JP3641300B2 - ブリスター容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブリスター容器に関し、特に、金魚の餌等、小出しで用いられる顆粒状の内容物を収容するのに好適に用いられる振り出し機能付きブリスター容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、乾電池等の商品を包装パッケージするための容器として、一度限り開封可能な使い捨て式ブリスター容器が知られている。このブリスター容器は、包装しようとする商品の形状に合わせた凹部を真空成形により形成してなる透明な熱可塑性プラスチック・フィルム・カバーと、該カバーの平らなフランジ部がヒート・シール等により接着された台紙とから形成されており、上記乾電池等の商品は、上記フィルム・カバーと台紙との間の上記凹部内に収納されている。その内容物は、上記プラスチック・フィルム・カバーを台紙から引き剥がすことにより取り出される。
【0003】
一方、たとえば、金魚の餌等、小出しで用いられる顆粒状の内容物を収容する容器として、従来より、小袋が一般に用いられている。各小袋には、1回毎に使用される餌が略定量ずつ収容されている。
【0004】
しかしながら、各小袋は、使用の度に、わざわざ開封する煩わしさがあるだけでなく、使用回数分の小袋が餌と共に準備される必要があり、従って、材料費が嵩んで商品の低コスト化が困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、小袋を用いる場合のこのような問題をブリスター容器によって解消するものであり、第1の主たる技術的課題は、一旦開封すれば、使用の度に、顆粒状の内容物を略定量ずつ小出しで振り出すことができる振り出し機能付きブリスター容器を提供することである。
【0006】
また、本発明の第2の技術的課題は、開封作業が容易なブリスター容器を提供することである。
【0007】
また、本発明の第3の技術的課題は、容器本体の保管場所が限定されない、つまり、吊り下げタイプとしてもスタンド・タイプとしても使用可能な、ブリスター容器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段・作用・効果】
上記第1の主たる技術的課題を解決するために、本発明によれば、以下の振り出し機能付きブリスター容器が提供される。
【0009】
すなわち、このブリスター容器は、台紙と、該台紙との間に顆粒状内容物を収容する中空部を形成するための合成樹脂製フィルム・カバーとを備え、該フィルム・カバーがその周囲に有するフランジ部を台紙に接着してなる。上記中空部は、顆粒状内容物の収容本体部と、該内容物を振り出すために開口可能に形成された振り出し部へ導く管部と、該管部の基端部と収容本体部とを接続する接続部とを備える。上記収容本体部は、台紙からの高さが管部よりも高く形成され、かつ、管部の延長線上から外れた位置に配置されている。上記接続部は、上記管部の基端部に少なくとも同一高さで連接する保持領域と、収容本体部と保持領域とを段を介して連接する堰部とを備える。
【0010】
このブリスター容器は、使用に際して、先ず、上記管部の振り出し口を開口する。次いで、管部を横にした状態で堰部が収容本体部よりも低くなるようにブリスター容器を傾ける。この操作により、収容本体部内に収容されている顆粒は、段状堰部を通って保持領域側へ移動しようとする。
【0011】
ここで、ブリスター容器を急に傾けた場合には、多数の顆粒が塊をなして段状堰部を同時に通過しようとするため、最も段状堰部側に位置していた顆粒は段状堰部を所定数通過するが、他の顆粒は、段状堰部の壁面で互いに詰まって保持領域への移動が阻止される。
【0012】
一方、容器をゆっくりと傾けた場合には、顆粒は上記の如く塊をなさないため、多数の顆粒が上記段状堰部を通過しようとするが、上記接続部の上記保持領域が所定容積を有しているから、段状堰部を通過できる顆粒の数は、やはり、所定数に限定されることになる。
【0013】
つまり、上記振り出し速度のいかんに拘わらず、収容本体部に収容されている顆粒は、所定数のみが上記接続部の保持領域に移動する。
【0014】
