JP3669950B2 - 根菜類収穫機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、畝に作付けられた玉ねぎ、人参、大根、ニンニク、などの根菜類を収穫する根菜類収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような根菜類収穫機の一例である玉ねぎ収穫機においては、例えば特開2001−28920号公報で開示されているように、収穫する根菜類の両脇に位置して、畝に掛けられたマルチシートの植付け孔から突出した根菜類の葉茎を、係止爪の縦回し移動で引き上げる複数の葉茎引上げ装置を装備したものがあり、従来、このような根菜類収穫機に装備される各葉茎引上げ装置には、その係止爪として、弾性変形可能な樹脂材で棒状に形成されたものが採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術によると、係止爪の先端部がマルチシートに接触した際には係止爪の全体が湾曲変形するようになり、その反力がマルチシートに作用するようになる。そのため、葉茎引上げ装置の係止爪による葉茎の掬い上げ及び引き上げをより確実なものにするために、葉茎引上げ装置を、その葉茎引き上げ始端部となる下端部をマルチシートに更に近づけた状態に配設すると、葉茎引上げ装置の下端部をマルチシートに近づけるほど、その下端部において係止爪の先端部がマルチシートに接触した際には、係止爪の全体がより大きく湾曲してマルチシートに作用する反力が大きくなって、その反力によるマルチシートの変形が大きくなることから、係止爪の先端部がマルチシートに引っ掛かり易くなるとともに、その引っ掛かりに起因したマルチシートの破損を招き易くなっていた。
【0004】
本発明の目的は、係止爪の先端部でマルチシートが破損する不具合を招くことなく、葉茎引上げ装置の係止爪による葉茎の掬い上げ及び引き上げをより確実に行えるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕
上記目的を達成するため、本発明のうちの請求項1記載の発明では、畝に作付けられた根菜類を収穫する根菜類収穫機において、収穫する前記根菜類の両脇に位置して、前記畝に掛けられたマルチシートの植付け孔から突出した前記根菜類の葉茎を係止爪の縦回し移動で引き上げる葉茎引上げ装置を装備し、前記係止爪を弾性変形可能な樹脂材で構成するとともに、その先端部は基端部よりも薄い薄肉段部を備えるとともに先端部形状をへら状に形成した。
【0006】
〔作用〕
上記請求項1記載の発明によると、葉茎引上げ装置の係止爪による葉茎の掬い上げ及び引き上げをより確実なものにするために、葉茎引上げ装置を、その葉茎引き上げ始端部となる下端部をマルチシートに更に近づけた状態に配設しても、係止爪の先端部がマルチシートに接触した際には、その先端部においては基端部よりも薄い薄肉段部を備えるとともに先端部形状をへら状に形成してあるので腰折れ現象が容易に発生して先端部の接触端側部分のみが屈曲変形するようになり、係止爪の全体が湾曲変形する場合に比較して、マルチシートに作用する反力が大幅に減少し、その反力によるマルチシートの変形がかなり小さくなることから、係止爪の先端部がマルチシートに引っ掛かる虞を効果的に抑制でき、その引っ掛かりに起因したマルチシートの破損を回避できるようになる。
【0007】
又、係止爪の先端部がマルチシートに接触している状態では、その先端部の接触端側部分のみが屈曲変形することで、マルチシートに接触していない部分は、変形せずに葉茎に対して好適に作用する適正姿勢を維持するようになることから、係止爪の全体が湾曲変形して葉茎に対する姿勢が大きく変化するものに比較して、係止爪による葉茎の掬い上げ及び引き上げを確実かつ良好に行えるようになる。
【0008】
〔効果〕
従って、係止爪の先端部によってマルチシートが破損する不具合を招くことなく、葉茎引上げ装置の係止爪による葉茎の掬い上げ及び引き上げをより確実かつ良好に行えるようになった。
