JP3647708B2 - 磁気ヘッド浮上量異常検出方法、データ書込方法およびハード・ディスク・ドライブ装置 - Google Patents

磁気ヘッド浮上量異常検出方法、データ書込方法およびハード・ディスク・ドライブ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ハード・ディスク・ドライブ(HDD;hard disk drive )装置の書込動作時に磁気ヘッドの浮上量の異常を検出する磁気ヘッド浮上量異常検出方法、この磁気ヘッド浮上量異常検出方法を使用して書込データの損傷を防止するデータ書込方法、及び、これらの方法を実現するハード・ディスク・ドライブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
HDD装置では、磁気ヘッドを有するヘッドスライダをサスペンションアームの先端部分に取り付け、このサスペンションアームを磁気ディスクの記録面と平行な平面上で旋回させることで、磁気ヘッドを磁気ディスクの略半径方向に移動させ、磁気ディスクの任意の位置のデータをアクセスする。
【0003】
ヘッドスライダは、磁気ディスクの回転により形成される、いわゆる空気ベアリング(air bearing )に乗って浮上する一方、この浮上力に対抗するようにサスペンションアームに弾性的に支持される。これにより、ヘッドスライダおよび磁気ディスクは、互いに接触せずに近接し、これらの間の距離が略一定に保たれる。ヘッドスライダと磁気ディスクとの間の距離は、磁気ヘッドの浮上量(fly height)と呼ばれる。
【0004】
HDD装置の運転中に磁気ヘッドの浮上量が異常に高くなる場合がある。この現象は、磁気ディスクの突起(thermal asperity)や塵埃による空気ベアリングの乱れや、外部からの衝撃等により起こると考えられている。磁気ヘッドが異常に高く浮上すると、磁気ヘッドにより再生される信号のレベルが低下する。このときに書込動作が行われると、エラーが検出されずに書込動作が終了したにもかかわらず、データが正しく記録されないこともある。正しく記録されなかったデータは、読出動作時におけるエラー訂正機能を用いても回復できない場合もある。
【0005】
このような書込動作時におけるデータの損傷を防止するため、サーボ信号の出力波形に基づいて磁気ヘッドの浮上量の異常を検出する方法が提案されている。磁気ヘッドの浮上量が異常に高くなると、磁気ヘッドにより再生され、増幅器により増幅される再生信号の高周波特性が悪化する。例えば、サーボ信号の振幅が同じとすると、図13(a)に示される、浮上量が正常なときの出力波形は、図13(b)に示されるように、その幅が大きくなり、面積も増加する。そこで、従来の方法では、サーボ信号の出力波形のピーク値(振幅)および面積を測定し、これらの値の比をとることで、磁気ヘッドの浮上量の変動を検出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようにサーボ信号の出力波形のピーク値(振幅)と面積との比から磁気ヘッドの浮上量の異常を検出する従来のHDD装置では、出力波形のピーク値を測定する回路および出力波形の面積を測定する回路の両方の回路が新たに必要になるため、装置が高価になるといった問題があった。
【0007】
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、簡易な方法により磁気ヘッドの浮上量の異常を検出する方法、この検出方法を使用したデータ書込方法、および、これらの方法を実現するHDD装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る磁気ヘッド浮上量異常検出方法は、磁気ヘッドにより磁気ディスクにデータを書き込む書込動作が開始されたとき、前記磁気ディスクにあらかじめ記録されたサーボ信号を前記磁気ヘッドにより再生する再生工程と、前記再生工程で前記磁気ヘッドにより再生されたサーボ信号の先頭部分に基づいて当該サーボ信号のゲインを決定し、決定されたゲインに従って前記再生工程で再生された前記先頭部分に後続する部分のサーボ信号を増幅する増幅工程と、前記増幅工程で増幅されたサーボ信号のゲインまたは振幅を基準値と比較して、前記磁気ヘッドの浮上量の異常を検出する浮上量異常検出工程とを含むことを特徴とするものである。
【0009】
また、この発明に係るデータ書込方法は、磁気ヘッドにより磁気ディスクにデータを書き込む書込動作が開始されたとき、前記磁気ディスクにあらかじめ記録されたサーボ信号を前記磁気ヘッドにより再生する再生工程と、前記再生工程で前記磁気ヘッドにより再生されたサーボ信号の先頭部分に基づいて当該サーボ信号のゲインを決定し、決定されたゲインに従って前記再生工程で再生された前記先頭部分に後続する部分のサーボ信号を増幅する増幅工程と、前記増幅工程で増幅されたサーボ信号のゲインまたは振幅を基準値と比較して、前記磁気ヘッドの浮上量の異常を検出する浮上量異常検出工程と、前記浮上量異常検出工程で磁気ヘッドの浮上量の異常が検出されたとき、前記書込動作を中止させる書込動作中止制御工程とを含むことを特徴とするものである。
