JP3650253B2

JP3650253B2 - Door lock bush

Info

Publication number: JP3650253B2
Application number: JP15236697A
Authority: JP
Inventors: 川茂早; 永勝稔福; 山敦司葛
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd; Aisin Kiko Co Ltd; Aisin Corp
Current assignee: Aisin Kiko Co Ltd; Aisin Corp
Priority date: 1997-06-10
Filing date: 1997-06-10
Publication date: 2005-05-18
Anticipated expiration: 2017-06-10
Also published as: JPH112054A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアの開閉作動を伝達するロッドと、ラッチと係脱するポールを作動させるレバーとを連結するドアロック用ブッシュに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種のドアロック用ブッシュとしては、特開昭６３−７８９７０号公報に示されるものが知られている。これは、抜止部材を有するピンをブッシュに挿通させ、ピンのブッシュより貫通した部分にコントロールレバー及びオープンレバーにそれぞれ設けられた孔部を挿通させ、レバーより貫通したピンの端部をかしめ付けることにより、ブッシュをオープンレバー及びコントロールレバーに固設していた。
【０００３】
また、ブッシュには受座が構成されており、その受座は短辺及びロッドの短辺よりも長い長辺を有している。ロッドには受座よりも大きく設定された短辺及び長辺の長孔が構成されているので、そのロッドの長孔をブッシュ受座に挿通後、９０°回転させることによりブッシュの板ばねと受座に把持させてロッドとブッシュを係合していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来装置であると、ロッドおよびコントロールレバーをレバーに係合するために抜止部材と一体のピンと、そのピンを挿通する筒部とワッシャを具備した受座と板ばねを有したブッシュを必要とするため、部品点数が増え、組付工数およびコストの面で不利なものになる。
【０００５】
さらに抜止部材及びかしめ付けによって生じた基部があるため、ロッドとレバーを係合している枢軸方向の高さが必要となりドアに内蔵されたガラスガイド等に干渉する恐れがあり、このため、ドアロック本体を配設する位置が制限される。
【０００６】
故に、本発明は、部品点数を削減し、より簡素な構造のドアロック用ブッシュを提供することを、その技術的課題とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、ドアロック用ブッシュの構成を、基部と、該基部に突出して形成されレバーのフランジ部が挿入される孔部及びロッドと係合して前記基部との間で前記ロッドを把持するヒレ部を有し前記ロッドの長孔部に挿通される筒部と、前記基部に形成され前記レバーに係合可能な対の爪部と、前記基部に形成され該両爪部の前記レバーの係合面とは反対の側面を拘束する拘束部材とを有するようにした、ことである。
【０００８】
この技術的手段によれば、ドアロック用ブッシュは、ロッドとレバーを連結するために必要な部品は一つとなり、かつ組付けも簡単となるため、組付工数およびコストの面で有利となる。
【０００９】
より好ましくは、前記レバーに形成された孔部に挿入される前記レバーと前記ポールとの作動を係脱するオープンリンクの端部を前記レバーとで挟持するリンク外れ止め部を有する、と良い。
【００１０】
【発明の実施の形態】
図１に示されるように、ドアロック用ブッシュ１（以降ブッシュ１とする）は、ドアロック装置の後述するオープンロッド３とオープンレバー２を連結する箇所に構成されている。
【００１１】
まず、ドアロック装置の構成について説明する。
【００１２】
図１ないし図５に示されるドアロック装置は、車両ドア（図示せず）に固定されている。ドアロックボディ９及びベース１１により構成されるドアロック装置のハウジング内部には、ベース１１に固設されたラッチピン１９により回動可能に枢支されたラッチ１７、車両のドアに固設されたストライカ（図示せず）とラッチ１７を係脱可能とするポール１８、ポール１８を回動自在に支持するポールピン８を中心にポール１８と一体的に回動するオープンリフトレバー６を収容している。オープンリフトレバー６には、第１係合部６ａ、及び第２係合部６ｂが形成されており、ドアロックボディ９の第１開口部９ａとブラケット１０の開口部１０ｃを挿通して第１係合部６ａを、第２開口部９ｂを挿通して第２係合部６ｂをそれぞれドアロックボディ９の外側へ突出させている。
【００１３】
