカムのカムアームがラッチボルトに係合し、レバーハンドルの回転によりラッチボルトが錠ケース内に没入移動するようになっているが、ロックカムが施錠位置にあるときは、ラッチボルトに対し、サムターンの回転に連動する上記ロックカムによってロックプレートが当接し、これにより当該ラッチボルトの、錠ケース内への上記没入移動を阻止すると同時に、レバーハンドルの回転を阻止するようになっている。かかるドア錠においても、施錠位置では、常にラッチボルトは錠ケース内から突出している状態が保持され、したがって、上述のような扉の閉じ込みを防止できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、扉の閉じ込みを防止できる扉錠やドア錠の機構は、ラッチボルトに対しレバーハンドルに連動するラッチハブが、また、ラッチボルトに対しレバーハンドルに連動するラッチカムが直接係合しているような構造の扉錠については好ましいが、ラッチボルトに対しラッチハブ等を直接係合させない、又はさせることができない構造の扉錠については用いることができない。
【0004】
本発明の目的は、ラッチ体に対し扉のハンドルに連動する部材を直接係合させない構造等の扉についての閉じ込みが防止できる扉錠を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る扉錠は、扉の所定位置に取付金具を取付け、この取付金具のケース内に配設された可動片を回転又は移動させることにより扉のハンドルをロックする一方、ラッチ体がケース内へ没入移動するのを妨げるようにしたものであり、可動片の回転又は移動により扉ハンドル操作に連動するカム体のカム運動を妨げる第1ロック体と、カム体のカム運動が、当該カム運動をラッチ体の増幅移動に変換する連結機構を介することによって連動するラッチ体の、ケース内への没入移動を妨げる第2ロック体とを備えるものである。これにより、ラッチ体に対し扉のレバーハンドルに連動する部材、即ち、カム体を直接係合させることができない構造の扉について、閉じ込み防止が可能になることに加え、当該連結機構において、カム体のカム運動をラッチ体の増幅移動に変換して、レバーハンドルの僅かな回動でもラッチ体の移動量が増幅されるようにしているために、従来と同様なハンドルの回転量に対するラッチ体の移動量を確保できる。
【0006】
本発明の請求項2に係る扉錠は、上記第1ロック体及び第2ロック体のうち、少なくとも一方が、ケース内で可動片の回転又は移動により反重力方向に移動するようにしたものであり、可動片を回転又は移動させないときはもとより、扉錠に不具合が生じたときには、第1ロック体又は第2ロック体、或いは第1ロック体及び第2ロック体の両方が重力方向に自然に落下(移動)するようにしているため、最悪の場合にも閉じ込みが生じない。
【0007】
本発明の請求項3に係る扉錠は、錠カムの回動により施錠したときに、カム体又はラッチ体からの衝撃を、第1ロック体及び第2ロック体のそれぞれを介してケースの、例えばケース本体壁面で受るようにして、第1ロック体及び第2ロック体の破損を防止することができる。
【0008】
本発明の請求項4に係る扉錠は、上記第1ロック体と第2ロック体とが、合体して一つのロック体で構成され、合体したロック体に対し、同時に扉ハンドルをロックする一方、ラッチ体がケース本体内へ没入移動するのを妨げる機能を持たせるようにしたものである。この場合、第1ロック体のみならず第2ロック体も、可動片を回転又は移動させないときはもとより、扉錠に不具合が生じたときには、重力方向に自然に落下(移動)するようになることは言うまでもない。
【0009】
本発明の請求項5に係る扉錠は、ロック体が可動片又はケースに対し、例えば仮止めして離脱可能に装着されているとき、当該ロック体が、可動片の回転又は移動に伴なって可動片又はケースから離脱し、上記カム体のカム運動を妨げる方向及び上記ラッチ体の没入移動を妨げる方向に移動可能になるようにしたものである。
本扉錠によれば、本扉錠が組み込まれた取付金具の移送時、或いは当該取付金具の扉への施工時において、可動片を回転又は移動させない限り、ロック体が可動片又はケースに仮止めなどされているために移動することはなく、したがって、閉じ込みが生ずることはない。また、扉には扉錠付きタイプのものと扉錠無しタイプのものとがあるが、本扉錠が組み込まれた取付金具は、両タイプの扉に共用することができ、例えば扉錠無しタイプの扉に対しては施工後もロック体を可動片又はケースに仮止めなどしたままで使用すればよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態に係る扉錠を図1〜4を参照して説明する。