次いで、このブリスター容器を、振り出し口を下にするように傾ける。この操作により、上記接続部の上記段状堰部を境にして、上記接続部の保持領域に保持されていた所定数の顆粒は、上記管部から振り出し口を通って外部へ小出し状態で振り出される一方、段状部に対して収容本体側に位置している顆粒は、該収容本体側へ戻される。
【0015】
この構成により、一旦開封すれば、必要に応じて、金魚の餌等の顆粒状内容物を略定量ずつ小出し状態で外部に振り出すことができる振り出し機能が実現される。
【0016】
また、この構成により、従来の如く、使用回数分の小袋を餌等と共に準備する必要がなくなるため、商品の製造コストを低減できる。
【0017】
上記構成において、上記管部の内径及び上記保持領域の上記台紙からの高さは、夫々、上記内容物の粒径よりも大きくかつ該粒径の2倍よりも小さいことが好ましい。
【0018】
この構成により、ブリスター容器を、堰部が下になるように傾けたときと振り出し口が下になるように傾けたときの夫々の場合において、顆粒が、堰部以外の、管部の内周壁や保持領域を形成する台紙又は接続部内壁で詰まることが効果的に防止される。
【0019】
また、上記第2の技術的課題を解決するために、上記台紙には、上記管部の先端が配置される凸形状部が形成され、この凸形状部の先端突片が上記振り出し口を構成するための切断部として形成されている。例えば、ミシン目を設けておいたり、ハサミなどで切断するように構成しておけば良い。この構成によれば、先端突片を切り取ることにより、上記管部の先端部が振り出し口として外部に露出し、開封が完了する。
【0020】
また、上記第3の技術的課題を解決するため、上記台紙を大略四角形状の台紙から構成し、該台紙には、相対する第1対の各辺の大略2等分点を接続する第1折り罫と、該第1折り罫をはさんで相対する一対の第2折り罫と、該第1折り罫と第2折り罫の間に位置する1対の側壁と、該第2折り罫を介して上記各側壁に連接する1対の底壁構成片とが備えられる。そして、上記中空部は、上記管部が上記収容本体部に対して上記第1折り罫側に設けられた状態で、上記1対の側壁の一方に設けられ、該側壁の一方に連接する底壁構成片には、係止用フラップが備えられ、かつ、上記側壁の他方に連接する底壁構成片には、上記係止用フラップに係止する吊り下げ兼用係止穴が備えられる。
【0021】
この構成により、このブリスター容器は、たとえば壁等に設けられたピン等の突出部材に上記底壁構成片に設けられた上記吊り下げ兼用係止穴を引っかけることにより、吊り下げ式タイプとして使用することができる。
【0022】
この吊り下げ時に、ブリスター容器が既に開封されている場合、上記管部は上記収容本体部よりも上に位置するため、収容本体部内の顆粒が上記接続部を通って管部側へ移動することが防止される。
【0023】
さらに、この構成により、このブリスター容器は、台紙を折り曲げて組み立てることにより、スタンド・タイプとして用いることができる。
【0024】
すなわち、上記台紙の1対の側壁は、先ず、上記第1折り罫を介して、上記フィルム・カバーが外側になるように、折り曲げられる。
【0025】
次いで、上記各底壁構成片を、夫々、内側に折り曲げると共に、上記他方の底壁構成片に設けられた上記係止フラップを上記一方の底壁構成片に設けられた吊り下げ兼用係止穴に係止させることにより、2重底壁が構成され、組み立てが完了する。
【0026】
このようにして組み立てられたブリスター容器が、既に開封された状態で、たとえばテーブル等の上に載置されるとき、上記管部は上記収容本体部よりも上に位置するため、収容本体部内の顆粒が上記接続部を通って管部側へ移動することが防止される。
【0027】
上記の如く、このブリスター容器は、吊り下げタイプとしてもスタンド・タイプとしても使用することができ、その保管場所が限定されることはない。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の1実施形態を図1〜7に従って詳細に説明する。
【0029】
図1は、合成樹脂製フィルム・カバーが台紙に接着されてなる本実施形態に係るブリスター容器の平面図、図2は、図1のII-II線断面図、図3〜5は、このブリスター容器の使用状態図、図6は、組み立て作業図であり、図7は、図6に示す組み立て作業に従って組み立てられたスタンド・タイプのブリスター容器である。
