JP3653982B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタの紙押え機構に関し、特に、印字部において記録紙を押えるための紙押え機構を備えたインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より知られているインクジェットプリンタは、印字ヘッドと記録紙の相対的な動きに同調して、印字情報に応じたインクを印字ヘッドのノズルから噴射し、このインクを記録紙に付着させることによって印字を行うものである。
【0003】
一般に、インクジェットプリンタにおいては、記録紙が印字ヘッドのノズル面に接触することにより生ずる汚れを防ぐため、記録紙を印字ヘッドのノズル面から遠ざける必要がある。
【0004】
従来、記録紙を印字ヘッドのノズル面から遠ざける方法としては、記録紙に張力を与えることにより、紙の腰を利用してノズルの位置において記録紙がプラテン部側に導かれるような紙経路を設定する方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の方法の場合、紙経路を一定のものにすることは困難で、紙経路のばらつきによる問題があった。すなわち、紙経路のばらつきによって記録紙に大きな張力が与えられると紙送りの際の負荷の原因となり、他方、記録紙に対して与える張力が弱すぎると十分に記録紙を印字ヘッドのノズル面から遠ざけることができなくなる。
【0006】
また、この方法では、平坦ではない紙、例えば折れ曲がった紙などに対しては印字ヘッドのノズル面から十分に遠ざけることができないという問題もあった。
【0007】
一方、他の従来例として、インパクトドットプリンタにおいて用いられるマスク板が知られているが、このマスク板では荷重を最適な値に設定することは困難であるという問題がある。すなわち、このようなマスク板における荷重が大きすぎると紙送りの際の負荷が加わり、逆にマスク板における荷重が小さいとマスク板が破損してしまう。
【0008】
さらに、インクジェットプリンタにおいては、印字ヘッドのノズル面をクリーニングするためのワイパーが設けられているため、上述のマスク板を設けようとすると、マスク板がワイパーと接触してノズル面のインクの払拭が不十分となるとともにマスク板自身がインクによって汚れてしまうという問題が生ずる。
【0009】
さらには、印字直後の乾く前のインクがマスク板とこすれることによって記録紙が汚れてしまうという問題もあった。
【0010】
本発明は、このような従来の技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、記録紙の状態や種類を問わず印字部において記録紙を確実に押えることによってインク汚れを防止しうるインクジェットプリンタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、相対的に移動する記録紙に対してインク吐出口からインクを吐出して該記録紙に所定の印字を行う印字ヘッドと、前記インク吐出口の近傍に設けられ、前記記録紙を当該インク吐出口から離間させプラテン部に押圧して押えるための紙押え部材とを有し、前記紙押え部材が、一体的に形成された螺旋状の弾性体の当該螺旋部分の径を部分的に大きくしてローラ状の押圧部を形成してなることを特徴とするインクジェットプリンタである。
【0012】
請求項1記載の発明の場合、記録紙に対して印字を行う際に、インク吐出口の近傍に設けた紙押え部材によって記録紙がインク吐出口から離間され、プラテン部に押圧されて押えられる。その結果、本発明によれば、折れ曲がった記録紙であっても印字の際にインク吐出口の面に接触することはなく、記録紙へのインクの転写による汚れを確実に防止することができる。
また、紙押え部材が螺旋状の弾性体を撓ませることによって記録紙を押圧するように構成されていることから、押圧方向のばね定数を小さく設定することができ、その結果、記録紙に対する圧接力のばらつきを小さくすることができるので、記録紙に対して適切な大きさの圧接力を安定して与えることが可能になる。
また、紙押え部材は一体的に形成されているものであるため、大きなスペースを必要とせず、装置構成の簡素化及び小型化を図ることが可能になる。
【0013】
