JP3659281B2 - エンジンマウント装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンマウント装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のエンジンマウント装置として実開昭62-179446号公報に開示されたものがある。この従来のエンジンマウント装置は、エンジンに取りつけたマウントブラケットにマウントゴムに支持固定するためのボルトの端部に、ダイナミックダンパーを装着したものであり、このダイナミックダンパーはマウントゴムの直下近傍ではなく、横側に取りつけられている。また、実開昭61-67232号公報および実公平3−1289号公報に開示されているエンジンのマウント装置において、ダイナミックダンパーは複数本のボルトで車体側フレームに取りつけられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のエンジンマウント装置において、実開昭62-179446号公報に開示されているように、マウントゴム支持固定ボルトの端部に、ダイナミックダンパーを取りつけたものにあっては、次のような改良すべき問題がある。すなわち、このダイナミックダンパーはマウントゴムの直下近傍ではなく、横側に取りつけられているので、ダイナミックダンパーの重みがマウントゴムに対して偏荷重となり、かつ、ダイナミックダンパーとマウントゴムの振動周波数が異なることから、マウントゴムの正規の形状を維持した振動の吸収をすることができない。
【0004】
また、このようにダイナミックダンパーの重量がマウントゴムに対して偏荷重として働く場合に、マウントゴム自体の振動系が複雑になり、マウントゴムの製作が困難になる。更に、マウントゴム支持固定ボルトにダイナミックダンパーを取りつけた場合には、ダイナミックダンパーの振動が直接にマウントゴム支持ボルトに伝わるので、ボルトの緩みが生じて、エンジンの支持が不安定になって好ましくない。
【0005】
次に、実開昭61-67232号公報および実公平3−1289号公報に開示されているエンジンのマウント装置のように、ダイナミックダンパーを複数本のボルトで車体側フレームに取りつける場合には、少なくともボルト相互間の距離だけ取り付けスペースが必要になり、かつ、ボルトの締結面を平面にしなければならないことから、大きなスペースが必要になる。そのため、ダイナミックダンパーの取り付け位置が制限されて、振動系内の適切な位置にダイナミックダンパーを取りつけることができなくなって、十分な振動の吸収をすることができないという、改良すべき問題がある。
【0006】
本発明は、ダイナミックダンパーの重量がマウントゴムに対して偏荷重にならないようにして、マウントゴムの正規の形状を維持した振動の吸収を可能にし、かつ、マウントゴムの振動系を単純化して、エンジンの振動の吸収を効率よく行うと共に、マウントゴムの取り付けボルトの緩みをなくして、エンジンの安定したマウント支持を可能にし、更にダイナミックダンパーの取り付けスペースを狭くして、適正なエンジン支持を可能にし、エンジンの振動を効率よく吸収するようにしたエンジンマウント装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明に係る請求項1の記載から把握される手段は、エンジンマウントメンバーをマウントメンバークッションを介して車体に取り付け、前記エンジンマウントメンバーの所定の箇所にマウントゴムを固定し、エンジンに取りつけたマウントブラケットを前記マウントゴムに支持してなるエンジンマウント装置において、前記マウントゴムの直下近傍であり、かつ、前記マウントメンバークッションの近傍に、ダイナミックダンパマスをゴムを介して支持部材で支持したダイナミックダンパーを配して、該ダイナミックダンパーは、前記支持部材に植設されている一本のボルトにより、前記エンジンマウントメンバーに固定されることを特徴とする。
【0008】
