JP3665277B2 - 端子圧着装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は端子圧着装置に関し、特に、端子を電線に圧着すると共に端子の接触部を折り曲げる端子圧着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
実開平6−2593号公報には、端子の圧着とキャリアの折り曲げとを同時に行う端子圧着装置が、「サイドフィードアプリケーターのチップ折り曲げ機構」として開示されている。この折り曲げ機構は、端子に向けて往復動するように移動するシャンクに、端子を圧着するためのクリンパと、キャリアを折り曲げるための曲げパンチを取り付けた構造を有する。曲げパンチはクリンパと同じ方向に向けて固定されている。他方、端子を載置したアンビルには、このアンビルに近接してカッターホルダーが配置されている。端子の圧着時には、曲げパンチがキャリアを下方に直線的に押圧して、キャリアに摺接しながらカッターホルダーの側面に向けて折り曲げると同時に切断するようになっている。
【0003】
この従来技術においては、キャリアを廃材として処理しやすくするために、このような加工がなされている。他方、端子の場合においても、圧着と共に端子自体の折り曲げ加工が必要になる場合がある。それは、端子の用途により、端子の長手方向と直交する方向に折り曲げられた接触部を必要とするからである。そして、この場合、端子は、接触部が折り曲げられた形状でキャリアに形成することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来技術においては、キャリアは、下方に直線的に移動する曲げパンチがキャリア上を摺接しながら、曲げパンチによりカッターホルダーに押しつけられるように曲げられるので、キャリアに曲げパンチによる傷(擦過痕)が付いてしまう。また、カッターホルダの側面は、アンビルの上面と略直角になっているので、曲げパンチによりキャリアは略直角に折り曲げられるが、曲げパンチとの係合が解除されると、スプリングバックによって曲げ角度は90°より小さくなってしまう。
【0005】
このような工法は、端子を折り曲げるときには、端子表面に傷が付くことになり、また、直角曲げが必要なときに、所望の角度が得られないといった問題が生じる。
【0006】
さらに、端子を予め折り曲げてキャリアに形成する方法は、キャリアがかさばり、取扱いがしにくいという問題が生じる。即ち、端子が多数形成されたキャリアは、芯部材にループ状に巻き付けて保管され、輸送され、使用に供されるが、折り曲げられてL字状になった端子は、キャリアをループ状に巻回したときに、かさばってしまう。また、取り扱い時に他の部材に引っ掛かりやすい、或いは端子同士が絡まりやすいといった取り扱い上の問題が生じる。
【0007】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、端子の接触部の折り曲げ加工時に傷が付きにくく、接触部の直角曲げが可能となる端子圧着装置を提供することを目的とする。
【0008】
他の目的は、接触部の曲げ角度を変更することができる端子圧着装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の端子圧着装置は、端子を載置する上面を有するアンビルと、アンビルが固定されるベースと、アンビルに向けて往復動するように駆動されるラムと、ラムに取り付けられたクリンパとを備え、接触部および圧着部を有する圧着端子をクリンパおよびアンビルにより圧着部で電線に圧着する端子圧着装置において、ベースに、アンビルの側方に配置された支持部材が設けられ、この支持部材に、端子の接触部の上方からアンビルの側面に向けて回動可能な曲げ部材が枢着され、ラムには、曲げ部材の直上に位置合わせする押圧部材が設けられ、ラムの降下にともなって降下した押圧部材が曲げ部材を押圧して曲げ部材を回動させることにより、接触部を曲げ部材によりアンビルの側面に向けて折り曲げることを特徴とするものである。
【0010】
また、アンビルの上面と側面とのなす角度を鋭角に形成されたものとすることができる。
【0011】
前述の押圧部材は、この押圧部材の上下位置を調節する調節機構を有してもよい。
【0012】
【発明の効果】
本発明の端子圧着装置は、端子圧着装置のベースに、アンビルの側方に配置された支持部材が設けられ、この支持部材に、端子の接触部の上方からアンビルの側面に向けて回動可能な曲げ部材が枢着されている。他方、ラムには、曲げ部材の直上に位置合わせする押圧部材が設けられており、ラムの降下にともなって降下した押圧部材が曲げ部材を押圧して曲げ部材を回動させることにより、接触部を曲げ部材によりアンビルの側面に向けて折り曲げるよう構成されている。
【0013】
したがって、端子の接触部は、他の部材に摺接することなく曲げ部材により曲げ方向に回動しながら押圧されて折り曲げられるので、接触部に傷が付きにくくなる。
【0014】
