JP3664138B2 - 無線基地局 - Google Patents

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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線基地局に関し、特に入力した信号に対する利得を正確に設定することのできる無線基地局に関する。
【0002】
【従来の技術】
伝送ケーブルロス自動補償装置に関する技術が、実開昭62−75653号に記載されている。
【0003】
この従来技術によれば、伝送ケーブルロス自動補償装置には、複数本の信号伝送線を束ねた伝送ケーブルの受信側端部に取着されるコネクタの少なくとも一つの端子に、ケーブル長を判別するための手段が設けられる。一方、受信機内に入力信号の伝送ロスを補償するための利得制御増幅器を設け、前記コネクタを受信機に結合した際、ケーブル長に応じて前記利得制御増幅器の利得を制御して伝送ケーブルロスを自動的に補償するようにしたことを特徴としている。
【0004】
送信電力制御装置に関する技術が、特開平1−143411号に記載されている。
【0005】
この従来技術によれば、送信装置は、入力信号を増幅又は周波数変換して送信する。この送信装置において、送信電力制御装置には比較器とホールド回路とが設けられている。
【0006】
比較器は、前記入力信号のレベルを検出する入力レベル検出器、送信出力信号のレベルを検出する出力レベル検出器及び各レベル検出器の検出値に基づいて前記送信装置の利得を制御する手段でALCループを構成し、かつ前記入力レベルを基準値と比較する。ホールド回路は、前記ALCループの動作を固定状態とさせる。
【0007】
前記比較器において入力レベルが基準値以下となったときに、前記ホールド回路を駆動してその直前の値でALCループの利得を固定する。
【0008】
伝送ケーブルロス自動補償装置に関する技術が、実公平6−38508号に記載されている。
【0009】
この従来技術によれば、信号伝送システムでは、送信機から受信機に伝送ケーブルを介して信号を伝送する。前記送信機側には、所定期間に高周波信号を発振させる高周波発振手段と、該手段にて発振された高周波信号を伝送信号に重畳させる高周波重畳手段と、前記高周波発振手段と前記高周波重畳手段との間に接続された第1のスイッチとが設けられている。
【0010】
前記受信機側には、送信機側より伝送ケーブルを介して重畳伝送されてくる高周波信号を検波する高周波検波手段と、該手段より得られる検波出力レベルによりケーブル長を判別するケーブル長判別手段とが設けられている。また、前記受信機側には、該手段による判別出力に基づいて伝送信号の利得を制御する利得制御手段と、前記高周波検波手段と前記利得制御手段との間に接続された第2のスイッチとを設けるようにしたことを特徴とする。
【0011】
受信装置に関する技術が、特開平11−205056号に記載されている。
【0012】
この従来技術によれば、受信装置は、到来する通信電波を受信して受信信号を得る受信アンテナと、この受信信号を復調して復調信号を得る受信装置本体とを有している。また、受信装置は、受信アンテナと受信装置本体とを接続し、これら受信アンテナ及び受信装置本体間で受信信号を伝送する同軸ケーブルと、これら受信アンテナ及び受信装置本体間における同軸ケーブルの伝送損失を補償するために受信信号のレベルを増幅する増幅器とを有する。
【0013】
前記受信装置本体は、前記同軸ケーブルから受信装置本体に伝送された受信信号のレベルを調節する可変減衰手段を有している。また、前記受信装置本体は、この可変減衰手段にて、前記増幅器の利得量と前記同軸ケーブルの利得量と前記可変減衰手段の利得量とを合計した利得量が所定の値となるように、前記可変減衰手段を制御する制御手段とを有している。
【0014】
増幅器を含み、基地局から離れて位置するアンテナを有する基地局に関する技術が、特表2000−514976号に記載されている。
【0015】
