JP3648445B2 - Swivel work vehicle - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックホー等の旋回作業車に係り、より具体的には、該作業車のキャビンの天窓部に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
上下方向に屈折動作可能でかつ左右方向にスイング動作可能な作業装置（主としてバケット等の掘削装置）を有する旋回機台上に運転席を備え、この運転席を取り囲むキャビンを備えている旋回作業車（例えばバックホー）は、文献を挙げなくとも周知である。
この旋回作業車のキャビンにおいて、作業装置による作業状態の視認のためキャビンの天井板部に窓を形成し、作業中の土砂等が落下してもこれを受止めるようにした技術は、実開平６−１６１５８号公報（従来例の１）、特開平８−１４２７８５号公報（従来例の２）、特開平８−３０２７４０号公報（従来例の３）等で公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来例の１は、キャブガード（透視蓋体）を強度の大なる透視樹脂材であるポリカーボネート板で構成しているが、その板面に落下物が衝突すると、その衝撃力はフレーム枠にて担持するものであることから、強度が大であっても板面の傷付き、亀裂のおそれがあった。
従来例の２は、透視蓋体がガラス板であることから、従来例の１よりも亀裂のおそれは大きいものであった。
【０００４】
従来例の３は、構造が複雑で製作コストも高くつくし、可動ガード部がキャビンの天井部においてひさし状に張出しているとき、落下物が衝突すると、当該可動ガード部の変形が生じ易く、収容空間に収めることができなくなるという課題があった。
本発明は、運転席からの作業装置の視認が透視窓を介してできながら当該透視窓を閉塞する透視蓋体に落下物が衝突しても当該蓋体の割損、変形等を確実に防止できるようにしたことを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上下方向に屈折動作可能でかつ左右方向にスイング動作可能な作業装置６を有する旋回機台５上に運転席１８を備え、この運転席１８を取り囲むキャビン２０を備えている旋回作業車１において、前述の目的を達成するために次の技術的手段を講じている。
すなわち、請求項１に係る本発明では、前記運転席１８から作業装置６の作業状態を視認するための透視窓２４が前記キャビン２０の天井板部２２Ｄに形成され、この透視窓２４を閉塞する透視蓋体２５が備えられ、この透視蓋体２５を担持する桟材２６が透視窓２４に橋渡して備えられていることを特徴とするものである。
【０００６】
このような構成を採用したことにより、キャビン２０の天井板部２２Ｄに形成した透視窓２４を介して作業装置６の作業状態（状況）は運転席１８から視認でき、これによって作業装置６による例えば掘削作業、積降し作業等を効率よく行い得るのであり、特に、市街地等の狭小場所での作業を軽快にできるのである。一方、作業において透視蓋体２５に土砂等が落下しても、この蓋体２５は透視窓２４に橋渡した桟材２６にて担持されていることから、当該蓋体２５の変形、割損等を抑制できるのであり、キャビン２０としての耐久性を向上する。
【０００７】
前述した構成に加えて、透視蓋体２５を担持する桟材２６は透視窓２４の前後方向又は左右方向に橋渡して備えられ、左右方向又は前後方向の間隔を有して複数本備えられている。
このように桟材２６の複数本を間隔を有して橋渡していることにより、この桟材２６による透視蓋体２５の担持部分が多くなって該蓋体２５の割損および変形等が確実に防止されるし、この複数本の桟材２６によって透視窓２４の捻り剛性を増強できるのである。一方、桟材２６を透視窓２４の前後方向に橋渡ししたときは、前後方向の視覚性（視認性）が良好となるし、桟材２６を透視窓２４の左右方向に橋渡ししたときは、左右方向の視覚性（視認性）が良好となり、ここに、作業装置６を上下動又は左右方向に動作しても確実にその作業状態（作業状況）を確認できるのである。
【０００８】
更に、前述した構成に加えて、天井板部２２Ｄに形成された透視窓２４は、天井板部２２Ｄを凹設することで縁取りリブ２４Ａが形成されており、この縁取りリブ２４Ａと前記桟材２６とで透視蓋体２５を担持している。
このように天井板部２２Ｄを凹設（例えばプレス成形による凹設）することで縁取りリブ２４Ａを形成することによって、このリブ２４Ａが透視窓２４の周縁を枠組み（骨格体）することとなって全体に亘っての捻り剛性を向上できるし、透視蓋体２５の担持部分が多くなってこの割損、変形を確実に防止するのである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図１は本発明に係る旋回作業車の全体構成を示しており、図２は当該作業車のキャビンを示し、図３は図２のＡ−Ａ拡大断面を示している。
図１において、旋回作業車１は、左右のクローラで例示する走行装置２を備え、この走行装置２の支持体であるトラックフレーム３上に旋回軸受４を介して旋回機台５が縦軸心Ｏ−Ｏ廻りで全旋回（３６０°回転）するように支持されている。
