JP3658502B2 - Image forming apparatus - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通常のコピーに先立ってコピー条件やその仕上がり状態を目視で確認するために試しコピー機能を有する画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
試しコピー機能は、複数のコピーを行う前に記録紙上の作像状態を目視で確認するために１枚だけコピーを行う機能である。このような機能によれば、複数のコピー枚数がセットされている場合であってもいきなり連続コピーを行わず、試験的に１枚のみをコピーして所定のトレイに排出するので、ユーザが画像のコピー具合を目視で確認することができ、また、ＯＫの場合には複数のセット枚数のコピーを行うので失敗のないコピーを行うことができる。
【０００３】
従来の方法としては例えば
（１）特開昭５８−１１６２号公報（特公平２−２１４３号公報）
（２）特開昭６３−１１６４１号公報
（３）特開昭６３−２５３９６９号公報
に開示された発明が知られている。
【０００４】
上記（１）ではプリントキーと試しキーを有し、試しコピー時には１枚のコピー後の所定時間経過後に連続コピーが開始される。また、コピーセット枚数が「１」の場合には試しコピーは行われず、更にＡＤＦ（原稿自動給紙装置）により複数の原稿を給紙する場合には最初の原稿のみについて試しコピーを行う。上記（２）では１枚のコピーで中断して続行キーで続行する方法が提案されている。また、上記（３）ではプリントキーのみの押下では１枚コピーを行い、プリントキーとマルチコピー確認キーの両方の押下で連続コピーを行う方法が提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、操作性を向上させるために自動原稿送り装置と後処理装置を備えた複写装置では、複数部コピーの際に自動原稿送り装置に積載されている原稿枚数と設定モードに基づいて１部当たりの排出転写紙の枚数が２枚以上の場合には、後処理装置を自動的にソートモードに切り換えてコピーを行う、いわゆるオートソートモードが知られている。また、このような装置も上記の試しコピー機能を有し、更に試しコピー機能のバリエーションとして片面原稿画像を転写紙の片面にコピーする「片面→片面モード」により試しコピーを行った後に、画像確認後「片面→両面モード」に切り換えてジョブを実行するものも知られている。
【０００６】
しかしながら、このような装置では、試しコピー後の通常コピー時にオートソートモードを実行すると、ユーザが「片面→片面モード」により試しコピーを行った後に、画像確認後「片面→両面モード」に切り換えて通常コピーを行う場合に上記のオートソートモードの条件を判定すると、新たに切り替わった「片面→両面モード」ではオートソートモードの条件に適合しなくなり、誤ったオートソート動作を行うという問題点がある。また、試しコピー後にコピー枚数が変更された場合にも誤ったオートソート動作を行うという問題点がある。
【０００７】
本発明は上記従来例の問題点に鑑み、試しコピーモードを備えた画像形成装置において、誤ったオートソート動作を防止することができるようにすることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
第１の手段は上記目的を達成するために、原稿をコンタクトガラス上に自動的に給紙する自動原稿給紙手段と、コンタクトガラス上の原稿画像のコピー画像を転写紙上に形成する画像形成手段と、当該画像形成手段により画像形成された転写紙を複数のビンに仕分けるソート手段と、少なくとも設定された画像形成条件で原稿画像を１回形成し、所定の排出先に排出する試しコピーモードとを有する画像形成装置において、複数部コピーを作成する場合、前記自動原稿給紙手段に積載された原稿枚数と設定モードに基づいて１部当たりの転写紙が２枚以上になるか否かを判断し、この判断結果に基づいて２枚以上になるときには前記ソート手段の動作モードをソートモードに切り換えて画像形成を実行させるオートソートモードへの切り換え手段と、前記オートソートモードへの切り換えの可否を判定する判定処理を禁止する制御、及び前記判定処理を実行させる制御を行う機能を有し、前記いずれかの制御を選択して実行する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記試しコピーを行う場合、前記判定処理を禁止することを特徴とする。
【０００９】
第２の手段は、第１の手段において、前記制御手段は、前記判定処理を禁止した後、通常コピーを行う場合には、前記判定処理を実行させることを特徴とする。
【００１０】
第３の手段は、原稿をコンタクトガラス上に自動的に給紙する自動原稿給紙手段と、コンタクトガラス上の原稿画像のコピー画像を転写紙上に形成する画像形成手段と、当該画像形成手段により画像形成された転写紙を複数のビンに仕分けるソート手段と、少なくとも設定された画像形成条件で原稿画像を１回形成し、所定の排出先に排出する試しコピーモードとを有する画像形成装置において、複数部コピーを作成する場合、前記自動原稿給紙手段に積載された原稿枚数と設定モードに基づいて１部当たりの転写紙が２枚以上になるか否かを判断し、この判断結果に基づいて２枚以上になるときには前記ソート手段の動作モードをソートモードに切り換えて画像形成を実行させるオートソートモードへの切り換え手段と、前記オートソートモードへの切り換えの可否を判定する判定処理を禁止する制御、及び前記判定処理を実行させる制御を行う機能を有し、前記いずれかの制御を選択して実行する制御手段とを有し、前記制御手段は、ソートモードが選択されていない状態で試しコピーを行う場合、前記判定処理を実行させ、次いで通常コピーを行う場合、指定コピー部数が変更されたとき、または原稿に対する転写紙の部数が変化するモードが選択されたときには前記判定処理を再度実行させることを特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図１は本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す構成図、図２は図１の操作部を詳しく示す構成図、図３は図２のＣＲＴ画面を詳しく示す説明図、図４は図１の画像形成装置の操作制御部の構成を示すブロック図、図５は図１の画像形成装置の構成を示すブロック図、図６は図１の画像形成装置の通常コピー時と試しコピー時の処理を説明するためのフローチャート、図７は図６のオートソートチェック処理を詳しく説明するためのフローチャート、図８は図６の試しコピー処理を詳しく説明するためのフローチャートである。
【００１３】
図１に示す画像形成装置は、複写機本体Ａと、自動原稿給紙装置ＢとソータＣを有し、また、複写機本体Ａには図２に詳しく示すような操作部２００が設けられている。このような構成において、自動原稿給紙装置Ｂにより原稿が自動的に１枚毎に複写機本体Ａのコンタクトガラス１０１上に給紙されて読み取られて転写紙にコピーされ、この転写紙がソータＣのプルーフトレイ又は複数のソート用トレイの１つに選択的に排出される。詳しく説明すると、自動原稿給紙装置Ｂでは原稿載置台１に載置された原稿が原稿給紙ローラ２により取り込まれ、コンタクトガラス１０１上に給紙されて停止する。このとき、原稿載置台１上の原稿は原稿載置センサ３０１により検出される。コンタクトガラス１０１上の原稿は読み取りが終了すると、自動原稿給紙装置Ｂによりコンタクトガラス１０１から排出される。
