JP3649591B2 - 調理器 - Google Patents

調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP3649591B2
JP3649591B2 JP16801498A JP16801498A JP3649591B2 JP 3649591 B2 JP3649591 B2 JP 3649591B2 JP 16801498 A JP16801498 A JP 16801498A JP 16801498 A JP16801498 A JP 16801498A JP 3649591 B2 JP3649591 B2 JP 3649591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
movable
heated
heating
cooking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16801498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000002435A (ja
Inventor
泰廣 硲田
有司 安藤
伸二 浅海
徹弌 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP16801498A priority Critical patent/JP3649591B2/ja
Priority to US09/320,690 priority patent/US6091057A/en
Priority to AU33914/99A priority patent/AU718835B2/en
Priority to KR10-1999-0022422A priority patent/KR100383368B1/ko
Priority to EP99304706A priority patent/EP0966180B1/en
Priority to DE69916175T priority patent/DE69916175T2/de
Publication of JP2000002435A publication Critical patent/JP2000002435A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3649591B2 publication Critical patent/JP3649591B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • F24C7/04Stoves or ranges heated by electric energy with heat radiated directly from the heating element
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • F24C7/06Arrangement or mounting of electric heating elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は加熱ヒータ付きの調理器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の調理器には図15に示すように、扉1aで開閉できるキャビネット本体1の加熱室2内にマグネトロン(図示せず)から発信される高周波と加熱室2の天井壁2aと底面2bに設けた上固定ヒータ3、下固定ヒータ4の輻射熱でターンテーブル5上の被加熱物8を加熱調理する構造のもの、或いは図16に示すように、上記従来例の上固定ヒータ3に換えて、加熱室2の上部に管ヒータで形成されている可動ヒータ6を設け、この可動ヒータ6を下方の位置に回動させてターンテーブル5上の被加熱物8を加熱調理する構造のものがある。
【0003】
この後者の従来例の調理器の可動ヒータ6は図17に示すように、全体として平面形状がコ字状を成しており、開口側の両端部を夫々外方に折り曲げて回転軸部6aとして加熱室2の上部側壁に回転可能に支持し、また閉口側の自由端部を蛇行状に形成して発熱部6bとし該発熱部6bに取り付けた反射板7(図16参照)で発熱部6bの輻射熱を効率良く被加熱物8側に反射させるようになっている。
【0004】
また、この後者の調理器における可動ヒータ6の回転軸部の支持は、加熱室2の上部外側壁に設けた駆動機構12で実行され、該駆動機構12を操作パネルに設けた入力キー9のキー操作に従う制御回路10の制御で駆動させることにより、可動ヒータ6を図中実線で示される非加熱位置と点線で示される加熱位置との間を回動させる構造となっている。
【0005】
更に、加熱ヒータ付きの調理器では、加熱ヒータで被加熱物8を加熱する際、被加熱物8を載置する網体を調理棚として用いて、トーストや冷凍ピザなどのオーブン加熱に利用することがあるが、図18に示すようにこの網体11は、線材を平坦な長方形に形成した本体枠11aの一方側の面の両長辺間に複数本の桟材11bを等間隔に橋着して形成したものであり、このように形成された網体11は図19及び図20に示すように加熱室2の内側壁2eに設けた網受け2cに載置される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の加熱ヒータ付きの調理器、特に図15に示す調理器では、上固定ヒータ3と被加熱物8との距離が遠いことから、長時間の加熱時間を必要とした。また、図16の調理器では、可動ヒータ6を加熱位置に回転させ被加熱物8に近づけた場合、発熱部6bが平面形状であるため、発熱部6bが被加熱物8に対して傾斜して対峙し被加熱物8に焼きむらが生じるとの問題点があった。
【0007】
また、網体11を利用する際、この網体11を桟材11b・・・・・が本体枠11aより上側に位置するように加熱室2の網受け2cに載置した場合と、桟材11b・・・・・が本体枠11aより下側に位置するように加熱室2の網受け2cに載置した場合とで、夫々図19及び図20に示すように被加熱物8の高さが異なり、ヒータとの距離に変化が生じ、その結果、被加熱物に焼きむらが生じるとの問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来の調理器の問題点に鑑みて発明されたものであり、請求項1に記載された調理器は、