【0010】
また、この発明に係るハード・ディスク・ドライブ装置は、回転駆動される磁気ディスクと、前記磁気ディスクにデータを記録するとともに、前記磁気ディスクに記録されたデータを再生する磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドにより前記磁気ディスクにデータを書き込む書込動作が開始されたとき、前記磁気ヘッドにより前記磁気ディスクにあらかじめ記録されたサーボ信号を再生させるサーボ信号再生制御手段と、前記サーボ信号再生制御手段からの制御命令に従って前記磁気ヘッドにより再生されたサーボ信号の先頭部分に基づいて当該サーボ信号のゲインを決定し、決定されたゲインに従って前記先頭部分に後続する部分のサーボ信号を増幅する増幅器と、前記増幅器により増幅されたサーボ信号のゲインまたは振幅を基準値と比較して、磁気ヘッドの浮上量の異常を検出する浮上量異常検出手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るHDD(hard disk drive )装置の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1のHDD装置の概略構成図である。また、図2は、図1に示されたHDD装置の駆動機構の断面図である。
図1に示されるように、このHDD装置は、その上面および下面にデータが記録される記録面11aが形成された2枚の磁気ディスク11と、これら2枚の磁気ディスク11により構成される4つの記録面11aのそれぞれに対応して設けられた4つの磁気ヘッド12とを備える。4つの磁気ヘッド12のそれぞれには、それぞれを識別するための識別符号Head0〜Head3が割り当てられている。
【0012】
磁気ヘッド12は、例えば、対応する記録面11aにデータを記録する図示しない記録ヘッドと、対応する記録面11aに記録されたデータを再生する図示しない再生ヘッドとを有する複合ヘッドから構成される。記録ヘッドは、インダクタンス型の素子からなり、再生ヘッドは、MR(magnetoregistive)素子もしくはGMR(giant magnetoregistive)素子からなる。なお、磁気ディスク11は、1枚以上あればよく、記録面11aは、磁気ディスク11の片面および両面の何れかにあればよい。
【0013】
2枚の磁気ディスク11は、図2に示すように、スピンドルモータ15の回転軸15aに固定して取り付けられ、スピンドルモータ15により回転駆動される。4つの磁気ヘッド12は、それぞれのヘッドスライダ13に設けられる。4つのヘッドスライダ13は、それぞれのサスペンション・アーム14の先端部分に固定される。これら4本のサスペンション・アーム14は、それぞれのヘッドスライダ13がそれぞれの記録面11aに対向するようにVCM(voice coil motor)16に取り付けられ、それぞれのヘッドスライダ13を弾性的に支持するとともに、VCM16により一体的に旋回駆動される。これにより、磁気ヘッド12(ヘッドスライダ13)は、磁気ディスク11の略半径方向に移動し、磁気ディスク11の記録面11aの任意の位置のデータがアクセスされる。
【0014】
磁気ディスク11、スピンドルモータ15、ヘッドスライダ13、サスペンション・アーム14およびVCM16から構成される駆動機構は、図1に示されるAE(arm electronics;アーム電子回路)17とともに筐体(DISK ENCLOSURE)10内に収納されている。駆動機構は、筐体10外の回路基板(CARD)からなる制御回路20により制御される。制御回路20は、R/W(read/write )チャネル21、ドライバ22、HDC(hard disk controller)/MPU(micro processing unit)23およびDRAM24を備える。
【0015】
AE17は、4つの磁気ヘッド12の中からデータアクセスが行われる1つの磁気ヘッド12を選択し、選択された磁気ヘッド12により再生される再生信号を一定のゲインで増幅(プリアンプ)し、R/Wチャネル21に送るとともに、R/Wチャネル21からの記録信号を選択された磁気ヘッド12に送る。
【0016】
R/Wチャネル21は、磁気ディスク11に記録すべき書込データを磁気ヘッド12の記録信号に変換するとともに、磁気ヘッド12により磁気ディスク11から再生された再生信号を読出データに変換する。ドライバ22は、スピンドルモータ15およびVCM16をそれぞれ駆動する。
【0017】
