JP3654424B2 - 堤防のドレーン構造及びその施工方法 - Google Patents

堤防のドレーン構造及びその施工方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は堤防のドレーン構造及びその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
河川堤防の漏水対策の一つにドレーン工がある。すなわち、堤体の浸透水は堤体強度の低下を招くため、堤体の裏法尻部にドレーン部を設けて、堤体の浸透水を速やかに排出することができるようにするというものである。堤体の浸透水としては、堤体の表法面から浸透してくる河川水及び天端及び裏法面から浸透してくる降雨水があり、また堤体の基礎地盤からの浸透水も存在する。ドレーン構造としては、例えば、堤体の裏法部に排水性の高い裏小段と、この裏小段に続く法尻の堤脚水路とによって構成したものが知られており、堤体の浸透水を裏小段に導き、そこから堤脚水路に排水するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、堤体の浸透水を滞りなく排水することができる排水性の高い裏小段を形成するには、透水性の高いフィルター材を多量に必要とし、しかも施工が難しくなる。すなわち、裏小段の排水性を高めるには直径50mm以上の粗粒材を用いることが望ましいが、そのような粗粒材を施工現場付近で大量に入手することは難しく、また、そのような粗粒材は締固めが困難であるとともに、法面の成形も難しい。
【0004】
また、裏小段に透水性の低い材料によって形成し、その裏法面に空石張りを行なうことも考えられるが、施工性はよくなるものの、排水性は悪くなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、鋼製組立網を利用することにより、多量の粗粒材を用いることなく、排水性の高いドレーン部を形成することができるようにし、しかも施工を容易にするものである。
【0006】
すなわち、本発明は、堤体の浸透水を排水するように該堤体の川裏側に形成されている堤防のドレーン構造であって、
上記堤体の川裏側の基礎地盤の上に設けられ、上記浸透水を通す粗粒のフィルター材が鋼製組立網に充填された充填篭によって形成されていて、上記堤体の浸透水を流入させる篭製ドレーン部と、
上記堤体の裏法尻に設けられた堤脚水路と、
上記浸透水を通す粗粒のフィルター材によって構成され、上記篭製ドレーン部の下部と堤脚水路との間を結び、上記篭製ドレーン部に流入した浸透水を堤脚水路に導くドレーン層とを備え、
上記ドレーン層は上記篭製ドレーン部の高さよりも低い厚さになっており、
上記ドレーン層が堤体土によって覆われていることを特徴とする。
【0007】
この堤防のドレーン構造においては、堤体の浸透水は篭製ドレーン部に流入し、そこからドレーン層を通って堤脚水路に排出される。すなわち、篭製ドレーン部のフィルター材は粗粒材であって、そのフィルター材間隙が大きいから、流入した浸透水はこの間隙を流下してその下部に集まり、そこからドレーン層に流出することになる。このドレーン層を構成するフィルター材も粗粒材であって、浸透水は堤脚水路に向かって円滑に流れる。また、堤体の基礎地盤からも上記篭製ドレーン部及びドレーン層に浸透水が流入し堤脚水路に排出される。
【0008】
そうして、篭製ドレーン部のフィルター材は、鋼製組立網によって包まれているから、粗粒材であっても形崩れすることがなく、その締固めは不要になる。そして、このような充填篭を積み上げることによって、背の高い篭製ドレーン部を形成することができ、堤体が高い場合でも該堤体の浸透水を篭製ドレーン部に確実に導くことができる。しかも、このような充填篭は安定性が高いから、堤体強度の確保に有利になる。
【0009】
また、フィルター材によって構成されたドレーン層の上を堤体土で覆うようにしたから、このドレーン層の上に裏小段を形成する場合でもその施工は容易であり、しかも、排水性は確保される。
【0010】
上記篭製ドレーン部よりも川表側の堤体に川裏側へ行くに従って下降した掘削面を形成し、該掘削面と上記篭製ドレーン部との間に浸透水を通すフィルター材を充填した場合には、堤体の浸透水は当該フィルター材から篭製ドレーン部に流れることになる。
【0011】
上記篭製ドレーン部及びドレーン層の下、並びに上記掘削面には、水を通し細粒土砂を通さない吸出し防止材を敷くことが好ましい。これにより、堤体及び基礎地盤から浸透水が篭製ドレーン部及びドレーン層に流れるときに、同時に細流土砂がフィルター材の間隙に流入することが阻止され、フィルター材に目詰まりを生ずることが防止される。
【0012】
また、この出願の発明は、堤体の浸透水を排水するように該堤体の川裏側に設けられる堤防のドレーン構造の施工方法であって、
上記堤体の川裏側に、川表側から川裏側へ行くに従って下降して堤体の基礎地盤に至る掘削面を形成する工程と、
上記掘削面及び基礎地盤に水を通し細粒土砂を通さない吸出し防止材を敷く工程と、
上記基礎地盤の上記掘削面側の端の上記吸出し防止材上に、上記浸透水を通す粗粒のフィルター材が鋼製組立網に充填された充填篭を積み上げ、且つ該充填篭を河川の流れに沿って延設して、篭製ドレーン部を形成する工程と、
上記基礎地盤の上記吸出し防止材上に、上記浸透水を通す粗粒のフィルター材を所定厚さで敷設してドレーン層を形成する工程と、
上記篭製ドレーン部と上記掘削面の吸出し防止材との間に上記浸透水を通すフィルター材を充填して前ドレーン部を形成する工程と、
上記前ドレーン部、篭製ドレーン部及びドレーン層の上を堤体土にて覆う工程とを有することを特徴とする。
【0013】
従って、フィルター材の充填・敷設により、堤体の川裏側に排水性の高い、しかも堤体強度の確保に有利なドレーン構造を形成することができる。
【0014】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る堤防のドレーン構造によれば、堤体の川裏側の基礎地盤の上に鋼製組立網に粗粒フィルター材が充填されてなる充填篭によって篭製ドレーン部を形成し、この篭製ドレーン部の下部と堤体裏法尻の堤脚水路とを粗粒フィルター材によって構成された且つ篭製ドレーン部の高さよりも低い厚さのドレーン層によって結び、このドレーン層を堤体土によって覆うようにしたから、多量の粗粒材を要することなく、排水性の高いドレーン構造が得られ、しかも堤体の強度確保にも有利になり、堤体の浸透水を滞りなく堤脚水路に排出して堤体の安定性を高めることができる。
【0015】
また、この出願の堤防のドレーン構造の施工方法に係る発明によれば、上述の掘削面を形成する工程、吸出し防止材を敷く工程、粗粒のフィルター材が鋼製組立網に充填されてなる充填篭を積み上げて篭製ドレーン部を形成する工程、粗粒のフィルター材を所定厚さで敷設してドレーン層を形成する工程、前ドレーン部を形成する工程、並びに堤体土によって覆う工程を有するものであるから、フィルター材の充填・敷設により、堤体の川裏側に排水性の高い、しかも堤体強度の確保に有利なドレーン構造を簡単に得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
<堤防のドレーン構造>
図1に示す河川の堤防において、1は河川水、2は堤体であり、堤体2には表小段3と裏小段4とが形成されている。堤体2の表小段3及び上下の表法面5,6には河川水の堤体2への浸透を遮る遮水シート7が張られ、また、表法尻(法先)から地中に止水矢板(図示省略)が打ち込まれている。堤体2の天端11、天端11から裏小段4に至る上側の裏法面12、裏小段4、裏小段4から裏法尻に至る下側の裏法面13には張り芝が施工されている。そうして、この堤体2の川裏側には、上側の裏法面12の法尻の真下付近から裏法尻の堤脚水路9にわたって第1乃至第4のドレーン部14〜17が設けられている。これらドレーン部14〜17は、河川の流れに沿って設けられており、その上は堤体土10で覆われている。
【0018】
第1ドレーン部14は、細粒のフィルター材によって形成された前ドレーン部である。第2ドレーン部15は、粗粒フィルター材が充填されている篭製ドレーン部である。第3ドレーン部16は、基礎地盤20の上に粗粒フィルター材を所定厚さで敷設して形成されたドレーン層である。第4ドレーン部17も粗粒フィルター材が充填されている篭製ドレーン部であり、第3ドレーン部16と同様にドレーン層を構成している。第4ドレーン部17のかご形状は第2ドレーン部15のものとは異なる。
【0019】
具体的に説明すると、上側の裏法面12と裏小段4との境界付近に川表側から川裏側へ行くに従って下降した掘削面21が形成され、その下端は堤体2の基礎地盤20に達している。図2に示すように、この基礎地盤20及び掘削面21には水を通し細粒土砂を通さない吸出し防止材22が敷かれている。
【0020】
そうして、この掘削面21の吸出し防止材22と第2ドレーン部15との間に形成された下側へ行くに従って幅狭になった断面三角形状のポケットに細粒フィルター材23が充填されて、上記第1ドレーン部14が形成されている。第1ドレーン部14と第2ドレーン部15とは同じ高さに形成されている。細粒フィルター材23としては砂が採用されている。
【0021】
第2ドレーン部15には、充填篭24,25を基礎地盤20の吸出し防止材22の上に上下2段に積み重ねて形成されている。充填篭24,25は、鋼製組立網に粗粒フィルター材26が充填されてなるものである。鋼製組立網は、各面が金属枠に金網を張設してなる金網パネルによって形成された六面体状のものである。粗粒フィルター材26としては直径50〜200mmの礫又は割石が採用されている。
【0022】
第3ドレーン部16は、上記基礎地盤20の吸出し防止材22の上に第2ドレーン部15のものと同様の粗粒フィルター材26を敷設して形成されている。この第3ドレーン部16は第2ドレーン部15の高さよりも低く(1/4程度の厚さに)なっている。
【0023】
第4ドレーン部17は、第3ドレーン部16の厚さと略同じ高さの篭に第2ドレーン部15のものと同様の粗粒フィルター材26を充填してなる充填篭27によって形成されている。篭は、底面網と、その周囲に立設された側面網と、内部に河川の流れ方向に適宜の間隔をおいて立設された仕切り網とを有する浅いものである。
【0024】
堤脚水路9は、コンクリート製のU型溝部材31によって形成されている。このU型溝部材31の第4ドレーン部17側の壁は透水性を有する。また、U型溝部材31は敷石(砕石)33の上に設置されている。
【0025】
そうして、上記第3ドレーン部16と第4ドレーン部17とが上記第2ドレーン部15の下部と堤脚水路9とを結んでいる。
【0026】
従って、堤体2の浸透水は第1ドレーン部14に流入し細粒フィルター材23の間隙を通って第2ドレーン部15に流入する。そして、この流入水は第2ドレーン部15の粗粒フィルター材26の間隙を通って流下し、第3ドレーン部16に流入し、さらにこの第3ドレーン部16及び第4ドレーン部17の粗粒フィルター材26の間隙を通って堤脚水路9に流出する。また、基礎地盤20から第2乃至第4のドレーン部15〜17に浸透水が流入して同様に堤脚水路9に排出される。堤体2や基礎地盤20から当該ドレーン部に浸透水が流入するとき、細流土砂が同時に流入することが吸出し防止材22によって遮られ、フィルター材23,26の目詰まりが避けられる。
【0027】
第2ドレーン部15の充填篭24,25は浸透水のドレーンに寄与するとともに、裏小段4と相俟って堤体強度の確保に寄与する。また、粗粒フィルター材26の量は第2ドレーン部15及び第4ドレーン部17の篭内に充填する分と、第3ドレーン部16を形成する分とを確保すればよく、裏小段4には不透水性又は半透水性の堤体土10を適用することができるから、この粗粒フィルター材26の量は少なくて済む。
【0028】
<堤防のドレーン構造の施工方法>
既設堤体2の裏法部をその裏法面12の途中から斜めに切除して掘削面21を形成するとともに、堤体の基礎地盤20を露出させる。
【0029】
上記基礎地盤20及び掘削面21に吸出し防止材22を敷く。
【0030】
第2ドレーン部15用の一段目の鋼製組立網を上記基礎地盤20の上記掘削面21側の端の上記吸出し防止材上22の上に河川の流れ方向に並べて設置し、各鋼製組立網の内部に粗粒フィルター材26を充填して一段目の各充填篭24を形成する。この一段目の鋼製組立網を全て並べた後に各鋼製組立網に粗粒フィルター材26を充填しても、幾つかの施工ブロックに分けて当該設置及び充填作業を行なっていくようにしてもよい。
【0031】
上記一段目の充填篭24の上に二段目の鋼製組立網を設置しその内部に粗粒フィルター材26を充填し金網の蓋をすることにより、二段目の充填篭25を形成する。この二段目の充填篭25の形成も一段目の充填篭24の場合と同様に全ての鋼製組立網を並べた後に粗粒フィルター材26を充填しても、幾つかの施工ブロック毎に当該設置及び充填の作業を行なっていくようにしてもよい。一段目の鋼製組立網と二段目の鋼製組立網とは連結する。
【0032】
第4ドレーン部17用の篭を裏法尻に沿って並べ、祖粒フィルター材26を充填する。この第4ドレーン部17の形成にあたっても、全ての篭を並べた後に粗粒フィルター材26を充填しても、幾つかの施工ブロック毎に当該設置及び充填の作業を行なっていくようにしてもよい。
【0033】
上記第2ドレーン部15と第4ドレーン部17との間の上記吸出し防止材22の上に粗粒フィルター材26を敷き、第3ドレーン部(ドレーン層)16を形成する。一方、掘削面21の吸出し防止材22と第2ドレーン部15との間に細粒フィルター材23を充填する。
【0034】
上記第1乃至第4のドレーン部14〜17の上を堤体土10で覆い、締固めをして裏小段4を形成する。
【0035】
堤脚水路9については上記第4ドレーン部17と接する面(壁)が透水性を有することが要件となる。
【0036】
従って、裏小段4の全体を粗粒フィルター材26で形成する必要がないから、この粗粒フィルター材26の量は少なくて済むとともに、裏小段4は元の堤体を削った際に発生する掘削土を埋め戻すことによって形成することができるから、その締固め及び成形が容易であり、排土の発生を避けることができる。
【0037】
なお、第2ドレーン部15は一段のみの充填篭によって形成しても、充填篭を3段以上に積み上げて形成しても、充填篭を2列以上に並べて形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る堤防のドレーン構造を示す断面図。
【図2】 同ドレーン構造を一部断面にし一部省略して示す斜視図。
【符号の説明】
1 河川水
2 堤体
4 裏小段
9 堤脚水路
10 堤体土
11 天端
12 裏法面
13 裏法面
14 第1ドレーン部(前ドレーン部)
15 第2ドレーン部(篭製ドレーン部)
16 第3ドレーン部(ドレーン層)
17 第4ドレーン部(ドレーン層)
20 基礎地盤
21 掘削面
22 吸出し防止材
23 細粒フィルター材
24 充填篭
25 充填篭
26 粗粒フィルター材

Claims (4)

  1. 堤体の浸透水を排水するように該堤体の川裏側に形成されている堤防のドレーン構造であって、
    上記堤体の川裏側の基礎地盤の上に設けられ、上記浸透水を通す粗粒のフィルター材が鋼製組立網に充填された充填篭によって形成されていて、上記堤体の浸透水を流入させる篭製ドレーン部と、
    上記堤体の裏法尻に設けられた堤脚水路と、
    上記浸透水を通す粗粒のフィルター材によって構成され、上記篭製ドレーン部の下部と堤脚水路との間を結び、上記篭製ドレーン部に流入した浸透水を堤脚水路に導くドレーン層とを備え、
    上記ドレーン層は上記篭製ドレーン部の高さよりも低い厚さになっており、
    上記ドレーン層が堤体土によって覆われている堤防のドレーン構造。
  2. 請求項1に記載されている堤防のドレーン構造において、
    上記篭製ドレーン部よりも川表側の堤体に川裏側へ行くに従って下降した掘削面が形成され、該掘削面と上記篭製ドレーン部との間に浸透水を通すフィルター材が充填されている堤防のドレーン構造。
  3. 請求項2に記載されている堤防のドレーン構造において、
    上記篭製ドレーン部及びドレーン層の下、並びに上記掘削面に、水を通し細粒土砂を通さない吸出し防止材が敷かれている堤防のドレーン構造。
  4. 堤体の浸透水を排水するように該堤体の川裏側に設けられる堤防のドレーン構造の施工方法であって、
    上記堤体の川裏側に、川表側から川裏側へ行くに従って下降して堤体の基礎地盤に至る掘削面を形成する工程と、
    上記掘削面及び基礎地盤に水を通し細粒土砂を通さない吸出し防止材を敷く工程と、
    上記基礎地盤の上記掘削面側の端の上記吸出し防止材上に、上記浸透水を通す粗粒のフィルター材が鋼製組立網に充填された充填篭を積み上げることによって篭製ドレーン部を形成する工程と、
    上記基礎地盤の上記吸出し防止材上に、上記浸透水を通す粗粒のフィルター材を所定厚さで敷設することによってドレーン層を形成する工程と、
    上記篭製ドレーン部と上記掘削面の吸出し防止材との間に上記浸透水を通すフィルター材を充填することによって前ドレーン部を形成する工程と、
    上記前ドレーン部、篭製ドレーン部及びドレーン層の上を堤体土にて覆う工程とを有する堤防のドレーン構造の施工方法。
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