【0030】
図において、参照符号10は、合成樹脂製フィルム・カバー、30は、該フィルム・カバー10のフランジ部12が接着されている大略四角形状の台紙であり、40は、台紙30とフィルム・カバー10との間に形成されたスペース内に収容されている顆粒状の内容物であり、これは、本実施形態においては、必要に応じて、定量ずつ、小出しで振り出す必要がある金魚の餌である。なお、台紙30に接着されている上記フィルム・カバー10のフランジ部12は、図中、斜線により示している。
【0031】
先ず、このブリスター容器50の台紙30の構成を、図1に従って説明する。この台紙30は、図に示すように、相対する第1対の各辺(長辺)A1,A2の長さが、相対する第2対の各辺(短辺)B1,B2よりも長い大略長方形状に形成されている。この第1対の各片A1,A2の大略2等分点を互いに接続する位置には、第1折り罫32が形成されている。
【0032】
また、上記各短辺B1,B2から、夫々、所定間隔を置いて第1折り罫32に略平行に、第2,3折り罫33,34が形成されており、上記第1折り罫32に対して短辺B1,B2側に第1,2側壁35,36が形成され、さらに第2,3折り罫33,34を介して第1,2底壁構成片37,38が形成されている。図に示すように、上記フィルム・カバー10は、第1,2側壁35,36の一方、つまり、第2側壁36側に設けられている。
【0033】
さらに、図に示す如く、第1底壁構成片37には、吊り下げ用穴37aが、第2折り罫33と略平行に所定長さ形成された係止用穴37bと一体に設けられている。一方、第2底壁構成片38には、上記第1底壁構成片37の上記係止用穴37bに対して挿入される係止用フラップ38aが設けられている。この係止用フラップ38aは、図に示す如く、上記短辺B2から第3折り罫34側に向かって形成された1対の切り罫38bにより画定されている。
【0034】
次に、ブリスター容器50の上記フィルム・カバー10の構成を、図1,2に従って説明する。
【0035】
このフィルム・カバー10は、上記の如く、そのフランジ部12が台紙30に対して接着される一方、フィルム・カバー10の他の部分は、台紙30との間に金魚の餌を収容するための中空部を設けるために、該台紙30から所定の高さを有して隔てられている。
【0036】
図に示すように、この中空部は、3つの部分、つまり、金魚の餌を収容し且つ保管するための収容本体部14と、該収容本体部14の一部に連絡する接続部16と、該接続部16にその基端部が連接する振り出し用管部18とから形成されている。
【0037】
この収容本体部14は、上記第1折り罫32と平行な相対する1対の辺が相対する他の1対の辺よりも長い大略長方形状に形成されており、一方、この管部18は、その延長線上に上記収容本体部14が位置しないように、該収容本体部14に対して第1折り罫32側に該第1折り罫32と略平行に形成されている。そして、上記収容本体部14と上記管部18とは、上記第1折り罫32と上記第1対の辺A1との交点近傍で、上記接続部16により、互いに接続されている。
【0038】
この構成において、上記台紙30は、図1に示す如く、振り出し用管部18の先端の両側に切り欠き39aを備え、この部分が凸形状になっている。この凸形状部の先端突片39は、第1折り罫32の一部を1辺とし、該1辺に直角な上記第1対の辺A2を他辺とする大略直角三角形の斜辺から突出するように設けられており、図中、破線39bで示す如く該斜辺上の位置には、この台紙30の裏面側に、該先端突片39の切断位置を示すミシン目もしくは切取線が表示されている。
【0039】
ところで、上記中空部は、図に示すように、収容本体部14と管部18とで、接続部16を介して、台紙30からの高さが異なるように形成されている。すなわち、上記接続部16は、その管部18側の高さが収容本体部14側の高さよりも小さくなるような段状の堰部16aであって以下に述べるところの餌粒40の移動方向に略直角に位置する段状堰部16aと、該段状堰部16aに対して管部18側に位置し金魚の餌をなす顆粒を数粒保持可能な保持領域であって管部18と略同一高さを有する保持領域16bとを備えており、該段状堰部16aを境界として、管部18の高さが、収容本体部14の高さよりも小さくなるように構成されている。具体的には、この収容本体部14の高さは、上記餌の粒径(直径)の2〜3倍程度に構成される一方、上記接続部の保持領域における高さと、上記管部の内径は、夫々、餌の粒径よりも大きくかつ該粒径の2倍未満に構成される。