HDC/MPU23には、このHDD装置にデータをアクセスする図示しないホスト装置が接続されている。HDC/MPU23は、内部に図示しないROMを有し、このROMおよび磁気ディスク11に記憶された制御プログラムおよび制御データに基づいて、ホスト装置との間でデータを送受するとともに、サーボ制御やデータ誤り制御のための演算処理を実行し、AE17、R/Wチャネル21およびドライバ22を制御する。
【0018】
DRAM24には、磁気ディスク11から読み出された制御プログラムおよび制御データが記憶されるとともに、ホスト装置から受信され、磁気ディスク11に記録される書込データおよび磁気ディスク11から読み出され、ホスト装置に送信される読出データが一時的に記憶される。
【0019】
図3は、磁気ディスクの記録面の構成図である。
図3に示されるように、磁気ディスク11の記録面11aには、磁気ディスク11の中心から半径方向に放射状に延びる境界線で区画される複数のサーボ領域50(図3中、斜線で示される)およびデータ領域60が所定の角度で交互に設けられている。言い換えれば、所定の角度毎にサーボ領域50が設けられ、隣合う2つのサーボ領域50の間にデータ領域60が設けられている。これらのサーボ領域50は、例えば、360°に対し60〜80個程度設けられている。各サーボ領域50には、磁気ヘッド12の位置決め制御を行うためのサーボデータが記録される。各データ領域60には、ユーザデータ(以下、単にデータともいう。)が記録される。
【0020】
また、磁気ディスク11の記録面11aには、半径方向の所定幅を有し、同心円状に区画される複数本のトラック40が形成される。サーボデータおよびユーザデータは、トラック40に沿って記録される。これらのトラック40は、さらに、磁気ディスク11の半径方向の位置(シリンダの位置)に基づいて区画される複数のシリンダ領域41にグループ化されている。1つのシリンダ領域41は、例えば、約1000本のトラック40から構成される。これらのシリンダ領域41には、それぞれを識別するための識別符号Zone0、Zone1、Zone2、・・・が外周側のシリンダ領域41から順次に割り当てられている。
【0021】
データ領域60内のトラック40は、さらに、複数のセクタ61に区画されている。データは、このセクタ61を単位に記録/再生が行われる。1つのセクタ61には、例えば、512byteのデータが記録される。1つのトラック40に含まれるセクタ61の数は、シリンダ領域41のそれぞれに設定されている。内周側のシリンダ領域41のトラック40の円周は短いため、トラック40に含まれるセクタ61の数は少ない。これに対し、外周側のシリンダ領域41のトラック40の円周は長いため、トラック40に含まれるセクタ61の数は多い。
【0022】
トラック40の1つのデータ領域60内に含まれるセクタ数は、整数に限らない。例えば、Zone0のシリンダ領域41に含まれるトラック40の1つのデータ領域60には、2.5個のセクタ61が設定され、Zone1のシリンダ領域41に含まれるトラック40の1つのデータ領域60には、2個のセクタ61が設定され、Zone2のシリンダ領域41に含まれるトラック40の1つのデータ領域60には、1.5個のセクタ61が設定されている。1つのセクタ61が部分61aおよび部分61bに分割され、サーボ領域50を飛び越えて2つのデータ領域60に記憶される場合もある。
【0023】
さらに、磁気ディスク11の記録面11aには、このHDD装置の制御プログラムおよび制御データを記憶する、図示しないシステム領域が設けられている。また、各シリンダ領域41の内周部には、データの記録/再生を行うことができなくなった欠陥セクタの代わりとなる、図示しない代替セクタが設けられている。
【0024】
図4は、図1に示されたR/Wチャネルの構成図である。また、図5は、サーボデータの再生信号の説明図である。
前述のように、R/Wチャネル21は、磁気ディスク11に記録すべき書込データを磁気ヘッド12の記録信号に変換するとともに、磁気ヘッド12により磁気ディスク11から再生された再生信号を読出データに変換するものであり、図4に示されるように、AGC(automatic gain controller)31、整形フィルタ32、シリアル/パラレル変換部33、データ・コーデック34、グレー・コード・デコーダ35およびチャネル制御部36を備える。
【0025】
AGC31は、磁気ヘッド12により再生され、AE17により一定のゲインで増幅(プリアンプ)された再生信号をHDC/MPU23で処理される信号レベルに増幅する。AGC31は、再生信号がユーザデータのときには、増幅された再生信号の振幅が一定範囲になるように、デジタル的な処理に基づくフィードバック制御により再生信号の信号レベルの変化に追従してゲインを自動的に調整する。AGC31は、再生信号がサーボデータのときには、サーボ信号の先頭部分に基づいてゲインを決定し、決定された一定のゲインに従って先頭部分に後続する部分のサーボ信号を増幅する。