加熱室と、
管ヒータで形成され、回転軸部と、上記回転軸部に平行な発熱部と、上記発熱部と上記回転軸部とを連続させているアーム部とからなり、夫々の上記回転軸部を同一高さとなるように上記加熱室の内側壁面に回転自在に支持された第1、第2の可動ヒータと、
上記回転軸部に接続され該回転軸部に回転力を与える駆動機構と、
第1、第2の可動ヒータと上記駆動機構を制御する制御回路と、
を備え、該制御回路の制御により上記駆動機構を介して第1、第2の可動ヒータを非加熱位置と加熱位置との間で回転する調理器において、
第1、第2の可動ヒータを同一大きさで平面視が同一形状の管ヒータで形成するとともに第1、第2の可動ヒータを重ね合わせて配設し、かつこの重ね合わせ状態において両発熱部が同一高さになるように第1、第2の可動ヒータの相互に重なり合う部分を逆方向に屈曲させたものである。
【0013】
この構成によれば、制御回路の制御で駆動機構を駆動させることにより、夫々自由先端部に発熱部を備えている第1、第2の可動ヒータを非加熱位置と加熱位置との間を相互に同期して回転移動させることになる。その結果、第1、第2の可動ヒータの先端にある各発熱部を常に同一高さで非加熱位置と加熱位置との間を移動させることができ、加熱室に収容された被加熱物の全表面に対しより均等に輻射熱を供給することができる。しかも、この発明では、第1、第2の可動ヒータを同一大きさで平面が同一形状の管ヒータを使用しているので、これら可動ヒータは同一の部品を使用することができ、部品点数の削減を行うことができる。
【0014】
また請求項2に記載された発明の調理器は、
加熱室と、
上記加熱室の天井壁の一方半分側の適所に設置された上固定ヒータと、
上記天井壁の他方半分側の適所に設置され、回転軸部と、発熱部と、上記発熱部と上記回転軸部とを連続させているアーム部とからなる可動ヒータと、
上記加熱室内において上記上固定ヒータの下方に着脱可能に配置される調理棚と、
上記回転軸部に接続され該回転軸部を介して上記可動ヒータを上記天井壁の他方半分側に位置する非加熱位置と上記上固定ヒータの下方に配置された上記調理棚の下面に対向する加熱位置との間を回転させる駆動機構と、
上記上固定ヒータ、上記可動ヒータ及び上記駆動機構を制御する制御回路と、
を備え、上記制御回路は調理信号の入力があると上記駆動機構を介して上記可動ヒータを非加熱位置から加熱位置に回転移動させ上記可動ヒータが加熱位置に移動したとき上記上固定ヒータと上記可動ヒータとに通電するようにしたものである。
【0015】
この構成によれば、加熱室内の調理棚に被加熱物を載置した状態で制御回路に調理信号が入力されると、制御回路は駆動機構を駆動して非加熱位置にある可動ヒータを加熱位置に回転移動させるとともに可動ヒータが加熱位置に達すると、上固定ヒータと可動ヒータに通電し、調理棚上の被加熱物を加熱調理することになる。その結果、調理棚上の被加熱物を上固定ヒータと可動ヒータとに近いところで加熱することができるから、被加熱物を効率良く、しかも加熱ムラの無い状態に加熱することができる。
【0016】
また請求項3に記載された発明の調理器は、請求項2に記載された調理器において、上記上固定ヒータへの通電を加熱調理終了の所定時間前に停止し、上記可動ヒータの加熱位置から非加熱位置への復帰動作を加熱調理終了と同時に開始するようにしたものである。
【0017】
この構成によれば、上固定ヒータへの通電を加熱調理終了の所定時間前に停止し、上記可動ヒータの加熱位置から非加熱位置への復帰動作を加熱調理終了と同時に開始することになる。その結果、上固定ヒータの余熱による被加熱物の加熱を防止することができ、加熱終了後調理棚より被加熱物を出し遅れた場合等における、被加熱物の過加熱を防止することができる。
【0018】
また請求項4に記載された発明の調理器は、請求項2または請求項3に記載された調理器において、上記ターンテーブル上に被加熱物の存在有無を検出する被加熱物検出手段を備え、上記被加熱物検出手段が上記ターンテーブル上に被加熱物が存在することを検出すると、上記制御回路は調理信号の入力に拘わらず上記駆動機構の駆動を実行させないようにしたものである。
【0019】
この構成によれば、加熱室内の調理棚に被加熱物を載置した状態で制御回路に調理信号が入力されると、制御回路は駆動機構を駆動して非加熱位置にある可動ヒータを加熱位置に回転移動させるとともに可動ヒータが加熱位置に達すると、上固定ヒータと可動ヒータに通電し、調理棚上の被加熱物を加熱調理することになる。しかも、この発明では、被加熱物検出手段が上記ターンテーブル上に被加熱物が存在することを検出すると、上記制御回路は調理信号の入力に拘わらず上記駆動機構を駆動させずに可動ヒータを回動させない。
【0020】
その結果、調理棚上の被加熱物を上固定ヒータと可動ヒータとに近いところで加熱することができるから、被加熱物を効率良く、しかも加熱ムラの無い状態に加熱することができる。そして、可動ヒータが非加熱位置にある状態で調理信号が入力された際、被加熱物検出手段が上記ターンテーブル上に被加熱物が存在することを検出すると、上記制御回路は調理信号の入力に拘わらず上記駆動機構を駆動させないことから、可動ヒータは非加熱位置から回転移動することがなく、従ってターンテーブル上に載置されている被加熱物を転倒させる懸念は全くない。
【0021】
また請求項5に記載された発明の調理器は、請求項2に記載された調理器において、上記被加熱物検出手段を上記ターンテーブルにかかる被加熱物の重量を検出する重量検出手段で構成したものである。
【0022】
この構成によれば、加熱室内の調理棚に被加熱物を載置した状態で制御回路に調理信号が入力されると、制御回路は駆動機構が駆動して非加熱位置にある可動ヒータを加熱位置に回転移動させるとともに可動ヒータが加熱位置に達すると、上固定ヒータと可動ヒータに通電し、調理棚上の被加熱物を加熱調理することになる。しかも、この発明では、重量検出手段が上記ターンテーブル上に被加熱物が存在することを検出すると、上記制御回路は調理信号の入力に拘わらず上記駆動機構を駆動させない。
【0023】