本扉錠1は、図1に示すような扉2の凹部(所定位置)に取り付けられた取付金具3内に組み込まれる装置である。本扉錠1及びこれを組み込んだ取付金具3を説明する前に、これらを外部から操作するために、当該扉2に取り付けられる部材の概略構成を説明する。
【0011】
上述のように扉2の凹部に配設された取付金具3に対し、扉2の内表面側から内ハンドル座4が、また、その外表面側から外ハンドル座5が互いに対向する態様で取り付けられる。そして、内ハンドル座4にカバー6を装着するに際し、カバー6の内側にサムターン7の円筒突条部7aが、また、カバー6の外側にサムターン7の摘み7bが配されるようにするとともに、内ハンドル座4の上部に設けられた小孔4aに上記円筒突条部7aが緩嵌されるようにする。かかる円筒突条部7aは、取付金具3に組み込まれる後述の錠カム42に連接される。更に、内ハンドル座4にカバー6を装着するに際し、カバー6の内側に内レバーハンドル(扉のハンドル)8の角芯棒8a及びサムターン7の矩形状鍔7cを係止させて錠カム42の回転止め機能を果たす保持板9が、また、カバー6の外側に内レバーハンドル8の把持部8bが配されるようにするとともに、内ハンドル座4の下部に設けられた大孔4b及び保持板9の穿設孔9aを貫通する態様で上記角芯棒8aが配されている。かかる角芯棒8aは、取付金具3に組み込まれる後述のカム体34の角孔34aに嵌挿される。
【0012】
一方、外ハンドル座5にカバー10を装着するに際し、カバー10の上部孔10aに軸受11を緩嵌し、この軸受11に支持される細長の略矩形状棒12がカバー10の内側に配されるようにするとともに、矩形状棒12が、外ハンドル座5の上部に設けられた小孔5a及び後述の錠カム42の矩形孔42aを通して上記円筒突条部7aの矩形孔に嵌挿されるようにする。更に、外ハンドル座5にカバー10を装着するに際し、カバー10の外側に外レバーハンドル(扉のハンドル)13の把持部13aが配されるようにするとともに、把持部13aの折曲軸13aがカバー10の下部孔10bを介して外ハンドル座5の大孔5bに嵌着されるようにする。そして、上記折曲軸13aの金具に、カム体34の角孔34aを貫通して延出した上記内レバーハンドル8の角芯棒8aが嵌挿され、内レバーハンドル8と外レバーハンドル13とは連動して回転するようになっている。
【0013】
本扉錠1及びこれを組み込んだ取付金具3を図2を参照して説明する。
取付金具3は、ケース本体30とケースカバー31とで構成される平たい直方体箱ケース内に、本扉錠1等を組み込んだものである。ところで、ケース本体30の側面のうち、扉2の凹部前面への取付板30aは、取付ボルト孔を有したフランジ部30a及び30aが両端から張り出していて他の側面より大き目に形成され、当該取付板30aに重ね合わせる態様でフロントプレート32が取り付けられる。そして、フランジ部30a寄りの取付板30a及びこれに重合されたフロントプレート32の略円形状貫通孔30a及び略楕円形状貫通孔32aに、後述のラッチ体39をガイドするためのラッチカバー33が嵌着される。
【0014】
取付金具3に組み込まれる部材のうちカム体34は、上記角芯棒8aが嵌挿される角孔34aを有する円筒体34aと、この円筒体34aの外周面から図2中では下方に突出する突条34bと、この突条34bとは反対の上方に突出する先細のアーム34cと、このアーム34cの先端に上記円筒体34aに平行に当該円筒体34aの外径より小さく、且つ、その軸長よりやや短い円筒体34dとで構成される。そして、カム体34は、同図中の右下方隅に固定された位置決めブロック35から斜め上方に位置するケース本体30の貫通孔30b(ケースカバー31の貫通孔31b)に回動自在に緩嵌され、上述のようにこの角孔34aに角芯棒8aが嵌挿されることによって内レバーハンドル8と外レバーハンドル13の回転に連動するようになっており、かかる適宜な方向への回転により、突条34bの一方面34bがブロック35の側面35aに当接する。
【0015】
