JP3651299B2 - Bumper mounting structure for vehicles - Google Patents

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JP3651299B2
JP3651299B2 JP04284999A JP4284999A JP3651299B2 JP 3651299 B2 JP3651299 B2 JP 3651299B2 JP 04284999 A JP04284999 A JP 04284999A JP 4284999 A JP4284999 A JP 4284999A JP 3651299 B2 JP3651299 B2 JP 3651299B2
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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用バンパの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
図１２は自動車のフロントバンパの取付構造を示している。サイドメンバａの前端開口にはバンパステイｂが嵌入固定してあり、このバンパステイｂにレインフォースメントｃの両端屈曲部ｄを固定してある。このバンパステイｂは押出成形によって形成されているため、サイドメンバ嵌入部ｅとレインフォースメント固定部ｆの間には上下方向に見て２つの閉断面ｇ,ｈが形成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、レインフォースメント一般部ｉのサイドメンバａからの突出を少なくしてレインフォースメント屈曲部ｄの傾斜をきつくすると、バンパステイｂは外側壁ｊが内側壁ｋに較べてかなり短くなってしまう。一方、対壁衝突の際には、レインフォースメントｃは屈曲部ｄの傾斜をなくそうとする変形が生じる。このため、バンパステイｂにはレインフォースメント固定部ｆを外側に押し倒そうとする荷重が作用するが、外側壁ｊが短いと、この荷重に対して外側壁ｊが突っ張り作用を生じ、レインフォースメント固定部ｆは倒れ変形できなくなる。このため、サイドメンバａの前端部が外側に折り曲げられてしまい、修理に手間を要することになる。
【０００４】
また、サイドメンバ嵌入部には、内側面側の嵌入基端ｌまわりに図１２上時計まわりのこじりモーメントＭが発生するため、やはりサイドメンバａの変形の原因となる。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑み、対壁衝突時のサイドメンバの折れ方向の変形を防止できる車両用バンパの取付構造を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、サイドメンバの先端開口にバンパステイを嵌入固定するとともに、該バンパステイにレインフォースメントの両端屈曲部を固定し、上記バンパステイはサイドメンバ嵌入部とレインフォースメント固定部の間が上下方向に見て閉断面を形成してなる車両用バンパの取付構造において、上記バンパステイは外側壁がサイドメンバ嵌入部の底壁から延出しているとともに、レインフォースメント固定部からレインフォースメントの端面を巻き込むようにして係止部を延出させていることを特徴とする。
【０００７】
上記バンパステイは外側壁と内側壁が略等長であってもよい。
【０００８】
上記バンパステイはサイドメンバ嵌入部の底壁がレインフォースメント固定部と略平行となるよう傾斜形成されると共に、バンパステイの内側壁がサイドメンバ嵌入部の底壁から延出していてもよい。
【００１０】
上記バンパステイは押出成形によって形成されていてもよい。
【００１１】
上記サイドメンバ嵌入部は、その外側面が内側面側の嵌入基端を支点として円弧状に形成されていてもよい。
【００１２】
上記課題を解決するための他の発明は、サイドメンバの先端開口にバンパステイを嵌入固定するとともに、該バンパステイにレインフォースメントの両端屈曲部を固定し、上記バンパステイはサイドメンバ嵌入部とレインフォースメント固定部の間が上下方向に見て閉断面を形成してなる車両用バンパの取付構造において、上記サイドメンバ嵌入部は、その外側面が内側面側の嵌入基端を支点として円弧状に形成され、上記バンパステイは、レインフォースメント固定部からレインフォースメントの端面を巻き込むようにして係止部を延出させていることを特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１４】