その結果、調理棚上の被加熱物を上固定ヒータと可動ヒータとに近いところで加熱することができるから、被加熱物を効率良く、しかも加熱ムラの無い状態に加熱することができる。そして、可動ヒータが非加熱位置にある状態で調理信号が入力された際、被加熱物検出手段が上記ターンテーブル上に被加熱物が存在することを検出すると、上記制御回路は調理信号の入力に拘わらず上記駆動機構を駆動させないことから、可動ヒータは非加熱位置から回転移動することがなく、従ってターンテーブル上に載置されている被加熱物を転倒させる懸念は全くない。
【0024】
特に、この発明では、被加熱物検出手段をターンテーブルにかかる被加熱物の重量を検出する重量検出手段で構成しているから、被加熱物の重量に応じて加熱時間を設定するために従来より調理器に設けられている重量検出手段を被加熱物検出手段に兼用でき、極めて簡単に、しかも原価安に被加熱物検出手段を設置できる。
【0025】
また請求項6に記載された発明の調理器は、請求項2〜請求項5のいづれかに記載された調理器において、上記調理棚は枠材に複数の桟材を橋着された網体から成り、上記加熱室内に設けられた載置部に載置されるとともに上記桟材が固着されていない上記網体両端部の断面中心と、上記桟材の断面中心とを同じ高さにしたものである。
【0026】
この構成によると、載置部に載置される網体の両端部の断面中心と、桟材の断面中心とは同じ高さになっている。その結果、網体を桟材が枠体より上側に位置するように加熱室の載置部に載置した場合も、桟材が枠体より下側に位置するように加熱室の載置部に載置した場合も、被加熱物の高さが同一となり、網体の面が何れになっても、被加熱物と上固定ヒータとの距離に変化が生じることはない。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施態様を図に従って詳細に説明する。
【0028】
第1の実施態様;
[構成]
図1及び図2は本発明にかゝる調理器の第1の実施態様を示す外観斜視図及び側面概略断面図である。これらの図において、説明の便宜上、従来の調理器と同一部分には同一符号を付している。図中、1は調理器のキャビネット本体であり、内部に加熱室2を形成しており、該加熱室2を扉1aで開閉できるようになっている。1bはキャビネット本体1の前面に設けられた操作パネルであり、被加熱物の調理に関する種々の入力操作を行う。
【0029】
5は加熱室2の底部に設けたターンテーブルであり、ターンテーブルモータ5aで回転駆動される。61及び62は夫々コ字状の管ヒータで形成されている第1及び第2の可動ヒータであり、図3及び図4に示すように、開口側の両端部を夫々外方に折り曲げて回転軸部61a及び62aとするとともに自由端部となる閉口側の端部を第1及び第2の発熱部61b、62bとしている。
【0030】
更に、これら可動ヒータは、第1の可動ヒータ61のアーム部61c,61cの間隔W1を第2の可動ヒータ62のアーム部62c,62cの間隔W2より大きくするとともに夫々の長さを同一長さL1、L2とし、そして上記回転軸部61a、62aが同一高さとなり、しかも第1の発熱部61bに第2の発熱部62bが嵌まるように両可動ヒータを水平方向においてずらした状態で加熱室2の両側壁上部外面に設けた駆動機構12により回転可能に支持されている。
【0031】
この駆動機構12は図5、図6の上面概略図、側面図に示す構造を有するものであり、回転モータ13と、該回転モータ13のモータ軸に取り付けたプーリー14と、第1の減速歯車15と、該第1の減速歯車15と同軸に設けられたプーリー16と、該プーリー16と上記プーリー14とを結ぶベルト17と、上記第1の減速歯車15に噛合している第2の減速歯車18と、第2の減速歯車18に同軸に形成された第3の減速歯車19と、該第3の減速歯車19に噛合され上記可動ヒータの回転軸部61a、62aの先端を支持する第1、第2の駆動歯車20、21とから構成されている。
【0032】
この構成により、回転モータ13が回転すると、その回転力がプーリー14、ベルト17、プーリー16、第1の減速歯車15、第2の減速歯車18、第3の減速歯車19を介して駆動歯車20及び21に伝達され、回転軸部61a、62a、すなわち第1、第2の可動ヒータ61、62を同期して回転させるようになっている。
【0033】
そして、これら第1、第2可動ヒータ61、62が回転するとき、各発熱部61b、62bは常に同一高さとなるように移動する。また、発熱部61b、62bには共通の反射板7(図2参照)を設けており、該反射板7は第1、第2の可動ヒータ61、62の回転時、常に水平状態になるように発熱部61b、62bに回動可能に取り付けられている。
【0034】
上記回転モータ13は制御回路10の制御に基づいて駆動され、該制御回路10への指示は上記操作パネル1bに設けた入力キー9の操作に基づいて実行されるようになっている。本発明では上記可動ヒータの構成の他の実施態様として、図7及び図8に示すものを提供している。
【0035】
この実施態様では、上記実施態様同様に第1、第2の可動ヒータ61、62のアーム部61c,62cの長さを同一長さにするとともに回転軸部61a、62aの高さを同一高さとしているが、これに加えて第1の可動ヒータ61のアーム部61c,61cの間隔W1と、第2の可動ヒータ62のアーム部62c,62cの間隔W2とを同一幅とし、そして、特に第1、第2の可動ヒータ61、62が非加熱位置で重なり合うとき相互に接触しないように、その重なり合う部分を互いに逆方向に屈曲されている。
【0036】
[作用]
上記構成により両可動ヒータ61、62が非加熱位置にある状態において、ターンテーブル5上に被加熱物8を載置し、操作パネル1bの入力キー9を操作してヒータによる加熱モードを選択するとともに加熱時間を設定すると、ターンテーブルモータ5aの駆動に従ってターンテーブル5が回転を開始する。
【0037】
また、これと同時に制御回路10の動作に従って回転モータ13が回転を開始し、その回転力がプーリー14、ベルト17、プーリー16、第1の減速歯車15、第2の減速歯車18、第3の減速歯車19を介して第1、第2の駆動歯車20、21に伝達され、第1、第2の可動ヒータ61、62を図2の実線で示す非加熱位置から同期して回転させ、最終的に上記ターンテーブル5上の被加熱物8に最も近い点線で示される加熱位置に回転移動させる。
【0038】
