JP3644658B2 - 毛髪洗浄料 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は毛髪洗浄料に関し、特に、起泡性を有し、かつ毛髪に対して優れた保湿性(しっとりさ)を付与することができ、さらに指通り感、滑らか感に優れ、毛髪のまとまり感に優れた毛髪洗浄料に関する。
【0002】
【従来の技術】
シャンプー剤等の毛髪洗浄料において、豊かな泡立ちは重要な品質特性の1つである。しかしながら、起泡性を向上させるために多量の界面活性剤を配合すると、毛髪が過度に脱脂され、洗髪後毛髪がぱさつくという問題がある。そのため従来より、毛髪洗浄料に炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル等の油性成分を配合したり(特公昭64−1520号公報)、あるいは高分子量シリコーンを配合(特公平4−2567号公報、特開平3−68509号公報、特開平4−243810号公報、等)すること等によって、毛髪に保湿性(しっとりさ)を付与しようとする試みがなされている。
【0003】
しかしながら、これら従来のいずれの方法によっても、界面活性剤の配合量が比較的多い場合には、毛髪に保湿性(しっとりさ)を付与するという点では十分満足し得る程度にまで至っていないというのが実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その課題は、起泡性を有し、かつ毛髪に対して優れた保湿性(しっとりさ)を付与することができ、さらには指通り感、滑らか感に優れ、毛髪のまとまり感に優れた毛髪洗浄料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、界面活性剤を毛髪洗浄料に高濃度含有させた場合でも、所定量のエチレングリコール長鎖エステルに加えて特定の多価アルコールを高濃度含有させることによって、起泡性に優れるとともに、毛髪の保湿性(しっとりさ)を飛躍的に向上せしめることができ、さらには指通り感、滑らか感に優れ、毛髪のまとまり感に優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち本発明によれば、(a)アニオン界面活性剤、両性界面活性剤および非イオン界面活性剤の中から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤30〜60重量%と、(b)エチレングリコール長鎖エステル3〜10重量%と、(c)グリセリン、プロピレングリコール、1 , 3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトール、キシリトール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ポリグリセリン、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテルの中から選ばれる1種または2種以上の多価アルコール6〜20重量%を含有してなる毛髪洗浄料が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳述する。
【0008】
本発明の(a)成分としての界面活性剤は、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤および非イオン界面活性剤の中から選ばれる1種または2種以上である。
【0009】
アニオン界面活性剤としては、例えば、炭素原子数8〜18のアルキル硫酸エステル塩およびアルキルエーテル硫酸エステル塩(特に、これらのナトリウム、カリウム、マグネシウム、アンモニウム並びにモノ、ジおよびトリエタノールアミン塩);ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサルコシン酸塩;N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩;ポリオキシエチレン(以下「POE」と記す)オレイルエーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸等のリン酸エステル塩;ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩;リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸塩;N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩;硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩;POEアルキルエーテルカルボン酸、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン等が挙げられる。これらのなかでも、アルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、N−アシルグルタミン酸塩等が特に好適に用いられる。
【0010】
両性界面活性剤としては、例えば、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキシド−1−カルボキシエチルオキシ−2ナトリウム塩等のイミダゾリン系両性界面活性剤や、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界面活性剤等が挙げられる。これらなかでも、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アミドベタイン等が特に好適に用いられる。
