JP3659614B2 - ソフトウェア配布管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のクライアントで共有するソフトウェアを保持管理するソフトウェア共有システムが分散配置されたシステムにおいて、各ソフトウェア共有環境を配布管理システムからの指示で自動的に構築することのできるソフトウェア配布管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数のクライアントシステムと、それらのクライアントシステムで共有するソフトウェアを保持管理するソフトウェア共有システムとを、ネットワークに接続し、上記複数のクライアントシステムでソフトウェアを共有するシステムが知られている。
【0003】
比較的小規模な共有システムでは、システム管理者が手動でソフトウェアの共有環境を構築していた。一方、比較的大規模なシステムにおいてソフトウェアの共有環境を構築する際には、ある1つのソフトウェア共有システムに多数のクライアントから共有ソフトウェアのダウンロード要求が行なわれるなど負荷が集中することがある。そこで、ネットワーク負荷を分散するため、例えば、ソフトウェアを共有する複数のクライアントとソフトウェア共有システムとをあわせたグループをあちこちに配置するなど、ソフトウェア共有環境を分散配置するように構築する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の方式では、システム管理者が手動でソフトウェアの共有環境を構築しなければならず、管理者のソフトウェア管理更新作業の負担が大きいという不都合があった。特に、比較的大規模なシステムでは、ソフトウェア共有システムはクライアントシステムが接続する比較的高速なネットワーク上に構築する必要があり、またネットワーク負荷分散の目的からソフトウェア共有システムを分散して配置する必要があり、分散するすべてのソフトウェア共有システムに1つ1つソフトウェア共有環境を手動で構築する必要があるため、システム管理者のソフトウェア管理更新作業の負担が非常に大きい。
【0005】
さらに、ソフトウェア共有システム上にソフトウェアを共有できるように環境構築すると、ソフトウェア共有システムに接続するすべてのクライアントシステムでそのソフトウェアが適用されることになる。そのため、システム管理者が決めるソフトウェアの適用時期になったときに利用できるようにしたり、ソフトウェアの不具合などによりソフトウェアを前の世代に戻したり、ソフトウェアの利用者毎に適用するソフトウェアの世代を制御したり、ソフトウェアの利用状況を把握する、といった使用形態を容易に実現できない。
【0006】
本発明は、上述の従来技術における問題点に鑑み、分散配置されている複数のソフトウェア共有環境の構築作業を軽減し、ソフトウェアの適用日時、利用時期、および利用者などに応じた柔軟な制御を実現することができるソフトウェア配布管理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、発明は、複数のクライアントで共有するソフトウェアを保管し、クライアントからの要求に応じて該クライアントに共有ソフトウエアの利用環境を提供するソフトウエア共有システムが、分散してネットワーク上の複数個所に存在するシステムにおいて、各ソフトウエア共有システムに共有ソフトウエアを配布するソフトウェア配布管理システムをネットワーク上に設けることとした。これにより、システム管理者によるソフトウェアの共有指示を受け付け、該共有指示に応じて、上記複数のソフトウエア共有システムに、指定された共有ソフトウェアを配布し、各ソフトウエア共有システムにおけるソフトウエア共有環境を構築させる。
【0008】
また本発明は、複数のクライアントで共有するソフトウェアを保管し、クライアントからの要求に応じて該クライアントに共有ソフトウエアの利用環境を提供するソフトウエア共有システムが、分散してネットワーク上の複数個所に存在するシステムにおいて、各ソフトウエア共有システムに共有ソフトウエアを配布するソフトウェア配布管理システムをネットワーク上に設けるようにした。これにより、システム管理者によるソフトウェアの共有指示を受け付け、該共有指示に応じて、上記複数のソフトウエア共有システムに、指定された共有ソフトウェアを配布し、各ソフトウエア共有システムにおけるソフトウエア共有環境を構築させる上記ソフトウエア共有システムは、上記共有ソフトウエアの配布を受けて、該共有ソフトウエアを仮想的にインストールする処理を行ない、該インストール処理の内容を解析しその解析結果を保持、上記仮想インストールを行なったソフトウエアをインストールした状態で保管、上記仮想インストールを行なったソフトウエアを共有化して管理する上記クライアントシステムは、上記インストール処理解析結果に基づいて、クライアントシステムにおける共有ソフトウエアの利用環境を構築、上記共有ソフトウエア保管部に保管されている共有ソフトウエアを共有して使用可能にする環境を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