この状態で、上記入力キー9で入力した設定時間の間第1、第2の可動ヒータ61、62に通電して発熱部61b、62bを発熱させ、被加熱物8を加熱する。そして、設定時間が経過すると、ターンテーブル5の回転が停止するとともに第1、第2の可動ヒータ61、62への通電が停止され、更に上記回転モータ13に逆転信号が供給されて該回転モータ13を逆転させ、上記加熱位置にあった第1、第2の可動ヒータ61、62を実線で示される非加熱位置に復帰させて全ての加熱動作を終了させる。
【0039】
この実施態様では、第1、第2の可動ヒータ61、62の発熱部61b、62bをターンテーブル5上の被加熱物8の高さに応じてターンテーブル5に対して水平状態に対向するようになり、被加熱物8の高さに応じて近づけることができる。また、第1の可動ヒータ61の発熱部61bの幅W1を第2の可動ヒータ62の発熱部62bの幅W2より大きくしていることから、両可動ヒータは非加熱位置に位置するとき、互いに重なり合うことはない。
【0040】
さらに第1、第2の可動ヒータ61、62のアーム部61c,62cの長さを同一長さにするとともに第1の可動ヒータ61のアーム部61c,61cの間隔W1と、第2の可動ヒータ62のアーム部62c,62cの間隔W2とを同一幅とし、重なり合う部分を互いに逆方向に屈曲させると、第1、第2の可動ヒータ61、62は同一の部品とすることができ部品点数を削減可能となる。
【0041】
第2の実施態様;
[構成]
図9は本発明にかゝる調理器の第2の実施態様を示す側面概略断面図である。
【0042】
この実施態様では、上記第1の実施態様における駆動機構12の第1の駆動歯車20を除去して第2の駆動歯車21に第2の可動ヒータ62のみを連結するとともに第1の可動ヒータ61の回転軸部61aを加熱室2の内側壁に回転可能に枢支し、上記回転モータ13の駆動に基づく第2の駆動歯車21の回転で第2の可動ヒータ62を回転移動させ、この第2の可動ヒータ62の回転を反射板7を介して第1の可動ヒータ61に伝達して該第1の可動ヒータ61を上記第2の可動ヒータ62と共に実線で示す非加熱位置から点線で示す加熱位置まで回転移動させる構造となっている。
【0043】
従って、第1、第2の可動ヒータ61、62は反射板7に回転自在に連結されている。この実施態様において、回転モータ13で駆動される可動ヒータを第1の可動ヒータ61にしても良い。
【0044】
[作用]
上記構成により第1、第2の可動ヒータ61、62が非加熱位置にある状態において、ターンテーブル5上に被加熱物8を載置し、操作パネル1bの入力キー9を操作してヒータによる加熱モードを選択するとともに加熱時間を設定すると、ターンテーブルモータ5aの駆動に従ってターンテーブル5が回転を開始する。
【0045】
また、これと同時に制御回路10の動作に従って回転モータ13が回転を開始し、その回転力がプーリー14、ベルト17、プーリー16、第1の減速歯車15、第2の減速歯車18、第3の減速歯車19を介して第2の駆動歯車21に伝達され、第2の可動ヒータ62を回転させる。この第2の可動ヒータ62の回転が反射板7を介して第1の可動ヒータ61に伝達され、その結果第1、第2の可動ヒータ61、62は、図2の実線で示す非加熱位置から同期して回転し、最終的に上記ターンテーブル5上の被加熱物8に最も近い点線で示される加熱位置に回転移動させる。
【0046】
この状態で、上記入力キー9で入力した設定時間の間第1、第2の可動ヒータ61、62に通電して発熱部61b及び62bを発熱させ、被加熱物を加熱する。そして、設定時間が経過すると、ターンテーブル5の回転が停止するとともに第1、第2の可動ヒータ61、62への通電が停止され、更に上記回転モータ13に逆転信号が供給されて該回転モータ13を逆転させ、上記加熱位置にあった第1、第2の可動ヒータ61、62を実線で示される非加熱位置に復帰させて全ての加熱動作を終了させる。
【0047】
第3の実施態様;
[構成]
図10、図11は本発明にかゝる調理器の第3の実施態様を示す側面概略断面図、概略上面図である。
【0048】
この実施態様では、扉1aで開閉できるキャビネット本体1の加熱室2の扉1a側に近い天井壁2a内部に加熱室2を左右の伸びる上固定ヒータ3を設けるとともに底面2bに下固定ヒータ4を設け、これら両ヒータの輻射熱でターンテーブル5上の被加熱物8を加熱調理する構造としている。2dは加熱室2の天井壁2aの上固定ヒータ3に対向する部分に形成された小孔であり、上固定ヒータ3の輻射熱を加熱室2に効率良く通過させるとともに図示しないマグネトロンの発信する高周波の漏洩を阻止している。
【0049】
63は可動ヒータであり、図11に示すように、全体として平面の形状がコ字状を成しており、開口側の両端部を夫々外方に折り曲げて回転軸部63a、63aとして加熱室2の側壁中央の上部外側に設けた駆動機構12に回転可能に支持し、また閉口側を蛇行状に形成して発熱部63bとしている。この可動ヒータ63を側面より見ると、アーム部分63cは発熱部63bと連結する部分は水平となり、回転軸部63aと連結する部分は垂直になるように、L字状になっている。
【0050】
この実施態様における上記駆動機構12の構成は、図10、図11に明示していないが、上記第2の実施態様における駆動機構12と全く同じ構成をなすものであり、第2の駆動歯車21に、一方の回転軸部63aを加熱室2の内側壁に回転可能に枢支した可動ヒータ63の他方の回転軸部63aを連結し、回転モータ13の駆動に基づく第2の駆動歯車21の回転で可動ヒータ63を回転移動させ、実線で示す非加熱位置から点線で示す([B]の位置)加熱位置まで180°回転移動させる構造となっている。
【0051】
2cは、加熱室2の扉1aに近い位置の両内側壁上部に形成された調理棚受けであり、調理棚としての網体11を加熱室2内において橋架載置するようになっている。一方、網体11は、図12に示すように、線材を平坦な長方形に形成した本体枠11aの一方側の面の両長辺間に複数本の桟材11bを等間隔に橋着し、更に本体枠11aの両端部を桟材11bの直径と同一寸法分夫々同じ方向に折り曲げて載置部11cとしたものである。
【0052】