この場合、請求項2記載の発明のように、請求項1記載の発明において、前記紙押え部材が、前記記録紙上において印字直後のインクと接触しない位置を押圧する押圧部を有することも効果的である。
【0014】
請求項2記載の発明によれば、紙押え部材の押圧部は、記録紙上の印字直後でインクが乾く前の部分に接触しないため、紙押え部材と記録紙とのこすれによるインク汚れが発生することはない。
【0015】
また、請求項3記載の発明のように、請求項2記載の発明において、前記紙押え部材が、前記記録紙上の印字直後の領域の両側を押圧する押圧部を有することも効果的である。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、記録紙に対して複数の部分で押圧することから、記録紙をより確実に押えることが可能になる。
【0017】
一方、請求項4記載の発明のように、請求項1乃至3のいずれか1項記載の発明において、前記インク吐出口に対して相対的に移動してこのインク吐出口に付着したインクを払拭するインク払拭手段を有し、前記紙押え部材に、前記インク払拭手段の払拭方向に対し前記インク吐出口を含む範囲を避けて前記記録紙を押圧する押圧部が設けられていることも効果的である。
【0018】
請求項4記載の発明の場合、紙押え部材の押圧部はインク払拭手段の払拭方向に対しインク吐出口を含む範囲を避けて設けられていることから、紙押え部材の押圧部との接触によるインク払拭手段の摩耗等のおそれはなく、インク払拭能力が低下することはない。
【0019】
この場合、請求項5記載の発明のように、請求項4記載の発明において、前記紙押え部材が、前記インク払拭手段の払拭方向の両側において前記記録紙を押える押圧部を有することも効果的である。
【0020】
請求項5記載の発明によれば、インク払拭手段に対して紙押え部材の押圧部を接触させないように構成することが容易になり、インク払拭手段の寿命を長くすることが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るインクジェットプリンタの好ましい実施の形態を図1及び図2を参照して詳細に説明する。
【0025】
図1は、本実施の形態のインクジェットプリンタの概略構成を示す斜視図である。
【0026】
図1に示すように、本実施の形態のプリンタ1においては、例えば樹脂等からなる本体カバー2の内部の前方側に、スリップ紙S又チェック紙P等(以下、スリップ紙S等という)の記録紙に印字を行うための印字部4(印字手段)が配置されている。この印字部4は、公知のインクジェット方式により印字を行うものであり、金属等からなる本体フレーム5に取り付けられたガイドレール6に沿って本体フレーム5の両側部間を移動自在となるように構成されている。
【0027】
ここで、本体フレーム5の両側部にプーリ8、9が回転可能に支持されるとともに、プーリ8、9に無端状ベルト7が掛け渡され、さらにこの無端状ベルト7の一部に印字部4が固定されている。そして、この印字部4は、印字を行うための印字ヘッド4aが本体カバー2の内部に向けて配置されている。
【0028】
また、本体カバー2の内部には、印字部4の印字ヘッド4aに対向するように、スリップ紙S等を案内するための案内面3が設けられ、また、この案内面3の内側には、プラテン部10が設けられ、印字部4の印字ヘッド4aとプラテン部10との間に挟まれたスリップ紙S等に対して印字を行うように構成されている。
【0029】
さらに、プラテン部10に隣接する位置にはキャップ装置4bが設けられる。このキャップ装置4bは、一定時間以上印字を行わない場合に、印字部4を移動して印字ヘッド4aのノズル42(インク吐出口、図2参照)を覆うように構成される。これにより、長時間印字を行わない場合であっても、ノズル42の乾きを防止することができる。
【0030】
さらに、このキャップ装置4bの近傍には、印字ヘッド4aのノズル42に付着したインクを払拭するためのワイパー(インク払拭手段)4cが設けられている。このワイパー4cは、例えば樹脂等の弾性を有する平板状の部材からなるものである。
【0031】
一方、プリンタ1の本体の前部分には、スリップ紙S等を挿入するための紙挿入口32が形成されており、紙挿入口32の一方の端面には、スリップ紙S等の端縁を案内するための基準部33が設けられている。