次に、請求項2の記載から把握される手段は、エンジンマウントメンバーをマウントメンバークッションを介して車体に取り付け、前記エンジンマウントメンバーの所定の箇所にマウントゴムを固定し、エンジンに取りつけたマウントブラケットを前記マウントゴムに支持してなるエンジンマウント装置において、前記マウントゴムの直下近傍であり、かつ、前記マウントメンバークッションの近傍に、ダイナミックダンパーを配して、該ダイナミックダンパーは、ダイナミックダンパマスをゴムを介して支持部材で支持して、該支持部材に一本のボルトを植設すると共に、前記支持部材の外面に回り止め突起を設けて構成されており、前記ダイナミックダンパーは、前記支持部材に植設された一本のボルトにより前記エンジンマウントメンバーに固定されることを特徴とする。
【0009】
次に、各請求項の記載から把握される本発明によって、課題がどのように解決されるかについて説明する。まず、請求項1の記載から把握される本発明において、マウントゴムの直下近傍であり、かつ、マウントメンバークッションの近傍であってエンジンマウントメンバーにダイナミックダンパ−を固定したので、ダイナミックダンパーの重量が、マウントゴム及びマウントメンバークッションに対して偏荷重とならず、マウントゴムの正規の形状を維持してマウントゴムが吸収できない振動の吸収と、エンジンマウントメンバーと車体との間の共振防止との両方を、一つのダイナミックダンパ−で実現することが可能である。しかも、ダイナミックダンパーは、ダイナミックダンパマスをゴムを介して支持部材で支持して構成され、この支持部材に植設された一本のボルトにより、エンジンマウントメンバーに固定されるので、独立した状態で狭い場所へのダイナミックダンパーの取り付けが可能になる。
【0010】
次に、請求項2の記載から把握される手段は、マウントゴムの直下近傍であり、かつ、マウントメンバークッションの近傍であってエンジンマウントメンバーにダイナミックダ ンパ−を固定したので、ダイナミックダンパーの重量が、マウントゴム及びマウントメンバークッションに対して偏荷重とならず、マウントゴムの正規の形状を維持してマウントゴムが吸収できない振動の吸収と、エンジンマウントメンバーと車体との間の共振防止との両方を、一つのダイナミックダンパ−で実現することが可能である。しかも、ダイナミックダンパーは、ダイナミックダンパマスをゴムを介して支持部材で支持して、この支持部材に一本のボルトが植設されると共に、支持部材の外面に回り止め突起を設けて構成されており、ダイナミックダンパーは、支持部材に植設された一本のボルトによりエンジンマウントメンバーに固定されているので、独立した状態で狭い場所へのダイナミックダンパーの取り付けが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
上記各請求項の記載から把握される本発明について、実施の形態を説明する。まず、請求項1の記載から把握される本発明の実施の形態は、図6に示すように、エンジンマウントメンバー1をマウントメンバークッション2を介して図示されていない車体に取り付け、前記エンジンマウントメンバー1の所定の箇所にマウントゴム3を固定するための、マウントゴム固定リング6を設けて、このマウントゴム固定リング6にマウントゴム3を固定し、エンジン5に取りつけられるマウントブラケット4をボルト7にてマウントゴム3に支持してなるエンジンマウント装置であって、図1および図2に示すように、マウントゴム3を固定するマウントゴム固定リング6の直下近傍であり、かつ、マウントメンバークッション2の近傍であって、エンジンマウントメンバー1にダイナミックダンパ−8を固定する。
また、ダイナミックダンパ−8は、図3から図5に示すように、ダイナミックダンパマス 801 をゴム 802 を介して支持部材 803 で支持して構成されており、支持部材 803 の上面に植設された一本のボルト 804 によりエンジンマウントメンバー1に固定されている。
【0012】
次に、請求項2の記載から把握される本発明の実施の形態は、上述した請求項1の記載から把握される本発明の実施の形態に加え、図4及び図5に示すように、支持部材 803 の上面に回り止め突起 805 を設けている。
【0013】
以下本発明の実施の形態を更に詳しく説明する。まず、マウントゴム3とダイナミックダンパー8について説明する。 図2において、マウントゴム3には繰り抜き部301と302が設けられていて、内筒303にかかる支持振動荷重によって、マウントゴム3が変形するようになっている。したがって、マウントゴム3に偏荷重がかかって、繰り抜き部301と302が変形したり、あるいは捩じれたりした場合には、繰り抜き部301と302の正規の形状における振動吸収機能が損なわれることになる。また、マウントゴム3の振動周波数はこの繰り抜き部301と302の形状や寸法によって決定される。また、図3に示したダイナミックダンパー8の振動周波数も、ダイナミックダンパマス801の重量とゴム802との関係で決定される。