このように網体11を形成することにより、図13に示すように、網体11を桟材11b・・・・・が本体枠11aより上側に位置するように加熱室2の網受け2cに載置した場合も、図14に示すように桟材11b・・・・・が本体枠11aより下側に位置するように加熱室2の網受け2cに載置した場合も、被加熱物81の高さが同一となり、網体11の面が何れになっても、被加熱物81と上固定ヒータ3との距離に変化が生じることはない。
【0053】
本発明では、操作パネル1bの入力キー9を操作して、上固定ヒータ3と可動ヒータ63による加熱指示をすると、制御回路10の制御に基づいて駆動機構12の回転モータ13に駆動指令が出され、これに基づいて可動ヒータ63が非加熱位置から回転され、180°回転移動したところで網体11の下方の位置に至り、図中点線で示す加熱位置を取る構成となっている。
【0054】
このような構成になっていることから、ターンテーブル5上に背の高い被加熱物8を載置した状態で可動ヒータ63を回転させると、該可動ヒータ63の先端が被加熱物8に接触して該被加熱物8を転倒させることになるので、本発明では、図10に示すようにターンテーブル5に被加熱物8が載置されているか否かを検出する被加熱物検出手段として、ターンテーブル5の重量を検出する重量検出手段22を設け、該重量検出手段22がターンテーブル5上に被加熱物8が載置されていることを検出すると検出信号を上記制御回路10に供給して該制御回路10が上記回転モータ13に駆動信号を供給するのを阻止するようにしている。
【0055】
このターンテーブル5上での被加熱物の有無検出としては上記重量検出手段に限定されるものではなく、その他光学的に検出するもの、或いは機械的に検出するもの何れであってもよい。
【0056】
[作用]
この第3の実施態様は上述のように構成されるものであり、可動ヒータ63が非加熱位置にある状態において、調理棚受け2cに網体11を橋架するとともに該網体11上に被加熱物81を載置し、その上で、入力キー9中の調理内容を示す所定キー(例えば、トースト、冷凍ピザ等)を操作すると、かかるキー入力に基づいて制御回路10は例えばトースト加熱と判断し、上記駆動機構12の回転モータ13に駆動信号を供給して該回転モータ13を駆動させる。
【0057】
もしこの時、ターンテーブル5上に何らかの被加熱物8が載置されていて、該被加熱物8の存在が重量検出手段22で検出され、検出信号が制御回路10に供給されると、該制御回路10は上記キー入力にも拘わらず回転モータ13への駆動信号の供給をせず、例えば操作パネルの前面に設けた警報器23(図1参照)を駆動してターンテーブル5上に被加熱物8が存在することを報知する。この警報器23は光学的、音響的の何れでも良い。
【0058】
ターンテーブル5上に被加熱物が存在せず、制御回路10より回転モータ13に駆動信号が供給され該回転モータ13が駆動を開始すると、この回転モータ13の駆動に基づいて、その回転がプーリー14、ベルト17、プーリー16、第1の減速歯車15、第2の減速歯車18、第3の減速歯車19を介して第2の駆動歯車21に伝達され、可動ヒータ63を回転させる。この可動ヒータ63の回転が上記非加熱位置から180°回転したところ([B]の位置)で、制御回路10は回転モータ13への駆動信号の供給を停止し、該回転モータ13の駆動を停止する。
【0059】
その結果可動ヒータ63は、図10の点線で示される加熱位置に設定され、上記網体11の直下に位置する。上記制御回路10は、この駆動信号の供給停止の直後、上固定ヒータ3と可動ヒータ63に加熱信号を供給し、上固定ヒータ3、可動ヒータ63を発熱させて、網体11上の被加熱物81を加熱調理する。
【0060】
そして、調理に要する所定の加熱時間が経過する一定時間前になると、制御回路10は上固定ヒータ3への加熱信号の供給を遮断して上固定ヒータ3による加熱を停止する。その後、所定時間に達すると可動ヒータ63への加熱信号の供給を遮断して該ヒータ63による加熱を停止するとともにこれと同時に回転モータ13へ逆転信号を供給して、該回転モータ13を逆転させ可動ヒータ63を加熱位置[B]から実線の非加熱位置に復帰させ調理を終了する。
【0061】
また、この実施態様において、上記トーストや冷凍ピザの加熱ではなく、通常のグリル調理加熱の場合には、操作パネル上の入力キー9の操作で、その旨のキー入力をすると、該キー入力に従って制御回路10は通常のグリル調理加熱と判断し、上記回転モータ13に駆動信号を供給して可動ヒータ63を非加熱位置から45°だけ回転させる(図10における[A]の位置)。そして、45°回転させたところで駆動信号を停止して、該可動ヒータ63をこの状態において加熱位置とさせる。
【0062】
なお、この通常のグリル調理加熱のモードが上記キー入力で設定されたときに、上記重量検出手段22がターンテーブル5上に被加熱物8が存在する信号を制御回路10に供給しても、該制御回路10はこれを無視し、上記のように回転モータ13に駆動信号を供給する。
【0063】
上述のように、可動ヒータ63を45°回転させたところで制御回路10はターンテーブルモータ5aに駆動信号を供給し、ターンテーブルモータ5aを駆動させてターンテーブル5を回転させるとともに可動ヒータ63に加熱信号を供給し被加熱物8を加熱する。そして、所定時間が経過すると制御回路10は回転モータ13を逆転させ可動ヒータ63を元の非加熱位置に復帰させるとともにターンテーブルモータ5aへの通電を遮断してターンテーブル5の回転を停止させる。
【0064】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成されるものであり、請求項1に記載された発明によれば、制御回路の制御で駆動機構を駆動させることにより、夫々自由先端部に発熱部を備えている第1及び第2の可動ヒータを非加熱位置と加熱位置との間を相互に同期して独立して回転移動させることになり、その結果、第1及び第2の可動ヒータの先端にある各発熱部を常に同一高さで非加熱位置と加熱位置との間を移動させることができ、加熱室に収容された被加熱物の全表面に対しより均等に輻射熱を供給することができる。
【0067】
しかも、この発明では、第1及び第2の可動ヒータを同一大きさで平面が同一形状の管ヒータを使用しているので、これら可動ヒータを同一の部品とすることができ請求項1に記載された発明に比べて部品点数を削減可能となる。
【0068】
