JP3667900B2 - 冷菓およびその包装体と棒状連結冷菓 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外観的な清涼感と食用時における清涼感の両方を与えることが可能な冷菓に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷菓に関して、例えば次のようなものが公知になっている。
【0003】
特公昭58−49145号の「粒状冷菓の製造法」には、粒状に加工された食品を芯材として、その表面に水や果汁を始めとする可食物を冷却しながら被覆加工する製造方法が開示されている。この発明によれば、芯材となる食品と被覆食品とで構成される2層の自由表面形状の冷菓が製造される。
【0004】
特公平3−32号の「凍結冷菓およびその製造法」には、芯材として氷を用い、その表面に食品や食用物の凍結層を被覆させ、更にその外表面を薄い氷の層で被覆した冷菓が開示されている。この冷菓は、即席飲料の材料となるものであり、水を添加することで簡単に冷えた飲料を得ることができる。また、この冷菓の外側の薄い氷の層は、飲料材料の保護と風味飛散防止の役目をなしている。
【0005】
登録実用新案第3000862号の「冷菓子食品の構造」には、内側冷菓子層と外側冷菓子層で構成される冷菓が開示されている。この冷菓は、内側と外側の冷菓はそれぞれ異なり、外側は1層の冷菓部であって、その内側に複数層の内側冷菓部が配置される。また、これら複数の冷菓部を貫くように手で持つためのバーが配置される。外側冷菓部の形状は自由形状で、かつ内側冷菓部と外側冷菓部の境目の形状も自由に設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特公昭58−49145号の製造法によって冷菓を製造する場合、例えば冷菓の大きさを一口大の大きさにしたいようなときは、冷却温度や旋回速度などを細かく調整し、かつ、冷菓の製造状態を常に監視することが必要であり、非常に手間がかかる。また、この製造法によって得られる冷菓は、形状が不揃いであり、中に入れられている粒状食品の位置や向きなども不定であって、希望する外観を持った冷菓を製造することはできない。
【0007】
特公平3−32号の冷菓は、冷却飲料を即席で得るためのものであって、直接食するものではない。
【0008】
登録実用新案第3000862号の冷菓は、いわゆるアイスバーであって、例えばケーキなどの副材料等として用いるものではない。また、この冷菓は、積層状態を表面にて視覚認識できるが、内部までは見ることができない。
【0009】
そして何れにしても従来は、ケーキ、パフェ、ソフトクリームなどといった他の菓子の副材料として使用されることを目的として製造された冷菓は存在していなかった。もしも、副材料として広く利用可能な冷菓があれば、ケーキなどの菓子において味を多様化させてその変化を楽しむことができるようになる。
【0010】
本発明の目的は、所望の形状とすることができ、かつ、外観に優れ、また、そのままでももちろん食べることができ、しかも、ケーキ、パフェ、ソフトクリームなどといった他の冷菓や菓子の副材料として用いることも可能な、新規な冷菓を得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、横断面が略一定形状の柱体からなる第1の冷菓部の周囲を、透明な第2の冷菓部で被覆してなる冷菓であって、透明な筒状の氷の中央空隙部に第1の冷菓部の材料を充填して凍結させることにより製造され、第1の冷菓部の周囲が、第2の冷菓部の外側から目視可能であることを特徴とする、冷菓が提供される。尚、横断面が透明の氷で被覆されるかどうかは自由に選択される。この冷菓において、第1の冷菓部の外周の輪郭と第2の冷菓部の外周の輪郭を略相似形状にすることによって、より一層面白い外観の冷菓が得られるようになる。また、本発明の冷菓は、外側となる第2の冷菓部が透明になっているので、第1の冷菓部を、第2の冷菓部の外側から目視することが可能である。なお、本発明の冷菓においては、冷菓の高さを、冷菓の外周長さの3倍以下とすることが好ましく、また、冷菓の体積は例えば一口大程度の大きさにするのがよい。そして、以上のような本発明の冷菓は、ケーキ、パフェ、ソフトクリームなどといった他の菓子の副材料として好適に使用することが可能である。