上記ブロック35に対向する態様で、長細い板状部36aと折曲部36bとで略L字形状をなし、下記メインスプリング37の保持器を兼ねるメインスプリングプレート(連結機構)36には、その板状部36aの略中央に立設された一対の爪体36a,36aのそれぞれの両側に凸状36c,36cが突設され、このうち凸状36cがケース本体30の案内長孔30gに(図2では、案内長孔30gの片方のみが描かれている)、また、凸状36cがケースカバー31の案内長孔31gにガイドされる態様で、取付板30aに対し接近及び離隔方向に移動可能に配設される。
また、メインスプリングプレート36は、その一端のスプリング座を取付板30aとし、他端のスプリング座を当該メインスプリングプレート36の折曲部36bとする上記メインスプリング37により上記離隔方向に付勢されており、これにより、カム体34の突条34bは、その他方面34bが折曲部36bを介してメインスプリング37から押圧されるために、その一方面34bがブロック35の側面35aに常に当接状態にされている。
【0016】
上記メインスプリングプレート36の板状部36aの略中央に立設された上記一対の爪体36a,36aは、断面視略U字状の長細い枠体38a及びこの枠体38aの一方側端のそれぞれに突設された一対のアーム38b,38bからなるヨーク(連結機構)38で、その上記枠体38aの下方に位置するところに緩嵌される。一方、このヨーク38は、枠体38aで、その中央から下方寄りに位置するところに貫通孔38cが穿設されており、この貫通孔38cにケース30の小孔30c(ケースカバー31の小孔31c)に嵌着された軸棒44(図3,4参照)が挿通される。これにより、ヨーク38は、軸棒44の回りに回動可能になるとともに、メインスプリングプレート36の移動、即ち、カム体34のカム運動をアーム38b,38bの各先端爪部での増幅移動に変換させることができる。
【0017】
しかるに、このアーム38b,38bの各先端爪部は、下記ラッチ体39のリング溝39cに緩嵌されて当該ラッチ体39を挟持する態様をなしており、したがって、これらアーム38b,38bの各先端爪部の移動によって、ラッチ体39が移動する。
ところで、このラッチ体39は、大円筒体を斜めに切断し、且つ、平取り加工が施された頭部39aとこれに連接する小円筒体にリング溝39cが施された脚部39bとからなっており、このリング溝39cに上記アーム38b,38bの各先端爪部が緩嵌される。また、図2中の左上方隅には、略L字状板からなる支持部40a及び折曲部40bで、このうちの折曲部40bに略U字状切欠き溝40bを有するラッチ体プレート40が、上記切欠き溝40bに、脚部39bのうち頭部39aに連接する方の元脚部39bを挿通する状態にして固定される。そして、ラッチ体39の頭部39a端面とラッチ体プレート40の折曲部40bとの間にラッチ体スプリング41が介装され、このスプリング41によってラッチ体39が上記ラッチカバー33、即ち、ケース本体30から突出する方向に付勢される。
【0018】
したがって、カム体34のカム運動は、増幅変換機能を有するメインスプリングプレート36及びヨーク38の連結機構を介してラッチ体39のケース本体30内への没入移動に伝達され、しかも、カム体34の僅かなカム運動、換言すればレバーハンドル8又は13の僅かな回転でもラッチ体39の移動量が増幅されるようになる。
【0019】
本扉錠1は、このようなカム体34やラッチ体39などが配設された取付金具3に組み込まれている。
本扉錠1は、サムターン7に連動する錠カム(可動片)42と、この錠カム42の回転によりカム体34のカム運動を妨げる第1ロック体及びラッチ体39のケース体30内への没入移動を妨げる第2ロック体を合体したロック体43とから構成されている。
このうち錠カム42は、上記矩形状棒12が挿通される矩形孔42aを有する円筒体42aと、この円筒体42aの一方端側の外周面から延出するアーム42bと、このアーム42bの先端に上記円筒体42aに平行に、且つ、当該円筒体42aの半長分の円筒体42cとで構成され、円筒体42aは、その他方端がケース本体30の貫通孔30d(その一方端がケースカバー31の貫通孔31d)に回動自在に緩嵌される。
【0020】
一方、ロック体43は、リブ43cを隔てて図2中では上下に区画された片面開放の下記空間部をそれぞれ有する錠カム受け部43a及びカム体受け部43bで構成される。