【0040】
さて、上記構成のブリスター容器50は、以下のようにして使用される。
【0041】
すなわち、図1に示す如く、上記第2側壁36が第1側壁35より下方に位置するように、ブリスター容器50を手で支えながら、第2側壁36に表示されている上記ミシン目39bをハサミなどを用いて切断する。
【0042】
このステップにおいて、上記の如く、ミシン目39bに沿って台紙30を切断することにより、台紙30と共に上記フィルム・カバー10が切断され、従って、自動的に、上記中空部の管部18の先端部が外部に露出し、振り出し口が形成される。
【0043】
次いで、接続部16が下になるようにこのブリスター容器50を傾けて、上記収容本体部14内に収容されている金魚の餌粒40を、図3に示す如く上記接続部16側へ移動させる。
【0044】
ここで、収容本体部14内の餌粒40の上記接続部16側への移動速度が比較的大きい場合には、移動前に接続部16近傍に収容されていた幾つかの餌粒40のみが接続部16の上記段状堰部16aを通過して上記保持領域16b側へ移動し、他の餌粒40は、図3のIV-IV線断面図である図4に示す如く、接続部16の段状堰部16aによりブロックされて保持領域16b側への移動が阻止されることになる。
【0045】
一方、収容本体部14内の餌粒40の上記接続部16側への移動速度が比較的小さい場合には、収容本体部14内の餌粒40が互いに重なり合わないで順次接続部16の段状堰部16aを通過する可能性があるが、収容本体部14側から接続部16の段状堰部16aを通過できる餌粒40は、保持領域16bへ入ることのできる所定数に制限されることになる。
【0046】
次いで、このブリスター容器50を、接続部16に対して振り出し口が下になるように傾けると、図5に示すように、上記接続部16の保持領域16bに一時的に収容されていた餌粒40が、管部18を矢印方向に伝って該管部18の先端の振り出し口より外部に振り出される。
【0047】
また、これと同時に、接続部16の上記段状堰部16aに対して収容本体部14側に位置していた餌粒50は、図中、矢印で示す方向に移動して、収容本体部14へ戻される。
【0048】
このブリスター容器50は、上記第1底壁構成片37に設けられている上記吊り下げ用穴37aに、壁等に固定されている釘等を通して、吊り下げタイプとして使用することができる。上記の如く、このブリスター容器50の上記管部18は、収容本体部14に対して、吊り下げ用穴37a側に位置しているので、このブリスター容器50を上記壁等に吊り下げたとき、収容本体部14内の餌粒50の管部18側への移動が防止される。
【0049】
また、一方で、このブリスター容器50は、図1に示す如く展開状態から順次折り曲げて、図7に示す如く、テーブル等の上に置いて使用するスタンド・タイプのブリスター容器として用いることもできる。以下に、その組み立て作業について、図6を参照しながら説明する。
【0050】
図6(A)は、図1のブリスター容器50を側面方向から示した図である。図中、各矢印34,32,33は、夫々、図1に示した第3折り罫、第1折り罫、及び第2折り罫に対応する位置を示している。
【0051】
このブリスター容器50の台紙30を、先ず、図(B)に示す如く、フィルム・カバー10が外側になるように、第1折り罫32を介して折り曲げる。
【0052】
次いで、図(C)に示す如く、第2折り罫33を介して第1底壁構成片37を第1側壁35に対して内側に折り曲げる。
【0053】
次いで、図(D)に示す如く、第2底壁構成片38を第3折り罫34を介して第2側壁36に対して内側に折り曲げ、上記係止用フラップ38aを第1底壁構成片37が有する上記係止用穴37b内に挿入して第1,2底壁構成片37,38を互いにロックする。つまり、このステップにより、図7に示す如く、2重底壁37,38が形成され、組み立てが完了する。
【0054】