この従来技術によれば、無線システムの基地局は、少なくとも1つの送信機ユニットを含む基地局機器を備えている。また、無線システムの基地局は、前記送信機ユニットによって与えられる信号を受信するための、前記基地局機器から離しておくのがよく、少なくとも1つのケーブルによって前記基地局機器の送信機ユニットに接続されているアンテナ手段を備えている。
【0016】
前記アンテナ手段は、前記ケーブルを経由して送信機ユニットから受信される信号を増幅するための増幅手段と、増幅された信号を基地局の無線カバレージエリア内の受信機ユニットに伝送するための手段とを備えている。
【0017】
前記増幅手段は、可変利得増幅器と、前記ケーブルを経由して増幅器の入力に与えられる信号をサンプリングするための第1のサンプリング手段と、増幅器からアンテナへ伝送される信号をサンプリングするための第2のサンプリング手段とを備えている。また、前記増幅手段は、固定の利得を得るために前記増幅器の利得を調整するための、前記第1及び第2のサンプリング手段に応答する調整手段とを備えている。
【0018】
次に、図4を基にして本発明の無線基地局10に係る、従来の無線基地局10jの構成について詳細に説明する。
【0019】
従来の無線基地局10jは、アンテナ11j、塔頂増幅器12j、基地局受信装置14j、塔頂増幅器12jと基地局受信装置14jを接続するフィーダー(同軸ケーブル)13jを有している。
【0020】
塔頂増幅器12jは、基地局受信装置14jにおいての誘起信号15の実効感度を高めるために設置されるものであり、第1初段増幅器12aj、増幅器12dj、入力端子12fjを有している。基地局受信装置14jは、可変減衰器14aj、周波数変換器14bj、中間周波濾波器14cj、中間周波増幅器14dj、出力端子14ej、検出器14fj、コントローラ14gjを有している。
【0021】
第1初段増幅器12ajは、入力端子12fjを介してアンテナ11jに接続されており、アンテナ11jから誘起信号15を入力する。増幅器12djは、第1初段増幅器12ajから入力した誘起信号15を更に増幅して可変減衰器14ajに出力する。尚、誘起信号15とは、アンテナ11jが受信した電波によって誘起された電力に対応するものである。
【0022】
可変減衰器14ajは、増幅器12djから出力された誘起信号15を調節する。周波数変換器14bjは、可変減衰器14ajから出力された誘起信号15の周波数を変換する。中間周波濾波器14cjは、周波数変換器14bjによって変換されて生成した周波数の誘起信号15から、不要な周波数の誘起信号15を除去する。
【0023】
中間周波増幅器14djは、中間周波濾波器14cjを介した誘起信号15を増幅する。出力端子14ejには、中間周波増幅器14djにより増幅された周波数の誘起信号15が出力される。
【0024】
検出器14fjは、出力端子14ejにおける(中間周波増幅器14djから出力された)出力電力18を検出して、その検出結果をコントローラ14gjに出力する。コントローラ14gjは、検出器14fjから出力電力18を入力したときには、その出力電力18を示す情報が含まれる電力通知信号33を可変減衰器14ajに出力することにより、可変減衰器14ajの制御を行う。この制御により、出力端子14ejにおける出力電力18を、予め定められた値に調節することが可能となる。
【0025】
無線基地局10jにおいては、熱雑音や歪雑音を最適にするため、また、受信レベルの正確な測定のために、受信利得を正確に設定する必要がある。しかし、以上に述べた塔頂増幅器12j及び基地局受信装置14jを介しても、常に誘起信号15の増幅度(もしくは利得)は一定になるとは限らない。これは、塔頂増幅器12jにおける利得のばらつきと、フィーダー13jの長さ、種類、及び整備状況等の理由による伝送損失(減衰量)のばらつきとが主な原因である。
【0026】
塔頂増幅器12jにおける利得のばらつきは、塔頂増幅器12jの製造段階の調整により、可能な限り抑える努力がなされている。しかしながら、このために塔頂増幅器12jがより高価なものになるという問題があった。
【0027】