図１と図２は本発明に対する第１参考例を示している。同図において、１はサイドメンバで、その前端開口１ａにはバンパステイ２を嵌入固定してある。３は衝撃吸収材（図示せず）を支持するレインフォースメントで、その一般部３ａの両端は後方へ折り曲げて屈曲部３ｂを形成してあり、該屈曲部３ｂをバンパステイ２に締結固定してある。バンパステイ２はアルミ合金の押出成形によって形成されているため、サイドメンバ嵌入部４とレインフォースメント固定部５の間には上下方向に見て閉断面６が形成されている。サイドメンバ嵌入部４の両側縁にはフランジ７,７が延設してあり、該フランジ７,７をサイドメンバ１に固設したブラケット８,８に締結固定してある。
【００１５】
レインフォースメント固定部５は内側壁９をフランジ７から延出させてあるのに対し、外側壁１０はサイドメンバ嵌入部４の底壁１１から延出させてある。このため、レインフォースメント３の固定される前壁１２が傾斜していても、外側壁１０の長さＬ1は内側壁９の長さＬ2と等しくなっている。なお、外側壁１０と内側壁９の長さＬ1,Ｌ2は、図３（Ｂ）に示す対壁衝突時のレインフォースメント３の端面伸び代δよりも大きくしてある。また、前壁１０にはレインフォースメント３の締結固定用の孔１３が一対形成されている。
【００１６】
図３に示す対壁衝突の際には、レインフォースメント３は屈曲部３ｂの傾斜をなくそうとする変形が生じる。つまり、同図（Ｂ）に示すようにレインフォースメント３の端面がδだけ外側へ引き伸ばされることになる。本参考例では、バンパステイ２の外側壁１０をサイドメンバ嵌入部４の底壁１１から延出させることで、外側壁１０の長さを大きくしてあるため、外側壁１０がレインフォースメント３の伸び変形に対して突っ張り作用を生じなくなり、レインフォースメント固定部５が外側に押し倒されることになる。このため、サイドメンバ１の前端部に曲がり変形が生じなくなり、修理の際はバンパステイ２の交換だけで済み、手間が大幅に省ける。
【００１７】
また、バンパステイ２は、内側壁９と外側壁１０の長さＬ1,Ｌ2を等しくしてあるので、衝突時の衝撃荷重が内側壁９と外側壁１０に均等に伝達されるため、衝撃荷重がサイドメンバ１の折れを誘起する方向に働くことを防止できる。
【００１８】
さらに、外側壁１０が外側のフランジ７よりも内方から延びているため、この位置では屈曲部３ｂの後退量が大きくなり、レインフォースメント３と底壁１１との間隔を確保しやすい。
【００１９】
なお、図４と図５に示すようにサイドメンバ嵌入部４の底壁１１をレインフォースメント固定部５の前壁１２と平行に形成するとともに、該底壁１１からレインフォースメント固定部５の内側壁９を延出させてもよい。
【００２０】
このようにすると、サイドメンバ１前端からレインフォースメント屈曲部３ｂまでの距離を短縮でき、レイアウト上の自由度が高くなる。また、閉断面６が平行四辺形を形成しているため、対壁衝突時にレインフォースメント固定部５が倒れ易くなり、よりサイドメンバ１へ折れ方向のモーメントを伝達しにくくすることができる。
【００２１】
図６と図７は本発明の第１実施例を示している。
【００２２】
本実施例のバンパステイ２は、サイドメンバ嵌入部４の底壁１１をレインフォースメント固定部５の前壁１２と平行に形成するとともに、レインフォースメント固定部５からレインフォースメント３の端面を巻き込むようにして係止部２０を延出させてある。該係止部２０は閉断面２１を形成して外側の隅部２２をフランジ７に近接配置してある。その他の構成は第１参考例と同一であるので、同一符号を付し説明を省略する。
【００２３】
本実施例においても、図８に示す対壁衝突の際には、レインフォースメント固定部５が倒れ変形することになる。また、同図（Ｃ）に示すようにレインフォースメント３が延び切ると、係止部２０が圧潰し始め、衝突エネルギーを吸収できる。このとき、係止部２０はサイドメンバ１の外側のフランジ７上に位置するため、係止部２０によってサイドメンバ１に長手方向の荷重を伝達することができる。
【００２４】
また、バンパステイ２は押出成形によって形成してあるため、係止部２０の外側隅部２２とフランジ７の間に隙間を形成するのが容易である。