【００１４】
複写機本体Ａではコンタクトガラス１０１上の原稿が光源１０２により光照射され、原稿の反射光が第１ミラー１０３、２つの第２ミラー１０４、スルーレンズ１０５、３つの第３ミラー１０６を含む光学系を介して感光体ドラム１０７の表面を露光する。感光体ドラム１０７の表面は露光前に予め帯電器１０８により一様に帯電されており、上記の露光により原稿画像の静電潜像が感光体ドラム１０７の表面に形成される。次いで感光体ドラム１０７の表面はイレーサ１０９により不要な電荷が除去され、次いで静電潜像が現像器１１０によりトナーで現像され、次いでこのトナー像が転写チャージャ１１１により転写紙に転写される。転写を終了した感光体ドラム１０７の表面は除電チャージャ１２５により除電された後、クリーニング装置１２６により残存トナーが除去されて次のコピーに備える。
【００１５】
転写紙は給紙トレイ１１２、１１３、１１４、両面トレイ１２４の１つから選択的に給紙され、次いで搬送路１１５に沿って搬送され、レジストローラ１１６により感光体ドラム１０７上のトナー像とタイミングを合わせて感光体ドラム１０７と転写チャージャ１１１の間に搬送されてトナー像が転写される。次いでこの転写紙は分離チャージャ１２０により感光体ドラム１０７から分離され、次いで搬送ベルト１１７により搬送され、次いで定着器１１８によりトナー像が定着される。
【００１６】
定着を終了した転写紙は、転写紙の両面にコピーする両面モードでは、表面コピーが終了すると両面切り替え爪１２１が両面トレイ１２４側に切り替わることにより、両面進入路１２３を介して両面トレイ１２４に送られて蓄積される。次いで裏面コピー時には、両面トレイ１２４上の転写紙が反転されて感光体ドラム１０７と転写チャージャ１１１の間に搬送されて上記の工程が再度行われる。両面モードにおける裏面コピー終了後と片面コピーモードには、両面切り替え爪１２１が排出側に切り替わることにより、定着を終了した転写紙がソータＣに排出される。また、裏面コピー時には転写紙は反転部１２２により反転された後にソータＣに排出される。
【００１７】
ソータＣに進入した転写紙は１枚づつ複数のビン３１２の１つに選択的にスタックされ、置数分の転写紙がビン３１２にスタックされると最初のビン３１２に戻り、これを繰り返すことにより置数分のコピーが完了する。ここで、ソータＣの後処理モードとしては、１枚の原稿からコピーされた転写紙を指定部数分同一のビン３１２へ排出するスタックモードと、１枚の原稿から置数分コピーされた転写紙を各ビン３１２に排出して仕分けるソートモードを有する。排出センサ３００は転写紙が通過中にオンになり、したがって、排出センサ３００がオンからオフになると転写紙がビン３１２に排出されたことを検出することができる。
【００１８】
次に図２を参照して操作部２００について説明する。モードクリアキー２０１は全てのモードを標準状態に戻すために用いられ、このキー２０１の操作によりリピート枚数は１枚に、濃度は自動濃度に、給紙は自動給紙選択に、変倍率は等倍に設定され、両面モード等のその他の機能は全て解除される。割り込みキー２０２はコピー動作中に他のコピーを行うために用いられ、プログラムキー２０３は使用者が頻繁に使用するモードを登録したり、これを呼び出すために用いられる。ガイダンスキー２０４は基本動作や機能を表示するために用いられ、スタートキー２０５はコピー動作を開始させるために用いられる。スタートキー２０５はまた、その入力可否を表示する機能を兼用し、このために一部を半透明に形成してキーの裏側にグリーンとレッドのＬＥＤを配置してコピー可の時にはグリーンのＬＥＤを、コピー不可の時にはレッドのＬＥＤを点灯させる。
【００１９】
クリア／ストップキー２０６は待機中に操作されれば設定コピー枚数をクリアするクリアキーとして動作し、コピー動作中に操作されればコピー動作を中断するストップキー２０６として動作する。テンキー２０７はコピー枚数やズーム倍率、綴じ代等の値を入力するために用いられる。
【００２０】
ＣＲＴ表示部２０８は設定状態や機能説明、操作説明を表示する。ＣＲＴ表示部２０８の表面にはタッチパネルが設けられ、表面を指先でタッチすることにより選択キーとしての機能も有する。図３はＣＲＴ表示部２０８の表示画面の一例を示している。メッセージエリア２４０にはこの装置に関する情報が表示され、例えば「コピーできます」、「コピー中です」等のメッセージが表示される。セット枚数表示エリア２４１にはテンキー２０７により設定されたコピー枚数が表示される。
【００２１】
そして、試しコピーキー２４２をタッチすることにより試しコピーが行われる。このキー２４２は試しコピー不可の時には表示されず、この領域をタッチしても無効となる。濃度調整キー２４３は所望の濃度位置をタッチすることによりコピー濃度を手動で調整することができる。自動濃度キー２４４は原稿の地肌濃度を検出してコピー濃度を自動的に調整する場合に選択される。表示エリア２４５には用紙サイズ、用紙残量、紙種が表示され、また、トレイ選択キーを兼ねている。
【００２２】
自動用紙選択キー２４６が選択された場合には自動的に原稿サイズが検出され、原稿サイズと設定倍率に基づいて算出された最適なサイズの用紙が収容された給紙トレイが選択される。用紙指定変倍キー２４７ａは指定用紙サイズに合うように原稿画像を自動的に拡大、縮小する場合に用いられ、等倍キー２４７ｂは等倍でコピーする場合に用いられる。エリア２４８には倍率が表示される。定型変倍キー２４９は定型サイズに拡大、縮小する場合に用いられ、ズームキー２５０、２５１は寸法変倍キー２５２で寸法変倍が選択されたとき、１％刻みで倍率を指定する場合に用いられる。指定された倍率は倍率表示エリア２４８に表示される。
【００２３】
片面・両面キー２５３は片面原稿を用紙の両面にコピーする場合に用いられ、両面・両面キー２５４は両面原稿を用紙の両面にコピーする場合に用いられる。両面・片面キー２５５は両面原稿を用紙の片面にコピーする場合に用いられる。表面綴じ代寸法表示エリア２５６には表面綴じ代キー２５７により指定された綴じ代寸法が表示され、裏面綴じ代寸法表示エリア２５８には裏面綴じ代キー２５９により指定された綴じ代寸法が表示される。
【００２４】
また、編集機能として外消去キー２６０、内消去キー２６１、センター消去キー２６２が設けられ、コピー原稿に書き込まれたマークを読み取って、それぞれ外消去、内消去、またはセンター消去を実行する。
【００２５】
表表紙キー２６３は原稿の１枚目を表紙専用紙にコピーする場合に用いられ、両表紙キー２６４は原稿の１枚目と最終ページを表紙専用紙にコピーする場合に用いられる。章区切りキー２６５は指定ページの原稿を合紙にコピーする場合に用いられ、ソート機能選択キー２６６とスタック機能選択キー２６７はそれぞれソータＣのソートモードとスタックモードを設定する場合に用いられる。
【００２６】
次に図４を参照して操作制御部について説明する。メイン制御部２８０はこの複写機全体の制御を行い、特に後述する試しコピー機能を制御する。操作制御部のＣＰＵ２８４はメイン制御部２８０との間で光トランシーバ２８３を介してシリアル通信でコマンドをやり取りし、メイン制御部２８０からのコマンドを受け取るとＣＲＴ表示部２０８上に表示する内容を決定し、ＣＧＲＯＭ２８５に予め記憶された多数のビットパターンを選択的に読み出すためのコードをＶＲＡＭ２８１に展開し、読み出したビットパターンをＣＲＴコントローラ２８２を介してＣＲＴ表示部２０８の画面に表示する。