フィーダー13jに対する伝送損失のばらつきは、無線基地局10jごとにフィーダー13jの長さを測定し、またそのフィーダー13jの種類を考慮した上で、手動で塔頂増幅器12j及び基地局受信装置14jに含まれる増幅器の増幅率(もしくは減衰器の減衰率)を調節し、補正する方式が採られている。しかしながら、この方式には、以下に述べるような問題点があった。
【0028】
その問題点には、(1)フィーダー13jの長さの測定に時間を要すること、(2)種類の異なるフィーダー13jを直列に接続する場合には、伝送損失の見積もりが容易ではないことが含まれる。また、その問題点には、(3)フィーダー13jに整備不良がある場合には、伝送損失が予測以上に増大することがあること、(4)手動による増幅器の増幅率の調整、及び補正に誤りがあった場合でも発見できないことが含まれる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、塔頂増幅器における利得のばらつきを自動的に補正できるシステムを提供することにある。
【0030】
本発明の他の目的は、フィーダーの長さ、種類、及び整備状況等の理由による伝送損失のばらつきを自動的に補正できるシステムを提供することにある。
【0031】
本発明の更に他の目的は、無線基地局の受信した信号に対する利得の誤差を出来る限り少なくすることの出来るシステムを提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用される番号・符号を括弧()付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであり、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0033】
本発明の無線基地局(10)は、終端器(12e)とアンテナ(11)を備え、前記終端器(12e)から入力した第1信号(21)、及び前記アンテナ(11)から入力した第2信号(15)のいずれかの信号(22)を増幅して出力する塔頂増幅器(12)を具備する。また、本発明の無線基地局(10)は、前記塔頂増幅器(12)に接続され、前記塔頂増幅器(12)から前記第1信号(21)を入力したときには、前記第1信号(21)の強度(24)が予め定められた所定値(25)になるように前記第1信号(21)の強度(24)を調節することで前記第1信号(21)に対する第1利得(30)を設定し、前記塔頂増幅器(12)から前記第2信号(15)を入力したときには、設定した前記第1利得(30)に基づいて前記第2信号(15)の強度(19)を調節する基地局受信装置(14)を具備する。
【0034】
本発明の無線基地局(10)は、前記塔頂増幅器(12)と前記基地局受信装置(14)とを接続し、前記塔頂増幅器(12)から前記第1信号(21)を入力したときには、前記第1信号(21)を伝送して前記基地局受信装置(14)に出力するフィーダー(13)を更に具備する。前記基地局受信装置(14)は、前記所定値(25)と、前記第1信号(21)が前記フィーダー(13)を伝送されるときの減衰量(27)とに基づいて前記フィーダー(13)から入力した前記第1信号(21)の強度(24)を調節する。
【0035】
本発明の無線基地局(10)において、前記フィーダー(13)は、前記塔頂増幅器(12)から前記第2信号(15)を入力したときには、前記第2信号(15)を伝送して前記基地局受信装置(14)に出力する。前記基地局受信装置(14)は、前記フィーダー(13)から入力した前記第2信号(15)の強度(19)を前記設定した第1利得(30)に基づいて調節する。
【0036】
本発明の無線基地局(10)において、前記塔頂増幅器(12)は、前記終端器(12e)に接続され、前記終端器(12e)から入力した前記第1信号(21)を増幅して出力する第1初段増幅器(12a)と、前記アンテナ(11)に接続され、前記アンテナ(11)から入力した前記第2信号(15)を増幅して出力する第2初段増幅器(12b)とを具備する。また、前記塔頂増幅器(12)は、前記第1初段増幅器(12a)と前記第2初段増幅器(12b)のいずれかの初段増幅器を選択するスイッチ(12c)を具備する。更に、前記塔頂増幅器(12)は、前記初段増幅器と前記フィーダー(13)とを接続し、前記スイッチ(12c)によって選択された前記初段増幅器から出力された前記信号(22)を増幅して前記フィーダー(13)に出力する第1増幅器(12d)を具備する。