【００１０】
旋回機台（旋回機体）５の一側には作業装置６が備えられており、図示の実施の形態では前後進可能な走行装置２の前進側（図１では左側）の旋回機台５の一側に作業装置６を有する。
作業装置６は上下方向に屈折動作可能でかつ左右方向にスイング動作（オフセット動作を含む）可能であり、図示の実施の形態ではバケット形（ショベル形）の掘削装置で示してある。
作業装置６は、旋回機台５の一側に縦方向（上下方向）の軸心を有するスイング軸７を介してスイングブラケット８を枢支して備え、このスイングブラケット８にブーム９の基部（下端）が横軸１０によって上下動自在に枢支されて起立され、ブーム９の先端（上端）にアーム１１が横軸１２によって屈折自在に枢支され、このアーム１１の先端に掻込み動作（伏抑動作）可能なバケット１３が備えられている。
【００１１】
ブーム９は伸縮自在なブームシリンダ１４で上下動され、アーム１１は伸縮自在なアームシリンダ１５で屈折動作され、バケット１３は伸縮自在なバケットシリンダ１６で伏抑動作され、ここに、作業装置６は上下方向に屈折動作可能とされてバケット１３による掘削動作及び積降し作業が可能であり、図示省略した伸縮自在なスイングシリンダによってスイングブラケット８を左右方向に動作させて、作業装置６を左右方向にスイング動作可能とされている。
旋回機台５上には、走行装置２、作業装置６等を制御する操縦装置１７と運転席１８が前後に備えられており、この運転操縦装置１９を取り囲むキャビン２０が備えられ、このキャビン２０は乗降口に開閉自在なドア２１を備えている。
【００１２】
キャビン２０は、図２で示すように鋼管又は板金材料等によって箱形に枠組みされたキャビンフレーム２２を備え、このキャビンフレーム２２の正面（前面）枠２２Ａにはフロントガラスが、左右側枠２２Ｂにはドア２１とサイドガラスが、背面（後面）枠にはリヤガラスがそれぞれ備えられており、天井枠２２Ｃには天井板部２２Ｄが備えられ、この天井板部２２Ｄに本発明の主要部である天窓装置２３が備えられている。
天窓装置２３は、天井板部２２Ｄのほぼ全体（全面）に亘って構成することができるが、図示の実施の形態では、前側に片寄った位置に備えられることによって、図１で示すように運転者Ｑのヘッドクリアランスを確保できながら、天井板部２２Ｄの後側内面にエアコン装置等が装備可能とされている。
【００１３】
図２および図３を参照して天窓装置２３の第１の実施形態を説明する。
キャビン２０の天井板部２２Ｄには前記運転席１８から作業装置６の作業状態（作業状況）を直接又は間接的に視認するための透視窓２４が形成され、この透視窓２４を閉塞する透視蓋体２５を備えて天窓装置２３が主構成されている。
透視窓２４は、天井板部２２Ｄのほぼ全面に亘る方形状の窓として開口しても良いが、図示の実施の形態においては、天井板部２２Ｄの前側寄りに平面視で方形状として開口されている。
【００１４】
透視窓２４には桟材２６が橋渡して備えられ、この桟材２６によって透視窓２４を閉塞する透視蓋体２５を担持可能としており、この桟材２６は１本を橋渡しても良いが、桟材２６の長手方向を前後方向の向きとして左右方向に間隔をおいて互いに平行として複数本が備えられ、ここに、透視窓２４を開口したことによる天井板部２６Ｄの捻り剛性が確保されているとともに、方形状の透視窓２４を前後方向に長い複数の方形状の透視部を左右方向に区画し、作業装置６の前方上方への視認性を確保している。
【００１５】
桟材２６を橋渡している透視窓２４は、天井板部２２Ｄが板金製であるときには、プレス成形又はレーザーカット成形によって開口を製作することができる。
勿論、天井板部２２Ｄの構成材料は、板金（金属板）材料に特定する必要はなく、キャビンフレーム２２を鋼管等のパイプ又は板金材料で作成して天井板部２２Ｄは硬質樹脂製、望ましくは、強化繊維入りの硬質樹脂製とすることも可能である。
また、桟材２６は透視窓２４の前後又は左右の縁部に橋渡し（架設）するとき、プレス成形の打抜きによって一体成形することが推奨されるが、透視窓２４を開口してその縁部に桟材２６の両端を溶接、ボルト止め等することによって橋渡し（架設）することもできる。
【００１６】
透視窓２４は天井板部２２Ｄを内方（キャビン室内側）にプレス成形によって凹設することにより、その開口部の周縁に縁取りリブ２４Ａを平板状に形成し、このリブ２４Ａに透視蓋体２５を両面接着テープでテープ（基板）が弾性を有する接着手段２７によって貼着し、このリブ２４Ａと桟材２６によって透視蓋体２５を担持している。
透視窓２４を前述したように縁取りリブ２４Ａを凹設することによって一体成形すれば、該窓２４を開口したことによる剛性低下は、リブ２４Ａが開口の周縁全体に形成されたことにより、剛性不足、特に、捻り剛性については大幅な剛性向上が期待できて有利となる。
【００１７】
また、縁取りリブ２４Ａについては、透視窓２４の下面に溶接することで形成することも可能であるが、プレス成形によって一体形成すると製作上（コストも含む）有利となる。
透視窓２４の凹部に透視蓋体２５を嵌入させて接着手段２７にて貼着したとき、蓋体２５の上面（外表面）と天井板部２２Ｄの上面（外表面）とは、図３で示すように面一とすることが、雨水等の流下性能を維持し、透視蓋体２５の外表面に雨水等が停留することもなく有利である。