また請求項2に記載された発明によれば、加熱室内に調理棚を設置した状態で制御回路に調理信号が入力されると、制御回路は駆動機構が駆動して非加熱位置にある可動ヒータを加熱位置に回転移動させるとともに可動ヒータが加熱位置に達すると、上固定ヒータと可動ヒータに通電し、調理棚上の被加熱物を加熱調理することになる。従って、調理棚上の被加熱物を上固定ヒータと可動ヒータとに近いところで平行に対峙させて加熱することができるから、被加熱物を効率良くしかも加熱ムラの無い状態に加熱することができる。
【0069】
また請求項3に記載された発明によれば、上固定ヒータへの通電を加熱調理終了の所定時間前に停止し、上記可動ヒータの加熱位置から非加熱位置への復帰動作を加熱調理終了と同時に開始することになり、上固定ヒータの余熱による被加熱物の加熱を防止することができ、加熱終了後調理棚より被加熱物を出し遅れた場合等における、被加熱物の過加熱を防止することができる。
【0070】
また請求項4に記載された発明によれば、加熱室内に調理棚を設置した状態で制御回路に調理信号が入力されると、制御回路は駆動機構が駆動して非加熱位置にある可動ヒータを加熱位置に回転移動させるとともに、可動ヒータが加熱位置に達すると、上固定ヒータと可動ヒータに通電し、調理棚上の被加熱物を加熱調理することになる。しかも、この発明では、被加熱物検出手段が上記ターンテーブル上に被加熱物が存在することを検出すると、上記制御回路は調理信号の入力に拘わらず上記駆動機構を駆動させない。
【0071】
従って、調理棚上の被加熱物を上固定ヒータと可動ヒータとに近いところで平行に対峙させて加熱することができるから、被加熱物を効率良く、しかも加熱ムラの無い状態に加熱することができる。そして、可動ヒータが非加熱位置にある状態で調理信号が入力された際、被加熱物検出手段が上記ターンテーブル上に被加熱物が存在することを検出するとグリル調理加熱と判断し、上記制御回路は調理信号の入力に拘わらず上記駆動機構を駆動させないことから、可動ヒータは非加熱位置から回転移動することがなく、従ってターンテーブル上に載置されている被加熱物を転倒させる懸念は全くない。
【0072】
また請求項5に記載された発明によれば、加熱室内に調理棚を設置した状態で制御回路に調理信号が入力されると、制御回路は駆動機構が駆動して非加熱位置にある可動ヒータを加熱位置に回転移動させるとともに可動ヒータが加熱位置に達すると、上固定ヒータと可動ヒータに通電し、調理棚上の被加熱物を加熱調理することになる。しかも、この発明では、被加熱物検出手段が上記ターンテーブル上に被加熱物が存在することを検出すると、上記制御回路は調理信号の入力に拘わらず上記駆動機構を駆動させない。
【0073】
従って、調理棚上の被加熱物を上固定ヒータと可動ヒータとに近いところで平行に対峙させて加熱することができるから、被加熱物を効率良く、しかも加熱ムラの無い状態に加熱することができる。そして、可動ヒータが非加熱位置にある状態で調理信号が入力された際、被加熱物検出手段が上記ターンテーブル上に被加熱物が存在することを検出すると、上記制御回路は調理信号の入力に拘わらず上記駆動機構を駆動させないことから、可動ヒータは非加熱位置から回転移動することがなく、従ってターンテーブル上に載置されている被加熱物を転倒させる懸念は全くない。
【0074】
特に、この発明では、被加熱物検出手段をターンテーブルにかかる被加熱物の重量を検出する重量検出手段で構成しているから、被加熱物の重量に応じて加熱時間を設定するために従来より調理器に設けられている重量検出手段を被加熱物検出手段に兼用でき、極めて簡単に、しかも原価安に被加熱物検出手段を設置できる。
【0075】
また請求項6に記載された発明によれば、載置部に載置される網体の両端部と桟材の断面中心は同じ高さになっている。その結果、網体を桟材が枠体より上側に位置するように加熱室の載置部に載置した場合も、桟材が枠体より下側に位置するように加熱室の載置部に載置した場合も、被加熱物の高さが同一となり、網体の面が何れになっても、被加熱物と上固定ヒータとの距離に変化が生じることはない。従って、被加熱物の加熱状態が網体の載置状態に影響されず一定となりいつも同じように調理仕上げにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施態様に係る調理器外観斜視図である。
【図2】 同調理器の側面概略断面図である。
【図3】 同調理器における第1及び第2の可動ヒータの要部平面図である。
【図4】 第1及び第2の可動ヒータを側面より視た側面図である。
【図5】 同調理器における駆動機構の上面概略図である。
【図6】 同駆動機構を側面より視た側面図である。
【図7】 第1及び第2の可動ヒータの他の実施態様を示す要部平面図である。
【図8】 他の実施態様の第1及び第2の可動ヒータを側面より視た側面図である。
【図9】 本発明の第2の実施態様に係る調理器の側面概略断面図である。
【図10】 本発明の第3の実施態様に係る調理器の側面概略断面図である。
【図11】 同第3の実施態様に係る調理器における上固定ヒータと可動ヒータの関係を示す概略平面図である。
【図12】 同第3の実施態様に係る調理器における調理網を示す斜視図である。
【図13】 同調理網を加熱室の棚受けに桟材を下方にして載置した状態を示す要部側面断面図である。
【図14】 同調理網を加熱室の棚受けに桟材を上方にして載置した状態を示す要部側面断面図である。
【図15】 従来の上固定ヒータを備えた調理器を示す側面断面図である。
【図16】 従来の可動ヒータを備えた調理器を示す側面断面図である。
【図17】 図16の従来の調理器における可動ヒータの要部を示す概略平面図である。
【図18】 従来の網体を示す斜視図である。
【図19】 従来の網体を加熱室内に桟材を下方にして載置した状態を示す要部側面断面図である。
【図20】 従来の網体を加熱室内に桟材を上方にして載置した状態を示す要部側面断面図である。
【符号の説明】
2 加熱室
3 上固定ヒータ
5 ターンテーブル
5a ターンテーブルモータ
7 反射板
8 被加熱物
9 入力キー
10 制御回路
11 網体
12 駆動機構
13 回転モータ
15 第1の減速歯車
16 プーリー
17 ベルト
18 第2の減速歯車
19 第3の減速歯車
20 第1の駆動歯車
21 第2の駆動歯車
22 重量検出手段
61 第1の可動ヒータ
62 第2の可動ヒータ
63 可動ヒータ