【0032】
また、本体の内部には、紙挿入口32から挿入されたスリップ紙S等を印字部4に向けて搬送するための紙搬送部31が設けられている。ここで、紙搬送部31は、一対の搬送ローラ(図1においては一方の搬送ローラ31aのみ示す。)が、紙幅方向、すなわち、紙送り方向Aと直交する方向に沿って複数配置されている。
【0033】
本体の上部には、プラテン部10に隣接する位置の紙送り方向Aの下流側において紙押え部材23を有する紙送り機構20が複数個配設されている。さらに、この紙送り機構20の紙送り方向Aの下流側には、スリップ紙S等を排出するための紙排出口13が形成されている。
なお、本実施の形態のプリンタ1においては、本体カバー2の内部の後方にロール紙Rが配置され、本体カバー2の内部の上方には、ロール紙Rの先端部を引き出すための紙排出口12が設けられている。この場合、ロール紙Rは、印字をするために印字部4の印字ヘッド4aとプラテン部10との間を通過する以外は、スリップ紙S等の搬送経路とは別の経路を経由するように構成されている。
【0034】
図2(a)は、本実施の形態における印字部の構成を示す斜視図、図2(b)は、本実施の形態の印字ヘッドのノズル面と紙押え部材との位置関係を示す説明図である。
【0035】
図2(a)に示すように、本実施の形態の印字部4は、ガイドレール6に沿ってX方向又はその反対方向へ移動可能なキャリッジ40を有し、このキャリッジ40の前面側に印字ヘッド4aが設けられている。印字ヘッド4aの中央部分にはノズル面41が設けられ、この印字ヘッド4aの中央部にノズル42が形成されている。そして、印字情報に基づいてこのノズル42から所定のタイミングでインク(図示せず)を吐出することにより、スリップ紙S等に印字を行うようになっている。
【0036】
図2(a)に示すように、本実施の形態の印字部4には、印字ヘッド4aの走行方向Xの上流側及び下流側の両側に、一対の紙押え部材24、25が配設されている。これらの紙押え部材24、25は、同一の構成を有する引張コイルばねからなるもので、それぞれ棒状の軸部24a、25aの両端部に円盤状の押圧部24b、24c、25b、25cが一体的に形成されている。そして、各紙押え部材24、25は、それぞれ中央部分の固定部240、250においてキャリッジ40に固定されている。
【0037】
ここで、紙押え部材24、25の押圧部24b、24c、25b、25cは、それぞれ軸部24a、25aより外径が大きくなるように形成されている。さらに、図2(b)に示すように、紙押え部材24、25の押圧部24b、24c、25b、25cは、印字ヘッド4aのノズル面41から突出してプラテン部10に当接するように構成されている。
【0038】
なお、紙押え部材24、25の押圧部24b、24c、25b、25cは、それぞれノズル42に対して等しい距離となるように配置されている。
【0039】
本実施の形態の紙押え部材24、25は、例えば公知の自動コイリングマシンを用いた方法によって製造することができる。
【0040】
この方法は、コイルばねの線材をフィードローラによって送り出し、ワイヤーガイド、コイリングピン、ピッチツール等によって所定の経路を通しながら一定の曲率とねじれ率とを与えるコイル巻き工法であり、線材の経路中に設置されたコイリングピンの位置を変えることによって、コイルの直径を変化させるものである。
【0041】
本実施の形態の場合は、例えば紙押え部材24を例に取って説明すると、図示しないコイリングピンを所定の位置に固定して例えば一方の押圧部24bを形成した後にコイリングピンを当該コイルの中心軸に向って移動させて軸部24aを形成し、さらに、このコイリングピンを当該コイルの中心軸から離れる方向へ移動することによって、押圧部24cを形成する。
【0042】
一方、図2(a)に示すように、上述のワイパー4cは、ガイドレール6に対して直交する平面に沿って設けられている。そして、ガイドレール6に沿って印字部4が矢印X方向と反対方向へ移動することによって、この印字部4に対してワイパー4cが相対的に矢印X方向へ移動して印字ヘッド4aのノズル42の払拭を行うようになっている。
【0043】
本実施の形態においては、ガイドレール6に対して直交する矢印Y方向に沿って各紙押え部材24、25が配設されている。
【0044】