【0037】
本発明の無線基地局(10)において、前記塔頂増幅器(12)は、前記アンテナ(11)に接続され、前記アンテナ(11)から入力した前記第2信号(15)を増幅して出力する第2初段増幅器(12b)と、前記第2初段増幅器(12b)及び前記終端器(12e)のいずれかの機器を選択するスイッチ(12c)とを具備している。また、前記塔頂増幅器(12)は、前記機器と前記フィーダー(13)とを接続し、前記スイッチ(12c)によって選択された前記機器から出力された前記信号(22)を増幅して前記フィーダー(13)に出力する第1増幅器(12d)を具備する。
【0038】
本発明の無線基地局(10)において、前記基地局受信装置(14)は、前記塔頂増幅器(12)から前記第1信号(21)を入力したときには、前記所定値(25)と前記減衰量(27)とに基づいて前記フィーダー(13)から入力した前記第1信号(21)の強度(24)を調節することで前記第1利得(30)を設定し、前記塔頂増幅器(12)から前記第2信号(15)を入力したときには、前記設定した第1利得(30)に基づいて前記第2信号(15)の強度(19)を調節する減衰器(14h)を具備する。
【0039】
本発明の無線基地局(10)において、前記基地局受信装置(14)は、前記基地局受信装置(14)から出力される前記第1信号(21)の強度(24)を検出する検出部(14f)と、前記検出部(14f)に前記第1信号(21)が入力したときには、前記検出部(14f)により検出された前記第1信号(22)の強度(28)と前記所定値(25)を基に前記減衰器(14a)を制御する制御部(14g)とを具備する。また、前記基地局受信装置(14)は、前記減衰器(14a)による前記信号(22)の減衰量が予め定められた所定の範囲内にないときに、異常を通知するための警報を発する警報発信部(14aa)を更に具備する。
【0040】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下において図面を参照し、本発明の無線基地局10に係る実施の形態1を説明する。図1に示すように無線基地局10は、アンテナ11、塔頂増幅器12、フィーダー13、基地局受信装置14を有している。図1には、また、塔頂増幅器12と基地局受信装置14に対する詳細な回路構成が示されている。尚、図1において、15(16、17)とは、誘起信号15に、信号16と第1雑音信号17(これらについては後に説明する)が含まれていることを表している。
【0041】
アンテナ11は、無線基地局10のカバーするエリアに所在する携帯電話から電波(後述する信号16及び第1雑音信号17が含まれる)を受信する。アンテナ11が受信した電波から電力が誘起され、アンテナ11は、この誘起された電力(以下、「誘起電力」と記す)を第1初段増幅器12aに出力する。
【0042】
誘起電力は、信号電力と第1雑音信号電力の和で表される。信号電力は、携帯電話に入力された情報(以下、「入力情報」と記す)を示す信号16に対応するものである。第1雑音電力は、入力情報が携帯電話に入力された上で電波として無線基地局10のアンテナ11に送信され、更に第1初段増幅器12aに出力される過程で発生した雑音(不規則な信号)に対応する電力である。
【0043】
以下において、誘起電力の源である誘起電波(信号電波と第1雑音電波との合成)に含まれる信号を「誘起信号15」と表し、信号電力の源である信号電波に含まれる信号を単に「信号16」と表す。また、第1雑音電力の源である第1雑音電波に含まれる信号を「第1雑音信号17」と表すこととする。
【0044】
また、以下において、誘起電力に対応する電力を「出力電力18」、信号電力に対応する電力を「信号電力19」、第1雑音電力に対応する電力を「第1雑音電力20」と表すこととする。
【0045】
塔頂増幅器12は、基地局受信装置14においての誘起信号15の実効感度を高めるために設置されるものであり、第1初段増幅器12a、第2初段増幅器12b、スイッチ12c、増幅器12d、終端器12e、入力端子12fを有している。