【0012】
図1は、本発明の実施の形態に係るソフトウェア配布管理システムの全体構成を示す。図1において、100は配布管理システム、200はソフトウェア共有システム、300−1,300−2はクライアントシステムを示す。配布管理システム100としては、主に汎用コンピュータ、UNIXサーバ、またはPCサーバを使用する。A00は、配布管理システム100とソフトウェア共有システム200とを接続するWAN(Wide Area Network)またはLAN(Local Area Network)を示す。B00は、ソフトウェア共有システム200とクライアントシステム300とを接続するLANを示す。X00−1は配布管理システム100で管理する共有ソフトウェアの共有状況データベースを示し、 X00−2はソフトウェア共有システム200に保管された共有するソフトウェアを示し、 X00−3はソフトウェア共有システム200とクライアントシステム300−1,300−2との間で共有したソフトウェアを示す。
【0013】
ソフトウェア共有システム200とクライアントシステム300−1,300−2には、ソフトウェア共有環境が構築されており、クライアントシステム300−1,300−2はソフトウェア共有システム200に保管されているソフトウェアX00−2をダウンロードしてX00−3のように実行することができる。ここでは、2つのクライアントシステム300−1,300−2でソフトウェアを共有する例を示したが、ソフトウェア共有システム200とLAN B00への負荷が問題にならない程度であれば、クライアントシステムの数は任意で良い。なお、任意の1つのクライアントシステムをクライアントシステム300と呼ぶ。
【0014】
また、ここでは1つのソフトウェア共有システム200のみ図示したが、WANまたはLAN A00には、同様のソフトウェア共有システムが複数接続されているものとする。配布管理システム100は、そのような複数のソフトウェア共有環境を簡単に構築できるようにソフトウェアの配布管理を行なう。また、配布管理システム100は、ソフトウェア共有環境を構築するにあたって、ソフトウェアを共有する際にソフトウェアの利用者や適用時期などに応じた各種の制御ができるようにする。さらに、配布管理システム100は、太い矢印で示すように、ソフトウェア共有システム200からソフトウェアの共有状況を受信し、共有状況データベースX00−1に保存して管理する。必要に応じて共有状況をディスプレイ表示することもできる。
【0015】
図2は、図1の配布管理システム100の内部構成を示す。配布管理システム100は、配布指示部101、ソフトウェア管理部102、制御部103、共有ソフトウェア情報管理部104、データ送信部105、ソフトウェア保管部106、および共有ソフトウェア情報保管部107を備えている。
【0016】
配布指示部101は、システム管理者からの指示を受けて配布指示内容を各部に伝達する。ソフトウェア管理部102は、配布するソフトウェアを管理する。制御部103は、システム管理者からの配布指示内容を受けて、ソフトウェアを新たに配布するか、または既にソフトウェア共有システム200に保管されているソフトウェアを共有するように共有指示するか、などの制御を実施する。共有ソフトウェア情報管理部104は、ソフトウェア共有システム200のソフトウェアの共有状況を管理する。データ送信部105は、ソフトウェアの配布指示や共有指示、および配布するソフトウェアをソフトウェア共有システム200に伝送する。ソフトウェア保管部106は、配布するソフトウェアを保管する。共有ソフトウェア情報保管部107は、ソフトウェア共有システム200から伝達されたソフトウェアの共有状況に関する情報を保管する。なお、図示しないが、配布管理システム100は、ソフトウエア共有システム200から共有状況を受信するための受信部を備えている。
【0017】
図3は、図1のソフトウェア共有システム200の内部構成を示す。ソフトウェア共有システム200は、データ受信部201、ソフトウェア保管部202、インストール処理解析部203、共有ソフトウェア管理部204、データ送信部205、共有ソフトウェア保管部206、および制御部207を備えている。
【0018】
データ受信部201は、配布管理システム100からのソフトウェアを含めた伝達情報を受信する。ソフトウェア保管部202は、配布管理システム100から配布されたソフトウェアおよび該ソフトウエアに関連する情報を保管する。インストール処理解析部203は、ソフトウェアの仮想インストールを実行し、インストール処理内容を解析し、その解析結果を保持する。共有ソフトウェア管理部206は、仮想インストールしたソフトウェアを共有化して管理する。