【0026】
図5に示されるように、サーボ信号(サーボデータの再生信号)は、プリアンブル(preamble)、グレー・コード(gray code)およびバースト・パターン(burst pattern )を含む。プリアンブルは、先頭部分の信号に相当する。プリアンブルは、サーボ信号の同期を取ってグレー・コードを読み取るとともに、サーボ信号のゲインを決定するために使用される。グレー・コードは、例えば、シリンダ識別符号、PHSN(physical sector number;物理サーボセクタ番号)等の位置情報を巡回2進符号で表したものである。バースト・パターンは、再生信号の振幅の変化を数値化し、磁気ヘッド12のトラッキング制御を行うために使用される。
【0027】
プリアンブルが再生されるときには、AGC・HOLD信号がL(low )レベルに立ち下がり、AGC31によりゲイン調整が行われる。次いで、所定のタイミングでAGC・HOLD信号がH(high)レベルに立ち上がり、AGC31によりサーボ信号のゲインが決定されて、一定に保持される(AGC・HOLD状態になる)。グレー・コードおよびバースト・パターンは、AGC31により一定のゲインで増幅される。
【0028】
図4に戻り、整形フィルタ32は、AGC31により増幅された再生信号の波形整形を行う。シリアル/パラレル変換部33は、整形フィルタ32により波形整形が行われたユーザデータの再生信号(シリアル信号)を読出データ(パラレル信号)に変換するとともに、データ・コーデック34からの書込データ(パラレル信号)を記録信号(シリアル信号)に変換する。
【0029】
データ・コーデック34は、シリアル/パラレル変換部33により変換された読出データ(ユーザデータ)を復号し、HDC/MPU23に出力するとともに、HDC/MPU23からの書込データを符号化し、シリアル/パラレル変換部33に出力する。グレー・コード・デコーダ35は、整形フィルタ32により波形整形が行われたサーボ信号のグレー・コードを復号し、HDC/MPU23に出力する。
【0030】
チャネル制御部36は、HDC/MPU23からの制御信号に従ってこれらの各部を制御する。チャネル制御部36は、内部に図示しないレジスタを有し、このレジスタにAGC31で設定されたゲインを記憶する。
【0031】
図6は、磁気ヘッドの浮上量とサーボ信号の振幅との関係を示す図である。
磁気ヘッドが異常に高く浮上すると、磁気ヘッドにより再生される信号のレベルが低下することは、従来良く知られている。実際に、磁気ヘッドA、BおよびCの浮上量(fly height)とAE(arm electronics;アーム電子回路)により増幅(プリアンプ)されたそれぞれの再生信号の振幅(amplitude )との関係を調べると、図6に示されるように、磁気ヘッド間の再生信号レベルのばらつきがあるものの、いずれも直線的な関係にあることが確認された。
【0032】
このことから、再生信号の振幅を測定することにより磁気ヘッドの浮上量を検出することができ、また、測定された振幅を基準値と比較することで、磁気ヘッドの浮上量の異常を検出することができることが判明した。
【0033】
なお、複数の磁気ヘッドの再生信号レベルには、ばらつきがあるが、そもそもAGC(automatic gain controller)は、これらのばらつきを吸収しながら、出力信号が一定範囲になるように再生信号を増幅するために設けられている。
【0034】
実施の形態1のHDD装置では、磁気ヘッド12の再生信号の振幅を直接測定する代わりにAGC31により設定されるゲインを利用する。前述のように、AGC31は、デジタル的な処理に基づくフィードバック制御により再生信号の信号レベルの変化に追従してゲインを自動的に調整する。AGC31により設定されたゲインは、チャネル制御部36の図示しないレジスタに逐次書き込まれる。
【0035】
サーボ信号のプリアンブルが再生されるときには、AGC・HOLD信号がL(low )レベルに立ち下がり、AGC31によりゲイン調整が行われ、次いで、AGC・HOLD信号がH(high)レベルに立ち上がり、サーボ信号のゲインが決定されて保持される。この決定されたゲインを基準値と比較することで、磁気ヘッド12の浮上量の異常を検出する。
【0036】
ゲインの基準値は、磁気ヘッドの浮上量が正常なときのAGC31のゲインの実測データに基づいて、あらかじめ設定される。この基準値は、各磁気ヘッド12のそれぞれの磁気ディスク11のシリンダ領域41毎(シリンダ領域Zone0、Zone1、Zone2、・・・)に設定される。
【0037】