【0009】
〔構成〕
本発明のうちの請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の発明において前記係止爪の先端部に基端部よりも幅の広い幅広部分を形成してある。
【0010】
〔作用〕
上記請求項2記載の発明によると、係止爪の先端部が屈曲変形した際にマルチシートに作用する係止爪の反力が広範囲に分散された状態となって、その反力によるマルチシートの変形がより小さくなることから、係止爪の先端部がマルチシートに引っ掛かる虞をより効果的に抑制でき、その引っ掛かりに起因したマルチシートの破損をより確実に回避できるようになる。
【0011】
〔効果〕
従って、葉茎引上げ装置の係止爪で葉茎を引き上げる際に、その係止爪の先端部でマルチシートが破損する不具合の発生をより確実に回避できるようになった。
【0012】
〔構成〕
本発明のうちの請求項3記載の発明では、上記請求項1又は2記載の発明において、前記係止爪の先端部を、係止爪が起立した葉茎引上げ作用姿勢での先端側から基端側に向かって見た正面視が左右両端よりも中央部が上位となる上向き湾曲形状に形成してある。
【0013】
〔作用〕
上記請求項3記載の発明によると、係止爪の先端部が屈曲変形した際に係止爪における左右の両側縁がマルチシートに引っ掛かる虞を抑制できるようになる。又、係止爪の先端部がマルチシートから離間した際における、係止爪の、その先端部がマルチシートに接触して屈曲した屈曲姿勢から、その先端部が伸び上がった葉茎引上げ作用姿勢への復帰を迅速に行えるとともに、葉茎引上げ作用姿勢での保持が行い易くなり、もって、係止爪による葉茎の掬い上げ及び引き上げをより確実かつ良好に行えるようになる。
【0014】
〔効果〕
従って、係止爪の引っ掛かりに起因したマルチシートの破損をより確実に回避できるとともに、係止爪による葉茎の掬い上げ及び引き上げをより確実かつ良好に行えるようになった。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1〜18には根菜類収穫機の一例である玉ねぎ収穫機をマルチ仕様に仕様変更した構成のものが、又、図19〜26にはその玉ねぎ収穫機を露地仕様に仕様変更した構成のものが示されており、この玉ねぎ収穫機は、基本的には露地で栽培された玉ねぎWを収穫可能な状態にする露地仕様に構成され、その基本構成に部分的な改造を加えることで、マルチシートFで覆われた畝で栽培された玉ねぎWを収穫可能な状態にするマルチ仕様に仕様変更することができるようになっている。
【0016】
先ず、図19〜26に基づいて、基本構成となる露地仕様の玉ねぎ収穫機について説明する。
【0017】
この玉ねぎ収穫機は、3輪走行式でループ状の操縦ハンドル1を備えた走行機体Aの前部に、その走行に伴って、幅広の平畝上で栽培された根菜類の一例である4条の玉ねぎWのうちの進行方向右側2条分の抜き取りなどを行うように構成された収穫機構Bを装備した構造で、一つの畝に対する往復走行で、その平畝上の全ての玉ねぎWを収穫可能な状態に処理するように構成されている。
【0018】
走行機体Aは、畝を跨ぐように配置された左右一対の駆動後輪2と、右側の畝底を移動するように配置された一つの遊転前輪3とを備え、機体後部に搭載したエンジン4からの動力が、変速装置5で変速された後、左右の軸式伝動機構6及びチェーン式伝動機構7を介して左右の駆動後輪2に伝達されるようになっている。左側の軸式伝動機構6は伸縮可能に構成されており、これによって、左側の駆動後輪2の位置を左右に変更することができ、もって、畝幅に応じた後輪トレッドの変更を行えるようになっている。遊転前輪3は、収穫機構Bの対地高さを決めるゲージ輪として機能するように構成されており、収穫機構Bの対地高さは、手元ハンドル8を回転操作して遊転前輪3に対する収穫機構Bの高さ位置を変更することで調節できるようになっている。
【0019】
収穫機構Bには、抜き取りの対象となる2条の玉ねぎWの左右両脇に位置する合計3本の縦回し型の葉茎引上げ装置10、その後方に位置する横回し型の葉茎掻上げ装置11、さらにその後方に位置する挟持引上げ搬送装置12、その始端部近くに位置する土崩し装置13、挟持引上げ搬送装置12の下方に位置する位置揃え装置14、挟持引上げ搬送装置12と位置揃え装置14との間に位置する葉切りカッタ15、位置揃え装置14の後部に位置する姿勢揃え装置16、などが装備されている。
【0020】
各葉茎引上げ装置10は、ケース21の上下に備えたスプロケット間に巻回されて縦回し駆動されるチェーン22に多数の係止爪23を起伏自在に連結し、係止爪23を前方に向けて突出する姿勢で地面近傍から後方斜め上方に向けて移動させることで、玉ねぎWの葉茎Wbを分草して引き上げるように構成されたものであり、2条の玉ねぎWそれぞれの左右両脇で作用するように配備されている。
【0021】
各葉茎引上げ装置10の駆動について説明すると、変速装置5の前部に設けた作業用動力出力部24に、PT0クラッチ25を介して動力伝達が断続されるPTO軸26が横架され、このPTO軸26の左端から前方に向けて延出された前向き伝動軸27の前端に、葉茎引上げ装置駆動用の横向き伝動軸28が横架され、この横向き伝動軸28によって3本の葉茎引上げ装置10が駆動されるようになっている。
【0022】
葉茎掻上げ装置11は、ケース31の上下に備えたプーリ間に巻回されて横回し駆動されるベルト32に多数の係止爪33を連設し、この係止爪33を横側方に向けて突出する姿勢で地面近傍から後方斜め上方に向けて移動させることで、玉ねぎWの葉茎Wbを掻き上げるように構成されたものであり、左右一対のベルト32が、互いの係止爪33が重複するように対向して配備され、葉茎引上げ装置10によって引き上げられた2条の玉ねぎWの葉茎Wbが、両ベルト32の始端部で左右から掻き集められた後、後上方に向けて掻き上げられるようになっている。
【0023】
つまり、葉茎掻上げ装置11は、係止爪33の横回し移動で葉茎Wbを掻上げるものであり、これによって、前後方向に向いている葉茎Wbに対しては係止爪33が大きく交差するようになって確実に係止するようになることから、葉茎引上げ装置10によって葉茎Wbを引き上げることができなかったとしても、その葉茎Wbが葉茎引上げ装置10によって前向きに倒れた姿勢に修正されることで、その葉茎Wbに、葉茎掻上げ装置11による掻き上げ作用を確実に与えることができ、もって、全ての葉茎Wbをもれなく掻き上げることができるようになっている。
【0024】
挟持引上げ搬送装置12は、上下のプーリ間に巻回されて横回し駆動される左右一対の幅広の挟持ベルト34を対向配備して構成されたものであり、葉茎掻上げ装置11によって掻き集められたた2条の玉ねぎWの葉茎Wbを左右の挟持ベルト34で強く挟持して後上方に移動させることで、畝上にある2条の玉ねぎWを引き上げて後上方に向けて吊り下げ搬送するように構成されている。
【0025】
尚、PTO軸26からウオーム減速機構36及びチェーン式伝動機構37を介して伝達された動力で、挟持引上げ搬送装置12における左側の挟持ベルト34が駆動されるとともに、この左側の挟持ベルト34の前端から取り出された動力で葉茎掻上げ装置11における左側のベルト32が駆動され、又、チェーン式伝動機構37の中間に連動連結した伝動軸38を介して伝達された動力で、挟持引上げ搬送装置12における右側の挟持ベルト34が駆動されるとともに、この右側の挟持ベルト34の前端から取り出された動力で葉茎掻上げ装置11における右側のベルト32が駆動されるようになっている。
【0026】
位置揃え装置14は、露地仕様において使用されるものであり、前後のプーリ間に巻回されて横回し駆動される左右一対の案内ベルト47を対向配備して構成され、前後方向に略水平に設置されている。従って、この位置揃え装置14とその上方の挟持引上げ搬送装置12との間隔が、搬送方向後方側ほど大きくなっており、挟持引上げ搬送装置12で葉茎Wbが挟持されて斜め後上方に搬送される玉ねぎWの葉茎Wbを左右の案内ベルト47の間に導入し、挟持引上げ搬送装置12によって上方に引き上げられようとする玉ねぎ本体Waを案内ベルト47の下面で受け止めて、それ以上の上方移動を阻止することで、玉ねぎ本体Waの高さを一定に揃えるように構成されている。尚、この位置揃え装置14における左右の案内ベルト47は、葉茎掻上げ装置11における左右のベルト32の後端から取り出された動力でそれぞれ駆動されるようになっている。
【0027】
挟持引上げ搬送装置12における左右の挟持ベルト34による葉茎挟持力は、圃場からの玉ねぎWの引き上げを行う搬送前端側では強くなり、位置揃え装置14との協働で玉ねぎ本体Waの高さを揃える搬送領域では弱くなるように設定されており、もって、位置揃え装置14によって上方移動が阻止された玉ねぎWの葉茎Wbは挟持引上げ搬送装置12から相対的に下方に引き抜かれるようになっている。
【0028】
葉切りカッター15も、露地仕様において使用されるものであり、PTO軸26から屈伸可能に連設された一対のチェーン式伝動機構48,49の前端部に装備された単一の円盤カッタで構成され、直線スライド案内機構50に沿って上下に位置調節することが可能となっている。従って、前記位置揃え装置14によって玉ねぎ本体Waの高さが揃えられた玉ねぎWの葉茎Wbを切断するとともに、その作用位置を調節することで、玉ねぎ本体Waに切り残される葉茎Wbの長さを調節することができるようになっている。
【0029】
土崩し装置13は、挟持引上げ搬送装置12による玉ねぎWの畝からの引き抜きを容易にするものであり、畝裾近く及び畝の上面から、機体進行方向右側の2条の玉ねぎWの下方にまで入り込むように正面視L字状に屈折された左右一対の土切り崩し体41によって構成されている。各土切り崩し体41は、機体フレーム9の前部に支点a周りに前後揺動可能に枢支されるとともに、その上方の延出端とPTO軸26の右端に備えた偏心クランク部43とがロッド44で連動連結され、偏心クランク部43を介してロッド44が押し引き駆動されて、土切り崩し体41が支点a周りに一定の小ストロークで前後に揺動し、玉ねぎWの下方の土を崩して膨軟化することで、挟持引上げ搬送装置12によって葉茎Wbが挟持されて引上げられる玉ねぎWを無理なく抜き上げることができるようになっている。
【0030】
姿勢揃え装置16は、露地仕様において使用されるものであり、位置揃え装置14の終端側に搬送経路を挟んで配備されたガイドバー51及びガイド板52と、左側の案内ベルト47の終端から取り出した動力で駆動される突起付きベルト53とからなり、葉切りされた後、切り残された葉茎Wbが左右の案内ベルト47によって挟持されて後方に向けて搬送されてきた玉ねぎ本体Waを、ガイドバー51とガイド板52とで回収し易い横向き姿勢に修正して畝上に強制放出するように構成されている。
【0031】
露地仕様の玉ねぎ収穫機は以上のように構成されており、平畝に露地栽培されている4条の玉ねぎWに対して、一行程の前進で進行方向右側の2条の玉ねぎWを引き抜いて所定の長さで葉切り処理し、畝の上に回収し易い横向き姿勢で放置して行くようになっている。
【0032】
尚、葉切りされて畝上に残し置かれた玉ねぎWは、人手又は回収機によって回収されるようになる。
【0033】
次に、図1〜18に基づいてマルチ仕様の玉ねぎ収穫機について説明する。
【0034】
尚、マルチ仕様の玉ねぎ収穫機において、露地仕様の玉ねぎ収穫機と同じ構成の装置や同一部品などに対しては、露地仕様のものと同じ符号を付して説明を省略し、以下、露地仕様の玉ねぎ収穫機のものと相違する構成のものについてのみ説明する。
【0035】
マルチ仕様の玉ねぎ収穫機において、収穫機構Bには、抜き取りの対象となる2条の玉ねぎWの左右両脇に位置する縦回し型の葉茎引上げ装置10のうち、右側の玉ねぎWの右脇に位置する葉茎引上げ装置10として2本の葉茎引上げ装置10が左右に並列装備されており、全体として4本の葉茎引上げ装置10が装備され、それらの葉茎引上げ装置10は横向き伝動軸28によって駆動されている。
【0036】
ところで、マルチシートFで畝を覆う場合には、その畝裾を覆う箇所は当然のことながら、3箇所の玉ねぎ間のうち、左右中央の玉ねぎ間を覆う箇所に土を載せることでマルチシートFの捲れ上がりを防止するようにしており、これによって、玉ねぎ間を覆うシート部分のうち、捲れ防止が施された左右中央の玉ねぎ間を覆う箇所が、捲れ防止が施されていない左右両側の玉ねぎ間を覆う箇所よりも沈み込むようになっている。
【0037】
そこで、各葉茎引上げ装置10のうち、マルチシートFの捲れ防止が施された左右中央の玉ねぎ間を覆う箇所に倒れ込んだ葉茎Wbに作用する第1葉茎引上げ装置10Aは、マルチシートFの捲れ防止が施されていない左右両側の玉ねぎ間を覆う箇所に倒れ込んだ葉茎Wbに作用する第2葉茎引上げ装置10Bよりも、係止爪23の先端が各葉茎引上げ装置10の下端部で描く葉茎引上げ軌跡kが低くなるように構成されている。
【0038】
その結果、マルチシートFにおける左右両側の玉ねぎ間を覆う箇所よりも沈み込む状態となった左右中央の玉ねぎ間を覆う箇所に倒れ込んだ葉茎Wbに対しては、第1葉茎引上げ装置10Aの係止爪23が、その沈み込み箇所からの浮き上がりが回避された好適な状態で作用するようになり、又、マルチシートFにおける左右中央の玉ねぎ間を覆う箇所よりも浮き上がる状態となった左右両側の玉ねぎ間を覆う箇所に倒れ込んだ葉茎Wbに対しては、第2葉茎引上げ装置10Bの係止爪23が、その浮き上がり箇所に突き刺さって葉茎WbとともにマルチシートFを引き上げてしまう不具合の発生が回避された好適な状態で作用するようになっている。
【0039】
一方、各葉茎引上げ装置10のうち、畝肩側部に倒れ込んだ葉茎Wbに作用する第3葉茎引上げ装置10Cは、第1葉茎引上げ装置10Aよりも葉茎引上げ軌跡kが低くなるように構成され、更に、畝裾まで倒れ込んだ葉茎Wbに作用する第4葉茎引上げ装置10Dは、第3葉茎引上げ装置10Cよりも葉茎引上げ軌跡kが更に低くなるように構成されている。
【0040】
その結果、畝肩側部に倒れ込んだ葉茎Wbに対しては、第3葉茎引上げ装置10Cの係止爪23が、畝肩側部からの浮き上がりや、畝肩側部のシート部分に突き刺さって葉茎WbとともにマルチシートFを引き上げてしまう不具合の発生が回避された好適な状態で作用するようになり、又、畝裾まで倒れ込んだ葉茎Wbに対しては、第4葉茎引上げ装置10Dの係止爪23が、畝裾からの浮き上がりが回避された好適な状態で作用するようになっている。
【0041】
尚、第3葉茎引上げ装置10Cは、その前端が第1葉茎引上げ装置10A及び第2葉茎引上げ装置10Bの前端よりも前下方に位置して、第1葉茎引上げ装置10A及び第2葉茎引上げ装置10Bよりも大きく後傾斜する姿勢に設定され、更に、第4葉茎引上げ装置10Dは、その前端が第3葉茎引上げ装置10Cの前端よりも前下方に位置して、第3葉茎引上げ装置10Cよりも更に大きく後傾斜する姿勢に設定されている。
【0042】
各葉茎引上げ装置10の係止爪23は弾性変形可能な軟質の樹脂材で構成され、その先端部23aは、幅広のへら状で、かつ、その葉茎引上げ作用姿勢での正面視が上向き湾曲形状となるように形成されている。その結果、係止爪23の先端部23aがマルチシートFに接触する際には、その先端部23aにおいて腰折れ現象が容易に発生して先端部23aの接触端側部分のみが屈曲変形するようになってマルチシートFに作用する係止爪23の反力が減少するとともに、広範囲に分散された状態になり、その上、係止爪23における左右の両側縁がマルチシートFに引っ掛かる虞を効果的に抑制できるようになることから、係止爪23の引っ掛かりに起因したマルチシートFの破損を招くことなく葉茎Wbを確実かつ良好に掬い上げて引き上げて行くことができるようになっている。
【0043】
畝肩側部に倒れ込んだ葉茎Wbに作用する第3葉茎引上げ装置10Cの係止爪23と、畝裾まで倒れ込んだ葉茎Wbに作用する第4葉茎引上げ装置10Dの係止爪23は、それらの先端部23aが畝の内方に向かう内向き姿勢で、かつ、第4葉茎引上げ装置10Dの係止爪23が、第3葉茎引上げ装置10Cの係止爪23よりもの内方に向かう内向き角が大きくなるように形成されている。その結果、葉茎掻上げ装置11が作用しない畝肩側部や畝裾において進行方向に沿うように倒れ込んでいる葉茎Wbをも確実かつ良好に掬い上げて引き上げて行くことができるようになっている。
【0044】
要するに、以上の構成から、畝の形状に沿って様々な状態で倒れ込んでいる葉茎Wbの掬い上げ及び引き上げを、対応する葉茎引上げ装置10によって、マルチシートFの破損を招くことなく確実かつ良好に行えるようになっており、もって、その葉茎Wbを利用した玉ねぎWの畝からのマルチシートF内での引き上げや葉茎Wbの切断を容易かつ確実に行えるようになっている。
【0045】
挟持引上げ搬送装置12の始端部下方には、挟持引上げ搬送装置12によって挟持搬送され始めた玉ねぎWの葉茎Wbを切断するマルチ用の葉切り装置60が配備されている。このマルチ用の葉切り装置60は、位置揃え装置14を構成する左右の案内ベルト47を巻回した前部プーリ39からチェーン式伝動機構61を介して伝達された動力で左右の円盤状の回転刃62を互いに内向きに回転駆動するように構成されている。
【0046】
各回転刃62の下方には、対応する回転刃62と一体回転するゴム製の掻き込み回転体63がそれぞれ装備されている。各掻き込み回転体63の外周面には大きいピッチで複数(図では6個)の掻込み突起64が突設されており、葉切り装置60に導入されかかった玉ねぎWの葉茎Wbを左右から係止して後方に掻き込むことで、左右の回転刃62の切断部位に送り込むようになっている。ここで、回転刃62は、チェーン式伝動機構61を介した伝動によって増速駆動されており、これに伴って掻き込み回転体63も高速で回転駆動されている。この構成から、掻き込み回転体63の周速度、つまり、掻き込み回転体63による後方への搬送速度は、挟持引上げ搬送装置12及び位置揃え装置14による後方への搬送速度よりも速くなるように設定されている。
【0047】
マルチ用の葉切り装置60は機体に対して簡単に脱着できるように構成されている。その構成について説明すると、回転刃駆動用のチェーン式伝動機構61における左右の伝動ケース70がフレーム板71で一体連結され、このフレーム板71の左右端から後方に延出された連結アーム72の後端屈曲部72aが、機体フレーム9の左右に設けた連結金具73の凹部73aに前方から係止されるとともに、フレーム板71の左右から立ち上げた連結部74が機体フレーム9にボルト連結されるようになっている。又、各伝動ケース70から上方に突出した入力軸75の上端には伝動板76が設けられ、位置揃え装置14における前部プーリ39の下面には、伝動板76に形成した伝動孔77に係合する一対の伝動ピン78が突設され、マルチ用の葉切り装置60を、連結アーム72及び連結部74を介して機体フレーム9に連結することで、前部プーリ39と入力軸75とがピン連動され、かつ、連結部74のボルト連結を解除して、連結アーム72を連結金具73から離脱させることで、マルチ用の葉切り装置60全体を簡単に取り外すことが可能となっている。尚、フレーム板71の左右に把手79を備えることで、マルチ用の葉切り装置60の脱着を容易に行うことができるようになっている。
【0048】
マルチ用の葉切り装置60の下部には、マルチシートFの植付け孔hから抜き上げられた玉ねぎ本体Waが回転刃62で切断されるのを防止するための案内機構80が備えられている。この案内機構80は、左右の回転刃62の切断部位の前方において、遊端が上向きに屈曲された3本のガイド棒81を左右に並列配置して構成されており、挟持引上げ搬送装置12によって葉茎Wbを挟持された玉ねぎWの玉ねぎ本体WaがマルチシートFの植付け孔hから抜き上げられてマルチ用の葉切り装置60の切断部位に近づくと、玉ねぎ本体Waがガイド棒81によって上方に案内されて挟持引上げ搬送装置12の上に乗り上がり、そのまま後上方に搬送されて行くようになっている。尚、ガイド棒81群の左右外側には、葉茎Wbを切断部位に導くガイド棒84が前広がり状に配置固定されている。
【0049】
3本のガイド棒81のうち左右のガイド棒81は、フレーム板71の後部に前後位置調節可能に取り付けられた支持板83から前向き片持ち状に延出されるとともに、中央のガイド棒81は左右のガイド棒81に亘って支持されるとともに、左右のガイド棒81よりも上方にまで延出されている。このように、案内機構80が回転刃62の下方にまで配備されていることで、挟持引上げ搬送装置12によって葉茎Wbを挟持された玉ねぎWがマルチシートFごと引き上げられた場合であっても、ガイド棒81がマルチシートFの上面を受け止めてそれ以上の上昇を阻止することになり、もって、玉ねぎ本体WaやマルチシートFが回転刃62に接触することを回避できるようになっている。尚、支持板83の位置を前後に調節することで、ガイド棒81全体を切断部位に対して前後調節することが可能となっており、もって、圃場条件や玉ねぎWの生育状態などに応じて最適の案内位置を設定して利用することができるようになっている。
【0050】
このように、案内機構80を、上記のように脱着可能に構成したマルチ用の葉切り装置60に装着することで、マルチ用の葉切り装置60と案内機構80とを一体脱着可能なユニットとして取り扱うことができるようになっている。
【0051】
土崩し装置13は、畝に残される玉ねぎ本体Waの周辺の土を切り崩して、後の引上げ回収を容易に行えるようにするものであり、畝裾近くから右側2条の玉ねぎWの下方にまで入り込むよう正面視L字状に屈折された土切り崩し体41と、この土切り崩し体41の直前方位置の若干外側において畝裾近くに突入するシートめくり上げ用の補助具42とからなり、土切り崩し体41は、機体フレーム9の前部に支点a周りに前後揺動可能に枢支されるとともに、その上方の延出端とPTO軸26の右端に備えた偏心クランク部43とがロッド44で連動連結され、偏心クランク部43を介してロッド44が押し引き駆動されて、土切り崩し体41が支点a周りに一定の小ストロークで前後に揺動し、玉ねぎWの下方の土を崩して膨軟化することで、玉ねぎWを無理なく抜き上げることができるようになっている。
【0052】
シートめくり上げ用の補助具42は、支点b周りに前後揺動可能に枢支されるとともに、連係ロッド45を介して土切り崩し体41に連動連結され、土切り崩し体41の前後揺動に同期して前後に揺動駆動されるようになっており、畝裾近くを切り崩しながら前進移動することで、後続の土切り崩し体41の土中への突入抵抗を軽減するとともに、畝に掛けられたマルチシートFの右側の裾を少し押し上げてめくり上げながら前進するようになっている。このように、シートめくり上げ用の補助具42によってマルチシートFの右側の裾を自由にしてめくり上げが容易な状態にしておくことで、後続する土切り崩し体41によるマルチシートFのめくり上げが無理なく円滑に行われるようになる。又、このシートめくり上げ用の補助具42からは、この補助具42ですくい上げたマルチシートFの裾を土切り崩し体41にまで案内して、マルチシートFが土切り崩し体41に引っ掛けられることを回避するシート案内部46が延出されている。
【0053】
このように葉切りを行いながら機体が通過した後は、切り残された短い葉茎WbがマルチシートFの植付け孔hから突出している状態となり、マルチシートFは葉茎Wbに邪魔されることなく簡単にめくり上げることができるようになる。そして、マルチシートFをめくり取ると、畝上には短く葉切りされた玉ねぎ本体Waが浮き上がった状態で並んでおり、これを回収すればよい。
【0054】
マルチ仕様の玉ねぎ収穫機は以上のように構成されており、マルチシートFで覆われた平畝に栽培されている4条の玉ねぎWに対して、一行程の前進で進行方向右側2条の玉ねぎWにおける葉茎Wbの切断と玉ねぎ本体Waの浮き上げとを行い、一往復移動することで一畝4条全ての玉ねぎWにおける葉茎Wbの切断と玉ねぎ本体Waの浮き上げとを完了して回収可能な状態にするのであり、その後、マルチシートFの巻取り除去やめくり上げ除去を行って畝を露出させ、その畝上に葉切りされた状態で残し置かれた玉ねぎWを人手又は回収機で回収して行くのである。
