JP3644936B2 - 固定センサ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、棒状センサを備えた固定センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
様々な計測機器において、被計測物の物理情報を得るためにセンサが用いられている。センサは計測機器内での位置を固定しておくことで、より精確な計測が可能となるものが多い。センサの感部は棒状や板状など様々な形状をもつものがあるが、その形状に合わせた取付器具や取付方法が適用される。その中で、棒状センサ(パイプ状センサも含む)は、感部の位置を固定した取り付けが必要である。
【0003】
図5は、従来技術による棒状センサの取付方法を説明するための図である。ここでは、流管20内の流路20′を流動する流体の温度測定を棒状の温度センサ121,122で行うための取り付け方法を説明する。まず、流管20にセンサ121,122の断面に合った孔を形成し、さらに流管20の外周側にセンサ接着用の溝301,302を形成する。孔にセンサ121,122をそれぞれ差し込み、センサ121,122を固定部材で仮固定して、夫々の溝301,302に接着剤(モールド材)311,312を流し込みモールドする。接着剤が乾いたところで固定部材を外してセンサ121,122の取り付けが完了する。なお、この従来例では流管20に直接センサ121,122を埋め込んだ形態を採用しているが、センサ121,122を筐体(センサホルダ)に埋め込んで同じ方法で固定し、それを接着剤やボルトなどで流管20の所定の位置(センサ121,122用の孔のある位置)に固定するような形態を採用してもよい。
【0004】
しかしながら、接着剤でモールドしているので、接着剤が完全に乾くまで次の作業に移れないことや、センサの交換ができない等の問題がある。また、接着剤が固まるまで、治具でセンサの位置決めをする必要がある。また、流管20,センサホルダなどの本体とセンサの隙間(図中、32で示す)から接着剤がはみ出る可能性が高い。さらに、センサを固定するセンサホルダが接着剤の付きにくい材質の場合は、この方法は使用できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のごとき実状に鑑みてなされたものであり、棒状センサを取り付ける際に、作業が容易で、作業時間の短縮ができ、棒状センサの位置合わせも簡単で棒状センサの交換も可能な、棒状センサを備えた固定センサを提供することをその目的とする。
【0006】
また、本発明は、棒状センサを取り付ける際に、作業が容易で、作業時間の短縮ができ、棒状センサの位置合わせも簡単で、強靭に固定することが可能な、棒状センサを備えた固定センサを提供することを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の技術手段は、棒状センサをセンサホルダに取り付け固定した固定センサであって、前記センサホルダは、棒状センサの取り付け位置に形成した、円柱状のネジ穴をもつ凹部と、該凹部の中心部を貫通するよう該凹部と中心を同じくして形成した、前記棒状センサの断面に合う貫通孔とを有し、当該固定センサは、棒状センサの断面に合う内周径をもつOリングと、前記棒状センサの断面に合う貫通孔をもち該Oリングを押さえるためのOリング押えと、前記センサホルダに形成されたネジ穴に螺着することで、前記Oリング押えを前記センサホルダの凹部の底部側へ押さえるためのネジ部材であって、前記棒状センサを通す貫通孔を有するネジ部材とを備え、前記Oリング押えは、前記Oリングの外周径に合い、該Oリングの断面径より小さい高さをもつ円柱状の凹部をもち、当該固定センサは、前記Oリングに前記棒状センサを嵌通して該棒状センサの所定の高さに該Oリングを配設し、前記Oリング押えに前記棒状センサを通して該Oリング押えを該Oリングの上に配設し、該Oリング及びOリング押えが配設された前記棒状センサの感部側を前記センサホルダの貫通孔に通し、且つ該棒状センサの上部を前記ネジ部材の貫通孔に通した状態で、該ネジ部材を前記ネジ穴に螺着することで、前記Oリング押えを介して前記Oリングを前記センサホルダの凹部の底面に押し付けることを特徴としたものである。
【0009】