ここで、図2(a)(b)に示すように、各紙押え部材24、25の押圧部24b、24c、25b、25cは、ワイパー4cの払拭方向(矢印X方向)に対しノズル42を含む範囲aを避けるように、この範囲aの両側に設けられている。
【0045】
この場合、各紙押え部材24、25の押圧部24b、24c、25b、25cがワイパー4cによる払拭の際にワイパー4cと接触しないように、各紙押え部材24、25の軸部24a、25aの長さを設定することがより好ましい。
【0046】
本実施の形態においては、印字部4を矢印X方向へ移動しつつ、スリップ紙S等を矢印Y方向へ搬送することによって、スリップ紙S等に対して印字を行う。
【0047】
この場合、図2(b)に示すように、ノズル42の近傍に設けた紙押え部材24の押圧部24b、24c、25b、25cによってスリップ紙S等がノズル42から離間され、プラテン部10に押圧されて押えられる。その結果、本実施の形態によれば、折れ曲がったスリップ紙S等であっても印字の際にノズル面41に接触することはなく、スリップ紙S等へのインクの転写による汚れを確実に防止することができる。
【0048】
特に本実施の形態においては、ノズル42に対して等距離の位置に4つの押圧部24b、24c、25b、25cが設けられていることから、スリップ紙S等をバランス良く確実に押えることができる。
【0049】
また、本実施の形態の場合、紙押え部材24、25の押圧部24b、25b、24c、25cが、印字ヘッド4aのノズル42に対し、印字ヘッド4aの走行方向(矢印Y方向)の両側に設けられ、しかも、これらの押圧部24b、24c、25b、25cは、スリップ紙S等の紙送り方向Yの両側に位置しているため、印字の際にキャリッジ40をどの方向に移動した場合であっても、紙押え部材24、25の押圧部24b、25b、24c、25cは、印字直後でインクが乾く前の部分には接触しないため、紙押え部材24、25とスリップ紙S等とのこすれによるインク汚れが発生することはない。
【0050】
さらに、本実施の形態においては、図2(a)に示すように、例えばキャリッジ40を矢印X方向と反対方向へ移動することによって印字ヘッド4aに対してワイパー4cを矢印X方向へ相対移動させ、ノズル面41のクリーニングを行う。
【0051】
この場合、本実施の形態にあっては、紙押え部材24、25の押圧部24b、24c、25b、25cがワイパー4cの払拭方向(矢印X方向)に対しノズル42を含む範囲aを避けて設けられていることから、紙押え部材24、25の押圧部24b、24c、25b、25cとの接触によるワイパー4cの摩耗等のおそれはなく、インク払拭能力が低下することはない。
【0052】
さらにまた、本実施の形態においては、コイルばねからなる紙押え部材24、25を用いていることから、押圧方向のばね定数を小さく設定することができ、その結果、スリップ紙S等に対する圧接力のばらつきを小さくすることができるので、スリップ紙S等に対し適切な大きさの圧接力を安定して与えて押えることができる。
【0053】
しかも、本実施の形態の場合は、一体的に形成された紙押え部材24、25をキャリッジ40に固定するようにしたことから、大きなスペースは必要とせず、装置構成の簡素化及び小型化を図ることができる。
【0054】
以下、図3を用いて、本発明の他の実施形態について説明する。図3は、他の実施形態における印字部の構成を示す斜視図であり、図中、図2と同一の符号は同一のものを示す。
【0055】
符号260は紙押え部材24(25)を、印字ヘッド4aの走行方向Xの上流側及び下流側の両側に、取り付けるための取付部材である。取付部材260は例えば樹脂からなり、一方の端に2本のフィン262と、紙押え部材24の中央を押さえるための弾性を有するアーム261が形成されている。フィン262は、図示のごとく、印字ヘッド4aの走行方向に対して傾斜した案内面を有している。これにより、印字ヘッド4aがスリップ紙に向かって走行し、スリップ紙の端を通過する際に、印字ヘッド4aの端部にスリップ紙の端が引っかかる不具合を防止できる。即ち、スリップ紙の端が押圧部24b、24cの半径以上浮いていても、フィン262の案内面により、印字ヘッド4aの移動に伴って、徐々にスリップ紙の端がプラテン部10側に押さえ込まれる。
【0056】