【００２５】
図９と図１０は本発明に対する第２参考例を示している。
【００２６】
この第２参考例のバンパステイ２は、サイドメンバ嵌入部４の外側壁４０を内側壁４１側の嵌入基端４２を支点として半径Ｒの円弧に形成してある。また、サイドメンバ嵌入部４とレインフォースメント固定部５の間に隔壁４３を設けて２つの閉断面４４，４５を隔成してある。さらに、レインフォースメント固定部５は外側壁を省いて閉断面４５を三角形に形成してある。その他の構成は第１参考例と同一であるので、同一符号を付し説明を省略する。
【００２７】
ところで、サイドメンバ１にバンパステイ２を嵌入した構造においては、対壁衝突の際、レインフォースメント３の屈曲部３ｂがサイドメンバ嵌入部４０に対して内側壁４１側の嵌入端４１を支点とするモーメントを与えることになる。このモーメントがサイドメンバ１にかかる折れ方向の荷重となるおそれがあったが、本参考例のようにサイドメンバ嵌入部４の外側壁４０を円弧状に形成しておくと、このこじりモーメントを逃がすことができ、サイドメンバ１の折れ変形を防止することができる。
【００２８】
図１１は本発明の第２実施例を示している。
【００２９】
本実施例のバンパステイ２は第１実施例と第２参考例を合体した構造のものである。つまり、レインフォースメント固定部５からレインフォースメント３の端面を巻き込むようにして係止部２０を延出させるとともに、サイドメンバ嵌入部４の外側壁４０を内側壁４１側の嵌入基端４２を支点として半径Ｒの円弧に形成してある。その他の構成は第１実施例及び第２参考例と同一であるので、同一符号を付し説明を省略する。
【００３０】
このようにすると、第１実施例と第２参考例の効果を総合したものが得られることは言うまでもない。
【００３１】
なお、本発明はフロントバンパだけでなくリヤバンパにも適用可能である。
【００３２】
請求項１の発明によれば、対壁衝突の際のレインフォースメントの伸び変形に対して、バンパステイの外側壁が突っ張り作用を生じなくなって、レインフォースメント固定部が外側に押し倒されるため、サイドメンバの先端部に曲がり変形が生じなくなり、修理の際はバンパステイの交換だけで済み、手間が大幅に省ける。また、係止部が圧潰することによって衝突エネルギーを吸収すると共に、サイドメンバに長手方向の荷重を伝達することができる。
【００３３】
請求項２のような構成にすると、バンパステイの内側壁と外側壁に衝撃荷重が均等に伝達されるため、衝撃荷重がサイドメンバの折れを誘起する方向に働くことを防止できる。
【００３４】
請求項３のような構成にすると、サイドメンバ前端からレインフォースメント屈曲部までの距離を短縮でき、レイアウト上の自由度が高くなる。
【００３６】
請求項４のような構成にすると、バンパステイの形状が複雑であっても、成形が容易になる。
【００３７】
請求項５のような構成にすると、対壁衝突の際、レインフォースメント屈曲部がサイドメンバ嵌入部に与えるこじりモーメントを逃がすことができ、サイドメンバに折れ方向の荷重が伝達されることを防止できる。
【００３８】
請求項６の発明によれば、対壁衝突の際、レインフォースメント屈曲部がサイドメンバ嵌入部に与えるこじりモーメントを逃がすことができ、サイドメンバに口開き変形が生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に対する第１参考例を示す図で、図２のＡ−Ａ線断面図。
【図２】図１の分解斜視図。
【図３】 同参考例の作用を説明する図。
【図４】 第１参考例の変形例を示す図。
【図５】同変形例の断面図。
【図６】 本発明の第１実施例を示す図。
【図７】同実施例の断面図。
【図８】同実施例の作用を説明する図。
【図９】 本発明の第２参考例を示す図。
【図１０】同実施例の断面図。
【図１１】 本発明の第２実施例を示す断面図。
【図１２】図１と対応する従来例を示す図。
【符号の説明】
１…サイドメンバ
１ａ…前端開口
２…バンパステイ
３…レインフォースメント
３ａ…屈曲部
４…サイドメンバ嵌入部
５…レインフォースメント固定部
１０…外側壁
１１…底壁[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle bumper mounting structure.
