JP3644325B2 - 移動体通信システムおよび移動体通信装置 - Google Patents

移動体通信システムおよび移動体通信装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、GPS衛星からの電波を受信して獲得した位置データを基地局に送信するように構成された移動体通信装置を用いた移動体通信システムおよびその移動体通信装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
津波や崖崩れなどの災害が発生する虞がある場合あるいは発生した場合などにおいて、その災害発生区域内に居住している地域住民に対し注意や避難を呼び掛けるための防災通報システムが実用化されている。この防災通報システムは、一定の地域毎に設置された拡声器や各家庭毎に設置された防災用無線の受信機を介して、当該居住民に対して防災情報を一斉通報するものである。
【0003】
ところで、近年は、移動体通信装置例えばPDC(Personal Digital Cellular )方式やPHS(Personal Handyphone System)方式の携帯電話機が急速に普及しつつある。こうした携帯電話機は、その性質上使用者に携帯されたり使用者の極身近に置かれることが多い。
【0004】
そこで、こうした携帯電話機の普及を背景として、特開平10−13938号公報には、PHSを利用し、中央局装置が居住民の所有する携帯電話機に対して防災メッセージを送信する防災通報システムが開示されている。この防災通報システムによれば、防災情報が音声のみならず携帯電話機の表示部に文字などによって表示される。また、災害発生区域の居住民が携帯電話を携帯することにより、当該居住民が外出している時であってもその居住民に対して防災情報を通報することができる。
【0005】
しかし、こうした防災通報システムにおいては、防災情報の通報相手が災害発生区域内の居住民に限られている。従って、その災害発生区域内に居住していない者(非居住民)が当該災害発生区域内にいる場合、その非居住民はたとえ携帯電話機を携帯していても、その携帯電話機を通じて直接防災情報を知ることができず、拡声器から防災情報を聞いたり地域住民から防災情報を伝え聞くといった手段によってのみ防災情報を知ることとなる。その結果、災害発生区域内に入った非居住民に対する防災情報の伝達が遅れがちになり、災害に巻き込まれたりする虞があった。
【0006】
一方、所定の区域内にいる者に対して情報を伝える必要が生ずるのは災害発生時に限られない。例えば、電力施設(発電所、変電所など)などにおける立入禁止区域では、カメラなどの監視装置を設置し、当該施設内に侵入者がいないかどうかを常時監視している。そして、侵入者を発見した場合には、その施設の管理者が拡声器を通して退去を命じたり、警備員が出動して侵入者を施設外に連れ出すといった処置がとられている。しかし、施設が広い場合や監視する上で様々な障害物がある場合にはその監視に大変な手間がかかり、侵入者を見逃す虞もあった。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、近年急速に普及しつつある移動体通信装置を利用して、災害発生区域や立入禁止区域などの所定の区域内にいる者を確実に発見し、その者あるいはその区域を管理する者に報知する移動体通信システムを提供すること、およびその移動体通信システムにおいて用いられる移動体通信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために請求項1に記載した手段を採用できる。この手段によれば、移動体通信装置は、GPS衛星からの電波を受信することにより、当該移動体通信装置の現在位置に対応した高精度の位置データ(例えば緯度、経度、高度)を得ることができる。この位置データは基地局に送信され、基地局、制御局、または通信網などに設けられた位置データベースに格納される。制御局は、この位置データベースに格納された位置データに基づいて災害が発生した所定の区域内に位置する移動体通信装置を特定し、その特定した移動体通信装置に対して災害に関連する報知情報を送信するので、所定の区域内にいる者は携帯している上記移動体通信装置によりその報知情報を得ることができる。
【0009】
これにより、例えば所定の区域の居住民であるか否かにかかわらず、上記移動体通信装置を携帯している限り、制御局から送られた報知情報を得ることができるようになる。位置データはGPS衛星からの電波に基づいて得たものであるため極めて精度が高く、所定の区域として非常に狭い区域や複雑な形状をなす区域の設定も可能となる。また、所定の区域外に位置する移動体通信装置に対し誤って報知情報が送信されることもない。さらに、所定の区域は、災害の発生に伴って設定される区域であるため、当該移動体通信システムは、災害が発生した場合における避難勧告や誘導情報の伝達などに利用される。