【0019】
配布管理システム100から配布されソフトウェア保管部202に保管されたソフトウェアは、そのままでは、クライアントに送って実行できる形式ではない。それが動作するクライアントに当該ソフトウェアをインストールして、始めて当該クライアントで実行可能になる。しかし、一般にインストールには時間がかかるため、クライアントからソフトウェアの実行要求が来る度に当該クライアントにソフトウェアをインストールする訳にはいかない。そこで、本実施の形態では、配布管理システム100から配布されソフトウェア保管部202に保管されたソフトウェアを、インストール処理解析部203により共有ソフトウエア保管部206上に仮想的にインストールする。共有ソフトウェア保管部206は、共有するソフトウェアをインストールした状態で保管するとともに、インストール処理の解析結果を保管する。
【0020】
データ送信部205は、クライアントシステム300にソフトウェアを含めた伝達情報を送信する。制御部207は、配布管理システム100からの伝達情報を元に上記各部を制御する。
【0021】
図4は、図1のクライアントシステム300の内部構成を示す。クライアントシステム300は、データ送信部301、ソフトウェア動作環境構築部302、ソフトウェア共有部303、ソフトウェア利用状況監視部304、データ受信部305、および制御部306を備えている。
【0022】
データ受信部305は、ソフトウェア共有システム200からの伝達情報を受信する。ソフトウェア動作環境構築部302は、インストール処理解析情報を元にソフトウェアの利用環境を構築する。ソフトウェア共有部303は、ソフトウェア共有システム200と協調してソフトウェア共有システム200にあるソフトウェアを共有できるようにする。ソフトウェア利用状況監視部304は、ソフトウェアの利用者および利用状況を監視する。データ送信部301は、ソフトウェア共有システム200に、ソフトウェアの利用状況や障害情報といった情報を転送する。制御部306は、ソフトウェア共有システム200からの伝達情報を元に上記各部を制御する。
【0023】
図5は、本システムの分散共有ソフトウェア管理方式の概要を示す全体図である。本システムでは、システム管理者のソフトウェア共有指示に基づいて、主に配布管理システム100とソフトウェア共有システム200とが連動して、ソフトウェア共有環境構築準備を実施する。まず、ソフトウェア共有システム200は、システム管理者からのソフトウェア共有指示の内容に基づいて、ソフトウェアをどのクライアントシステム300で共有するか、そのソフトウェアの利用を許可する利用者は誰か、そのソフトウェアはいつ適用できるか、適用可能なそのソフトウエアの世代(バージョン)は何か、などについて制御部203により制御する。また、ソフトウェア共有システム200は、ソフトウェアの共有指示のあったクライアントシステム300に対してソフトウェア共有指示を送信し、それを受けたクライアントシステム300ではソフトウェア共有準備を実施する。
【0024】
ソフトウェア共有準備とは、当該クライアント300において共有ソフトウエアを実行するための準備の処理であり、例えば、当該ソフトウエアを起動するためのアイコンをデスクトップに作成したり、必要な設定情報を設定するなどの処理である。
【0025】
ソフトウェア共有準備完了後、クライアントシステム300では当該ソフトウェアを利用することができるようになる。すなわち、利用者が当該ソフトウエアの利用開始を指示すると、クライアントシステム300は、ソフトウェア共有要求をソフトウェア共有システム200に送信する。それを受けたソフトウェア共有システム200は、保管してある当該ソフトウエアのプログラムそのものや該ソフトウエアを実行するために必要な各種の情報をクライアントシステム300に送信する。これにより、利用者は、クライアントシステム300で当該ソフトウエアを実行することができるようになる。
【0026】
さらに、ソフトウェア共有システム200は、配布管理システム100にソフトウェア共有状況情報を送信する。また、クライアントシステム300で利用者が当該ソフトウェアを終了させたときには、クライアントシステム300からソフトウェア共有システム200にソフトウェア共有解除要求をし、これを受けたソフトウェア共有システム200は、ソフトウェアの共有状態が解除されたことを配布管理システム100に送信する。これにより、配布管理システム100においてシステム管理者がソフトウェアの共有状況を管理できる。
【0027】
次に、上述した本実施の形態のシステムの動作を詳細に説明する。
【0028】