[0002]
[Prior art]
FIG. 12 shows the mounting structure of the front bumper of an automobile. A bumper stay b is fitted and fixed to the front end opening of the side member a, and bent portions d of both ends of the reinforcement c are fixed to the bumper stay b. Since this bumper stay b is formed by extrusion molding, two closed sections g and h are formed between the side member insertion portion e and the reinforcement fixing portion f as viewed in the vertical direction.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, if the protrusion of the reinforcement general part i from the side member a is reduced and the inclination of the reinforcement bent part d is tightened, the outer wall j of the bumper stay b becomes considerably shorter than the inner wall k. On the other hand, in the case of a wall-to-wall collision, the reinforcement c is deformed so as to eliminate the inclination of the bent portion d . For this reason, a load that pushes the reinforcement fixing portion f outward acts on the bumper stay b. However, if the outer wall j is short, the outer wall j is stretched against this load, and the reinforcement is applied. The attachment fixing part f cannot fall down and deform. For this reason, the front end part of the side member a is bent outward, and labor is required for repair.
[0004]
Further, since the side member insertion portion generates a bending moment M in the clockwise direction in FIG. 12 around the insertion base end l on the inner side surface, it also causes deformation of the side member a.
[0005]
In view of such circumstances, an object of the present invention is to provide a vehicle bumper mounting structure that can prevent deformation of a side member in a folding direction at the time of a wall-to-wall collision.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention fixes a bumper stay in a front end opening of a side member and fixes both bent portions of the reinforcement to the bumper stay, and the bumper stay fixes the side member insertion portion and the reinforcement. In the vehicle bumper mounting structure in which the section between the two is formed in a closed cross section when viewed in the vertical direction, the bumper stay has an outer wall extending from the bottom wall of the side member insertion portion, and from the reinforcement fixing portion. The engaging part is extended so that the end surface of a reinforcement may be wound .
[0007]
The bumper stay may have substantially the same length on the outer wall and the inner wall.
[0008]
The bumper stay may be inclined so that the bottom wall of the side member insertion portion is substantially parallel to the reinforcement fixing portion, and the inner wall of the bumper stay may extend from the bottom wall of the side member insertion portion.
[0010]
The bumpy stay may be formed by extrusion.
[0011]
The side member insertion portion may have an outer surface formed in an arc shape with an insertion base end on the inner surface side as a fulcrum.
[0012]
Another invention for solving the above-mentioned problems is to fix a bumper stay in the front end opening of the side member, and to fix the bent portions of both ends of the reinforcement to the bumper stay. In a vehicle bumper mounting structure in which a closed section is formed between the fixed portions when viewed in the vertical direction, the side member insertion portion has an outer surface formed in an arc shape with the insertion base end on the inner side as a fulcrum. The bumper stay is characterized in that the engaging part extends from the reinforcement fixing part so as to wind the end face of the reinforcement .
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0014]
1 and 2 show a first reference example for the present invention. In the figure, reference numeral 1 denotes a side member, and a bumper stay 2 is fitted and fixed to the front end opening 1a. Reference numeral 3 denotes a reinforcement for supporting an impact absorbing material (not shown). Both ends of the general portion 3a are bent backward to form a bent portion 3b, and the bent portion 3b is fastened and fixed to the bumper stay 2. is there. Since the bumper stay 2 is formed by extrusion molding of an aluminum alloy, a closed section 6 is formed between the side member insertion portion 4 and the reinforcement fixing portion 5 when viewed in the vertical direction. Flange 7, 7 extends on both side edges of the side member insertion portion 4, and the flange 7, 7 is fastened and fixed to brackets 8, 8 fixed to the side member 1.
[0015]
The reinforcement fixing portion 5 has the inner wall 9 extending from the flange 7, while the outer wall 10 is extended from the bottom wall 11 of the side member insertion portion 4. For this reason, even if the front wall 12 to which the reinforcement 3 is fixed is inclined, the length L 1 of the outer wall 10 is equal to the length L 2 of the inner wall 9. It should be noted that the lengths L 1 and L 2 of the outer wall 10 and the inner wall 9 are larger than the end surface allowance δ of the reinforcement 3 at the time of a wall-to-wall collision shown in FIG. In addition, a pair of fastening holes 13 for the reinforcement 3 is formed in the front wall 10.
[0016]
In the case of a wall-to-wall collision shown in FIG. 3, the reinforcement 3 is deformed so as to eliminate the inclination of the bent portion 3b. That is, the end face of the reinforcement 3 is extended outward by δ as shown in FIG. In this reference example, the outer wall 10 of the bumper stay 2 is extended from the bottom wall 11 of the side member insertion portion 4 so that the length of the outer wall 10 is increased. The tension action is not generated against the elongation deformation, and the reinforcement fixing portion 5 is pushed outward. For this reason, bending deformation does not occur at the front end portion of the side member 1, and it is only necessary to replace the bumper stay 2 at the time of repair.
[0017]
Further, Banpasutei 2, since are equal in lengths L 1, L 2 of the inner wall 9 and outer wall 10, since the impact load at the time of collision is evenly transmitted to the inner wall 9 and outer wall 10, the impact It is possible to prevent the load from acting in the direction in which the side member 1 is bent.
[0018]
Further, since the outer wall 10 extends from the inner side than the outer flange 7, the amount of retraction of the bent portion 3 b becomes large at this position, and the space between the reinforcement 3 and the bottom wall 11 can be easily secured.
[0019]
4 and 5, the bottom wall 11 of the side member insertion portion 4 is formed in parallel with the front wall 12 of the reinforcement fixing portion 5, and the reinforcement fixing portion 5 extends from the bottom wall 11. The inner wall 9 may be extended.
[0020]
In this way, the distance from the front end of the side member 1 to the reinforcement bent portion 3b can be shortened, and the degree of freedom in layout increases. In addition, since the closed cross section 6 forms a parallelogram, the reinforcement fixing portion 5 is easily tilted at the time of a wall-to-wall collision, and the moment in the folding direction can be more difficult to be transmitted to the side member 1.
[0021]
6 and 7 show a first embodiment of the present invention.
[0022]
The bumper stay 2 of the present embodiment forms the bottom wall 11 of the side member insertion portion 4 in parallel with the front wall 12 of the reinforcement fixing portion 5 and winds the end face of the reinforcement 3 from the reinforcement fixing portion 5. In this way, the locking portion 20 is extended. The locking portion 20 forms a closed section 21 and an outer corner portion 22 is disposed close to the flange 7. Since other configurations are the same as those of the first reference example, the same reference numerals are given and the description thereof is omitted.
[0023]
Also in this embodiment, the reinforcement fixing portion 5 falls down and deforms in the case of a wall-to-wall collision shown in FIG. Further, as shown in FIG. 3C, when the reinforcement 3 is fully extended, the locking portion 20 starts to be crushed and the collision energy can be absorbed. At this time, since the locking portion 20 is positioned on the outer flange 7 of the side member 1, a load in the longitudinal direction can be transmitted to the side member 1 by the locking portion 20.
[0024]
Further, since the bumper stay 2 is formed by extrusion, it is easy to form a gap between the outer corner 22 of the locking portion 20 and the flange 7.
[0025]
9 and 10 show a second reference example for the present invention.
[0026]
In the bumper stay 2 of the second reference example , the outer wall 40 of the side member insertion portion 4 is formed in an arc of radius R with the insertion base end 42 on the inner wall 41 side as a fulcrum. Further, a partition wall 43 is provided between the side member insertion portion 4 and the reinforcement fixing portion 5 to separate the two closed sections 44 and 45. Furthermore, the reinforcement fixing | fixed part 5 has excluded the outer wall and formed the closed cross-section 45 in the triangle. Since other configurations are the same as those of the first reference example , the same reference numerals are given and the description thereof is omitted.
[0027]
By the way, in the structure in which the bumper stay 2 is inserted into the side member 1, the bent portion 3 b of the reinforcement 3 uses the insertion end 41 on the inner wall 41 side as a fulcrum with respect to the side member insertion portion 40 in the event of a wall-to-wall collision. A moment will be given. Although this moment may be a load in the folding direction applied to the side member 1, if the outer wall 40 of the side member insertion portion 4 is formed in an arc shape as in this reference example , this twisting moment is released. It is possible to prevent the side member 1 from being bent.
[0028]
FIG. 11 shows a second embodiment of the present invention.
[0029]
The bumper stay 2 of this embodiment has a structure in which the first embodiment and the second reference example are combined. In other words, the locking portion 20 is extended so as to wind the end face of the reinforcement 3 from the reinforcement fixing portion 5, and the outer wall 40 of the side member insertion portion 4 is inserted into the insertion base end 42 on the inner wall 41 side. It is formed in an arc of radius R as a fulcrum. Since other configurations are the same as those of the first embodiment and the second reference example , the same reference numerals are given and description thereof is omitted.
[0030]
In this way, it is needless to say that the combined effects of the first embodiment and the second reference example can be obtained.
[0031]
The present invention can be applied not only to the front bumper but also to the rear bumper.
[0032]
According to the first aspect of the present invention, the outer wall of the bumper stay does not produce a tensioning action against the extension deformation of the reinforcement in the case of a collision with the wall, and the reinforcement fixing portion is pushed outward. No bending deformation occurs at the tip of the member, and it is only necessary to replace the bumper stay at the time of repair, greatly saving labor. Further, when the locking portion is crushed, the collision energy can be absorbed and a longitudinal load can be transmitted to the side member.
[0033]
According to the configuration of the second aspect, since the impact load is uniformly transmitted to the inner wall and the outer wall of the bumper stay, it is possible to prevent the impact load from acting in the direction in which the side member is bent.
[0034]
According to the configuration of the third aspect, the distance from the front end of the side member to the reinforcement bent portion can be shortened, and the degree of freedom in layout increases.
[0036]
According to the configuration of the fourth aspect, even if the shape of the bumper stay is complicated, molding becomes easy.
[0037]
According to the configuration of the fifth aspect , it is possible to release the twisting moment that the reinforcement bending portion gives to the side member insertion portion at the time of the collision between the walls, and to prevent the load in the folding direction from being transmitted to the side member. it can.
[0038]
According to the sixth aspect of the present invention, it is possible to release the twisting moment that the reinforcement bending portion gives to the side member insertion portion at the time of a wall-to-wall collision, and the side member does not undergo mouth opening deformation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a first reference example for the present invention, and is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
2 is an exploded perspective view of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is a diagram for explaining the operation of the reference example.
FIG. 4 is a diagram showing a modification of the first reference example.
FIG. 5 is a sectional view of the modification.
FIG. 6 is a diagram showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a sectional view of the same embodiment.
FIG. 8 is a diagram for explaining the operation of the embodiment.
FIG. 9 is a diagram showing a second reference example of the present invention.
FIG. 10 is a sectional view of the same embodiment.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a view showing a conventional example corresponding to FIG. 1;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Side member 1a ... Front end opening 2 ... Bumper stay 3 ... Reinforcement 3a ... Bending part 4 ... Side member insertion part 5 ... Reinforcement fixing part 10 ... Outer wall 11 ... Bottom wall

Claims (6)

サイドメンバの先端開口にバンパステイを嵌入固定するとともに、該バンパステイにレインフォースメントの両端屈曲部を固定し、上記バンパステイはサイドメンバ嵌入部とレインフォースメント固定部の間が上下方向に見て閉断面を形成してなる車両用バンパの取付構造において、上記バンパステイは外側壁がサイドメンバ嵌入部の底壁から延出しているとともに、レインフォースメント固定部からレインフォースメントの端面を巻き込むようにして係止部を延出させていることを特徴とする車両用バンパの取付構造。A bumper stay is fitted and fixed to the end opening of the side member, and the bent portions of the reinforcement are fixed to the bumper stay. The bumper stay is closed when viewed between the side member insertion part and the reinforcement fixing part in the vertical direction In the mounting structure for a vehicle bumper, the bumper stay has an outer wall extending from the bottom wall of the side member insertion portion, and the end surface of the reinforcement is wound from the reinforcement fixing portion. A mounting structure for a bumper for a vehicle, wherein a stop portion is extended . 上記バンパステイは外側壁と内側壁が略等長であることを特徴とする請求項１に記載の車両用バンパの取付構造。  The bumper stay mounting structure for a vehicle bumper according to claim 1, wherein the outer wall and the inner wall of the bumper stay are substantially equal in length. 上記バンパステイはサイドメンバ嵌入部の底壁がレインフォースメント固定部と略平行となるよう傾斜形成されると共に、バンパステイの内側壁がサイドメンバ嵌入部の底壁から延出していることを特徴とする請求項２に記載の車両用バンパの取付構造。  The bumper stay is inclined so that the bottom wall of the side member insertion portion is substantially parallel to the reinforcement fixing portion, and the inner wall of the bumper stay extends from the bottom wall of the side member insertion portion. The vehicle bumper mounting structure according to claim 2. 上記バンパステイは押出成形によって形成されていることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の車両用バンパの取付構造。The vehicle bumper mounting structure according to any one of claims 1 to 3, wherein the bumper stay is formed by extrusion molding. 上記サイドメンバ嵌入部は、その外側面が内側面側の嵌入基端を支点として円弧状に形成されていることを特徴とする請求項１に記載の車両用バンパの取付構造。The vehicle bumper mounting structure according to claim 1, wherein the side member insertion portion has an outer surface formed in an arc shape with an insertion base end on the inner surface side as a fulcrum. サイドメンバの先端開口にバンパステイを嵌入固定するとともに、該バンパステイにレインフォースメントの両端屈曲部を固定し、上記バンパステイはサイドメンバ嵌入部とレインフォースメント固定部の間が上下方向に見て閉断面を形成してなる車両用バンパの取付構造において、上記サイドメンバ嵌入部は、その外側面が内側面側の嵌入基端を支点として円弧状に形成され、上記バンパステイは、レインフォースメント固定部からレインフォースメントの端面を巻き込むようにして係止部を延出させていることを特徴とする車両用バンパの取付構造。A bumper stay is fitted and fixed to the end opening of the side member, and the bent portions of the reinforcement are fixed to the bumper stay. The bumper stay is closed when viewed between the side member insertion part and the reinforcement fixing part in the vertical direction. In the mounting structure of the vehicle bumper, the outer side surface of the side member insertion portion is formed in an arc shape with the insertion base end on the inner side surface as a fulcrum, and the bumper stay is formed from the reinforcement fixing portion. An attachment structure for a bumper for a vehicle, wherein the engaging portion is extended so as to involve the end face of the reinforcement.
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