このうち、カム体受け部43bは、上記リブ43cと、左側壁43b及び切欠きのある右側壁43bとで囲まれる上記空間部がその下方において外部に開口し、当該右側壁43bからは当該空間部内に向かって上記開口部位を塞ぐ態様で突条(第1ロック体)43b21が突出される一方、左側壁43bの両端面に突条43b11がそれぞれ突出されている。そして、これら突条43b11がケース体30の長孔30e(ケースカバー31の長孔31e)に緩嵌され、かかる長孔30eに沿って移動できるようになっており、これにより、錠カム受け部43b、即ち、ロック体43は、重力方向及び反重力方向(同図中、矢印A方向が重力方向、矢印Bが反重力方向であり、以下同様である。)に移動可能になる。そして、ロック体43が重力方向に移動したときには、カム体34の円筒体34dが上記開口部位から上記空間部内に挿入される態様となるために、当該空間部内を右側壁43bに向かって移動可能になり、後述のようにラッチ体39がケース本体30内に没入移動する(図3(B)参照)。一方、ロック体43が反重力方向に移動したときには、上記円筒体34dが上記開口部位に位置するために、右側壁43bに向かって移動しようとすると突条43b21に当接して移動できず、同時に、後述のようにラッチ体39がケース本体30から突出し、ケース本体30内に没入移動できない(図4参照)。この場合、カム体34の当接による衝撃を、突条43b21を介してケース本体30の壁面で受るようにして、ロック体43の破損を防止する。
【0021】
錠カム受け部43aは、リブ43cと、当該リブ43cの両端から突出して互いに向き合う方向に折曲して形成された左側壁43a及び右側壁43aとで囲まれる上記空間部の中央が、もう一方の片面側において略U字状に切欠かれている。そして、この切欠き部位に錠カム42の円筒体42cが停留しているときには、錠カム受け部43a、即ち、ロック体43はその移動溝である上記長孔30eの最下点のところで静止している。しかるに、錠カム42の円筒体42aを、本実施の形態では、時計方向又は反時計方向のいずれかに回転すると、その円筒体42cがリブ43cと左側壁43aで囲まれる空間部、又はリブ43cと右側壁43aで囲まれる空間部に移動するために、これに従って錠カム受け部43a、即ち、ロック体43が反重力方向に移動し、ほぼ90゜回転したところで上記長孔30eの最上点に達する。このとき、ラッチ体39は、その脚部39bの末脚部39bがロック体43の左側壁(第2ロック体)43aに当接して移動できない、即ち、ラッチ体39がケース本体30から突出し、ケース本体30内に没入移動できず、閉じ込み防止が可能になる。この場合、ラッチ体39の当接による衝撃を、左側壁43a介してケース本体30に立設された突片30fで受るようにして、ロック体43の破損を防止する。
【0022】
次に、本扉錠1及びこれを組み込んだ取付金具3の動作について図3及び4を参照して説明する。
まず、本扉錠1が使用されないときの取付金具3の動作について図3を参照して説明する。このときは、ロック体43は、上記長孔30eの最下点のところで静止している。
レバーハンドル8,13が操作されていないときには、取付金具3は、同図(A)の状態にある。即ち、レバーハンドル8,13に連動するカム体34は、当該カム体34の突条34bがメインスプリングプレート36を介してメインスプリング37の付勢力を受けてブロック35に当接している。一方、ラッチ体39は、スプリング41の付勢力を受けてケース本体30から突出している。このとき、ラッチ体39に対し当該ラッチ体39をケース本体30内に没入移動させようとする外力を加えると、当該ラッチ体39はケース本体30内に没入移動する。
【0023】
しかるに、レバーハンドル8又は13が所定方向に回転操作されると、取付金具3は、同図(B)の状態に移行する。即ち、レバーハンドル8,13に連動するカム体34は、その突条34bがメインスプリング37の付勢力に抗してメインスプリングプレート36を同図中の矢印方向に移動させる。すると、ヨーク38は、上記プレート36の爪体36a,36aから押圧力を受け、軸棒44の回りに回転し、その一対のアーム38b,38bによりラッチ体39をラッチ体スプリング41の付勢力に抗してケース本体30内に没入移動させる。ラッチ体39の、ケース本体30内への没入は、カム体34、即ち、レバーハンドル8,13が略15゜ほど回転したところで始まる。尚、レバーハンドル8又は13の回転操作を解放すると、同図(B)の状態が同図(A)の状態に移行することはもちろんである。