【0046】
第1初段増幅器12aは、入力端子12fを介してアンテナ11に接続されており、アンテナ11から誘起信号15を入力する。第2初段増幅器12bはアンテナ11に接続されず、終端器12eによって入力が終端されている。スイッチ12cは、増幅器12dと第1初段増幅器12a及び第2初段増幅器12bのいずれかの初段増幅器を接続しており、また接続を切り替えていずれかの初段増幅器を選択する。
【0047】
増幅器12dは、スイッチ12cを介して入力した誘起信号15及び第2雑音信号21(第2雑音信号21は、終端器12eから出力された雑音に含まれる信号である)のいずれかを増幅し、フィーダー13を介して可変減衰器14aに出力する。尚、以下の説明において誘起信号15及び第2雑音信号21のいずれかを表すときは、「塔頂増幅器信号22」と記す。
【0048】
基地局受信装置14は、可変減衰器14a、周波数変換器14b、中間周波濾波器14c、中間周波増幅器14d、出力端子14e、検出器14f、コントローラ14gを有している。尚、増幅器12dと可変減衰器14aとは、フィーダー13を介して接続されている。
【0049】
可変減衰器14aは、フィーダー13から第2雑音信号21を入力したときには、出力端子14eにおける第2雑音電力24が所定値25になるように第2雑音電力24を調節することで、第2雑音信号21に対する第1利得30を設定する。この減衰は、コントローラ14gから出力される調節信号23に基づいて行われる。調節信号23は、それに含まれる情報に基づいて可変減衰器14aに対し、減衰量(後述する第1減衰量26)の調節を行うように要求するものである。
【0050】
調節信号23に含まれる情報には、出力端子14eから出力される第2雑音電力24に対して予め定められた所定値25がある。実際に可変減衰器14aが行う減衰の減衰量(以下、「第1減衰量26」と記す)は、塔頂増幅器12における第2雑音信号21の第2利得31、第2雑音信号21がフィーダー13を伝送されるときの減衰量(伝送損失とも言う。以下、「第2減衰量27」と記す)、及び所定値25によって異なる。
【0051】
尚、可変減衰器14aは、フィーダー13から誘起信号15を入力したときには、設定した第1利得30に基づいてその誘起信号15を調節する。また、第2減衰量27は、フィーダー13の長さや種類によって異なり、また、フィーダー13の整備状態等によっても異なる。その第2減衰量27の違いは、第1減衰量26を調節することで補正される。
【0052】
周波数変換器14bは、可変減衰器14aから出力された塔頂増幅器信号22の周波数を変換する。中間周波濾波器14cは、周波数変換器14bによって変換されて生成した周波数の塔頂増幅器信号22から、不要な周波数の塔頂増幅器信号22を除去する。
【0053】
中間周波増幅器14dは、中間周波濾波器14cを介した塔頂増幅器信号22を増幅する。出力端子14eからは、中間周波増幅器14dにより増幅された周波数の塔頂増幅器信号22が出力される。検出器14fは、出力端子14eにおける(中間周波増幅器14dから出力された)電力を検出して、その検出結果をコントローラ14gに出力する。尚、出力端子14eにおける電力とは、出力電力18及び第2雑音電力24のいずれかの電力(以下、「塔頂増幅器電力28」と記す)である。
【0054】
コントローラ14gは、検出器14fから第2雑音電力24を入力したときには、その第2雑音電力24を示す情報が含まれる調節信号23を可変減衰器14aに出力することにより、可変減衰器14aの制御を行う。また、コントローラ14gは、検出器14fから出力電力18を入力したときには、その出力電力18を示す情報を可変減衰器14aに出力する。
【0055】
コントローラ14gは、調節信号23を可変減衰器14aに出力すると共に、スイッチ12cの接続を第2初段増幅器12bから第1初段増幅器12aへ切り替えることを要求する切替要求信号29を、スイッチ12cに出力する。スイッチ12cは、その切替要求信号29に応答して接続を切替えて第1初段増幅器12aを選択する。