【００１８】
すなわち、図６で示すように透視蓋体２５の周縁に弾性パッキン（弾性縁取り材）２５Ａを嵌着し、該パッキン２５Ａを介して透視窓２４の開口縁に装着することによって、透視蓋体２５を装着することも可能であるが、これであれば蓋体２５の外周囲等に雨水等が停留し易くなることから、図３で示すように面一となるように蓋体２５を装着することが有利となる。
但し、天井板部２２Ｄを例えば前下り傾斜状でかつ左右方向においては左右方向外方に下向傾斜状（弯曲状も含む）に形成することによって前方及び左右外方への雨水流下が可能であることから、図６に示すように蓋体２５を装着することも可能であり、このときは天井板部２２Ｄの前縁、左右側縁に雨樋を設けて流下してきた雨水を受け入れてこの雨樋を介して雨水を落水するように構成することが望ましい。
【００１９】
更に、図３（１）で示すように桟材２６を断面コ字形に形成したときは、その凹部にゴム、樹脂等の弾性緩衝体２６Ａを嵌入してこの弾性緩衝体２６Ａを介して透視蓋体２５を担持することが、衝撃緩和によって蓋体２５の変形、割れ、亀裂等を防止できて有利である。
また、桟材２６を平板状（帯板状）に形成したときでも、図３（２）で示すように、両面接着テープによる接着手段２７Ａを介在して担持させることができ、このときは、接着手段２７、２７Ａの基板（テープ）が弾性を有するときは、衝撃緩和を図ることができる。
【００２０】
図４は本発明の第２の実施の形態を示しており、基本構成は図２および図３（１）（２）を参照して既述した構成および作用と共通するので、共通部分は共通符号を援用して図示し、以下、相違する点につき説明する。
天窓装置２３を構成する透視窓２４には、桟材２６が前後方向に間隔をおいて左右方向において互いに平行として橋渡しされている。
従って、方形状の透視窓２４が左右方向に長い方形状の透視部を前後方向に区画されており、この透視窓２４に透視蓋体２５が桟材２６または／および縁取りリブ２４Ａによって担持されているのである。
【００２１】
この第２の実施の形態においては、前後に区画された透視部が左右方向に長い方形状であることから、作業装置６を左右方向にスイング又はオフセットしたときの視認性を良好にするのである。
図５は本発明の第３の実施形態であり、天井板部２２Ｄを段差部２２Ｄ−１を介して前方側を前下り状および／または左右外方下向傾斜状に凹設し、透視窓２４を覆うように透視蓋体２５を接着手段２７にて貼着したものである。
この第３の実施の形態のとき、開口において図示省略の桟材にて蓋体２５を担持することもできる。
【００２２】
なお、以上の実施の形態において、透視蓋体２５はポリカーボネート板のように強度の大なる透明（半透明も含む）樹脂材で作成したり、透明な強化ガラス板で作成することは自由であるし、また、透視蓋体２５の周縁に弾性縁取り材を装着したものであっても構わない。
【００２３】
【発明の効果】
本発明は以上の通りであり、作業装置の作業状態等を視認できながら、透視蓋体の変形、割れ、亀裂等を確実に防止した天窓装置を有するキャビンを備えた旋回作業車を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】旋回作業車の全体側面図である。
【図２】本発明の第１実施の形態を示すキャビンの斜視図である。
【図３】図２のＡ−Ａ拡大断面図であり、（１）は第１例、（２）は第２例である。
【図４】本発明の第２実施の形態を示すキャビンの斜視図である。
【図５】本発明の第３実施の形態を示す要部の断面図である。
【図６】本発明の比較例を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
１ 旋回作業車
５ 旋回機台
６ 作業装置
２０ キャビン
２３ 天窓装置
２４ 透視窓
２５ 透視蓋体
２６ 桟材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a turning work vehicle such as a backhoe, and more specifically to a skylight portion of a cabin of the work vehicle.
[0002]
[Prior art]
A swivel work vehicle having a driver's seat on a swivel base having a working device (mainly excavating device such as a bucket) that can be bent in the vertical direction and swingable in the left / right direction, and has a cabin surrounding the driver's seat. (For example, backhoes) are well known without reference.