の技術手段は、棒状センサをセンサホルダに取り付け固定した固定センサであって、前記センサホルダは、棒状センサの取り付け位置に形成した、円柱状のネジ穴をもつ凹部と、該凹部の中心部を貫通するよう該凹部と中心を同じくして形成した、前記棒状センサの断面に合う貫通孔とを有し、当該固定センサは、棒状センサの断面に合う内周径をもつOリングと、前記棒状センサの断面に合う貫通孔をもち該Oリングを押さえるためのOリング押えと、前記センサホルダに形成されたネジ穴に螺着することで、前記Oリング押えを前記センサホルダの凹部の底部側へ押さえるためのネジ部材であって、前記棒状センサを通す貫通孔を有するネジ部材とを備え、前記ネジ部材の貫通孔は多角レンチを係合するための多角断面をもち、該多角レンチは前記棒状センサが収納可能な溝を断面形状としてもち、当該固定センサは、前記Oリングに前記棒状センサを嵌通して該棒状センサの所定の高さに該Oリングを配設し、前記Oリング押えに前記棒状センサを通して該Oリング押えを該Oリングの上に配設し、該Oリング及びOリング押えが配設された前記棒状センサの感部側を前記センサホルダの貫通孔に通し、且つ該棒状センサの上部を前記ネジ部材の貫通孔に通した状態で、該ネジ部材を前記ネジ穴に螺着することで、前記Oリング押えを介して前記Oリングを前記センサホルダの凹部の底面に押し付けることを特徴としたものである。
【0010】
の技術手段は、第1又は2の技術手段において、前記ネジ部材の貫通孔、又は該貫通孔及び前記センサホルダの凹部を、モールド材で封止することを特徴としたものである。
【0011】
の技術手段は、第1乃至第のいずれか1の技術手段において、前記センサホルダは、被測定物の入った筐体の一部であることを特徴としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態に係る固定センサの構成例を示す図で、図1(A)は固定センサの鉛直方向の断面図を、図1(B)は固定センサを上側からみた図で、図1中、10は固定センサを示している。なお、ここでは鉛直方向を棒状センサの長手方向として、また、棒状センサの感部側を下方向として説明する。
本実施形態に係る固定センサ10は、測定針としての棒状センサ(パイプ状のセンサも含む)121,122をセンサホルダ(取付筐体)11に交換可能に取り付け固定したものである。なお、本構成例では棒状センサを2本配設する例を示しているがその本数に制限がないことは言及するまでもない。また、センサホルダ11は、被測定物の入った筐体の一部であってもよいし、筐体そのものであってもよい。
【0014】
センサホルダ11は、棒状センサ121,122(しばしば121のみで説明する)の取り付け位置に形成した、円柱状のネジ穴をもつ凹部13と、棒状センサ121の断面に合う貫通孔14とを有するものとする。貫通孔14は、凹部13の中心部を貫通するよう凹部13と中心を同じくして形成した孔である。
【0015】
固定センサ10は、Oリング15、Oリング押え16、及びネジ部材17を備え、それらにより棒状センサ121をセンサホルダ11に取り付けたものである。
図2は、図1の固定センサにおける構成要素の一部の例を示す図で、図2(A)はOリング押えの鉛直方向の断面図を、図2(B)はOリング押えを下側からみた図を、図2(C)はOリングを上側或いは下側から見た図を、夫々示している。
【0016】
Oリング15は、棒状センサ121の断面(122の場合はその断面、以下同)に合う内周径R′2をもつ、合成ゴムや合成樹脂などでつくられた断面が円形のリングである。Oリング押え16は、棒状センサ121の断面に合う貫通孔16a(孔径R2)をもち、Oリング15を押さえるためのものであり、その材質は樹脂でも金属でも何でもよい。図2では、Oリング押え16として、Oリング15の外周径R′3に合い、Oリング15の断面径(R′3−R′2)より小さい高さをもつ円柱状の凹部16b(穴径R3)をもつ円柱(径R1)を例示しているが、これに限らず、Oリング押え16の水平方向断面は凹部13の水平方向断面より小さければよい。また、凹部16bはOリング押え16の底部に形成された、Oリングと係合するためのOリング溝ともいえる。
【0017】
ネジ部材17は、センサホルダ11に形成されたネジ穴に螺着することで、Oリング押え16を凹部13の底部側へ押さえるための部材であって、棒状センサ121を通す貫通孔18を有するものとする。この貫通孔18はOリング押え16を底部側へ押さえるため、Oリング押え16より小さな断面をもつことになる。
【0018】
図3は、図1の固定センサにおけるネジ部材を締めるための角レンチの一例を示す図で、図3(A)はその概観図を、図3(B)は図3(A)のB方向からみた断面図を夫々示している。
貫通孔18は、さらに角レンチなどの工具が入る必要が有り、その一形態として多角レンチを係合するための多角断面をもつものが挙げられる(図1(B)参照)。ここでは、ネジ部材17として、貫通タイプのスクリュープラグとして市販されているものが例示するが、工具を特殊なものにすることにより様々な形状のネジ部材17が採用可能である。この形態では、多角レンチ17aが棒状センサ121が収納可能なU字形の溝(幅をL1として図示)を断面形状としてもつ必要がある。
【0019】