このように本扉錠1が使用されないときは、ロック体43は、長孔30eの最下点のところで静止し、また、扉錠1などに不具合が生じたときには、ロック体43は、重力方向に自然に落下することに加え、錠カム42の円筒体42cがロック体43の錠カム受け部43aに形成された上記切欠き部位に自然に停留するようになっているので、最悪の場合にも閉じ込みが生じない。
【0024】
次に、本扉錠1が使用されたときの取付金具3の動作について図4を参照して説明する。本扉錠1では、上述のように、錠カム42を時計方向又は反時計方向のいずれに回転させても閉じ込み防止が可能になるように構成されており、図4(A)は錠カム42を反時計方向に回転して動作させたとき、また、同図(B)は錠カム42を時計方向に回転して動作させたときの状態図であり、ここでは、図4(A)の場合についてのみを説明する。
【0025】
サムターン7が操作される前は、取付金具3は、例えば上述の図3(A)のような状態になっていてラッチ体39の頭部39aは、扉2が配設される枠体の受け金具(図示せず)に収容されている。このようなときに、サムターン7が反時計方向に回転操作されると、サムターン7に連動する錠カム42の回転に伴なってロック体43が反重力方向に移動し、錠カム42が反時計方向にほぼ90゜回転したところで、ロック体43は上記長孔30eの最上点に達する。このとき、レバーハンドル8又は13は、回転操作されても、カム体34の円筒体34dがロック体43の突条43b21に当接していて回転しない。また、ラッチ体39は、当該ラッチ体39をケース本体30内に没入移動させようとする外力が加えられても、その脚部39bの末脚部39bがロック体43の左側壁43aに当接しており、ケース本体30内に没入移動せずにケース本体30から突出したままになる。これにより、閉じ込み防止が可能になる。
【0026】
ところで、上述した実施の形態では、錠カム42とロック体43とは当初より互いに別体の部材として構成されている場合を説明したが、錠カム42が、ロック体43に離脱可能に装着され、外力を加えることにより錠カム42がロック体43から離脱されるようにしたものであってもよい。
図5は、このような仮止めの具体的な例を示すものであり、ロック体43に対しては、そのリブ43c中央に、断面視略円形状の細長い溝50を錠カム42の回動軸と同一方向に設けるとともに、このリブ43cの両面側に当該溝50に臨むスリット51が形成されるようにし、一方、錠カム42に対しては、その円筒体42cの、同図では最下端外周の一部に、矩形状の板部材52aに円筒部材52bが添設されたような張出片52を設ける。但し、板部材52aの厚みはスリット51の開口幅より薄く、また、円筒部材52bの外径は溝50の内径より小さく形成されている。そして、張出片52を溝50に嵌挿させたまま、錠カム42とロック体43とを一体とする扉錠として取付金具に組み込む。
【0027】
このような扉錠が組み込まれた取付金具においては、例えば扉錠無しタイプの扉に当該取付金具を取り付けても、ロック体43は、張出片52が溝50に嵌挿されたままで錠カム42と一体をなして上記長孔30eの最下点のところで静止しているので、レバーハンドル8又は13の回転操作によりラッチ体39をケース本体30内に没入移動させることに支障は生ぜず、扉錠無しタイプの扉に使用できる。
また、扉錠タイプの扉に当該取付金具を取り付ける場合には、取り付け後、サムターン7の摘み7bに対しいくらか大きな外力を加えて回転すると、錠カム42は、その板部材52aのところで破断してロック体43から離脱するようになるために、上述同様にロック体43は反重力方向に移動することができるようになり、この結果閉じ込み防止が可能になる。上記破断したとき、円筒部材52bは、ロック体43の溝50に嵌挿されたままで当該溝50から脱落することはないので、不具合が生ずることはない。
【0028】
本発明の第2の実施の形態に係る扉錠を図6を参照して説明する。
同図は、本扉錠60が組み込まれた取付金具61を示しているが、この取付金具61は、上記第1の実施の形態に係る取付金具3においてその扉錠1を扉錠60で置き換えて構成されるものである。したがって、同図では、取付金具61の扉錠60に関係するところのみ描かれており、本実施の形態についての説明も扉錠60に関係するところのみ説明する。
