JP3658328B2 - 液体収容容器への液体再充填方法および装置 - Google Patents

液体収容容器への液体再充填方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体収容容器への液体再充填方法および装置に関し、特に、液体噴射装置に使用されるインク等の液体を収容する吐出用液体収容容器に対する液体再充填方法および液体再充填装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液体噴射装置(インクジェット装置)は、インク等の液体を吐出して文字や図形等の画像を記録する液体吐出ヘッドと液体吐出ヘッドに供給するインク等の液体を収容保持する液体収容容器としての液体タンクとを備えており、通常、液体タンクは交換可能とするために着脱自在な構造になっている。液体吐出ヘッドと分離可能な液体タンクを用いる場合には、液体タンク内の液体が使用され空になって印字記録ができなくなると、空になった液体タンクを、液体の入った新しい液体タンクと交換することによって印字記録を再開することができる。一方、液体タンクが液体吐出ヘッドと一体化されている型式のものにおいては、液体タンクの液体がなくなると液体吐出ヘッドの寿命に関わらず液体吐出ヘッドごと交換することが必要であった。したがって、液体吐出ヘッドと分離可能な液体タンクを用いる場合は、一体式に比べ、ランニングコストの面で有利である。さらに、その空になった液体タンクに液体を補充して液体タンクを再使用することができれば、ランニングコストの面で有利となるだけでなく、環境問題の観点からも資源の有効活用が可能となる。
【0003】
特に、持ち運びが可能な小型のいわゆるモバイルプリンタと呼ばれるものは、プリンタ本体の大きさに対応して液体タンクも小型化されているため、インク等の液体の容量も、通常机上等で固定して使用するプリンタに比べ、液体の容量は極端に少なく、すぐに液体がなくなってしまうので、液体タンクに液体を再充填してタンクを繰り返し使用することが望ましい。
【0004】
このような液体タンクへの液体の再充填に関しては、いくつかの方法や器具等が既に提案されている。例えば、液体タンクに形成された大気連通口や再充填用の穴といったところから液体を加圧して補充する方法が提案されており、手動で再充填を行う器具はリフィルキットと呼ばれている。また、液体タンク内を減圧して液体を補充する方法もあり、この方法は未使用の空のタンクに液体を充填する際に用いられる一般的な方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したインク等の液体の残量に応じて手動で液体を充填する方式には以下のような問題点がある。第一に、手動で操作するために、操作する人によって充分に充填することができない場合がある。すなわち、手動で液体を加圧しながら液体タンクに補充するために、操作者の加圧状態は一般に過度になる場合が多く、液体タンク内の吸収体への液体の浸透速度よりも液体の供給速度が速くなりすぎて、液体タンク内部に充填されずに液体がタンクからあふれることがある。第二に、操作する人は液体の充填作業をしている間は他の作業を行うことができない。特に、液体の量に応じて加圧を所定の状態に維持する必要があり、拘束時間が長時間になることがほとんどである。つまり、操作者に技能的な能力を要求するため、操作する人によって充填できる液体の量や充填に要する時間にばらつきが生じてしまう。
【0006】
また、手動で行うことの諸問題を解決するために自動化する装置も提案されているが、液体タンクの内部の状態を検知しながら、圧力や液体を送り込む量を調節していかなければならず、構造が複雑となってしまう。
【0007】
さらに、液体を加圧して再充填(補充)する方式の中には、再充填用の穴から供給するものがあるが、液体タンクにおいては、元々、液体タンク内の全ての液体が液体取り出し口に集まるように液流路が形成されているので、再充填用の穴から液体を充填するためには、本来の使用には全く関係のない液流路を形成しておくことが必要であり、このような液流路は、液体タンク内に液体の偏りを生じさせて液体取り出し口への液体の供給を円滑に行うことを妨げ、液体タンク本来の性能を低下させる場合がある。
【0008】
また、液体タンク内を減圧して液体を補充する方法は、本来、未使用の空の液体タンクに対して新規に液体を充填するものであり、液体の再充填に対して適用しようとすると、液体の残量に応じて充填を制御する必要性が生じるため、液体の残量を検知する手段や、残量に応じて減圧の程度を変化させるための手段を必要とし、装置が複雑化するという問題があった。