【0056】
尚、可変減衰器14aには警報発信部14aaが備えられており、調節信号23に基づいた塔頂増幅器信号22の減衰量が予め定められた所定の範囲内にないことを検出したときに、異常を通知するための警報を発する。
【0057】
以上に述べた塔頂増幅器12及び基地局受信装置14により、塔頂増幅器信号22は増幅される。以下、第1初段増幅器12a(もしくは第2初段増幅器12b)から出力された第1雑音信号17(もしくは第2雑音信号21)に対応する第1雑音電力20(もしくは第2雑音電力24)について考える。
【0058】
第1雑音電力20は、塔頂増幅器12の第1初段増幅器12a及び基地局受信装置14を介して、次の(1)式に従って増幅される。(1)式において、Kはボルツマン定数、Tは絶対温度、Bは中間周波濾波器14cにおける帯域幅、F1は第1初段増幅器12aに対する第1雑音指数、G1は第1雑音電力20の塔頂増幅器12及び基地局受信装置14における第3利得32、N1oは出力端子14eにおける第1雑音電力20である。
N1o=K・T・B・F1・G1 (1)
【0059】
第1雑音指数は(2)式で表される。(2)式において、Fは第1雑音指数、Si、N1iはそれぞれ第1初段増幅器12aに接続された入力端子12fにおける信号電力19、第1雑音電力20を表している。また、So、N1oはそれぞれ出力端子14eにおける信号電力19、第1雑音電力20を表している。(2)式の分母もしくは分子で表される値は、それぞれSN比と呼称される。
F=(Si/N1i)/(So/N1o) (2)
【0060】
(Si/N1i)の値と(So/N1o)の値とを比較すると、(So/N1o)の方が小さい。これは、塔頂増幅器12及び基地局受信装置14における第3利得32は信号電力19と第1雑音電力20のいずれに対しても同様であり、かつ増幅の過程では必ず雑音が発生するからである。但し、実際には、これらのSN比を算出することは出来ない。この理由は、信号電力19と第1雑音電力20とを分離して別個に測定することは出来ないからである。
【0061】
従って、第1雑音電力20を調節することにより第3利得32(G1)を設定することは出来ない。そこで、次のようなことを考える。
【0062】
第2雑音電力24は、塔頂増幅器12の第2初段増幅器12b及び基地局受信装置14を介して、次の(3)式に従って増幅される。F2は第2初段増幅器12bに対する第2雑音指数、G2は第2雑音電力24の塔頂増幅器12及び基地局受信装置14における利得(第1利得30)、N2oは出力端子14eにおける第2雑音電力24である。
N2o=K・T・B・F2・G2 (3)
【0063】
スイッチ12cによって第2初段増幅器12bと増幅器12dとを接続すると、増幅器12dに対し、第2初段増幅器12bにおいて増幅された第2雑音信号21が出力される。第2雑音信号21は、増幅器12dにおいて更に増幅された後、フィーダー13を介して可変減衰器14aに出力される。更に、コントローラ14gによる可変減衰器14aの制御(調節信号23の出力)により、第2雑音信号21に対応する第2雑音電力24は、所定値25に設定される。
【0064】
次に、スイッチ12cによって第1初段増幅器12aと増幅器12dとを接続することにより、第1初段増幅器12aを選択する。この結果、増幅器12dに対し、第1初段増幅器12aにおいて増幅された第1雑音信号17が出力される。その第1雑音信号17は、増幅器12dにおいて更に増幅された後、フィーダー13を介して可変減衰器14aに出力される。
【0065】
ここで、(A)G1=G2かつF1=F2、もしくは(B)(A)以外の場合に分けて考える。
【0066】
(A)の場合には、スイッチ12cによる接続を第2初段増幅器12bから第1初段増幅器12aに切り替えた場合でも、(1)式及び(2)式における利得及び雑音指数は変わらない。この場合、可変減衰器14aは、出力端子14eにおける第2雑音電力24を所定値25に設定したときの第1減衰量26に基づいて、出力電力18を調節する。
【0067】