【0010】
請求項2に記載した手段によれば、制御局において報知情報は予め設定されて記憶手段に記憶されており、送信制御手段がこの記憶手段に記憶された報知情報を読み出してそれを上記特定した移動体通信装置に対して送信するので、報知情報の送信を自動化することができる。
【0011】
請求項3に記載した手段によれば、移動体通信装置の音声出力手段は報知情報として音声からなるメッセージを出力するので、当該移動体通信装置の携帯者は通常の通話時と同様にして報知情報を認識することが可能となる。
【0012】
請求項4に記載した手段によれば、移動体通信装置の表示手段は、報知情報として文字、図形、記号などからなるメッセージを表示するので、より詳細な情報や避難場所を示す地図情報などを得ることが可能となる。また、報知情報を蓄積し易く、耳の不自由な人に対しても報知情報を伝達可能となる。
【0013】
請求項5に記載した手段によれば、移動体通信装置のリンガー音発生手段は、報知情報としての制御コマンドによりリンガー音を発生するので、その携帯者は、制御局から報知情報を受信したことを確実に認識することができる。
【0014】
請求項6に記載した手段によれば、移動体通信装置の振動発生手段は、報知情報としての制御コマンドにより筐体を振動させるので、その携帯者は、リンガー音の発生をオフ状態としている場合であっても、制御局から報知情報を受信したことを認識可能となる。
【0015】
請求項7に記載した手段によれば、移動体通信装置の発光手段は、報知情報としての制御コマンドにより発光するので、夜間などにおいて制御局から報知情報を受信したことを認識し易くなる。
【0016】
請求項8に記載した手段によれば、制御局からの報知情報はメールとして上記移動体通信装置に送られるので、その移動体通信装置の所有者が一時的に移動体通信装置から離れることがある場合でも、その所有者は後からメールとして蓄積された報知情報を得ることができ、報知情報を逃すことがなくなる。
【0017】
請求項9に記載した手段によれば、移動体通信装置は、予め設定された音声からなるメッセージを記憶する記憶手段を備えており、制御局から送信された報知情報としての制御コマンドを受信すると、その制御コマンドに従って記憶手段からメッセージを読み出して音声出力手段に出力するようになっている。これにより、制御局が移動体通信装置に送信するデータ量が少なくなり、通信時間が短くて済む。従って、災害時など報知情報を多くの人に送信する必要がある場合に、短時間のうちに報知情報の送信を完了することができる。
【0018】
請求項10に記載した手段によれば、移動体通信装置は、予め設定された文字などからなるメッセージを記憶する記憶手段を備えており、制御局から送信された報知情報としての制御コマンドを受信すると、その制御コマンドに従って記憶手段からメッセージを読み出して表示手段に出力するようになっている。従って、請求項9に記載した手段と同様に、制御局が移動体通信装置に送信するデータ量が少なくなり、通信時間が短くて済む。
【0019】
請求項11に記載した手段によれば、制御局は所定の区域内に位置する固定電話機に対しても報知情報を送信するので、上記移動体通信装置を携帯して所定の区域内に一時的に入った者に加え、その所定の区域内に居住する者に対しても固定電話機を介して報知情報が伝達される。
【0022】
請求項12に記載した手段によれば、制御局は地図データベースを備えているので、移動体通信装置から送信される位置データと所定の区域との対応が容易となる。例えば「沿岸地域」といった区域指定からその区域の緯度、経度などを定めることができ、様々な表現態様による区域指定が可能となる。また、この地図データを移動体通信装置に対して送信することで、当該移動体通信装置の携帯者に対して避難場所や避難経路などを伝達することもできる。
【0024】
請求項13に記載した移動体通信装置によれば、位置データ送信制御手段は、GPS衛星からの電波に基づいて得た位置データを基地局に対して送信するように制御するので、制御局は移動体通信装置の現在位置を精度良く認識することができる。そして、移動体通信装置の報知情報受信制御手段は、災害が発生した所定の区域内に位置する場合に制御局から送信される災害に関連する報知情報を受信し、出力制御手段はその受信した報知情報を出力手段に出力するので、移動体通信装置の携帯者は出力手段を介して報知情報を得ることができる。