【００２７】
ＶＲＡＭ２８１内のビットパターン展開エリアは幾つかに区切られており、現在表示されている画面とは別の画面のビットパターンを展開することができ、また、ＶＲＡＭ２８１のアドレスを変更することにより画面を一瞬に書き換えることができる。ＣＲＴコントローラ２８２はＣＰＵ２８４、ＣＧＲＯＭ２８５、タッチパネル２１０、ＬＥＤドライバ２８６により駆動されるキーボード２８７、アドレスデコーダ２８８、アドレスラッチ２８９等の間でアドレスやデータをやり取りする。ＣＰＵ２８４はアドレスラッチ２８９、ＲＯＭ２９０、不揮発性ＲＡＭ２９１、システムリセット部２９２を介してアドレスデコーダ２８８等の間でアドレスやデータをやり取りする。
【００２８】
つぎに、図５を参照して複写機本体Ａのメイン制御部２８０について説明すると、複写機本体Ａの制御はＣＰＵ（中央処理装置）１００１を中心として行われる。ＣＰＵ１００１の制御用のプログラムとデータは予めＲＯＭ（リードオンリメモリ）１００２に記憶され、ＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）１００３は中間結果等を記憶するために用いられる。
【００２９】
Ａ／Ｄコンバータ１００５はスキャナのランプ電圧１８２１や、トナー濃度制御用のＰセンサ１８２２の発光電圧および受光電圧や、感光ドラム１０７上の電位を検出する電位センサ３１１の出力や、自動濃度調整（ＡＤＳ）用のセンサ１８１６の出力や、ランプ光量センサ１８１７の出力や、感光ドラム１０７の電位センサ１８１８の出力や、定着器１１８のサーミスタ５０３による電圧等の各種センサ１００６の出力等をディジタル信号に変換する。なお、定着器１１８のサーミスタによる電圧により、定着温度が所定値以下の場合にはコピー動作が禁止される。
【００３０】
ＣＰＵ１００１はまた、ＩＮポート１００７を介してメモリクリア用のＤＩＰスイッチ（ＳＷ）１８２４や人体検知センサ１８２５等の各入力１００８を取り込み、また、ＯＵＴポート１００９を介して各種ソレノイド１８１５、各種ローラ駆動用クラッチ１８１９を制御する。ＣＰＵ１００１は更に、シリアル通信ユニット１８０７を介して図１に示すような操作部２００、自動原稿給紙装置Ｂ（（又はＲＤＨ１９０１）、ソータＣ（又はステープル装置１９０２）との間でシリアル通信を行う。
【００３１】
光学系制御ユニット１０１１はスキャナの露光ランプ１０２、スキャナ１８２６、レンズ光軸モータ１８２７、スラストモータ１８２８等を制御する。高圧電源ユニット１０１３は図１に示す電子写真プロセスに必要な帯電チャージャ３０２や、分離チャージャ３０５や、転写チャージャ３０４や、ＰＴＣ（転写前チャージャ）３１２や現像バイアス７１２等の負荷１０１４に電源を供給する。また、モータ制御ユニット１０１５はメインモータ１０１６の制御を行い、ヒータ制御ユニット１０１７は定着器１１８のヒータを制御する。センサ感度ユニット１０２１はランプ光量センサ１８１７や、ＡＤＳセンサ１８１６やＰセンサ３１５の各受光ゲインとＰセンサの発光電圧を制御するために用いられる。
【００３２】
次にコピー時の動作を説明する。ユーザが先ず操作部２００を介して倍率、濃度等の条件、コピー枚数を設定し、また、試しコピーキー２４２を押下することなくスタートキー２０５を押下すると設定枚数分のコピーを行う。また、このときソートキー２６６が押下されていれば転写紙をソータＣに排出して１セット原稿に対するセット部数分の転写紙を仕分ける。
【００３３】
これに対し、ユーザが複数枚のコピーを行う前にコピーの出来上がり具合を確認するために、操作部２００を介して倍率、濃度等の条件、コピー枚数を設定した後、試しコピーキー２４２を押下すると、自動原稿給紙装置Ｂからコンタクトガラス１０１上に１枚目の原稿を給紙すると共に、給紙トレイ１１２、１１３又は１１４から１枚の転写紙を給紙して設定条件に従って試しコピーを行う。また、このときソートキー２６６が押下されていれば転写紙をソータＣのプルーフトレイ３１１上に排出する。この場合、プルーフトレイ上には転写紙を上向きで排出することにより、ユーザにとって容易にコピーの出来上がり具合を確認することができる。
【００３４】
試しコピーが終了しても、コンタクトガラス１０１上の１枚目の原稿を排出しない。したがって、ユーザにとってコピーの出来上がり具合が不満であって、コピー条件が変更された後に試しコピーキー２４２が再度押下されると、新しい設定条件に従って試しコピーを行う。他方、ユーザにとってコピーの出来上がり具合が満足であってスタートキー２０５を押下すると設定枚数分のコピーを行う。
【００３５】
次に図６〜図８を参照して通常コピー時と試しコピー時の動作を説明する。先ず、オートソート移行可能を示すフラグ（fAutoSort）を初期化（リセット）する（ステップＳ０）。なお、このフラグ（fAutoSort）は、後述するステップＳ３に示すオートソートチェック処理においてセット又はリセットされる。
【００３６】
次いでスタートキー２０５が押下された否かを判断し（ステップＳ１）、スタートキー２０５が押下された場合には通常コピーの指示であるので、試しコピーキー２４２の表示を消し、また、スタートキー２０５の赤色ＬＥＤを点灯させてメッセージエリア２４０に「コピー中です」のメッセージを表示する。次いで自動原稿給紙装置Ｂに対してコピー対象の原稿の給紙指示を送り、これにより自動原稿給紙装置Ｂが指定原稿をコンタクトガラス１０１上に給紙する（ステップＳ２）。次いで図７に示すオートソートチェック処理（後述）を実行してソートモード切り替えの可否を決定する（ステップＳ３）。
【００３７】
ステップＳ３においてオートソートチェック処理を終了すると（排出先を決定すると）、フラグ（fAutoSort）を判定することによりオートソートチェック処理においてオートソートに移行可能であったか否かを判定する（ステップＳ４）。そしてフラグ（fAutoSort）がセットされている場合、すなわちオートソートに移行可能な場合には、このジョブの後処理モードをソートモードに切り替える（ステップＳ５）。
【００３８】
このとき、「移行不可」または「移行可能かが不明」（＝片面→両面モードの場合、１枚目の原稿給紙時にはソートモード移行可能かは不明であり、２枚目の原稿給紙時に３枚目の原稿の有無が確定する）の場合には、現在の後処理モードを維持する。ステップＳ５の処理に伴い、ソート選択キー２０６を選択可能とする。
【００３９】
このようにステップＳ５において後処理モードが確定すると、次いで指定原稿の読み取り及びコピー処理の実行と、コピー処理済み転写紙を指定された後処理モード（ソートモード、スタックモード、プルーフトレイ３１１に排出するＯＦＦモード）において指定排出先（ソータビン３１２、プルーフトレイ３１１、両面トレイ１２４）に排出する（ステップＳ６）。次いでステップＳ２〜Ｓ６の処理を指定部数終了まで繰り返し（ステップＳ７）、指定部数のコピーが終了するとステップＳ１に戻り、スタートキー２０５の緑色ＬＥＤを点灯させてメッセージエリア２４０に「コピーできます」のメッセージを表示する。
【００４０】