【0012】
そして、本発明の冷菓を複数個容器に収納してなる冷菓の包装体を提供する。また、本発明の冷菓を直列に連結した棒状連結冷菓を提供する。この棒状連結冷菓にあっては、側面に一口大の冷菓に分離可能な切断用の切り込みを設けておくことが好ましい。従って本発明でいう柱体とは、上面と下面を有し、その面は平面もしくは凹凸のかみあう形状を有するもので、側面外周部の高さ、形状は自由に設立される。上下面の側面に対する面の対応角度も自由に設定し得る。そして上下面は透明の氷で被覆されてもかまわないが被覆されないものがより良い。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の好ましい実施の形態にかかる冷菓1の斜視図である。
【0014】
この冷菓1は、横断面が略一定形状の柱体からなる第1の冷菓部2の周囲を、透明な第2の冷菓部3で被覆した構成になっている。図1に示した例では、第1の冷菓部2の外周の輪郭は「矢印」形状になっており、第2の冷菓部3の外周の輪郭は「ハート」形状になっている。但し、これら第1の冷菓部2と第2の冷菓部3の外周の輪郭は、任意の形状にすることができる。また、第1の冷菓部2の内側にさらに別の冷菓部を自由に設けること、第1の冷菓部2を分割した異なる配色や、異なる冷菓で構成すること、これらを自由に組み合わせることも本発明に含まれる。
【0015】
第1の冷菓部2は、例えばアイスクリーム、シャーベット、アイスケーキ、かき氷、みぞれ、フローズンヨーグルト、イタリアンジェラートなどの加工冷菓、ゼリー、プリン、ヨーグルトなどに代表されるチルドデザートなどといったものからなる。この第1の冷菓部2をパン、スポンジケーキ、カステラ、ナン、マシュマロ、チョコレート、ココア、生クリーム、チーズ、サワークリーム、ババロア、ムースなどの菓子類、および果肉類などの何れか、もしくはこれらの任意の組合わせによって構成することも可能である。
【0016】
一方、第2の冷菓部3は、主として氷からなるが、甘みや酸味、香味などの要素を含んでいても良い。また、第2の冷菓部3を透明なゼリーなどとしても良い。更に、第2の冷菓部3は、完全な透明でなくても良く、不透明部分が第2の冷菓部3内に局所的に混在していても良く、第2の冷菓部3を透過して第1の冷菓部2を視認することを実用上妨げない程度の半透明状態であっても良い。
【0017】
図2に示した冷菓1は、第1の冷菓部2の外周の輪郭と第2の冷菓部3の外周の輪郭が何れも「矢印」形状になっている。このように、第1の冷菓部2の外周の輪郭と第2の冷菓部3の外周の輪郭を略相似形状に構成しても良い。なお、この例のように第1の冷菓部2と第2の冷菓部3の外周の輪郭を略相似形状にする場合も、その輪郭は任意の形状にすることができるのはもちろんである。例えば、第1の冷菓部2と第2の冷菓部3の外周の輪郭を桜の花びら状とするなどといったことも自由であるし、第1、第2の輪郭形状が異なるものであっても良い。
【0018】
また、これら図1、2で説明した冷菓1の体積は、一口大程度の大きさにするのがよい。一口大の大きさとは、形状によって異なるが、例えば冷菓1の体積が、約0.1cm3程度から約3cm3程度となるのがよい。また、図1に示す冷菓1の高さhが、冷菓1の外径dの3倍以下となるような形状にするのがよい。このような偏平形状にすることによって食べやすく口溶けを良くすることができる。
【0019】
さて、本発明の冷菓1は、外側を被覆している第2の冷菓部3を透過して第1の冷菓部2を視認できるので、意匠的にも優れており、透明であることも相まって食べる者に対して清涼感を与えることができる食物である。しかも、冷菓1の体積が一口大の大きさになっているので、大人から子供まで簡単に食べることができて便利である。
【0020】
そして本発明の冷菓1は、そのまま食して楽しめるばかりでなく、チルドデザートの飾りつけや、デコレーションアイス、パフエ、ケーキ、プリンを始めとする各種菓子類の飾りつけ材料として利用することができる。例えば、パフェやソフトクリーム、ケーキ等といった冷菓などの副材料やトッピング材料として使用しても良い。このように本発明の冷菓1を他の菓子類の飾り付けに用いることによって、菓子の美観や味の多様化を図ることができ、視覚や味覚の変化を楽しむことが可能となる。
