JP3660957B2 - 相対湿度検出装置及びそれを備える空調室内機 - Google Patents

相対湿度検出装置及びそれを備える空調室内機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空調室内機によって空気調和が行われている室内の相対湿度、正確には人が居る居住空間の相対湿度を検出することができる相対湿度検出装置に関するものであり、さらに検出された相対湿度に基づいて空調運転を行う空調室内機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空調室内機は、内蔵されている温度検出手段や相対湿度検出手段などを用いて空気調和をしようとする室内の空気の状態を検出し、空気の状態が一定の範囲内で維持されるように、熱交換器などの運転状態を制御している。そして、室内の空気の状態をユーザに報知するために、検出した温度を操作パネルやワイヤレスリモコンが備える表示部に表示させるように構成したものがある。さらに、最近では、室内の空気の状態をより正確に報知しようという観点から、検出した相対湿度も併せて表示させようという試みがなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
相対湿度は、絶対湿度(空気中の水蒸気量)が一定であっても、温度の変化に伴って変化する。これは、図5に示すように、空気中の飽和水蒸気量は雰囲気温度によって大きく異なるからである。そのため、空調室内機に内蔵されている相対湿度検出手段によって検出された相対湿度が、居住空間の相対湿度と一致していない場合がある。これは、相対湿度検出手段の近傍空間の温度と居住空間の温度とに差があるからである。
【0004】
このような温度差が生じる原因の1つは、空調室内機の設置場所と居住空間とが離れていることにある。即ち、一般的に、空調室内機は室内の天井付近の壁面などに設置されるが、居住空間は室内のほぼ中央で床の近傍に位置しており、そのために温度差が生じるからである。また、相対湿度検出手段は、電装品箱の下側、室内空気の吸込口、室温サーミスタの側方などに設置されているが、いずれの設置場所であっても電装品や熱交換器から発生する熱の影響を受け易く、このことも温度差が生じる原因の1つである。
【0005】
さらに、空調室内機においては、サーモオフや霜取り運転の開始のように運転状態が変更されたときに機内温度が大きく変化し易いため、運転状態の変更に伴って相対湿度が変動してしまうという問題もある。
【0006】
そして、このような不正確な相対湿度に基づいて空調運転の制御を行った場合、居住空間の空気の状態を最適な状態に制御することができず、人が不快感を感じてしまうおそれがある。また、不正確な相対湿度の表示は、ユーザにとっては全く無意味なものである。
【0007】
この発明は上記従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的は、居住空間の相対湿度を正確に検出することができる相対湿度検出装置を提供すると共に、検出した相対湿度を空調運転の制御や表示に利用して快適な居住空間を実現することができる空調室内機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の相対湿度検出装置は、相対湿度を検出する相対湿度検出手段7と、上記相対湿度検出手段7の検出相対湿度を空調室内機1の運転状態に応じて予め設定されている補正係数又は補正量に基づいて補正して出力する補正手段2とを備え、上記補正手段2は、空調室内機1の現在選択されている運転状態に応じた補正係数又は補正量に基づく補正を行うことを特徴としている。
【0009】
上記請求項1の相対湿度表示装置では、検出された相対湿度は、現在選択されている空調室内機1の運転状態に応じて設定された補正係数又は補正量に基づいて補正されて出力される。この補正は、基本的には、相対湿度検出手段7の近傍空間と居住空間との間の温度差や相対湿度検出手段7の近傍空間の温度を考慮したものであるが、温度差や温度を直接求めて補正するのではなく、予め設定しておいた空調室内機1の運転状態毎の補正係数又は補正量で補正するものであり、大まかな補正ではあるけれども、簡単な構成で補正処理を行うことができる。これによって、運転状態の相違に起因する誤差が補正された正確な居住空間の相対湿度を検出することができる。ここで、運転状態とは、冷房、暖房、送風、加湿、除湿、換気、霜取などの運転の種類だけではなく、風量も含まれる。尚、検出された相対湿度の高低によって補正係数又は補正量を変更するように設定すれば、より正確に居住空間の相対湿度を求めることができる。
【0010】
請求項2の相対湿度検出装置は、出力された相対湿度を表示する表示手段5を備えることを特徴としている。
【0011】
上記請求項2の相対湿度検出装置では、最終的に出力された相対湿度は表示手段5に表示される。これによって、ユーザは居住空間の正確な相対湿度を知ることができる。