【0014】
次に、図3から図5を用いて、ダイナミックダンパー8について説明する。図3において、支持部材803はC形にプレス加工されており、ダイナミックダンパマス801の両端がゴム802を介して支持部材803に支持されている。図では支持部材 803の上面が平坦面になっているが、取り付け部の形状に合わせた外形にプレス加工してもよい。そして、支持部材803の上面にはボルト804が立設されている。
【0015】
また、図4および図5に示すように、回り止め突起805が設けられている。この回り止め突起805はプレス加工により切り起こしすることにより形成されており、支持部材803のプレス加工により、同時に回り止め突起805を形成するようにして、支持部材803の加工工数を少なくしている。
【0016】
図5において、ダイナミックダンパマス801の重心Gとボルト804の中心との間の距離L1を取付状況に応じて決定し、ダイナミックダンパー8を形成する。この場合にダイナミックダンパマス801の重心Gはボルト804の中心から支持部材803の端部までの範囲L5内にあることが必要である。したがって、距離L5を長くすることによって、距離L1も長くすることが可能となる。また、支持部材803に対してダイナミックダンパマス801の重心Gがずれても、支持部材801の上面の締結面積が広いので、ダイナミックダンパマス801が振動しても、十分に支持することができる。
【0017】
図1において、ダイナミックダンパー8は、マウントゴム固定リング6(マウントゴム3)の中心とダイナミックダンパー8の中心Cとが一致(マウントゴム直下という)するように、エンジンマウントメンバー1の裏面に取りつけられていると共に、エンジンマウントメンバー1が車体9に取りつけられるマウントメンバークッション2間の中間位置(等距離L2)に取りつけられている。そして、このダイナミックダンパー8の取り付けは、エンジンマウントメンバー1の裏面に取付部材10を固定し、この取付部材10にあけた孔にボルト804を挿通し、ナット11にて締結するようにしている。そして、図2に示すように回り止め突起805が、取付部材10に開けた孔に挿入されていて、ナット11で締結された状態の支持部材803が回らないようになっている。
【0018】
また、取付部材10は支持部材803の外形に合わせたC形になっているので、支持部材803が取付部材10に締結された状態では回ることがなく、ナット11の締結が緩むことはないので、一本のボルト804であっても支持部材803を強固に締結することができる。また、取付部材10を省略して支持部材803の上面を取付部の外形に合わせた形状にした場合も同様に、締結された支持は回ることがないので、ナット11による締結が緩むことはなく、一本のボルト804で支持部材803を強固に締結することができる。このナット11の締結が上側からできるように、エンジンマウントメンバー1には作業用の孔101があけられている。
【0019】
図2は図1の側面を示す図であり、マウントゴム3の中心とダイナミックダンパマス801の重心とが距離L3ずれた状態で取りつけられている。このL3の距離は図5で説明したように、距離L1を長くすることにより距離L3を小さくし、ダイナミックダンパマス801の重心位置をマウントゴム3に近づけることができる。同様にマウントメンバークッション2との間の距離L4も小さくすることができる。
【0020】
ダイナミックダンパマス801の重心Gがマウントゴム3の中心に一致(直下)するようにすることにより、両者の合成された振動系が最も単純化できて理想であるが、ダイナミックダンパマス801の重心Gをマウントゴム3の中心に近づけることにより、マウントゴム3自体の振動系とダイナミックダンパマス801の振動系が合成された振動系を単純化することができ、不確定な要素を少なくしてそれぞれの振動吸収に対する設計を容易にし、エンジンの振動を予定通りに吸収することができる。
【0021】