In the cabin of this turning work vehicle, the technology that forms a window on the ceiling plate of the cabin for visually confirming the working state by the working device, and accepts this even if the earth and sand during work falls, No. 6-16158 (conventional example 1), JP-A-8-142785 (conventional example 2), JP-A-8-302740 (conventional example 3), and the like.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional example 1, the cab guard (transparent lid) is made of a polycarbonate plate which is a transparent resin material with high strength. When a fallen object collides with the plate surface, the impact force is applied to the frame frame. Since it was supported, there was a risk of scratches and cracks on the plate surface even when the strength was high.
In Conventional Example 2, since the transparent lid is a glass plate, the risk of cracking was greater than in Conventional Example 1.
[0004]
In the conventional example 3, the structure is complicated and the manufacturing cost is high, and when the movable guard part is projected in an eaves shape on the ceiling of the cabin, if the falling object collides, the movable guard part is likely to be deformed and accommodated. There was a problem that it was impossible to fit in the space.
The present invention reliably prevents breakage, deformation, etc. of the lid even if a fallen object collides with the fluoroscopic lid that closes the fluoroscopic window while the work device can be viewed from the driver's seat. The purpose is to make it possible.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes a driver's seat 18 on a swivel base 5 having a working device 6 that can be bent in the vertical direction and swingable in the left / right direction, and has a cabin 20 that surrounds the driver's seat 18. In the vehicle 1, the following technical means are taken in order to achieve the above-mentioned object.
That is, in the present invention according to claim 1, a see-through window 24 for visually confirming the working state of the work device 6 from the driver's seat 18 is formed in the ceiling plate portion 22 </ b> D of the cabin 20, and the see-through window 24 is closed. A see-through lid 25 is provided, and a crosspiece 26 carrying the see-through lid 25 is provided to bridge the see-through window 24.