【0011】
非イオン界面活性剤としては、例えば、POEソルビタンモノオレエート、POEソルビタンモノステアレート、POEソルビタンモノラウレート、POEソルビタンテトラオレエート等のPOEソルビタン脂肪酸エステル類;POEソルビットモノラウレート、POEソルビットモノオレエート、POEソルビットペンタオレエート、POEソルビットモノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル類;POEグリセリンモノステアレート、POEグリセリンモノイソステアレート、POEグリセリントリイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル類;POEモノオレエート、POEジステアレート、POEモノジオレエート等のPOE脂肪酸エステル類;POEラウリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POE2−オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル等のPOEアルキルエーテル類;POEオクチルフェニルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEジノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類;プルロニック等のプルロニック型類;POE・POPセチルエーテル、POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテル、POE・POP水添ラノリン、POE・POPグリセリンエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル類;テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチレンジアミン縮合物類;POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体;POEソルビットミツロウ等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体;ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミド;POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミン、POE脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。これらのなかでも、POEラウリルエーテル、POE硬化ヒマシ油、ポリプロピレングリコールに酸化エチレンを付加重合したブロックポリマー型非イオン界面活性剤(プルロニック型)およびアルカノールアミド等が特に好適に用いられる。
【0012】
本発明では、上述のアニオン界面活性剤、両性界面活性剤および非イオン界面活性剤の中から選択される1種または2種以上の界面活性剤を本発明毛髪洗浄料中に30〜60%重量、好ましくは30〜50重量%配合する。これら界面活性剤の配合量が30重量%未満では起泡性が悪く、一方、60重量%を超えると使用後の毛髪のしっとりさが損なわれる。なお、アニオン活性剤としてアルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩が、両性界面活性剤としてラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインが、非イオン界面活性剤としてプルロニック型のものが好ましく用いられる。
【0013】
本発明の(b)成分としてのエチレングリコール長鎖エステルは、炭素原子数14〜22の高級脂肪酸のエチレングリコールジエステル、炭素原子数14〜22の高級脂肪酸のエチレングリコールモノエステル、炭素原子数14〜22の高級脂肪酸のジエチレングリコールジエステル、炭素原子数14〜22の高級脂肪酸のジエチレングリコールモノエステルの中から1種または2種以上が好適に用いられる。
【0014】
上記炭素原子数14〜22の高級脂肪酸のエチレングリコールジエステルとしては、具体的にはエチレングリコールジステアレート、エチレングリコールジパルミテート、エチレングリコールジベヘネート等が好適なものとして挙げられる。
【0015】
上記炭素原子数14〜22の高級脂肪酸のエチレングリコールモノエステルとしては、具体的にはエチレングリコールモノステアレート、エチレングリコールモノベヘネート等が好適なものとして挙げられる。
【0016】
上記炭素原子数14〜22の高級脂肪酸のジエチレングリコールジエステルとしては、具体的にはジエチレングリコールジステアレート、ジエチレングリコールジベヘネート等が好適なものとして挙げられる。
【0017】
上記炭素原子数14〜22の高級脂肪酸のジエチレングリコールモノエステルとしては、具体的には、ジエチレングリコールモノステアレート、ジエチレングリコールモノベヘネート等が好適なものとして挙げられる。
【0018】
これらエチレングリコール長鎖エステルは、本発明毛髪洗浄料中に3〜10重量%、好ましくは4〜8重量%配合される。4%重量未満では毛髪に十分なしっとりさを付与することができず、一方、10重量%を超えると起泡性を損なう。
【0019】