これにより、各磁気ヘッド12のそれぞれに最適な基準値を設定することができる。また、磁気ディスク11の半径方向の位置による磁気ヘッド12の浮上量の変化を考慮し、シリンダ領域41毎に最適な基準値を設定することができる。なお、基準値は、必ずしも各シリンダ領域41のそれぞれに設ける必要はない、例えば、隣合う2つ、あるいは、3つのシリンダ領域41毎に1つの基準値を対応付けてもよい。これにより、基準値を記憶するメモリ容量を小さくすることができる。
【0038】
図7は、シリンダ領域毎のサーボ信号のゲインの実測値テーブルを示す図である。また、図8は、シリンダ領域毎のサーボ信号のゲインの基準値テーブルを示す図である。
図7に示されるように、各磁気ヘッド12(Head0、Head1、Head2および〜Head3)のそれぞれのシリンダ領域41(シリンダ領域Zone0、Zone1、Zone2、・・・)毎に、磁気ヘッドの浮上量が正常なときのゲインが実測され、実測値テーブルが構成される。この実測値テーブルの各値を1.1倍したものが図8に示される基準値テーブルである。
【0039】
磁気ヘッドの浮上量が高くなると、サーボ信号の振幅は小さくなる。サーボ信号の振幅が小さくなると、AGC31により保持されるゲインは大きくなる。したがって、磁気ヘッドの浮上量の異常を検出するための基準値は、磁気ヘッドの浮上量が正常なときのAGC31のゲインの実測値より大きくなる。実測値に対する基準値の比率1.1倍は、実験から経験的に見いだされた値である。
【0040】
図8に示される基準値テーブルは、磁気ディスク11のシステム領域に記録されている。基準値テーブルは、このHDD装置が起動されると、磁気ディスク11から読み出され、制御回路20のDRAM24(図1)に記憶される。なお、基準値テーブルを、HDC/MPU23の内蔵ROMに記憶するようにしてもよい。また、基準値テーブルの代わりに実測値テーブルを記憶しておき、必要な基準値を演算により求めることもできる。
【0041】
HDC/MPU23の内蔵ROMには、磁気ヘッド12により磁気ディスク11にデータを書き込む書込動作が開始されたとき、AGC31によりサーボ信号のプリアンブルに基づいて設定されたゲインと該当する磁気ヘッド12のシリンダ領域41の基準値とを比較して、磁気ヘッド12の浮上量の異常を検出するための磁気ヘッド浮上量異常検出プログラムが記憶されている。
【0042】
また、HDC/MPU23の内蔵ROMには、磁気ヘッド浮上量異常検出プログラムの実行により、磁気ヘッド12の浮上量の異常が検出されたとき、当該書込動作を中止し、AE17、R/Wチャネル21等の信号処理パラメータの設定を変更し、再び書込動作を行うリトライ制御プログラムおよび書込領域を代替セクタに変更して書込動作を行うための書込領域変更プログラムが記憶されている。なお、これらのプログラムを磁気ディスク11のシステム領域に記憶しておき、このHDD装置が起動されたとき、DRAM24に読み出すようにすることもできる。
【0043】
図9は、磁気ヘッド浮上量異常検出処理のフローチャートである。
HDD装置において、データ書込動作が開始され、HDC/MPU23のROMに記憶された磁気ヘッド浮上量異常検出プログラムが起動される。そして、磁気ヘッド12により磁気ディスク11に記録されたサーボデータが再生される。
【0044】
磁気ヘッド12により再生されたサーボ信号の先頭部分(プリアンブル)がAE17を介してAGC31に入力されると、AGC・HOLD信号がLレベルに立ち下げられ(ステップS1)、AGC31により再生信号のゲイン調整が行われる(ステップS2)。次いで、所定のタイミングでAGC・HOLD信号がHレベルに立ち上げられ(ステップS3)、AGC31によりサーボ信号のゲインが決定されて保持される(ステップS4)。
【0045】
次いで、AGC31により保持されたゲイン(チャネル制御部36のレジスタに保持されている)は、HDC/MPU23により、該当する磁気ヘッド12のシリンダ領域41の基準値と比較される。例えば、Head2の磁気ヘッド12により、Zone2のシリンダ領域41のcyl2500に対しデータを書き込むとすると、基準値は216となる(ステップS5)。
【0046】
ゲインが基準値より大きい場合には(ステップS5、YES)、当該磁気ヘッド12の浮上量は異常と判定され、リトライ制御プログラムが実行される。一方、ゲインが基準値以下の場合には(ステップS5、NO)、当該磁気ヘッド12の浮上量が正常と判定され、ステップS1に戻る。そして、次のサーボ信号に対し同様の動作が繰り返される。
【0047】
図10は、データ書込動作のフローチャートである。
HDD装置において、データ書込動作が開始され、HDC/MPU23のROMに記憶された磁気ヘッド浮上量異常検出プログラムが起動される。そして、磁気ヘッド12により磁気ディスク11に記録されたサーボデータが再生される。
【0048】