【0009】
そこで、本発明は、前述した従来技術の有する未解決の課題に鑑みてなされたものであって、液体噴射装置等に用いる液体収容容器に対する液体の再充填を液体の残量に関係なく適確に行うことができ、再充填の際に複雑な制御や構成を必要としない液体再充填方法および液体再充填装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の液体収容容器への液体再充填方法は、体を保持する体吸収体を内部に有するとともに、大気に対して内部を連通する大気連通口と、液体吐出ヘッドに連通されて内部の液体を供給する液体取り出し口と、を備えて構成され、前記液体吐出ヘッドによる記録動作によって前記液体が使用された液体収容容器に対する液体再充填方法において、前記液体取り出し口を減圧手段と連通し、前記大気連通口を開放した状態で、前記減圧手段を動作させて、前記液体収容容器内に存在する液体を前記液体取り出し口を介して抜き取る工程と、前記大気連通口を閉鎖した状態で、前記減圧手段を動作させて、前記液体取り出し口を介して前記液体収容容器内を減圧する工程と、前記減圧手段を停止し、前記減圧された液体収容容器の内部との圧力差を利用して補充液体を収容する液体補充タンクから前記液体取り出し口を介して前記液体補充タンク内の液体を前記液体収容容器内に填する工程と、を備えることを特徴とする。
【0011】
本発明の液体収容容器への液体再充填方法においては、前記液体収容容器から抜き取った液体を前記液体補充タンクへ還流させることが好ましい。
【0012】
本発明の液体収容容器への液体再充填方法において、前記液体収容容器内に残留する液体を抜き取る工程は、前記液体収容容器内に残留する液体の量に拘わらず、前記減圧手段を一定時間動作させることで前記液体収容容器内の液体を抜き取ることが好ましく、また、前記液体収容容器の内部を減圧する工程は、前記減圧手段を一定時間動作させることで前記液体収容容器内部を減圧することが好ましい。
【0013】
本発明の液体収容容器への液体再充填装置は、体を保持する体吸収体を内部に有するとともに、大気に対して内部を連通する大気連通口と、液体吐出ヘッドに連通されて内部の液体を供給する液体取り出し口と、を備えて構成され、前記液体吐出ヘッドによる記録動作によって前記液体が使用された液体収容容器に対して前記液体を充填する液体再充填装置において、前記液体収容容器内に対して充填される補充液体を収容する液体補充タンクと、前記液体収容容器の大気連通口を閉鎖・開放できるように構成されたキャップと、前記液体収容容器の液体取り出し口を覆う液体出入口を備えた液体出入管と、前記液体出入管の液体出入口を介して前記液体収容容器液体取り出し口に負圧を作用させる減圧手段と、を備えており、前記液体収容容器を前記液体再充填装置に投入することで、前記液体収容容器の液体取り出し口を前記液体出入管の液体出入口で覆い、前記大気連通口を開放した状態で前記減圧手段を動作させて前記液体収容容器内に残留する液体を前記液体取り出し口から抜き取り後、前記大気連通口を前記キャップによって閉鎖した状態で前記減圧手段を動作させて前記液体取り出し口を介して前記液体収容容器内を減圧し、その後前記減圧手段を停止して前記減圧された液体収容容器の内部との圧力差を利用して前記液体補充タンク液体を前記液体出入管の液体出入口を経由して前記液体取り出し口から前記液体収容容器内に充填することを特徴とする。
【0014】
【作用】
本発明の液体収容容器への液体再充填方法および装置によれば、内部に負圧を発生させて液体を保持する多孔質の液体吸収体を有し、液体吐出ヘッドに連通されて内部の液体を液体取り出し口から液体吐出ヘッドに供給するように形成された液体収容容器としての液体タンクへの液体再充填に際して、液体タンク内に残留している液体を、液体取り出し口から抜き取って液体タンクを空にした後に、液体タンクの液体取り出し口から液体タンク内部を減圧し、液体タンクと補充液タンクの圧力差を利用して補充液タンク内の液体を液体取り出し口から液体タンクに液体を再充填することによって、再充填の際に複雑な制御や装置を必要とすることなく、さらに液体タンク内の液体の残量に関係なく、適確に再充填することができる。また、液体の再充填に際し液体取り出し口以外から液体の抜き取りおよび充填をしないことによって、液体取り出し口に向かわない液流路を形成することに起因した液体タンクの本来の性能の低下を防ぐことができる。さらに、操作者は液体の再充填の作業に特別な技術を必要とせずしかも液体の補充に長時間拘束されることもない。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