図１に示されるように、ベース１１に固設されたポールピン８は、ドアロックボディ９及びドアロックボディ９に固設されたブラケット１０を貫通して延在しており、ドアロック装置のハウジング外部においてロッキングレバー１２をカラー１３を介して回動可能に支持している。
【００１４】
ロッキングレバー１２は、施錠または解錠操作により図１でリンク部１２ａからポール８中心の時計回りまたは反時計回りの回動をさせられる。その回動は、脚部１２ｃによりブラケット１０の壁部１０ａの端部とストッパ部１０ｂの間で制限される。脚部１２ｃとブラケット１０の壁部１０ａの端部又はストッパ部１０ｂとが当接した状態に保持するためのターンオーバースプリング１４が、ロッキングレバー１２とブラケット１０の間に配設されている。また、ロッキングレバー１２には突起部１２ｂが形成されており、この突起部１２ｂは、オープンリンク４の長孔４ｄに挿通してオープンリンク４とロッキングレバー１２を係合している。
【００１５】
オープンリンク４は、端部４ｃをオープンレバー２の孔部２ａに挿入され、オープンレバー２とブッシュ１の後述する外れ止め部１ｂとに把持されることによりオープンレバー２に係合される。また、オープンリンク４は、ドアロック装置のハウジング外部に突出したオープンリフトレバー６の第１係合部６ａ、第２係合部６ｂにそれぞれ係合可能な第１係合部４ａ、第２係合部４ｂを有している。
【００１６】
図２に示されるように、オープンレバー２は、オープンレバーピン５によりブラケット１０に回動可能に支持され、一端をブラケット１０の壁部１０ａにインサイドオープンレバーピン１５により回動可能に支持されたＬ字形状のインサイドオープンレバー１６と係合可能とし、他端をブッシュ１を介してオープンロッド３に連結している。また、一端をブラケット１０のフック部１０ｄに係合されたスプリング７がオープンレバー２のフック部２ｄに係合されており、オープンレバー２は、このスプリング７の付勢力を受けて常時開操作に伴う回動とは反対方向に付勢されている。
【００１７】
インサイドオープンレバー１６には、車内側からの車両のドアの開操作が伝達され、オープンロッド３には、車外側からの車両のドアの開操作が伝達される。
【００１８】
図３に示されるように、ブッシュ１は、短辺長さＬ１をもった基部１ｆと、基部１ｆの一方の面から突出して形成されオープンレバー２のフランジ部２ｂを挿通する孔部１ｅを有した筒部１ｈと、基部１ｆの他方の面に形成されオープンレバー２の開口部２ｃに係合される対の爪部１ｃと、筒部１ｆの端部に形成され基部１ｆの短辺長さＬ１及び水平方向の短径長さＬ４と直交方向の長径長さＬ２をもった略楕円形状の受座１ｇと、受座１ｇに形成されたヒレ部１ａと、基部１ｆの一方の端部に形成されたリンク外れ止め部と、基部１ｆの他方の端部に形成された拘束部材１ｄとから構成されている。
【００１９】
ブッシュ１は、基部１ｆの短辺長さＬ１とオープンロッド３の長孔部３ａの短辺長さＬ３をＬ１＜Ｌ３と設定することによりオープンロッド３の長孔部３ａをブッシュ１の下方よりブッシュ１に挿通させ、基部１ｆ挿通後ロッド３を９０°回転させて、図２のようにオープンロッド３を基部１ｆとヒレ部１ａにより把持し、オープンロッド３とブッシュ１を係合させる。この後、後述するように、ブッシュ１をオープンレバー２のフランジ部２ｂに係合させる。また、略楕円形状に構成されたブッシュ１の受座１ｇの短径長さＬ４とオープンロッド３の長孔部３ａの短辺長さＬ３はＬ４＜Ｌ３と設定され、ブッシュ１の受座１ｇの方からオープンロッド３を挿通してヒレ部１ａ挿通後オープンロッド３を９０°回転させて図２ないし図４のように基部１ｆとヒレ部１ａにより把持し、オープンロッド３とブッシュ１を係合しても良く、この場合ブッシュ１をオープンレバー２のフランジ部２ｂに固設後オープンロッド３をブッシュ１に係合することも可能となる。
【００２０】
前述したオープンロッド３とブッシュ１の係合関係を成立させるため、ブッシュ１の受座１ｇの長径長さＬ２は、Ｌ２＞Ｌ３と設定されてロッド３が前述したようなブッシュ１との係合関係の際に係脱されないようにする。
【００２１】
次に図４に示されるように、オープンリンク４の端部４ｃをオープンレバー２の孔部２ａに挿通し、ブッシュ１の外れ止め部１ｂとオープンレバー２とで把持しオープンレバー２に係合される。ここでは端部４ｃはオープンリンク４を折り曲げて成形したもので、オープンレバー２の孔部２ａを中心としてオープンリンク４が回動する。オープンレバー２の孔部２ａの形状は図４のようなものが良いが、端部４ｃ形状が図４と異なるようなものならば、オープンリンク４が回動可能となるように最適なオープンレバー２の孔部２ａを形成すれば良い。
【００２２】