磁気ヘッド12の浮上量の異常が検出されると(ステップS11)、リトライ制御プログラムが実行され、まず、当該書込動作が中止される(ステップS12)。次いで、リトライ回数が1インクリメントされ(ステップS13)、リトライ回数が最大値MAXを超えたか否かが判定される(ステップS14)。
【0049】
リトライ回数が最大値MAX以下の場合には(ステップS14、NO)、AE17、R/Wチャネル21等の信号処理パラメータの設定が変更されて、再び書込動作を行うリトライ動作が開始され(ステップS15)、ステップS11に戻る。
【0050】
一方、リトライ回数が最大値MAXを超えた場合には(ステップS13、YES)、書込データが記録されるべき磁気ディスク11上のセクタ61が欠陥セクタに認定され(ステップS16)、書込領域変更プログラムが実行される。欠陥セクタに代わる代替セクタが決定されて、当該代替セクタに対しデータの書込が行われる(ステップS17)。そして、ステップS18に進み、データの書込が終了すると、書込動作が終了する。一方、ステップS11で、磁気ヘッド12の浮上量の異常が検出されない場合には、データの書込が終了すると(ステップS18)、書込動作が終了する。
【0051】
以上のように、実施の形態1によれば、書込動作が開始されたとき、AGC31により再生されたサーボ信号の先頭部分(プリアンブル)に基づいて当該サーボ信号のゲインを決定し、後続する部分のサーボ信号を増幅する。そして、チャネル制御部36のレジスタに保持されたAGC31のゲインを基準値と比較して、磁気ヘッド12の浮上量の異常を検出する。したがって、従来のHDD装置のように、サーボ信号の出力波形を測定するための測定回路を必要としないので、装置を安価に構成することができる。
【0052】
また、磁気ヘッド12の浮上量の異常が検出されたとき、リトライ制御プログラムを実行し、書込動作を中止することができる。したがって、従来のように、書込動作が終了したにもかかわらず、正しいデータが記録されないような磁気ディスクのデータの損傷を防止することができる。また、書込動作が中止されたとき、再度、書込動作を行うことができるので、磁気ディスクのデータの信頼性を向上させることができる。
【0053】
さらに、リトライ動作が所定回数繰り返されたとき、書込領域変更プログラムを実行し、当初の領域の代わりに代替セクタにデータを書き込むことができるので、磁気ディスクのデータの信頼性をいっそう向上させることができる。
【0054】
実施の形態2.
実施の形態2のHDD装置は、実施の形態1のHDD装置と同様の構成であるが、基準値の設定方法が異なる。実施の形態2のHDD装置は、図8に示された基準値テーブルを記憶する代わりに、AGC31により決定された前回のサーボ信号のゲインを利用する。
【0055】
図11は、実施の形態2のHDD装置の基準値の設定方法の説明図である。
図11に示されるように、n−1番目、n番目、n+1番目およびn+2番のに再生されたサーボ信号に基づいて、AGC31のゲイン
G(n−1)=176、
G(n) =187、
G(n+1)=181、
G(n+2)=169
がそれぞれ得られたものとする。
【0056】
これらのゲインの基準値は、それぞれの前回のサーボ信号のゲインに適当な係数、例えば、1.1をかけて算出される。なお、係数1.1は、実験から経験的に見いだされた値である。例えば、n番目のゲインの基準値は、n−1番目のサーボ信号のゲインG(n−1)=176を1.1倍した194となり、n+1番目のゲインの基準値は、n番目のサーボ信号のゲイン187を1.1倍した206となる。
【0057】
基準値は、各磁気ヘッド12のそれぞれに別々に管理し、同じ磁気ヘッド12の前回のサーボ信号のゲインを利用するようにするとよい。これにより、各磁気ヘッド12の再生特性のばらつきの影響を排除することができる。
【0058】
また、基準値は、各磁気ヘッド12のそれぞれの磁気ディスク11のシリンダ領域41毎(シリンダ領域Zone0、Zone1、Zone2、・・・)に管理し、同じシリンダ領域41のサーボ信号のゲインを利用するようにすることもできる。
【0059】
なお、基準値は、必ずしも各シリンダ領域41のそれぞれに設ける必要はない、例えば、近くにある複数のシリンダ領域41毎に1つの基準値を対応付けてもよい。これにより、基準値を記憶するメモリ容量を小さくすることができる。
【0060】
以上のように、実施の形態2によれば、AGC31により決定された前回のサーボ信号のゲインを利用して基準値を更新する。したがって、製品(HDD装置)毎に、いちいち図8に示される基準値テーブルを作成する手間をなくすことができる。
【0061】
なお、実施の形態1および2では、AGC31により設定されたゲインを基準値と比較するようにしているが、AE17から出力された再生信号の振幅(ピーク値)を測定する回路を設け、この回路により測定された振幅と基準値とを比較するようにHDD装置を構成することもできる。これにより、従来のHDD装置に設けられたサーボ信号の面積測定回路が不要となるため、比較的安価にHDD装置を構成することができる。