本発明の(c)成分としての多価アルコールは、炭化水素の複数個の水素を−OH基で置換したアルコール類をいう。本発明に用いられる多価アルコールは、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトール、キシリトール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ポリグリセリン、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテルの中から選ばれる1種または2種以上である。これらの中でもプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール等が特に好適に用いられる。
【0020】
これら多価アルコールは、本発明毛髪洗浄料中に6〜20重量%、好ましくは7〜15重量%配合される。6重量%未満では毛髪に十分なしっとりさを付与することができず、一方、20重量%を超えると「しっとりさ」よりもむしろ「べたつき」を生じ、使用上好ましくない。
【0021】
本発明の毛髪洗浄料では、上記(a)〜(c)成分をそれぞれ上記配合量の範囲内で組み合わせて配合することにより初めて、優れた起泡性を有するとともに、格段に優れた毛髪へのしっとりさ付与効果を得ることができる。特に本発明では、(a)成分である界面活性剤を高配合量とした場合でも、(c)成分である多価アルコールを6重量%以上の高配合量とすることにより、毛髪へのしっとりさ付与効果を格段に向上せしめることができる。
【0022】
本発明の一態様において、上記成分に加えて、さらに含窒素水溶性高分子を添加することができる。
【0023】
かかる含窒素水溶性高分子としては、ガフコート#755(ガフ社製)に代表される第四級窒素含有ポリビニルピロリドン、ポリマーJR−125、同−400、同−30M(ユニオンカーバイド社製)に代表される第四級窒素含有セルロースエーテル誘導体、エポミンZP−1000(日本触媒化学社製)に代表されるポリエチレンイミン、マーコート100、同280、同550(メルク社製)、セルコートH−100、同L−200(ナショナルスターチ社製)に代表されるジメチルジアリルアンモニウムクロライド誘導体、ナルコ600(ナルコケミカル社製)に代表されるテトラエチルペンタミンとエピクロロヒドリンの水溶性カチオン性ポリマー、スミフロック(住友化学社製)に代表される第四級窒素含有ポリ(トリアルキルアミノエチルメタクリレート)誘導体、コスメディアC−261(ヘンケル社製)に代表される第四級窒素含有グアーガム誘導体、SH−8702C(東レダウコーニングシリコン社製)に代表されるアミノ変性シリコーン誘導体、ルビスコール(バスフ社製)に代表されるビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、ユカフォーマーAM−75W(三菱油化社製)に代表されるジアルキルアミノエチルメタクリレート重合体のモノクロル酢酸両性化合物、アンフォーマー(ナショナルスターチ社製)に代表されるオクチルアクリルアミド/ブチルアミノエチルメタクリレート/アクリル酸エステル重合物、ウルトラホールド(バスフ社製)に代表されるアクリ酸/エチルアクリレート/N−ターシャリーブチルアクリルアマイド共重合体、ポリコートH(ヘンケル社製)に代表されるポリエチレングリコール・エピクロルヒドリン・アルキルアミン・ジプロピレントリアミン縮合物等が挙げられる。これら含窒素水溶性高分子の中から1種または2種以上を用いることができる。
【0024】
これら含窒素水溶性高分子を含有させる場合、その配合量は本発明毛髪洗浄料中に0.1〜5重量%とするのが好ましく、より好ましくは0.3〜3重量%である。配合量を上記範囲とすることにより、毛髪により優れたコンディショニング効果を付与することができる。
【0025】
また本発明の他の態様において、上記成分に加えて、さらにカチオン界面活性剤と、高級脂肪酸および/または高級アルコールとを添加することができる。
【0026】
カチオン界面活性剤としては、下記一般式(I)
【0027】
【化3】
Figure 0003644658
【0028】
(式中、R1は炭素原子数14〜22のアルキル基またはヒドロキシル基を表し;R2、R3およびR4は、それぞれ独立に炭素原子数1〜3のアルキル基、ヒドロキシル基またはベンジル基を表し;Xはハロゲン原子または炭素原子数1〜2のアルキル硫酸基を表す)
で表される第4級アンモニウム塩が好ましく用いられる。
【0029】
上記一般式(I)において、R1は炭素原子数14〜22のアルキル基またはヒドロキシル基を表すが、この炭素原子数はより好ましくは16〜22である。R1がアルキル基の場合の例としては、セチル基、ステアリル基、ベヘニル基等が挙げられ、ヒドロキシルアルキル基の場合の例としては12−ヒドロキシステアリル基等が挙げられる。R1として特に好ましいのはステアリル基、ベヘニル基等である。R2、R3およびR4は、互いに同一であっても、異なってもよく、それぞれ炭素原子数1〜3のアルキル基、ヒドロキシル基またはベンジル基を表し、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基等が例示される。なかでもメチル基、エチル基、プロピル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシメチル基が等が好ましい。Xはハロゲン原子または炭素原子数1〜2のアルキル硫酸基を表し、具体的には塩素、臭素、ヨウ素、フッ素メチルサルフェート、エチルサルフェート等が例示され、なかでも塩素、臭素が好ましい。
【0030】