(実施例1)
図1は、本発明の液体再充填方法に基づいて液体タンクに液体の再充填を行うための液体再充填装置の一実施例の概略構成図であり、図2は、本発明の液体再充填方法に用いる液体タンクの模式的断面図である。
【0017】
本実施例で用いる液体収容容器としての液体タンク1は、液体噴射装置に搭載されて使用されるものであり、図2に図示するように、ほぼ直方体の形状をしており、その上方の面には液体タンク内部と通じる穴である大気連通口2が設けられ、また、液体タンク1の下方の面には筒状に突出した形状で液体供給筒3が設けられており、その先端に液体取り出し口4が形成されている。液体供給筒3には圧接体5が挿入されている。液体タンク1の内部にはウレタンフォーム等の多孔質の液体吸収体としての吸収体6が満たされており、この吸収体6は、上部で大気連通口2を介して大気に連通し、下部で液体取り出し口4に連通する。さらに、吸収体6は、液体タンク1の内部で負圧を発生させ、インク等の液体を吸収保持する。このように構成される液体タンク1は、液体噴射装置に搭載されて液体吐出ヘッド(不図示)に連通され、液体に負圧を発生させる多孔質の吸収体6に吸収保持される液体を液体供給筒3の液体取り出し口4から液体吐出ヘッドに供給する。
【0018】
次に、前述したような液体タンクに対して液体を再充填する液体再充填装置について図1を用いて説明する。
【0019】
本実施例における液体再充填装置10は、図1に図示するように、補充用のインク等の液体を収容する補充液タンク11と、再充填しようとする液体タンク1内に残っているインク等の液体を抜き取って回収した液体を保持する回収タンク12が設けられており、回収タンク12には、再充填切替えバルブ14aを備えたタンク減圧管13aと回収用バルブ14bを備えた回収管13bが個別に接続され、タンク減圧管13aはポンプ15に接続されている。また、上部に大気連通口18が形成された補充液タンク11は、補充液タンク11内の液体を液体タンク1内へ移送するための液体補充管13cが接続され、液体補充管13cには補充用バルブ14cが設けられている。この液体補充管13cには、液体出入口16を一端に有する液体出入管13dが接続されている。液体出入口16は、液体タンク1の液体取り出し口4が形成されている液体供給筒3に接続するためのものであり、液体出入口16の内径は液体タンク1の液体取り出し口4の外径と略等しくなるように設計されており、液体タンク1の液体供給筒3を液体出入管13dの液体出入口16に嵌入しうるようになっている。液体出入管13dにはさらに回収管13bも接続されている。また、補充液タンク11と回収タンク12において、回収タンク12はその底面が補充液タンク11の上面より上方に位置するように配設され、還流用バルブ14eを備えた回収液還流管13eで連結されており、液体タンク1内に残留している液体を回収して一時的に保持する回収タンク12内の液体を両タンク11と12の高低差により補充液タンク11へ戻すことができるように構成されている。また、液体タンク1の大気連通口2を覆うことができるキャップ17が液体出入口16の上方に配設されており、キャップ17には大気開放用バルブ14fが設けられている。
【0020】
減圧手段としてのポンプ15は、再充填切替えバルブ14aおよび回収用バルブ14bを開くことにより、タンク減圧管13a、回収タンク12および回収管13b、さらに液体出入管13dおよび液体出入口16を経て液体タンク1の内部に連通され、この状態で、ポンプ15を駆動させることにより、液体タンク1内に残留している液体を吸引して抜き取ることができ、さらにまた、ポンプ15を液体タンク1の内部に連通するとともに液体タンク1の大気連通口2をキャップ17により密閉した状態で、ポンプ15を駆動させることにより、液体タンク1の内部を減圧することができる。このように液体タンク1の内部を減圧した後に回収用バルブ14bを閉鎖して補充用バルブ14cを開き補充液タンク11と液体タンク1とを液体補充管13cを介して連通させると、補充液タンク11と液体タンク1内の圧力差を利用して補充液タンク11内の液体を液体タンク1に補充させることができる。
【0021】
なお、図1には液体再充填装置の概略構成を示し、ポンプ15の駆動手段やバルブ14(14a〜14f)の開閉手段およびそれらを制御する手段や再充填工程のプログラムを保存し実行する手段等については図示していないが、これらの手段等も液体再充填装置の構成に含まれるものとする。
【0022】
また、図1に図示する液体再充填装置10は一つの液体タンクに対応するものとしているけれども、例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー等の4種類のインク等の液体を使用する液体噴射装置(インクジェットプリンタ)に対しては、4つの独立した補充液タンク11、回収タンク12、配管13(13a〜13e)および流路を遮断することのできるバルブ14(14a〜14f)をそれぞれ液体の種類毎に対応するように複数組設けることができる。なお、このとき、ポンプ15に関しては、複数の液体再充填装置に対して共通に設け、一つのポンプ15に連通する複数のタンク減圧管13aのそれぞれに液体再充填切替えバルブ14aを取り付け、再充填する液体タンク毎に液体再充填切替えバルブ14aを切り替えて順番に再充填することができるように構成することができる。
【0023】
次に、以上のように構成される本実施例の液体再充填装置による液体再充填の工程について順次説明する。
【0024】
液体再充填装置10の初期状態は、タンク減圧管13aの液補充用バルブ14aは閉鎖されており、回収管13bの回収用バルブ14bが開放した状態になっている。また、回収液還流管13eの還流用バルブ14eは閉鎖されている。
【0025】
先ず、液体を再充填しようとする液体タンク1を液体再充填装置10に投入して、液体タンク1の液体取り出し口4を、液体入管13dの液体出入口16にセットする。液体供給筒3を液体出入口16に押し込むときに生じる圧力と排除される空気は液体出入管13dおよび回収管13bを通じて回収タンク12に逃げることができるようになっている。なお、液体取り出し口4と液体出入管13dの液体出入口16は、補充するインク等の液体の種類や色を間違えないように補充する液体の色が判別できるように液体の色の付けたラベル等を貼着して区別できるようにすることが好ましい。
【0026】
液体タンク1が液体出入管13dの液体出入口16にセットされた後に、タンク減圧管13aの液体再充填切替えバルブ14aを開放する。その後、減圧手段としてのポンプ15を駆動させ、液体出入口16からポンプ15までの流路(液体出入管13d、回収管13b、回収タンク12およびタンク減圧管13aで構成される流路)の圧力を減圧し、この流路の方を、液体タンク1が通常液体を保持している負圧に比べてさらに低くすることにより、液体タンク1内に残留している液体が液体取り出し口4から抜き取られる。液体タンク1の液体取り出し口4から液体出入口16を介して抜き取られた液体は、ポンプ15に到達する前に回収管13bを通り回収タンク12に一時的に保存される。ここで、回収タンク12の容量は、液体の再充填が想定されている液体タンクの中で最大の容量をもつ液体タンクの容量と略等しく設定される。回収した液体が回収タンクから溢れてタンク減圧管13a内に進入しないようにするためだけであれば、回収タンク12の容量は十分に大きいものにしておけばよいが、あえて回収タンク12の容量を前記のように定義するのは、回収タンク12の容量が大きければ大きいほど、液体の抜き取りの時に回収タンク12を含む流路内を減圧するのに要する時間がかかるので、その減圧にかかる時間をなるべく短縮することにある。
【0027】
液体タンク1から液体を回収するに要する時間は、回収タンク12および液体出入口16からポンプ15までの流路内の気体を排気して減圧するのにかかる時間と、液体タンク1が液体で満杯に充填されている状態から液体タンク1内の液体を全て抜き取るのにかかる時間との合計を、再充填する液体タンクの種類と使用するポンプの性能に基づき、液体の再充填を想定している液体タンクの中で液体の容量が最大の液体タンク内の液体を抜き取るのに充分な時間に固定して、この時間だけポンプ15を駆動させる。この方法では、液体タンクの種類や液体の残量に関わらず常に一定の時間がかかるものの、液体の残量に応じてポンプの駆動時間を変える方法をとる場合には、液体の残量を検知する手段が必要となって装置が複雑化してしまうけれども、前述した方法ではより単純な構造をとることができる。また、各種類の液体タンクに対して適切な時間で操作することができるように、液体の再充填を想定している液体タンクの種類毎に、各液体タンクに満杯に充填されているときの液体容量を抜き取る時間を記憶しておき、再充填する液体タンク毎に抜き取り時間を使い分けることによって、抜き取りに要する時間を短縮することも可能である。
【0028】
ポンプ15を駆動させてから予め決められた時間が経過した時点で、一旦ポンプ15の駆動を停止し、液体タンク1の大気連通口2をキャップ17によって密閉する。キャップ17には、大気連通口2のある液体タンク1の上部とキャップ17の間を大気圧に開放することのできる大気開放用バルブ14fが取り付けられており、液体タンク1を密閉するときには、大気開放用バルブ14fを一旦開放してキャップ17で大気連通口2に栓をした後に大気開放用バルブ14fを閉鎖する。
【0029】
液体タンク1の大気連通口2の密閉が完了したら、再びポンプ15を駆動させ、液体タンク1の内部を減圧する。減圧に要する時間は、液体を抜き取るときと同様に、再充填する液体タンクの種類と使用するポンプの性能に基づき、液体の再充填を想定している液体タンクにおいて液体タンク内に液体が存在しない時に液体タンク内に存在する気体の容積を減圧するのに充分な時間に固定し、この時間でポンプ15を駆動させる。また、各種類の液体タンクに対して適切な時間で操作することができるように、液体タンクの種類毎に各液体タンクの減圧に必要な時間を記憶しておき、再充填する液体タンク毎に減圧する時間を使い分けることによって、減圧に要する時間を短縮することも可能である。ポンプ15を減圧に要する時間だけ駆動させて液体タンク1の内部を減圧した後に、回収管13bの回収用バルブ14bを閉鎖して、ポンプ15を停止する。
【0030】
続いて、液体補充管13cの補充用バルブ14cを開けると、補充液タンク11内の液体は液体補充管13cおよび液体出入管13dを経て液体出入口16を介し液体タンク1の液体取り出し口4から液体タンク1内に流れ込む。これは補充液タンク11の上部に設けられた大気連通口18から補充液タンク11に大気圧がかかっているのに対して、液体タンク1の内部は大気圧より低い圧力になっているためである。
【0031】
液体の補充が終わったら、補充用バルブ14cを閉鎖して、キャップ17に接続された大気開放用バルブ14fを開き、キャップ17を液体タンク1から外す。
【0032】
一方、回収タンク12に一時的に保存される回収液体は、還流用バルブ14eを開放することにより、回収液還流管13eを通って補充液タンク11に還流される。このとき、回収タンク12と補充液タンク11を大気圧に開放しておき、回収タンク12の液面を補充液タンク11の液面より上方になるように配置しかつ回収液還流管13eを回収タンク12の底面と補充液タンク11の天井に接続することにより、還流用バルブ14eを開くだけで回収タンク12内の回収液体が補充液タンク11内に流れるようになる。
【0033】
本実施例では、再充填に使用する液体タンクの例として、図2に図示するような液体タンク1の内部に吸収体6だけがあるものを用いたが、液体タンクの内部構造が、図3に図示するように、液体タンク1a内に液体収納室7と吸収体6を収容する負圧発生部材収納室8を隔壁9で仕切り、液体タンク底部付近で液連通孔9aを介してのみ連通されている類の液体タンク1aでもよく、さらに液体タンクの液体の容量が異なるものであっても、液体タンクに再充填する液体の種類と、液体取り出し口(4、4a)の外径が等しく、大気連通口(2、2a)がキャップ(17)で密閉可能な構造であれば、再充填する液体タンク毎にポンプを駆動させる時間を記憶させておき、再充填するときにポンプ駆動時間を選択できるようにしておけば液体の再充填は可能である。
【0034】
また、複数の液体タンクを再充填する場合、液体タンクの容量が等しいものであれば、タンク減圧管13aの途中にある再充填切替えバルブ14aを全て開放するか、あるいは、再充填切替えバルブの存在しない構成をとることによって、液体の再充填を同じ工程で同時に行うことも可能である。
【0035】
(実施例2)
図4は、本発明の液体再充填方法に基づいて液体タンクに液体の再充填を行うための液体再充填装置の他の実施例の概略図である。
【0036】
本実施例の液体再充填装置においては、再充填する液体タンク内の残留液体の抜き取りおよび液体タンク内の減圧に、ピストン31およびシリンダ32を使用する点で前述した実施例と相違する。
【0037】