【0012】
請求項3の空調室内機は、請求項1又は請求項2の相対湿度検出装置と、上記相対湿度検出装置によって検出された相対湿度に基づいて空調運転を行わせる運転制御手段2とを備えることを特徴としている。
【0013】
上記請求項3の空調室内機では、最終的に出力された相対湿度に基づいて空調運転が制御される。ここで、空調運転とは、調湿運転と、温調運転と、調湿・温調運転との3種類を意味する。そして、調湿運転とは、加湿運転と、除湿運転と、換気運転とをいい、温調運転とは、暖房運転と、冷房運転とをいう。また、調湿・温調運転とは、調湿運転と温調運転とを適宜組み合わせて行う運転をいう。このように求めた相対湿度に基づいて空調運転を行うことによって、快適な居住空間を実現できる。また、ユーザは表示された相対湿度を基準にして空調室内機1の運転の開始・停止や運転状態の選択を行うことができるようになるので、空調室内機1の使い勝手がよくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の相対湿度検出装置及びそれを備える空調室内機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、相対湿度検出装置を備える空調室内機1の電気的構成の概略を示すブロック図である。
【0015】
空調室内機1は、マイクロコンピュータで実現される制御手段2を備え、リモコン(リモート・コントロール装置)3の操作手段4からの操作信号に従って所望の空調運転を行うものである。ユーザは操作手段4を操作して、運転状態として冷房、暖房、送風、加湿、除湿、換気などの種類と共に、設定温度や風量などを選択する。選択された運転状態は、リモコン3の表示手段5に表示される。制御手段2は、メモリ6に格納されている制御プログラムに従って、ユーザが選択した運転状態を実現するために運転制御を実行する。運転制御とは、図示しない熱交換器やファン、加湿器、室外機の圧縮機などを制御することである。
【0016】
また、制御手段2には、相対湿度検出手段7、温度検出手段8が接続されると共に、リモコン3が備える室温検出手段9も接続されている。相対湿度検出手段7は、制御手段2などの電装品を収納する電装品箱の下側や、室内空気の吸込口などに配置される。また、温度検出手段8は、相対湿度検出手段7の近傍に配置される。尚、リモコン3は、ワイヤードタイプの場合は空調室内機1が据付けられた壁面であってユーザが使用しやすい位置に自由に設置することができ、ワイヤレスタイプの場合はユーザが自由に持ち運ぶことができる。
【0017】
本発明は、室内で人が居る空間である居住空間の相対湿度をより正確に検出することが目的であり、以下に具体的な参考例と実施の形態を説明する。
【0018】
〔第1の参考例〕
第1の参考例は、補正手段である制御手段2において、相対湿度検出手段7で検出した相対湿度を、居住空間と相対湿度検出手段7の近傍空間との温度差に基づいて補正して出力しようとするものである。これは、常温付近においては空気中の水蒸気量が一定であっても温度が1℃変化すると、相対湿度は約6%変化するという温度差依存性を考慮したものである。
【0019】
温度差は、相対湿度検出手段7の近傍に配置した温度検出手段8とリモコン3に配置した室温検出手段9とを用いて直接計測して求める。これによって、正確に温度差を検出することができる。特に、リモコン3がワイヤレスタイプの場合は、一般にリモコン3はユーザの近傍に置かれていることが多いため、より正確に温度差を検出することができる。
【0020】
また、温度差の他の検出方法としては、予め測定した空調室内機1の運転状態毎の温度差を、メモリ6に記憶させておき、現在選択されている運転状態に対応する温度差を読み出す方法もある。例えば、暖房運転の場合は+3℃、冷房運転の場合は+1.5℃というような方法である。この方法は、正確さの点では直接測定する場合に比べて劣るけれども、2つの検出手段8、9が不要となるので、簡単な構成で実現することができる。
【0021】
次に、検出した相対湿度の補正は、温度差ΔT(=温度検出手段8の検出温度−室温検出手段9の検出温度)を関数とする下記の補正式に従って行う。即ち、上述したように常温付近においては温度が1℃変化すると相対湿度は約6%変化するため、温度差ΔTが検出できれば、下式によって相対湿度を算出できる。
居住空間の相対温度(%)=相対湿度検出手段7の検出相対湿度(%)×(1−0.06×ΔT)
【0022】
また、他の補正方法としては、検出相対湿度と、温度差と、居住空間の相対湿度との対応関係を計算で求めて作成した表をメモリ6に記憶させておき、この表を参照して居住空間の相対湿度を読み出す方法もある。図2は、温度差1℃毎に検出相対湿度が6%上昇しているものとして作成した検出相対湿度と居住空間の相対湿度との関係を示すグラフである。このグラフに基づいて、上記の表を作成する。
【0023】
以上のように第1の参考例によれば、空調室内機1の運転状態にかかわらず、温度差に起因する誤差が補正された正確な居住空間の相対湿度を求めることができる。
【0024】
〔第2の参考例〕
第2の参考例は、補正手段である制御手段2において、相対湿度検出手段7で検出した相対温度を、居住空間と相対湿度検出手段7の近傍空間との温度差と、相対湿度検出手段7の近傍空間の温度とに基づいて補正して出力しようとするものである。これは、基本的には第1の実施形態のように常温付近では空気中の水蒸気量が一定であっても、温度が1℃変化すると相対湿度は約6%変化するという温度差依存性を考慮したものであるが、さらに温度変化に伴う相対湿度の変化率は相対湿度検出手段7の近傍空間の温度に従って変化するという温度依存性をも考慮したものである。
【0025】
即ち、図3に示すように相対湿度の変化率は、温度差は1℃であっても、高温の場合は6%よりも小さくなり、低温の場合は6%よりも大きくなるという温度依存性f(t)を有しており、第2実施形態ではこの温度依存性も考慮している。尚、tは、相対湿度検出手段7の近傍空間の温度である。
【0026】
温度差ΔTの検出方法は、第1の実施形態と同じである。また、温度の検出は、相対湿度検出手段7の近傍に配置された温度検出手段8を用いて行う。そして、検出した相対湿度の補正は、下記の補正式に従って行う。
居住空間の相対湿度(%)=相対湿度検出手段7の検出相対湿度(%)×(1−f(t)×ΔT)
【0027】
また、以下の補正式に従って行うようにしてもよい。
居住空間の相対湿度(%)=相対湿度検出手段7の検出相対湿度(%)×(1−0.06×ΔT×g(t))
ここで、g(t)は、図4に示すように温度20℃における相対湿度変化率0.06を基準(=1)としたときの相対湿度変化率の温度依存性を示している。尚、f(t)と0.06×g(t)とは、ほぼ等価である。
【0028】
さらに他の補正方法としては、検出相対湿度と、温度差と、温度と、居住空間の相対湿度との対応関係を予め計算で求めて作成した表をメモリ6に記憶させておき、この表を参照して居住空間の相対湿度を読み出す方法もある。
【0029】
以上のように第2の参考例によれば、温度差だけでなく温度に起因する誤差も補正されるので、第1の参考例よりも正確な居住空間の相対湿度を求めることができる。
【0030】
〔第1の実施形態〕
第1の実施形態は、補正手段である制御手段2において、相対湿度検出手段7で検出した相対温度を、空調室内機1の運転状態に応じて設定した補正係数F1(x)又は補正量F2(x)に基づいて補正して出力しようとするものである。これは、基本的には上記の第1又は第2の実施形態と同様に温度差や温度を考慮したものであるが、温度差や温度を直接求めて補正するのではなく、予め設定しておいた補正係数F1(x)又は補正量F2(x)に基づいて大まかに補正するものである。尚、xは運転状態を表している。
【0031】
補正係数F1(x)又は補正量F2(x)は、空調室内機1の運転状態毎に測定されてメモリ6に記憶されている。運転状態とは、冷房、暖房、送風、加湿、除湿、換気、霜取などの運転の種類だけではなく、風量も含まれる。そして、検出した相対湿度の補正は、下記補正式に従って行う。
居住空間の相対湿度(%)=相対湿度検出手段7の検出相対湿度(%)×F1(x)
又は、居住空間の相対湿度(%)=相対湿度検出手段7の検出相対湿度(%)+F2(x)
【0032】
以上のように第1の実施形態によれば、運転状態の相違に起因した誤差を簡単な構成で補正して正確な居住空間の相対湿度を求めることができる。尚、検出相対湿度の高低によって補正係数F1(x)又は補正量F2(x)を変更するように設定すれば、さらに正確に居住空間の相対湿度を求めることができる。
【0033】
〔第3の参考例〕
第3の参考例は、相対湿度導出手段である制御手段2において、上記の各実施形態のように検出相対湿度を補正するのではなく、検出した絶対湿度と居住空間の温度とに基づいて居住空間の相対湿度を求めて出力しようとするものである。これは、室内空間(空調室内機1の内部も含む。)内においては、温度や相対湿度に比べて絶対湿度は偏りが小さいことに注目したものである。
【0034】
絶対湿度は、相対湿度検出手段7の検出相対湿度と温度検出手段8の検出温度とに基づいて、制御手段2において下記の数式に従って算出される。
絶対湿度(g/m3 )=検出相対湿度(%)×検出温度での飽和水蒸気量(g/m3 )÷100ここで、飽和水蒸気量は、図5に示すグラフに基づいて作成された計算式又は表に従って求める。尚、絶対湿度を直接検出することができる絶対湿度検出手段を用いてもよいが、高価なものであるので、低コスト化を図る観点からは、相対湿度と温度から計算で求めるようにした方がよい。
【0035】
そして、居住空間の相対湿度は、算出した絶対湿度と居住空間の温度とに基づいて、下記の数式に従って算出される。
居住空間の相対湿度(%)=絶対湿度(g/m3 )÷居住空間の温度での飽和水蒸気量(g/m3 )×100
ここで居住空間の温度は、リモコン3の室温検出手段9を用いて直接検出してもよいし、第1の実施形態と同様に温度検出手段8の検出温度と予め記憶した運転状態ごとの温度差とに基づいて間接的に検出してもよい。正確な相対湿度を求めたいときは直接検出し、構成の簡素化を図りたいときは間接的に検出すればよい。
【0036】
以上のように第3の参考例によれば、検出した相対湿度を補正する場合に比べて、正確な居住空間の相対湿度を求めることができる。
【0037】
また、上記の各実施形態に従って求めた相対湿度は、リモコン3の表示手段5に表示される。これによって、ユーザは居住空間の正確な相対湿度を知ることができると共に、この相対湿度を基準にして空調室内機1の運転の開始・停止や運転状態の選択を行うことができるようになるので、空調室内機1の使い勝手がよくなる。尚、表示手段5以外に、例えば空調室内機1の前面に配置した表示手段に相対湿度を表示させるようにしてもよい。また、相対湿度を補正するために検出した居住空間の温度を表示手段5に表示するようにすれば、温度表示のための構成と共用できるので、構成の簡素化を図ることができる。
【0038】
さらに、求めた相対湿度は、運転制御手段である制御手段2において、空調室内機1の空調運転の制御に使用される。空調運転には、調湿運転と、温調運転と、調湿・温調運転との3種類がある。
【0039】
調湿運転とは、加湿・除湿運転の他に、換気運転も含む。換気運転は、室内(居住空間も含む)の相対湿度が高く、室外の相対湿度が低い場合に、室内の相対湿度を低減するために行う。求めた相対湿度に基づいて調湿運転を行うことによって、居住空間の相対湿度を予め設定された最適相対湿度又はユーザが設定した相対湿度に調節することができる。これによって、快適な居住空間を実現できると共に、結露を防止できる。
【0040】
温調運転とは、暖房運転と、冷房運転とをいう。検出した相対湿度に基づいて温調運転を行うのは、例えば、相対湿度が低ければ温度が高くても人の不快感は小さいというように、居住空間の相対湿度の高低によって人が快適と感じる温度条件が異なるからである。これによって、快適な居住空間を実現できる。
【0041】
調湿・温調運転とは、調湿運転と温調運転とを適宜組み合わせて行う運転である。この調湿・温調運転を行うことによって、調湿運転のみ又は温調運転のみを行う場合に比べて、ユーザにとってより快適な居住空間を実現できる。また、お年寄り、子供、病人のように、ユーザの年齢、性別、体調によって体に良い温度・相対湿度条件が異なるので、ユーザに対する負担の小さい温度・相対湿度条件を設定することができる。さらに、調湿運転をしない場合と比較して、快適な居住空間を実現するために必要となる温度変更幅は減少するので、省エネ化を図ることができる。
【0042】
【発明の効果】
請求項1の相対湿度検出装置によれば、空調室内機の運転状態の相違に起因する誤差を簡単な構成で補正して正確な居住空間の相対湿度を検出することができる。
【0043】
請求項2の相対湿度検出装置によれば、ユーザは居住空間の正確な相対湿度を知ることができる。
【0044】
請求項3の空調室内機によれば、快適な居住空間を実現できる。また、ユーザは表示された相対湿度を基準にして空調室内機の運転の開始・停止や運転状態の選択を行うことができるようになるので、空調室内機の使い勝手がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 相対湿度検出装置を備える空調室内機の電気的構成の概略を示すブロック図である。
【図2】 検出相対湿度と居住空間の相対湿度との関係を示すグラフである。
【図3】 雰囲気温度と相対湿度上昇率との関係を示すグラフである。
【図4】 補正係数の雰囲気温度依存性を示すグラフである。
【図5】 雰囲気温度と飽和水蒸気量との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
空調室内機
制御手段
リモコン
表示手段
メモリ
相対湿度検出手段
温度検出手段
室温検出手段

Claims (3)

  1. 相対湿度を検出する相対湿度検出手段(7)と、上記相対湿度検出手段(7)の検出相対湿度を空調室内機(1)の運転状態に応じて予め設定されている補正係数又は補正量に基づいて補正して出力する補正手段(2)とを備え、上記補正手段(2)は、空調室内機(1)の現在選択されている運転状態に応じた補正係数又は補正量に基づく補正を行うことを特徴とする相対湿度検出装置。
  2. 出力された相対湿度を表示する表示手段(5)を備えることを特徴とする請求項1の相対湿度検出装置。
  3. 請求項1又は請求項2の相対湿度検出装置と、上記相対湿度検出装置によって検出された相対湿度に基づいて空調運転を行わせる運転制御手段(2)とを備えることを特徴とする空調室内機。
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