JP3664246B2 - 油性ファンデーション - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油性ファンデーションに関し、さらに詳しくは皮膚の表面の凹凸補正効果および毛穴隠し効果についての改善を図った油性ファンデーションに係わるものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来のメーキャップ化粧料においては、肌の凹凸を隠すために隠蔽力の高い粉末を使用して毛穴等を隠してきた。しかしながらこのようなファンデーションは隠蔽力に頼っているため、本来人間の肌に備わっている透明感等の長所は失われてしまう。このため、最近は隠蔽力よりもむしろ素肌感や透明感に対する要望が多くなっており、素肌の特長を生かしながら欠点のみを補正する素肌感覚のメーキャップ化粧料が求められている。
【0003】
これらの要望に対し、例えば酸化チタンの粒径を調整したり、顔料、球状粉末の配合量を調整したりすることにより素肌感、透明感を保ちながら毛穴やくすみ等の欠点を補正するようにした油性ファンデーションが開発され、例えば粒径0.2μm程度の酸化チタン粉末を配合したものが製品化されている。
酸化チタンは光屈折率が2.5〜2.7程度と高く、また隠蔽力が高いことから、皮膚の毛穴を隠すために効果的である。
【0004】
しかしながら、上述したような従来の油性ファンデーションは、皮膚に塗布した際に毛穴等のカバー力に優れているものの、皮膚の光屈折率が1.57程度と酸化チタンの光屈折率と数値的な差が大きいため、自然な仕上がり感が得られないという欠点があった。
さらに、酸化チタンは凝集性が強いため分散性が低く、皮膚に塗布した際の均一な仕上りが得られないという問題があり、肌の欠点をカバーしつつ、しかも全体として素肌に極めて近い自然な仕上がり感を有する粉体成分の開発が要望されていた。
【0005】
本発明者等は、上述した問題点に鑑みて、従来の油性ファンデーションの欠点を解決して皮膚の凹凸、特に毛穴を隠し、かつ素肌に近い自然な仕上がり感が得られる油性ファンデーションを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は特定の粉末を特定の量比で用いることにより、1品使用でありながら従来にない毛穴隠し効果に優れたファンデーションが得られることを見出し、本発明に至った。
即ち本発明は、(1)粒径1〜12μmで平均粒径5〜6μmの板状粉末と、(2)粒径4〜10μmの球状粉末とが配合されてなり、前記板状粉末と前記球状粉末の配合割合が質量比で(1):(2)=1:1〜1:4であり、前記球状粉末の配合量が7〜11質量%であることを特徴とする油性ファンデーションである。
【0007】
本発明の油性ファンデーションによれば、板状粉末の板径と球状粉末の粒径、およびこれらの配合比と球状粉末の配合量を数値的に特定し、さらには球状粉末の光屈折率を特定したことにより、皮膚の凹凸、特に毛穴を隠しつつ、素肌に近い自然な仕上がり感が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の油性ファンデーションについて、以下に詳細に説明する。
本発明の油性ファンデーションは、(1)粒径1〜12μmで平均粒径5〜6μmの板状粉末を含有する。この板状粉末のアスペクト比は25程度が好ましい。ここでアスペクト比とは、粉末の長径/短径を指す。また平均粒径は体積平均粒子径より求めたもので、粒度分布において、範囲内に全粒子の70質量%以上が含まれることを意味する。
かかる板状粉末としては、例えばマイカ、タルク、カオリン、合成マイカ、合成タルク等が挙げられる。
(1)粒径1〜12μmで平均粒径5〜6μmの板状粉末の配合量は2〜11質量%が好ましい。
【0009】
また、本発明の油性ファンデーションに用いられる(2)粒径4〜10μmの球状粉末としては、例えばアクリル系高分子、ナイロン粉末、スチレン系高分子、シリコーンおよびその共重合体等が挙げられ、特にナイロン粉末が好ましい。
また、油性ファンデーションの毛穴隠し効果を高め、かつ自然な仕上がり感を得るために、球状粉末の光屈折率は、1.45〜1.65が好ましい。
(2)粒径4〜10μmの球状粉末の配合量は7〜11質量%であり、特に8〜10質量%が好ましい。
【0010】
本発明の油性ファンデーションにおいては、上記板状粉末と上記球状粉末とが、質量比で板状粉末:球状粉末=1:1〜1:4、好ましくは1:3〜1:4の割合で配合されていることが好ましい。
【0011】
本発明の油性ファンデーションに含有される粉末成分のうち、本発明において特定されている上記(1)板状粉末と上記(2)球状粉末以外の粉末は、通常の化粧品に一般に用いられるものであれば、従来公知のものを適宜使用することができる。