図7は、配布管理システム100の配布指示部101の処理概要を示すフローチャートである。配布指示部101では、配布指示用GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)またはコマンド入力により、システム管理者から下記の▲1▼から▲4▼のような項目の入力を受け付ける。
▲1▼共有するソフトウェアの名称と世代(バージョン)
▲2▼共有するソフトウェアを利用する端末(クライアント)のあて先(アドレス)▲3▼共有するソフトウェアの利用者を表す識別子(利用者ID)
▲4▼共有するソフトウェアの適用日時(期限)
【0029】
上記項目の入力を受け付けると、配布指示部101は、ステップ701で、共有するソフトウエアを利用する端末あて先から、当該ソフトウェアを配布すべきソフトウエア共有システム200のあて先を、決定する。配布管理システム100は、どの端末(クライアント)300がどのソフトウェア共有システム200に接続されているかについての情報を保持しているので、端末あて先から配布すべきソフトウエア共有システム200のあて先が分かる。
【0030】
次に、ステップ702で、システム管理者の指示にしたがい、ソフトウエア共有システム200に転送する配布指示を作成する。配布指示は、システム管理者が入力した上記▲1▼〜▲4▼の情報や、ソフトウエアを転送するソフトウエア共有システム200を示す情報などを含む。ステップ703では、ステップ701で決定したあて先のソフトウエア共有システム200に、ステップ702で作成した配布指示を転送するよう、ソフトウエア管理部102に指示する。ステップ704で、ソフトウエアを転送すべきすべてのソフトウエア共有システム200に関してソフトウエアの配布指示が完了したか否かを判別し、未だすべてのソフトウエア共有システム200の配布指示が完了していないときは、ステップ701に戻って次のソフトウエア共有システム200に関する配布指示の処理を続ける。すべてのソフトウエア共有システム200に関して配布指示が完了したときは、処理を終了する。
【0031】
図8は、配布管理システム100のソフトウエア管理部102の処理概要を示すフローチャートである。ソフトウエア管理部102は、図7のステップ703で発行された配布指示を受けて、下記の処理を行なう。まず、ステップ801で、配布を指示されたソフトウエアがソフトウエア保管部106にあるか否かを判定する。指示されたソフトウエアがあったら、ステップ802で、配布指示で指定されたソフトウエア共有システム200に、配布を指示されたソフトウエアを転送するよう、データ送信部105に指示して、処理を終了する。データ送信部105は、この配布指示に基づいて、指示されたソフトウエアおよび配布指示に含まれる各種の情報をソフトウエア共有システム200に送信する。
【0032】
ステップ801でソフトウエアが無かったときは、ステップ803で、配布指示部101に、指示されたソフトウエアが無い旨を通知する。ソフトウエアが無い旨の通知を受けた配布指示部101は、その旨をディスプレイ表示などでシステム管理者に知らせる。
【0033】
配布管理システム100のデータ送信部105により送信されたソフトウエアは、ソフトウエア共有システム200のデータ受信部201で受信され、ソフトウエア保管部202に保管される。制御部207は、インストール処理解析部203による仮想インストールを実行する。なお、図7および図8では、配布を指示されたソフトウエアをソフトウエア共有システム200に送信する場合を示したが、当該ソフトウエアが既にソフトウェア共有システム200のソフトウェア保管部202に保管されている場合は、配布指示に含まれる各種の情報のみがソフトウエア共有システム200に送信される。これは、例えば、あるクライアントに対して既に共有環境が構築されているソフトウエアに対して、追加で別のクライアントについても共有できるように設定する場合などである。
【0034】
図9に、ソフトウエア共有システム200のインストール処理解析部203による仮想インストール(インストール処理解析)の処理手順を示す。まず、ステップ901で、ソフトウェア保管部202から、共有するソフトウエアを取り出す。次に、ステップ902で、ソフトウエア共有システム200の共通ファイルおよび設定環境を待避する。これは、共有するソフトウエアの仮想インストールによりソフトウエア共有システム200の各種の環境がどのように変更されるかを検出し、さらに仮想インストールにより変更された環境を元に戻すために、仮想インストール前の環境を待避しておくものである。環境を待避したら、ステップ909でインストール先を共有ソフトウエア保管部206にして、ステップ903でインストール処理を実行する。
【0035】