次に図７に示すオートソートチェック処理を説明する。ここで、オートソートとは、複数部のコピーの際に自動原稿給紙装置Ｂに積載されている原稿枚数、設定モードを判断して、１部当たりの排出転写紙の枚数が２枚以上の場合には、後処理装置を自動的にソートモードに切り換えてコピーを行うものである。先ず、ソートモード移行の条件である現在設定されている後処理モードのチェックと（ステップＳ１５）、置数が２以上か否かのチェック（ステップＳ１６）を行う。ステップＳ１５の条件を満たさない場合にはソートモード又はスタックソートで、また、ステップＳ１６の条件を満たさない場合にはＯＦＦモードでコピーを行う。
【００４１】
これに対し、ステップＳ１５、Ｓ１６の条件を満たす場合には続くステップＳ１７において最初の機外排出転写紙か否かを判断し、また、ステップＳ１８において次の原稿が有るか否かを判断することにより、現在コピー中の原稿の次の原稿が有るか否かをチェックする。これは、通常では、原稿が２枚以上あるか否かをチェックすればよいが、片面→両面モードの場合には原稿が３枚以上なければ１部当たりの排出転写紙が２枚以上にならないことに対応させるためである。
【００４２】
ステップＳ１７、Ｓ１８の条件を満たして１部当たりの排出転写紙が２枚以上になる場合には、現在設定されている後処理モード（ＯＦＦモードにおいてプルーフトレイ３１１に排出）をソートモードに切り替可能であることを検出してフラグ（fAutoSort）をセットし（ステップＳ１９）、この処理を終了する、それ以外の場合には、オートソートに「移行不可」または「移行可能かが不明」であるのでフラグ（fAutoSort）をリセットし（ステップＳ１９）、この処理を終了する、
図６に戻り、ステップＳ１においてスタートキー２０５が押下されていない場合には、試しコピーキー２４２を押下されたか否かを判断し（ステップＳ８）、押下されていない場合にはステップＳ１に戻る。他方、試しコピーキー２４２を押下されると、試しコピーキー２４２の表示を消してスタートキー２０５の赤色ＬＥＤを点灯させて、指定原稿を給紙し（ステップＳ９）、次いで図８に詳しく示す試しコピー処理を実行する（ステップＳ１０、Ｓ１１）。
【００４３】
この試しコピー処理では図８に示すように、指定された給紙段から転写紙を給紙し（ステップＳ２１）、次いで作像動作を実行し（ステップＳ２２）、次いでその転写紙を指定排紙トレイに排紙し（ステップＳ２３）、次いで原稿をコンタクトガラスから排出しないで保持し（ステップＳ２４）、この試しコピー処理を終了する。そして、試しコピーが終了すると図６に示すステップＳ１に戻り、スタートキー２０５の緑色ＬＥＤを点灯させ、メッセージエリア２４０に「コピーできます」を表示する。
【００４４】
したがって、試しコピーを実行した場合には、ステップＳ３におけるオートソートチェック処理を実行させない（禁止する）ので、ステップＳ６において片面→片面コピーで試しコピー実行後にステップＳ１に戻って置数が変更された場合や、片面→片面モードから片面→両面モードに切り替えられて通常コピーを行う場合などにおいて、誤ったオートソート動作することを防止することができる。
【００４５】
次に図９を参照して第２の実施形態の処理を説明する。この第２の実施形態では、試しコピー時にも試しコピー処理（ステップＳ４３）の前に仮のオートソートチェック処理（図７）を行うステップＳ４２が追加されている。そして正式なジョブスタート時には、作成するコピー部数を指定するための置数が変更された場合や、原稿に対して作成されるコピー転写紙の枚数が変化するような原稿面モード（片面、両面モード）やコピー面モード（片面、両面、集約、分割モード等）が選択された場合等のように、当該原稿から排出転写紙枚数が変化するようなモード変更が行われた場合（ステップＳ３１、Ｓ３４）のみ、再度オートソートの評価を行う（ステップＳ３５）。なお、ステップＳ３０、Ｓ３２、Ｓ３３は図６におけるＳ０、Ｓ１、Ｓ２に、Ｓ３５〜Ｓ３９はＳ３〜Ｓ７に、Ｓ４０、Ｓ４１はＳ８、Ｓ９に、また、Ｓ４３、Ｓ４４はＳ１０、Ｓ１１に、それぞれ対応している。
【００４７】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、試しコピーを開始するときには、オートソートモードの判定処理を実行しないようにするので、誤ったオートソート動作を防止することができる。
【００４８】
請求項２記載の発明によれば、オートソートモードの判定処理を禁止した後、通常コピーを行う場合には、オートソードモードの判定処理を実行させるので、誤ったオートソートモード動作を防止することができる。
【００４９】
請求項３記載の発明によれば、ソートモードが選択されていない状態で試しコピーを行う場合、オートソートモードの判定処理を実行させ、次いで通常コピーを行う場合、指定コピー部数が変更されたとき、または原稿に対する転写紙の部数が変化するモードが選択されたときには前記判定処理を再度実行させるので、無駄な制御動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す構成図である。
【図２】図１の操作部を詳しく示す構成図である。
【図３】図２のＣＲＴ画面を詳しく示す説明図である。
【図４】図１の画像形成装置の操作制御部の構成を示すブロック図である。
【図５】図１の画像形成装置の構成を示すブロック図である。
【図６】図１の画像形成装置の通常コピー時と試しコピー時の処理を説明するためのフローチャートである。
【図７】図６のオートソートチェック処理を詳しく説明するためのフローチャートである。
【図８】図６の試しコピー処理を詳しく説明するためのフローチャートである。
【図９】第２の実施形態の通常コピー時と試しコピー時の処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
Ａ 複写機本体
Ｂ 自動原稿給紙装置
Ｃ ソータ
１００１ ＣＰＵ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an image forming apparatus having a test copy function for visually confirming copy conditions and the finished state prior to normal copying.
[0002]
[Prior art]
The trial copy function is a function that performs a single copy in order to visually confirm the image forming state on the recording paper before performing a plurality of copies. According to such a function, even when a plurality of copies are set, the user does not perform continuous copying suddenly, but only one sheet is experimentally copied and ejected to a predetermined tray. In the case of OK, since a plurality of sets are copied, it is possible to perform a copy without failure.