図２ないし図４に示されるように、ブッシュ１は、オープンリンク４の端部４ｃをオープンレバー２に挿通後、オープンレバー２のフランジ部２ｂに孔部１ｅを挿通させて、基部１ｆがオープンレバー２に当接し、かつ対の爪部１ｃがオープンレバー２の開口部２ｃに係合され、オープンレバー２に固設される。しかし、前述の状態であると、対の爪部１ｃはその係合面１ｉをオープンレバー２の開口部２ｃに係合しているだけで、対の爪部１ｃは開口部２ｃの内側へ撓み爪部１ｃが係脱され、ブッシュ１はオープンレバー２と係脱してしまう可能性がある。そのため、更に強固にブッシュ１をオープンレバー２に固設する拘束部材１ｄをブッシュ１に一体的に設けてオープンレバー２に係合している対の爪部１ｃの間に挿入し、対の爪部１ｃが開口部２ｃの内側へ撓むことを規制する。
【００２３】
また、フランジ部２ｂの形状は、図４においてオープンレバー２の端部の一部を折り曲げ形成したものであり、フランジ部２ｂを別に形成したものをオープンレバー２の端部に固設して、それに伴いドアロック用ブッシュ１の孔部１ｅも挿通可能なように形成しても良く、図４で示した形状に限定されるものではない。
【００２４】
さらに、開口部２ｃに対の爪部１ｃの側面を係合して拘束部材１ｄによりブッシュ１を固設したが、オープンレバー２の端部を対の爪部１ｃに挟み込むような形状に両部材を形成して、外側へ広がろうとする対の爪部１ｃの側面を拘束部材１ｄで挟み込むことによりドアロック用ブッシュ１をオープンレバー２に固設しても良い。
【００２５】
次に作動について説明する。
【００２６】
図１において、車両外側からドアの開操作をしようとすると、
ドアの開操作力がオープンロッド３へ伝達され、図１の下方に押し出す方向へオープンロッド３が移動させられる。
【００２７】
開操作力によって移動されたオープンロッド３は、ブッシュ１を介してオープンレバー２をオープンレバーピン５を中心に反時計回りに回動させ、オープンレバー２にブッシュ１の外れ止め部１ｂにより係合されたオープンリンク４が、図１の下方へ押し出される。
【００２８】
オープンリンク４が押し出されることにより係合部４ａがオープンリフトレバー６の第１係合部６ａと係合され、オープンリフトレバー６はポールピン８を中心に回動するため、オープンリフトレバー６と一体的に回動するポール１８がラッチ１７と係脱させられ、ラッチ１７が車両ドアを閉鎖するためのストライカ（図示せず）を開放して車両ドアを開放状態とする。
【００２９】
【発明の効果】
本発明によれば、ブッシュ以外の部品を必要とせず、ブッシュの対の爪部及び拘束部材によりレバーへブッシュを簡単に固設でき、また、ブッシュの固設に必要なロッドとレバーを係合する枢軸方向へのかしめ付けによる基部が無いため、ドアに内蔵されたガラスガイド等へ干渉することが少なくなり、ドアロック本体をドアに内蔵する際、配設する位置の自由度が増えることとなる。
【００３０】
更に本発明によれば、ブッシュの外れ止め部によりオープンリンクとレバーの係合も簡単に行える構造であるため、組付け時間の大幅な短縮と組付けに必要な部材が不必要となるため、コストの面で有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るドアロック用ブッシュの上面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】本発明に係るドアロック用ブッシュとロッドの組付け図である。
【図４】本発明に係るドアロック用ブッシュとレバー等の組付け図である。
【図５】図１のＢ−Ｂ線断面図である。
【符号の説明】
１ドアロック用ブッシュ（ブッシュ）
２オープンレバー（レバー）
３オープンロッド（ロッド）
４オープンリンク
１７ラッチ
１８ポール
１ａヒレ部
１ｂ外れ止め部
１ｃ爪部
１ｄ拘束部材
１ｅ孔部
１ｆ基部
１ｇ受座
１ｈ筒部
１ｉ係合面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a door lock bush that connects a rod that transmits an opening / closing operation of a door and a lever that operates a pole that engages and disengages a latch.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of door lock bush, one disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 63-78970 is known. This is done by inserting a pin with a retaining member through the bush, inserting the holes provided in the control lever and open lever into the part that penetrates the bush of the pin, and caulking the end of the pin that penetrates from the lever. Therefore, the bush was fixed to the open lever and the control lever.