【0055】
ちなみに、第1葉茎引上げ装置10Aの下端部には、マルチシートF上を転動して第1葉茎引上げ装置10Aに対するシート高さの変動を検出する接地転輪55が、揺動アーム56を介して第1葉茎引上げ装置10Aに対して上下変位可能に装備され、揺動アーム56から上方に向けて、上端部が第1葉茎引上げ装置10Aの上部に装備された支持案内具57に挿通されるとともに、その支持案内具57に対する上端部に印された目印58の変位で、各葉茎引上げ装置10の係止爪23がマルチシートFに対する適正高さ位置に位置しているか否かの操縦位置からの目視確認を容易にする標示杆59が延設されており、支持案内具57に対する目印58の変位に基づいて、手元ハンドル8を回転操作して遊転前輪3に対する収穫機構Bの高さ位置を変更することで、各葉茎引上げ装置10の係止爪23をマルチシートFに対する適正高さ位置に容易に位置させることができるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチ仕様の根菜類収穫機の全体側面図
【図2】マルチ仕様の根菜類収穫機の全体平面図
【図3】マルチ仕様の根菜類収穫機の全体正面図
【図4】マルチ仕様の収穫機構の側面図
【図5】マルチ仕様の収穫機構の前部を示す平面図
【図6】マルチ仕様の収穫機構の一部を示す正面図
【図7】 (イ)マルチ仕様の第1及び第2葉茎引上げ装置における係止爪の形状を示す平面図
(ロ)マルチ仕様の第1及び第2葉茎引上げ装置における係止爪の形状を示す中央断面図
【図8】マルチ仕様の第3葉茎引上げ装置における係止爪の形状を示す平面図
【図9】マルチ仕様の第4葉茎引上げ装置における係止爪の形状を示す平面図
【図10】マルチ仕様の各葉茎引上げ装置における係止爪先端部の形状を示す正面図
【図11】マルチ仕様の土崩し装置の側面図
【図12】係止爪のマルチシート接触状態を示す要部の側面図
【図13】マルチ仕様での伝動系統図
【図14】マルチ用の葉切り装置の平面図
【図15】マルチ用の葉切り装置の正面図
【図16】(イ)マルチ用の葉切り装置の取り付け状態を示す側面図(ロ)マルチ用の葉切り装置の取り外し状態を示す側面図
【図17】マルチ用の葉切り装置の伝動構造を示す側面図
【図18】案内機構の機能を示す側面図
【図19】露地仕様の根菜類収穫機の全体側面図
【図20】露地仕様の根菜類収穫機の全体平面図
【図21】露地仕様の根菜類収穫機の全体正面図
【図22】露地仕様の収穫機構の側面図
【図23】露地仕様の収穫機構の前部を示す平面図
【図24】露地仕様の収穫機構の一部を示す正面図
【図25】露地仕様の土崩し装置の側面図
【図26】露地仕様での伝動系統図
【符号の説明】
10 葉茎引上げ装置
23 係止爪
23a 先端部
F マルチシート
W 根菜類
Wb 葉茎
h 植付け孔

Claims (3)

  1. 畝に作付けられた根菜類を収穫する根菜類収穫機であって、
    収穫する前記根菜類の両脇に位置して、前記畝に掛けられたマルチシートの植付け孔から突出した前記根菜類の葉茎を係止爪の縦回し移動で引き上げる葉茎引上げ装置を装備し、前記係止爪を弾性変形可能な樹脂材で構成するとともに、その先端部は基端部よりも薄い薄肉段部を備えるとともに先端部形状をへら状に形成してある根菜類収穫機。
  2. 前記係止爪の先端部に基端部よりも幅の広い幅広部分を形成してある請求項1記載の根菜類収穫機。
  3. 前記係止爪の先端部を、係止爪が起立した葉茎引上げ作用姿勢での先端側から基端側に向かって見た正面視が左右両端よりも中央部が上位となる上向き湾曲形状となるように形成してある請求項1又は2記載の根菜類収穫機。
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