上述のごとき構成をもつ固定センサ10を製造する方法(棒状センサ固定方法)としては、Oリング15に棒状センサ121を嵌通して、棒状センサ121の所定の高さにOリング15を配設する。そして、Oリング押え16に棒状センサ121を通し、Oリング押え16をOリング15の上に配設する。この状態で棒状センサ121の下側(感部側)をセンサホルダ11の貫通孔14に通し、且つ棒状センサ121の上部(感部逆側)をネジ部材17の貫通孔18に通す。ネジ部材17はOリング押え16の上になる。この状態で、ネジ部材17を凹部13のネジ穴に螺着することで、Oリング押え16を介してOリング15をセンサホルダ11の凹部13の底面に押し付け、Oリング15がつぶれることになる。なお、Oリング15にシリコンオイルなどを塗布して密閉性を良くしてもよいが、滑って棒状センサ位置がずれないように工夫して塗布する必要がある。また、螺着に際し、図3で示すような多角レンチを先端とするトルクレンチでトルクを決めて締めるようにするとよい。
【0020】
このOリング15の押し付けにより、センサホルダ11に棒状センサ121を、樹脂でモールドしなくても固定して取り付けることが可能となる。また、この取り付け作業は非常に容易であり、従来技術による接着剤でのモールドと異なり、センサ組付け後すぐに次の作業に入れるため、作業時間を短縮できる。また、棒状センサの位置合わせ(調整)も棒状センサ121に対するOリング15の位置を定めることで簡単にできる(Oリングの内周径を棒状センサの外径に合わせることで滑らない)。さらに、モールドしないため検査でセンサの不良が発見された場合などに棒状センサ121の交換が可能となる。さらに、棒状センサ121と貫通孔14に僅かな隙間があっても、センサ感部とセンサ上部(演算側)との間で隔離ができ、特に被計測物が流体である場合に有効である。
【0021】
また、本発明の他の実施形態として、ネジ部材17の貫通孔18(又は貫通孔18及びセンサホルダ11の凹部13)をモールド材で封止するようにしてもよい。貫通孔18の上部を残してモールドすることで棒状センサ121の取り外しは依然として可能である。その他の場合も棒状センサ121の交換(センサホルダ11からの取り外し)は容易ではないが、棒状センサ121をさらに強靭に固定することが可能となる。
【0022】
図4は、本発明の一実施形態に係る固定センサを備えた流量計の構成例を示す図で、図4(A)はその鉛直方向の断面図を、図4(B)はその水平方向の一部断面図を夫々示している。ここでは、図1で示す固定センサ10(の貫通孔18)にモールド材を充填した形態の検出センサを、熱式質量流量計1のセンサとして採用した構成例を示している。固定センサ10は、その隅に設けられたネジ穴を利用して流量計本体、ここでは流管20にビスやネジ19などで固定されており、流路20′に対しても棒状センサ121,122が固定されることになる。なお、ここで説明する熱式質量流量計は漏れ検出器としての使用も可能である。
【0023】
本構成例の流量計は、上述した各実施形態の固定センサ10により流路20′と変換器ケース27は遮断され、流路20′内が加圧されても流路20′内の流体が変換器ケース(流量演算部であり変換器内部を指す)27内に漏れることを防止した流量計である。なお図4においては、流量計の例として熱式質量流量計1を挙げて説明するが、その他の種類の流量計においても適用可能であること、さらには他の計測機器に適用可能であることは言及するまでもない。
【0024】
本構成例に係る熱式質量流量計1は、流管20の流路20′中に配設された棒状の感温センサ(温度センサ)122と、その下流側に配設された棒状の加熱感温センサ121とを有する流量計測部をもつ。また、この流量計測部の上流側(矢視の方向を流れ方向とする)に、流管20にその内径を同じくして管壁が一体になるように埋め込まれた流管22に挟まれて接合された、多孔23aをもつ整流器23を備えるものとする。流管21において矢視の方向から流れ込み、整流器23及びメッシュ状のフィルタ24により整えられた流れを、センサ121,122で計測し、質量流量を演算することが可能となる。
【0025】
加熱感温センサ121は温度センサと加熱センサの機能を備えており、感温センサ122で検出された温度に基づいて流量計測を行う。すなわち熱式質量流量計1の流量計測部では、感温センサ122と加熱感温センサ121との温度差を一定(例えば+30℃)になるように、加熱感温センサ121を加熱する(電流を流す)ことで質量流量を計測する。被測定流体が流れたとき、加熱感温センサ121は冷やされるので、感温センサ122との温度差を一定に制御するために、さらに電流を流すが、この時に加熱感温センサ121に流れる電流が質量流量に比例することを利用して、質量流量が検出される。なお、図中、28は流量演算部27で演算した質量流量を表示する表示装置(各種測定モードなどを設定する機能を備えてもよい)を、29は電源やその他演算係数などを供給するためのケーブル接続部を、夫々示している。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、センサホルダに棒状センサを取り付ける際に作業が容易で、作業時間の短縮ができ、棒状センサの位置合わせも簡単で棒状センサの交換も可能となる。また、この固定センサは、Oリング、スクリュープラグの貫通タイプなどの市販品とOリング押えなどの加工品のみで、棒状センサを筐体に組付けることが可能であり、低コストで済む。