[0006]
By adopting such a configuration, the working state (situation) of the working device 6 can be visually recognized from the driver's seat 18 through the see-through window 24 formed in the ceiling plate portion 22D of the cabin 20. Excavation work, unloading work, etc. can be performed efficiently, and in particular, work in narrow places such as urban areas can be lightened. On the other hand, even if earth or sand falls on the see-through lid 25 in the work, the lid 25 is supported by the crosspiece 26 bridged to the see-through window 24, so that the lid 25 is deformed or damaged. As a result, the durability of the cabin 20 is improved.
[0007]
In addition to the above-described configuration, it crosspieces 26 carrying the observing lid 25 is provided Te bridging the longitudinal direction or the lateral direction of the transparent window 24, that feature a plurality of a distance between the right and left direction or the front-rear direction .
By bridging a plurality of the crosspieces 26 with an interval in this way, the carrying part of the see-through lid 25 by the crosspieces 26 increases, and the breakage and deformation of the lid 25 are ensured. The twisted rigidity of the transparent window 24 can be enhanced by the plurality of crosspieces 26. On the other hand, when the crosspiece 26 is bridged in the front-rear direction of the see-through window 24, the visibility (visibility) in the front-rear direction is good, and when the crosspiece 26 is bridged in the left-right direction of the see-through window 24, The visibility (visibility) of the direction becomes good, and the working state (working situation) can be surely confirmed even when the working device 6 is moved up and down or in the left-right direction.
[0008]
Further, in addition to the above-described configuration, the see-through window 24 formed in the ceiling plate portion 22D has a rim rib 24A formed by recessing the ceiling plate portion 22D, and the rim rib 24A and the crosspiece 26 are formed. the perspective lid 25 that are supported by the.
Thus, the rib 24A forms a frame (skeleton) around the periphery of the transparent window 24 by forming the edge rib 24A by recessing the ceiling plate portion 22D (for example, by recessing by press molding). The overall torsional rigidity can be improved, and the carrying part of the fluoroscopic lid 25 increases, and this breakage and deformation are reliably prevented.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an overall configuration of a turning work vehicle according to the present invention, FIG. 2 shows a cabin of the work vehicle, and FIG. 3 shows an AA enlarged cross section of FIG.
In FIG. 1, a turning work vehicle 1 includes a traveling device 2 exemplified by left and right crawlers, and a revolving machine base 5 is disposed on a track frame 3 that is a support body of the traveling device 2 via a turning bearing 4. It is supported so as to make a full turn (360 ° rotation) around OO.
[0010]
A work device 6 is provided on one side of the swivel base (swivel machine body) 5. In the illustrated embodiment, the swivel base 5 on the forward side (left side in FIG. 1) of the traveling device 2 that can move forward and backward is provided. A working device 6 is provided on one side.
The working device 6 can be bent in the vertical direction and can swing in the horizontal direction (including an offset operation). In the illustrated embodiment, the working device 6 is a bucket type (excavator type) excavator.
The work device 6 includes a swing bracket 8 pivotally supported on one side of the swivel base 5 via a swing shaft 7 having a longitudinal (vertical) axis, and the base of the boom 9 ( The lower end is pivotally supported by the horizontal shaft 10 so as to be movable up and down, and the arm 11 is pivotally supported by the horizontal shaft 12 at the distal end (upper end) of the boom 9. The bucket 13 is provided.
[0011]
The boom 9 is moved up and down by a telescopic boom cylinder 14, the arm 11 is bent by a telescopic arm cylinder 15, and the bucket 13 is bent down by a telescopic bucket cylinder 16. The refracting operation is possible in the vertical direction, and excavation operation and loading / unloading work by the bucket 13 is possible. The swing bracket 8 is moved in the left-right direction by an extendable swing cylinder (not shown), and the work device 6 is moved in the left-right direction. Swing operation is possible.
On the swivel base 5, a steering device 17 that controls the traveling device 2, the working device 6, and the like and a driver's seat 18 are provided at the front and rear, and a cabin 20 that surrounds the driving control device 19 is provided. Has a door 21 that can be freely opened and closed at the entrance.