Claims (6)

  1. 加熱室と、
    管ヒータで形成され、回転軸部と、上記回転軸部に平行な発熱部と、上記発熱部と上記回転軸部とを連続させているアーム部とからなり、夫々の上記回転軸部を同一高さとなるように上記加熱室の内側壁面に回転自在に支持された第1、第2の可動ヒータと、
    上記回転軸部に接続され該回転軸部に回転力を与える駆動機構と、
    第1、第2の可動ヒータと上記駆動機構を制御する制御回路と、
    を備え、該制御回路の制御により上記駆動機構を介して第1、第2の可動ヒータを非加熱位置と加熱位置との間で回転する調理器において、
    第1、第2の可動ヒータを同一大きさで平面視が同一形状の管ヒータで形成するとともに第1、第2の可動ヒータを重ね合わせて配設し、かつこの重ね合わせ状態において両発熱部が同一高さになるように第1、第2の可動ヒータの相互に重なり合う部分を逆方向に屈曲させたことを特徴とする調理器。
  2. 加熱室と、
    上記加熱室の天井壁の一方半分側の適所に設置された上固定ヒータと、
    上記天井壁の他方半分側の適所に設置され、回転軸部と、発熱部と、上記発熱部と上記回転軸部とを連続させているアーム部とからなる可動ヒータと、
    上記加熱室内において上記上固定ヒータの下方に着脱可能に配置される調理棚と、
    上記回転軸部に接続され該回転軸部を介して上記可動ヒータを上記天井壁の他方半分側に位置する非加熱位置と上記上固定ヒータの下方に配置された上記調理棚の下面に対向する加熱位置との間を回転させる駆動機構と、
    上記上固定ヒータ、上記可動ヒータ及び上記駆動機構を制御する制御回路と、
    備え、上記制御回路は調理信号の入力があると上記駆動機構を介して上記可動ヒータを非加熱位置から加熱位置に回転移動させ上記可動ヒータが加熱位置に移動したとき上記上固定ヒータと上記可動ヒータとに通電するようにしたことを特徴とする調理器。
  3. 上記上固定ヒータへの通電を加熱調理終了の所定時間前に停止し、上記可動ヒータの加熱位置から非加熱位置への復帰動作を加熱調理終了と同時に開始するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の調理器。
  4. 該加熱室内の底部に設置されターンテーブルモータにて駆動されるターンテーブルと、上記ターンテーブル上に被加熱物の存在有無を検出する被加熱物検出手段を備え、上記被加熱物検出手段が上記ターンテーブル上に被加熱物が存在することを検出すると、上記制御回路は調理信号の入力に拘わらず上記駆動機構の駆動を実行させないようにしたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の調理器。
  5. 上記被加熱物検出手段を上記ターンテーブルにかかる被加熱物の重量を検出する重量検出手段で構成したことを特徴とする請求項4に記載の調理器。
  6. 上記調理棚は枠材に複数の桟材を橋着された網体から成り、上記加熱室内に設けられた載置部に載置されるとともに上記桟材が固着されていない上記網体両端部の断面中心と、上記桟材の断面中心とを同じ高さにしたことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の調理器。
JP16801498A 1998-06-16 1998-06-16 調理器 Expired - Fee Related JP3649591B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16801498A JP3649591B2 (ja) 1998-06-16 1998-06-16 調理器
US09/320,690 US6091057A (en) 1998-06-16 1999-05-27 Broiler oven
AU33914/99A AU718835B2 (en) 1998-06-16 1999-06-07 Cooker
KR10-1999-0022422A KR100383368B1 (ko) 1998-06-16 1999-06-15 조리기
EP99304706A EP0966180B1 (en) 1998-06-16 1999-06-16 Cooker
DE69916175T DE69916175T2 (de) 1998-06-16 1999-06-16 Kochgerät