【0025】
請求項14に記載した手段によれば、移動体通信装置の出力手段は、音声出力手段、表示手段、リンガー音発生手段、振動発生手段、および発光手段のうちの少なくとも一つであり、これらの各手段を組み合わせれば、より確実に報知情報を得ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明を防災通報システムに適用した第1の実施形態について図1ないし図4を参照しながら説明する。
図1は、防災通信システムの概略的な構成を示している。この図1において、パーソナルディジタルセルラー(PDC:Personal Digital Cellular )方式の携帯電話機1a、1b(本発明でいう移動体通信装置に相当)が基地局(BS:Base Station)2aのゾーン内に位置しており、基地局2a、2b、…はPDC通信網3を介してPSTN(Public Switched Telephone Network )やISDN(Integrated Services Digital Network )からなる公衆通信網4に接続されている。
【0027】
また、簡易型携帯電話システム(PHS:Personal Handyphone System)方式の携帯電話機5a、5b(本発明でいう移動体通信装置に相当)が基地局(CS:Cell Station)6aのゾーン内に位置しており、基地局6a、6b、…は図示しない市内交換機を介して上記公衆通信網4に接続されている。さらに、各住居や各事務所内には一般の加入電話機7a、7b、7c、…が設置されており、これらも図示しない市内交換機を介して上記公衆通信網4に接続されている。このうち、加入電話機7a、7bは親機と子機とからなるコードレス電話機であって、その子機は屋外においては上述したPHS方式の携帯電話機としても使用することができるようになっている。
【0028】
なお、詳しくは後述するが、以上述べた携帯電話機1a、1b、…、5a、5b、…は、GPS衛星8a、8b、…から送信されている測位電波を受信するようになっている。
【0029】
PDC通信網3および公衆通信網4には、これら通信網3、4に共通に設けられ防災センターとして機能する制御局9が接続されている。また、制御局9には、携帯電話機1a、1b、…から基地局2a、2b、…などを介して送信された位置データと携帯電話機5a、5b、…から基地局6a、6b、…などを介して送信された位置データとが格納された位置データベース10が接続されている。なお、図1において二点鎖線で囲まれた区域Aは、災害が発生する虞がある区域または災害が発生した区域として制御局9が指定した区域(本発明でいう所定の区域に相当し、以下において監視区域Aと称す)を表している。
【0030】
図2は、携帯電話機1a(1bも同様)の電気的構成を示す機能ブロック図である。この図2において、携帯電話機1aは、マイクロコンピュータなどからなる制御回路11(本発明でいう位置データ送信制御手段、報知情報受信制御手段、メール受信制御手段、出力制御手段に相当)を中心として構成されている。
【0031】
キー操作部12は、携帯電話機1aの筐体の正面部に設けられた通話開始キー、通話終了キー、「0」〜「9」の数字キー、*(アスタリスクキー)、#(シャープ)キーなどの各種キー(図示せず)から構成されている。使用者がこのキー操作部12を操作すると、その操作信号が制御回路11に与えられるようになっている。
【0032】
位置検出手段としての位置検出部13は、アンテナ14を介して同時に受信した4つ以上のGPS衛星8a、8b、…からの測位電波に基づいて演算を行うことで現在の位置(緯度、経度、高度)を検出し、その位置データを制御回路11に出力するようになっている。
【0033】
音声処理部15は、制御回路11によって制御され、マイク16から入力された音声信号をA/D変換してデータ変換部18に出力するとともに、データ変換部18において復調された音声信号をD/A変換してスピーカ17に対し出力するようになっている。このスピーカ17(本発明でいう出力手段、音声出力手段、リンガー音発生手段に相当)からはリンガー音も出力されるようになっている。
【0034】
データ変換部18は、音声処理部15からの音声信号を例えばπ/4シフトDQPSK(Differential Quadrature Phase Shift Keying)信号に変換する。この変換(ディジタル変調)された信号は送受信部19において例えば1.5GHz帯の搬送波信号によって直交変調され、アンテナ20から電波信号として外部に送信されるようになっている。また、送受信部19はアンテナ20を介して電波信号を受信し、その受信信号はデータ変換部18において復調されて音声処理部15に与えられる。