【0062】
図12は、サーボ信号の振幅を測定する測定回路の要部構成図である。
図12に示されるように、この測定回路は、全波整流回路71、サンプル・ホールド回路72、コンデンサ73およびリセットスイッチ74を備える。全波整流回路71の2つの入力端は、入力線81aおよび81bを介してAE17の正極側および負極側の出力端にそれぞれ接続されている。サンプル・ホールド回路72の出力端は、出力線82を介して図示しないA/D変換器に接続されている。出力線82には、一端が接地されたコンデンサ73が接続されるとともに、リセットスイッチ74が接続されている。
【0063】
全波整流回路71は、AE17により出力される再生信号(交流信号)を直流に変換するものである。サンプル・ホールド回路72は、直流信号に変換された再生信号をサンプリングし、再生信号の振幅を求めるものである。リセットスイッチ74がON/OFF制御されると、ある一定時間における再生信号の最大電圧が、サンプル・ホールド回路72によりコンデンサ73に充電され、これにより再生信号のピーク値が得られる。このピーク値は、図示しないA/D変換器によりデジタル値に変換され、基準値と比較される。
【0064】
なお、磁気ヘッドの浮上量が高くなると、サーボ信号の振幅は小さくなるため、再生信号のピーク値(振幅)に対する基準値は、磁気ヘッドの浮上量が正常なときのAE17の振幅の実測値より小さくなる。実測値に対する基準値の比率は、約0.9が望ましい。
【0065】
【発明の効果】
この発明によれば、書込動作が開始されたとき、磁気ヘッドにより再生されたサーボ信号の先頭部分に基づいて当該サーボ信号のゲインを決定し、決定されたゲインに従って前記先頭部分に後続する部分のサーボ信号を増幅する。そして、この増幅されたサーボ信号のゲインまたは振幅を基準値と比較して、磁気ヘッドの浮上量の異常を検出する。
【0066】
サーボ信号のゲインを基準値と比較する場合には、R/Wチャネルの増幅器のゲインが記憶されるレジスタにアクセスし、基準値と比較することができる。したがって、新たな回路を必要としないので、装置を安価に構成することができる。サーボ信号の振幅を基準値と比較する場合には、サーボ信号の振幅を測定する回路を設ければよく、サーボ信号の面積値を測定する回路が不要となる。したがって、装置を比較的安価に構成することができる。
【0067】
また、この発明によれば、磁気ヘッドの浮上量の異常が検出されたとき、書込動作を中止することができる。したがって、従来のように、書込動作が終了したにもかかわらず、正しいデータが記録されないような磁気ディスクのデータの損傷を防止することができる。また、書込動作が中止されたとき、再度、書込動作を行うことができるので、磁気ディスクのデータの信頼性を向上させることができる。さらに、書込動作が所定回数繰り返されたとき、当初の領域の代わりに代替領域にデータを書き込むことができるので、磁気ディスクのデータの信頼性をいっそう向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のHDD装置の概略構成図である。
【図2】 図1に示されたHDD装置の駆動機構の断面図である。
【図3】 磁気ディスクの記録面の構成図である。
【図4】 R/Wチャネルの構成図である。
【図5】 サーボデータの再生信号の説明図である。
【図6】 磁気ヘッドの浮上量とサーボ信号の振幅との関係を示す図である。
【図7】 シリンダ領域毎のサーボ信号のゲインの実測値テーブルを示す図である。
【図8】 シリンダ領域毎のサーボ信号のゲインの基準値テーブルを示す図である。
【図9】 磁気ヘッド浮上量異常検出動作のフローチャートである。
【図10】 データ書込動作のフローチャートである。
【図11】 実施の形態2のHDD装置の基準値の設定方法の説明図である。
【図12】 サーボ信号の振幅を測定する測定回路の要部構成図である。
【図13】 サーボ信号の出力波形を示す図であり、図11(a)は、磁気ヘッドの浮上量が正常なときの出力波形を示す図、図11(b)は、磁気ヘッドの浮上量が異常に高いときの出力波形を示す図である。
【符号の説明】
10 筐体、11 磁気ディスク、12 磁気ヘッド、13 ヘッドスライダ、14 サスペンション・アーム、15 スピンドルモータ、16 VCM、17 AE、20 制御回路、21 ドライバ、22 R/Wチャネル、23 HDC/MPU、24 DRAM、31 AGC、32 整形フィルタ、33 シリアル/パラレル変換部、34 データ・コーデック、35 グレー・コード・デコーダ、36 チャネル制御部、40 トラック、41 シリンダ領域、50サーボ領域、60 データ領域、61 セクタ。