【0012】
例えば、二酸化チタン・酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)・チタン酸鉄等の無機赤色系顔料、γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄・黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄・カーボンブラック・低次酸化チタン等の無機黒色系顔料、酸化クロム・水酸化クロム・チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料、群青・紺青等の無機青色系顔料、アルミニウムパウダー・カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号・赤色202号・赤色204号・赤色205号・赤色220号・赤色226号・赤色228号・赤色405号・橙色203号・橙色204号・黄色205号・黄色401号・青色404号等の有機顔料、赤色3号・赤色104号・赤色106号・赤色227号・赤色230号・赤色401号・赤色505号・橙色205号・黄色4号・黄色5号・黄色202号・黄色203号・緑色3号・青色1号等のジルコニウム・バリウム・アルミニウムレーキ等の有機顔料、クロロフィル・β−カロチン等の天然色素等が挙げられる。これらの中から1種または2種以上を任意に選択して用いることができる。
【0013】
本発明において、油性ファンデーションはゲル状油性ファンデーションであることが好ましい。またその時のゲル化剤としてはポリエーテル変性シリコーンが好ましく、特に下記一般式(1)で表されるオルガノポリシロキサングラフト重合体が好ましい。
【0014】
【化1】
Figure 0003664246
【0015】
[式中、Aはメチル基、フェニル基および一般式:−C36O(C24O)a(C36O)bR’(式中、R’は水素原子、アシル基および炭素数1〜4のアルキル基からなる群から選択される基であり、またaは5〜50の整数であり、bは5〜50の整数である。)で示されるポリオキシアルキレン基からなる群から選択される基であり、Rはメチル基またはフェニル基であり、mは50〜1000の整数であり、nは1〜40の整数である。ただし分子中に少なくとも1個はポリオキシアルキレン基を有する。]
【0016】
ここで、R’のアシル基として具体的には、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、アクリロイル基、ベンゾイル基、トルオイル基等が例示され、炭素数1〜4のアルキル基として具体的には、メチル基、エチル基、i−プロピル基、n−プロピル基、t−ブチル基、n−ブチル基等が例示される。
【0017】
なお、ポリオキシアルキレン基において、aまたはbが5未満である場合には、ポリエーテル変性シリコーンが十分な増粘効果を示さなくなり、またaまたはbが50を超える場合には、得られたゲル状油性ファンデーションがべとつき感を有するようになる。
【0018】
ポリオキシアルキレン基の含有量は特に限定されないが、ポリオキシアルキレン基の含有量が20〜70質量%(ただし、20質量%は含まない。)であることが望ましい。これは、ポリオキシアルキレン基の含有量が20質量%以下の場合には、ポリエーテル変性シリコーンの増粘効果が著しく低下するためであり、また70質量%を超える場合には、シリコーン油との相溶性が低下するためである。
【0019】
また、mは50〜1000の整数であり、nは1〜40の整数であり、好ましくは、mは200〜600、nは5〜20である。これは、mが50未満であり、nが1未満である場合には、増粘効果が不十分であり、またmが1000を超え、かつnが40を超える場合には、得られたゲル状化粧料がべとつき感を有するようになるからである。
【0020】
本発明に用いられるポリエーテル変性シリコーンの分子量は特に限定されず、またその25℃における粘度は特に限定されないが、特に安定性のあるゲルを形成し、さらさら感を有するゲル状化粧料とするためには、本発明に用いられるポリエーテル変性シリコーンは、オクタメチルテトラシロキサンの50.0質量%溶液とした時の粘度が1000〜100000cstの範囲となるようなものであることが好ましい。また分子量は、安定性、使用性の面から50000以上、好ましくは50000〜80000の範囲が好ましい。
【0021】