次に、ステップ904で、ファイルシステム監視を行なう。これは、ステップ910に示すように、当該ソフトウエアに固有のファイルのインストール処理を解析する処理であり、具体的には、当該ソフトウエアに固有のどのようなファイルがどこにインストールされるかなどを検出するものである。また、ステップ905で、待避してある共通ファイル環境と現在(インストール後)の共通ファイル環境とを比較し、ステップ911で、共通ファイルのインストール処理を解析する。これは、どのような共通ファイルがどのように更新されあるいは追加されたかなどを検出するものである。
【0036】
次に、ステップ906で、待避した設定環境と現在(インストール後)の設定環境とを比較し、ステップ912で、インストールに係る設定処理を解析する。また、ステップ907で、デスクトップ監視を行ない、ステップ913で、デスクトップへの更新処理の解析を行なう。これにより、仮想インストールによってデスクトップがどのように変更されたかなどを検出する。その後、ステップ908で、インストール処理の解析結果を保持して、処理を終了する。インストール処理の解析結果は、ステップ914で、ステップ910〜913の解析結果をまとめることで得ることができる。なお、インストール処理の解析結果を保持した後、ステップ902で待避してあった共通ファイルおよび設定環境を元に戻し、仮想インストールにより変更された環境を仮想インストール前の状態に戻す。
【0037】
図6に、図9に示した仮想インストールによるインストール処理解析結果の保持例を示す。「設定情報」には、仮想インストールした共有ソフトウェアの名称と、そのソフトウエアの設定情報の格納場所と、その格納場所の詳細が保持される。「インストールファイル情報」には、共有ソフトウエア名称と、そのソフトウエアに固有のファイルの格納場所と、共通ファイル(別のソフトウエアからも共通に使用されるファイル)の名称と、共通ファイルのバージョンと、共通ファイルの格納場所が保持される。「デスクトップ情報」には、共有ソフトウエア名称と、その共有ソフトウエアを示すアイコンが含まれるアイコングループ名と、共有ソフトウエアのアイコン名と、アイコン作成対象ファイル名と、アイコン作成対象ファイル格納場所と、アイコン作成対象ファイル実行環境が保持される。
【0038】
図9の処理により、図6に示すような処理解析結果が生成され、この処理解析結果は、共有ソフトウエア保管部206に保管される。また、インストール処理により共有ソフトウエア保管部206に展開されたプログラムそのものもそのまま保管される。
【0039】
図9の処理の後、ソフトウエア共有システム200は、ソフトウエアを共有するすべてのクライアントシステム300に対して、インストール処理解析結果情報を付したソフトウエア共有準備処理要求を発行する。要求を受けたクライアントシステム300は、制御部306の制御の元で、ソフトウエア共有準備の処理を実行する。
【0040】
図11は、クライアントシステム300のソフトウエア動作環境構築部302によるソフトウエア共有準備の処理概要を示す。制御部306からソフトウエア共有準備の指示(具体的には、ソフトウエア動作環境構築指示およびインストール解析結果情報)を受信したとき、図11の処理が開始する。まず、ステップ1101で、インストール処理解析結果情報より設定情報の作成および設定を行なう。次に、ステップ1102で、インストール処理解析結果情報よりデスクトップ環境を作成を行ない、処理を終了する。
【0041】
図11の処理により、図6に示した情報に基づいてクライアントシステム300上に、指定された共有ソフトウエアを実行するための環境が構築される。具体的には、クライアントシステム300において、当該ソフトウエアを実行するために必要な設定情報が設定され、当該ソフトウエアの固有ファイルや共通ファイルの格納場所が決定され、デスクトップ上に当該ソフトウエアを起動するためのアイコンを生成する、などの処理である。
【0042】
一方、ソフトウエア共有システム200では、上述した仮想インストール処理により共有ソフトウエアが共有ソフトウエア保管部206に保管されると、制御部206から共有ソフトウエア管理部204にその旨の通知がなされる。その通知により、図10に示す共有ソフトウエア管理部204の処理が開始する。
【0043】
ステップ1001では、共有可能クライアントシステム情報を保持する。これは、ソフトウエア共有システム200で受信した配布指示から、当該ソフトウエアを共有することを許可するクライアントを特定する情報を取り出して保管する処理である。ステップ1002では、共有対象のソフトウエアと保管場所の対応表を作成し保管する。ステップ1003では、クライアントシステム300からの共有要求を待つ。共有要求とは、共有ソフトウエアの使用要求である。
【0044】