(B)の場合には、G1とG2の差が既知であることが必要となる。この場合、その差を基づいてG1=G2となるように調節した第1減衰量26に基づき、出力電力18を調節する。尚、この場合、コントローラ14gから可変減衰器14aに出力される調節信号23には、所定値25と出力端子14eにおける第2雑音電力24とに加えて、G1とG2の差を示す情報が含まれる。
【0068】
上述した構成においては、増幅器12dと第1初段増幅器12a、もしくは増幅器12dと第2初段増幅器12bとの接続の切り替えは、スイッチ12cによって行った。図2に示す構成においては、スイッチ12cが備えられず、第1初段増幅器12a及び第2初段増幅器12bからの出力が合成されている。この構成では、コントローラ14gから出力される切替要求信号29によって、第1初段増幅器12aと第2初段増幅器12bの作動に対するON/OFFが制御される。その制御が行われること以外は、図1に示す構成と同様の構成要素を含み、また、それらの構成要素の行う処理も同様である。
【0069】
尚、図1に示した構成において、第1初段増幅器12aと第2初段増幅器12bは省略することも可能である。この場合、第1初段増幅器12aと第2初段増幅器12bのそれぞれにおける利得が1で、かつ雑音の発生が無いのと等価である。但し、この場合には、スイッチ12cにおける出力電力18及び第2雑音電力20の減衰を可能な限り低くする必要がある。
【0070】
(実施の形態2)
実施の形態2における構成を図3に示す。図3では、塔頂増幅器12が第2初段増幅器12bを有しないで、スイッチ12cによって、A増幅器12dと第1初段増幅器12aもしくはA増幅器12dと終端器12eの接続を切り替えることにより、第1初段増幅器12aと終端器12eのいずれかの機器を選択する構成になっている。
【0071】
実施の形態2の構成においては、第2初段増幅器12bを有していないので、終端器12eにおける第2雑音信号21が増幅器12dに出力され、更に増幅される。ここで、増幅器12dにおける雑音指数をF3、終端器12eにおける第2雑音信号21が塔頂増幅器12及び基地局受信装置14を介するときの利得(第1利得30)をG3、出力端子14eにおける第2雑音電力24をN3oとすると、(3)式の関係が成立する。
N3o=K・T・B・F3・G3 (3)
【0072】
ここで、増幅器12dにおける雑音指数をF4、増幅器12dにおける第2雑音信号21の利得をG4、第2雑音信号21の基地局受信装置14における増幅分に対応する第2雑音電力24をN4oとすると、(4)式の関係が成立する。
N4o=K・T・B・F4・G4 (4)
【0073】
終端器12eにおける第2雑音電力24(P1)が増幅器12dを介してa倍に増幅され、可変減衰器14aから入力した第2雑音電力24(P2)が出力端子14eに至るまでにb倍に増幅されたものとする。このとき、bP2をaP1と比較できるように換算した値(bP2・P1/P2=bP1)と比較してaP1の値が大きいときには、検出器14fにおいて第2雑音電力24(aP1)の検出が可能となる。
【0074】
実施の形態2においては、終端器12eにおける第2雑音電力24が第2初段増幅器12bを介さずに増幅器12dへ出力されること以外は、各構成要素は実施の形態1と同様の処理を行う。
【0075】
【発明の効果】
本発明の無線基地局においては、塔頂増幅器における利得のばらつきを自動的に補正できる。
【0076】
本発明の無線基地局においては、フィーダー13の長さ、種類、及び整備状況等の理由による伝送損失のばらつきを自動的に補正できる。
【0077】
本発明の無線基地局においては、無線基地局の受信した信号に対する利得の誤差を出来る限り少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線基地局における実施の形態1に係る、スイッチを含む構成を示す図である。
【図2】本発明の無線基地局における実施の形態1に係る、スイッチを含まない構成を示す図である。
【図3】本発明の無線基地局における実施の形態2に係る構成を示す図である。
【図4】本発明の無線基地局に係る従来の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 無線基地局