本発明に用いられるポリエーテル変性シリコーンの配合量は2.0〜30.0質量%であり、好ましくは、5.0〜15.0質量%の範囲である。これは、本発明のゲル状油性ファンデーションにおいて、ポリエーテル変性シリコーンの配合量が2.0質量%未満であると、安定なゲル状油性ファンデーションを得ることができないためであり、また30.0質量%を超えるとゲル状油性ファンデーションがべたつき感を有するようになるためである。
【0022】
本発明の油性ファンデーションにおいては、ゲル化剤の代わりに後記するようなワックスを使用することもできる。
【0023】
本発明の油性ファンデーションには上記必須成分に加えて、本発明の効果が損われない範囲で、通常、化粧料、医薬部外品に用いられる成分を配合することが可能である。このような成分としては、例えば油分として、シリコーンワックス、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油;フルオロカーボン等のフッ素系油分;セチルイソオクタノエート、グリセリルトリヘキサノエート、イソプロピルミリステート等のエステル油;ワセリン、流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素系油分;ヒマシ油、オリーブ油、椿油、ホホバ油、ラノリン等の天然動植物油;高級アルコール、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、カルナバロウ、キャンデリラロウ等のワックス等が挙げられる。
【0024】
保湿剤としては、例えばダイナマイトグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール等の多価アルコール;ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等の水溶性高分子;乳酸ソーダ、クエン酸ソーダ、グルタミン酸ソーダ、2−ピロリドンカルボン酸ソーダ、食塩、塩化マグネシウム等の塩類等が挙げられる。
【0025】
また上記以外にも、界面活性剤、分散剤、防腐剤、香料、薬剤、増粘剤等も配合できる。
【0026】
本発明の油性ファンデーションは、常法に従って種々の剤型に製造し、使用することが可能である。
【0027】
【実施例】
次に本発明の具体的な実施例について説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではない。配合量はすべて質量%である。
【0028】
実施例に先立ち、本実施例で採用した評価方法および評価基準について述べる。
毛穴隠し効果については、ファンデーション塗布面の光散乱効果が高いほど優れているので、変角光度計を用いてファンデーション塗布面の光学特性を測定し、光の散乱効果を評価した。また、実使用テストを行い目視により、毛穴隠し効果を評価し、使用性や見た目の自然な仕上がり感の評価を行った。
【0029】
(1)光学特性の測定
各試料を、それぞれ人工皮革に塗布し、変角光沢度計によってその光学特性を測定した。光の入射角を45°に固定し、ファンデーションを塗布した状態の光の反射特性を、受光角を75°〜155°の範囲で変化させながら測定し、これらの反射特性を明度値(L値)で評価した。
【0030】
(2)官能による実使用試験
各試料について、実使用パネル6名による実使用試験を行い、なめらかさ、毛穴隠しの程度についての評価を行った。
評価基準は下記に示す1点〜5点の5点満点とし、評価点の平均値から4段階で評価した。
【0031】
[評価基準]
(評価点)
5点:非常に良い。
4点:良い。
3点:普通。
2点:やや劣る。
1点:劣る。
【0032】
(評価)
◎ :評価点の平均4.1以上
○ :評価点の平均3.1〜4.0
△ :評価点の平均2.1〜3.0
× :評価点の平均2.0以下
【0033】
試験例1〜9
先ず、板状粉末と、球状粉末の配合比についての検討を行う。
下記表1、表2に示すように、所定の粒径の板状粉末と球状粉末を用い、これらの混合比率を変化させて組み合わせることにより、試験例1〜9の油性ファンデーションを調製した。
【0034】
試験例1〜9の油性ファンデーションのサンプルについて、それぞれ毛穴隠し効果、なめらかさについての使用テストを行った。その結果を併せて表1,2に示す。
【0035】
【表1】
Figure 0003664246
【0036】
【表2】
Figure 0003664246
【0037】
*1:ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体・デカメチルシクロペンタシロキサン溶液(50%)
*2:粒径:1〜10.5μm
*3:粒径:1〜7μm
*4:粒径:5〜9μm
*5:粒径:10〜30μm
【0038】
上記表1,2に示すように、所定の粒径の板状粉末と、所定の粒径の球状粉末とが、重量比で板状粉末:球状粉末=1:1〜:1:4の比率で配合した試験例6の油性ファンデーションが、毛穴隠し効果や使用性の総合的な評価において、最も優れた結果が得られた。
【0039】
実施例1〜3,比較例1,2
次に、ゲル状油性ファンデーションを作製し、特に、球状粉末の配合量について検討する。
上記表1,2に示した評価において最も毛穴隠し効果に優れていた試験例6のファンデーションに用いた球状粉末(ポリメタクリル酸メチル:粒径=5〜9μm)、および板状粉末(パルミチン酸デキストリン処理セリサイト:板径=1〜10.5μm)を用い、ゲル状の油性ファンデーションのサンプル(実施例1〜3および比較例1、2)を作製した。これらの構成成分および成分量を下記表3に示す。
【0040】
実施例1〜3および比較例1、2のゲル状油性ファンデーションの各サンプルについて使用テストを行った。
【0041】
(使用テスト)
上記実施例1〜3および比較例1、2のゲル状油性ファンデーションについて、被験者6名による実使用試験を行い、皮膚の凹凸補正効果、および部分用化粧品としての伸びについての評価を行った。
評価方法および評価基準は前記の官能による実使用試験と同様である。評価結果を表3に示した。
【0042】
【表3】
Figure 0003664246
【0043】
上記表3に示すように、板状粉末と球状粉末とが、重量比で板状粉末:球状粉末=1:1〜:1:4の比率で配合し、かつ上記球状粉末の配合量が7〜11質量%とした実施例1〜3のゲル状油性ファンデーションが、総合的に良好な結果となった。
特に、球状粉末を9質量%配合させた実施例2のゲル状油性ファンデーションにおいては、皮膚の凹凸補正効果に優れた評価が得られ、かつ部分用化粧品としての適度な伸びの評価についても良好な結果が得られた。
【0044】
一方、球状粉末の配合量が7質量%未満である比較例1のファンデーションにおいては、皮膚に塗布した場合に伸び過ぎてしまい、使用感が劣化した。
また、球状粉末を11質量%以上配合し、板状粉末を球状粉末に比較して極めて少なく配合した比較例2のファンデーションは、皮膚に塗布した場合に伸びが重く、やはり使用感が劣化した。
【0045】
実施例4〜9
次に、球状粉末の光屈折率について検討する。
上記表3に示したように、球状粉末を9質量%配合させた実施例2のファンデーションが皮膚の凹凸補正効果に最も優れた結果が得られたことから、この球状粉末の配合量を9質量%に固定し、かつ球状粉末の光屈折率について変化させて実施例4〜9のゲル状の油性ファンデーションのサンプルを作製した。
各サンプルの構成成分および成分量を下記表4,5に示す。
【0046】
表4,5に示す実施例4〜9のゲル状の油性ファンデーションのサンプルについて、毛穴隠し効果についての使用テストを行った。
試験方法および評価方法は前記と同一である。評価結果を表4,5に併せて示す。
【0047】
【表4】
Figure 0003664246
【0048】
【表5】
Figure 0003664246
【0049】
上記表4,5に示すように、球状粉末の光屈折率の値が高くなるほど毛穴隠し効果に良好な評価結果が得られた。特に光屈折率が1.45〜1.65の球状粉末を使用した実施例6〜9においては、非常に良好な結果が得られた。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、油性ファンデーション中の構成成分についての検討を行い、球状粉末の粒径、板状粉末と球状粉末の配合比、球状粉末の光屈折率等についての特定を行ったことにより、1品使用では従来にない毛穴隠し効果に優れたファンデーションを得ることができる。
また、本発明の化粧料によれば、配合する球状粉末の粒径、および板状粉末と球状粉末の配合比、球状粉末の光屈折率等についての特定を行ったことにより、従来の化粧料では充分に得られなかった凹凸補正効果と使用性(自然な素肌感のある仕上がり、さらさらとした感触)とを共に達成することができる。

Claims (4)

  1. (1)粒径1〜12μmで平均粒径5〜6μmの板状粉末と、(2)粒径4〜10μmの球状粉末とが配合されてなり、前記板状粉末と前記球状粉末の配合割合が質量比で(1):(2)=1:1〜1:4であり、前記球状粉末の配合量が7〜11質量%であることを特徴とする油性ファンデーション。
  2. 球状粉末の光屈折率が、1.45〜1.65であることを特徴とする請求項1記載の油性ファンデーション。
  3. ゲル状であることを特徴とする請求項1記載の油性ファンデーション。
  4. 前記球状粉末がナイロン粉末であることを特徴とする請求項1記載の油性ファンデーション。
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