【0035】
制御回路11からデータ変換部18へは、位置検出部13において検出された位置データが定期的に与えられている。この位置データは、送受信部19からアンテナ20を介して送信される。また、上記制御局9から基地局を介して送信されてくる防災情報(本発明でいう報知情報に相当)は、送受信部19およびデータ変換部18を介して制御回路11に入力される。これら、データ変換部18および送受信部19は、制御回路11により制御されている。なお、制御回路11はメールの受信制御機能を備えている。
【0036】
記憶部21は、RAM、ROM、EEPROMなどから構成されており、制御回路11は必要に応じてこの記憶部21に対するデータの書き込みや読み出しを行うようになっている。
【0037】
ディスプレイ22(本発明でいう出力手段に相当)は、表示手段としての液晶表示部22aと発光手段としてのバックライト22bとから構成されている。制御回路11はこのディスプレイ22を制御し、液晶表示部22aに種々の文字情報や図形・記号などからなる地図情報などを表示させたり、バックライト22bを点灯または点滅させるようになっている。
【0038】
また、制御回路11は、駆動部23に駆動制御信号を与えることでバイブレータ24(本発明でいう出力手段、振動発生手段に相当)を振動させるようになっている。バイブレータ24が振動すると、その振動は携帯電話機1aの筐体に伝達され筐体が振動する。なお、スピーカ17からリンガー音が出力される代わりに、あるいはリンガー音の出力とともに、バイブレータ24が振動するように設定することができるようになっている。
【0039】
携帯電話機5a(5bも同様)の電気的構成は、上述した携帯電話機1aの電気的構成とほぼ同様の構成となっており、例えば1.9GHz帯の周波数が用いられるようになっている。
【0040】
図3は、制御局9の構成を示す機能ブロック図である。この図3において、防災センターである制御局9は、制御局9の全体を制御する制御部25(本発明でいう送信制御手段に相当)、各省庁などから送信されてくる災害データを受信する災害データ入力部26、地図データベース27、記憶部28(本発明でいう記憶手段に相当)、PDC通信網接続部29、および公衆通信網接続部30から構成されている。
【0041】
地図データベース27には、地図が緯度、経度、高度と対応付けられて格納されており、例えば「北海道の太平洋沿岸地域」という地域名の入力に対して該当する区域の緯度、経度、高度が得られるようになっている。この地図データは、携帯電話機1a、1b、…、5a、5b、…に送信(ダウンロード)するためにも用いられる。
【0042】
記憶部28には、固定電話機のID番号とその設置位置とが対応付けられた設置位置データが記憶されている。また、記憶部28には、様々な災害に対応して予め設定されたメッセージ(例えば「○○地域に津波警報が発令されています。直ちに高台に避難して下さい。」)が、文字、図形、記号、音声などによって記憶されている。さらに、このメッセージとともに、あるいはこのメッセージとは別に、携帯電話機1a、1b、…、5a、5b、…や加入電話機7a、7b、7c、…に対する制御コマンドが記憶されている。
【0043】
次に、本実施形態の作用について、図4も参照しながら説明する。
図1および図2において、携帯電話機1a、1b、…、5a、5b、…の位置検出部13は、所定時間毎にアンテナ14を介してGPS衛星8a、8b、…からの測位電波を受信し、現在の位置(緯度、経度、高度)を演算する。この場合、少なくとも4つのGPS衛星からの測位電波を同時に受信する必要がある。
【0044】
携帯電話機1a、1bの制御回路11は、それぞれ位置検出部13で得た位置データ(緯度、経度、高度)を基地局2aに対して送信し、携帯電話機5a、5bの制御回路11は、それぞれ位置データを基地局6aに対して送信する。これら位置データは、制御局9を介して位置データベース10に格納される。つまり、位置データベース10には、GPS衛星8a、8b、…からの測位電波に基づく各携帯電話機1a、1b、…、5a、5b、…の正確な位置データが格納されている。
【0045】
続いて、図4に示すフローチャートを参照しながら制御局9の制御処理内容について説明する。制御局9は、ステップS1において、各省庁から災害データ入力部26に入力された災害データに基づいて災害の発生の有無を判断し、災害が発生する虞がある場合あるいは災害が実際に発生した場合(以下、単に災害発生時と言う)には「YES」と判断してステップS2に移行する。また、災害が発生しておらず発生する虞もない場合には「NO」と判断して再びステップS1を実行する。
