JP3656778B2 - 対向型デスク用ラック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、対向配置される事務用デスク上に設置して、OA機器類の使用と一般事務作業の遂行とを妨げることがないようにするとともにOA機器の配線空間として使用することができる対向型デスク用ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】
我が国におけるオフィスのデスクのレイアウトは、デスクを向き合わせて配置する対向配列方式が殆んどであり、またデスクの天板の大きさも限られている。
【0003】
近年ではパーソナルコンピュータやワードプロセッサ等のOA機器の普及がめざましく、一般の事務用デスク上にOA機器を設置して作業を行うことが日常化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに上記のOA機器は、近年小型化が進みつつはあるもののCRTディスプレイは相当に大きく、デスク上に設置したときに占めるスペースも大きくなってデスク上の空きスペースが著しく狭くなり、OA機器以外の事務を行うためのスペースが狭小となって仕事がやりにくいという問題が表面化している。
【0005】
またOA機器の普及とネットワーク化に伴い、OA機器からのケーブルの量が増大し、そのケーブルが乱雑にならないようにすることや、ネットワーク化に伴う周辺の小型機器の収納等の必要に迫られている。特にOA機器を設置する方向が同一でない場合(デスクが対向設置されるような場合)にはケーブルの引き廻しが一層困難になっている。
【0006】
なお、CRTディスプレイは、前面の表示面はもとより、裏面側からも多くの電磁波が放射されるため、自己が使用しているCRTディスプレイから放射される電磁波以外にも対向しているデスク上のCRTディスプレイからの電磁波の影響を受けることになるという問題も指摘されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の現状に鑑み、デスク天板の上面の利用スペースを拡大し、OA機器を使用する業務と一般事務とを支障なく行うことができるとともに、OA機器からのケーブル類を容易かつ大量に収納することを可能とし、加えて対向者の使用するCRTディスプレイから放射される電磁波を防禦することができる対向型デスク用ラックを提供することを課題としてなされたもので、デスク天板の横幅の略半幅を有しデスク天板の前後縁と平行におかれる対面部と、これら対面部の端部を継ぎデスク天板の側縁と平行におかれる仕切面部と、前記対面部の外端に直角に連設され前記仕切面部と平行な外側面部とで平面視コ字状をなす凹部の開放面が互いに反対方向を向き、対向配置されるデスク天板の対向端間に跨がって設置することにより前記凹部が互いのデスク天板上に侵入し合って置かれるラック本体を備え、このラック本体の外側面部間に固定される棚の下部に配線用ダクトを前後方向にスライド可能に設けるとともに前記外側面部の外面側にはケーブルを床面に導く縦ダクトを設けるようにしたことにある。
【0008】
前記各面部には鉄板等の金属板を使用または内蔵することによりOA機器のCRTディスプレイを使用する場合の電磁波の影響を対面者に与えないようにするうえで好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
【0010】
図1は本発明による対向型デスク用ラック1を対向配置されたデスク2,2のデスク天板2a,2a上に跨って設置した状態の斜視図を示し、図2は同正面を、図3は側面を示しており、図4は上記ラック1の分解図を示している。
【0011】
上記ラック1のラック本体は、図示の実施形態では図4、図5、および図7に示すように、ラック本体の骨格を構成するフレーム3と、このフレーム3に固定されデスク天板2aの横幅の略半幅を有しデスク天板2aの前後縁と平行におかれる対面部4,4と、これら対面部4,4の端部を継ぐようフレーム3に固定され、デスク天板2aの側縁と平行におかれる仕切面部5と、前記対面部4,4の外端に直角におかれ前記フレーム3に固定される外側面部6,6とで平面視コ字状をなす凹部7,7の開放面が互いに反対方向を向きかつ、対向配置されるデスク天板2a,2aの対向端間に跨って設置したとき前記凹部7,7が互いのデスク天板2a,2a上に侵入し合って置かれ、この凹部7,7内に例えばOA機器(CRT)を設置することができるように構成されている。
【0012】
前記フレーム3は、アルミニウム等の軽金属製角パイプにより形成され、正面よりみて中央位置に角形状の補強用の角フレーム3aを有し、この角フレーム3aの上辺中央から左右方向に延びる等しい長さの上フレーム3b,3bと、角フレーム3aの下部の前後部からそれぞれ左右方向に延びる下フレーム3c,3cと、この下フレーム3c,3cの先端から立ち上がり前記上フレーム3b,3bの先端にサイドフレーム3d,3dを介して連結される縦フレーム3e,3eとで構成されている。
【0013】
上記フレーム3の角フレーム3aと縦フレーム3e,3eとの各外面にボード8,8が引掛け式等の脱着が容易な手段により取付けられて対面部4,4を構成し、また角フレーム3aの両面にセンタパネル9,9が取付けられて仕切面部5を構成する。
【0014】
一方、前記ラック本体のフレーム3上にはダクト10およびその上部に棚11が設けられる。上記ダクト10は、長手方向両側に立上り部10a,10aを有し、前記対面部4,4に対応する位置には平面視浅いコ字形を有する切欠部10b,10bが形成され、この切欠部10b,10bの奥には下方に折曲された当接片10c,10cが形成されている。またこのダクト10の両端には、図示しないがプラスチック製の縁が嵌着等により取付けられる。
【0015】
前記外側面部6は、サイドパネル12とパネルカバー13とで構成されている。前記サイドパネル12は、上辺および両側辺に突堤12aを有し、この突堤12aにパネルカバー13の周囲をビス等により固着することによりサイドパネル12とパネルカバー13との間に空間部が形成されるようになっている。
【0016】
そして上記サイドパネル12は前記フレーム3の縦フレーム3eおよびサイドフレーム3dにビス等により固着されるもので、その上方位置にはケーブル挿通用の開口部12bが、また下方部にはデスク2への取付金具14が取付く取付座12cが設けられている。
【0017】
前記パネルカバー13には、前記サイドパネル12の開口部12bと合致する位置に開口部13aを有し、外面には縦ダクト15を取付けるための断面が浅いコ字状の取付座13bが前記開口部13aの直下位置から下端にかけてビス等により固着されている。
【0018】
上記縦ダクト15は浅い縦長の箱状を有し、前記パネルカバー13の開口部13aを覆う位置からデスク2の脚部2bの外面にそって床面近くに至る長さを有するもので、内部にケーブルを通すことができるようになっている。
【0019】
前記棚11は、前記外側面部6と略等しい奥行き寸法を有する棚板11aと、この棚板11aの長手方向にそってその中央位置に直立する仕切板11bとで構成され、その両端が前記サイドパネル12,12にビス等により固定される。この場合、フレーム3の上面と棚板11aの下面との間に前記ダクト10が丁度納まる高さ位置に棚11が固定され、この棚11の下部でダクト10が前後方向にスライド可能とされる。しかし、このダクト10は、前記当接片10c,10cがフレーム3の上フレーム3b,3bに当ることで引出し量は制限され、その当接時に前記切欠部10bまたは10bが棚板11aより外方に露出しておかれ、ここからケーブル類をダクト10内に挿脱することができるようになっている。
【0020】
上記ラック1の少くとも対面部4,4は、図8に拡大断面を示すように、電磁波を遮断するための鉄板、アルミニウム板、ステンレス鋼板等の金属板16と、コルクボード、インシュレーション等のピンが刺せる材料からなるピンナップボード17と、これらの表面を覆う化粧用クロス18とからなっており、前記対面部4,4では凹部7,7の外面側がピンナップボード17となるように構成され、この対面部4,4が侵入して置かれる側のデスクの使用者がピンにより紙葉を刺着する壁面として利用することができるようになっている。なお、上記ピンナップボード17以外にホワイトボード、ライトや原稿台の支持用フックの取付面等として対面者の使用に供するようにすることができる。
【0021】
図10はデスク2,2を対向配置して横並び状に配列した場合の平面図を示しており、互いに向き合うデスク2,2の使用者が相手方のデスク天板2a,2a上に張出す凹部7,7内にOA機器(CRT)を設置することができ、手前のデスク面を広く使うことができる。
【0022】
上記凹部7,7内に設置するディスプレイ等からのケーブル類は、図9に示すようにボード8を外し、ダクト10を手前側に引き寄せることによりその側の切欠部10bが露出するので、ここからケーブルをダクト10内に通して図4に示すサイドパネル12の開口部12bから外に出し、カバーパネル13の開口部13aから縦ダクト15内を通して床面に導き、電源等に接続することができる。これによりケーブル類はデスク2の外部に現われず、隠れた状態におくことができる。また他のOA機器のケーブルや小型機器類も同様に隠して配線することができる。
【0023】
前記図10のように対向デスクを横並び状に配設する場合には、前記取付座13bおよび縦ダクト15は外端に位置するデスク2の端部のみに設け、横に並ぶデスク2,2のケーブルは隣位のダクト10を使用してデスク列の端部に導くようにされる。したがって中間位置のデスク2,2のラック1,1の外側面部6,6同士は対向しておかれるようになる。
【0024】
なお、前記棚11の構成に関しては、図4に示したもののほか、図11に示すような奥行きのある棚11′あるいは図12に示すようなフロッピーデスクなどを整理して収納するための抽出11c,11cおよび本立11dを有する棚11″等であってもよく、適宜採択することができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、対向配置されるデスクのデスク天板を向き合う者同士が互いに一部利用し合ってOA機器類を設置使用することができるので、一般事務用のスペースを十分に確保することができ、OA機器と一般事務とに共用するとききわめて有効である。
【0026】
また本発明のラックの上部にダクトを引出し可能に設け、このラック内と外側面部の外面に設けられる縦ダクト内とを連通してケーブルを配線することができるので、デスク上に設置するOA機器のケーブルがデスク上やその周辺に露出することなく配線することができ、デスク周りを整然と整えることができる。
【0027】
上記ラックの面部に金属板を内蔵することにより、上記効果に加え対向者が使用するCRTディスプレイから放射される電磁波を遮断することができ、電磁波による影響を少くすることができる効果がある。
【0028】
さらに対面部にピンナップボードあるいはホワイトボード等を設ければ、ピンによる書類の止め付けによる書類の整理、メモ書き用として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による対向型デスク用ラックの使用状態を示す斜視図。
【図2】同、正面図。
【図3】同、側面図。
【図4】同、分解斜視図。
【図5】同、平面図。
【図6】同、ダクトの平面図。
【図7】同、フレームの斜視図。
【図8】同、対面部の拡大断面図。
【図9】配線時にダクトを引出した状態を示す斜視図。
【図10】デスクの配列状態を示す平面図。
【図11】棚の変形例を示す斜視図。
【図12】同、他の変形例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 対向型デスク用ラック
2 デスク
2a デスク天板
3 フレーム
4 対面部
5 仕切面部
6 外側面部
7 凹部
8 ボード
9 センタパネル
10 ダクト
11 棚
12 サイドパネル
13 パネルカバー
14 取付金具
15 縦ダクト
16 金属板
17 ピンナップボード
18 化粧用クロス

Claims (4)

  1. デスク天板の横幅の略半幅を有しデスク天板の前後縁と平行におかれる対面部と、これら対面部の端部を継ぎデスク天板の側縁と平行におかれる仕切面部と、前記対面部の外端に直角に連設され前記仕切面部と平行な外側面部とで平面視コ字状をなす凹部の開放面が互いに反対方向を向き、対向配置されるデスク天板の対向端間に跨がって設置することにより前記凹部が互いのデスク天板上に侵入し合って置かれるラック本体を備え、このラック本体の外側面部間に固定される棚の下部に配線用ダクトを前後方向にスライド可能に設けるとともに前記外側面部の外面側にはケーブルを床面に導く縦ダクトを設けるようにしたことを特徴とする対向型デスク用ラック。
  2. 前記ダクトは浅い箱状をなし、前記ラック本体の対面部に対応する位置の側縁に切欠部を有するとともにその奥端に下方に折曲された当接片を有し、このダクトを引き出したとき前記当接片がラック本体のフレームに当接して引出し限が定められると同時に前記切欠部が露出してケーブル類を挿脱自在とされている請求項1記載の対向型デスク用ラック。
  3. 前記ラック本体の外側面部はサイドパネルとパネルカバーとで構成され、これらサイドパネルおよびパネルカバーにはケーブルを通す開口部を有し、該ケーブルを床面に導く箇所のパネルカバーに前記縦ダクトの取付座が設けられている請求項1または2記載の対向型デスク用ラック。
  4. 前記各面部は金属板または金属板を内蔵した構成とされている請求項1〜3のいずれか1項記載の対向型デスク用ラック。
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