【0021】
図3は、本発明の冷菓1を包装した包装体5の一例を示している。この例では、カップ容器6内に冷菓1を複数個収納し、カップ容器6の上方開口部を蓋7によって密閉した構成である。このような包装体5とすれば、蓋7を開ければすぐに簡単に食べることができて便利である。なお、このように本発明の冷菓1は、カップ容器6から少しずつ出しながら直接食することもできるし、また、蓋7を開けてカップ容器6内に飲料やクリームなど他の食品を添加して食することも可能である。この例のようにカップ容器6内に冷菓1を複数個収納する場合、冷菓1の大きさは、食する対象者の年齢にあわせたり、利用する対象食品にあわせて変えることができるように、カップ容器6内に異なる大きさや形状の冷菓1を混ぜて収納しても良い。
【0022】
図4は、本発明の冷菓1を直列に連結して構成した棒状連結冷菓10を示している。棒状連結冷菓10の側面には、一口大の冷菓1に簡単に分離できるように、切断用の切り込み11が、所定の間隔をもって平行に設けられている。このような棒状連結冷菓10を構成すれば、切り込み11の箇所で簡単に折ることによって、一口大の食べやすい大きさの冷菓1を得ることができるので、便利である。
【0023】
この図4に示したような棒状連結冷菓10を製造する場合は、第1の冷菓部2を連続させた棒形状の芯部12の周囲に、第2の冷菓部3を連続させた中空棒形状の筒部13を被覆することによって、冷菓1を一つずつ製造する場合に比べて、著しく作業が容易となる。この場合、例えば先に水等を凍結させて中空棒形状の筒部13を形成し、その後に筒部13の内側に第1の冷菓部2の材料を充填して、凍結させる方法などが考えられる。このように中空棒形状の筒部13を先に形成させる場合、通常の棒状アイスの製造に用いられているモールド法によって水を静止させた状態で冷却しただけでは透明な氷は得難く、第2の冷菓部3の透明度が低下してしまう。透明な筒部13を得るための公知の方法としては、型に清水を入れた後、空気を圧入しながら均一に冷却し、水中の不純物や溶存空気の微小気泡を中心部に集めるようにしながら外側から透明な氷晶を成長させ、ある程度氷が厚くなった時点で未凍結の状態で残されている中心部分の水を共に取り除き、その部分に新しい清水を充填し直して引き続き冷却を行う方法がある。また、大きな氷塊の透明部分のみを所望の筒形状に削り出して筒部13を得ることも考えられる。このように、透明な中空棒形状の筒部13を形成し、その後に筒部13の内側に第1の冷菓部2の材料を充填して、凍結させることによって、図4に示したような棒状連結冷菓10を製造することが可能となる。この時、底部が氷で被覆された状態になる製法の場合があり、その場合は底部を一定長除去された方が良い。
【0024】
その他、透明な中空棒形状の筒部13を形成する新規な方法として、次のような方法がある。
【0025】
(1)極低温(−80℃以下)の鉛直平板に霧状の水を噴霧して氷片を製造し、その氷片を極低温下で粉砕して得られる直径1mm以下の氷粉、もしくは真空下(0.0001気圧以下)で極低温(−80℃以下)の鉛直平板表面に昇華によって成長させた立方晶系の氷晶を極低温下で粉砕して得られる直径1mm以下の氷粉を加圧圧縮成形して、溶けにくくかつ極めて透明度の高い成形済の氷を得る方法。
【0026】
(2)純水を−6℃程度迄過冷却させた後、振動もしくは植氷によって氷晶スラリー(液体の水と直径0.1mm以下の極く微細な氷結晶の混合物)を得る。次いで、遠心分離法等を用いて、0℃の雰囲気で微細氷結晶を分離し、所望の型に充填し、−10℃〜0℃の状態に維持したままで微細氷結晶が熱力学的により安定なより大きな氷結晶に自発的に変化するのを待って、極めて透明度の高い成形済の氷を得る方法。
【0027】
【実施例】
次に、実施例によって本発明にかかる冷菓を説明する。
【0028】
(実施例1)