また、アンビルの上面と側面とのなす角度が鋭角に形成されている場合には、接触部を90°を越えて折り曲げることができるので、スプリングバックにより僅かな戻りが生じても直角曲げが可能になる。
【0015】
さらに、前述の押圧部材が、この押圧部材の上下位置を調節する調節機構を有する場合には、曲げ角度が90°より大きく、或いは小さくなるように、接触部の曲げ角度を任意に変更することができる。
【0016】
また、本発明の端子圧着装置は、電線を端子に圧着するときに、接触部を折り曲げるように構成されているので、圧着加工前の端子を保持したキャリアを巻回して、保管、輸送等する場合に、嵩張ることもなく、扱いにくくなることもない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の端子圧着装置(以下、単に圧着装置という)の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の圧着装置1の正面図、図2は、図1の圧着装置の側面図を夫々示す。図1、図2に示すように、圧着装置1は、平板状のベース2と、このベース2に固定された、端子20を載置するアンビル4と、キャリア5に保持された端子20を載置する案内部6を有する。べース2にはさらに、アンビル4より高さの高いハウジング8が取り付けられている。このハウジング8には、アンビル4に対して往復動するように駆動されるラム10が、アンビル4の上方に設けられている。
【0018】
ラム10には、ワイヤクリンパ12と、インシュレーションクリンパ(絶縁体クリンパ)13が、アンビル2に向けて突設されている。これらのワイヤクリンパ12およびインシュレーションクリンパ13を、以下、単に、クリンパ12,13という。両クリンパ12、13の間には、ワイヤディプレッサ(以下、単にディプレッサという)30が配置されている。なお、アンビル4、クリンパ12、13、ディプレッサ30により、端子20を圧着する圧着作業部28が構成される。ハウジング8には、キャリア5に保持された端子20を移送する端子フィーダ14が取り付けられている。端子フィーダ14はL字状のアーム16を有し、このアーム16の先端の爪16aで、案内部6上の端子20を所定ピッチでアンビル4の方に移動させるようになっている。端子フィーダ14についての詳細な説明は省略する。
【0019】
アンビル4に隣接して、下部キャリアカッタ(以下、単にカッタという)32が、ベース2にねじ(図示せず)により取り付けられている。また、このカッタ32に対応して、ラム10には上部キャリアカッタ(以下、単にカッタという)34が設けられており、これらのカッタ32、34の協働作用により、端子20の圧着時に端子20がキャリア5から切り離される。
【0020】
キャリア5に所定ピッチで一体に保持された端子20は、案内部6上を移送されて、アンビル4に載置される。この端子20には電線60が供給されてクリンパ12、13により圧着されるが、その詳細は後述する。
【0021】
また、ベース2にはアンビル4の近傍即ち側部に、支持部材22が突設されている。支持部材22は、図2において、全体として略逆C字状を呈しており、平板状の矩形の台座36と、この台座36から上方に延びる支柱38と、この支柱38の上端から二股に分かれてアンビル4の方に延びる支持アーム40、40を有する。これらの支持アーム40、40間には、端子20の接触部を折り曲げる曲げ部材24が、支軸26の回りに回動するように枢着されている。曲げ部材24には、ねじ42が形成されており、支持部材22の上端に形成されたねじ44との間に引っ張りコイルばね(以下、単にばねという)46が、装着されている。これによって、曲げ部材24は、通常は、図2において、支軸26の回りに反時計方向に付勢された状態で支持アーム40、40内に保持されている。
【0022】
なお、ラム10の上部には、ラム10のストローク(行程)の長さを調節する公知の圧着高さ調節部(以下、調節部という)48が、取り付けられている。この調節部48の上部には、フランジ52を有する連結部50が突設されている。この連結部50は、ラム10に連結されており、且つ、図示しない動力源により駆動される部材(図示せず)と連結して、ラム10が上下方向に往復するよう駆動される。
【0023】
次に、端子の圧着作業部28について、図3、図4を参照してさらに詳細に説明する。図3は、圧着装置1の圧着作業部28を拡大して示す部分拡大側面図であり、ラム10が上死点にある時の状態を示す。図4は、図3の圧着装置1の部分拡大正面図を示す。端子20は、平板状の本体56の後部に圧着部54を有し、前部に接触部58を有している。圧着部54は、インシュレーションバレル(絶縁体バレル)54aと、僅かに前方に離隔したワイヤバレル(導体バレル)54bを有する。本体56には、ワイヤバレル54bの僅かに前方に、ランス62が上側に切り起こされている。なお、ワイヤバレル54bおよびインシュレーションバレル54aは、電線60のそれぞれ心線60b、外被60a上に圧着されるようになっている。この圧着時の態様については後述する。
