JP3650280B2 - 横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置 - Google Patents
横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、横電界型アクティブマトリクス型液晶表示装置に係わり、特に、高いコントラストを有し、視野角が広く、良好な画像表示を行うことが可能な横電界型アクティブマトリクス型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、アクティブマトリクス液晶表示装置は、各画素に薄膜トランジスタ(TFT)に代表されるアクティブ素子を用いることにより、陰極線管(CRT)に匹敵する高画質画像が得られるようになってきている。そして、アクティブマトリクス液晶表示装置は、CRTよりも消費電力が低く、CRTよりも小型化が可能であるという点から、パーソナルコンピュータ(パソコン)やワークステーション等のモニターとして多く使用されるようになっている。
【0003】
このようなモニター用途に適した液晶表示装置の1つとして、横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置が知られている。この横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置は、一対の透明基板における一方の透明基板上に、複数本の走査線、複数本の信号線、複数本の共通線をそれぞれ形成配置し、画素電極と対向電極の2つの電極を櫛歯状に形成し、液晶層に印加する電界を透明基板の表面にほぼ平行な方向に形成し、それにより液晶層を駆動するようにしたものである。この横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置は、液晶層に印加する電界を透明基板の表面にほぼ垂直に形成した通常の縦電界型アクティブマトリクス液晶表示装置に比べて広い視野角が得られるため、直視型モニターの用途に最適なものである。
【0004】
このような横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置においては、他の装置と同様に、低コスト化が要望されており、その一例として特開平7−261152号に開示の手段がある。この特開平7−261152号に開示の手段は、共通線(コモン線)を交流電圧で駆動し、液晶層への実効的な印加電圧を変えることなく、信号駆動電圧を低下させ、薄膜トランジスタ(TFT)駆動回路を構成する高価な駆動用集積回路(IC)を低コストなものにし、全体を低コスト化しているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特開平7−261152号に開示された横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置を含む既知のこの種の液晶表示装置においては、共通線(コモン線)に交流電圧を用いた場合、その交流電圧を反転するタイミングとして、1ライン(1H)周期で反転する駆動方法と、1画面(1V)周期で反転する駆動方法とがあり、これらの駆動方法の中で、1画面(1V)周期で反転する駆動方法は、交流電圧の周波数が低いものになるため、消費電力が少なくて済む。
【0006】
しかしながら、1画面(1V)周期で反転する駆動方法は、1行置きに交互に実効印加電圧の正負極性が入れ替わるため、1画面(1V)周期で反転させるためには各共通線を1本置きに別の電源系統に接続する必要があり、少なくとも2系統以上の電源にそれぞれ接続された共通線を配置する必要がある。
【0007】
この場合、2系統の電源にそれぞれ接続された共通線があって、1本置きの共通線に入力される電源の極性が異なるような液晶表示装置においては、信号線方向に隣接する画素の液晶層への印加電圧の極性が異なっている。特に、共通(コモン)電圧は、常に共通(コモン)電圧の中心電圧に対して極性が逆になっているため、信号線方向に隣接する画素の共通(コモン)線間には共通(コモン)電圧の振幅に等しい電圧が常に印加されていることになる。
【0008】