[0003]
Further, a receiving seat is formed on the bush, and the receiving seat has a short side and a long side longer than the short side of the rod. Since the rod is configured with a short side and a long side long hole that are set larger than the receiving seat, after inserting the long hole of the rod into the bush receiving seat and rotating it 90 °, The rod and the bush were engaged with each other by holding the seat.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional device, a bushing having a pin and a leaf spring including a pin integrated with a retaining member, a cylindrical portion through which the pin is inserted, and a washer for engaging the rod and the control lever with the lever. Therefore, the number of parts increases, which is disadvantageous in terms of assembly man-hours and costs.
[0005]
In addition, since there is a retaining member and a base portion caused by caulking, a height in the pivot direction in which the rod and the lever are engaged is required, which may interfere with a glass guide or the like built in the door. The position where the lock body is disposed is limited.
[0006]
Therefore, an object of the present invention is to provide a door lock bush having a simpler structure with a reduced number of parts.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The technical means taken in the present invention in order to solve the above technical problem includes a base locking bush having a base, a hole projecting from the base and inserted into a lever flange and a rod. A cylindrical portion that has a fin portion that engages and grips the rod between the base portion and is inserted through the long hole portion of the rod, and a pair of claw portions that are formed in the base portion and engageable with the lever When, wherein the engaging surface of the lever of the both claw portions formed in the base and to have a restricting member for restraining the opposite side, is that.
[0008]
According to this technical means, the door lock bushing is advantageous in terms of assembly man-hours and costs because only one part is required to connect the rod and the lever, and the assembly is simplified. .
[0009]
More preferably, it has a link detachment prevention part which clamps the end part of the open link which engages / disengages the operation of the lever and the pole inserted in the hole part formed in the lever with the lever.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As shown in FIG. 1, a door lock bush 1 (hereinafter referred to as a bush 1) is configured at a location where an open rod 3 and an open lever 2 described later of the door lock device are connected.
[0011]
First, the configuration of the door lock device will be described.
[0012]
The door lock device shown in FIGS. 1 to 5 is fixed to a vehicle door (not shown). Inside the housing of the door lock device composed of the door lock body 9 and the base 11, there are a latch 17 pivotally supported by a latch pin 19 fixed to the base 11, and a striker fixed to the vehicle door. A pole 18 (not shown) that can be engaged with and disengaged from the latch 17, and an open lift lever 6 that rotates integrally with the pole 18 around the pole pin 8 that rotatably supports the pole 18 are accommodated. The open lift lever 6 is formed with a first engagement portion 6a and a second engagement portion 6b. The first lift portion 6b is inserted through the first opening 9a of the door lock body 9 and the opening 10c of the bracket 10. The engaging portion 6a is inserted through the second opening 9b so that the second engaging portion 6b protrudes outside the door lock body 9, respectively.
[0013]
As shown in FIG. 1, the pole pin 8 fixed to the base 11 extends through a door lock body 9 and a bracket 10 fixed to the door lock body 9. A locking lever 12 is rotatably supported via a collar 13 on the outside.
[0014]
The locking lever 12 can be rotated clockwise or counterclockwise about the pole 8 from the link portion 12a in FIG. 1 by locking or unlocking operation. The rotation is limited between the end portion of the wall portion 10a of the bracket 10 and the stopper portion 10b by the leg portion 12c. A turnover spring 14 is disposed between the locking lever 12 and the bracket 10 to hold the leg 12c and the end of the wall 10a of the bracket 10 or the stopper 10b in contact with each other. Further, the locking lever 12 is formed with a protrusion 12 b, and this protrusion 12 b is inserted into the long hole 4 d of the open link 4 to engage the open link 4 and the locking lever 12.
[0015]
The open link 4 is engaged with the open lever 2 by inserting the end portion 4c into the hole 2a of the open lever 2 and holding the end link 4c by a later-described detent portion 1b of the bush 1. The open link 4 includes a first engagement portion 4a and a second engagement portion that can be engaged with the first engagement portion 6a and the second engagement portion 6b of the open lift lever 6 protruding outside the housing of the door lock device, respectively. It has a joint 4b.