[0003]
As a conventional method, for example
(1) Japanese Patent Application Laid-Open No. 58-1162 (Japanese Patent Publication No. 22143)
(2) Japanese Patent Laid-Open No. 63-11641
(3) JP 63-253969 A
The invention disclosed in is known.
[0004]
In the above (1), there are a print key and a trial key, and at the time of trial copying, continuous copying is started after a lapse of a predetermined time after one copy. Further, when the number of copy sets is “1”, the trial copy is not performed, and when a plurality of documents are fed by an ADF (automatic document feeder), the trial copy is performed only for the first document. In (2) above, a method is proposed in which a single copy is interrupted and then continued with the continue key. In the above (3), a method is proposed in which one copy is performed when only the print key is pressed, and continuous copying is performed when both the print key and the multi-copy confirmation key are pressed.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in a copying machine equipped with an automatic document feeder and a post-processing device to improve operability, per copy is set based on the number of documents loaded on the automatic document feeder and the setting mode when copying a plurality of copies. When the number of discharged transfer sheets is two or more, a so-called auto sort mode is known in which copying is performed by automatically switching the post-processing apparatus to the sort mode. In addition, such an apparatus also has the above-described test copy function. Further, as a variation of the test copy function, the image check is performed after performing the test copy in the “one side → one side mode” in which a single-sided original image is copied on one side of a transfer sheet. There is also known a method of executing a job after switching to “single side → double side mode”.
[0006]
However, in such an apparatus, when the auto sort mode is executed at the time of normal copy after the trial copy, after the user performs the trial copy by “single side → single side mode”, the image is confirmed and switched to “single side → double side mode”. If the auto-sort mode conditions are determined when performing normal copying, the newly switched "single-sided to double-sided mode" does not conform to the auto-sort mode conditions, causing incorrect auto-sorting. . Further, there is a problem that an erroneous autosort operation is performed even when the number of copies is changed after the trial copy.
[0007]
An object of the present invention is to prevent an erroneous autosort operation in an image forming apparatus provided with a trial copy mode in view of the problems of the conventional example.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above object, the first means is an automatic document feeding means for automatically feeding a document on the contact glass, and an image forming means for forming a copy image of the document image on the contact glass on the transfer paper. A sorting unit that sorts the transfer paper image-formed by the image forming unit into a plurality of bins; a test copy mode that forms a document image once under at least set image forming conditions and discharges it to a predetermined discharge destination; TheHaveIn the image forming apparatus, when making a plurality of copies, it is determined whether or not there are two or more transfer sheets per copy based on the number of documents stacked on the automatic document feeder and the setting mode. Based on the determination result, when there are two or more sheets, it is determined whether the operation mode of the sort unit is switched to the sort mode and the auto sort mode for executing image formation, and whether or not the auto sort mode can be switched is determined. Prohibit judgment processingIt has a function of performing control and control for executing the determination process, and selects and executes one of the controlsControl means andAnd the control means prohibits the determination process when performing the trial copy.It is characterized by that.
[0009]
  The second means is the first means, wherein the control means is:When normal copy is performed after the determination process is prohibited, the determination process is executed.It is characterized by that.
[0010]
  The third means isAutomatic document feeding means for automatically feeding a document on contact glass, image forming means for forming a copy image of a document image on contact glass on transfer paper, and transfer paper on which an image is formed by the image forming means A plurality of copies are created in an image forming apparatus having sorting means that sorts a plurality of bins and a test copy mode that forms a document image once under at least set image forming conditions and discharges the original image to a predetermined discharge destination. In this case, it is determined whether or not there are two or more transfer sheets per copy based on the number of originals stacked on the automatic document feeder and the setting mode, and based on the determination result, the number is two or more. Sometimes the operation mode of the sorting means is switched to the sorting mode and switching means to auto sort mode for executing image formation, and switching to the auto sorting mode is performed. A control unit that prohibits a determination process for determining whether or not to perform the determination, and a control function that executes the determination process, and includes a control unit that selects and executes any one of the controls, and the control unit includes: When trial copy is performed in a state where the sort mode is not selected, the determination process is executed, and then normal copy is performed. When the designated copy number is changed, or the number of copies of the transfer paper with respect to the original is changed. When is selected, the determination process is executed againIt is characterized by that.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. 1 is a block diagram showing an embodiment of an image forming apparatus according to the present invention, FIG. 2 is a block diagram showing in detail the operation unit of FIG. 1, FIG. 3 is an explanatory diagram showing in detail the CRT screen of FIG. 2, and FIG. 1 is a block diagram illustrating the configuration of the operation control unit of the image forming apparatus of FIG. 1, FIG. 5 is a block diagram illustrating the configuration of the image forming apparatus of FIG. 1, and FIG. 6 is a normal copy and a trial copy of the image forming apparatus of FIG. 7 is a flowchart for explaining in detail the autosort check process of FIG. 6, and FIG. 8 is a flowchart for explaining the test copy process of FIG. 6 in detail.
[0013]
The image forming apparatus shown in FIG. 1 has a copying machine main body A, an automatic document feeder B and a sorter C, and the copying machine main body A is provided with an operation unit 200 as shown in detail in FIG. Yes. In such a configuration, the originals are automatically fed one by one onto the contact glass 101 of the copying machine main body A by the automatic document feeder B and read and copied onto the transfer paper. C is selectively discharged to a proof tray or one of a plurality of sorting trays. More specifically, in the automatic document feeder B, the document placed on the document placing table 1 is taken in by the document feed roller 2, fed onto the contact glass 101, and stopped. At this time, the document on the document table 1 is detected by the document placement sensor 301. When reading of the document on the contact glass 101 is completed, the document is discharged from the contact glass 101 by the automatic document feeder B.
[0014]
In the copying machine main body A, an original on the contact glass 101 is irradiated with light by a light source 102, and reflected light of the original includes an optical system including a first mirror 103, two second mirrors 104, a through lens 105, and three third mirrors 106. The surface of the photosensitive drum 107 is exposed through The surface of the photosensitive drum 107 is uniformly charged in advance by the charger 108 before exposure, and an electrostatic latent image of the original image is formed on the surface of the photosensitive drum 107 by the above exposure. Next, unnecessary charges are removed from the surface of the photosensitive drum 107 by the eraser 109, the electrostatic latent image is developed with toner by the developing device 110, and then the toner image is transferred to the transfer paper by the transfer charger 111. After the transfer, the surface of the photosensitive drum 107 is neutralized by the neutralization charger 125, and then the residual toner is removed by the cleaning device 126 to prepare for the next copy.
[0015]
The transfer paper is selectively fed from one of the paper feed trays 112, 113, 114, and the double-sided tray 124, and then transported along the transport path 115, and the toner image on the photosensitive drum 107 and the timing by the registration roller 116. Are transferred between the photosensitive drum 107 and the transfer charger 111 to transfer the toner image. Next, the transfer paper is separated from the photosensitive drum 107 by the separation charger 120, then conveyed by the conveyance belt 117, and then the toner image is fixed by the fixing device 118.