【0024】
今、端子20は、本体56がアンビル4の上面68上に載置された状態になっている。アンビル4は、ベース2の下面66から挿入されたねじ64により固定されている。アンビル4の上面68は、インシュレーションバレル54aとワイヤバレル54bにそれぞれ対応するよう段差が形成されている。また上面68とアンビル4の側面69とのなす角度θが90°より小さい、即ち鋭角であることが重要である。この理由については後述する。
【0025】
次に、支持部材22の支持アーム40、40に保持された曲げ部材24について、図5を合わせて参照して説明する。図5は、曲げ部材単体を示し、図5(A)は正面図、図5(B)は側面図をそれぞれ示す。曲げ部材24は、少なくとも端子20の接触部58の幅、即ち図3における紙面と垂直方向の寸法、より大きい厚さTを有する平板状の部材であり、外形形状は略三角形を呈している。曲げ部材24のアンビル4側の端部には、前述の支軸26が貫通する孔70が穿設されている。
【0026】
図4に最もよく示すように、支軸26は、支持アーム40、40の両側に突出し、両端部にCリング25(一側のみ示す)が被冠されて抜け止めとなっている。他側には、ねじ42が螺入するねじ孔72が形成されている。ねじ42には、緩み防止のためのナット43が締め付けられている。孔70からねじ孔72側にかけて、上方に傾斜するテーパ74が形成されている。このテーパ74の作用については後述する。
【0027】
また、曲げ部材24の底面76には、厚み方向の略中央に、一端から他側に延びる逃げ溝78が形成されている。この逃げ溝78は、端子20のランス62を受容する幅tを有し、曲げ部材24が接触部58を押圧するとき、ランス62が曲げ部材24と干渉しないようにするためのものである。図3、図4に最もよく示されているように、アンビル4上に載置された端子20は、曲げ部材24の底面76が端子20の接触部58の直上に位置し、且つ、曲げ部材24と整列している。支持アーム40の先端には、長方形のプレート102が、ねじ104により固定されている。このプレート102の下端102aは、端子20の本体56の直上に位置している。これによって、電線60をその軸線方向に端子20に移送したときに、電線60の心線60bの先端がプレート102に当接して、それ以上に電線60が挿入されるのが防止される。また、端子20に電線60を圧着した後、端子20がクリンパ12、13に食いついて上昇したとき、端子20がプレート102の下端102aに当接することによって、端子20をクリンパ12、13から引き離すことができる。このように、プレート102は、端子ストリッパとしての機能をも有する。
【0028】
次に再び図3および図4を参照して、押圧部材80について説明する。ラム10の下面82のクリンパ12側に垂下部84が形成されている。この垂下部84は、クリンパ12を安定的に支持するようにクリンパ12と接触している。この垂下部84には、スペーサ86を介してL字状のブラケット88が、ねじ90により固定されている。ブラケット88の下端のタブ92には、雌ねじ95が形成され、頭部94を有する雄ねじ96が、この雌ねじ95に螺入されて取り付けられている。雄ねじ96には、さらにナット98が係合されると共にタブ92に締め付けられて、雄ねじ96が緩むのを阻止している。図3および図4から、この雄ねじ96が、前述の曲げ部材24のテーパ74に位置合わせしていることが判る。押圧部材80は、ナット98を緩めて、雄ねじ96をタブ92に対して回動して上下させることにより、頭部94の位置を上下方向に調節することができる。調節後は、再びナット98を締め付けて雄ねじ96をタブ92に固定する。これらナット98、タブ92、雄ねじ96を総括して調節機構99という。
【0029】
図4に最もよく示されるように、クリンパ12には、ワイヤバレル54bに対応して、ラム10が下死点に達したときにワイヤバレル54bを圧着できるように略U字状の切欠き100が形成されている。同様に、インシュレーションバレル54aに対応して、クリンパ13(図4では省略されている)にも切欠きが形成されている。また、クリンパ12、13の間に配置されたディプレッサ30にも同様な切欠き101が形成されている。このディプレッサ30の切欠き101が、クリンパ12、13による圧着に先立って、インシュレーションバレル54aとワイヤバレル54bの間に挿入されるように構成されている。
【0030】
これによって、クリンパ12、13が端子20に接触する前に、電線60の外被60aに接触して外被60aを押さえると共に、端子20がその長手方向、即ち電線60の軸線方向に位置ずれするのを阻止する。なお、ディプレッサ30の切欠き101は、切欠き100より短いが、ディプレッサ30は、従来の手法と同様に、図示しないばねにより下方にばね付勢されているので、クリンパ12、13が降下する間、このばねが圧縮されて、端子20上に留まることができる。
【0031】