本実施例における液体再充填装置30は、図4に図示するように、ピストン31を備えるシリンダ32と補充用のインク等の液体を収容する補充液タンク33が設けられ、補充液タンク33は、その上面において連通管34を介してシリンダ32の下面と連通される。シリンダ32の最大容量は、液体の再充填を想定している液体タンク1の最大容量に比べて充分大きいものとする。また、補充液タンク33には、その上面には大気開放用バルブ35が設けられ、さらに、補充液タンク33内の液体を液体タンク1内へ移送するための液体出入管36が接続され、この液体出入管36の上部には、液体タンク1の液体取り出し口4が形成されている液体供給筒3に接続可能な液体出入口37が設けられている。この液体出入口37の内径は液体タンク1の液体取り出し口4の外径と略等しくなるように設計されており、液体タンク1の液体供給筒3を液体出入口36に嵌入することができるようになっている。また、液体タンク1の大気連通口2を覆うことができるようにキャップ38が液体出入口37の上方に配設されている。
【0038】
次に、以上のように構成される本実施例の液体再充填装置による液体再充填の工程について順次説明する。
【0039】
本実施例の液体再充填装置の初期状態は、ピストン31がシリンダ32の最下部に位置付けられ、補充液タンク33の上方の面にある大気開放用バルブ35は開放されている。
【0040】
先ず、液体を再充填しようとする液体タンク1を液体再充填装置30に投入して、液体タンク1の液体取り出し口4を液体出入管36の液体出入口37にセットする。液体供給筒3を押し込むときに生じる圧力と排除される空気は、液体出入管36を通じて補充液タンク33内に逃げるようになっている。液体タンク1がセットされた後に、補充液タンク33の大気開放用バルブ35を閉じる。
【0041】
次に、ピストン31を上方に移動させると、液体出入口37からシリンダ32のピストン31より下部の領域の圧力(すなわち、シリンダ32の下方部分に連通する補充液タンク33および液体出入管36内の圧力)が、液体タンク1が通常液体を保持している負圧に比べて低くなるために、液体タンク1内に残存している液体は、液体タンク1の液体取り出し口4から抜き取られ、液体出入口37から液体出入管36を経て補充液タンク33へ吸出される。このときに、ピストン31を上方に移動させる量は、液体タンク1内の液体を抜き取るのに充分な分だけ引き上げるようにする。液体が液体タンク1から抜き取られた時点でピストン31の移動を停止し、補充液タンク33上の大気開放用バルブ35を開放する。続いて、ピストン31をシリンダ32の最下部に移動させる。そして、液体タンク1の大気連通口2をキャップ38により密閉し、その後に、大気開放用バルブ35を再び閉じる。
【0042】
そして、再びピストン31を上方に移動させることにより、液体タンク1の内部を減圧する。ピストン31は液体を抜き取った後の液体タンク1が充分に減圧される分だけ移動させる。液体タンク1の内部が充分に減圧したら、ピストン31を停止し、大気開放用バルブ35を開放する。すると、補充液タンク33内の液体に大気圧がかかるため、減圧された液体タンク1の内部と圧力差が生じるため、補充液タンク33内の液体が液体出入管36を介して液体取り出し口4を経て液体タンク1内部に充填される。液体の充填が終了したら、キャップ38を液体タンク1の大気連通口2から外し、液体タンク1を取り出す。
【0043】
なお、ピストン31の移動手段は手動でもよいし、モーター等の動力を利用してもよい。手動で操作する場合は、液体の再充填の作業を行っている間に操作者は他の作業はできないが、操作する人の技能的な差が生じることなく、従来の手動で加圧を調節していた方法に比べて、再充填に要する時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、内部に負圧を発生させて液体を保持する多孔質の液体吸収体を有し、液体吐出ヘッドに連通されて内部の液体を液体取り出し口から液体吐出ヘッドに供給するように形成された液体タンクへの液体再充填に際して、液体タンク内に残留する液体を液吐出ヘッドに液体を供給する液体取り出し口から一旦抜き取り、液体を抜き取った後の液体タンクを液体取り出し口から減圧して、液体タンクと補充液タンクの圧力差を利用して液体取り出し口から液体を再充填することによって、液体タンク内の液体の残量に関係なく適確に再充填することができ、さらに、再充填の際に複雑な制御や構成を必要としない装置で行うことができる。操作者は液体の再充填の作業に特別な技術を必要とせずしかも液体の補充に長時間拘束されることもない。また、液体の再充填に際し液体取り出し口以外から液体の出し入れをしないことによって、液体タンクに再充填された液体は、補充を行っていない液体タンクと同等に液体取り出し口に集まり、液体取り出し口に向かわない液流路を形成することに起因した液体タンクの本来の性能の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液体再充填方法に基づいて液体タンクに液体の再充填を行うための液体再充填装置の一実施例の概略構成図である。