このようなカチオン界面活性剤の具体例として、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、水素添加牛脂アルキルトリメチルアンモニウムクロライド、モノ直鎖アルキルペンタエトキシ化アンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジ直鎖アルキルジメチルアンモニウムクロライド、ジ直鎖アルキルポリエトキシ化アンモニウムクロライド等が例示的に挙げられる。なかでも塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム等が特に好適に用いられる。これらカチオン界面活性剤は、単独で用いてもよく、あるいは2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0031】
高級脂肪酸としては、炭素原子数14〜22のものが好ましく用いられる。具体的には、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等が例示的に挙げられる。
【0032】
また高級アルコールとしては、炭素原子数14〜22のものが好ましく用いられる。具体的には、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等が例示的に挙げられる。
【0033】
これら高級脂肪酸、高級アルコールの中から選択される1種または2種以上を任意に用いることができる。
【0034】
カチオン界面活性剤と、高級脂肪酸および/または高級アルコールを含有させる場合、本発明毛髪洗浄料中、カチオン界面活性剤の配合量は0.1〜7重量%とするのが好ましく、より好ましくは0.3〜5重量%である。また、高級脂肪酸および/または高級アルコールの配合量は0.1〜7重量%とするのが好ましく、より好ましくは0.3〜5重量%である。配合量を上記範囲とすることにより、毛髪により優れたコンディショニング効果を付与することができる。
【0035】
さらに本発明の別の態様において、上記成分に加えて、さらにアミドアミン化合物と、有機酸と、高級脂肪酸および/または高級アルコールとを添加することができる。
【0036】
アミドアミン化合物としては、下記の一般式(II)
【0037】
【化4】
5CONH(CH2yN(R62 (II)
(式中、R5は炭素原子数13〜23の高級脂肪酸の残基を表し;R6は炭素原子数1〜4のアルキル基を表し;yは2〜4の整数である)
で表されるものが好適に用いられる。
【0038】
これらの化合物としては、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド等が例示的に挙げられる。なかでも、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミドが好適に用いられる。これらの中から1種または2種以上を任意に用いることができる。
【0039】
有機酸としては、例えばクエン酸、乳酸、コハク酸、リンゴ酸、L−グルタミン酸、L−アスパラギン酸、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。これらの中から1種または2種以上を用いることができる。
【0040】
高級脂肪酸、高級アルコールは、上述したものと同様である。
【0041】
これらアミドアミン化合物と、有機酸と、高級脂肪酸および/または高級アルコールを含有させる場合、本発明毛髪洗浄料中、アミドアミン化合物の配合量は0.1〜7重量%とするのが好ましく、より好ましくは0.5〜5重量%である。また、有機酸の配合量は0.01〜4重量%とするのが好ましく、より好ましくは0.01〜2重量%である。さらに高級脂肪酸および/または高級アルコールの配合量は0.1〜7重量%とするのが好ましく、より好ましくは0.3〜5重量%である。配合量を上記範囲とすることにより、毛髪により優れたコンディショニング効果を付与することができる。
【0042】
本発明の毛髪洗浄料には、さらに、毛髪洗浄料に通常用いられ得る成分を添加することができる。
【0043】
これら添加成分としては、例えば、流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素;エステル油等の油分;メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、エタノール等の粘度調整剤;その他、例えば防腐剤、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、紫外線吸収剤、粉末、薬剤(例えばジンクピリチオン、トリクロロカルバニリド)、天然エキス、色剤、香料等が挙げられる。
【0044】
【実施例】
以下に本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれによってなんら限定されるものではない。なお、配合量は重量%である。
【0045】
(実施例1〜13、比較例1〜11)
下記表1〜2に示す組成の試料を常法により調製した。これら各試料を用いて、下記評価基準に従って起泡性、しっとり感、指通り感、滑らか感、および毛髪のまとまり感の評価を行った。結果を表1〜2に示す。
<評価方法および評価基準>
【0046】
[起泡性]
CaCO370ppmの人工硬水で、試料濃度3%溶液 400mlを作成後、温度25℃の条件下で、攪拌機付円筒形シリンダーを用いて起泡量を測定した。
評価
A: 泡立ち非常に良好、泡量2,100ml以上
B: 泡立ち良好、泡量1,800ml以上2,100ml未満
C: 泡立ち普通、泡量1,500ml以上1,800ml未満
D: 泡立ち不良、泡量1,500ml未満。
【0047】
[しっとり感]
各試料を専門パネラー(女性20名)に1週間連用してもらい、使用中および使用後(乾燥後)の毛髪のしっとり感を官能評価した。