予め洗浄、殺菌、冷却したステンレス製の平板(0℃)の水平方向に複数個配置された内径16mm、深さ20mmの円筒状の空隙(上面開放、底面多穴膜)に予め殺菌、冷却した清水(5℃)を充填し、底面多穴膜より清浄空気を微細気泡状に加圧注入しながら空隙内側面温度を−10℃に冷却することによって、空隙内側面から中心部に向かって透明な氷晶を成長させた。氷晶の厚さが約2.5mmに達した時点で、清浄空気の供給を停止し、中心部分の未凍結水を定量ポンプを用いて取り除き、ステンレス製の平板全体を20℃の水で均等に昇温させながら、同時に水平方向に振動させ、表面部を約0.5mm融解させた後、真空吸着板を利用して円筒状の氷を取り出した。次いで、取り出されたこの円筒氷の全体の温度が−10℃になる迄、速やかに加冷し、固化処理すると共に円筒氷どうしのブロッキング現象を防止した。その後、常法で製造した果汁シャーベット(−5℃)を円筒氷の中央空隙部に定量充填し、充填完了後、直ちに−20℃まで急速冷却した。最後に、−20℃の温度を維持したままで、紙製のカップ容器に充填、シールした。こうして、透明な外観を有する氷で外層を形成し、その内部が果汁シャーベットで構成された一口大の冷菓を得た。
【0029】
この冷菓を家庭用冷凍庫から出した状態(品温約−10℃)で食した所、口の中で円筒氷部分が適度に砕け、融解点温度の高い(0℃)小さな氷塊と、融解点温度が相対的に低いために直ちに融解した果汁シャーベットの混合物となり、適度な甘さと氷の直接的な、しかし過度ではない冷たさが相まって、清涼感に富む冷菓となった。
【0030】
(実施例2)
予め洗浄、殺菌、冷却したステンレス製の平板(0℃)の水平方向に複数個配置された内径16mm、深さ20mmの円筒状の空隙(上面開放、底面多穴膜)に予め殺菌、冷却した清水(5℃)を充填し、底面多穴膜より清浄空気を微細気泡状に加圧注入しながら空隙内側面温度を−10℃に冷却することによって、空隙内側面から中心部に向かって透明な氷晶を成長させた。氷晶の厚さが約2.5mmに達した時点で、清浄空気の供給を停止し、中心部分の未凍結水を定量ポンプを用いて取り除いた。次いで、取り除いた未凍結水と同量の生鮮オレンジ果汁(5℃)を充填し、透明氷の内側に厚さ約2mmの不透明の凍結果汁混晶層を成長させ中心部分の未凍結果汁を取り除いた。その後、ステンレス製の平板全体を20℃の水で均等に昇温させながら、同時に水平方向に振動させ、透明氷の表面部を約0.5mm融解させた後、真空吸着板を利用して円筒状の氷を取り出した。取り出されたこの円筒氷の全体の温度が−10℃になる迄、速やかに加冷し、固化処理すると共に円筒氷どうしのブロッキング現象を防止した。その後、常法で製造した、ソフトクリーム状態のアイスミックス(−5℃)を円筒氷中央の残りの空隙部に充填し、充填完了後、直ちに−20℃まで急速冷却した。最後に、−20℃の温度を維持したままで、紙製のカップ容器に充填、シールした。こうして、透明な外観を有する氷で外層を形成し、その内部が果汁氷とアイスクリームの二層で構成された一口大の冷菓を得た。
【0031】
この冷菓を家庭用冷凍庫から出した状態(品温約−10℃)で食した所、口の中で円筒氷部分が適度に砕け、融解点温度の高い(0℃)小さな氷塊と天然の果汁風味のやや柔らかい氷塊と融解点温度が相対的に低いために直ちに融解したアイスクリームとの混合物となり、2種類の氷塊の直接的な、しかし過度ではない冷たさが相まって、清涼感と適度な甘さと昔懐かしいフルーツ牛乳の風味に富む冷菓となった。
【0032】
(実施例3)
糖度15°の蔗糖水溶液(5℃)を低温でも自由に変形可能な公知素材でできた平板(−20℃)上に約2mm厚に延ばし、急速凍結した後、平板を変形させて凍結加糖氷を剥離、破砕し、透明度が高く、かつブロッキングの生じ難い氷片を製造した。なお低温で自由に変形可能な公知素材として食用ゲル化物、ゴム、アルミ箔、キャタピラ状構造物合成樹脂などがあげられる。次いで、実施例1および2の冷菓と、当該氷片をそれぞれ等量混合し、−20℃まで急速冷却した。最後に、この混合物を−20℃の温度を維持したままで、紙製のカップ容器に充填、シールした。こうして、透明な外観を有する氷で外層を形成し、その内部がシャーベットもしくは果汁氷とアイスクリームの二層で構成された一口大の冷菓と適度の甘味度の氷片で構成される冷菓を得た。
【0033】