以上説明した図7〜図9、図11、および図10のステップ1001〜1003の処理により、クライアントシステム300で当該共有ソフトウエアを使用することができるようになる。当該共有ソフトウエアを使用したいとき、ユーザは、クライアントシステム300において当該共有ソフトウエアを示すアイコンを開く操作を行なうことなどにより共有ソフトウエアの起動要求を発行する。その起動要求に応じて、ステップ1004で、制御部206からクライアントシステム300からの共有連絡の通知がなされる。その共有連絡には、クライアントシステム300を特定する情報と、その共有要求を発行したユーザを特定する情報を付してある。
【0045】
その共有連絡を受けた共有ソフトウエア管理部204は、ステップ1005で、共有要求を発行したクライアントシステム300が共有を許可されているクライアントであるか否かを判定する。そうであるときは、ステップ1006で、共有要求を発行したユーザが共有を許可されているユーザであるか否かを判定する。そうであるときは、ステップ1007で、現在時がその共有ソフトウエアを使用するのに許可された時間(期限)であるか否かを判定する。ステップ1005〜1007の判定で共有を拒否すべきときは、ステップ1010で制御部207に共有拒否通知を発行する。共有拒否通知を受けた制御部207は、当該クライアントシステム300に共有拒否を伝える。
【0046】
ステップ1005〜1007の条件を満足する場合は、ステップ1008でソフトウエア共有化を行ない、ステップ1009で共有化情報をクライアントシステム300に転送するため制御部206に共有化情報を通知して、処理を終了する。これにより、クライアントシステム300から共有ソフトウエア保管部206に保管されている共有ソフトウエアのプログラムにアクセスすることができるようになり、クライアントで当該ソフトウエアが使用できるようになる。
【0047】
図13は、上記ステップ1008,1009でソフトウエア共有システム200から送られてくるソフトウエア共有化の指示を受けたクライアントシステム300の制御部306の処理手順を示す。ソフトウエア共有システム200からソフトウエア共有指示が送られたとき、まずステップ1301で、前回受けたソフトウエア共有指示および今回受けたソフトウエア共有指示を読み込む。次に、ステップ1302で、ソフトウエア利用者識別子要求があるか否か判定する。あれば、ステップ1303でソフトウエア利用者識別子をソフトウエア共有システム200に転送する。ステップ1304では、ソフトウエア共有システム200にソフトウエア共有情報を要求する。このソフトウエア共有情報は、図10のステップ1009で送信される共有化情報である。ステップ1305で、ソフトウエア共有情報を受け取ったか否か判定し、受け取っていたら、ステップ1306でソフトウエア共有部303に対してソフトウエアの共有情報を通知し、共有を指示して処理を終了する。
【0048】
図12は、上記ステップ1306の処理、すなわちクライアントシステム300のソフトウエア共有部303の処理手順を示す。ステップ1201で、ソフトウエア共有システム200との間でファイル共有機能を利用してソフトウエアの共有環境を構築し、処理を終了する。これにより、ソフトウエア共有システム200の共有ソフトウエア保管部206に保管されているプログラムその他のファイルにクライアントシステム300からアクセスすることが可能になり、以後は当該プログラムが実行される。
【0049】
図14は、クライアントシステム300のソフトウエア利用状況監視部304の処理手順を示す。ソフトウエア共有システム200からソフトウエア共有指示またはシステム起動が送られたとき、図14の処理を開始する。まずステップ1401で、共有開始日時を保持する。次に、ステップ1402で共有ソフトウエアプロセスの終了を監視し、ステップ1403で共有ソフトウエアが停止したか否か判定する。停止していないときは、ステップ1402に戻って監視を続ける。ステップ1403で共有ソフトウエアの停止が検出されたときには、ステップ1404で共有終了日時を保持し、ステップ1405で共有時間情報をソフトウエア共有システム200に転送するためデータ送信部301に通知して処理を終了する。
【0050】
ソフトウエア共有システム200は、上記のようにクライアントシステムから送られてくる共有状況に係る情報を配布管理システム100に転送し、配布管理システム100は、その共有状況に係る情報を共有状況データベースに保管し、必要に応じて共有状況をシステム管理者が参照できるようになっている。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、大規模システムにおいて配布管理システムでのシステム管理者の指示により、分散配置されているソフトウェアを利用するためのソフトウェア共有環境を自動的に構築できることから、システム管理者のソフトウェア共有環境構築作業を軽減することができる。また、配布管理システムで共有するソフトウェアの適用日時、利用者などを指示することでソフトウェアの利用時期や利用者などを制御することができ、その制御時の蓄積情報からソフトウェアの利用状況を管理することができる。また、現在利用しているソフトウェアの不具合などから前の世代のソフトウェアを利用できるようにするといった共有しているソフトウェアの世代の管理を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のシステム構成例を示す図
【図2】本発明の実施の形態の配布管理システムの構成図
【図3】本発明の実施の形態のソフトウェア共有システムの構成図
【図4】本発明の実施の形態のクライントシステムの構成図
【図5】本発明の実施の形態の分散共有ソフトウェア管理方式の概要を示す図
【図6】仮想インストールによるインストール処理解析結果例を示す図
【図7】配布管理システムの配布指示部の処理概要を示すフローチャート図
【図8】配布管理システムのソフトウエア管理部の処理概要を示すフローチャート図
【図9】ソフトウエア共有システムのインストール処理解析部の処理概要を示すフローチャート図
【図10】ソフトウエア共有システムの共有ソフトウエア管理部の処理概要を示すフローチャート図
【図11】クライアントシステムのソフトウエア動作環境構築部の処理概要を示すフローチャート図
【図12】クライアントシステムのソフトウエア共有部の処理概要を示すフローチャート図
【図13】クライアントシステムの制御部の処理概要を示すフローチャート図
【図14】クライアントシステムのソフトウエア利用状況監視部の処理概要を示すフローチャート図
【符号の説明】
100…配布管理システム、101…配布指示部、102…ソフトウエア管理部、103…制御部、104…共有ソフトウエア情報管理部、105…データ送信部、106…ソフトウエア保管部、107…共有ソフトウエア情報保管部、200…ソフトウェア共有システム、201…データ受信部、202…ソフトウェア保管部、203…インストール処理解析部、204…共有ソフトウェア管理部、205…データ送信部、206…共有ソフトウェア保管部、207…制御部、300…クライアントシステム、301…データ送信部、302…ソフトウェア動作環境、303…ソフトウェア共有部、304…ソフトウェア利用状況監視部、305…データ受信部、306…制御部、A00…配布管理システム100とソフトウェア共有システム200間を繋ぐネットワーク、B00…ソフトウェア共有システム200とクライアントシステム間を繋ぐネットワーク、X00…ソフトウェア。

Claims (1)

  1. 複数のクライアントで共有するソフトウェアを保管し、クライアントからの要求に応じて該クライアントに共有ソフトウエアの利用環境を提供するソフトウエア共有システムが、分散してネットワーク上の複数個所に存在するシステムにおいて、各ソフトウエア共有システムに共有ソフトウエアを配布するソフトウェア配布管理システムであって、
    上記ネットワーク上に、
    システム管理者によるソフトウェアの共有指示を受け付ける配布指示手段と、
    該共有指示に応じて、上記複数のソフトウエア共有システムに、指定された共有ソフトウェアを配布し、各ソフトウエア共有システムにおけるソフトウエア共有環境すなわち、当該共有ソフトウェアのプログラムファイルをネットワーク経由で各クライアントが共有する環境であり、各クライアントで当該共有ソフトウェアを実行するときに、前記プログラムファイルをネットワークを介して各クライアント装置のメモリにロードし、実行することができるようにする環境を構築させるソフトウエア管理手段と
    を備えた配布管理システムを有するとともに、
    上記ソフトウエア共有システムは、
    上記共有ソフトウエアの配布を受けて、該共有ソフトウエアを仮想インストールする処理すなわち、当該ソフトウエア共有システム上でインストールする処理を行ない、該インストール処理の内容を解析しその解析結果を保持するインストール処理解析手段と、
    上記仮想インストールにより当該ソフトウエア共有システム上にインストールしたソフトウエアをインストールしたファイルイメージで保管する共有ソフトウエア保管部と、
    上記仮想インストールを行なったソフトウエアを共有化して管理する共有ソフトウエア管理手段と
    を備え、
    上記クライアントシステムは、
    上記インストール処理解析結果に基づいて、クライアントシステムにおける共有ソフトウエアの利用環境を構築するソフトウエア動作環境構築手段と、
    上記共有ソフトウエア保管部に保管されている共有ソフトウエアを共有する利用環境を提供するソフトウエア共有手段と
    を備えていることを特徴とするソフトウェア配布管理システム。
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