[0016]
In the duplex mode in which the transfer sheet that has been fixed is copied to both sides of the transfer sheet, the duplex switching claw 121 is switched to the duplex tray 124 side when the surface copy is completed, and is sent to the duplex tray 124 via the duplex entry path 123. And accumulated. Next, at the time of copying on the back side, the transfer sheet on the double-sided tray 124 is reversed and conveyed between the photosensitive drum 107 and the transfer charger 111, and the above process is performed again. After the back-side copy in the duplex mode is completed and in the single-sided copy mode, the transfer sheet whose fixing has been completed is ejected to the sorter C by switching the duplex switching claw 121 to the ejection side. Further, at the time of back side copying, the transfer paper is reversed by the reversing unit 122 and then discharged to the sorter C.
[0017]
The transfer sheets that have entered the sorter C are selectively stacked one by one in one of a plurality of bins 312. When a set number of transfer sheets are stacked in the bin 312, the transfer returns to the first bin 312 and this is repeated. This completes the copy of the number. Here, as a post-processing mode of the sorter C, a stack mode in which transfer paper copied from one original is ejected to the same bin 312 by a specified number of copies, and transfer paper copied from a single original by the number of copies. Is sorted into each bin 312 and sorted. The discharge sensor 300 is turned on while the transfer paper is passing. Therefore, it can be detected that the transfer paper is discharged to the bin 312 when the discharge sensor 300 is turned off.
[0018]
Next, the operation unit 200 will be described with reference to FIG. The mode clear key 201 is used to return all modes to the standard state. By operating this key 201, the number of repeats is set to 1, the density is set to automatic density, the paper feed is set to automatic paper feed, the variable magnification is set to the same. Doubled, all other functions such as duplex mode are canceled. The interrupt key 202 is used for performing another copy during the copy operation, and the program key 203 is used for registering or calling a mode frequently used by the user. A guidance key 204 is used to display basic operations and functions, and a start key 205 is used to start a copy operation. The start key 205 also has a function of displaying whether or not the input is possible. For this purpose, a part of the start key 205 is made translucent, and green and red LEDs are arranged on the back side of the key. When copying is impossible, the red LED is turned on.
[0019]
The clear / stop key 206 operates as a clear key for clearing the set copy number when operated during standby, and operates as a stop key 206 for interrupting the copy operation when operated during the copy operation. A numeric keypad 207 is used to input values such as the number of copies, zoom magnification, and binding margin.
[0020]
A CRT display unit 208 displays a setting state, a function description, and an operation description. A touch panel is provided on the surface of the CRT display unit 208, and also has a function as a selection key by touching the surface with a fingertip. FIG. 3 shows an example of the display screen of the CRT display unit 208. Information about this device is displayed in the message area 240. For example, messages such as “Can copy” and “Copying” are displayed. In the set number display area 241, the number of copies set by the ten key 207 is displayed.
[0021]
Then, a trial copy is performed by touching the trial copy key 242. This key 242 is not displayed when the trial copy is impossible, and it becomes invalid even if this area is touched. The density adjustment key 243 can manually adjust the copy density by touching a desired density position. The automatic density key 244 is selected when the background density of the document is detected and the copy density is automatically adjusted. The display area 245 displays the paper size, the remaining paper amount, and the paper type, and also serves as a tray selection key.
[0022]
When the automatic paper selection key 246 is selected, the document size is automatically detected, and the paper feed tray that stores the optimal size paper calculated based on the document size and the set magnification is selected. The paper designation scaling key 247a is used for automatically enlarging or reducing the original image to fit the designated paper size, and the equal magnification key 247b is used for copying at the same magnification. In the area 248, the magnification is displayed. The standard scaling key 249 is used when enlarging or reducing to a standard size, and the zoom keys 250 and 251 are used when specifying the magnification in 1% increments when the size scaling key 252 is selected. . The designated magnification is displayed in the magnification display area 248.
[0023]
The single-sided / double-sided key 253 is used for copying a single-sided original on both sides of the paper, and the double-sided / double-sided key 254 is used for copying a double-sided original on both sides of the paper. A double-sided / single-sided key 255 is used when copying a double-sided document on one side of a sheet. The front binding margin dimension display area 256 displays the binding margin dimension specified by the front binding margin key 257, and the back binding margin dimension display area 258 displays the binding margin dimension specified by the rear binding margin key 259. .
[0024]
In addition, an outer erasing key 260, an inner erasing key 261, and a center erasing key 262 are provided as editing functions, and a mark written on a copy original is read to perform outer erasing, inner erasing, or center erasing, respectively.
[0025]
The front cover key 263 is used when copying the first sheet of the document to the cover sheet, and the both cover keys 264 are used when copying the first sheet and the last page of the document to the cover sheet. The chapter break key 265 is used when copying a document of a specified page onto a slip sheet, and the sort function selection key 266 and the stack function selection key 267 are used when setting the sort mode and stack mode of the sorter C, respectively.
[0026]
Next, the operation control unit will be described with reference to FIG. The main control unit 280 controls the entire copying machine, and in particular controls a test copy function which will be described later. The CPU 284 of the operation control unit exchanges commands with the main control unit 280 through serial communication via the optical transceiver 283, and determines the contents to be displayed on the CRT display unit 208 when receiving a command from the main control unit 280. A code for selectively reading a number of bit patterns stored in advance in the CGROM 285 is developed in the VRAM 281, and the read bit patterns are displayed on the screen of the CRT display unit 208 via the CRT controller 282.
[0027]
The bit pattern development area in the VRAM 281 is divided into several areas, so that a bit pattern of a screen different from the currently displayed screen can be developed, and the screen can be instantly changed by changing the address of the VRAM 281. Can be rewritten. The CRT controller 282 exchanges addresses and data among the CPU 284, the CGROM 285, the touch panel 210, the keyboard 287 driven by the LED driver 286, the address decoder 288, the address latch 289, and the like. The CPU 284 exchanges addresses and data between the address decoder 288 and the like via the address latch 289, the ROM 290, the nonvolatile RAM 291 and the system reset unit 292.
[0028]
Next, the main control unit 280 of the copying machine main body A will be described with reference to FIG. 5. The control of the copying machine main body A is performed mainly by a CPU (central processing unit) 1001. A control program and data for the CPU 1001 are stored in advance in a ROM (Read Only Memory) 1002, and a RAM (Random Access Memory) 1003 is used for storing intermediate results and the like.
[0029]
The A / D converter 1005 outputs the lamp voltage 1821 of the scanner, the light emission voltage and light reception voltage of the P sensor 1822 for toner density control, the output of the potential sensor 311 for detecting the potential on the photosensitive drum 107, and automatic density adjustment (ADS). ) Sensor 1816 output, lamp light amount sensor 1817 output, potential sensor 1818 output of photosensitive drum 107, output of various sensors 1006 such as voltage by thermistor 503 of fixing device 118, and the like are converted into digital signals. . Note that when the fixing temperature is equal to or lower than a predetermined value due to the voltage generated by the thermistor of the fixing device 118, the copying operation is prohibited.