次に、ラム10を少し降下した状態について、図6および図7を参照して説明する。なお、図6,図7においてクリンパ13は省略されている。図6は、押圧部材80が曲げ部材24に当接したときの、図3と同様な圧着装置1の側面図であり、図7は、図6の圧着装置1の正面図である。雄ねじ96の頭部94は、曲げ部材24のテーパ74に当接して、曲げ部材24をばね46に抗して時計回りに回動し始めたところが示されている。この時、曲げ部材24の底面76は、端子20の接触部58を下方に押圧し始めている。また、クリンパ12およびディプレッサ30は、それらの切欠き100、101内に端子20を収容し始めている。しかし、この位置では、図7から判るように、圧着バレル(圧着部)54は、切欠き100内に進入したところであり、まだ圧着されていない。
【0032】
次に図8および図9を参照してさらに、ラム10の降下が進んだ状態について説明する。図8は、曲げ部材24が、回動してその底面76が端子20の接触部58を折り曲げつつある状態を示す、図3および図6と同様の側面図である。また、図9は、図8の圧着装置1の、図4および図7と同様の正面図である。この過程では、図9に示すように、クリンパ12の切欠き100は、狭幅になっているので、圧着バレル54は、僅かに内側に撓められる。
【0033】
次に、ラム10が、さらに降下して下死点になったときの状態について、図10および図11を参照して説明する。図10は、ラム10が下死点にあるときの、図8と同様の側面図、図11は、図10の圧着装置1の、図9と同様の正面図である。ラム10が、下死点にあるとき、曲げ部材24は最も回動された位置になる。即ち、曲げ部材24の底面76と、端子20の接触部58が略全面で接触して、接触部58をアンビル4の側面69の方に90°以上折り曲げている。側面69と上面68とのなす角度θが鋭角に形成されているのは、このように接触部58が90°以上に折り曲げ可能とするためである。このとき圧着バレル54は、図11に示されるように切欠き100内で完全に圧着される。
【0034】
ラム10がこの下死点位置から上昇すると、曲げ部材24は、接触部58から離れて反時計回りに回動しながら上昇する。接触部58は、90°以上折り曲げられた状態から、スプリングバックにより僅かに変形が戻って、略90°に折り曲げられた状態となる。これにより、端子20を電線60に圧着すると共に、接触部58を90°に折り曲げ形成することが可能になる。この折り曲げ角度は、前述の調節機構99を調整することにより、90°以上、或いは90°未満とすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端子圧着装置の正面図
【図2】図1の端子圧着装置の側面図
【図3】端子圧着装置の圧着作業部を拡大して示す部分拡大側面図であり、ラムが上死点にある時の状態を示す。
【図4】図3の端子圧着装置の部分拡大正面図
【図5】曲げ部材単体を示し、(A)は正面図、(B)は側面図をそれぞれ示す。
【図6】図3と同様な端子圧着装置の側面図であり、押圧部材が曲げ部材に当接した状態を示す。
【図7】図6の端子圧着装置の正面図
【図8】図3および図6と同様の側面図であり、曲げ部材が、回動してその底面が端子の接触部を折り曲げつつある状態を示す。
【図9】図8の端子圧着装置の、図4および図7と同様の正面図
【図10】ラムが下死点にあるときの、図8と同様の側面図
【図11】図10の端子圧着装置の、図9と同様の正面図
【符号の説明】
1 端子圧着装置
2 ベース
4 アンビル
8 ハウジング
10 ラム
12 ワイヤクリンパ
13 インシュレーションクリンパ
20 圧着端子
22 支持部材
24 曲げ部材
54 圧着部
58 接触部
60 電線
68 上面
69 側面
80 押圧部材
99 調節機構
Claims (3)
- 端子を載置する上面を有するアンビルと、該アンビルが固定されるベースと、前記アンビルに向けて往復動するように駆動されるラムと、該ラムに取り付けられたクリンパとを備え、接触部および圧着部を有する圧着端子を前記クリンパおよび前記アンビルにより前記圧着部で電線に圧着する端子圧着装置において、
前記ベースに、前記アンビルの側方に配置された支持部材が設けられ、該支持部材に、前記端子の前記接触部の上方から前記アンビルの側面に向けて回動可能な曲げ部材が枢着され、
前記ラムには、前記曲げ部材の直上に位置合わせする押圧部材が設けられ、
前記ラムの降下にともなって降下した前記押圧部材が前記曲げ部材を押圧して該曲げ部材を回動させることにより、前記接触部を前記曲げ部材により前記アンビルの前記側面に向けて折り曲げることを特徴とする端子圧着装置。 - 前記アンビルの前記上面と前記側面とのなす角度が鋭角に形成されていることを特徴とする請求項1記載の端子圧着装置。
- 前記押圧部材が、該押圧部材の上下位置を調節する調節機構を有することを特徴とする請求項1または2記載の端子圧着装置。
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