11 アンテナ
12 塔頂増幅器
12a 第1初段増幅器
12b 第2初段増幅器
12c スイッチ
12d 増幅器
12e 終端器
12f 入力端子
13 フィーダー
14 基地局受信装置
14a 可変減衰器
14b 周波数変換器
14c 中間周波濾波器
14d 中間周波増幅器
14e 出力端子
14f 検出器
14g コントローラ
14h 減衰器
10j 無線基地局
11j アンテナ
12j 塔頂増幅器
12aj 第1初段増幅器
12dj 増幅器
12fj 入力端子
13j フィーダー
14j 基地局受信装置
14aj 可変減衰器
14bj 周波数変換器
14cj 中間周波濾波器
14dj 中間周波増幅器
14ej 出力端子
14fj 検出器
14gj コントローラ
15 誘起信号(16 信号、17 第1雑音信号)
21 第2雑音信号
23 調節信号

Claims (5)

  1. 終端器とアンテナを備え、前記終端器から入力した第1信号、及び前記アンテナから入力した第2信号のいずれかの信号を選択した後、増幅して出力する塔頂増幅器と、
    前記塔頂増幅器と前記基地局受信装置とを接続し、前記塔頂増幅器から前記第1信号を入力したときには、前記第1信号を伝送して前記基地局受信装置に出力するフィーダーと、
    前記フィーダーを用いて前記塔頂増幅器に接続され、前記塔頂増幅器から前記第1信号を入力したときには、予め定められた所定値と、前記第1信号が前記フィーダーを伝送されるときの減衰量とに基づいて前記フィーダーから入力した前記第1信号の強度を調節することで前記第1信号に対する第1利得を設定し、前記塔頂増幅器から前記第2信号を入力したときには、前記設定した第1利得に基づいて前記フィーダーから入力した前記第2信号の強度を調節する基地局受信装置とを具備する無線基地局。
  2. 前記塔頂増幅器は、
    前記終端器に接続され、前記終端器から入力した前記第1信号を増幅して出力する第1初段増幅器と、
    前記アンテナに接続され、前記アンテナから入力した前記第2信号を増幅して出力する第2初段増幅器と、
    前記第1初段増幅器と前記第2初段増幅器のいずれかの初段増幅器を選択するスイッチと、
    前記初段増幅器と前記フィーダーとを接続し、前記スイッチによって選択された前記初段増幅器から出力された前記信号を増幅して前記フィーダーに出力する第1増幅器と
    を具備する請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記塔頂増幅器は、
    前記アンテナに接続され、前記アンテナから入力した前記第2信号を増幅して出力する第2初段増幅器と、
    前記第2初段増幅器及び前記終端器のいずれかの機器を選択するスイッチと、
    前記機器と前記フィーダーとを接続し、前記スイッチによって選択された前記機器から出力された前記信号を増幅して前記フィーダーに出力する第1増幅器とを具備する請求項1に記載の無線基地局。
  4. 前記基地局受信装置は、前記塔頂増幅器から前記第1信号を入力したときには、前記所定値と前記減衰量とに基づいて前記フィーダーから入力した前記第1信号の強度を調節することで前記第1利得を設定し、前記塔頂増幅器から前記第2信号を入力したときには、前記設定した第1利得に基づいて前記第2信号の強度を調節する減衰器を具備する
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の無線基地局。
  5. 前記基地局受信装置は、
    前記基地局受信装置から出力される前記第1信号の強度を検出する検出部と、
    前記検出部に前記第1信号が入力したときには、前記検出部により検出された前記第1信号の強度と前記所定値を基に前記減衰器を制御する制御部と、
    前記減衰器による前記信号の減衰量が予め定められた所定の範囲内にないときに、異常を通知するための警報を発する警報発信部と
    を更に具備する請求項1乃至のいずれか一項に記載の無線基地局。
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