[0030]
The CPU 1001 also receives inputs 1008 such as a memory clearing DIP switch (SW) 1824 and a human body detection sensor 1825 via the IN port 1007, and various solenoids 1815 and various roller driving clutches via the OUT port 1009. 1819 is controlled. Further, the CPU 1001 performs serial communication with the operation unit 200, the automatic document feeder B (or RDH 1901), and the sorter C (or stapling device 1902) as shown in FIG.
[0031]
The optical system control unit 1011 controls the exposure lamp 102 of the scanner, the scanner 1826, the lens optical axis motor 1827, the thrust motor 1828, and the like. The high-voltage power supply unit 1013 supplies power to a load 1014 such as a charging charger 302, a separation charger 305, a transfer charger 304, a PTC (pre-transfer charger) 312 and a developing bias 712 necessary for the electrophotographic process shown in FIG. . The motor control unit 1015 controls the main motor 1016, and the heater control unit 1017 controls the heater of the fixing device 118. The sensor sensitivity unit 1021 is used to control the light reception gains of the lamp light quantity sensor 1817, the ADS sensor 1816, and the P sensor 315 and the light emission voltage of the P sensor.
[0032]
Next, the operation during copying will be described. First, the user sets conditions such as magnification and density and the number of copies via the operation unit 200, and when the start key 205 is pressed without pressing the trial copy key 242, the set number of copies is made. At this time, if the sort key 266 is pressed, the transfer paper is discharged to the sorter C, and the transfer paper for the set number of copies for one set original is sorted.
[0033]
On the other hand, in order to confirm the copy completion before the user makes a plurality of copies, after setting conditions such as magnification and density and the number of copies via the operation unit 200, the test copy key 242 is pressed. Then, the first document is fed from the automatic document feeder B onto the contact glass 101, and one transfer sheet is fed from the feed tray 112, 113 or 114, and a test copy is made according to the setting conditions. Do. At this time, if the sort key 266 is pressed, the transfer paper is discharged onto the proof tray 311 of the sorter C. In this case, by transferring the transfer paper upward onto the proof tray, it is possible for the user to easily check the copy completion.
[0034]
Even when the trial copy is completed, the first document on the contact glass 101 is not discharged. Therefore, if the user is unsatisfied with the copy and the test copy key 242 is pressed again after the copy conditions are changed, the trial copy is performed according to the new setting conditions. On the other hand, if the user is satisfied with the copy completion and the start key 205 is pressed, the set number of copies is made.
[0035]
Next, operations during normal copying and trial copying will be described with reference to FIGS. First, a flag (fAutoSort) indicating that auto sort transition is possible is initialized (reset) (step S0). This flag (fAutoSort) is set or reset in an autosort check process shown in step S3 described later.
[0036]
Next, it is determined whether or not the start key 205 is pressed (step S1). If the start key 205 is pressed, the normal copy instruction is displayed, so the display of the trial copy key 242 is turned off, and the start key 205 is displayed. The red LED is turned on to display the message “Copying” in the message area 240. Next, an instruction for feeding a document to be copied is sent to the automatic document feeder B, whereby the automatic document feeder B feeds the designated document onto the contact glass 101 (step S2). Next, an auto sort check process (described later) shown in FIG. 7 is executed to determine whether or not the sort mode can be switched (step S3).
[0037]
When the autosort check process is completed in step S3 (when the discharge destination is determined), it is determined whether or not the autosort check process can be shifted to autosort by determining the flag (fAutoSort) (step S4). If the flag (fAutoSort) is set, that is, if it is possible to shift to the auto sort, the post-processing mode of this job is switched to the sort mode (step S5).
[0038]
At this time, “cannot be transferred” or “unknown whether transfer is possible” (= in the case of single-sided to double-sided mode, it is unknown whether the sort mode can be transferred when the first document is fed, and when the second document is fed. If the presence or absence of the third document is determined), the current post-processing mode is maintained. With the processing in step S5, the sort selection key 206 can be selected.
[0039]
When the post-processing mode is thus determined in step S5, the designated original is read and copied, and the copy-processed transfer paper is discharged to the designated post-processing mode (sort mode, stack mode, proof tray 311). In the OFF mode), the sheet is discharged to the designated discharge destination (sorter bin 312, proof tray 311, double-sided tray 124) (step S 6). Next, the processes in steps S2 to S6 are repeated until the designated number of copies is completed (step S7). When the designated number of copies is completed, the process returns to step S1, and the green LED of the start key 205 is lit to “copy ready” in the message area 240. Display a message.
[0040]
Next, the autosort check process shown in FIG. 7 will be described. Here, the auto sort means that the number of originals stacked on the automatic document feeder B and the setting mode are determined when copying a plurality of copies, and the number of discharged transfer sheets per copy is two or more. In this case, the post-processing apparatus is automatically switched to the sort mode to perform copying. First, the currently set post-processing mode, which is the condition for shifting to the sort mode, is checked (step S15), and whether the number is 2 or more is checked (step S16). When the condition of step S15 is not satisfied, the copy is performed in the sort mode or stack sort, and when the condition of step S16 is not satisfied, the copy is performed in the OFF mode.
[0041]
On the other hand, if the conditions of steps S15 and S16 are satisfied, it is determined whether or not it is the first out-of-machine discharged transfer paper in the subsequent step S17, and it is determined whether or not there is a next original in step S18. Thus, it is checked whether or not there is a document next to the document currently being copied. Normally, it is only necessary to check whether or not there are two or more originals. However, in the single-sided to double-sided mode, if there are three or more originals, the number of discharged transfer sheets per copy will not be two or more. This is to make it correspond.
[0042]
When the conditions of steps S17 and S18 are satisfied and there are two or more discharged transfer sheets per copy, the currently set post-processing mode (discharged to the proof tray 311 in the OFF mode) can be switched to the sort mode. Is detected and the flag (fAutoSort) is set (step S19), and this process is terminated. In other cases, it is “transfer impossible” or “transition possible”. The flag (fAutoSort) is reset (step S19), and this process is terminated.
Returning to FIG. 6, if the start key 205 is not pressed in step S1, it is determined whether or not the trial copy key 242 is pressed (step S8). If not, the process returns to step S1. On the other hand, when the trial copy key 242 is pressed, the display of the trial copy key 242 is turned off, the red LED of the start key 205 is turned on, the designated document is fed (step S9), and then the trial shown in detail in FIG. Copy processing is executed (steps S10 and S11).
[0043]
In this trial copy process, as shown in FIG. 8, the transfer paper is fed from the designated paper feed stage (step S21), then the image forming operation is executed (step S22), and then the transfer paper is designated for discharge. The paper is discharged onto the tray (step S23), and then the original is held without being discharged from the contact glass (step S24), and the trial copy process is terminated. Then, when the trial copy is completed, the process returns to step S1 shown in FIG.