次に、作用について説明する。図3から図5において、ダイナミックダンパー8は一本のボルト804にて取りつけることができるので、図1および図2に示すように、マウントゴム固定リング6およびマウントメンバークッション2の近傍であって、エンジンマウントメンバー1の裏面である狭い空間に取りつけることができる。
【0022】
そして、このダイナミックダンパー8の取り付けは、図1に示すようにダイナミックダンパー8の中心とマウントゴム固定リング6(マウントゴム3)の中心とが一致するように取りつけることができるので、マウントゴム3の直下にダイナミックダンパー8を位置させることができ、ダイナミックダンパー8の重量がマウントゴム3に対して偏荷重とはならず、図2に示したマウントゴム3の切り抜き部301と302の変形に影響を与えないようにして、マウントゴム3の正規の形状でエンジンの振動を吸収することができる。
【0023】
また、ダイナミックダンパー8はボルト7(図6参照)とは無関係に、ボルト804でエンジンマウントメンバー1に独立した状態で取りつけられるので、ボルト7の締結の緩みには関係なく、マウントゴム3によってエンジン1(図6参照)を安定支持することができる。また、支持部材803には回り止め突起805が形成されていて、この回り止め突起805が取付部材10にあけた孔に挿入された状態で、ダイナミックダンパー8が取付部材10に締結されているので、一本のボルト804でダイナミックダンパー8を取付部材10に締結しても緩むことはない。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述した通り請求項1の記載に基づいて、発明の詳細な説明から把握される本発明によれば、まず、マウントゴムの直下近傍であってエンジンマウントメンバーにダイナミックダンパ−を固定し、ダイナミックダンパーの重量はマウントゴムに対して偏荷重にならないようにしたので、マウントゴムの振動系とダイナミックダンパーの振動系の総合された振動系を単純化し、マウントゴム自体の振動をダイナミックダンパーで吸収するようにして、マウントゴムの支持部の振動を効率よく少なくし、かつ、マウントゴムの正規の状態でエンジンの振動を予定通りに吸収することができる。また、マウントメンバークッションの近傍であってエンジンマウントメンバーにダイナミックダンパーを固定し、マウントメンバークッションに対して、ダイナミックダンパーの重量が偏荷重にならないようにしたので、マウントメンバークッションの振動系とダイナミックダンパーの振動系の総合された振動系を単純化し、マウントメンバークッション自体の振動をダイナミックダンパーで吸収することができる。
このように、一つのダンナミックダンパーにより、マウントゴムの正規の形状を維持してマウントゴム自体の振動吸収と、エンジンマウントメンバーと車体との間の共振防止、つまりマウントメンバークッション自体の振動吸収との両方を行うようにしたので、実装密度の高いエンジンルーム内の各器機の配置を容易にし、車室内の騒音を軽減することができる。
しかも、ダイナミックダンパーは、ダイナミックダンパマスをゴムを介して支持部材で支持して、この支持部材に一本のボルトを植設して構成され、この一本のボルトによりエンジンマウントメンバーに固定されており、独立した状態で狭い場所へのダイナミックダンパーの取り付けが可能になるので、マウントゴムにエンジン側のブラケットを支持しているボルトの緩みをなくして、エンジンを安定支持すると共に、マウントゴムの直下近傍およびマウントメンバークッションの近傍に、ダイナミックダンパーを取りつけることができ、エンジンの振動を効率良く軽減して、車室内の騒音を軽減することができる。
【0025】
次に、請求項2の記載に基づいて、発明の詳細な説明から把握される本発明によれば、まず、マウントゴムの直下近傍であってエンジンマウントメンバーにダイナミックダンパ−を固定し、ダイナミックダンパーの重量はマウントゴムに対して偏荷重にならないようにしたので、マウントゴムの振動系とダイナミックダンパーの振動系の総合された振動系を単純化し、マウントゴム自体の振動をダイナミックダンパーで吸収するようにして、マウントゴムの支持部の振動を効率よく少なくし、かつ、マウントゴムの正規の状態でエンジンの振動を予定通りに吸収することができる。また、マウントメンバークッションの近傍であってエンジンマウントメンバーにダイナミックダンパーを固定し、マウントメンバークッションに対して、ダイナミックダンパーの重量が偏荷重にならないようにしたので、マウントメンバークッションの振動系とダイナミックダンパーの振動系の総合された振動系を単純化し、マウントメンバークッション自体の振動をダイナミックダンパーで吸収することができる。