【0046】
制御局9は、ステップS2において、前記災害データと地図データベース27に格納された各地域の緯度、経度、高度のデータとに基づいて、避難勧告や注意情報などの防災情報を伝達すべき区域(監視区域A)を緯度、経度、高度を用いて設定する。
【0047】
続いて、制御局9は、記憶部28から加入電話機7a、7b、7c、…の設置位置データを読み出し(ステップS3)、位置データベース10から携帯電話機1a、1b、…、5a、5b、…の位置データを読み出す(ステップS4)。
【0048】
制御局9は、これら位置データの緯度、経度、高度と監視区域Aの緯度、経度、高度とを比較することにより、監視区域A内に加入電話機または携帯電話機が存在するか否かを判断する(ステップS5)。制御局9は、監視区域A内にこれら電話機が存在していない(「NO」)と判断した場合にはステップS1に移行し、監視区域A内にこれら電話機が存在している(「YES」)と判断した場合にはステップS6に移行する。図1に示す場合には、監視区域A内に加入電話機7a、7cと携帯電話機1a、5aとが存在しているため「YES」と判断される。
【0049】
制御局9は、ステップS6において監視区域A内に存在する全ての加入電話機(図1では7a、7c)と携帯電話機(図1では1a、5a)とを特定し、ステップS7において記憶部28から送信すべき制御コマンドおよびメッセージを読み出す。そして、制御局9は、ステップS8に移行して、ステップS6で特定した加入電話機7a、7cおよび携帯電話機1a、5aに対し、前記制御コマンドおよびメッセージを送信する。送信完了後、再びステップS1に戻る。この場合、監視区域A外に位置する加入電話機7bおよび携帯電話機1b、5bには、制御コマンドやメッセージは送信されない。
【0050】
携帯電話機1a、5aにおいては、制御局9から送信された制御コマンドに従って、例えばスピーカ17からリンガー音が鳴るとともにバイブレータ24が振動し、さらにディスプレイ22のバックライト22bが点灯する。そして、その携帯者が通話開始キーを押すと、スピーカ17から前記防災情報のメッセージが流れるとともに、液晶表示部22aにそのメッセージが表示される。また、メッセージが避難場所などの地図データを含む場合には、液晶表示部22aにその地図が表示される。これにより、携帯電話機1a、5aの携帯者は、自分が災害発生区域にいること、避難場所、避難方法などの防災情報を確実に知ることが可能となる。
【0051】
以上述べた本実施形態の防災通報システムは、近年の携帯電話機の急速な普及を背景としたもので、当該システムで用いられる携帯電話機1a、…は、GPS衛星8a、8b、…からの測位電波を受信して現在の位置を精度良く検出し、その位置データを定期的に基地局2a、…に送信するように構成されている。そして、この位置データは位置データベース10に格納されて一元的に管理されるので、制御局9は、この位置データベース10を参照することで携帯電話機1a、…の正確な現在位置を短時間で把握することができる。
【0052】
制御局9は、上記位置データベース10に格納された位置データに基づいて、災害発生区域として設定された監視区域A内に位置する携帯電話機1a、…を特定し、その特定した携帯電話機1a、…に対して防災情報を送信するので、携帯電話機1a、…の携帯者は当該携帯電話機1a、…を介して防災情報を知ることができ、避難などを適切に行うことが可能となる。また、制御局9は、携帯電話機1a、…と接続できない場合には、防災情報をメールとして送信することができるので、携帯電話機1a、…の携帯者はそのメールにより防災情報を知ることもできる。
【0053】
この場合において、上述したように位置データの精度が高いので、制御局9は監視区域として狭い区域や複雑な形状の区域を設定した場合であっても、その区域内に位置する携帯電話機1a、…だけに確実に防災情報を送信することができ、その区域外に位置する携帯電話機1b、…に対しては不要となる防災情報を送信することがなくなる。
【0054】
制御局9から監視区域A内の携帯電話機1a、…には、文字や音声によるメッセージが送信され、そのメッセージの着信はリンガー音の発生、筐体の振動、バックライト22bの点灯などによって携帯者に知らされるので、着信音がオフ状態にある場合や夜間などにおいても、携帯者は確実にメッセージを受け取ることができる。
【0055】
また、制御局9は、携帯電話機1a、…に対しメッセージとして避難場所の地図などを送ることもできるので、その携帯者がその監視区域Aに不案内な者であっても確実に避難することができる。
【0056】