一般に、横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置に限らず、多くの液晶表示装置は、製造時の工程数が少なくなればなる程、製造コストを低下することができるため、できるだけ同時に製造可能な構成部分の形成工程を一工程として行うこと、例えば、共通線と走査線の形成を一工程として同じ層上に形成することが多く行われている。このとき、製造プロセス上の制約から、同じ層上に異なる線または電極を配置した場合は、それらの線または電極を一定の間隔を隔てて配置する必要がある。このような配置状態は、横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置における共通線から櫛歯状に導出された櫛歯状共通電極と画素電極から櫛歯状に導出された櫛歯状画素電極との間においても実行されている。
【0009】
ここで、図10(a)、(b)、(c)は、既知の横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置における櫛歯状共通電極と櫛歯状画素電極及び走査線との配置関係の一例を示す部分構成図であり、それらの間に形成される電界の状態を合わせて示したものであって、(a)は櫛歯状共通電極と櫛歯状画素電極との間に形成される電界の状態、(b)は走査線と櫛歯状共通電極との間に形成される電界の状態、(c)は走査線と櫛歯状共通電極との間の電界の影響を受けた櫛歯状共通電極と櫛歯状画素電極との間に形成される電界の状態を示すものである。
【0010】
図10(a)乃至(c)において、51は走査線、52は櫛歯状共通電極、53は櫛歯状画素電極、54は遮光層である。
【0011】
図10(a)に示されるように、櫛歯状共通電極52と櫛歯状画素電極53との間には矢印で示される電界が発生し、この電界によって液晶層が駆動される。この場合、外部電界の影響を受けないとすれば、櫛歯状共通電極52と櫛歯状画素電極53との間の領域には、平行配置された櫛歯状共通電極52と櫛歯状画素電極53に直交する方向に電界が発生し、櫛歯状共通電極52と櫛歯状画素電極53の先端部の電界はやや外側に膨らむ形となるが、通常、電界が外側に膨らんだ部分は遮光層54で覆われるため、表示画像には何等影響を与えない。
【0012】
ところが、図10(b)に示されるように、隣接する画素の共通線(図示なし)に供給される駆動電圧の位相が異なる場合は、櫛歯状共通電極52と櫛歯状画素電極53との間に発生する電界と直交した電界が走査線51と櫛歯状共通電極52との間の領域に発生する。
【0013】
このため、図10(c)に示されるように、櫛歯状共通電極52と櫛歯状画素電極53との間に発生する電界は、走査線51と櫛歯状共通電極52との間に発生する電界の影響を大きく受け、櫛歯状共通電極52と櫛歯状画素電極53の先端部の電界だけでなく、先端部から離れた領域に発生する電界も乱されるようになる。そして、櫛歯状共通電極52と櫛歯状画素電極53との間の先端部から離れた領域は遮光層54で覆われていないため、この領域における電界の乱れにより表示画像が影響を受ける。特に、表示画像で黒表示が行われるとき、液晶層に印加される電界が乱れると、液晶層におけるその部分の光透過率が高くなって、黒輝度(黒表示時における最小の輝度)が上昇し、表示画像のコントラストが低下して良好な表示画像が得られるなくなる。
【0014】
これに対し、遮光層54の配置面積を増やし、電界が乱れている領域まで覆うことも考えられるが、遮光層54の配置面積を増やすと、表示画像の開口率が低下するので、コントラストの低下の対策として好ましいことではない。
【0015】
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、信号線方向に隣接する画素間の共通線を交流駆動したとき、表示画像のコントラストを低下させることなく、良好な表示画像を得ることができる横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明による横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置は、第1及び第2透明基板と、第1及び第2透明基板間に挟持された液晶層と、第1透明基板上に形成された液晶駆動部とからなり、液晶駆動部で形成した平行電界によって液晶層を駆動するものであって、液晶駆動部は、互いに絶縁状態でマトリクス状に配置された複数本の走査線及び複数本の信号線と、複数本の走査線及び複数本の信号線の各交点部分に配置された複数個のアクティブ素子と、複数本の走査線及び複数本の信号線で囲まれた部分に配置され、複数個のアクティブ素子に接続されるとともにそれぞれ複数の櫛歯状画素電極を形成した複数の画素電極と、複数本の走査線に平行配置され、複数の画素電極に対して絶縁配置されるとともにそれぞれ複数の櫛歯状共通電極を形成した複数本の共通線とを有し、隣接する共通線はそれぞれが異なる位相で動作するものであり、複数の櫛歯状画素電極及び複数の櫛歯状共通電極は、走査線に対向する先端部分の間隔が他の部分の間隔よりも狭くなるように形成されている第1の手段を具備する。