[0016]
As shown in FIG. 2, the open lever 2 is rotatably supported by the bracket 10 by the open lever pin 5, and one end of the open lever 2 is rotatably supported by the wall 10 a of the bracket 10 by the inside open lever pin 15. The L-shaped inside open lever 16 can be engaged, and the other end is connected to the open rod 3 via the bush 1. Further, a spring 7 having one end engaged with the hook portion 10d of the bracket 10 is engaged with the hook portion 2d of the open lever 2, and the open lever 2 is normally opened by receiving the biasing force of the spring 7. It is biased in the opposite direction to the accompanying rotation.
[0017]
The opening operation of the vehicle door from the inside of the vehicle is transmitted to the inside open lever 16, and the opening operation of the vehicle door from the outside of the vehicle is transmitted to the open rod 3.
[0018]
As shown in FIG. 3, the bush 1 has a base portion 1f having a short side length L1, and a hole portion 1e formed so as to protrude from one surface of the base portion 1f and through the flange portion 2b of the open lever 2. A cylindrical portion 1h, a pair of claws 1c formed on the other surface of the base 1f and engaged with the opening 2c of the open lever 2, and a short side length of the base 1f formed at the end of the cylindrical portion 1f. L1 and a substantially elliptical receiving seat 1g having a minor axis length L4 in the horizontal direction and a major axis length L2 in the orthogonal direction, a fin portion 1a formed on the receiving seat 1g, and one end of the base 1f It is comprised from the formed link disengagement prevention part and the restraint member 1d formed in the other edge part of the base 1f.
[0019]
By setting the short side length L1 of the base portion 1f and the short side length L3 of the long hole portion 3a of the open rod 3 to L1 <L3, the bush 1 allows the long hole portion 3a of the open rod 3 to be moved from below the bush 1. The rod 1 is inserted through the bush 1 and the base 3 f is inserted, and then the rod 3 is rotated by 90 °, the open rod 3 is gripped by the base 1 f and the fin 1 a as shown in FIG. 2, and the open rod 3 and the bush 1 are engaged. Thereafter, the bush 1 is engaged with the flange portion 2b of the open lever 2, as will be described later. In addition, the short diameter length L4 of the seat 1g of the bush 1 configured in a substantially elliptical shape and the short side length L3 of the long hole portion 3a of the open rod 3 are set as L4 <L3. After inserting the open rod 3 from the side and inserting the fin portion 1a, the open rod 3 is rotated by 90 ° and gripped by the base 1f and the fin portion 1a as shown in FIGS. 2 to 4, and the open rod 3 and the bush 1 are engaged. In this case, it is possible to engage the open rod 3 with the bush 1 after fixing the bush 1 to the flange portion 2 b of the open lever 2.
[0020]
In order to establish the engagement relationship between the open rod 3 and the bush 1 described above, the major axis length L2 of the seat 1g of the bush 1 is set as L2> L3, and the rod 3 is engaged with the bush 1 as described above. Avoid being disengaged during the relationship.
[0021]
Next, as shown in FIG. 4, the end 4 c of the open link 4 is inserted into the hole 2 a of the open lever 2, and is gripped by the locking portion 1 b of the bush 1 and the open lever 2 and engaged with the open lever 2. Is done. Here, the end portion 4 c is formed by bending the open link 4, and the open link 4 rotates around the hole 2 a of the open lever 2. The shape of the hole 2a of the open lever 2 is preferably as shown in FIG. 4, but if the shape of the end 4c is different from that of FIG. 4, the optimum open lever so that the open link 4 can be rotated. Two hole portions 2a may be formed.
[0022]
As shown in FIGS. 2 to 4, the bush 1 has an end 4 c of the open link 4 inserted through the open lever 2, and then a hole 1 e is inserted through the flange 2 b of the open lever 2 to open the base 1 f. The pair of claws 1 c are in contact with the lever 2 and engaged with the opening 2 c of the open lever 2, and are fixed to the open lever 2. However, in the above-described state, the pair of claws 1c only engages the engaging surface 1i with the opening 2c of the open lever 2, and the pair of claws 1c bends to the inside of the opening 2c. There is a possibility that the claw portion 1c is disengaged and the bush 1 is disengaged from the open lever 2. Therefore, a restraining member 1d for firmly fixing the bush 1 to the open lever 2 is inserted between the pair of claws 1c integrally provided with the bush 1 and engaged with the open lever 2, and the pair of claws The part 1c is restrained from bending to the inside of the opening 2c.