さらに、制御局9は、記憶部28に記憶された加入電話機7a、…の設置位置データに基づいて、監視区域A内に位置する加入電話機7a、…を呼び出して音声によるメッセージを送信するので、監視区域Aの居住民に対しても漏れなく災害情報を伝達することができる。
【0057】
制御局9において、メッセージは予め記憶部28に格納されており、その制御部25は、記憶部28に格納されたメッセージのうちから必要なものを自動的に読み出して、前記特定した携帯電話機1a、…や加入電話機7a、…に対して自動送信するように構成されているので省力化が図れ、しかも人為的なミスによる通報漏れなどを防止することができる。
【0058】
また、制御局9は地図データベース27を備えているので、各省庁などから防災データとして地域名を受信した場合でも、当該地域に対応した監視区域を緯度、経度、高度により設定することができる。このため、同様して緯度、経度、高度により指定された位置データとの比較が容易となる。
【0059】
続いて、本発明に関連した参考例である侵入監視システムについて図5および図6を参照しながら説明する。なお、図5において図1と同一構成部分については同一符号を付し、ここでは異なる構成部分について説明する。
【0060】
図5は、侵入監視システムの概略的な構成を示している。この図5において、二点鎖線で囲まれた区域Bは電力施設などの監視区域を示している。この監視区域Bは立入禁止とされ、例えばテレビカメラ(図示せず)などにより人が侵入していないかどうかが監視されている。この監視区域B内あるいは監視区域B外には、その施設の管理者が駐在する管理棟31が設けられている。この管理棟31には加入電話機7dが設置されている。
【0061】
上記侵入監視システムにおいて、監視センターとして機能する制御局9は、監視区域B内に携帯電話機を携帯した者が侵入したかどうかを監視する。以下、この制御局9の具体的な制御処理内容について、図6に示すフローチャートに従って説明する。制御局9は、ステップS11において、位置データベース10から携帯電話機1a、1b、…、5a、5b、…の位置データを読み出す。そして、制御局9は、ステップS12において、前記管理者から依頼された監視区域B内に携帯電話機が存在するか否かを判断する。制御局9は、監視区域B内に携帯電話機が存在していない(「NO」)と判断した場合にはステップS11に移行し、監視区域B内に携帯電話機が存在している(「YES」)と判断した場合にはステップS13に移行する。図5に示す場合には、監視区域B内に携帯電話機1a、5aが存在しているため「YES」と判断される。
【0062】
制御局9は、ステップS13において監視区域B内に存在する全ての携帯電話機(図5では1a、5a)を特定し、その特定した携帯電話機1a、5aに関する情報例えば電話番号を加入電話機7dを通じて管理者に通報する。管理者は、この通報を受けて、携帯電話機1a、5aの携帯者に対して施設内の拡声器を通して退去を呼び掛けたり、監視員が出動したりする。また、管理者は、制御局9から通報された電話番号を用いて携帯電話機1a、5aの携帯者と直接通話し、退去を命ずるなどの手段を講じる。
【0063】
以上述べたように、本参考例の侵入監視システムは、GPS衛星8a、8b、…からの測位電波を受信することにより得た位置データを位置データベース10に対し送信する携帯電話機1a、…を用いているので、監視区域Bに侵入した者が当該携帯電話機を携帯している限りにおいて、制御局9はその侵入を確実に発見することができる。この場合、携帯電話機1a、…は、電源がオフの状態であっても位置検出部13(図2参照)が機能するとともに位置データが送信されるように構成されていることが好ましい。これにより、制御局9はより確実に侵入者を発見可能となる。
【0064】
また、位置データの精度が高いので、監視区域B内外の境界付近に位置する携帯電話機に対しても誤認識することがない。さらに、制御局9から管理者に対して、侵入者の有無とともにその携帯電話機の電話番号などが通報されるので、管理者はその携帯電話機の携帯者と通話可能となり、より直接的に退去を命じることができる。
【0065】
(第の実施形態)
次に、第1の実施形態に示した防災通報システムに変更を加えた第の実施形態について図7を参照しながら説明する。
本実施形態の防災通報システムにおいては、携帯電話機1a…、5a、…の液晶表示部22aに表示される文字によるメッセージおよびスピーカ17から流れる音声によるメッセージが、制御局9の記憶部28とともに携帯電話機1a、…、5a、…の記憶部21にも記憶されている点に特徴を有する。
【0066】