Claims (8)

  1. 磁気ヘッドにより磁気ディスクにデータを書き込む書込動作が開始されたとき、前記磁気ディスクにあらかじめ記録されたサーボ信号を前記磁気ヘッドにより再生する再生工程と、
    前記再生工程で前記磁気ヘッドにより再生されたサーボ信号の先頭部分に基づいて当該サーボ信号のゲインを決定し、決定されたゲインに従って前記再生工程で再生された前記先頭部分に後続する部分のサーボ信号を増幅する増幅工程と、
    前記増幅工程で増幅されたサーボ信号のゲインまたは振幅を基準値と比較して、前記磁気ヘッドの浮上量の異常を検出する浮上量異常検出工程とを含み、
    前記基準値は前回再生されたサーボ信号のゲインまたは振幅に係数をかけた値を用いることを特徴とする磁気ヘッド浮上量異常検出方法。
  2. 請求項1に記載の磁気ヘッド浮上量異常検出方法において、
    浮上量異常検出工程において浮上量の異常が検出された場合には、所定回数まで書込み動作及び浮上量異常検出工程を繰り返し、前記所定回数を超えた場合には書き込みデータが記録されるべき磁気ディスク上のセクタを欠陥セクタと認定し、欠陥セクタに変わる代替セクタに対し、書込が行われることを特徴とする磁気ヘッド浮上量異常検出方法。
  3. 請求項1乃至2のいずれかに記載の磁気ヘッド浮上量異常検出方法において、
    前記基準値は、磁気ディスクの記録面内の所定のシリンダ領域毎に設定されることを特徴とする磁気ヘッド浮上量異常検出方法。
  4. 磁気ヘッドにより磁気ディスクにデータを書き込む書込動作が開始されたとき、前記磁気ディスクにあらかじめ記録されたサーボ信号を前記磁気ヘッドにより再生する再生工程と、
    前記再生工程で前記磁気ヘッドにより再生されたサーボ信号の先頭部分に基づいて当該サーボ信号のゲインを決定し、決定されたゲインに従って前記再生工程で再生された前記先頭部分に後続する部分のサーボ信号を増幅する増幅工程と、
    前記増幅工程で増幅されたサーボ信号のゲインまたは振幅を基準値と比較して、前記磁気ヘッドの浮上量の異常を検出する浮上量異常検出工程と、
    前記浮上量異常検出工程で磁気ヘッドの浮上量の異常が検出されたとき、前記書込動作を中止させる書込動作中止制御工程とを含み、
    n番目のゲインまたは振幅の基準値は、n-1番目に再生されたサーボ信号のゲインまたは振幅に係数をかけた値であることを特徴とするデータ書込方法。
  5. 請求項4に記載のデータ書込方法において、
    さらに、前記書込動作中止制御工程で前記書込動作が中止されたとき、再度、前記書込動作を行わせる書込動作リトライ制御工程を含むことを特徴とするデータ書込方法。
  6. 請求項5に記載のデータ書込方法において、
    さらに、前記書込動作リトライ制御工程が所定回数繰り返されたとき、データが書き込まれるべき記録領域をあらかじめ設けられた代替領域に変更し、変更された代替領域に対し前記書込動作を行わせる書込領域変更工程を含むことを特徴とするデータ書込方法。
  7. 回転駆動される磁気ディスクと、
    前記磁気ディスクにデータを記録するとともに、前記磁気ディスクに記録されたデータを再生する磁気ヘッドと、
    前記磁気ヘッドにより前記磁気ディスクにデータを書き込む書込動作が開始されたとき、前記磁気ヘッドにより前記磁気ディスクにあらかじめ記録されたサーボ信号を再生させるサーボ信号再生制御手段と、
    前記サーボ信号再生制御手段からの制御命令に従って前記磁気ヘッドにより再生されたサーボ信号の先頭部分に基づいて当該サーボ信号のゲインを決定し、決定されたゲインに従って前記先頭部分に後続する部分のサーボ信号を増幅する増幅器と、
    前記増幅器により増幅されたサーボ信号のゲインまたは振幅を基準値と比較して、磁気ヘッドの浮上量の異常を検出する浮上量異常検出手段とを備え
    前記基準値は前回再生されたサーボ信号のゲインまたは振幅に係数をかけた値を用いることを特徴とするハード・ディスク・ドライブ装置。
  8. 請求項7に記載のハード・ディスク・ドライブ装置は、
    さらに浮上量異常検出プログラムと、リトライ制御プログラムと、書込領域変更プログラムが記憶されたROMを有し、
    前記浮上量異常検出プログラムにより、前記比較と異常検出が行われ、
    前記リトライ制御プログラムにより、異常が検出されたときは書込動作が中止され、信号処理パラメータの設定が変更された上で、再び書込動作が行われ、
    前記書込領域変更プログラムにより、リトライ回数が所定回数となったときに書込領域が欠陥セクタとして認定され、欠陥セクタに代わる代替セクタに対し書込動作が行われることを特徴とするハード・ディスク・ドライブ装置。
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