[0044]
Therefore, when the test copy is executed, the autosort check process in step S3 is not executed (prohibited), so in step S6, the test number is changed back to step S1 after the test copy is executed from one side to one side copy. In this case, or when normal copying is performed by switching from the single-sided / single-sided mode to the single-sided / double-sided mode, it is possible to prevent an erroneous autosort operation.
[0045]
Next, processing of the second embodiment will be described with reference to FIG. In the second embodiment, step S42 for performing a temporary autosort check process (FIG. 7) is added before the test copy process (step S43) even during the test copy. When a formal job starts, the original page mode (single-sided or double-sided mode) is used when the number of copies to specify the number of copies to be created is changed, or the number of copy transfer sheets created for the original changes. ) And copy surface mode (single-sided, double-sided, aggregation, division mode, etc.) are selected, and the mode is changed so that the number of discharged transfer sheets changes from the original (steps S31 and S34). Only), the autosort is evaluated again (step S35). Steps S30, S32, and S33 correspond to S0, S1, and S2 in FIG. 6, S35 to S39 correspond to S3 to S7, S40 and S41 correspond to S8 and S9, and S43 and S44 correspond to S10 and S11, respectively. doing.
[0047]
【The invention's effect】
  Book as explained aboveAccording to the invention, when the test copy is started, the determination process of the auto sort mode is not executed, so that an erroneous auto sort operation can be prevented.
[0048]
  Claim2According to the described invention, when the normal copy is performed after prohibiting the auto sort mode determination process, the auto sword mode determination process is executed, so that an erroneous auto sort mode operation can be prevented.
[0049]
  Claim3According to the described invention, when a trial copy is performed in a state where the sort mode is not selected, the determination process of the auto sort mode is executed, and then when the normal copy is performed, the designated copy number is changed, or the original When a mode in which the number of copies of the transfer paper is changed is selected, the determination process is executed again, so that useless control operations can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing an embodiment of an image forming apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram illustrating in detail an operation unit in FIG. 1;
FIG. 3 is an explanatory diagram showing the CRT screen of FIG. 2 in detail.
4 is a block diagram illustrating a configuration of an operation control unit of the image forming apparatus in FIG. 1. FIG.
5 is a block diagram illustrating a configuration of the image forming apparatus in FIG. 1. FIG.
6 is a flowchart for explaining processing during normal copying and trial copying of the image forming apparatus of FIG. 1; FIG.
7 is a flowchart for explaining in detail the autosort check process of FIG. 6; FIG.
FIG. 8 is a flowchart for explaining the trial copy process of FIG. 6 in detail.
FIG. 9 is a flowchart for explaining processing during normal copying and trial copying according to the second embodiment;
[Explanation of symbols]
A Copy machine body
B Automatic document feeder
C Sorter
1001 CPU

Claims (3)

原稿をコンタクトガラス上に自動的に給紙する自動原稿給紙手段と、コンタクトガラス上の原稿画像のコピー画像を転写紙上に形成する画像形成手段と、当該画像形成手段により画像形成された転写紙を複数のビンに仕分けるソート手段と、少なくとも設定された画像形成条件で原稿画像を１回形成し、所定の排出先に排出する試しコピーモードとを有する画像形成装置において、
複数部コピーを作成する場合、前記自動原稿給紙手段に積載された原稿枚数と設定モードに基づいて１部当たりの転写紙が２枚以上になるか否かを判断し、この判断結果に基づいて２枚以上になるときには前記ソート手段の動作モードをソートモードに切り換えて画像形成を実行させるオートソートモードへの切り換え手段と、
前記オートソートモードへの切り換えの可否を判定する判定処理を禁止する制御、及び前記判定処理を実行させる制御を行う機能を有し、前記いずれかの制御を選択して実行する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記試しコピーを行う場合、前記判定処理を禁止することを特徴とする画像形成装置。Automatic document feeding means for automatically feeding a document on contact glass, image forming means for forming a copy image of a document image on contact glass on transfer paper, and transfer paper on which an image is formed by the image forming means In an image forming apparatus having a sorting unit that sorts a plurality of bins and a test copy mode that forms a document image once under at least set image forming conditions and discharges it to a predetermined discharge destination.
When making multiple copies, it is determined whether or not there are two or more transfer sheets per copy based on the number of documents stacked on the automatic document feeder and the setting mode, and based on this determination result. Switching means to auto sort mode for switching the operation mode of the sorting means to sort mode and executing image formation when there are two or more sheets,
A control means for performing a control for prohibiting a determination process for determining whether or not to switch to the autosort mode and a control for executing the determination process, and selecting and executing any one of the controls ;
With
The image forming apparatus , wherein the control unit prohibits the determination process when performing the trial copy . 前記制御手段は、前記判定処理を禁止した後、通常コピーを行う場合には、前記判定処理を実行させることを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。The image forming apparatus according to claim 1, wherein the control unit causes the determination process to be executed when a normal copy is performed after the determination process is prohibited . 原稿をコンタクトガラス上に自動的に給紙する自動原稿給紙手段と、コンタクトガラス上の原稿画像のコピー画像を転写紙上に形成する画像形成手段と、当該画像形成手段により画像形成された転写紙を複数のビンに仕分けるソート手段と、少なくとも設定された画像形成条件で原稿画像を１回形成し、所定の排出先に排出する試しコピーモードとを有する画像形成装置において、
複数部コピーを作成する場合、前記自動原稿給紙手段に積載された原稿枚数と設定モードに基づいて１部当たりの転写紙が２枚以上になるか否かを判断し、この判断結果に基づいて２枚以上になるときには前記ソート手段の動作モードをソートモードに切り換えて画像形成を実行させるオートソートモードへの切り換え手段と、
前記オートソートモードへの切り換えの可否を判定する判定処理を禁止する制御、及び前記判定処理を実行させる制御を行う機能を有し、前記いずれかの制御を選択して実行する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、ソートモードが選択されていない状態で試しコピーを行う場合、前記判定処理を実行させ、次いで通常コピーを行う場合、指定コピー部数が変更されたとき、または原稿に対する転写紙の部数が変化するモードが選択されたときには前記判定処理を再度実行させることを特徴とする画像形成装置。 Automatic document feeding means for automatically feeding a document on contact glass, image forming means for forming a copy image of a document image on contact glass on transfer paper, and transfer paper on which an image is formed by the image forming means In an image forming apparatus having a sorting unit that sorts a plurality of bins and a test copy mode that forms a document image once under at least set image forming conditions and discharges it to a predetermined discharge destination.
When making multiple copies, it is determined whether or not there are two or more transfer sheets per copy based on the number of documents stacked on the automatic document feeder and the setting mode, and based on this determination result. Switching means to auto sort mode for switching the operation mode of the sorting means to sort mode and executing image formation when there are two or more sheets,
A control means for performing a control for prohibiting a determination process for determining whether or not to switch to the autosort mode and a control for executing the determination process, and selecting and executing any one of the controls;
With
The control means executes the determination process when performing a trial copy in a state where the sort mode is not selected, and then performs a normal copy, when the designated number of copies is changed, or the number of copies of the transfer paper for the document An image forming apparatus characterized in that the determination process is executed again when a mode in which a change occurs is selected .

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