上記組み立て作業によりスタンド・タイプとして構成されたブリスター容器50は、机等の上に置いたときに、上記中空部の上記管部18が収容本体部14に対して組み立て構成体の頂部側に位置するため、収容本体部14内の餌粒50の管部18側への移動が防止される。
【0055】
本実施形態は、このブリスター容器が金魚の餌入れ容器として使用された例を示しているが、本発明は、この実施形態に限定されることなく、たとえば、定量ずつ小出しで振り出す必要がある調味料等の収容容器として使用が可能であることは、いうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施形態に係るブリスター容器の展開状態における平面図である。
【図2】 図1に示したブリスター容器のII-II線断面図である。
【図3】 図1のブリスター容器の使用状態を示す該ブリスター容器の一部破断図である。
【図4】 図3に示したブリスター容器のIV-IV線断面図である。
【図5】 図1のブリスター容器の使用状態を示す図3に類似の一部破断図である。
【図6】 (A)〜(D)は、このブリスター容器の組み立て作業図である。
【図7】 図6の組み立て作業工程を経て組み立てられたブリスター容器の全体斜視図である。
【符号の説明】
10 フィルム・カバー
12 フランジ部
14 収容本体部
16 接続部
16a 段状堰部
16b 保持領域
18 管部
30 台紙
32 第1折り罫
33 第2折り罫
34 第3折り罫
35 第1側壁
36 第2側壁
37 第1底壁構成片
37a 吊り下げ用穴
37b 係止用穴
38 第2底壁構成片
38a 係止用フラップ
38b 切り罫
39 先端突片
39a 切り欠き
39b ミシン目
40 顆粒状内容物(餌粒)
A1,A2 第1対の各辺
B1,B2 第2対の各辺

Claims (4)

  1. 台紙(30)と、該台紙(30)との間に顆粒状内容物(40)を収容する中空部を形成するための合成樹脂製フィルム・カバー(10)とを備え、該フィルム・カバー(10)がその周囲に有するフランジ部(12)を台紙(30)に接着してなるブリスター容器において、
    上記中空部は、顆粒状内容物(40)の収容本体部(14)と、該内容物(40)を振り出すために開口可能に形成された振り出し部へ導く管部(18)と、該管部(18)の基端部と収容本体部(14)とを接続する接続部(16)とを備え、
    上記収容本体部(14)は、上記台紙(30)からの高さが上記管部(18)よりも高く形成され、かつ管部(18)の延長線上から外れた位置に配置され、上記接続部(16)は、上記管部(18)の基端部に少なくとも同一高さで連接する保持領域(16b)と、収容本体部(14)と保持領域(16b)とを段を介して連接する堰部(16a)とを備えたことを特徴とするブリスター容器。
  2. 上記管部(18)の内径及び上記保持領域(16b)の上記台紙(30)からの高さは、夫々、上記内容物(40)の粒径よりも大きくかつ該粒径の2倍よりも小さいことを特徴とする請求項1記載のブリスター容器。
  3. 上記台紙(30)に、上記管部(18)の先端が配置される凸形状部が形成され、凸形状部の先端突片(39)が上記振り出し口を構成するための切断部として形成されたことを特徴とする請求項1記載のブリスター容器。
  4. 上記台紙(30)は、大略四角形状に形成され、かつ、相対する第1対の各辺(A1,A2)の大略2等分点を接続する第1折り罫(32)と、該第1折り罫(32)をはさんで相対する一対の第2折り罫(33,34)と、該第1折り罫(32)と第2折り罫(33,34)の間に形成された1対の側壁(35,36)と、該第2折り罫(33,34)を介して上記各側壁(35,36)に連接する1対の底壁構成片(37,38)とを備え、
    上記中空部は、上記1対の側壁の一方(36)に設けられ、かつ、上記管部(18)が上記収容本体部(14)に対して上記第1折り罫(32)側に設けられ、
    上記側壁の一方(36)に連接する底壁構成片(38)は係止用フラップ(38a)を備え、かつ、上記側壁の他方(35)に連接する底壁構成片(37)は上記係止用フラップ(38a)に係止する吊り下げ兼用係止穴(37a,37b)を備えたことを特徴とする請求項1記載のブリスター容器。
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