[0012]
As shown in FIG. 2, the cabin 20 includes a cabin frame 22 that is framed in a box shape by a steel pipe or a sheet metal material. The front (front) frame 22A of the cabin frame 22 has a windshield and left and right side frames 22B. The door 21 and the side glass are provided, and the rear (rear) frame is provided with a rear glass, and the ceiling frame 22C is provided with a ceiling plate portion 22D. The ceiling plate portion 22D is a skylight device which is a main part of the present invention. 23 is provided.
The skylight device 23 can be configured over substantially the entire ceiling plate portion 22D (entire surface). However, in the illustrated embodiment, the skylight device 23 can be operated as shown in FIG. It is possible to equip the rear inner surface of the ceiling plate portion 22D with an air conditioner or the like while ensuring the head clearance of the person Q.
[0013]
A first embodiment of the skylight device 23 will be described with reference to FIGS. 2 and 3.
A see-through window 24 for directly or indirectly recognizing the work state (work situation) of the work device 6 from the driver's seat 18 is formed in the ceiling plate portion 22D of the cabin 20, and a see-through lid for closing the see-through window 24 is formed. A skylight device 23 is mainly composed of a body 25.
The see-through window 24 may be opened as a rectangular window over almost the entire surface of the ceiling plate portion 22D. However, in the illustrated embodiment, the see-through window 24 is opened as a square shape in plan view near the front side of the ceiling plate portion 22D. ing.
[0014]
The see-through window 24 is provided with a crosspiece 26 that bridges, and the crosspiece 26 can carry a see-through lid 25 that closes the see-through window 24, and this crosspiece 26 may bridge one piece. A plurality of materials 26 are provided parallel to each other with the longitudinal direction of the material 26 in the front-rear direction and spaced in the left-right direction, and the torsional rigidity of the ceiling plate portion 26D due to the opening of the see-through window 24 is secured here. At the same time, the rectangular see-through window 24 is divided into a plurality of rectangular see-through portions that are long in the front-rear direction in the left-right direction, and the front upper visibility of the work device 6 is ensured.
[0015]
When the ceiling plate portion 22D is made of sheet metal, the see-through window 24 that bridges the crosspieces 26 can have an opening formed by press molding or laser cut molding.
Of course, the constituent material of the ceiling plate portion 22D does not need to be specified as a sheet metal (metal plate) material, and the cabin frame 22 is made of a pipe such as a steel pipe or a sheet metal material, and the ceiling plate portion 22D is preferably made of a hard resin. It is also possible to make a hard resin containing reinforcing fibers.
In addition, it is recommended that the crosspiece 26 is integrally formed by punching when the bridge member 26 is bridged (constructed) to the front and rear or the left and right edges of the transparent window 24. However, the transparent window 24 is opened to the edge. It can also be bridged (built) by welding, bolting, etc. both ends of the crosspiece 26.
[0016]
The see-through window 24 is formed by recessing the ceiling plate portion 22D inwardly (inside the cabin interior) by press molding, thereby forming a rim rib 24A on the periphery of the opening in a flat plate shape. The see-through lid 25 is formed on the rib 24A. The tape (substrate) is adhered by an adhesive means 27 having elasticity with a double-sided adhesive tape, and the transparent lid body 25 is supported by the ribs 24A and the crosspieces 26.
If the see-through window 24 is integrally formed by recessing the rim rib 24A as described above, the rigidity reduction due to the opening of the window 24 is insufficient because the rib 24A is formed on the entire periphery of the opening. In particular, with regard to torsional rigidity, a significant improvement in rigidity can be expected, which is advantageous.
[0017]
The edge rib 24A can be formed by welding to the lower surface of the see-through window 24. However, if it is integrally formed by press molding, it is advantageous in production (including cost).
When the see-through lid 25 is inserted into the recess of the see-through window 24 and attached by the bonding means 27, the upper surface (outer surface) of the lid 25 and the upper surface (outer surface) of the ceiling plate portion 22D are shown in FIG. As shown in the figure, it is advantageous to maintain the flow-through performance of rainwater and the like so that rainwater or the like does not stay on the outer surface of the fluoroscopic lid 25.