このように、一つのダンナミックダンパーにより、マウントゴムの正規の形状を維持してマウントゴム自体の振動吸収と、エンジンマウントメンバーと車体との間の共振防止、つまりマウントメンバークッション自体の振動吸収との両方を行うようにしたので、実装 密度の高いエンジンルーム内の各器機の配置を容易にし、車室内の騒音を軽減することができる。
しかも、ダイナミックダンパーは、ダイナミックダンパマスをゴムを介して支持部材で支持して、この支持部材に一本のボルトを植設すると共に、支持部材の外面に回り止め突起を設けて構成され、この一本のボルトによりエンジンマウントメンバーに固定されている。これにより、独立した状態で狭い場所へのダイナミックダンパーの取り付けができると共に、ダイナミックダンパーの支持部材が回らないようにして、この支持部材を締結しているボルトの緩みをなくし、一本のボルトでダイナミックダンパーを取りつけることができ、マウントゴムにエンジン側のブラケットを支持しているボルトの緩みをなくして、エンジンを安定支持すると共に、マウントゴムの直下近傍およびマウントメンバークッションの近傍に、ダイナミックダンパーを取りつけることができ、エンジンの振動を効率良く軽減して、車室内の騒音を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の要部を一部縦断面して示した正面図である。
【図2】 一部縦断面して示した図1の側面図である。
【図3】 図1におけるダイナミックダンパーの正面図である。
【図4】 図3の底面図である。
【図5】 図3の側面図である。
【図6】 図1のエンジンマウント装置を使用したエンジンのマウント支持全体の組み立て分解斜視図である。
【符号の説明】
1 エンジンマウントメンバー
2 マウントメンバークッション
3 マウントゴム
4 マウントブラケット
5 エンジン
6 マウントゴム固定リング
7 ボルト
8 ダイナミックダンパー
801 ダイナミックダンパマス
802 ゴム
803 支持部材
804 ボルト
805 回り止め突起
9 車体
10 取付部材
11 ナット
Claims (2)
- エンジンマウントメンバーをマウントメンバークッションを介して車体に取り付け、前記エンジンマウントメンバーの所定の箇所にマウントゴムを固定し、エンジンに取りつけたマウントブラケットを前記マウントゴムに支持してなるエンジンマウント装置において、
前記マウントゴムの直下近傍であり、かつ、前記マウントメンバークッションの近傍に、ダイナミックダンパマスをゴムを介して支持部材で支持したダイナミックダンパーを配して、該ダイナミックダンパーは、前記支持部材に植設されている一本のボルトにより、前記エンジンマウントメンバーに固定されることを特徴とするエンジンマウント装置。 - エンジンマウントメンバーをマウントメンバークッションを介して車体に取り付け、前記エンジンマウントメンバーの所定の箇所にマウントゴムを固定し、エンジンに取りつけたマウントブラケットを前記マウントゴムに支持してなるエンジンマウント装置において、
前記マウントゴムの直下近傍であり、かつ、前記マウントメンバークッションの近傍に、ダイナミックダンパーを配して、該ダイナミックダンパーは、ダイナミックダンパマスをゴムを介して支持部材で支持して、該支持部材に一本のボルトを植設すると共に、前記支持部材の外面に回り止め突起を設けて構成されており、前記ダイナミックダンパーは、前記支持部材に植設された一本のボルトにより前記エンジンマウントメンバーに固定されることを特徴とするエンジンマウント装置。
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JP01240997A JP3659281B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | エンジンマウント装置 |
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