【0017】
また、前記目的を達成するために、本発明による横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置は、第1及び第2透明基板と、第1及び第2透明基板間に挟持された液晶層と、第1透明基板上に形成された液晶駆動部とからなり、液晶駆動部で形成した平行電界によって液晶層を駆動するものであって、液晶駆動部は、互いに絶縁状態でマトリクス状に配置された複数本の走査線及び複数本の信号線と、複数本の走査線及び複数本の信号線の各交点部分に配置された複数個のアクティブ素子と、複数本の走査線及び前記複数本の信号線で囲まれた部分に配置され、複数個のアクティブ素子に接続されるとともにそれぞれ複数の櫛歯状画素電極を形成した複数の画素電極と、複数本の走査線に平行配置され、複数の画素電極に対して絶縁配置されるとともにそれぞれ複数の櫛歯状共通電極を形成した複数本の共通線とを有し、隣接する共通線はそれぞれが異なる位相で動作するものであり、各走査線と各共通線及び各櫛歯状共通電極とは絶縁層を介して積層配置され、複数の櫛歯状画素電極及び複数の櫛歯状共通電極の先端部は、走査線に重なり合うかあるいは近接するように配置され、かつ、遮光層と重なり合うように配置されている第2の手段を具備する。
【0018】
前記第1の手段によれば、画素電極に接続された櫛歯状画素電極及び共通線に接続された櫛歯状共通電極は、少なくとも一方の先端部の幅を他の部分よりも広くなるように構成し、櫛歯状画素電極と櫛歯状共通電極の先端部分との間隔を他の部分の間隔よりも狭くなるようにしているので、櫛歯状画素電極と櫛歯状共通電極の先端部間の狭い間隔の領域に形成された電界が乱れる割合を極めて少なくすることができ、その結果、表示画像のコントラストを低下させずに、良好な表示画像を得ることができる。
【0019】
また、前記第2の手段によれば、走査線と共通線及び櫛歯状共通電極とを絶縁層を介して積層配置しているので、画素電極に接続された櫛歯状画素電極及び共通線に接続された櫛歯状共通電極の各先端部分を遮光層の下まで延長することができるようになり、櫛歯状画素電極と櫛歯状共通電極の各先端部間に形成される乱れた電界の影響を受ける領域の表示画像を遮光層で覆うことが可能になる。その結果、表示画像のコントラストを低下させずに、良好な表示画像を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0021】
図1は、本発明による横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置の第1の実施の形態を示す構成図であって、左側は4つの隣接する画素を構成する液晶駆動部を示す平面図であり、右側は同画素に遮光層を重ね合わせた状態を示す平面図である。
【0022】
また、図2は、図1に図示の横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置のA−A’線部分の断面構成図、図3は、図1に図示の横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置のB−B’線部分の断面構成図、図4は、図1に図示の横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置のC−C’線部分の断面構成図である。
【0023】
図1乃至図4において、1は第1透明基板、2は第2透明基板、3は走査線、4は信号線、5は共通(コモン)線、5Dは櫛歯状共通電極、6は画素電極、6Dは櫛歯状画素電極、7は薄膜トランジスタ(TFT)、7Gはゲート電極、7Dはドレイン電極、7Sはソース電極、7Hは半導体層、7Cはオーミックコンタクト層、8は液晶層、9は絶縁層、10は保護層、11は第1偏光板、12は第1配向膜、13は遮光層(ブラックマトリクス)、14はカラーフィルタ、15は平坦化樹脂膜、16は第2偏光板、17は第2配向膜、18は補助容量である。
【0024】