[0018]
That is, as shown in FIG. 6, an elastic packing (elastic edging material) 25A is fitted to the periphery of the fluoroscopic lid 25, and is attached to the opening edge of the fluoroscopic window 24 via the packing 25A. However, in this case, rainwater or the like is likely to stop around the outer periphery of the lid body 25, so the lid body 25 is mounted so as to be flush with each other as shown in FIG. Is advantageous.
However, for example, the ceiling plate 22D is inclined forward and downward, and in the left-right direction, by forming a downwardly inclined shape (including a curved shape) outward in the left-right direction, it is possible to flow rainwater forward and left and right outwards. Therefore, as shown in FIG. 6, it is possible to attach the lid 25. At this time, the raindrops flowing down with rain gutters provided on the front edge and the left and right side edges of the ceiling plate portion 22D are received. It is desirable that the rainwater is dropped through the gutter.
[0019]
Further, when the crosspiece 26 is formed in a U-shaped cross section as shown in FIG. 3 (1), an elastic buffer body 26A such as rubber or resin is fitted into the recess, and the fluoroscopic lid 26A is inserted through the elastic buffer body 26A. It is advantageous to carry the body 25 because deformation, cracking, cracking, and the like of the lid body 25 can be prevented by impact relaxation.
Further, even when the crosspiece 26 is formed in a flat plate shape (strip plate shape), as shown in FIG. 3 (2), it can be supported via an adhesive means 27A using a double-sided adhesive tape. When the substrate (tape) of the bonding means 27, 27A has elasticity, the impact can be reduced.
[0020]
FIG. 4 shows a second embodiment of the present invention, and the basic configuration is the same as the configuration and operation described with reference to FIGS. 2 and 3 (1) and (2). The reference numerals are used for illustration, and different points will be described below.
A crosspiece 26 is bridged to the see-through window 24 constituting the skylight device 23 so as to be parallel to each other in the left-right direction at intervals in the front-rear direction.
Accordingly, the rectangular-shaped see-through window 24 has a rectangular-shaped see-through portion that is long in the left-right direction and is partitioned in the front-rear direction. It is.
[0021]
In the second embodiment, since the front and rear see-through sections have a rectangular shape that is long in the left-right direction, the visibility when the working device 6 is swung or offset in the left-right direction is improved. .
FIG. 5 shows a third embodiment of the present invention, in which a ceiling plate portion 22D is recessed in a front-down shape and / or a left-right outwardly-inclined shape through a step portion 22D-1, and a perspective window The see-through lid 25 is pasted by the bonding means 27 so as to cover 24.
In the case of the third embodiment, the lid body 25 can also be carried by the crosspiece not shown in the opening.
[0022]
In the above embodiment, the transparent lid 25 can be made of a transparent (including translucent) resin material having a high strength, such as a polycarbonate plate, or a transparent tempered glass plate. In addition, an elastic edging material may be attached to the periphery of the fluoroscopic lid 25.
[0023]
【The invention's effect】
The present invention is as described above, and it is possible to provide a turning work vehicle including a cabin having a skylight device that can reliably prevent deformation, cracking, cracking, and the like of the see-through lid while visually confirming the working state of the working device.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view of a turning work vehicle.
FIG. 2 is a perspective view of the cabin showing the first embodiment of the present invention.
3 is an AA enlarged cross-sectional view of FIG. 2, wherein (1) is a first example and (2) is a second example.
FIG. 4 is a perspective view of a cabin showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a main part showing a third embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a main part showing a comparative example of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Turning work vehicle 5 Swivel machine stand 6 Working device 20 Cabin 23 Skylight device 24 Transparent window 25 Transparent lid body 26 Crosspiece

Claims (2)

上下方向に屈折動作可能でかつ左右方向にスイング動作可能な作業装置（６）を有する旋回機台（５）上に運転席（１８）を備え、この運転席（１８）を取り囲むキャビン（２０）を備えている旋回作業車（１）において、
前記運転席（１８）から作業装置（６）の作業状態を視認するための透視窓（２４）が前記キャビン（２０）の天井板部（２２Ｄ）に形成され、この透視窓（２４）は天井板部（２２Ｄ）を凹設することで周囲に縁取りリブ（２４Ａ）を有し、しかも、該縁取りリブ（２４Ａ）の前後方向又は左右方向間に橋渡し状態で複数本の桟材（２６）が左右方向又は前後方向の間隔を有して形成され、
この透視窓（２４）を閉塞する透視蓋体（２５）が前記透視窓（２４）に該透視蓋体（２５）の上面と天井板部（２２Ｄ）の上面とが面一となるように嵌め込まれ、該透視蓋体（２５）の周縁を前記縁取りリブ（２４Ａ）に接着手段（２７）によって貼着すると共に、該透視蓋体（２５）の周縁より内方を前記桟材（２６）に弾性緩衝体（２６Ａ）を介在させて担持させたことを特徴とする旋回作業車。A cabin (20) provided with a driver's seat (18) on a swivel base (5) having a working device (6) capable of refraction in the vertical direction and swinging in the horizontal direction, and surrounding the driver's seat (18) In a turning work vehicle (1) comprising:
A see-through window (24) for visually recognizing the working state of the work device (6) from the driver seat (18) is formed in the ceiling plate portion (22D) of the cabin (20), and the see-through window (24) is a ceiling. The plate portion (22D) is recessed to have a peripheral rib (24A) around it, and a plurality of crosspieces (26) are bridged between the front and rear direction or the horizontal direction of the peripheral rib (24A). It is formed with an interval in the left-right direction or the front-rear direction,
The see-through lid (25) that closes the see-through window (24) is fitted into the see-through window (24) so that the upper surface of the see-through lid (25) and the upper surface of the ceiling plate (22D) are flush with each other. Then, the peripheral edge of the fluoroscopic lid (25) is adhered to the rim rib (24A) by the adhesive means (27), and the inner side of the peripheral edge of the fluoroscopic lid (25) is attached to the crosspiece (26). A turning work vehicle characterized by being supported with an elastic buffer (26A) interposed therebetween . 上下方向に屈折動作可能でかつ左右方向にスイング動作可能な作業装置（６）を有する旋回機台（５）上に運転席（１８）を備え、この運転席（１８）を取り囲むキャビン（２０）を備えている旋回作業車（１）において、
前記運転席（１８）から作業装置（６）の作業状態を視認するための透視窓（２４）が前記キャビン（２０）の天井板部（２２Ｄ）に形成され、この透視窓（２４）は天井板部（２２Ｄ）を凹設することで周囲に縁取りリブ（２４Ａ）を有し、しかも、該縁取りリブ（２４Ａ）の前後方向又は左右方向間に橋渡し状態で複数本の桟材（２６）が左右方向又は前後方向の間隔を有して形成され、
この透視窓（２４）を閉塞する透視蓋体（２５）が前記透視窓（２４）に該透視蓋体（２５）の上面と天井板部（２２Ｄ）の上面とが面一となるように嵌め込まれ、該透視蓋体（２５）の周縁を前記縁取りリブ（２４Ａ）に接着手段（２７）によって貼着すると共に、該透視蓋体（２５）の周縁より内方を前記桟材（２６）に接着手段（２７Ａ）を介して担持させたことを特徴とする旋回作業車。 A cabin (20) provided with a driver's seat (18) on a swivel base (5) having a working device (6) capable of refraction in the vertical direction and swinging in the horizontal direction, and surrounding the driver's seat (18) In a turning work vehicle (1) comprising:
A see-through window (24) for visually recognizing the working state of the work device (6) from the driver seat (18) is formed in the ceiling plate portion (22D) of the cabin (20), and the see-through window (24) is a ceiling. The plate portion (22D) is recessed to have a peripheral rib (24A) around it, and a plurality of crosspieces (26) are bridged between the front and rear direction or the horizontal direction of the peripheral rib (24A). It is formed with an interval in the left-right direction or the front-rear direction,
The see-through lid (25) that closes the see-through window (24) is fitted into the see-through window (24) so that the upper surface of the see-through lid (25) and the upper surface of the ceiling plate (22D) are flush with each other. Then, the peripheral edge of the fluoroscopic lid (25) is adhered to the rim rib (24A) by the adhesive means (27), and the inner side of the peripheral edge of the fluoroscopic lid (25) is attached to the crosspiece (26). A turning work vehicle characterized in that it is carried via an adhesive means (27A) .

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