また、取付部材260の他方の端には、爪263が設けられている。キャリッジ40の側部にはこの爪263が嵌入される孔40aが設けられており、爪263、孔40aによりいわゆるスナップフィットが構成されている。このように構成された取付部材260により、簡単に紙押え部材24(25)を印字ヘッド4aに取り付けることができ、同時に印字ヘッド4aの両端に、スリップ紙の端に印字ヘッド4aが引っかかることを防止する案内部を同時に形成することができる。
【0057】
なお、本発明は上述の実施の形態に限られることなく、種々の変更を行うことができる。
【0058】
例えば、上述の実施の形態においては、2つの紙押え部材を用いて印字ヘッドのノズル42の近傍を4箇所で押圧するようにしたが、本発明はこれに限られず、上述した範囲aの両側に押圧部を設ける限り、2以上の任意の押圧部によって記録紙を押えるように構成することもできる。ただし、記録紙をよりバランス良く確実に押えるためには、上述の実施の形態のように構成することが好ましい。
【0059】
また、上述の実施の形態においては、紙押え部材のコイルばねの両端部に押圧部を形成するようにしたが、本発明はこれに限られず、一つのコイルばねに3つ以上の押圧部を形成することも可能である。
【0060】
また、上述の実施の形態においては、案内部材に対して紙押え部材を回転しない状態で保持するように構成したが、本発明はこれに限られず、回転可能な状態で紙押え部材を支持することも可能である。
【0061】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、記録紙の状態や種類を問わず印字部において記録紙を確実に押えてインクの汚れを防止でき、これにより高品位の印字が可能なインクジェットプリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットプリンタの実施の形態の概略構成を示す斜視図である。
【図2】(a):同実施の形態における印字部の構成を示す斜視図である。
(b):同実施の形態の印字ヘッドのノズル面と紙押え部材との位置関係を示す説明図である。
【図3】本発明の他の実施形態におけ印字部の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
4 印字部(印字手段)
4a 印字ヘッド
4c ワイパー(インク払拭手段)
10 プラテン部
24、25 紙押え部材
24a、25a 軸部
24b、24c、25b、25c 押圧部
40 キャリッジ
41 ノズル面
42 ノズル(インク吐出口)
P チェック紙
S スリップ紙

Claims (5)

  1. 相対的に移動する記録紙に対してインク吐出口からインクを吐出して該記録紙に所定の印字を行う印字ヘッドと、
    前記インク吐出口の近傍に設けられ、前記記録紙を当該インク吐出口から離間させプラテン部に押圧して押えるための紙押え部材とを有し、
    前記紙押え部材は、一体的に形成された螺旋状の弾性体の当該螺旋部分の径を部分的に大きくしてローラ状の押圧部を形成してなることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記紙押え部材は、前記記録紙上において印字直後のインクと接触しない位置を押圧する押圧部を有することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記紙押え部材は、前記記録紙上の印字直後の領域の両側を押圧する押圧部を有することを特徴とする請求項2記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記インク吐出口に対して相対的に移動して該インク吐出口に付着したインクを払拭するインク払拭手段を有し、前記紙押え部材に、前記インク払拭手段の払拭方向に対し前記インク吐出口を含む範囲を避けて前記記録紙を押圧する押圧部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記紙押え部材は、前記インク払拭手段の払拭方向の両側において前記記録紙を押える押圧部を有することを特徴とする請求項4記載のインクジェットプリンタ。
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