この冷菓を家庭用冷凍庫から出した状態(品温約−10℃)で食した所、従来のかき氷の触感と清涼感に加えて、果汁シャーベットそのものおよびフルーツ牛乳の風味とが同時に味わえる新規な冷菓となった。
【0034】
【発明の効果】
本発明の冷菓は、外側を被覆している第2の冷菓部が透明な外観を有する氷であり、内側となる第1の冷菓部が透けて見える新規な外観の冷菓であるばかりでなく、これを食した時、氷の層が適度に砕けた状態で内側の冷菓部を同時に食することができるため、清涼感のある新規な食感および風味を味わうことができる。
【0035】
また本発明の冷菓は、直接食用に供する冷菓としての使い方のほか、ケーキなどの他の各種食品の飾りつけやトッピング材料として使用でき、また、飲料添加などによって新規な食べ方に利用することもできる。更に、第1の冷菓部を、例えばヨーグルトやチーズ、生クリームなどとすれば、本発明の冷菓を料理などの素材として使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる冷菓の斜視図である。
【図2】本発明の他の実施の形態にかかる冷菓の斜視図である。
【図3】本発明の冷菓を包装した包装体の一例を示す斜視図である。
【図4】本発明の冷菓を直列に連結して構成した棒状連結冷菓を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 冷菓
2 第1の冷菓部
3 第2の冷菓部
Claims (5)
- 横断面が略一定形状の柱体からなる第1の冷菓部の周囲を、透明な第2の冷菓部で被覆してなる冷菓であって、
透明な筒状の氷の中央空隙部に第1の冷菓部の材料を充填して凍結させることにより製造され、
第1の冷菓部の周囲が、第2の冷菓部の外側から目視可能であることを特徴とする、冷菓。 - ケーキ、パフェ、ソフトクリームなどといった他の菓子の副材料として使用される請求項1に記載の冷菓。
- 請求項1の冷菓を複数個容器に収納してなる冷菓の包装体。
- 請求項1の冷菓を直列に連結した棒状連結冷菓。
- 側面に、一口大の冷菓に分離可能な切断用の切り込みが設けられている請求項4に記載の棒状連結冷菓。
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JP28145896A JP3667900B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 冷菓およびその包装体と棒状連結冷菓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28145896A JP3667900B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 冷菓およびその包装体と棒状連結冷菓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10108625A JPH10108625A (ja) | 1998-04-28 |
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ID=17639468
Family Applications (1)
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JP28145896A Expired - Lifetime JP3667900B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 冷菓およびその包装体と棒状連結冷菓 |
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JP (1) | JP3667900B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP28145896A patent/JP3667900B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH10108625A (ja) | 1998-04-28 |
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