そして、図1及び図2に示されるように、第1透明基板1の一方の面には、走査線3と共通線5と共通線5から導出された櫛歯状共通電極5Dとが形成され、それらの表面を覆うように絶縁層9が形成される。絶縁層9上には信号線4と画素電極6と画素電極6から導出された櫛歯状画素電極6Dとが形成され、それらの表面を覆うように保護層10が形成され、さらに、保護層10上に第1配向膜12が形成される。第1透明基板1の他方の面には、第1偏光板11が接合される。また、第2透明基板2の一方の面には、マトリクス状の遮光膜13と遮光膜13の開口を覆うようにカラーフィルタ14とが形成され、それらの表面を覆うように平坦化樹脂膜15が形成され、平坦化樹脂膜15上に第2配向膜17が形成される。第2透明基板2の他方の面には、第2偏光板16が接合される。第1透明基板1と第2透明基板2との間には、第1配向膜12と第2配向膜17に接するように液晶層8が配置され、全体として液晶表示素子が形成される。
【0025】
この場合、複数本の走査線3は平行に配置され、隣接する走査線3間にそれぞれ共通線5が走査線3に平行配置される。複数本の信号線4は平行配置されるとともに、各走査線3に直交配置され、各走査線3と各信号線4との交点部分にそれぞれ薄膜トランジスタ7が形成されている。薄膜トランジスタ7は、図3に示されるように、主にa−Siからなる半導体層7Hと、半導体層7Hにそれぞれオーミックコンタクト層7Cを介して結合されたドレイン電極7D及びソース電極7Sと、半導体層7Hに絶縁層9を介して結合されたゲート電極7Gとからなっている。ドレイン電極7Dは対応する信号線4に、ソース電極7Sは対応する櫛歯状画素電極6Dに、ゲート電極7Gは対応する走査線3にそれぞれ接続される。補助容量18は、容量値Cstgを有するもので、図4に示されるように、絶縁層9を介して共通線5と画素電極6が重なり合った部分に形成される。
【0026】
また、櫛歯状共通電極5Dは、共通線5から櫛歯状に、信号線4に平行になるように導出されたもので、先端部が走査線3に近接対向する位置まで延び、かつ、先端部が他の部分よりも幅広になるように構成されている。櫛歯状画素電極6Dは、画素電極6から櫛歯状に、信号線4に平行に、隣接する櫛歯状共通電極5Dの間になるように導出されたもので、同じように、先端部が走査線3に近接対向する位置まで延び、かつ、先端部が他の部分よりも幅広になるように構成されている。このため、櫛歯状共通電極5Dの先端部と櫛歯状画素電極6Dの先端部との間隔は、他の部分の間隔よりも狭くなるように構成されている。
【0027】
さらに、共通線5は、1本置きに第1電源と第2電源に接続されており、第1電源から供給される交流駆動電圧Vc1と、第2電源から供給される交流駆動電圧Vc2は、互いに逆位相になっている。このとき、櫛歯状画素電極6Dとそれに隣接する櫛歯状共通電極5Dとの間には、櫛歯状画素電極6Dと櫛歯状共通電極5Dに加わる電圧の電圧差により、図2に示すように、液晶層8内に第1及び第2透明基板1、2の表面に平行な電界が形成される。
【0028】
前記構成を有する横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置は、画素電極6と共通線5とにそれぞれ駆動電圧を印加した際に、それらの駆動電圧の電位差が小さいとき、液晶層8を透過する透過光量が減少して黒表示状態になり、一方、それらの駆動電圧の電位差が大きいとき、液晶層8を透過する透過光量が増大して白表示状態になる。この場合、液晶層8を透過する透過光量は、画素電極6と共通線5の間の駆動電圧の電位差によって形成される平行電界の強さで決定されるもので、この平行電界の強さに応じて液晶層8内の液晶分子の配向状態が変化し、それにより透過光量の制御が行われる。
【0029】
続いて、図5は、図1に図示の横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置における等価回路の一例を示す回路図である。
【0030】
図5において、19は走査電極駆動回路、20は信号電極駆動回路、21は共通電極駆動回路、22が液晶容量であり、その他、図1乃至図4に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0031】
そして、走査電極駆動回路19は各走査線3に接続され、信号電極駆動回路20は各信号線4に接続され、共通電極駆動回路21は2つの出力線211 、212 がそれぞれ1本置きの共通線5に接続される。薄膜トランジスタ7は、ドレイン電極が信号線4に接続され、ソース電極7Sが補助容量18と液晶容量22を介して共通線5に接続され、ゲート電極7Gが走査線3に接続される。
【0032】
この場合、信号線4には画像情報を有する画像信号が印加され、走査線5には画像信号に同期して走査駆動電圧が印加される。信号線4を通して供給された画像情報は、走査駆動電圧によりオン状態になった薄膜トランジスタ7を通して画素電極及び櫛歯状画素電極(図5に図示なし)に伝達され、櫛歯状画素電極と櫛歯状共通電極(図5に図示なし)との間に形成された平行電界によって液晶層(図5に図示なし)が駆動される。
【0033】
薄膜トランジスタ7のオンにより画素電極に書き込まれた画像情報は、薄膜トランジスタ7がオンからオフに変わると、補助容量18と液晶容量22に電荷として蓄えられる。補助容量18と液晶容量22に蓄えられた電荷は、次の周期に薄膜トランジスタ7が再度オンするまで保持される。
【0034】
次に、図6(a)、(b)、(c)は、図1乃至図5に図示された第1の実施の形態における櫛歯状共通電極と櫛歯状画素電極及び走査線との配置関係の一例を示す部分構成図であり、それらの間に形成される電界の状態を合わせて示したものであって、(a)は櫛歯状共通電極と櫛歯状画素電極との間に形成される電界の状態、(b)は走査線と櫛歯状共通電極との間に形成される電界の状態、(c)は走査線と櫛歯状共通電極との間の電界の影響を受けた櫛歯状共通電極と櫛歯状画素電極との間に形成される電界の状態を示すものである。
【0035】
図6(a)乃至(c)において、図1乃至図4に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0036】
図6(a)乃至(c)に示されるように、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dは、先端部の電極幅が他の部分の電極幅よりも幅広になるように、具体的には通常の電極幅から幅広の電極幅に、テーパー状部を介して移行するように形成され、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dの先端部の間隔は先端部以外の部分の間隔よりも狭くなっている。
【0037】
前記構成において、図6(a)に示されるように、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dには矢印で示される電界Eが発生し、電界Eによって液晶層が駆動される。そして、電界Eが外部電界の影響を受けなければ、電界Eは、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dとの間の領域において、平行配置された櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dに直交する方向に発生し、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dの先端部の電界Eがやや外側に膨らんだ形となる。このとき、電界Eが外側に膨らんだ部分は、遮光層13で覆われるため、表示画像に何等影響を与えない。
【0038】
ところで、図6(b)に示されるように、隣接する画素の共通線(図6に図示なし)に供給される駆動電圧の位相が反転しているため、走査線3と櫛歯状共通電極5Dとの間に電界E’が発生し、この電界E’は櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dとの間に発生する電界Eと略直交した方向に発生する。
【0039】
このため、図6(c)に示されるように、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dとの間に発生する電界Eは、走査線5と櫛歯状共通電極5Dとの間に発生する電界E’の影響を受けるが、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dの先端部の間隔が狭められているので、電界E’の影響を受ける電界Eは、狭められた領域に発生する電界Eに限られ、先端部から離れた領域に発生する電界Eは乱されない。そして、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dとの間の先端部の間隔が狭められている領域を遮光層13で覆うことにより、電界Eが乱れた領域を全て覆うことができるので、表示画像が電界Eの乱れの影響を受けることはなくなり、表示画像のコントラストを向上させ、良好な表示画像が得られるようになる。
【0040】
また、図7(a)、(b)、(c)、(d)は、図1乃至図5に図示された第1の実施の形態における櫛歯状共通電極と櫛歯状画素電極及び走査線との配置関係のそれぞれ異なる例を示す部分構成図であり、それらの間に形成される電界の状態を合わせて示したものである。
【0041】
図7(a)乃至(d)において、図1乃至図4に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0042】
櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dは、図6(a)乃至(c)に示された形状の他に、図7(a)に示されるように、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dの両側縁をテーパー状に外側方向に拡げ、先端部に幅広部分を形成しているもの、図7(b)に示されるように、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dの両側縁をテーパー状に外側方向に拡げ、先端部に幅広部分を形成するとともに、櫛歯状共通電極5Dと走査線3との間隔に比べて櫛歯状画素電極6Dと走査線3との間隔が狭くなるように配置しているもの、図7(c)に示されるように、櫛歯状共通電極5Dの幅を不変にし、櫛歯状画素電極6Dの両側縁をテーパー状に外側方向に急激に拡げ、先端部に大きな幅広部分を形成しているもの、図7(d)に示されるように、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dの両側縁をテーパー状に外側方向に拡げ、先端部に幅広部分を形成するとともに、櫛歯状共通電極5Dの走査線3との対向部分及び櫛歯状画素電極6Dの走査線3との対向部分をそれぞれ中央部分を若干凹ませるようにしたもの等の形状であってもよい。そして、図7(a)乃至(d)に図示された櫛歯状共通電極5D及び櫛歯状画素電極6Dのいずれのものであっても、図6(a)乃至(c)に図示された櫛歯状共通電極5D及び櫛歯状画素電極6Dにおいて達成される機能と同等の機能を達成することができる。
【0043】
なお、前記各例においては、櫛歯状共通電極5D及び櫛歯状画素電極6Dの先端部を幅広にするため、通常の幅の部分と幅広の部分との間の幅がテーパー状に変わる部分を設け、ディスクリネーションを防止している。
【0044】
続く、図8は、本発明による横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置の第2の実施の形態を示す構成図であって、左側は4つの隣接する画素を構成する液晶駆動部を示す平面図であり、右側は同画素に遮光層を重ね合わせた状態を示す平面図である。
【0045】
図8において、図1に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0046】
この第2の実施の形態と前記第1の実施の形態とを比較すると、第2の実施の形態の構成は、共通線5及び画素電極6がそれぞれ前段側の走査線3に近接するように配置され、櫛歯状共通電極5D及び櫛歯状画素電極6Dが共通線5及び画素電極6の片側方向だけに櫛歯状に導出されている点において、第1の実施の形態と構成を異にしているが、それ以外の構成は第1の実施の形態と同じである。このため、第2の実施の形態の構成については、これ以上の説明を省略する。
【0047】
また、第2の実施の形態の動作は、第2の実施の形態の構成が第1の実施の形態の構成と類似していることから、前述の第1の実施の形態の動作と殆んど同じである。このため、第2の実施の形態の動作についても、これ以上の説明を省略する。
【0048】
このように、第2の実施の形態によれば、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dとの先端部の間隔を狭めた領域を、第1の実施の形態に比べて半分形成するだけで済むので、その分、開口率を高くすることが可能になり、かつ、第1の実施の形態と同様に、表示画像のコントラストを向上させ、良好な表示画像が得られるものである。
【0049】
この場合、第2の実施の形態においても、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dの先端部の形状は、図6(a)乃至(c)に図示されたもの、または、図7(a)乃至(d)のいずれかに図示されたもの等が用いられる。
【0050】
次いで、図9は、本発明による横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置の第3の実施の形態を示す構成図であって、左側は4つの隣接する画素を構成する液晶駆動部を示す平面図であり、右側は同画素に遮光層を重ね合わせた状態を示す平面図であり、中間はA−A’線部分の断面構成を示す断面図である。
【0051】
図9において、図1に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0052】
この第3の実施の形態と前記第1の実施の形態とを比較すると、第3の実施の形態の構成は、走査線3、共通線5及び櫛歯状共通電極5D、画素電極6及び櫛歯状画素電極6Dをそれぞれ異なる層上に形成配置しているもので、櫛歯状共通電極5D及び櫛歯状画素電極6Dの先端部を走査線3上まで延長配置し、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dの先端部の間隔を他の部分の間隔と同じに形成している点において、第1の実施の形態と構成を異にしているが、それ以外の構成は第1の実施の形態と同じである。このため、第3の実施の形態の構成については、これ以上の説明を省略する。
【0053】
また、第3の実施の形態の動作は、本質的に、第1の実施の形態の動作とほぼ同じである。この場合、第3の実施の形態は、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dの先端部分の間隔が他の部分の間隔と同じになっていることから、第1の実施の形態における同部分に発生する電界Eの乱れに比べ、やや大きな電界Eの乱れを生じることになる。ところが、第3の実施の形態は、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dの先端部が走査線3上まで延長配置されているため、電界Eの乱れを生じる部分が遮光層13で覆われるようになり、表示むらを発生する部分が表示されないことになる。このため、第3の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、表示画像のコントラストを向上させ、良好な表示画像が得られるものである。
【0054】
この場合、櫛歯状共通電極5Dと櫛歯状画素電極6Dの先端部を走査線3上まで延長配置する代わりに、同先端部を走査線3に近づけた状態まで延長配置するようにしてもよい。
【0055】
このように、前記第1乃至第3の実施の形態のそれぞれにおいては、共通線5を1つ置きに位相が反転する駆動電圧を用いた駆動により、明るくかつ視角特性の優れた画像表示を行った場合においても、その駆動電圧の影響を受けずにコントラストを向上させることができるものである。
【0056】
また、前記第1乃至第3の実施の形態のそれぞれにおいて、各共通線5は、それぞれが異なる位相で駆動され、かつ、隣接する共通線5間では、その大部分の時間でコモンの中心電圧に対して極性が逆となるように駆動することにより、表示画像のコントラストを向上させ、良好な表示画像を得られるものが含まれることはいうまでもない。
【0057】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載された発明によれば、画素電極に接続された櫛歯状画素電極及び共通線に接続された櫛歯状共通電極を、少なくとも一方の先端部の幅が他の部分よりも広くなるように構成し、櫛歯状画素電極と櫛歯状共通電極の先端部分との間隔を他の部分の間隔よりも狭くなるようにしているので、櫛歯状画素電極と櫛歯状共通電極の先端部間の狭い間隔の領域に形成された電界が乱れる割合を極めて少なくすることができ、その結果として、表示画像のコントラストを低下させずに、良好な表示画像を得ることができるという効果がある。
【0058】
また、請求項2に記載された発明によれば、走査線と共通線及び櫛歯状共通電極とを絶縁層を介して積層配置し、画素電極に接続された櫛歯状画素電極及び共通線に接続された櫛歯状共通電極の各先端部分を遮光層の下まで延長配置するようにしているので、櫛歯状画素電極と櫛歯状共通電極の各先端部間に形成される乱れた電界の影響を受ける領域の表示画像を遮光層で覆うことが可能になり、その結果として、表示画像のコントラストを低下させずに、良好な表示画像を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置の第1の実施の形態を示す構成図である。
【図2】図1に図示の横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置のA−A’線部分の断面構成図である。
【図3】図1に図示の横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置のB−B’線部分の断面構成図である。
【図4】図1に図示の横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置のC−C’線部分の断面構成図である。
【図5】図1に図示の横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置における等価回路の一例を示す回路図である。
【図6】図1乃至図5に図示された第1の実施の形態における櫛歯状共通電極と櫛歯状画素電極及び走査線との配置関係の一例を示す部分構成図である。
【図7】図1乃至図5に図示された第1の実施の形態における櫛歯状共通電極と櫛歯状画素電極及び走査線との配置関係のそれぞれ異なる例を示す部分構成図である。
【図8】本発明による横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置の第2の実施の形態を示す構成図である。
【図9】本発明による横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置の第3の実施の形態を示す構成図である。
【図10】既知の横電界型アクティブマトリクス液晶表示装置における櫛歯状共通電極と櫛歯状画素電極及び走査線との配置関係の一例を示す部分構成図である。
【符号の説明】
1 第1透明基板22が液晶容量
2 第2透明基板
3 走査線
4 信号線
5 共通(コモン)線
5D 櫛歯状共通電極
6 画素電極
6D 櫛歯状画素電極
7 薄膜トランジスタ(TFT)
7G ゲート電極
7D ドレイン電極
7S ソース電極
7H 半導体層
7C オーミックコンタクト層
8 液晶層
9 絶縁層
10 保護層
11 第1偏光板
12 第1配向膜
13 遮光層(ブラックマトリクス)
14 カラーフィルタ
15 平坦化樹脂膜
16 第2偏光板
17 第2配向膜
18 補助容量
19 走査電極駆動回路
20 信号電極駆動回路
21 共通電極駆動回路
22 液晶容量
Claims (4)
- 第1及び第2透明基板と、前記第1及び第2透明基板間に挟持された液晶層と、前記第1透明基板上に形成された液晶駆動部とからなり、前記液晶駆動部で形成した平行電界によって前記液晶層を駆動する液晶表示装置であって、前記液晶駆動部は、互いに絶縁状態でマトリクス状に配置された複数本の走査線及び複数本の信号線と、前記複数本の走査線及び前記複数本の信号線の各交点部分に配置された複数個のアクティブ素子と、前記複数本の走査線及び前記複数本の信号線で囲まれた部分に配置され、前記複数個のアクティブ素子に接続されるとともにそれぞれ複数の櫛歯状画素電極を形成した複数の画素電極と、前記複数本の走査線に平行配置され、前記複数の画素電極に対して絶縁配置されるとともにそれぞれ複数の櫛歯状共通電極を形成した複数本の共通線とを有し、隣接する前記共通線はそれぞれが異なる位相で動作するものであり、前記複数の櫛歯状画素電極及び前記複数の櫛歯状共通電極は、前記走査線に対向する先端部分の間隔が他の部分の間隔よりも狭くなるように形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
- 第1及び第2透明基板と、前記第1及び第2透明基板間に挟持された液晶層と、前記第1透明基板上に形成された液晶駆動部とからなり、前記液晶駆動部で形成した平行電界によって前記液晶層を駆動する液晶表示装置であって、前記液晶駆動部は、互いに絶縁状態でマトリクス状に配置された複数本の走査線及び複数本の信号線と、前記複数本の走査線及び前記複数本の信号線の各交点部分に配置された複数個のアクティブ素子と、前記複数本の走査線及び前記複数本の信号線で囲まれた部分に配置され、前記複数個のアクティブ素子に接続されるとともにそれぞれ複数の櫛歯状画素電極を形成した複数の画素電極と、前記複数本の走査線に平行配置され、前記複数の画素電極に対して絶縁配置されるとともにそれぞれ複数の櫛歯状共通電極を形成した複数本の共通線とを有し、隣接する前記共通線はそれぞれが異なる位相で動作するものであり、前記各走査線と前記各共通線及び各櫛歯状共通電極とは絶縁層を介して積層配置され、前記複数の櫛歯状画素電極及び前記複数の櫛歯状共通電極の先端部は、前記走査線に重なり合うかあるいは近接するように配置され、かつ、遮光層と重なり合うように配置されていることを特徴とする液晶表示装置。
- 前記共通線は、表示の1画面期間毎に反転交流駆動されることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置。
- 前記共通線は、画素内で端部が前段側の走査線に近接配置されていることを特徴とする請求項1または3に記載の液晶表示装置。
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