【0027】
また、本発明によれば、センサホルダに棒状センサを取り付ける際に、作業が容易で、作業時間の短縮ができ、棒状センサの位置合わせも簡単で、強靭に固定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る固定センサの構成例を示す図である。
【図2】 図1の固定センサにおける構成要素の一部の例を示す図である。
【図3】 図1の固定センサにおけるネジ部材を締めるための角レンチの一例を示す図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係る固定センサを備えた流量計の構成例を示す図である。
【図5】 従来技術による棒状センサの取付方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1…熱式質量流量計、10…固定センサ、11…センサホルダ、121,122…棒状センサ、13…センサホルダの凹部、14…センサホルダの貫通孔、15…Oリング、16…Oリング押え、16a…Oリング押えの貫通孔、16b…Oリング押えの凹部、17…ネジ部材、17a…多角レンチ、18…ネジ部材の貫通孔、19…ビス(ネジ)、20,22…流管、20′…流路、23…整流器、23a…多孔、24…フィルタ、27…流量演算部(変換器ケース)、28…表示装置、29…ケーブル接続部、301,302…溝、311,312…接着剤。

Claims (4)

  1. 棒状センサをセンサホルダに取り付け固定した固定センサであって、
    前記センサホルダは、棒状センサの取り付け位置に形成した、円柱状のネジ穴をもつ凹部と、該凹部の中心部を貫通するよう該凹部と中心を同じくして形成した、前記棒状センサの断面に合う貫通孔とを有し、
    当該固定センサは、棒状センサの断面に合う内周径をもつOリングと、前記棒状センサの断面に合う貫通孔をもち該Oリングを押さえるためのOリング押えと、前記センサホルダに形成されたネジ穴に螺着することで、前記Oリング押えを前記センサホルダの凹部の底部側へ押さえるためのネジ部材であって、前記棒状センサを通す貫通孔を有するネジ部材とを備え、
    前記Oリング押えは、前記Oリングの外周径に合い、該Oリングの断面径より小さい高さをもつ円柱状の凹部をもち、
    当該固定センサは、前記Oリングに前記棒状センサを嵌通して該棒状センサの所定の高さに該Oリングを配設し、前記Oリング押えに前記棒状センサを通して該Oリング押えを該Oリングの上に配設し、該Oリング及びOリング押えが配設された前記棒状センサの感部側を前記センサホルダの貫通孔に通し、且つ該棒状センサの上部を前記ネジ部材の貫通孔に通した状態で、該ネジ部材を前記ネジ穴に螺着することで、前記Oリング押えを介して前記Oリングを前記センサホルダの凹部の底面に押し付けることを特徴とする固定センサ。
  2. 棒状センサをセンサホルダに取り付け固定した固定センサであって、
    前記センサホルダは、棒状センサの取り付け位置に形成した、円柱状のネジ穴をもつ凹部と、該凹部の中心部を貫通するよう該凹部と中心を同じくして形成した、前記棒状センサの断面に合う貫通孔とを有し、
    当該固定センサは、棒状センサの断面に合う内周径をもつOリングと、前記棒状センサの断面に合う貫通孔をもち該Oリングを押さえるためのOリング押えと、前記センサホルダに形成されたネジ穴に螺着することで、前記Oリング押えを前記センサホルダの凹部の底部側へ押さえるためのネジ部材であって、前記棒状センサを通す貫通孔を有するネジ部材とを備え、
    前記ネジ部材の貫通孔は多角レンチを係合するための多角断面をもち、該多角レンチは前記棒状センサが収納可能な溝を断面形状としてもち、
    当該固定センサは、前記Oリングに前記棒状センサを嵌通して該棒状センサの所定の高さに該Oリングを配設し、前記Oリング押えに前記棒状センサを通して該Oリング押えを該Oリングの上に配設し、該Oリング及びOリング押えが配設された前記棒状センサの感部側を前記センサホルダの貫通孔に通し、且つ該棒状センサの上部を前記ネジ部材の貫通孔に通した状態で、該ネジ部材を前記ネジ穴に螺着することで、前記Oリング押えを介して前記Oリングを前記センサホルダの凹部の底面に押し付けることを特徴とする固定センサ。
  3. 前記ネジ部材の貫通孔、又は該貫通孔及び前記センサホルダの凹部を、モールド材で封止することを特徴とする請求項1又は2記載の固定センサ。
  4. 前記センサホルダは、被測定物の入った筐体の一部であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1記載の固定センサ。
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