図7は、制御局9の制御処理内容を示すフローチャートである。このフローチャートにおけるステップS21〜S26は、それぞれ図4に示したフローチャートにおけるステップS1〜S6と同じ処理内容である。制御局9は、ステップS27において記憶部28から制御コマンドおよびメッセージを読み出し、ステップS28においてそれらを監視区域A内に存在する全ての加入電話機(図1では7a、7c)に対し自動送信する。
【0067】
続いて、制御局9は、ステップS29において記憶部28から制御コマンドを読み出し、ステップS30においてそれを監視区域A内に存在する全ての携帯電話機(図1では1a、5a)に対して自動送信する。
【0068】
ステップS30で送信する制御コマンドは、携帯電話機1a、5aに対して例えば以下のような動作をさせるものである。すなわち、携帯電話機1a、5aの制御回路11は、この制御コマンドを受信すると、図2に示すスピーカ17からリンガー音を発生させるとともにバイブレータ24を振動させ、さらにディスプレイ22のバックライト22bを点灯させる。そして、制御回路11は、記憶部21に予め記憶されているメッセージのうちから、制御コマンドによって指定された文字によるメッセージまたは音声によるメッセージを読み出す。通話開始キーが押されると、制御回路11は、スピーカ17から音声によるメッセージを出力したり、液晶表示部22aに文字によるメッセージを表示したりする。
【0069】
このように、メッセージを予め携帯電話機1a、…の記憶部21にも記憶しておくと、制御局9から監視区域A内の携帯電話機1a、…に対し送信するデータ量が少なくなり、その分だけ通信時間が短くて済む。特に、防災情報を多くの携帯電話機1a、…に送信する必要がある場合には、短時間で防災情報の送信を完了でき、携帯者はより早く避難を開始することができる。
【0070】
なお、加入電話機7a、…にも、上記携帯電話機1a、…と同様に予めメッセージを記憶させておけば、防災情報の伝達が一層早くなり、制御局9側にメッセージを記憶する必要がなくなる。
【0071】
(その他の実施形態)
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張が可能である
【0072】
各実施形態において、位置データベース10は制御局9に接続されていたが、PDC通信網3や公衆通信網4に直接接続されていても良く、また基地局側に設けられていても良い。
制御局9はPDC通信網3または公衆回線網4の何れか一方にのみ接続されていても良い。
携帯電話機の通信方式としては、PDC方式やPHS方式に限られず、アナログセルラー方式であっても良い。
第1および第の実施形態において、公衆電話機に対して災害情報を送信するようにしても良い。
【0073】
携帯電話機1a、…は、GPS衛星8a、8b、…からの測位電波に基づいて演算を行い位置データを得るように構成されているが、受信した測位電波に演算を施すことなく制御局9などに送信するような構成であっても良い。この場合には、基地局9あるいは位置データベース10などにおいて演算を実行して位置データを生成するようなシステム構成とすれば良い。また、ディファレンシャルGPS方式を採用することにより測位精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す防災通報システムの概略構成図
【図2】携帯電話機の電気的構成を示す機能ブロック図
【図3】制御局の機能ブロック図
【図4】制御局の制御処理内容を示すフローチャート
【図5】 本発明に関連する参考例を示す侵入監視システムの概略構成図
【図6】図4相当図
【図7】 本発明の第の実施形態を示す図4相当図
【符号の説明】
1a、1b、…、5a、5b、…は携帯電話機(移動体通信装置)、2a、2b、…、6a、6b、…は基地局、7a、7b、7c、7d、…は加入電話機(固定電話機)、8a、8b、…はGPS衛星、9は制御局、10は位置データベース、11は制御回路(位置データ送信制御手段、報知情報受信制御手段、メール受信制御手段、出力制御手段)、13は位置検出部(位置検出手段)、17はスピーカ(出力手段、音声出力手段、リンガー音発生手段)、22aは液晶表示部(出力手段、表示手段)、22bはバックライト(出力手段、発光手段)、24はバイブレータ(出力手段、振動発生手段)、25は制御部(送信制御手段)、27は地図データベース、28は記憶部(記憶手段)である。

Claims (14)

  1. GPS衛星からの電波を受信して位置データを獲得しその位置データを基地局に対して送信するように構成された移動体通信装置と、
    この移動体通信装置から送信された当該移動体通信装置の位置データが格納される位置データベースと、
    この位置データベースに格納された位置データに基づいて災害が発生した所定の区域内に位置する移動体通信装置を特定し、その特定した移動体通信装置に対して災害に関連する報知情報を送信する制御局とを備えて構成されていることを特徴とする移動体通信システム。
  2. 前記制御局は、予め設定された報知情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された報知情報を読み出してそれを前記特定した移動体通信装置に対して送信する送信制御手段とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
  3. 前記報知情報は音声からなるメッセージであり、
    前記移動体通信装置は当該メッセージを出力する音声出力手段を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の移動体通信システム。
  4. 前記報知情報は文字、図形、記号などからなるメッセージであり、
    前記移動体通信装置は当該メッセージを表示する表示手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の移動体通信システム。
  5. 前記移動体通信装置はリンガー音発生手段を備え、
    前記報知情報は前記リンガー音発生手段からリンガー音を発生させるための制御コマンドであることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の移動体通信システム。
  6. 前記移動体通信装置はその筐体を振動させるように構成された振動発生手段を備え、
    前記報知情報は前記振動発生手段を振動させるための制御コマンドであることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の移動体通信システム。
  7. 前記移動体通信装置は発光手段を備え、
    前記報知情報は前記発光手段を発光させるための制御コマンドであることを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の移動体通信システム。
  8. 前記移動体通信装置はメール受信制御手段を備え、
    前記制御局は、前記報知情報をメールとして前記特定した移動体通信装置に対して送信することを特徴とする請求項1または2記載の移動体通信システム。
  9. 前記移動体通信装置は、予め設定された音声からなるメッセージを記憶する記憶手段と、このメッセージを出力する音声出力手段とを備え、
    前記報知情報は当該記憶手段に記憶されたメッセージを前記音声出力手段に出力させるための制御コマンドであることを特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
  10. 前記移動体通信装置は、予め設定された文字、図形、記号などからなるメッセージを記憶する記憶手段と、このメッセージを表示する表示手段とを備え、
    前記報知情報は当該記憶手段に記憶されたメッセージを前記表示手段に表示させるための制御コマンドであることを特徴とする請求項1記載の移動体通信システム。
  11. 前記制御局は、前記所定の区域内に位置する固定電話機を特定し、その特定した固定電話機に対して報知情報を送信することを特徴とする請求項1ないし10の何れかに記載の移動体通信システム。
  12. 前記制御局は、地図データベースを備えていることを特徴とする請求項1ないし11の何れかに記載の移動体通信システム。
  13. GPS衛星からの電波を受信して位置データを獲得する位置検出手段と、
    この位置検出手段により獲得した位置データを基地局に対して送信するように制御する位置データ送信制御手段と、
    前記送信した位置データに基づいて災害が発生した所定の区域内に位置することを判定 した制御局から送信される災害に関連する報知情報を受信するように制御する報知情報受信制御手段と、
    出力手段と、
    この出力手段に前記受信した報知情報を出力させる出力制御手段とを備えて構成されていることを特徴とする移動体通信装置。
  14. 前記出力手段は、
    請求項3における音声出力手段、
    請求項4における表示手段、
    請求項5におけるリンガー音発生手段、
    請求項6における振動発生手段、および
    請求項7における発光手段
    のうちの少なくとも一つであることを特徴とする請求項13記載の移動体通信装置。
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