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16801498A JP3649591B2 (ja) 1998-06-16 1998-06-16 調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000002435A JP2000002435A (ja) 2000-01-07
JP3649591B2 true JP3649591B2 (ja) 2005-05-18

Family

ID=15860215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16801498A Expired - Fee Related JP3649591B2 (ja) 1998-06-16 1998-06-16 調理器

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6091057A (ja)
EP (1) EP0966180B1 (ja)
JP (1) JP3649591B2 (ja)
KR (1) KR100383368B1 (ja)
AU (1) AU718835B2 (ja)
DE (1) DE69916175T2 (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6242716B1 (en) * 2000-03-30 2001-06-05 Donglei Wang Rapid roasting oven with movable heating elements
WO2002028144A1 (de) * 2000-09-29 2002-04-04 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Mikrowellengerät
FR2820194A1 (fr) * 2001-01-30 2002-08-02 Seb Sa Four de cuisson electrique a element chauffant pivotant
CN2516076Y (zh) * 2001-06-14 2002-10-16 徐海荣 面包片自动烤炉
US7565155B2 (en) 2002-04-10 2009-07-21 Networks In Motion Method and system for dynamic estimation and predictive route generation
US6723962B1 (en) 2002-07-02 2004-04-20 Sun Cupid Industries Ltd. Double deck toaster oven
KR20040047080A (ko) * 2002-11-29 2004-06-05 삼성전자주식회사 전자렌지 및 그 제어방법
US6878904B2 (en) * 2003-01-27 2005-04-12 Nicholas G. Verveniotis Grilling station
WO2004091260A1 (ja) * 2003-04-02 2004-10-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 高周波加熱装置
KR100512627B1 (ko) * 2003-04-28 2005-09-05 엘지전자 주식회사 전자레인지의 히터장치
JP2007046852A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
US7317174B2 (en) * 2006-04-12 2008-01-08 Tecnica International Limited Reconfigurable food heating apparatus
US20070262070A1 (en) * 2006-05-15 2007-11-15 Wen-Ching Lee Oven with movable element unit
ES2480490T3 (es) * 2006-06-09 2014-07-28 Arçelik Anonim Sirketi Horno
DE102006042433B4 (de) * 2006-09-09 2008-09-11 Markus Pietruska Toastgerät
US7973264B2 (en) * 2006-09-28 2011-07-05 Li George T C Toaster oven with low-profile heating elements
US8247752B2 (en) * 2007-10-09 2012-08-21 Acp, Inc. Combination cooking appliance including multiple microwave heating units with rotatable antennae
US20100044362A1 (en) * 2008-08-19 2010-02-25 Ya-Ping Huang Oven Having An Adjustable Effective Heating Space
DE102012003970B4 (de) * 2012-02-29 2013-09-05 Gronbach Forschungs- Und Entwicklungs Gmbh & Co. Kg Gargerät
KR101616649B1 (ko) * 2014-12-26 2016-04-28 신덕수 이동범위가 증대된 가열부를 구비하는 음식물 구이장치
CN104783677A (zh) * 2015-04-14 2015-07-22 金陵科技学院 一种新型的电烤箱
US10455983B2 (en) * 2015-09-10 2019-10-29 Prince Castle LLC Modular food holding system
DE102016206221A1 (de) * 2016-04-14 2017-10-19 BSH Hausgeräte GmbH Nahrungsmitteldruck-System mit einem verfahrbaren Heizelement
JP1562586S (ja) 2016-06-01 2016-11-07
KR102556536B1 (ko) * 2016-09-30 2023-07-17 삼성전자주식회사 조리 기기 및 조리 기기의 제어 방법
EP3522721A4 (en) * 2016-10-07 2020-11-25 Deshpande, Bipin Prabhakar OVEN SYSTEM
US20180224322A1 (en) * 2017-03-11 2018-08-09 Clarence Wheeler Universal appliance comprising weight sensing technology
CN107334387B (zh) * 2017-04-14 2023-08-18 宁波方太厨具有限公司 一种烤制烹饪设备
DE202017105946U1 (de) 2017-09-28 2018-01-09 Reamotion Gmbh Vorrichtung zum automatisierten Erhitzen und/oder Garen von Lebensmitteln
JP1599562S (ja) 2017-09-28 2018-03-12
US11045047B2 (en) 2017-11-10 2021-06-29 Ron's Enterprises, Inc. Variable capacity oven
EP3653936B1 (en) * 2018-11-16 2021-05-19 Vestel Elektronik Sanayi ve Ticaret A.S. An oven and method of operating
RU2720630C1 (ru) * 2019-07-12 2020-05-12 Сергей Васильевич Черненко Способ управления микроволновой печью
US12025320B2 (en) * 2020-12-15 2024-07-02 Arash Kani Moving heating element
USD1028607S1 (en) * 2022-09-07 2024-05-28 Shenzhen Typhur Technology Co., Ltd Cooking oven

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3281575A (en) * 1964-03-20 1966-10-25 Philco Corp Adjustable electric broiling apparatus
DE3135290A1 (de) * 1981-09-05 1983-03-24 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt Elektrischer ofen
JPS6071825A (ja) * 1983-09-28 1985-04-23 Sharp Corp 高周波加熱装置のヒ−タ電動装置
JPS60108907A (ja) * 1983-11-17 1985-06-14 Mitsubishi Electric Corp 数値制御装置
JPH0367931A (ja) * 1989-08-03 1991-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 調理器
JPH03144218A (ja) * 1989-10-27 1991-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JPH0497206A (ja) * 1990-08-10 1992-03-30 Anritsu Corp 半導体光素子
DE69428768T2 (de) * 1993-12-23 2002-08-01 Lg Electronics Inc., Seoul/Soul Mikrowellenofen
KR0139278Y1 (ko) * 1994-05-12 1999-03-20 김광호 전자렌지의 히터위치조절장치
JPH0979589A (ja) * 1995-09-12 1997-03-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理装置
US5704278A (en) * 1996-08-26 1998-01-06 Cross; Gloria Energy efficient high capacity rotary oven
US5664482A (en) * 1996-09-13 1997-09-09 Beltec International Hydrostatically-sealed atmospheric spiral spray cooker
US5845563A (en) * 1997-01-10 1998-12-08 Sunbeam Products, Inc. Rotisserie cooker

Also Published As

Publication number Publication date
EP0966180B1 (en) 2004-04-07
US6091057A (en) 2000-07-18
DE69916175T2 (de) 2005-03-17
EP0966180A3 (en) 2000-03-22
DE69916175D1 (de) 2004-05-13
JP2000002435A (ja) 2000-01-07
EP0966180A2 (en) 1999-12-22
AU718835B2 (en) 2000-04-20
AU3391499A (en) 1999-12-23
KR100383368B1 (ko) 2003-05-12
KR20000006197A (ko) 2000-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3649591B2 (ja) 調理器
CA2498675A1 (en) System for sensing the presence of a load in an oven cavity of a microwave cooking appliance
JP2004213976A (ja) 電子レンジ
JP5334938B2 (ja) 加熱調理器
JP5334939B2 (ja) 加熱調理器
JPH07101629B2 (ja) 電気調理器
JP2004184066A (ja) 電子レンジ及びその制御方法
JP2503851B2 (ja) 電気オ―ブン
JP5247783B2 (ja) 加熱調理器
JP4017534B2 (ja) 高周波加熱装置
JP3901350B2 (ja) 電子レンジ
JP5274531B2 (ja) 加熱調理器
KR20090062007A (ko) 조리기기
JPH0571744A (ja) 加熱調理器
JP2800652B2 (ja) 電子レンジ
JP2007263457A (ja) 加熱調理器
JPH08185967A (ja) 電子レンジ
JPH11166735A (ja) 電子レンジ
JPH118054A (ja) 加熱調理器および加熱調理方法
JP5409669B2 (ja) 加熱調理器
JP2023111087A (ja) 加熱調理器
JP2920789B2 (ja) 加熱調理器
JPH0755161A (ja) 加熱調理器
JPH03105122A (ja) 加熱調理器
JPH11159770A (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041027

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20041221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080225

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100225

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100225

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110225

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120225

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees