JP3647720B2 - 回転センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マグネットリングの回転を磁電変換素子で検出する回転センサに関し、詳しくは、マグネットリングの駆動軸と回転部とを結合する差込みキーを有する回転センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
に、従来の車速検出用の回転センサの構造を示している。センサ本体部1内に軸受け2が嵌合され、センサ本体部1内の突出段部12上に固着されている。この軸受け2に回転自在に駆動軸3が挿入されている。駆動軸3は、中空筒状のもので、上端の加締部4によりマグネットリング5の取付板6に固着されている。
【0003】
駆動軸3の下部には、回転伝達用の差込みキー7が取付けられている。この差込みキー7は、キー8が設けられた軸本体部9と、この軸本体部9の先端に形成された小径軸部10とで構成され、小径軸部10が駆動軸3内に挿入される。
【0004】
に示すように、小径軸部10の端面に形成されている凹部28にタガネ30を打ちつけることにより、小径軸部10の先端に加締部29を形成している。
差込みキー7が駆動軸3から下方に抜けようとすると、加締部29が駆動軸3のテーパ段部3aに当たり、差込みキー7の抜けが防止されるようになっている。
【0005】
センサ本体部1の下端部に形成されたねじ部23は、車両のトランスミッションブッシュ部24にねじ込まれ、トランスミッション30と差込みキー7とが接続される。センサ本体部1とこのトランスミッションブッシュ部24との間のシール性を保つため、鋼製の固定部材25と、鋼板にゴムを焼き付けたパッキン26とを加締により一体化したパッキンアッシー27を接着剤によりセンサ本体部1に固着している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、差込みキー7に加締部29を形成する構造では、差込みキー7に加締用の凹部28を形成する必要があるため、部品コストがその分高くなると共に、加締工程を行うため、組付け工程の管理費が高くなる。
【0007】
また、パッキン組付け工程が回転センサ製造工程から外れ、別途パッキン組付け工程を追加する必要がある。このように、従来は、部品コスト、組付けコストが高く、結果的に製造コストが高くなるという問題がある。
【0008】
本発明は、上述の点に着目してなされたもので、差込みキーの加締を行うことなく抜け防止を可能とし、安価で信頼性の高い回転センサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、マグネットリングが固着される駆動軸に回転伝達用の差込みキーを結合した回転センサであって、筒状体の基部に内及び外フランジ部が形成され、該筒状体の先端外周縁には係止爪が形成された止めリングを備え、前記差込みキーに形成されたつば部の外側に前記筒状体を挿入し、前記係止爪をセンサ本体部の内周に突出した突出段部の内周に係止させ、前記外フランジ部をパッキンを介して前記突出段部の下面に係止させ、前記内フランジ部と前記つば部との係止で前記差込みキーの抜けを防止するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
このため、請求項1記載の発明では、止めリングで差込みキーの抜けが防止でき、加締工程及び加締用の凹部が不要となり、部品コスト及び組付けコストが低減する。
【0014】
また、請求項記載の発明では、止めリングの挿入の際センサ本体部の突出段部との間にパッキンを介在させるだけでパッキンの取付けが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図と同一部材または同一機能のものは同一符号で示している。
【0016】
図1は、本発明の回転センサの第1実施の形態を示すもので、センサ本体部1内には、軸受け2が嵌合され、センサ本体部1内の突出段部12上に固着されている。この軸受け2に回転自在に駆動軸3が挿入されている。駆動軸3は、中空筒状のもので、上端の加締部4によりマグネットリング5の取付板6を固着している。この軸受け2とマグネットリング5との間には、制動用マグネットリング13が取付けられている。取付板6と軸受けの間にはパッキン22およびワッシャ31が設けられている。
【0017】
駆動軸3の下部には、差込みキー7が取付けられている。そして、従来と同様にセンサ本体部1の下端部に形成されたねじ部23は、車両のトランスミッションブッシュ部24にねじ込まれ、トランスミッション30と差込みキー7とが接続される。この差込みキー7は、キー8が設けられた軸本体部9と、この軸本体部9の先端に形成された小径軸部10と、この軸本体部9と小径軸部10の境界の部分に形成されたつば部11とで構成され(図参照)、小径軸部10は、駆動軸3内に挿入されている。そして、差込みキー7の抜けを防止するための止めリング15が以下のように取付けられている。
【0018】
この止めリング15は、弾性のある樹脂で形成されたもので、図に示すように、縦方向の溝16で分割された円筒状の筒状体17を有し、この筒状体17の基部には、内フランジ部18と外フランジ部19とが形成され、上端外周縁に係止爪14が形成された構造のものである。
【0019】
図1に示すように、差込みキー7の小径軸部10を駆動軸3内に挿入した後、止めリング15を下方から挿入すると、筒状体17がつば部11の外側に挿入され、センサ本体部1の突出段部12の内周に形成された凸縁部12aに係止爪14が係止され、外フランジ部19が突出段部12の下面に係止される。
【0020】
なお、筒状体17と軸受け2と間には、パッキン20が介在されている。差込みキー7は、抜ける方向に移動すると、そのつば部11が止めリング15の内フランジ部18に係止されて抜けが防止される。
【0021】
以上のように、本実施の形態では、止めリング15をセンサ本体部1に嵌め込むだけで差込みキー7の抜けが防止でき、したがって、従来の加締工程も加締用の凹部28も不要となり、部品コストおよび組付けコストが低減する。
【0022】
また本実施の形態では、外フランジ部19と突出段部12の下面との間にパッキン21を介在させている。このため本実施の形態では、止めリング15の挿入時にセンサ本体部1の突出段部12との間にパッキン21を介在させるだけでパッキン21の取付けが可能となり、従来のパッキンアッシー27およびパッキンアッシー接着工程が不要となり、部品コストおよび組付けコストが低減する。
【0023】
【発明の効果】
以上、詳述したように、請求項1記載の発明によれば、差込みキーに形成されたつば部の外側に止めリングを挿入してセンサ本体の突出段部に係止させ、この止めリングとつば部との係止で抜けを防止するようにしたので、止めリングのみで差込みキーの抜けが防止でき、差込みキーには加締用の凹部が不要であり、また、加締工程も不要であるため、部品コストおよび組付けコストが低減できる。
【0025】
また、請求項記載の発明によれば、止めリングとセンサ本体部との間にパッキンを介在させたので、止めリングの組付け時にセンサ本体部との間にパッキンを介在させるだけでパッキンの取付けが可能となり、別途のパッキン組付け工程が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の回転センサの実施の形態を示す要部の縦断側面図である。
【図2】 止めリングの斜視図である。
【図3】 差込みキーの側面図である
【図4】 従来の回転センサの要部の縦断側面図である
【図5】 従来の回転センサの差込みキー抜け防止構造の製造工程図である
【符号の説明】
1 センサ本体部
3 駆動軸
5 マグネットリング
7 差込みキー
11 つば部
12 突出段部
14 係止爪
16 溝
17 筒状体
18 内フランジ部
19 外フランジ部
21 パッキン

Claims (1)

  1. マグネットリングが固着される駆動軸に回転伝達用の差込みキーを結合した回転センサであって、
    筒状体の基部に内及び外フランジ部が形成され、該筒状体の先端外周縁には係止爪が形成された止めリングを備え、前記差込みキーに形成されたつば部の外側に前記筒状体を挿入し、前記係止爪をセンサ本体部の内周に突出した突出段部の内周に係止させ、前記外フランジ部をパッキンを介して前記突出段部の下面に係止させ、前記内フランジ部と前記つば部との係止で前記差込みキーの抜けを防止するようにしたことを特徴とする回転センサ。
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