評価
A: 18名以上が、しっとり感があると回答
B: 14〜17名が、しっとり感があると回答
C: 8〜13名が、しっとり感があると回答
D: 7名以下が、しっとり感があると回答。
【0048】
[指通り感]
各試料を専門パネラー(女性20名)に1週間連用してもらい、使用中の指通り感を官能評価した。
評価
A: 18名以上が、指通りがよいと回答
B: 14〜17名が、指通りがよいと回答
C: 8〜13名が、指通りがよいと回答
D: 7名以下が、指通りがよいと回答。
【0049】
[滑らか感]
各試料を専門パネラー(女性20名)に1週間連用してもらい、使用後(乾燥後)の毛髪の滑らか感を官能評価した。
評価
A: 18名以上が、滑らか感があると回答
B: 14〜17名が、滑らか感があると回答
C: 8〜13名が、滑らか感があると回答
D: 7名以下が、滑らか感があると回答。
【0050】
[毛髪のまとまり感]
各試料を専門パネラー(女性20名)に1週間連用してもらい、使用後(乾燥後)の毛髪のまとまり感を官能評価した。
評価
A: 18名以上が、まとまり感があると回答
B: 14〜17名が、まとまり感があると回答
C: 8〜13名が、まとまり感があると回答
D: 7名以下が、まとまり感があると回答。
【0051】
【表1】
Figure 0003644658
【0052】
【表2】
Figure 0003644658
【0053】
Figure 0003644658
この毛髪洗浄料は起泡性、しっとり感、指通り感、滑らか感、および毛髪のまとまり感に優れるものであった。
【0054】
Figure 0003644658
この毛髪洗浄料は起泡性、しっとり感、指通り感、滑らか感、および毛髪のまとまり感に優れるものであった。
【0055】
Figure 0003644658
この毛髪洗浄料は起泡性、しっとり感、指通り感、滑らか感、および毛髪のまとまり感に優れるものであった。
【0056】
Figure 0003644658
この毛髪洗浄料は起泡性、しっとり感、指通り感、滑らか感、および毛髪のまとまり感に優れるものであった。
【0057】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明の毛髪洗浄料は、優れた起泡性を有し、かつ毛髪に十分なしっとり感を付与することができ、さらには指通り感、滑らか感に優れ、毛髪のまとまり感に優れるという効果を奏する。

Claims (10)

  1. (a)アニオン界面活性剤、両性界面活性剤および非イオン界面活性剤の中から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤30〜60重量%と、
    (b)エチレングリコール長鎖エステル3〜10重量%と、
    (c)グリセリン、プロピレングリコール、1 , 3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトール、キシリトール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ポリグリセリン、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテルの中から選ばれる1種または2種以上の多価アルコール6〜20重量%
    を含有してなる、毛髪洗浄料。
  2. (b)エチレングリコール長鎖エステルが、炭素原子数14〜22の高級脂肪酸のエチレングリコールジエステル、炭素原子数14〜22の高級脂肪酸のエチレングリコールモノエステル、炭素原子数14〜22の高級脂肪酸のジエチレングリコールジエステル、炭素原子数14〜22の高級脂肪酸のジエチレングリコールモノエステルの中から選ばれる1種または2種以上である、請求項1記載の毛髪洗浄料。
  3. 含窒素水溶性高分子をさらに含有してなる、請求項1または2記載の毛髪洗浄料。
  4. 毛髪洗浄料全量中に含窒素水溶性高分子を0.1〜5重量%含有してなる、請求項記載の毛髪洗浄料。
  5. カチオン界面活性剤と、高級脂肪酸および/または高級アルコールをさらに含有してなる、請求項1〜のいずれか1項に記載の毛髪洗浄料。
  6. カチオン界面活性剤が、下記一般式(I)
    Figure 0003644658
    (式中、Rは炭素原子数14〜22のアルキル基またはヒドロキシル基を表し;R、RおよびRは、それぞれ独立に炭素原子数1〜3のアルキル基、ヒドロキシル基またはベンジル基を表し;Xはハロゲン原子または炭素原子数1〜2のアルキル硫酸基を表す)
    で表される第4級アンモニウム塩である、請求項記載の毛髪洗浄料。
  7. 毛髪洗浄料全量中にカチオン界面活性剤を0.1〜7重量%、高級脂肪酸および/または高級アルコールを0.1〜7重量%含有してなる、請求項または記載の毛髪洗浄料。
  8. アミドアミン化合物と、有機酸と、高級脂肪酸および/または高級アルコールをさらに含有してなる、請求項1〜のいずれか1項に記載の毛髪洗浄料。
  9. アミドアミン化合物が、下記一般式(II)
    Figure 0003644658
    (式中、Rは炭素原子数13〜23の高級脂肪酸の残基を表し;Rは炭素原子数1〜4のアルキル基を表し;yは2〜4の整数である)
    で表される化合物である、請求項記載の毛髪洗浄料。
  10. 毛髪洗浄料全量中にアミドアミン化合物を0.1〜7重量%、有機酸を0.01〜4重量%、高級脂肪酸および/または高級アルコールを0.1〜7重量%含有してなる、請求項または記載の毛髪洗浄料。
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