[0023]
Further, the shape of the flange portion 2b is formed by bending a part of the end portion of the open lever 2 in FIG. 4, and the flange portion 2b formed separately is fixed to the end portion of the open lever 2, Accordingly, the hole 1e of the door lock bush 1 may be formed so as to be inserted therethrough, and is not limited to the shape shown in FIG.
[0024]
Further, the side surfaces of the pair of claw portions 1c are engaged with the opening 2c and the bush 1 is fixed by the restraining member 1d, but both members are shaped so that the end of the open lever 2 is sandwiched between the pair of claw portions 1c. The door lock bush 1 may be fixed to the open lever 2 by sandwiching the side surfaces of the pair of claw portions 1c that are to spread outwardly between the restraining members 1d.
[0025]
Next, the operation will be described.
[0026]
In FIG. 1, when trying to open the door from the outside of the vehicle,
The opening operation force of the door is transmitted to the open rod 3, and the open rod 3 is moved in the direction of pushing downward in FIG.
[0027]
The open rod 3 moved by the opening operation force rotates the open lever 2 counterclockwise around the open lever pin 5 via the bush 1 and is engaged with the open lever 2 by the stopper 1 b of the bush 1. The opened open link 4 is pushed downward in FIG.
[0028]
When the open link 4 is pushed out, the engaging portion 4 a is engaged with the first engaging portion 6 a of the open lift lever 6, and the open lift lever 6 rotates around the pole pin 8, so that it is integrated with the open lift lever 6. The pivoting pole 18 is engaged with and disengaged from the latch 17, and the latch 17 opens a striker (not shown) for closing the vehicle door to open the vehicle door.
[0029]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to easily fix the bush to the lever by the pair of claw portions and the restraining member of the bush without using any parts other than the bush, and to engage the rod and the lever necessary for fixing the bush. Since there is no base by caulking in the pivot direction, there is less interference with the glass guide etc. built in the door, and when the door lock body is built in the door, the degree of freedom of the position to be installed increases. Become.
[0030]
Furthermore, according to the present invention, since the open link and the lever can be easily engaged by the bushing prevention portion, the assembly time can be greatly shortened and the members necessary for the assembly become unnecessary. This is advantageous in terms of cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a top view of a door lock bush according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is an assembled view of a door lock bush and a rod according to the present invention.
FIG. 4 is an assembly diagram of a door lock bush and lever according to the present invention.
5 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
[Explanation of symbols]
1 Door lock bush (bush)
2 Open lever (lever)
3 Open rod (rod)
4 Open link 17 Latch 18 Pole 1a Fin part 1b Detachment part 1c Claw part 1d Restraining member 1e Hole part 1f Base part 1g Seat 1h Tube part 1i Engagement surface

Claims

ドアの開閉作動を伝達するロッドとラッチと係脱するポールを作動させるレバーとを連結し、前記ロッドの移動により前記レバーを回動させるドアロック用ブッシュにおいて、基部と、該基部に突出して形成され前記レバーのフランジ部が挿入される孔部及び前記ロッドと係合して前記基部との間で前記ロッドを把持するヒレ部を有し前記ロッドの長孔部に挿通される筒部と、前記基部に形成され前記レバーに係合可能な対の爪部と、前記基部に形成され該両爪部の前記レバーの係合面とは反対の側面を拘束する拘束部材とを有する、ドアロック用ブッシュ。 A door lock bush that connects a rod that transmits and closes a door and a lever that operates a pole that engages and disengages the latch and rotates the lever by the movement of the rod , and a base portion that protrudes from the base portion A hole portion into which the flange portion of the lever is inserted, and a cylindrical portion that is engaged with the rod and has a fin portion that grips the rod between the base portion and is inserted into the long hole portion of the rod; A door lock having a pair of claw portions formed on the base portion and engageable with the lever, and a restraining member formed on the base portion and restraining a side surface opposite to the engagement surface of the lever. For bush.

前記レバーに形成された孔部に挿通される前記レバーと前記ポールとの作動を係脱するオープンリンクの端部を前記レバーとで挟持するリンク外れ止め部を有する、請求項１記載のドアロック用ブッシュ。 2. The door lock according to claim 1, further comprising: a link detachment preventing portion that holds an end portion of an open link that engages and disengages the operation of the lever and the pole inserted into a hole formed in the lever with the lever. For bush.