本扉錠60は、扉錠1の錠カム42を錠スライダ(可動片)62に、また、そのロック体43をロック体63に置き換えたものである。尚、錠スライダ62は錠カム42の機能に加え、上記サムターン7の機能を備えるものとなっている。
【0029】
錠スライダ62は、矩形状の角棒62a及び略3角柱状の摘み62b並びにこれら角棒62aと摘み62bとの間に挟持される平板状のブラケット63cで構成され、このブラケット63cは、摘み62bを基準にほぼ等分された識別板63c及び識別板63cからなり、これらの一方端面には、略半円状の溝64a,64bがそれぞれ設けられ、このうちの溝64aは、錠スライダ62が移動してロック体63が上記長孔30eの最下点で静止しているときに、例えば内ハンドル座4に設けられたバネ板65の略半円状の突条65aに係止するようになり、溝64bは、錠スライダ62が移動してロック体63が上記長孔30eの最上点に達したときに、突条65aに係止するようになっている。尚、66は、カバーであり、上記カバー6に対し操作窓66aの形状のみ異なる。
一方、ロック体63は、同図において、上述したロック体43のカム体受け部43bに重ねて錠スライダ受け部63aを載置したような構造をなし、錠スライダ受け部63aは、縦部材(第2ロック体)63aと横部材63aとで縦断面視略L字形状をなし、横部材63aの略中央に角棒62aの挿通孔63a21が穿設されている。
【0030】
本扉錠60の動作では、サムターン、即ち、錠スライダ62が移動操作されると、これに伴なってロック体63が重力方向又は反重力方向に移動し、識別板63c,63cの溝64a,64bが突条65aに係止したところで、ロック体63は上記長孔30eの最下点、最上点にそれぞれ達する。これにより、本扉錠60の未使用時及び使用時における動作は、上記取付金具3の扉錠1と同様に、この取付金具61においてもなされる。
【0031】
また、本取付金具61は、扉錠無しタイプの扉にも扉錠タイプの扉にも取り付けることができる。(図6中の矢印で示す拡大図を参照)
本取付金具61では、ケース本体30の適宜なところに瓢箪形状の小孔67を設ける一方、ロック体63に対しては、上記小孔67の形状に対応させて、当該ロック体63の縦部材63aの下方位置に、矩形状の板部材68aに円筒部材68bが添設されたような張出片68を設け、この張出片68の一部が小孔67に嵌挿される仮止め態様を採っている。このような仮止め態様の取付金具61においては、錠スライダ62の摘み62bに対しいくらか大きな外力を加えると、ロック体63は、張出片68が小孔67の嵌挿口付近で破断してケース本体30から離脱するようになるために、上述同様にロック体63は反重力方向に移動可能になって、閉じ込み防止が図れる。しかるに、上記破断した張出片68の破片は、小孔67に嵌挿されたままで当該小孔67から脱落することはないので、不具合が生ずることはない。
【0032】
本発明の第3の実施の形態に係る扉錠を図7,8を参照して説明する。
上述した、例えば第1の実施の形態に係るロック体43は、第1ロック体及び第2ロック体が合体した部材で構成されていたが、第1ロック体と第2ロック体とが別個の部材でそれぞれ構成されるようにしたものであってもよい。
本実施の形態に係る扉錠70では、第1の実施の形態に係る錠カム42及びロック体43の代わりに、錠カム71及びロック体72を用い、錠カム71の鉤形状部材71aに第2ロック体の機能を果たさせ、且つ、ロック体72の鉤形状部材72cに第1ロック体の機能を果たさせている。
【0033】
錠カム71は、上記錠カム42に類似する形態に、部材71aと部材71aとで構成される鉤形状部材71aを突設させたような形態をなしている。即ち、錠カム71は、上記矩形状棒12が挿通される矩形孔71bを有する円筒体71bと、この円筒体71bの一方端側の外周面から延出するアーム71cと、このアーム71cの先端に上記円筒体71bに平行に突設された、当該円筒体71bと略等長の円筒体71dとから構成され、更に、上記アーム71cが延出した側とは反対側の上記円筒体71bの一方端側に突設され、その部材71aの先端面に施された凹部で以って固着された上記鉤形状部材71aから構成されている。