【図2】 本発明の液体再充填方法に用いる液体タンクの模式的断面図である。
【図3】 本発明の液体再充填方法に用いる液体タンクにおいて負圧発生部材収納室と液体収納室を有する類の液体タンクの模式的断面図である。
【図4】 本発明の液体再充填方法に基づいて液体タンクに液体の再充填を行うための液体再充填装置の他の実施例の概略構成図である。
【符号の説明】
1、1a 液体タンク
2、2a 大気連通口
3、3a 液体供給筒
4、4a 液体取り出し口
5、5a 圧接体
6、6a 吸収体
7 液体収納室
8 負圧発生部材収納室
9 隔壁
9a 液連通孔
10 液体再充填装置
11 補充液タンク
12 回収タンク
13a タンク減圧管
13b 回収管
13c 液体補充管
13d 液体出入管
13e 回収液還流管
14a 再充填切替えバルブ
14b 回収用バルブ
14c 補充用バルブ
14e 還流用バルブ
14f 大気開放用バルブ
15 ポンプ
16 液体出入口
17 キャップ
18 大気連通口
30 液体再充填装置
31 ピストン
32 シリンダ
33 補充液タンク
34 連通管
35 大気開放バルブ
36 液体出入管
37 液体出入口
38 キャップ

Claims (5)

  1. 体を保持する体吸収体を内部に有するとともに、大気に対して内部を連通する大気連通口と、液体吐出ヘッドに連通されて内部の液体を供給する液体取り出し口と、を備えて構成され、前記液体吐出ヘッドによる記録動作によって前記液体が使用された液体収容容器に対する液体再充填方法において、
    前記液体取り出し口を減圧手段と連通し、
    前記大気連通口を開放した状態で、前記減圧手段を動作させて、前記液体収容容器内に存在する液体を前記液体取り出し口を介して抜き取る工程と、
    前記大気連通口を閉鎖した状態で、前記減圧手段を動作させて、前記液体取り出し口を介して前記液体収容容器内を減圧する工程と、
    前記減圧手段を停止し、前記減圧された液体収容容器の内部との圧力差を利用して補充液体を収容する液体補充タンクから前記液体取り出し口を介して前記液体補充タンク内の液体を前記液体収容容器内に填する工程と、
    を備えることを特徴とする液体収容容器への液体再充填方法。
  2. 前記液体収容容器から抜き取った液体を前記液体補充タンクへ還流させることを特徴とする請求項1記載の液体収容容器への液体再充填方法。
  3. 前記液体収容容器内に残留する液体を抜き取る工程は、前記液体収容容器内に残留する液体の量に拘わらず、前記減圧手段を一定時間動作させることで前記液体収容容器内の液体を抜き取ることを特徴とする請求項1記載の液体収容容器への液体再充填方法。
  4. 前記液体収容容器の内部を減圧する工程は、前記減圧手段を一定時間動作させることで前記液体収容容器内部を減圧することを特徴とする請求項1記載の液体収容容器への液体再充填方法。
  5. 体を保持する体吸収体を内部に有するとともに、大気に対して内部を連通する大気連通口と、液体吐出ヘッドに連通されて内部の液体を供給する液体取り出し口と、を備えて構成され、前記液体吐出ヘッドによる記録動作によって前記液体が使用された液体収容容器に対して前記液体を充填する液体再充填装置において、
    前記液体収容容器内に対して充填される補充液体を収容する液体補充タンクと、
    前記液体収容容器の大気連通口を閉鎖・開放できるように構成されたキャップと、
    前記液体収容容器の液体取り出し口を覆う液体出入口を備えた液体出入管と、
    前記液体出入管の液体出入口を介して前記液体収容容器液体取り出し口に負圧を作用させる減圧手段と、
    を備えており、
    前記液体収容容器を前記液体再充填装置に投入することで、前記液体収容容器の液体取り出し口を前記液体出入管の液体出入口で覆い、前記大気連通口を開放した状態で前記減圧手段を動作させて前記液体収容容器内に残留する液体を前記液体取り出し口から抜き取り後、前記大気連通口を前記キャップによって閉鎖した状態で前記減圧手段を動作させて前記液体取り出し口を介して前記液体収容容器内を減圧し、その後前記減圧手段を停止して前記減圧された液体収容容器の内部との圧力差を利用して前記液体補充タンク液体を前記液体出入管の液体出入口を経由して前記液体取り出し口から前記液体収容容器内に充填すことを特徴とする液体収容容器への液体再充填装置。
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