このような錠カム71は、その円筒体71bの他方端が、上記錠カム42と同様に、ケース本体30の貫通孔30d(その一方端がケースカバー31の貫通孔31d)に回動自在に緩嵌されるのであるが、このとき、鉤形状部材71aの部材71aがケースカバー31側に配されるようにして、部材71aとケース本体30間に空間部が形成されるようにする。当該空間部は、錠カム71の回転に伴なうケース本体30に立設された上記突片30fとの干渉を防止するためのものである。そして、この錠カム71は、本扉錠70が使用されていないときには、図8(A)のようにアーム71c及び円筒体71dが下方を、鉤形状部材71aの部材71aが上方を向くように配される。また、本扉錠70が使用されているときには、図8(B)のようにアーム71c及び円筒体71dが右方を、部材71aが左方を向くように配され、当該部材71aがラッチ体39の末脚部39bに当接する位置に配される。このとき、部材71aと円筒体71b間に突片30fが位置する態様をなす。
【0034】
また、ロック体72は、直方体形状部材72aと、当該部材72aの矩形側面の一方短辺に沿って突設された鉤形状部材72bと、この鉤形状部材72bとは反対側に位置する、当該部材72aの矩形側面の一方短辺に沿って突設された鉤形状部材72cとで構成され、鉤形状部材72bは、図7において、その縦部材72bが上記短辺の中途から終端のところに突設される一方、鉤形状部材72cは、その縦部材72cが上記短辺の始端から終端のところに突設されている。このような構成のロック体72は、部材72aと部材72bとによって略凹溝72dを形成し、また、部材72aと部材72cとによって略凹溝72eを形成する。ここで、鉤形状部材72bの縦部材72bが上記短辺の中途から突設されている理由は、後述する錠カム71の、図8(A)から同図(B)への回転に伴なって、錠カム71のアーム71cが当該鉤形状部材72bと干渉しないようにするためである。
このようなロック体72は、上記錠カム71に対し、本扉錠70が使用されていないときには、図8(A)のように鉤形状部材72bの横部材72bが錠カム71の円筒体71bに対向し、直方体形状部材72aの側面が錠カム71のアーム71c及び円筒体71dに対向する位置に配される。また、本扉錠70が使用されているときには、図8(B)のようにロック体72の凹溝72dに錠カム71の円筒体71dが挿入され、ロック体72の鉤形状部材72cの横部材72cにカム体34の円筒体34dが当接する位置に配される。
ところで、ロック体72の直方体形状部材72aには、この側面に垂直な両面の端部に突条72aがそれぞれ突出され、これら突条72aがケース本体30の長孔30e(ケースカバー31の長孔31e)に緩嵌され、ロック体72は、この長孔30eに沿って重力方向及び反重力方向に移動可能になる。
【0035】
本扉錠70の動作について図8を参照して説明する。
サムターン7が操作される前、即ち、本扉錠70が使用される前は、錠カム71及びロック体72は同図(A)の状態にあり、ロック体72は移動溝である上記長孔30eの最下点のところで静止している。このようなときに、サムターン7が反時計方向に回転操作されると、サムターン7に連動する錠カム71が回転し、これに伴なってロック体72が反重力方向に移動する。そして、錠カム71が反時計方向に90゜回転したところで、ロック体72は上記長孔30eの最上点に達し、同図(B)の状態になる。このとき、レバーハンドル8又は13は、回転操作されても、カム体34の円筒体34dがロック体72の鉤形状部材72cの横部材(第1ロック体)72cに当接していて回転しない。この場合、カム体34の当接による衝撃を、横部材72cを介してケース本体30の壁面で受るようにして、ロック体72の破損を防止する。
【0036】
また、同図(B)の状態においては、ラッチ体39は、その末脚部39bが鉤形状部材71aの横部材(第2ロック体)71aの端面に当接して移動できない、即ち、ラッチ体39がケース本体30から突出し、ケース体30内に没入移動できず、閉じ込み防止が可能になる。この場合、ラッチ体39の当接による衝撃を、横部材71aを介してケース本体30に立設された突片30fで受るようにして、錠カム71の破損を防止する。
【0037】
ところで、本扉錠70が使用されないときは、ロック体72は、長孔30eの最下点のところで静止し、また、扉錠70などに不具合が生じたときには、ロック体72は、重力方向に自然に落下するようになっているので、閉じ込みが生じない。このとき、錠カム71において、そのアーム71c及び円筒体71dの重量をその鉤形状部材71aのそれより重くすると、アーム71c及び円筒体71dが下方に位置するようになるので、閉じ込みを防止するためには、更に効果的である。
【0038】
また、本扉錠70を有する取付金具も、扉錠無しタイプの扉にも扉錠タイプの扉にも取り付けることができる。
即ち、本実施の形態では、図7に示すように、ロック体72の横部材72bにC溝72fを設けるとともに、これに対応する錠カム71の円筒体71bに張出片73を設け、このC溝72fに張出片73を嵌挿させる態様が採られている。このような取付金具では、錠カム71に対しいくらか大きな外力を加えて回転すると、錠カム71は、円筒体71bと張出片73との接合部位のところで破断してロック体72から離脱するようになるために、上述同様にロック体72は反重力方向に移動することができるようになり、この結果閉じ込み防止が可能になる。上記破断したとき、張出片73は、ロック体72のC溝72fに嵌挿されたままで当該C溝72fから脱落することはないので、不具合が生ずることはない。
【0039】
【発明の効果】
本発明の扉錠によれば、ラッチ体に対し扉のレバーハンドルに連動する部材を直接係合させられない構造の扉についての閉じ込みが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る扉錠が組み込まれた取付金具及びこれに取り付けられる部材の分解斜視図である。
【図2】 図1の取付金具の分解斜視図である。
【図3】 図1の取付金具の、扉錠の未使用時での動作説明図である。
【図4】 図1の取付金具の、扉錠の使用時での動作説明図である。
【図5】 第1の実施の形態に係る扉錠のうち、その構成部材が互いに離脱可能になる扉錠の分解斜視図である。
【図6】 第2の実施の形態に係る扉錠が組み込まれた取付金具の分解斜視図である。
【図7】 第3の実施の形態に係る扉錠の分解斜視図である。
【図8】 図7の扉錠の動作説明図である。
【符号の説明】
1,60,70 扉錠
2 扉
3,61 取付金具
8,13 レバーハンドル
30 ケース本体(ケース)
31 ケースカバー(ケース)
34 カム体
36 メインスプリングプレート(連結機構)
38 ヨーク(連結機構)
39 ラッチ体
42,71 錠カム(可動片)
43,63,72 ロック体
43b21 突条(第1ロック体)
43a 左側壁(第2ロック体)
62 錠スライダ(可動片)
63a 縦部材(第2ロック体)
71a 鉤形状部材の横部材(第2ロック体)
72c 鉤形状部材の横部材(第1ロック体)

Claims (5)

  1. 扉の所定位置に取付金具を配設し、該取付金具のケース内に配される可動片を回転又は移動させることにより扉のハンドルをロックする一方、ラッチ体の前記ケース内への没入移動を妨げる扉錠であって、前記可動片の回転又は移動により前記扉のハンドル操作に連動するカム体のカム運動を妨げる第1ロック体と、前記カム運動に、当該カム運動を前記ラッチ体の増幅移動に変換する連結機構を介して連動する前記ラッチ体の前記没入移動を妨げる第2ロック体とを備えることを特徴とする扉錠。
  2. 前記第1ロック体及び第2ロック体のうち、少なくとも一方は、前記ケース内で前記可動片の回転又は移動により反重力方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の扉錠。
  3. 前記カム体又はラッチ体からの衝撃を、前記第1ロック体及び第2ロック体のそれぞれを介して前記ケースの壁面で受ることを特徴とする請求項1又は2に記載の扉錠。
  4. 前記第1ロック体と第2ロック体とは、合体して一つのロック体で構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の扉錠。
  5. 前記ロック体が前記可動片又は前記ケースに対し離脱可能に装着されているとき、前記ロック体は、前記可動片の回転又は移動に伴なって前記可動片又は前記ケースから離脱し、前記カム体のカム運動を妨げる方向及び前記ラッチ体の前記没入移動を妨げる方向に移動可能になることを特徴とする請求項4に記載の扉錠。
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